JP4595188B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部カードを用いて拡張機能を実行する自動販売機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は自動販売機の前面ドアを閉じた状態を示す正面図であり、例えば缶飲料を販売するものとする。図6において、前面ドア101は、自動販売機の左側面端を支軸として開閉するものであり、コラム設定、缶飲料補充等を行うときは開錠して開き、通常販売を行うときは施錠して閉じておくものである。パネル102は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されている複数種類の缶飲料サンプル103を確認するためのものである。つまり、利用者は、パネル102を通して複数種類の缶飲料サンプル103を見渡すことにより、購入したい缶飲料を選択できる。硬貨投入口104は、利用者が硬貨を投入する部分であり、投入硬貨は自動販売機内部のコインメカに供給される。紙幣挿入口105は、利用者が紙幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自動販売機内部のビルバリに供給される。表示部106は、投入硬貨金額、挿入紙幣金額等を表示するものである。商品選択釦107は、販売可ランプおよび売り切れランプを内蔵し、缶飲料サンプル103それぞれに対応してパネル102に設けられるものである。販売可ランプは、利用者が少なくとも1本の缶飲料を購入できる硬貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部のコラムに缶飲料が収容されている場合のみ、この缶飲料に対応するものが点灯する。売り切れランプは、自動販売機内部の所定コラムが空になると、この缶飲料に対応するものが常時点灯する。販売可ランプが点灯している商品選択釦107を押下すると、この缶飲料サンプル103に対応する缶飲料が商品取出口108まで搬出される。返却レバー109は、投入硬貨を返却口110から返却したり、投入硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金額を差し引いた釣銭を返却口110から返却したりするためのものである。
【0003】
図7は、図6の自動販売機の動作を説明するためのブロック図である。
【0004】
図7において、主制御部201は、自動販売機の制御を統括するものであり、ROM、CPU、RAM、周辺回路(タイマ等)を内蔵するマイクロコンピュータから成るものである。詳しくは、ROMは、後述する複数の従制御部を統括制御するためのプログラムデータが予め格納されたものであり、CPUは、ROMから読み出されたプログラムデータの解読結果に従って複数の従制御部を統括制御するものであり、RAMは、CPUによる演算結果、複数の従制御部からの各種データ等の書き込みまたは読み出しを行うものである。ハードウエア面では、ROMは、データを製造工程で焼き付け固定するマスクROM、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュメモリを含む)等の不揮発性メモリである。CPUは、ROMの実行アドレスを指定するプログラムカウンタ、ROMからの読み出し内容を解読するインストラクションデコーダ、論理演算を行う演算論理ユニット、演算データを一時格納するアキュムレータ等を内蔵する。RAMは、SRAM等の揮発性メモリであり、記憶内容を保持するためのバックアップ電源(電池)を有する。硬貨処理制御部202、紙幣処理制御部203、接客制御部204、販売制御部205は、複数の従制御部に相当し、ハードウエア面において、主制御部201と同様のROM、CPU、RAMを内蔵する。コインメカ206は、釣銭切れを検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口104からの投入硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を返却口110から返却するものである。硬貨処理制御部202は、コインメカ206を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等を行わせるものである。ビルバリ207は、コインメカ206と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口105からの挿入紙幣を受け取り、必要に応じて釣札を紙幣挿入口105から返却するものである。