JP5111994B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷ジョブの終了後、当該印刷ジョブの特徴の有無に応じた情報を含むレディ画面を表示画面に表示する画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
従来、プリント処理等の印刷ジョブを受け付けることが可能な場合に、印刷ジョブを受け付けることが可能であることを示すレディ画面上でトナーの残量を表示する画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平1−180379
かかる画像形成装置では、新たに実行要求を受け付ける印刷ジョブの実行時に発生する可能性の高いエラーがある場合、トナーに起因して発生するエラーに関しては、トナーに関連して何らかのエラーが発生する可能性があることを示す情報を操作者に対して与えることによって注意を喚起することが可能である。
従って、かかる画像形成装置であれば、トナーに起因して発生するエラーに関しては、操作者が表示された情報に基づいて、何らかの対策を講じることも可能な状態となっていた。
これに対し、かかる画像形成装置では、トナー以外に関する情報をレディ画面上で表示させることができないので、新たに実行要求を受け付ける印刷ジョブの実行時に、トナー以外の要因に起因して発生する可能性の高い何らかのエラーがあるとしても、操作者に対して何らの情報を与えることもできないので、発生する可能性の高いエラーに対して操作者が対策を講じることは極めて困難であった。
本発明者の画像形成装置に関する検討によれば、一般に、印刷ジョブが何らかの特徴点を有している場合、かかる印刷ジョブの特徴点に応じて、新たに実行要求を受け付ける印刷ジョブの実行時に発生する可能性の高いエラーに関しては、ある程度予測することが可能であるので、これから実行要求を受け付ける印刷ジョブに発生する可能性が高いエラーに関する情報をかかるエラーに関する予測に基づいて操作者に提示することも可能である。
本発明者の画像形成装置に関する更なる詳細な検討によれば、印刷ジョブが何らかの特徴点を有している場合、かかる印刷ジョブの特徴点に応じて、これから実行要求を受け付ける印刷ジョブに発生する可能性の高いエラーに関連する情報を含むレディ画面を表示させることにより、操作者に対してエラーに関連する何らかの情報を提供することによって、これから発生する可能性の高いエラーに対して操作者が何らかの対策を講じることを可能とする画像形成装置及び画像形成プログラムに関する産業界の要望が高まっている。
そこで、本発明は、これから発生する可能性の高いエラーに対して操作者が何らかの対策を講じることを可能とする画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の骨子は、「ジョブを受け付けることが可能になった場合に、実行済みの印刷ジョブの有する特徴に応じて予め定められた情報を含むレディ画面を表示手段に表示させる」構成により、発生する可能性が高い問題に対して示唆となる情報を操作者に提供することによってこれから発生する可能性の高いエラーに対して操作者が何らかの対策を講じることを可能とするという特有の効果を達成することにある。
さて、以上のような本発明の骨子は、具体的には以下のような手段を講じることにより実現される。
第1の発明は、表示手段と、実行済みの印刷ジョブの種別、及び印刷ジョブに関して設定されたスレショルドのうち少なくとも一方に基づいて、印刷ジョブが特徴を有するかを判定し、印刷ジョブに関して印字率が予め定められたスレショルド以上である場合に印刷ジョブが特徴を有すると判定する特徴有無判定手段と、特徴有無判定手段によって、印刷ジョブが特徴を有すると判定されたとき、ジョブを受け付けることが可能になった場合に、ジョブを受け付けることが可能になったことを示し、かつ、印刷ジョブが有する特徴に応じて予め定められた情報を含むレディ画面を表示手段に表示させ、特徴有無判定手段によりジョブが特徴を有すると判定された場合、トナーの残量を含むレディ画面を表示手段に表示させる表示制御手段とを備える画像形成装置である。
第2の発明は、表示手段を備えた画像形成装置にインストールされた画像形成プログラムであって、画像形成装置のコンピュータに、実行済みの印刷ジョブの種別、及び印刷ジョブに関して設定されたスレショルドのうち少なくとも一方に基づいて、印刷ジョブが特徴を有するかを判定し、印刷ジョブに関して印字率が予め定められたスレショルド以上である場合に印刷ジョブが特徴を有すると判定する特徴有無判定機能、特徴有無判定機能によって、印刷ジョブが特徴を有すると判定されたとき、ジョブを受け付けることが可能になった場合に、ジョブを受け付けることが可能になったことを示し、かつ、印刷ジョブの特徴に応じて予め定められた情報を含むレディ画面を表示手段に表示させ、特徴有無判定機能によりジョブが特徴を有すると判定された場合、トナーの残量を含むレディ画面を表示手段に表示させる表示制御機能を実現させるための画像形成プログラムである。
これにより、発生する可能性が高い問題に対して示唆となる情報を操作者に提供することが出来るので、これから発生する可能性の高いエラーに対して操作者が何らかの対策を講じることを可能となる。
本発明によれば、発生する可能性が高い問題に対して示唆となる情報を操作者に提供することが出来るので、これから発生する可能性の高いエラーに対して操作者が何らかの対策を講じることを可能となる。
以下、本発明の最良の形態に関し、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置を適用した複合機1の一例を示す斜視図である。
また、図2は、本実施の形態に係る複合機1の構成の一例を示す機能ブロック図である。
本発明に係る画像形成装置を適用した複合機1は、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して図示しない周知のパーソナルコンピュータや、図示しない他の複合機1に接続された、FAX機能、スキャナ機能、コピー機能、プリンター機能等の種々の機能を備える複合機である。
本実施の形態に係る複合機1は、印刷ジョブを受け付けることが可能な場合に、表示パネルの表示画面1a1(表示手段)に印刷ジョブを受け付けることが可能であることを示し、直前の印刷ジョブの実行時に発生したエラーの内容に応じて、当該エラーの内容毎に予め定められた種々の情報を含む複数のレディ画面を表示する図1に示すような複合機である。
