JP3939681B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式のプリンタ、複写機等の画像形成装置においては、感光体ドラムの電荷を蓄える帯電プロセス、画像データの存在する位置に光を照射する露光プロセス、露光された部分にトナー像を付着させる現像プロセス、現像されたトナーを印刷媒体に転写させる転写プロセス、印刷媒体上に載っているトナー像を熱及び圧力で定着させる定着プロセスの順で行われる電子写真プロセスによって、紙等の印刷媒体上に画像を形成するようになっている。
【0003】
このような構成の画像形成装置においては、印刷プロセスに入る前に印刷媒体の厚さが設定されると、該印刷媒体の厚さに適したプロセス値を決定するようになっている。この場合、例えば、前記画像形成装置が印刷媒体の厚さに応じてあらかじめ作成された転写電圧、現像電圧、定着温度等の設定条件テーブルを備えており、印刷媒体の厚さが設定されると、前記設定条件テーブルを参照して転写電圧、現像電圧、定着温度等のプロセス値を決定する。
【0004】
そのため、オペレータは、良好な印刷品質を得るために、画像形成装置が搭載する用紙厚表示部、薄紙選択スイッチ、厚紙選択スイッチ等を操作して、印刷しようとする印刷媒体と同じ厚さ、又は、近い厚さの用紙設定を行うようになっている(例えば、特許文献1参照。)。また、画像形成装置が印刷媒体の厚さを検出する機構を搭載している場合には、該機構が印刷媒体の厚さを測定し、該測定された印刷媒体の厚さに適したプロセス値を決定するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−16475号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の画像形成装置においては、特殊な厚さや品質の印刷媒体を使用する場合、該印刷媒体に対応する設定条件が設定条件テーブルに格納されていないので、転写電圧、現像電圧、定着温度等の適切なプロセス値を決定することができない。そのため、前記印刷媒体に対応していない現像バイアス、転写バイアス、定着温度等のプロセス値に従って画像形成が行われるので、印刷品質が低下してしまう。また、印刷媒体が一般的なものであっても、該印刷媒体に対応する設定条件が設定条件テーブルに格納されていない場合には、同様に、適切なプロセス値を決定することができないので、印刷品質が低下してしまう。
【0007】
本発明は、前記従来の画像形成装置の問題点を解決して、上位装置から受信した制御情報に基づいて画像形成装置の動作を制御することによって、良質な印刷品質を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の画像形成装置においては、上位装置から送信されるデータを受信する受信部と、該受信部によって受信されたデータが新たに追加する印刷媒体の種類に対応してトナー画像の形成を制御するための制御情報であることを判定する判定部と、該判定部によって前記データが制御情報であることが判定された場合、該制御情報に基づいてトナー画像の形成を制御する制御部と、前記判定部によって前記制御情報であると判定された場合に該制御情報を格納する格納部と、表示メニューを備える表示部とを有し、前記格納部に格納される新たに追加される印刷媒体に対応する制御情報を、前記表示メニューに追加する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の構成を示す図、図2は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の制御装置の機能を示すブロック図である。
【0011】
図1に示されるように、画像形成装置としての印刷装置10は、印刷装置本体11、前記印刷装置10の印刷制御を行うための制御部としての制御基盤12、制御情報としての印刷媒体毎の設定値を記憶する記憶手段としての不揮発性メモリ13、及び、前記印刷装置10に登録した媒体設定データDをユーザが選択するオペレータパネル14を有する。
【0012】
そして、前記印刷装置10は、インターフェイスケーブル16を介して、上位装置としてのコンピュータ15と通信可能に接続されている。該コンピュータ15は、媒体設定データD及び印刷データを前記印刷装置10に送信するようになっている。なお、前記媒体設定データDは、目的とする媒体としての印刷媒体を使用して良好な印刷結果が得られるように設定された制御情報としての画像形成制御設定データD1及び定着制御設定データD2を有する。
【0013】