紙幣処理制御部203は、ビルバリ207を制御し、挿入紙幣の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、釣札払い出し等を行わせるものである。尚、硬貨処理制御部202および紙幣処理制御部203は、硬貨投入および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行する。接客部208は、表示部106と、複数種類の缶飲料サンプル103に対応して設けられた複数の商品選択釦107と、販売中、販売中止、釣銭切れを表すランプと、を備えたものである。接客制御部204は、接客部208を制御する。つまり、接客制御部204は、主制御部201からの缶飲料販売に関する接客指示に従って、販売中、販売中止、釣銭切れを表すランプを点灯させたり、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れランプを点灯させたり、更には、複数の商品選択釦107の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出信号を主制御部201に送信したりする。販売機構209は、利用者が希望する缶飲料を商品取出口108まで搬出させるものである。販売制御部205は、販売機構209を制御し、接客制御部204からの前記検出信号に応答した主制御部201からの販売指示に従って、利用者の希望商品を商品取出口108まで搬出させる。
【0005】
さて、既存の自動販売機の機能を拡張するとき、主制御部201または従制御部(硬貨処理制御部202、紙幣処理制御部203、接客制御部204、販売制御部205等)に内蔵される不揮発性メモリのプログラムデータを変更しなければならない。この際、上記不揮発性メモリとしてマスクROMを用いていると、各制御部内部の基板そのものを交換しなければならず、材料費および人件費が高くなるとともに作業効率も悪いので、最近では上記不揮発性メモリとして繰り返し書き換えできるEEPROMを用いる傾向が高くなっている(例えば特開平5−89325号)。
【0006】
従来は、自動販売機を製造するとき、将来の拡張機能を予測し、通常機能および拡張機能を実行できるだけの従来より記憶容量の大きいEEPROMを基板に実装したり、或いは、通常機能および拡張機能を実行するための全プログラムデータを外部カード内部のメモリに予め記憶させたりすることにより、拡張機能に対応していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の場合、予測上における将来の拡張機能と実際の拡張機能とは必ずしも一致しない。従って、実際必要となる拡張機能に対してEEPROMの記憶容量が足らないという不都合を生じる問題があった。また、後者の場合、外部カードを制御部内部の基板と電気接続しなければならないので、外部カードから制御部へデータ転送する際に必要となる多段のゲートバッファ、拡張バス、配線容量等の要因によって、データ転送速度が遅くなる問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、拡張機能を確実に実行できる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記問題点を解決するために創作されたものである。
【0010】
請求項1は、データを電気的に書き換えできる不揮発性メモリが記憶するプログラムデータに従って自動販売機の機能を実行するための制御を行う制御部を、備えた自動販売機の制御装置において、自動販売機の拡張機能を実行するための拡張プログラムデータ、及び前記制御部が前記拡張プログラムデータを処理できるように、前記拡張プログラムデータと対応する修正プログラムデータが記憶されたメモリを有するカード手段と、前記制御部と前記カード手段とを電気接続する接続手段と、を備え、前記制御部は、前記カード手段と電気接続されると、前記不揮発性メモリの内容を前記プログラムデータから前記修正プログラムデータへ書き換え可能とし、前記カード手段から前記拡張プログラムデータが供給されると、自動販売機の拡張機能を実行するための制御を行うものである。
【0013】
請求項は、請求項に従属し、前記制御部は、前記カード手段と電気接続された後に書き換えのための信号を受け取ると、前記不揮発性メモリの内容を書き換えるものである。
【0014】
請求項は、請求項またはに従属し、前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータは、それぞれの形式を識別するための識別情報を含み、前記制御部は、前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータの識別情報が一致しないとき、前記カード手段が対応しないものと判別するものである。