本実施の形態に係る複合機1は、図2に示すように、パネル部1aと、インターフェース部1bと、トナー残量検出部1cY、1cM、1cC、1cKと、給紙段別カウンタ1d1〜1dnと、給紙段別紙残量検出部1e1〜1enと、給紙段別サイズ検出部1f1〜1fnと、ステープル残量検出部1g1〜1gnと、トナー残量記憶部1hと、給紙段別印刷枚数記憶部1iと、給紙段別残量記憶部1jと、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kと、部門情報記憶部1lと、給紙段別サイズ記憶部1mと、ステープル残量記憶部1nと、テンプレートファイル記憶部1oと、画像生成部1pと、プリンターエンジン部1qと、制御部1rとを備えている。
なお、本実施の形態に係る複合機1は、製造時に図示しない内蔵メモリに画像形成プログラムが書き込まれた、又は記録媒体もしくは通信ネットワークを介して画像形成プログラムがインストールされたコンピュータによって実現される。
また、本実施の形態に係る複合機1を構成する各部は、ソフトウェアもしくはハードウェア又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせの何れから構成されていてもよいことは言うまでもない。
パネル部1aは、この複合機1本体の電源スイッチを投入した場合に表示され、かつ、FAX機能とスキャナ機能とコピー機能とプリンター機能との相互切替え、文書のデータを読み取る際の解像度、作成する文書のデータを含む電子ファイルの形式、画質、読み取り時の濃度、読み取り倍率の設定、及び各モードの設定等を行うためのメニュー画面と、タッチパネル上における操作者の操作によって表示され、かつ、印刷ジョブの実行状態を示すステイタス表示画面と、印刷ジョブを受け付けることが可能な場合に、印刷ジョブを受け付けることが可能なことを示すレディ画面とを表示する表示画面1a1(表示手段)を備えている。
本実施の形態に係るパネル部1aは、表示時間設定入力受け付け機能と、表示時間設定要求出力機能とを有する。
表示時間設定入力受け付け機能は、タッチパネル上における操作者の選択操作により、
直前の印刷ジョブの終了後から次の印刷ジョブの実行開始までの間の任意の時間に設定可能なレディ画面毎の表示時間の入力を受け付ける機能である。
表示時間設定要求出力機能は、タッチパネル上における操作者の選択操作により入力を受け付けたレディ画面毎の表示時間のデータと、レディ画面毎の表示時間を設定するための表示時間設定要求との組を制御部1rに出力する機能である。
インターフェース部1bは、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して接続された図示しない周知のパーソナルコンピュータや、図示しない他の複合機1から送信され、印刷ジョブ毎に割り当てられた印刷ジョブの種別、及びネットワーク上の端末に割り当てられたマックアドレスを含むヘッダ部分と、ページ記述言語等で記載されたプリントデータ本体とを含むパケットを受信し、受信したパケットのデータのパリティチェック、誤り訂正等の処理を実行した後、受信したパケットに含まれるデータを制御部1rに出力する。
トナー残量検出部1cY、1cM、1cC、1cKは、YMCK(Yellow/Magenta/Cyan/black)毎のトナーの残量を検出し、各トナー残量検出部1cY〜1cKに割り当てられたトナーセンサIDを検出したトナーの残量のデータに付加して、トナーの残量とトナーセンサIDとの組を制御部1rに出力する。
給紙段別カウンタ1d1〜1dnは、給紙段毎に設置されており、給紙段毎の印刷枚数をカウントし、カウントした印刷枚数に各給紙段別カウンタ1d1〜1dnに割り当てられたカウンタ識別IDを付加して、カウントした印刷枚数とカウンタ識別IDとの組を制御部1rに出力する。
給紙段別紙残量検出部1e1〜1enは、給紙段毎に設置されており、給紙段毎の紙の残量に関するデータを検出し、検出した紙の残量に関するデータに給紙段別紙残量検出部1e1〜1en毎に割り当てられた紙センサIDを付加して、検出した紙の残量と紙センサIDとの組を制御部1rに出力する。
給紙段別サイズ検出部1f1〜1fnは、各給紙段にセットされている紙のサイズを検出する機能と、各給紙段別サイズ検出部1f1〜1fnに割り当てられたサイズセンサIDを検出した紙のサイズの情報に付加して、検出した紙のサイズとサイズセンサIDとの組を制御部1rに出力する機能とを有する。
ステープル残量検出部1g1〜1gnは、各ステープル収容部内に収容されたステープルの残量を検出し、各ステープル残量検出部1g1〜1gnに割り当てられたステープルセンサIDを検出したステープルの残量のデータに付加して、ステープルの残量とステープルセンサIDとの組を制御部1rに出力する。
トナー残量記憶部1hには、トナーの残量、トナーセンサID、及び検出時刻が対応して記憶されている。
給紙段別印刷枚数記憶部1iには、印刷枚数、カウンタ識別ID、及び検出時刻が対応して記憶されている。
給紙段別残量記憶部1jには、紙の残量、紙センサID、及び検出時刻が対応して記憶されている。
印刷ジョブ履歴データ記憶部1kには、印刷ジョブの種別、印刷ジョブの優先度、印刷ジョブの進捗情報、要求元の端末のマックアドレス、実行開始時刻、実行終了時刻、印字率、及び印刷枚数が少なくとも対応して記憶されている。
部門情報記憶部1lには、ネットワーク上の端末に個別に割り当てられたマックアドレスと、当該マックアドレスの割り当てられた端末の属する部門とが対応して記憶されている。
給紙段別サイズ記憶部1mには、給紙段のデータと用紙サイズのデータとが対応して記憶されている。
ステープル残量記憶部1nには、ステープルの種別とステープルの残量とが少なくとも対応して記憶されている。
テンプレートファイル記憶部1oには、特徴点の有無に関する情報と、特徴点の種別と、表示時間と、表示項目と、表示形式と、表示項目のレイアウトに関するデータとが予め設定されたメニュー画面、ステイタス表示画面、及びレディ画面のテンプレートファイルが記憶されている。
画像生成部1pは、ビットマップデータ生成機能とビットマップデータ出力機能とを有する。