ここで、前記印刷装置10は、電子写真方式の画像形成装置であり、像担持体としての感光体ドラム、該感光体ドラムの周囲に配設され、感光体ドラムの表面に電化を供給する帯電装置としての帯電ローラ、帯電された感光体ドラムの表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置、静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナーを付着させて現像する現像ローラ、該現像ローラに対してトナーを供給するトナー供給ローラ、紙等の印刷媒体を搬送する転写ベルト、前記感光体ドラムと対向させて配設され、転写ベルトによって搬送される印刷媒体にトナー像を転写する転写ローラ、感光体ドラムの表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置としてのクリーニングブレード等を有する。そして、帯電ローラによって感光体ドラムの電荷を蓄える帯電プロセスが行われ、露光装置によって感光体ドラム上の画像データを形成する位置に光を照射する露光プロセスが行われ、現像ローラによって露光された部分にトナーを付着させる現像プロセスが行われ、転写ローラによって現像されたトナーを印刷媒体に転写させる転写プロセスが行われる。なお、印刷媒体上のトナー像を熱及び圧力で定着させる定着プロセスは定着部としての定着器によって行われる。
【0014】
また、前記印刷装置10は、カラー画像を形成するカラー画像形成装置であってもよい。この場合、前記印刷装置10が、例えば、タンデム式のカラー電子写真方式のプリンタであるとすると、四色分(ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアン)のドラムユニットが配設され、一色ずつ重ねて最終的な画像を形成するようになっている。
【0015】
そして、前記印刷装置10は、コンピュータ15から受信した媒体設定データDに基づいて、印刷媒体の厚さに適したプロセス値を設定する。この場合、印刷媒体の厚さや種類に応じて、現像バイアス、転写バイアス、定着温度等を高く設定したり低く設定したりする制御を行う。すなわち、現像バイアス、転写バイアス、定着温度等のプロセス値を設定する。
【0016】
ここで、前記制御基盤12は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、入出力インターフェイス等を備える一種のコンピュータである。そして、前記制御基盤12は、機能の観点から、図2に示されるように、コンピュータ15から送信されてきたデータを受信する受信部としての受信処理部21、受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかを判定する判定部としての受信データ判定処理部22、媒体設定データDを登録する媒体設定データ登録処理部23、及び、印刷を行う制御部としての印刷処理部24を有する。
【0017】
また、前記コンピュータ15は、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバ等であるが、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス等を備えるものであれば、いかなる種類のものであってもよい。
【0018】
次に、前記構成の画像形成装置の動作について説明する。
【0019】
図3は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の記憶手段のデータ構成を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【0020】
まず、現像バイアス設定値、転写バイアス設定値、定着温度設定値等の画像形成制御及び定着制御に必要な画像形成制御設定データD1及び定着制御設定データD2を、目的とする印刷媒体で良好な印刷結果が得られるように、実験によって決定し、それを媒体設定データDとしてあらかじめ決められた形式でコンピュータ15の記憶手段に格納する。
【0021】
続いて、コンピュータ15からインターフェイスケーブル16を介して媒体設定データDを印刷装置10に送信する。
【0022】
次に、媒体設定データDを印刷装置10に登録する動作について説明する。
【0023】
この場合、前記コンピュータ15からデータが印刷装置10に送信されると、まず、制御基盤12の受信処理部21が前記データの受信を行う。続いて、受信データ判定処理部22が受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかの判定を行う。そして、受信したデータが媒体設定データDである場合、媒体設定データ登録処理部23が、前記媒体設定データDを新データ1として不揮発性メモリ13に格納する。なお、媒体設定データDであるか否かの判定は、受信した制御コマンドであるPJL(Printer Job Language)データ中に「PJL FSDOWNLOAD」の文字列があるか否かに基づいて行われ、該文字列がある場合に媒体設定データDであると判定する。
【0024】
さらに、媒体設定データ登録処理部23は、新データ1をユーザが媒体種類によって選択した印刷設定データの選択肢の一つとして不揮発性メモリ13に登録する。
【0025】
次に、媒体設定データ登録処理部23は、ユーザが登録した印刷設定データをオペレータパネル14から選択することができるように、あらかじめ新データ1中に含まれているオペレータパネル14の表示用の文字列データを、不揮発性メモリ13中のオペレータパネル14の表示メニューに追加する。なお、不揮発性メモリ13は不揮発性であるので、印刷装置10の電源を切っても、書き込んだデータは保持される。
【0026】