【0015】
請求項は、請求項に従属し、前記制御部は、前記カード手段が対応しないことを警告する第1警告信号を出力するものである。
【0016】
請求項は、請求項に従属し、前記第1警告信号が供給され、前記カード手段が対応しないことを表示する表示部を、備えたものである。
【0017】
請求項は、請求項に従属し、前記表示部は、前記カード手段が対応しないことの表示として、前記不揮発性メモリの内容を書き換えること、または、前記カード手段を交換することを促す表示を行うものである。
【0018】
請求項は、請求項1乃至の何れかに従属し、前記不揮発性メモリが記憶するプログラムデータは、拡張プログラムデータの要否と、要となる拡張プログラムデータの形式とを識別するための識別情報を含むとともに、前記メモリが記憶する拡張プログラムデータは、それ自体の形式を識別するための識別情報を含み、 前記制御部は、要となる拡張プログラムデータの形式のための識別情報と一致するものがないとき、前記カード手段が対応しないものと判別するものである。
【0019】
請求項は、請求項に従属し、前記制御部は、前記カード手段が対応しないことを警告する第2警告信号を出力するものである。
【0020】
請求項は、請求項に従属し、前記第2警告信号が供給され、前記カード手段が対応しないことを表示する表示部を、備えたものである。
【0021】
請求項10は、請求項に従属し、前記表示部は、前記カード手段が対応しないことの表示として、前記カード手段を交換することを促す表示を行うものである。
【0022】
請求項11は、請求項1に従属し、前記不揮発性メモリをマスクROMとしたものである。
【0023】
請求項12は、請求項乃至11の何れかに従属し、前記不揮発性メモリをフラッシュメモリとしたものである。
【0024】
請求項13は、請求項1乃至12の何れかに従属し、前記メモリをフラッシュメモリとしたものである。
【0025】
請求項14は、請求項またはに従属し、前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータは、それぞれの形式を識別するための識別情報を含み、前記制御部は、前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータの識別情報が一致しないとき、前記不揮発性メモリの内容が修正プログラムデータに書き換えられていないものと判別するものである。
【0026】
請求項15は、請求項1乃至の何れかに従属し、前記不揮発性メモリが記憶するプログラムデータは、拡張プログラムデータの要否と、要となる拡張プログラムデータの形式とを識別するための識別情報を含むとともに、前記メモリが記憶する拡張プログラムデータは、それ自体の形式を識別するための識別情報を含み、前記制御部は、要となる拡張プログラムデータの形式のための識別情報と一致するものがないとき、前記カード手段と接続されていないものと判別するものである。
【0027】
従って、本発明によれば、拡張機能のみカード手段を用いて実行するようにしたので、拡張機能に依存しない一定記憶容量の不揮発性メモリを基板に実装するだけで済み、種々の拡張機能に柔軟に対応できる汎用性の高い自動販売機を提供できる。また、拡張機能以外の通常機能の実行速度が遅くなるのを防止できる。更に、不揮発性メモリの内容をメモリの内容と整合させるので、拡張機能を実行する際のプログラム暴走を未然に防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を図面に従って具体的に説明する。
【0029】
図1は本発明を適用する主制御部の基板と外部カードとを示す図である。尚、主制御部の基板上における周辺回路は図示していない。
【0030】
図1において、主制御部1は、図7の主制御部201と同様に、自動販売機の動作を統括制御するものである。主制御部1内部において、フラッシュメモリFROM2(不揮発性メモリ)は、自動販売機の通常機能を実行するためのプログラムデータAが記憶されている。詳細すると、このプログラムデータAは、それ自体の形式(バージョン)を識別するための識別情報a1、拡張プログラムデータの要否を識別するための識別情報a2、要となる拡張プログラムデータの形式を識別するための識別情報a3を含む。 FROM3は、FROM2の内容を書き換えるためのプログラムデータBが記憶されている。CPU4は、FROM2、3のプログラムデータA、Bの解読結果に従って各種の論理演算を実行するものである。RAM5は、 CPU4による演算結果、複数の従制御部からの各種データ等の書き込みまたは読み出しを行うものである。主制御部1の基板6は、上記のFROM2、3、CPU4、RAM5、および周辺回路がデータ処理可能な状態で実装されるとともに、外部カード8(カード手段)を電気接続するための差込口7(接続手段)を備えている。