ビットマップデータ生成機能は、制御部1rからページ記述言語で記述されたプリントデータを受け取り、受け取ったプリントデータを展開してビットマップのデータを生成する機能である。
ビットマップデータ出力機能は、前述したビットマップデータ生成機能により生成されたビットマップのデータを制御部1rに返送する機能である。
プリンターエンジン部1qは、印刷ジョブ実行機能、印刷ジョブリスト生成機能、印刷ジョブ開始通知出力機能、及び印刷ジョブ終了通知機能を有している。
印刷ジョブ実行機能は、制御部1rから受け取ったビットマップのデータを電子写真方式で画像として顕像化して、顕像化した画像を情報記録材である紙の表面に生成して印刷ジョブを実行する機能である。
印刷ジョブリスト生成機能は、制御部1rからビットマップのデータと、算出済みの印字率のデータとを受け取り、受け取ったデータ内に含まれる印刷ジョブの優先度に基づいて、割り込み印刷ジョブがあった場合に該当する実行予定の印刷ジョブの順序を入れ替えて、印字率を含む実行予定の印刷ジョブリストを生成して、生成した印刷ジョブリストを制御部1rに出力する機能である。
印刷ジョブ開始通知出力機能は、印刷ジョブの開始時に印刷ジョブの処理を開始したことを示す印刷ジョブ開始通知を制御部1rに出力する機能である。
印刷ジョブ終了通知機能は、印刷ジョブの終了時に印刷ジョブの処理が終了したことを示す印刷ジョブ終了通知を制御部1rに出力する機能である。
制御部1rは、以下の各機能を有しており、本実施の形態に係る複合機1が後述のエラー有無判定処理と、後述する各レディ画面を表示画面1a1に表示させる表示制御処理とを実行するように、パネル部1aと、インターフェース部1bと、トナー残量検出部1cY、1cM、1cC、1cKと、給紙段別カウンタ1d1〜1dnと、給紙段別紙残量検出部1e1〜1enと、給紙段別サイズ検出部1f1〜1fnと、ステープル残量検出部1g1〜1gnと、トナー残量記憶部1hと、給紙段別印刷枚数記憶部1iと、給紙段別残量記憶部1jと、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kと、部門情報記憶部1lと、給紙段別サイズ記憶部1m、ステープル残量記憶部1n、テンプレートファイル記憶部1oと、画像生成部1pと、プリンターエンジン部1qとを制御する。
表示時間設定要求判定機能は、パネル部1aから出力されたレディ画面の表示時間のデータと、レディ画面の表示時間を設定するための表示時間設定要求との組を受け取ったかにより、操作者からレディ画面の表示時間を設定する表示時間設定要求があるかを判定する機能である。
表示時間設定機能は、表示時間設定要求判定機能により操作者からレディ画面の表示時間設定要求があると判定された場合に、テンプレートファイル記憶部1oに記憶されたレディ画面のテンプレートファイル毎の表示時間のデータを設定する機能である。
パケットデータ転送機能は、インターフェース部1bから受け取ったパケットに含まれるデータを画像生成部1pに出力する機能である。
印字率算出機能は、画像生成部1pから返送されたビットマップのデータをスキャンして、文字または画像の含まれるビット数を検出し、検出した文字または画像の含まれるビット数をビットマップデータに含まれる全ビット数で除することにより、当該印刷ジョブの印字率を算出する機能である。
ビットマップデータ転送機能は、前述した印字率算出機能により算出した印字率のデータとビットマップデータとの組をプリンターエンジン部1qに出力する機能である。
印刷ジョブリスト書き込み機能は、プリンターエンジン部1qから受け取った印字率を含む印刷ジョブリストのデータを受け取り、受け取った実行予定の印刷ジョブリストの全データを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kに書き込む機能である。
タイマー機能は、継続的に時刻を計時する機能である。
トナー残量書き込み機能は、トナー残量検出部1cY、1cM、1cC、1cKから出力されたYMCK毎のトナーの残量とトナーセンサIDとの組を受け取り、受け取ったトナーの残量とトナーセンサIDとの組に、受信した時刻を検出時刻のデータとして付加して、トナーの残量とトナーセンサIDと検出時刻のデータとの組をトナー残量記憶部1hに書き込む機能である。
紙残量書き込み機能は、給紙段別カウンタ1d1〜1dnから出力されたカウント済みの印刷枚数とカウンタ識別IDとの組を受け取り、受け取ったカウント済みの印刷枚数とカウンタ識別IDとに受信時刻のデータを検出時刻として付加して、カウント済みの印刷枚数とカウンタ識別IDと検出時刻のデータとの組を給紙段別残量記憶部1jに書き込む機能である。
ステープル残量書き込み機能は、ステープル残量検出部1g1〜1gnから出力されたステープルの残量とステープルセンサIDとの組を受け取り、受け取ったステープルの残量とステープルセンサIDとの組に検出時刻のデータを付加して、ステープル残量記憶部1nに書き込む機能である。
第1の印刷ジョブ履歴更新機能は、プリンターエンジン部1qから印刷ジョブの処理を開始したことを示す印刷ジョブ開始通知を受け取った場合に、印刷ジョブの実行開始時刻のデータを、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kに記憶された印刷ジョブ履歴のデータに上書きしてデータを更新する機能である。
第2の印刷ジョブ履歴更新機能は、プリンターエンジン部1qから印刷ジョブの処理を終了したことを示す印刷ジョブ終了通知を受け取った場合に、印刷ジョブの進捗情報を、印刷ジョブが終了したことを示す、例えば「完了済み」に変更して、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kに記憶された印刷ジョブ履歴のデータを上書きしてデータを更新する機能である。
印刷ジョブ終了判定機能は、プリンターエンジン部1qから印刷ジョブ終了通知を受け取ったかにより、印刷ジョブが終了したかを判定する機能である。
実行済み印刷ジョブデータ更新機能は、前述した印刷ジョブ終了判定機能により印刷ジョブが終了したと判定された場合、該当する実行済み印刷ジョブに関して印刷ジョブの終了時刻を印刷ジョブ履歴データ記憶部1kに書き込んでデータを更新する機能である。
第1の特徴有無判定機能は、前述した印字率算出機能により算出された印字率が予め定められたスレショルド以上であるかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する機能である。