ここで、不揮発性メモリ13は、オペレータパネル14の表示メニューを格納する領域として、図3に示されるように、表示メニュー領域13aを備える。該表示メニュー領域13aは、n個の区画に区分けされ、例えば、第1〜第3の区画にはデフォルト(初期設定)として、印刷媒体の厚さを示す「薄」、「普通」及び「厚」が格納されている。そして、ユーザが登録した印刷設定データであることを示す「新データ1」が、例えば、第nの区画に格納される。このようにして、媒体設定データDの印刷装置10への登録は終了する。
【0027】
そして、登録が終了すると、オペレータパネル14の表示メニューの中から選択することができる。ここで、前記新データ1を選択するものとする。なお、登録データ中に表示メニューにおいて表示したい文字列も送ることができる。例えば、「△△社××用紙」等の文字列を表示させるようにすることができる。なお、AUTOの場合、印刷装置10が有する図示されない媒体厚検出手段によって印刷媒体の厚さを検出し、その厚さに対応したプロセス値の設定が自動的に行われる。また、オペレータパネル14を操作することによって、特定の印刷媒体の厚さが選択された場合、媒体厚検出手段は印刷媒体の厚さを検出せず、選択された印刷媒体の厚さに応じてプロセス値が設定される。
【0028】
また、登録する印刷設定データは、一つの印刷媒体に対して、モノクロ画像を形成するモノクロ印刷用のデータ、及び、カラー画像を形成するカラー印刷用のデータの二つのデータを有する。さらに、媒体設定データDを登録する処理においては、設定されるデータを判定し、有効範囲外の値を含んだデータであった場合、無効登録データであると判定し、前記データは登録せずに捨象する。この場合、エラー表示を行うことが望ましい。
【0029】
前記印刷設定データは、コマンドでオンライン中に送信してもよいし、印刷装置10を登録モードに設定し、登録情報を送信してもよい。
【0030】
また、画像形成制御に必要なデータには、帯電バイアスやクリーニングバイアスや露光量(露光バイアス、露光時間等)の設定値が含まれる。
【0031】
なお、本実施の形態においては、印刷装置10が受信した媒体設定データDとしての制御情報を登録して選択するようになっているが、上位装置としてのコンピュータ15が印刷データを送信する毎に印刷データと制御情報とを印刷装置10に送信し、該印刷装置10は受信した制御情報に基づいて印刷制御を行うようにしてもよい。
【0032】
次に、印刷時の動作について説明する。
【0033】
まず、コンピュータ15からデータが印刷装置10に送信されると、受信処理部21は前記データの受信を行う。続いて、受信データ判定処理部22は、受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかの判定を行う。
【0034】
そして、受信したデータが印刷データである場合、前記受信データ判定処理部22は、印刷処理部24に印刷の指示を出し、印刷処理部24が印刷を行う。この場合、該印刷処理部24は、新データ1が選択されているか否かの判定を行う。ここで、オペレータパネル14の操作によって選択された印刷媒体の種類が新データ1であった場合、又は、コンピュータ15から送られてきた印刷データ中で新データ1が選択されていた場合、印刷処理部24は、新データ1が選択されていると判定し、不揮発性メモリ13に登録されている新データ1に含まれる設定値に基づいて、画像形成制御を行うように設定する。続いて、印刷処理部24は、前記新データ1に含まれる設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。そして、印刷を実行することによって、印刷媒体に印刷データのトナー画像が形成される、すなわち、印刷データが印刷される。これにより、目的とする印刷媒体に適合した印刷制御を行うことができるので、品質のよい印刷を行うことができる。
【0035】
なお、新データ1が選択されているか否かの判定を行って、新データ1が選択されていない場合、印刷処理部24は、不揮発性メモリ13に登録されている標準搭載データに含まれる設定値に基づいて、画像形成制御を行うように設定する。続いて、印刷処理部24は、前記標準搭載データに含まれる設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。そして、印刷を実行することによって、印刷媒体に印刷データが印刷される。
【0036】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 受信したデータが媒体設定データDであるか否かを判定する。受信したデータが媒体設定データDである場合はステップS2に進み、受信したデータが媒体設定データDでない場合、すなわち、印刷データである場合はステップS5に進む。
ステップS2 媒体設定データDを新データ1として不揮発性メモリ13に格納する。
ステップS3 新データ1を印刷設定データの選択肢として不揮発性メモリ13に登録する。
ステップS4 新データ1中のオペレータパネル14の表示用の文字列を、不揮発性メモリ13中のオペレータパネル14の表示メニューに登録し、処理を終了する。
ステップS5 新データ1が選択されているか否かを判定する。新データ1が選択されている場合はステップS6に進み、新データ1が選択されていない場合はステップS8に進む。
