JP4595515B2 - 印刷装置 - Google Patents

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本発明は、印刷装置に、関する。
周知のように、印刷装置の中には、トナーカートリッジから供給される各色のトナーを利用してカラー印刷を行うものがある。この種の印刷装置の多くは、各色用のトナーカートリッジのトナー残量を操作パネルの表示部に表示することによって、カラー画像の色再現性が悪化するタイミングやトナーカートリッジの交換時期を操作者に通知するようになっている。
図7は、トナーカートリッジのトナー残量を表示部に表示している操作パネル30の一例の正面図である。図7に示されるように、この操作パネル30のケーシング上面には、複数のボタンとともに表示部31が備えられており、そのケーシング上面における表示部31の下縁右側近傍には、CMYKの色が着けられた楕円形の四個の指標32が、その下縁に沿って一列に示されている。そして、表示部31における四個の指標32のそれぞれの上側には、その指標が示す色のトナーの残量を示す棒グラフが、表示される。従って、操作者は、指標32と棒グラフとにより、各色のトナー残量を瞬時に把握することができる。
ところで、印刷装置の中には、その内部にセットされるトナーカートリッジのトナーの色の組み合わせに応じてカラー印刷と白黒印刷とを切り替えるものがある。この種の印刷装置は、例えば、CMYKのトナーがそれぞれ充填された四本のトナーカートリッジがセットされたときには、カラー印刷モードで動作するようになり、Kのトナーが充填されたトナーカートリッジが四本セットされたときには、白黒のモノクロ印刷モードで動作するようになる。
ところが、この種の印刷装置に対して前述したトナー残量の表示方法を適用してしまうと、モノクロ印刷モード下においては、K用の四本のトナーカートリッジのそれぞれのトナー残量が、操作パネル30の表示部31に棒グラフにて表示されることとなるが、そうすると、実際に棒グラフが残量を示しているトナーの色と、表示部の下側に表示されている指標32の色とが、合わなくなって、操作者を混乱させることになる。
本発明は、前述したような従来の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、トナーカートリッジに充填されるトナーの組み合わせに応じて印刷モードを切り替える場合であっても、トナー残量を表示部に表示したときに操作者を混乱させないようにすることにある。
上記の課題を解決するために発明された印刷装置は、トナーカートリッジが着脱自在に装填される装填部を複数有するとともに、前記各装填部に装填されたトナーカートリッジに充填されるトナーの色の組み合わせに応じて印刷モードを切り替えるものであって、印刷装置の状態を表示するための表示部を有する操作パネル,前記各トナーカートリッジに充填されているトナーの色を検出する色検出部,前記各トナーカートリッジにおけるトナー残量を検出する残量検出部,及び、前記トナーカートリッジのそれぞれについて、前記色検出部が検出したそのトナーカートリッジのトナーの色成分を識別するための色識別情報と、前記残量検出部が検出したそのトナーカートリッジのトナー残量を示す残量情報とを、対応付けて表示するための画面データを、前記操作パネルへ出力する制御部を備えることを、特徴としている。
このように構成されると、トナーカートリッジに充填されるトナーの組み合わせが変化しても、操作パネルの表示部に表示されるトナー残量がどの色のものであるかが、識別情報にて示されることとなるため、操作者が混乱することがなくなる。
このように、本発明によれば、トナーカートリッジに充填されるトナーの組み合わせに応じて印刷モードを切り替える場合であっても、トナー残量を表示部に表示したときに操作者を混乱させることがなくなる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための一つの形態である印刷装置について説明する。
まず、本実施形態の印刷装置の構成を説明する。
図1は、本実施形態の印刷装置10の構成図である。印刷装置10は、図示せぬホストコンピュータや図示せぬカメラ装置から印刷要求を受信して動作する装置であり、主要な構成として、操作パネル11,印刷エンジン12,及び、制御装置13を、内蔵している。
操作パネル11は、実行すべき処理についての指示を操作者から取得するための装置であり、印刷装置10の上面に設けられている。図2は、この操作パネル11の平面図である。図2に示されるように、この操作パネル11のケーシング上面には、LCD111,ボタン112,LED113のような操作に必要なインターフェース部品が、備えられている。これらインターフェース部品111〜113は、何れも、ケーシングに取り付けられており、図示せぬ信号線を介してケーシング内の操作パネル基板上の制御回路に接続されている。また、そのケーシング内の操作パネル基板は、図示せぬ所定のケーブルを介して、図1の制御装置13に接続されている。