第1の表示制御機能は、前述した第1の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴があると判定された場合には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「印字率超過」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、トナー残量記憶部1hから読み出したトナーの残量のデータとを合成して、トナー残量のデータを含むレディ画面を表示画面1a1に予め設定された表示時間の間だけ表示させる機能である。
印刷枚数読み出し機能は、前述した第1の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴がないと判定された場合に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから直前に実行済みとなった印刷ジョブに関して印刷枚数のデータを読み出す機能である。
第2の特徴有無判定機能は、前述した印刷枚数読み出し機能により読み出された印刷枚数が予め定められたスレショルド以上であるかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する機能である。
第2の表示制御機能は、前述した第2の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴があると判定された場合には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「印刷枚数超過」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、給紙段別残量記憶部1jから読み出した給紙段毎の紙の残量のデータとを合成して、給紙段毎の紙の残量のデータを含むレディ画面を表示画面1a1に予め設定された表示時間の間だけ表示させる機能である。
第1の印刷種別データ読み出し機能は、前述した第2の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴がないと判定された場合に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから印刷ジョブの種別のデータを読み出す機能である。
部門毎印刷枚数集計機能は、前述した第2の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴がないと判定された場合、現在時刻以前の実行済み印刷ジョブに関するデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから全て読み出し、部門情報記憶部1lに記憶されたマックアドレスに対応する部門毎に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した実行済みの全印刷ジョブのデータを再集計して部門毎の紙の印刷枚数を算出する機能である。
第3の特徴有無判定機能は、予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値と、前述した部門毎印刷枚数集計機能により算出された部門毎の印刷枚数との差が、予め定められたスレショルド未満である部門が存在するかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する機能である。
第3の表示制御機能は、前述した第3の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴があると判定された場合には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「印刷制限枚数間近」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、前述した差が予め定められたスレショルド未満の部門に関する印刷枚数と予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値とのデータの組とを合成して、前述した差が予め定められたスレショルド未満の部門に関する印刷枚数と予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値とを含むレディ画面を表示画面1a1に予め設定された表示時間の間だけ表示させる機能である。
第2の印刷種別データ読み出し機能は、前述した第3の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴がないと判定された場合に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから印刷ジョブの種別のデータを読み出す機能である。
ステープル残数読み出し機能は、前述した第3の特徴有無判定機能により印刷ジョブに特徴がないと判定された場合に、ステープルの種別とステープルの残数のデータとをステープル残量記憶部1nから読み出す機能である。
第4の特徴有無判定機能は、実行済みの印刷ジョブの種別がステープル印刷でかつ何れかのステープルの残量がスレショルド未満であるかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する機能である。
第4の表示制御機能は、前述した第4の特徴有無判定機能により実行済みの印刷ジョブに特徴があると判定された場合には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「ステープル残量僅少」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、ステープル残量記憶部1nから読み出した各ステープルの残量のデータとを合成して、各ステープルの残量のデータを含むレディ画面を表示画面1a1に予め設定された表示時間の間だけ表示させる機能である。
第5の表示制御機能は、前述した第4の特徴有無判定機能により、直前に実行済みの印刷ジョブが特徴を有しないと判定された場合に、特徴点の有無が「特徴無し」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルとトナー残量記憶部1hから読み出したトナー残量のデータとを合成して、トナー残量のイメージを含むレディ画面を表示画面1a1に予め設定された表示時間の間だけ表示させる機能である。