ステップS6 不揮発性メモリ13に登録されている新データ1の設定値に基づいて画像形成制御を行うように設定する。
ステップS7 不揮発性メモリ13に登録されている新データ1の設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。
ステップS8 標準搭載データの設定値に基づいて画像形成制御を行うように設定する。
ステップS9 標準搭載データの設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。
ステップS10 印刷を実行し、処理を終了する。
【0037】
このように、本実施の形態においては、使用する印刷媒体が特殊な場合であっても、また、一般的な印刷媒体ではあるが該印刷媒体に対応する設定データが印刷装置10に搭載されていない場合であっても、画像形成制御及び定着制御に必要な画像形成制御設定データD1及び定着制御設定データD2を印刷装置10に登録することができるので、登録した設定データに基づいて印刷を行うことができ、転写不良や定着不良を発生させることなく、良好な品質で印刷を行うことができる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、第1の実施の形態と同じ動作及び効果についてもその説明を省略する。
【0039】
図5は本発明の第2の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【0040】
本実施の形態において、媒体設定データDは、目的とする印刷媒体で良好な印刷結果が得られるように設定された画像形成制御設定データD1、定着制御設定データD2、及び、搬送手段を制御する情報としての印刷速度制御データD3を有する。なお、その他の点の構成については前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0041】
次に、本実施の形態における画像形成装置の動作について説明する。まず、前記第1の実施の形態と同様、現像バイアス設定、転写バイアス設定、定着温度設定等の画像形成制御及び定着制御に必要な画像形成制御設定データD1及び定着制御設定データD2を、目的とする媒体で良好な印刷結果が得られるように実験によって決定する。このとき、目的とする媒体の用紙厚が非常に厚い場合など、現像バイアス設定、転写バイアス設定、定着温度設定等の画像形成制御設定データD1及び定着制御設定データD2だけでは、良好な印刷品質を得ることができない場合がある。
【0042】
そこで、このような場合、印刷速度を調整することによって、転写不良や定着不良が改善され、より良好な印刷品質を得ることができるようになるので、目的とする媒体で良好な印刷結果を得ることができる印刷速度制御データD3も実験によって求める。そして、これらのデータを媒体設定データDとしてあらかじめ決められた形式でコンピュータ15の記憶手段に格納する。
【0043】
続いて、コンピュータ15からインターフェイスケーブル16を介して媒体設定データDを印刷装置10に送信する。
【0044】
次に、媒体設定データDを印刷装置10に登録する動作について説明する。
【0045】
この場合、前記コンピュータ15からデータが印刷装置10に送信されると、まず、受信処理部21が前記データの受信を行う。続いて、受信データ判定処理部22が受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかの判定を行い、媒体設定データDである場合は媒体設定データ登録処理部23がそれを新データ1として不揮発性メモリ13に格納する。
【0046】
さらに、媒体設定データ登録処理部23は、新データ1をユーザが媒体種類によって選択する印刷設定データの選択肢の一つとして不揮発性メモリ13に登録する。
【0047】
続いて、媒体設定データ登録処理部23は、ユーザが登録した印刷設定データをオペレータパネル14から選択することができるように、あらかじめ新データ1中に含まれているオペレータパネル14の表示用の文字列データを不揮発性メモリ13中のオペレータパネル14の表示メニューに追加する。なお、不揮発性メモリ13は不揮発性であるので、印刷装置10の電源を切っても、書き込んだデータは保持される。このようにして、媒体設定データDの印刷装置10への登録は終了する。
【0048】
次に、印刷時の動作について説明する。
【0049】
まず、コンピュータ15からデータが印刷装置10に送信されると、受信処理部21は前記データの受信を行う。続いて、受信データ判定処理部22は、受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかの判定を行う。
【0050】
そして、受信したデータが印刷データである場合、前記受信データ判定処理部22は、印刷処理部24に印刷の指示を出し、印刷処理部24が印刷を行う。ここで、オペレータパネル14で選択された媒体種類が新データ1であった場合、又は、コンピュータ15から送られてきた印刷データ中で新データ1が選択されていた場合、印刷処理部24は、新データ1が選択されていると判定し、不揮発性メモリ13に書き込んだ新データ1の印刷設定データを用いて印刷を行う。この場合、新データ1の設定に基づいて、画像形成制御、定着制御及び印刷速度制御の設定を行って印刷を実行することによって、目的とする印刷媒体に適合した印刷制御を行うことができるので、品質のよい印刷を行うことができる。