印刷エンジン12は、用紙上への印刷を実際に行う機構である。この印刷エンジン12は、後で詳述するように、カラー印刷と白黒のモノクロ印刷とを行うことができるものとなっている。
制御装置13は、図示せぬホストコンピュータや図示せぬカメラ装置からの印刷要求に基づいて印刷エンジン12の駆動を制御する処理や、操作パネル11において取得した指示に基づいて各種の処理を行う装置である。
この制御装置13は、その主要な構成として、ネットワークI/F回路131,USBI/F回路132,RAM133,ビデオ信号生成回路134,ROM135,メモリコントローラ136,I/F回路137,EEPROM138,及び、CPU139を、プリント基板上に備えている。
ネットワークI/F回路131は、図示せぬホストコンピュータから印刷要求を受信するためのユニットであり、具体的には、LANボード等の通信インターフェースポートである。USBI/F回路132は、図示せぬカメラ装置から印刷要求を受信するためのユニットであり、具体的には、USB規格に従ったデータの通信を制御する通信インターフェースポートである。なお、カメラ装置は、静止画の画像データを取得することができるUSBポート付き装置であり、具体的には、デジタルスチルカメラ,デジタルビデオカメラ,カメラ付き携帯電話機などである。
RAM133は、図示せぬホストコンピュータや図示せぬカメラ装置から送信されてきた印刷要求の一時記憶に使用されるとともにその印刷要求に基づいて印刷エンジン12へ供給する印刷データを生成するために使用されるメモリである。
ビデオ信号生成回路134は、印刷エンジン12へ供給する印刷データをその印刷エンジン12内の走査ユニット123(図3参照)が処理可能な形態の電気信号に変換するための回路である。
ROM135は、印刷装置10を制御するためのプログラムや、印刷要求から印刷データを生成する際に使用されるフォントデータを記憶した不揮発性メモリである。
メモリコントローラ136は、図示せぬホストコンピュータや図示せぬカメラ装置からネットワークI/F回路131又はUSBI/F回路132を通じて受信した印刷要求のRAM133へのDMA転送,RAM133内の印刷データのビデオ信号生成回路134へのDMA転送,及び、ROM135内のプログラムやデータのRAM133への書き出しを制御する回路である。
I/F回路137は、操作パネル11内の各ユニットとの各種信号の送受信,及び、印刷エンジン12内の各ユニットとの各種信号の送受信を制御する回路である。
EEPROM138は、印刷に係る各種の設定や使用結果に関する各種の情報を記録しておくための書込可能メモリである。なお、使用結果に関する各種の情報としては、後述するトナーのそれぞれについて、以下のようなものがある。すなわち、後述するトナーカートリッジ21におけるトナー残量,一頁分の総ドット数に対する実際に印字したドット数の割合の平均,及び、1%のトナー量に要したドット数の平均がある。
CPU139は、ROM135内のプログラムに従って各部を統合的に制御することにより、図示せぬホストコンピュータや図示せぬカメラ装置から送信されてきた印刷要求に応じた印刷を印刷エンジン12に行わせるための印刷制御処理や、操作パネル11に対する操作を通じてユーザから実行すべき処理についての指示を取得する処理を行う制御回路である。
次に、印刷エンジン12の構成について説明する。
図3は、印刷エンジン12の構成図である。印刷エンジン12は、主要な構成として、感光ドラム121,帯電ユニット122,走査ユニット123,ロータリ現像ユニット124,転写ベルトユニット125,二次転写ユニット126,及び、定着ユニット127を、内蔵している。
感光ドラム121は、光導電性物質が表面に蒸着された円筒状のドラムであり、その中心軸周りに回転駆動されるようになっている。
帯電ユニット122は、感光ドラム121の表面が帯びている静電気の除去(除電)、その表面に付着しているトナーのゴムブレード等による除去(清掃),及び、その表面への静電気の付与(帯電)を行うユニットである。
走査ユニット123は、印刷データに基づいてオンオフ変調されたレーザービームにて感光ドラム121の表面を走査してその表面上の静電気を部分的に除去することにより、静電潜像を形成するユニットである。なお、レーザービームをオンオフ変調するための信号は、前述したビデオ信号生成回路134から入力される。
ロータリ現像ユニット124は、感光ドラム121の表面にトナーを付着させるためにトナーカートリッジ21から感光ドラム121にトナーを運ぶユニットである。なお、このロータリ現像ユニット124の構成については、後で詳述する。