次に、以上のように構成された複合機1の実行する実行処理に関し、図面を参照して説明する。
図3は、本実施の形態に係る複合機1の実行する実行処理に関して説明するためのフローチャートである。
なお、本実施の形態に係る複合機1では、直前の印刷ジョブの処理が開始されると、当該複合機1のコンピュータにインストールされた画像形成プログラムが起動して以下の一連の処理を実行する。
まず、制御部1rは、プリンターエンジン部1qから印刷ジョブ終了通知を受け取ったかにより、印刷ジョブが終了したかを判定する(ST1)。
制御部1rは、前述した工程ST1で印刷ジョブが終了したと判定した場合(ST1:Yes)には、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから実行済みの印刷ジョブに関する印字率のデータを読み出し、読み出した印字率が予め定められたスレショルド以上であるかにより、当該実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する(ST2)。
本実施の形態に係る複合機では、制御部1rは、画像生成部1pから返送されたビットマップのデータをスキャンして、文字または画像の含まれるビット数を検出し、検出した文字または画像の含まれるビット数をビットマップデータに含まれる全ビット数で除することによって算出された印刷ジョブの印字率をスレショルドに用いて、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定したが、これに限らず、ビットマップのデータをページ毎にスキャンして、文字または画像の含まれるビット数をページ毎に検出し、検出した文字または画像の含まれるページ毎のビット数をビットマップデータに含まれるページ毎の全ビット数で除することによって算出されたページ毎の印字率の平均値を算出して、算出したページ毎の印字率の平均値をスレショルドに用いて、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定してもよいことはいうまでもない。
一方、制御部1rは、前述した工程ST1で印刷ジョブが終了していないと判定された場合(ST1:No)には、印刷ジョブが終了したかに関する判定処理を繰り返す。
制御部1rは、前述した工程ST2で実行済みの印刷ジョブが特徴を有すると判定した場合(ST2:Yes)には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「印字率超過」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、トナー残量記憶部1hから読み出したトナーの残量のデータとを合成して、トナー残量のデータを含むレディ画面を表示画面1a1に表示させる(ST3)。
図4は、直前の印刷ジョブが印字率に関して特徴を有していた場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。
このレディ画面は、表示している画面がレディ画面であることを示す「Ready to print.」というメッセージと、トナーの残量を示す第1のイメージと、選択操作が当該レディ画面上でなされて、前述したトナーの残量を示す第1のイメージとは異なるトナーの残量を示す第2のイメージを含む、エラーが発生していない場合に表示される後述のレディ画面を表示させるための表示要求の入力を受け付ける画面切替釦とを含んでいる。
一方、制御部1rは、前述した工程ST2で印刷ジョブに特徴がないと判定された場合に(ST2:No)、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから直前に実行済みとなった印刷ジョブに関して印刷枚数のデータを読み出す(ST4)。
工程ST5では、制御部1rは、読み出した印刷枚数が予め定められたスレショルド以上であるかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する。
制御部1rは、前述した工程ST5で印刷ジョブに特徴があると判定された場合(ST5:Yes)には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「印刷枚数超過」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、給紙段別残量記憶部1jから読み出した給紙段毎の紙の残量のデータとを合成して、給紙段毎の紙の残量のデータを含むレディ画面を表示画面1a1に表示させる(ST6)。
図5は、直前の印刷ジョブが印刷枚数に関して特徴を有していた場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。
このレディ画面は、表示している画面がレディ画面であることを示す「Ready to print.」というメッセージと、給紙段毎の紙の残量を示す第3のイメージと、選択操作が当該レディ画面上でなされて、前述した給紙段毎の紙の残量を示す第3のイメージとは異なるトナーの残量を示す第2のイメージを含む、エラーが発生していない場合に表示される後述のレディ画面を表示させるための表示要求の入力を受け付ける画面切替釦とを含んでいる。
一方、制御部1rは、前述した工程ST5で印刷ジョブに特徴がないと判定された場合(ST5:No)には、対象となる直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出す(ST7)。
工程ST8では、制御部1rは、現在時刻以前の実行済み印刷ジョブに関するデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから全て読み出し、部門情報記憶部1lに記憶されたマックアドレスに対応する部門毎に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した実行済みの全印刷ジョブのデータを再集計して部門毎の紙の印刷枚数を算出する。