【0051】
なお、新データ1が選択されているか否かの判定を行って、新データ1が選択されていない場合、印刷処理部24は、不揮発性メモリ13に登録されている標準搭載データに含まれる設定値に基づいて、画像形成制御、定着制御及び印刷速度制御の設定を行って印刷を実行する。
【0052】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 受信したデータが媒体設定データDであるか否かを判定する。受信したデータが媒体設定データDである場合はステップS12に進み、受信したデータが媒体設定データDでない場合、すなわち、印刷データである場合はステップS15に進む。
ステップS12 媒体設定データDを新データ1として不揮発性メモリ13に格納する。
ステップS13 新データ1を印刷設定データの選択肢として不揮発性メモリ13に登録する。
ステップS14 新データ1中のオペレータパネル14の表示用の文字列を、不揮発性メモリ13中のオペレータパネル14の表示メニューに登録し、処理を終了する。
ステップS15 新データ1が選択されているか否かを判定する。新データ1が選択されている場合はステップS16に進み、新データ1が選択されていない場合はステップS19に進む。
ステップS16 不揮発性メモリ13に登録されている新データ1の設定値に基づいて画像形成制御を行うように設定する。
ステップS17 不揮発性メモリ13に登録されている新データ1の設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。
ステップS18 不揮発性メモリ13に登録されている新データ1の設定値に基づいて印刷速度制御を行うように設定する。
ステップS19 標準搭載データの設定値に基づいて画像形成制御を行うように設定する。
ステップS20 標準搭載データの設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。
ステップS21 標準搭載データの設定値に基づいて印刷速度制御を行うように設定する。
ステップS22 印刷を実行し、処理を終了する。
【0053】
このように、本実施の形態においては、更に、印刷速度制御の設定を行うことができるので、前記第1の実施の形態よりも、さらに良好な品質で印刷を行うことができる。
【0054】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び効果についてもその説明を省略する。
【0055】
図6は本発明の第3の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【0056】
本実施の形態において、媒体設定データDは、目的とする媒体で良好な印刷結果が得られるように設定された画像形成制御設定データD1、定着制御設定データD2、印刷速度制御データD3及び媒体設定データ番号nを有する。そして、複数の媒体設定データ番号nを印刷装置10に登録することができるようにし、ユーザが選択することができるようになっている。
【0057】
次に、本実施の形態における画像形成装置の動作について説明する。まず、前記第2の実施の形態と同様、現像バイアス設定、転写バイアス設定、定着温度設定、印刷速度等の画像形成制御、定着制御及び印刷速度制御に必要な画像形成制御設定データD1、定着制御設定データD2及び印刷速度制御データD3を、目的とする媒体で良好な印刷結果が得られるように実験によって決定し、それを媒体設定データDとしてあらかじめ決められた形式でコンピュータ15に格納する。このとき、媒体設定データD中に何番目の媒体設定データであるかを示す番号n(n:1〜n)を付与する。
【0058】
続いて、コンピュータ15からインターフェイスケーブル16を介して媒体設定データDを印刷装置10に送信する。また、不揮発性メモリ13にはあらかじめn個の媒体設定データDを格納することができる領域を確保しておく。
【0059】
次に、媒体設定データDを印刷装置10に登録する動作について説明する。
【0060】
この場合、前記コンピュータ15からデータが印刷装置10に送信されると、まず、受信処理部21が前記データの受信を行う。続いて、受信データ判定処理部22は受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかの判定を行う。そして、媒体設定データDである場合、媒体設定データ登録処理部23は、媒体設定データD中から何番目の媒体設定データであるかを示す番号nを抽出し、あらかじめ確保してある不揮発性メモリ13中の媒体設定データ登録領域のn番目に、媒体設定データDを新データnとして書き込む。
【0061】
さらに、媒体設定データ登録処理部23は、新データnをユーザが媒体種類によって選択する印刷設定データの選択肢の一つとして不揮発性メモリ13に登録する。
【0062】