転写ベルトユニット125は、中間転写媒体(中間体)として感光ドラム121の表面からトナーを受け取る転写ベルトを回転させるためのユニットである。なお、転写ベルトユニット125は、CMYKの色成分のトナーを利用したカラー印刷を行う際には、感光ドラム121から回転ベルトへのトナー像の一次転写の作業を、1頁の画像について4回ずつ行う(中間体上色重ね方式)。
二次転写ユニット126は、転写ベルトユニット125の転写ベルト上に1頁分のトナー像が転写されると、そのトナー像を印刷用紙上に二次転写するユニットである。この二次転写ユニット126は、転写ベルトを回転させるための一つのローラとの間で転写ベルトと用紙とを挟みつけるクラッチ付きローラを、備えており、二次転写を行わない場合には、クラッチ付きローラを空転させるものとなっている。
定着ユニット127は、二次転写によって用紙上に付着されたトナーを加熱して溶融させることにより、用紙にトナーを融着させるユニットである。
次に、ロータリ現像ユニット124について、詳しく説明する。
ロータリ現像ユニット124は、主要な構成として、カートリッジロータ124rt,CSIC読取機124rd,C用現像ローラ124dc,M用現像ローラ124dm,Y用現像ローラ124dy,K用現像ローラ124dk,及び、モータドライバ124mdを、内蔵している。
カートリッジロータ124rtは、略円筒形の骨格構造を有しており、その中心軸周りに回転自在となっている。また、このカートリッジロータ124rtの内部において、その中心軸を対称軸とする4つの対称位置には、それぞれ、略円柱状のトナーカートリッジ21を装填するための構造を持つカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kが、形成されている。
なお、各カートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kは、トナーカートリッジ21が装填されたときにそのトナーカートリッジ21内のトナー残量を検出するためのセンサを、備えている。そのセンサによって検出されたトナー残量を示す情報は、残量情報として、そのセンサからI/F回路137を通じてCPU139に伝達される。
CSIC読取機124rdは、カートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kに装填されたトナーカートリッジ21に組み付けられている図示せぬCSICからその内部に記録されている情報を非接触にて読み取る機器であり、カートリッジロータ124rtの近傍に配置されている。なお、図示せぬCSICは、組み付けられるトナーカートリッジ21に充填されているトナーの色に関する情報を記憶しており、この図示せぬCSICから読み取られた情報は、色識別情報として、CSIC読取機124rdからI/F回路137を通じてCPU139に伝達される。
4個の現像ローラ124dc,124dm,124dy,124dkは、何れも、感光ドラム121の表面に形成された静電潜像を可視化する機器であり、4個のカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kにおける対称な位置に、それぞれ組み込まれている。具体的には、この現像ローラ124dc,124dm,124dy,124dkは、カートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kに装填されたトナーカートリッジ21のトナーのうち、表面に接触したトナーに静電気を付与してその表面にトナーを付着させるとともに、その中心軸周りに回転することによって、表面上のトナーを感光ドラム121へ運搬する。
モータドライバ124mdは、カートリッジロータ124rtを回転させるとともにその回転を制御する機器である。具体的には、モータドライバ124mdは、4個の現像ローラ124dc,124dm,124dy,124dkのうちの何れか一つを指定する情報をCPU139からI/F回路137を通じて受け取ると、図示せぬ位置センサを通じてカートリッジロータ124rtの位置を監視しながら、図示せぬモータ及びギア機構を介してカートリッジロータ124rtを回転させ、指定された現像ローラを感光ドラム121の近接位置に配置させる。
このように構成されるロータリ現像ユニット124は、図示していないが、カートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kからトナーカートリッジ21を抜き出したりカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kにトナーカートリッジ21を差し入れたりするための取出口を、筐体に備えている。なお、この図示せぬ取出口の大きさは、一本のトナーカートリッジ21を差し入れすることができるだけの大きさとなっている。このため、ロータリ現像ユニット124に対して4本のトナーカートリッジ21を出し入れするためには、4個のカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kのそれぞれについて、そのカートリッジ装填部を図示せぬ取出口の位置に配置させる操作を行わねばならない。この操作は、CPU139から指示を受けたモータドライバ124mdがカートリッジロータ124rtを90度ずつ回転させることによって行う。