なお、本実施の形態に係る複合機1では、制御部1rは、対象となる直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した後で、現在時刻以前の実行済み印刷ジョブに関するデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから全て読み出し、部門情報記憶部1lに記憶されたマックアドレスに対応する部門毎に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した実行済みの全印刷ジョブのデータを再集計して部門毎の紙の印刷枚数を算出しているが、これに限らず、現在時刻以前の実行済み印刷ジョブに関するデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから全て読み出し、部門情報記憶部1lに記憶されたマックアドレスに対応する部門毎に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した実行済みの全印刷ジョブのデータを再集計して部門毎の紙の印刷枚数を算出した後で、対象となる直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出してもよいし、対象となる直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出す処理と、現在時刻以前の実行済み印刷ジョブに関するデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから全て読み出し、部門情報記憶部1lに記憶されたマックアドレスに対応する部門毎に、印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した実行済みの全印刷ジョブのデータを再集計して部門毎の紙の印刷枚数を算出する処理とは並行して同時に実行してもよいことは言うまでもない。
工程ST9では、制御部1rは、読み出した印刷ジョブの種別が部門管理印刷で、かつ、予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値と、算出された部門毎の印刷枚数との差が、予め定められたスレショルド未満である部門が存在するかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する。
制御部1rは、前述した工程ST9で印刷ジョブに特徴があると判定された場合(ST9:Yes)には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「印刷制限枚数間近」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、前述した差が予め定められたスレショルド未満の部門に関する印刷枚数と、予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値とのデータの組とを合成して、前述した差が予め定められたスレショルド未満の部門に関する印刷枚数と、予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値とのデータを含むレディ画面を表示画面1a1に表示させる(ST10)。
図6は、直前の印刷ジョブが部門管理印刷でかつ部門毎の紙の印刷枚数と部門毎に予め定められた印刷枚数の上限値との差がスレショルド未満である場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。
このレディ画面は、表示している画面がレディ画面であることを示す「Ready to print.」というメッセージと、部門毎の印刷枚数と部門毎に予め定められた印刷枚数の上限値とを示す第4のイメージと、選択操作が当該レディ画面上でなされて、前述した部門毎の印刷枚数と部門毎に予め定められた印刷枚数の上限値とを示す第4のイメージとは異なるトナーの残量を示す第2のイメージを含む、エラーが発生していない場合に表示される前述のレディ画面を表示させるための表示要求の入力を受け付ける画面切替釦とを含んでいる。
なお、本実施の形態に係る複合機1は、直前の印刷ジョブが部門管理印刷でかつ部門毎の紙の印刷枚数と部門毎に予め定められた印刷枚数の上限値との差がスレショルド未満である場合には、部門毎の印刷枚数、及び予め定められた部門毎の印刷枚数の上限値と部門毎の印刷枚数との差で定まる印刷可能枚数のうち少なくとも一方を示すイメージを含むレディ画面を表示してもよいことはいうまでもない。
一方、制御部1rは、前述した工程ST9で印刷ジョブに特徴がないと判定された場合(ST9:No)には、対象となる直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出す(ST11)。
次に、制御部1rは、ステープルの種別とステープルの残数のデータとをステープル残量記憶部1nから読み出す(ST12)。
なお、本実施の形態に係る複合機1では、制御部1rは、直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出した後で、ステープルの種別とステープルの残数のデータとをステープル残量記憶部1nから読み出しているが、これに限らず、ステープルの種別とステープルの残数のデータとをステープル残量記憶部1nから読み出した後で、直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出してもよいし、直前の印刷ジョブの種別のデータを印刷ジョブ履歴データ記憶部1kから読み出す処理と、ステープルの種別とステープルの残数のデータとをステープル残量記憶部1nから読み出す処理とは並行して同時に行ってもよいことは言うまでもない。
工程ST13では、制御部1rは、実行済みの印刷ジョブの種別がステープル印刷で、かつ、何れかのステープルの残量がスレショルド未満であるかにより、実行済みの印刷ジョブが特徴を有するかを判定する。
制御部1rは、前述した工程ST13で実行済みの印刷ジョブに特徴があると判定された場合(ST13:Yes)には、特徴の有無に関する情報が「特徴有り」で、かつ、特徴点の種別が「ステープル残量僅少」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルのデータと、ステープル残量記憶部1nから読み出した各ステープルの残量のデータとを合成して、各ステープルの残量のデータを含むレディ画面を表示画面1a1に表示させる(ST14)。