続いて、媒体設定データ登録処理部23は、ユーザが登録したデータをオペレータパネル14から選択することができるように、あらかじめ新データn中に含まれているオペレータパネル14の表示用の文字列データを不揮発性メモリ13中のオペレータパネル14の表示メニューに追加する。なお、不揮発性メモリ13は不揮発性であるので、印刷装置10の電源を切っても、書き込んだデータは保持される。このようにして、媒体設定データDの印刷装置10への登録は終了する。
【0063】
次に、印刷時の動作について説明する。
【0064】
まず、コンピュータ15からデータが印刷装置10に送信されると、受信処理部21は前記データの受信を行う。続いて、受信データ判定処理部22は受信したデータが媒体設定データDであるか又は印刷データであるかの判定を行う。
【0065】
そして、受信したデータが印刷データである場合、前記受信データ判定処理部22は、印刷処理部24に印刷の指示を出し、該印刷処理部24が印刷を行う。ここで、オペレータパネル14で選択された媒体種類が新データnであった場合、又は、コンピュータ15から送られてきた印刷データ中で新データnが選択されていた場合、印刷処理部24は、新データnが選択されていると判定し、不揮発性メモリ13に書き込んだ新データnの印刷設定データを用いて印刷を行う。この場合、新データnの設定に基づいて、画像形成制御、定着制御及び印刷速度制御の設定を行って印刷を実行することによって、目的とする印刷媒体に適合した印刷制御を行うことができるので、品質のよい印刷を行うことができる。
【0066】
なお、新データnが選択されているか否かの判定を行って、新データnが選択されていない場合、印刷処理部24は、不揮発性メモリ13に登録されている標準搭載データに含まれる設定値に基づいて、画像形成制御、定着制御及び印刷速度制御の設定を行って印刷を実行する。
【0067】
このように、複数の媒体設定データDを印刷装置10に登録して選択することができるようにすることによって、ユーザが複数の特殊な印刷媒体を使用したい場合でも、それぞれの印刷媒体に適合した印刷制御を行うことができ、品質のよい印刷を行うことができる。
【0068】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 受信したデータが媒体設定データDであるか否かを判定する。受信したデータが媒体設定データDである場合はステップS32に進み、受信したデータが媒体設定データDでない場合、すなわち、印刷データである場合はステップS35に進む。
ステップS32 媒体設定データDをデータ中に格納されている番号nに基づいて新データnとして不揮発性メモリ13の媒体設定データ格納領域のn番目に格納する。
ステップS33 新データnを印刷設定データの選択肢として不揮発性メモリ13に登録する。
ステップS34 新データn中のオペレータパネル14の表示用の文字列を、不揮発性メモリ13中のオペレータパネル14の表示メニューに登録し、処理を終了する。
ステップS35 新データnが選択されているか否かを判定する。新データnが選択されている場合はステップS36に進み、新データnが選択されていない場合はステップS39に進む。
ステップS36 不揮発性メモリ13に登録されている新データnの設定値に基づいて画像形成制御を行うように設定する。
ステップS37 不揮発性メモリ13に登録されている新データnの設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。
ステップS38 不揮発性メモリ13に登録されている新データnの設定値に基づいて印刷速度制御を行うように設定する。
ステップS39 標準搭載データの設定値に基づいて画像形成制御を行うように設定する。
ステップS40 標準搭載データの設定値に基づいて定着制御を行うように設定する。
ステップS41 標準搭載データの設定値に基づいて印刷速度制御を行うように設定する。
ステップS42 印刷を実行し、処理を終了する。
【0069】
このように、本実施の形態においては、複数の媒体設定データ番号nを印刷装置10に登録することができるので、ユーザが複数の特殊な印刷媒体を使用したい場合でも、それぞれの印刷媒体に適合した印刷制御を行うことができ、良好な品質で印刷を行うことができる。
【0070】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0071】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、画像形成装置においては、上位装置から送信されるデータを受信する受信部と、該受信部によって受信されたデータが新たに追加する印刷媒体の種類に対応してトナー画像の形成を制御するための制御情報であることを判定する判定部と、該判定部によって前記データが制御情報であることが判定された場合、該制御情報に基づいてトナー画像の形成を制御する制御部と、前記判定部によって前記制御情報であると判定された場合に該制御情報を格納する格納部と、表示メニューを備える表示部とを有し、前記格納部に格納される新たに追加される印刷媒体に対応する制御情報を、前記表示メニューに追加する。
【0072】