ところで、以上に説明したように構成される印刷装置10は、カラーモード,モノクロ4モード,及び、モノクロ1モードのうちの何れかの印刷モードで動作するものとなっている。なお、カラーモードは、CMYKの色成分のトナーを利用してカラー印刷を行う印刷モードであり、モノクロ4モード及びモノクロ1モードは、Kの色成分のトナーを利用して白黒のモノクロ印刷を行う印刷モードである。
ここで、印刷装置10がどの印刷モードで動作するかは、ロータリ現像ユニット124の4個のカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kにそれぞれ装填されるトナーカートリッジ21のトナーの色の組み合わせに応じて、決定されている。
具体的には、印刷装置10のCPU139は、CMYKのトナーを持つ4本のトナーカートリッジ21がそれぞれ対応するカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kに装填されたときには、印刷モードがカラーモードに切り替えられたとして、印刷装置10がカラーモードで動作できる状態にするとともに、使用結果に関するものとしてEEPROM138内に記録されている情報を初期化する。
また、CPU139は、Kのトナーを持つ4本のトナーカートリッジ21が4個のカートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kにそれぞれ装填されたときには、印刷モードがモノクロ4モードに切り替えられたとして、印刷装置10がモノクロ4モードで動作する状態にするとともに、使用結果に関するものとしてEEPROM138内に記録されている情報を初期化する。
また、CPU139は、Kのトナーを持つ1本のトナーカートリッジ21がK用のカートリッジ装填部124Kにのみ装填されたまま他のカートリッジ装填部124C,124M,124Yからトナーカートリッジ21が引き抜かれたときには、印刷モードがモノクロ1モードに切り替えられたとして、印刷装置10がモノクロ1モードで動作する状態にするとともに、使用結果に関するものとしてEEPROM138内に記録されている情報を初期化する。
なお、ROM135は、印刷モード毎に、その印刷モードで利用するトナー色とカートリッジ装填部との対応付けを定義した対応情報を、記憶しており、CPU139は、この対応情報に基づいて、カートリッジ装填部124C,124M,124Yに適切な色のトナーカートリッジ21が装填されたか否かを判断する。
次に、操作パネル11のLCD111の表示内容について説明する。
CPU139は、操作パネル11のLCD111に表示すべき情報をI/F回路137を通じて操作パネル11に出力しており、操作パネル11内の図示せぬ操作パネル基板は、CPU139から入力される情報に基づいて画面データを生成し、その画面データに基づいてLCD111に画面を常時表示させる。
図4は、カラーモードにおけるLCD111の表示画面の一例を示す図である。図4に示されるように、操作パネル11のLCD111の表示画面は、上下の二つの領域に区分されており、上側の領域は、印刷装置10の動作状態が文字列にて示されるステータス表示領域となっている。一方、下側の領域は、トナーカートリッジ21のトナー残量や用紙カセット内の用紙のサイズや用紙残量が示される附属品状態情報表示領域となっている。
附属品状態情報表示領域には、縦向きの四本のグラフが、並列に表示されており、四本のグラフのそれぞれの上方には、「K」,「C」,「M」,「Y」の文字が示されている。
「K」の文字の下方にあるグラフは、ロータリ現像ユニット124にセットされたK用のトナーカートリッジ21のトナー残量を示しており、「K」の文字は、このグラフにて残量が示されるトナーの色成分を識別するための色識別情報となっているとともに、そのK用のトナーカートリッジ21がセットされているK用のカートリッジ装填部124Kを識別するため位置識別情報ともなっている。
これと同様に、「C」,「M」,「Y」の文字の下方にあるグラフは、それぞれ、ロータリ現像ユニット124にセットされたC用,M用,Y用のトナーカートリッジ21のトナー残量を示しており、「C」,「M」,「Y」の文字は、何れも、対応するグラフにて残量が示されるトナーの色成分を識別するための色識別情報となっているとともに、それらC用,M用,Y用のトナーカートリッジ21がセットされているカートリッジ装填部124C,124M,124Yをそれぞれ識別するため位置識別情報ともなっている。
このように、「K」,「C」,「M」,「Y」の文字に対応付けられて画面に示される四本のグラフによれば、操作者は、どのトナーカートリッジ21を交換すべきか否かを容易に判断することができるようになる。