図7は、直前の印刷ジョブがステープル印刷でかつ何れかのステープルの残量がスレショルド未満である場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。
このレディ画面は、表示している画面がレディ画面であることを示す「Ready to print.」というメッセージと、ステープル収容部毎のステープルの残量を示す第5のイメージと、選択操作が当該レディ画面上でなされて、前述したステープル収容部毎のステープルの残量を示す第5のイメージとは異なるトナーの残量を示す第1のイメージを含む、エラーが発生していない場合に表示される前述のレディ画面を表示させるための表示要求の入力を受け付ける画面切替釦とを含んでいる。
なお、本実施の形態に係る複合機1は、直前の印刷ジョブがステープル印刷でかつ何れかのステープルの残量がスレショルド未満である場合には、例えば、ブックレット等の種々のオプション状態を示すイメージを更に含むレディ画面を表示してもよいことはいうまでもない。
一方、制御部1rは、前述した工程ST13で実行済みの印刷ジョブが特徴を有しないと判定された場合(ST13:No)には、特徴点の有無に関する情報が「特徴無し」に対応するレディ画面のテンプレートファイルをテンプレートファイル記憶部1oから読み出し、読み出したレディ画面のテンプレートファイルと、トナー残量記憶部1hから読み出したトナー残量のデータとを合成して、トナー残量のイメージを含むレディ画面を表示画面1a1に表示させる(ST15)。
図8は、直前の印刷ジョブに何らのエラーも発生していない場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。
このレディ画面は、表示している画面がレディ画面であることを示す「Ready to print.」というメッセージと、デフォルトで設定されている紙のサイズと、デフォルトで設定されている紙の種別と、トナーの残量を示す第2のイメージと、選択操作がこのレディ画面上でなされ、かつ、メニュー画面の表示要求の入力を受け付けるためのメニュー画面釦と、選択操作がこのレディ画面上でなされ、かつ、実行予定の印刷ジョブリストを含むステイタス表示画面を表示させるための表示要求の入力を受け付けるためのステイタス表示画面釦とを含んでいる。
なお、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示するレディ画面は、トナーの残量を示す第1のイメージに加えて紙の使用枚数に関するデータのイメージを更に含んでいてもよいことは言うまでもない。
以上のような一連の処理により、本実施の形態の複合機1は、実行中の実行処理を全て終了する。
上述したように本実施の形態の複合機1によれば、直前の印刷ジョブの有する特徴に応じて、発生する可能性が高い問題に対して示唆となる情報を操作者に提供することが出来るので、これから発生する可能性の高いエラーに対して操作者が何らかの対策を講じることが可能になる。
また、本実施の形態の複合機1によれば、近々発生する可能性が高い問題を事前に認識することが出来る。
更に、本実施の形態の複合機1によれば、必要なユーザーが表示パネルの前にいるときだけ表示させることができ、エラー後以外は通常のレディ画面を表示しておくことが出来るので、エラーの有無に応じて表示するレディ画面を選択することが可能になる。
また、本実施の形態の複合機1によれば、問題が起こらないような予防策を自然に示すことが出来る。
なお、上記実施の形態に係る画像形成プログラムは、コンピュータにインストールされた、アプリケーションプログラム、エミュレーター、OS、ブラウザー、ミドルウェア等によってその機能が実現されるものであってもよい。
なお、上述した各実施の形態に示す手法は、コンピュータにより読み出して実行させることの出来るプログラムとして磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、BD(Blu-ray Disk)−ROM(Read Only Memory:再生専用型)、BD(Blu-ray Disk)−R(Recordable:追記型)、BD(Blu-ray Disk)−RE(Rewritable:書き換え型)HD DVD-ROM、HD DVD-R、HD DVD-RW、HD DVD-RAM:等)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリ、ホログラフィックメモリ等の記録媒体に格納して頒布することによりユーザーに提供することが出来る。
また、本発明の画像形成プログラムの提供手法としては、例えば画像形成プログラムを記録媒体に記録させた状態でユーザーに頒布する手法や、例えばインターネット等の通信ネットワークを介してユーザーの保有するコンピュータに送信し、送信したプログラムをコンピュータにインストールさせる手法、無線を用いて提供する手法等が上げられる。また、本実施の形態に係る画像形成プログラムを提供する手法としては、いわゆる周知のASP(Application Service Provider)による手法によってもよいことはいうまでもない。
また、上記各実施の形態に係る画像形成プログラムは、一般的な高級言語、例えばC言語、Delphi、XTL、Perl(Practical Extraction and Report Language)、XML(eXtensible Markup Language)や、オブジェクト指向言語(C++、JAVA、C#、JAVA2、Small Talk)等の任意のプログラム言語で作成されたものであってもよい。
また、本発明に関して記録媒体としては、プログラムを記録でき、かつ、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、記録形式はいかなる形式であっても、例えば、磁気テープ、半導体フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/−RW、DVD+R/+RW、MO、ホログラフィックメモリ、BD−ROM、BD−R、BD−RE、HD DVD-ROM、HD DVD-R、HD DVD-RW、HD DVD-RAM等のいずれの形態であってもよい。