この場合、上位装置から受信した制御情報に基づいてトナー画像の形成を制御するので、良質な印刷品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の制御装置の機能を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の記憶手段のデータ構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 印刷装置
15 コンピュータ

Claims (15)

  1. (a)上位装置から送信されるデータを受信する受信部と、
    (b)該受信部によって受信されたデータが新たに追加する印刷媒体の種類に対応してトナー画像の形成を制御するための制御情報であることを判定する判定部と、
    (c)該判定部によって前記データが制御情報であることが判定された場合、該制御情報に基づいてトナー画像の形成を制御する制御部と
    (d)前記判定部によって前記制御情報であると判定された場合に該制御情報を格納する格納部と、
    (e)表示メニューを備える表示部とを有し、
    (f)前記格納部に格納される新たに追加される印刷媒体に対応する制御情報を、前記表示メニューに追加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記格納部に格納された前記制御情報から所望の制御情報を選択する選択部とを有し、
    前記制御部は、前記選択部で選択された前記制御情報に基づいてトナー画像の形成を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御情報は、露光量、帯電バイアス、現像バイアス及び転写バイアスの中の少なくとも一つの設定値を含む請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 媒体の搬送を制御する搬送制御部を有し、
    前記制御情報は前記搬送制御部を制御する情報を含み、該情報は媒体搬送速度の設定値である請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御情報は、印刷媒体に対してモノクロ印刷用の制御情報とカラー印刷用の制御情報とを含む請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御情報の有効範囲を判断する判断部を有し、有効範囲外の制御情報を捨象する請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記表示部はメッセージを表示し
    前記判定部が前記制御情報を捨象した場合、前記表示部でエラー表示を行う請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御情報は、コマンド体系のデータであり、印字データと区別可能なコマンド群を含む請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御情報は、画像形成装置が登録モードに移行した後に受信される請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 前記表示部はメッセージを表示し
    前記制御情報は、前記表示部に表示する文字列を含む請求項1に記載の画像形成装置。
  11. (a)トナーを印刷媒体に定着させる定着部と、
    (b)上位装置から送信されるデータを受信する受信部と、
    (c)該受信部によって受信されたデータが新たに追加する印刷媒体の種類に対応して前記定着部を制御するための制御情報であることを判定する判定部と、
    )該判定部によって前記データが制御情報であることが判定された場合、該制御情報に基づいて前記定着部を制御する制御部と
    (e)前記判定部によって前記制御情報であると判定された場合に該制御情報を格納する 格納部と、
    (f)表示メニューを備える表示部とを有し、
    (g)前記格納部に格納される新たに追加される印刷媒体に対応する制御情報を、前記表示メニューに追加することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記格納部に格納された前記制御情報から所望の制御情報を選択する選択部とを有し、
    前記制御部は、前記選択部で選択された前記制御情報に基づいて前記定着部を制御する請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御情報は定着温度の設定値である請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 媒体の搬送を制御する搬送制御部を有し、
    前記制御情報は前記搬送制御部を制御する情報を含み、該情報は媒体搬送速度の設定値である請求項11に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御情報は、印刷媒体に対してモノクロ印刷用の制御情報とカラー印刷用の制御情報とを含む請求項11に記載の画像形成装置。
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