なお、「K」,「C」,「M」,「Y」の文字は、CSIC読取機124rdにおいて読み取られた情報に基づいて表示されるものであり、各グラフは、各カートリッジ装填部124C,124M,124Y,124Kに備えられるセンサによって読み取られた残量情報に基づいて表示されるものである。
CPU139は、印刷用紙が一枚印刷されるたびに、トナーカートリッジ21のトナー残量をセンサを通じて測定することによって、操作パネル11のLCD111に表示される画面内のグラフの大きさを更新する。つまり、各グラフが示すトナー残量は、即時に更新されるものとなっている。
また、CPU139は、ROM135内の所定のプログラムに従って、印刷モードが切り替えられるのを監視しており、印刷モードがカラーモード又はモノクロ1モードからモノクロ4モードに切り替えられたことを検出したときには、操作パネル11のLCD111に表示される画面内における色識別情報及び位置識別情報を替えるように、操作パネル11に指示する。
図5は、モノクロ4モードにおけるLCD111の表示画面の一例を示す図である。図5に示されるように、操作パネル11のLCD111に表示された画面における附属品状態情報表示領域には、カラーモードのときと同じように、縦向きの四本のグラフが示されている。但し、四本のグラフのそれぞれの上方には、「K」の文字が示されているが、さらに、それら「K」の文字とグラフとの間には、それぞれ、「K」,「C」,「M」,「Y」の文字が示されている。
このうち、「K」と「K」とが示されたグラフは、ロータリ現像ユニット124のK用のカートリッジ装填部124KにセットされたK用のトナーカートリッジ21のトナー残量を示しており、上側の「K」の文字は、このグラフにて残量が示されるトナーの色成分を識別するための色識別情報となっており、下側の「K」の文字は、そのK用のトナーカートリッジ21がセットされているK用のカートリッジ装填部124Kを識別するため位置識別情報となっている。
また、「K」と「C」とが示されたグラフは、ロータリ現像ユニット124のC用のカートリッジ装填部124CにセットされたK用のトナーカートリッジ21のトナー残量を示しており、上側の「K」の文字は、このグラフにて残量が示されるトナーの色成分を識別するための色識別情報となっており、下側の「C」の文字は、そのK用のトナーカートリッジ21がセットされているC用のカートリッジ装填部124Cを識別するため位置識別情報となっている。
これと同様に、「K」と「M」とが示されたグラフ,及び、「K」と「Y」とが示されたグラフは、ロータリ現像ユニット124のM用とY用のカートリッジ装填部124M,124YにそれぞれセットされたK用のトナーカートリッジ21のトナー残量を示しており、上側の「K」の文字は、これらのグラフにて残量が示されるトナーの色成分を識別するための色識別情報となっており、下側の「M」と「Y」の文字は、それらK用のトナーカートリッジ21がセットされているM用とY用のカートリッジ装填部124M,124Yを識別するため位置識別情報となっている。
このように、「KK」,「KC」,「KM」,「KY」の文字に対応付けられて画面に示される四本のグラフによれば、操作者は、どのトナーカートリッジ21を交換すべきか否かを容易に判断することができるようになる。
なお、モノクロ4モードでは、四本のグラフの隣に、別の一本のグラフが、附属品状態情報表示領域に示される。このグラフは、四本のトナーカートリッジ21のトナー残量の平均を示しており、四本のトナーカートリッジ21全体のトナー残量を把握することができるようになっている。このトナー残量の平均を示すグラフの上方には、「A」と「V」の文字が示されており、このグラフがトナー残量の平均を意味するものであることが、「AV」によって示されることとなる。
また、CPU139は、印刷モードがモノクロ4モード又はカラーモードからモノクロ1モードに切り替えられたことを検出したときには、操作パネル11のLCD111に表示される画面内における色識別情報及び位置識別情報を替えるように、操作パネル11に指示する。
図6は、モノクロ1モードにおけるLCD111の表示画面の一例を示す図である。図6に示されるように、操作パネル11のLCD111に表示された画面における付属品状態情報表示領域には、カラーモードやモノクロ4モードのときとは異なり、縦向きのグラフが一本だけ示されている。このグラフの上方には、「K」の文字が示されている。
この一本のグラフは、ロータリ現像ユニット124にセットされたK用のトナーカートリッジ21のトナー残量を示しており、「K」の文字は、このグラフにて残量が示されるトナーの色成分を識別するための色識別情報となっているとともに、そのK用のトナーカートリッジ21がセットされているK用のカートリッジ装填部124Kを識別するため位置識別情報ともなっている。