更に、本発明の記録媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LAN、WAN、イントラネット、及びインターネット等の通信ネットワークを介して記憶又は一時記憶した媒体であってもよい。
また、本発明では、記録媒体の種類及び数は、ひとつである必要は無く、同一の形態または形態の異なる複数の記録媒体の組み合わせからなっていてもよいことはいうまでもない。
また、本発明は、上述した各機能を実現するプログラムを構成するのに必要不可欠なデータ構造、加工用プログラム、及び上記加工用プログラムが機能する各種ハードウェアを
包含する。
なお、上記加工用プログラムは、一般的な高級言語、例えばC言語、Delphi、XTL、Perl(Practical Extraction and Report Language)、XML(eXtensible Markup Language)や、オブジェクト指向言語(C++、JAVA、C#、JAVA2、Small Talk)等の任意のプログラム言語で作成されたものであってもよい。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階では本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。更に上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が生成され得る。例えば実施の形態に示される全構成要件からいくつかの要件が省略されることで発明が生成される場合には、その生成された発明を実施する段階では省略部分が周知慣用技術で補われるものである。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが出来る。
本発明の画像形成装置を適用した複合機1の一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る複合機1の構成の一例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る複合機1の実行する実行処理に関して説明するためのフローチャートである。 直前の印刷ジョブが印字率に関して特徴を有していた場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。 直前の印刷ジョブが印刷枚数に関して特徴を有していた場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。 直前の印刷ジョブが部門管理印刷でかつ部門毎の紙の印刷枚数と部門毎に予め定められた印刷枚数の上限値との差がスレショルド未満である場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。 直前の印刷ジョブがステープル印刷でかつ何れかのステープルの残量がスレショルド未満である場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。 直前の印刷ジョブに何らのエラーも発生していない場合に、本実施の形態に係る複合機1の表示画面1a1に表示されるレディ画面の一例を示す模式図である。
符号の説明
1…複合機、1a…パネル部、1a1…表示画面、1b…インターフェース部、1cY、1cM、1cC、1cK…トナー残量検出部、1d1〜1dn…給紙段別カウンタ、1e1〜1en…給紙段別紙残量検出部、1f1〜1fn…給紙段別サイズ検出部、1g1〜1gn…ステープル残量検出部、1h…トナー残量記憶部、1i…給紙段別印刷枚数記憶部、1j…給紙段別残量記憶部、1k…印刷ジョブ履歴データ記憶部、1l…部門情報記憶部、1m…給紙段別サイズ記憶部、1n…ステープル残量記憶部、1o…テンプレートファイル記憶部、1p…画像生成部、1q…プリンターエンジン部、1r…制御部

Claims (4)

  1. 表示手段と、
    実行済みの印刷ジョブの種別、及び前記印刷ジョブに関して設定されたスレショルドのうち少なくとも一方に基づいて、前記印刷ジョブが特徴を有するかを判定し、前記印刷ジョブに関して印字率が予め定められたスレショルド以上である場合に前記印刷ジョブが特徴を有すると判定する特徴有無判定手段と、
    前記特徴有無判定手段によって、前記印刷ジョブが特徴を有すると判定されたとき、ジョブを受け付けることが可能になった場合に、ジョブを受け付けることが可能になったことを示し、かつ、前記印刷ジョブが有する特徴に応じて予め定められた情報を含むレディ画面を前記表示手段に表示させ、前記特徴有無判定手段により前記ジョブが特徴を有すると判定された場合、トナーの残量を含むレディ画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備える画像形成装置。
  2. レディ画面の表示時間を前記印刷ジョブの終了後から次の印刷ジョブの実行開始までの間の任意の時間に設定する表示時間設定手段を
    更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 表示手段を備えた画像形成装置にインストールされた画像形成プログラムであって、
    前記画像形成装置のコンピュータに、
    実行済みの印刷ジョブの種別、及び前記印刷ジョブに関して設定されたスレショルドのうち少なくとも一方に基づいて、前記印刷ジョブが特徴を有するかを判定し、前記印刷ジョブに関して印字率が予め定められたスレショルド以上である場合に前記印刷ジョブが特徴を有すると判定する特徴有無判定機能、
    前記特徴有無判定機能によって、前記印刷ジョブが特徴を有すると判定されたとき、ジョブを受け付けることが可能になった場合に、ジョブを受け付けることが可能になったことを示し、かつ、前記印刷ジョブの特徴に応じて予め定められた情報を含むレディ画面を前記表示手段に表示させ、前記特徴有無判定機能により前記ジョブが特徴を有すると判定された場合、トナーの残量を含むレディ画面を前記表示手段に表示させる表示制御機能
    を実現させるための画像形成プログラム。
  4. 前記レディ画面の表示時間は、前記印刷ジョブの終了後から次の印刷ジョブの実行開始までの間の任意の時間に設定可能である
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成プログラム。
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