このように、「K」の文字に対応付けられて画面に示される一本のグラフによれば、操作者は、そのK用のトナーカートリッジ21を交換すべきか否かを容易に判断することができるようになる。
このように、本実施形態の印刷装置10によれば、ロータリ現像ユニット124にセットされるトナーカートリッジ21に充填されているトナーの組み合わせが変化したとしても、操作パネル11のLCD111には、その印刷モードで使用されるトナーカートリッジ21のそれぞれのトナー残量がグラフにて示されるとともに、それらグラフがどの色のトナーの残量を意味するか、及び、トナー残量が示されたトナーカートリッジ21がどのカートリッジ装填部にセットされているかが、アルファベットにて示されることとなる。このため、操作者が混乱することがない。
なお、前述した本実施形態では、LCD111に示す色識別情報や位置識別情報として「K」,「C」,「M」,「Y」のアルファベットを利用したが、これに限定されるものではない。例えば、「黒」,「青緑」,「赤紫」,「黄」のような漢字であっても良いし、「クロ」,「シアン」,「マゼンダ」,「イエロー」のような片仮名であっても良いし、それらを示す記号であっても良い。或いは、グラフそのものを、KCMYに着色することによって、そのグラフの色にて色識別情報や位置識別情報を示すようにしても良い。
本実施形態の印刷装置の構成図 操作パネルの平面図 印刷エンジンの構成図 カラーモードにおいてLCDに表示される画面の一例を示す図 モノクロ4モードにおいてLCDに表示される画面の一例を示す図 モノクロ1モードにおいてLCDに表示される画面の一例を示す図 従来の操作パネルの平面図
符号の説明
10 印刷装置
11 操作パネル
111 LCD
12 印刷エンジン
121 感光ユニット
123 走査ユニット
124 ロータリ現像ユニット
124rt ロータ
124C C用のカートリッジ装填部
124M M用のカートリッジ装填部
124Y Y用のカートリッジ装填部
124K K用のカートリッジ装填部
13 制御装置
135 ROM
138 EEPROM
139 CPU
21 トナーカートリッジ

Claims (5)

  1. トナーカートリッジが着脱自在に装填される装填部を複数有するとともに、前記装填部に装填された前記トナーカートリッジのトナー色の組み合わせに応じて印刷モードを切り替える印刷装置であって、
    前記印刷モードは、
    互いに異なる色のトナーを収容する複数のトナーカートリッジをそれぞれ対応付けられた前記複数の装填部に装填してカラー印刷を行う第1印刷モードと、
    互いに同色のトナーを収容する複数のトナーカートリッジを前記複数の装填部に装填してモノクロ印刷を行う第2印刷モードと、
    1の色のトナーを収容する1つのトナーカートリッジを前記複数の装填部のうちいずれか1つに装填してモノクロ印刷を行う第3印刷モードと、
    であり、
    前記印刷装置は、
    前記印刷装置の状態を出力制御する制御部と、
    前記装填部に装填された前記トナーカートリッジに設定されたトナー色識別情報を検出する色検出部
    前記装填部に装填された前記トナーカートリッジのトナー残量情報を検出する残量検出部
    を備え、
    前記制御部は、前記装填部に装填された前記トナーカートリッジのトナー色情報と前記トナーカートリッジが装填された装填部の位置識別情報とが対応付けられた対応情報に基づき前記印刷モードの切り替えを行い、
    前記第1印刷モードおよび前記第3印刷モードの場合は、前記トナー色識別情報と前記位置識別情報とを兼ねた情報と、前記トナー残量情報とを出力制御し、
    前記第2印刷モードの場合は、前記トナー色識別情報と、前記位置識別情報と、前記トナー残量情報とを出力制御する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の装填部に同色のトナーが充填された複数の前記トナーカートリッジが装填された場合には、前記複数のトナーカートリッジの平均トナー残量を出力することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記制御部による前記出力制御は、印刷シートを1枚印刷する毎に実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記色識別情報は、前記トナー色を示す文字、記号、前記トナー色の色、の群から1つ選択されるものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. さらに、表示装置を備え、前記トナー残量情報は、前記表示装置に帯グラフ表示を可能とする情報であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷装置。
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