【0031】
外部カード8は、主制御部1の差込口7に装着することによって、拡張機能を実行可能とするものである。外部カード8内部において、ROM9(メモリ)は、自動販売機の拡張機能を実行するための拡張プログラムデータCと、主制御部1が拡張プログラムデータCを正常処理できるように、自動販売機の通常機能を実行するためのプログラムデータAに対応する修正プログラムデータDとが記憶されている。詳細すると、拡張プログラムデータCは、それ自体の形式を識別するための識別情報c1を含む。また、修正プログラムデータDは、プログラムデータAと同様に、それ自体の形式を識別するための識別情報d1、拡張プログラムデータの要否を識別するための識別情報d2、要となる拡張プログラムデータの形式を識別するための識別情報d3を含む。尚、ROM9はFROMでもよい。RAM10は、主制御部1および外部カード8が電気接続された状態で、RAM5と同様の書き込みまたは読み出しを行うものである。ゲートバッファ11は、主制御部1および外部カード8の間のデータ入出力を行うものである。
【0032】
図2は、本発明を適用する主制御部と外部カードとを電気接続したときのメモリ空間を示す図である。メモリ空間は、例えば00000H〜FFFFFH(Hはヘキサデシマル)の1Mバイトである。主制御部1の差込口7に外部カード8を装着すると、FROM2、FROM3、RAM5、ROM9、RAM10それぞれのアドレスは、主制御部1内部のハードウエアで決定する領域に割り当てられる。例えば、FROM2、FROM3、RAM5、ROM9、RAM10それぞれのアドレスは、 h〜i、j〜k、 a〜b、e〜g、c〜dとなる。この状態で、h〜iのプログラムデータAをf〜gの修正プログラムデータDに書き換え可能となる。尚、a〜kはメモリ空間を仕切るための単なる記号である。
【0033】
図3は、本発明の自動販売機の制御装置を説明するためのブロック図である。尚、図3は、主制御部1および外部カード8を電気接続した状態を表すものであり、図1と同一のものには同一番号を記すとともにその説明を省略する。
【0034】
図3において、発振回路12は、発振振動子(例えば水晶振動子、セラミック振動子等)の発振周波数に基づいて自走発振するものである。クロックジェネレータ13は、発振回路12からの発振クロックを所定分周し、主制御部1の内部回路を動作させるためのシステムクロックを出力するとともに、計時用の1秒信号を出力するものである。尚、クロックジェネレータ13に供給される発振クロックは、自走発振に限らず、外部からの発振クロックをそのまま使用する他走発振であってもよい。データバス14は、主制御部1および外部カード8の内部回路の周辺に配置され、アドレスデータ、プログラムデータ、テーブルデータ、演算データ等の転送を行うものである。プログラムカウンタ15(PC)は、FROM2、FROM3、ROM9の実行アドレスを指定するものである。インストラクションレジスタ16(IR)は、FROM2、FROM3、ROM9から読み出されるプログラムデータ、テーブルデータ等を保持するものである。インストラクションデコーダ17(IDEC)は、インストラクションレジスタ16が保持する命令内容を解読し、各部を制御するための制御信号を出力するものである。演算論理ユニット18(ALU)は、2個の入力データを加減算し、このときの演算結果をデータバス14を介して要求先に出力するものである。アキュムレータ19(ACC)は、演算論理ユニット18の演算データを一時保持するものである。IXレジスタ20は、FROM2の内容をプログラムデータAから修正プログラムデータDへ書き換えるとき、ROM9のアドレスf〜gを順次指定するものである。IYレジスタ21は、 FROM2の内容をプログラムデータAから修正プログラムデータDへ書き換えるとき、FROM2のアドレスh〜iを順次指定するものである。レジスタ22は、 ROM9から読み出される修正プログラムデータDを一時保持するものである。タイマ23は、リセットされて1秒信号を所定回数(例えば2回)計数すると、計数終了信号を出力するものである。カウンタ24は、ROM9のアドレスf〜gの総数が初期設定され、FROM2の内容が1アドレス単位で書き換えられる毎に、この初期設定値を−1ずつ減算するものである。昇圧回路25は、FROM2のデータ消去およびデータ書き込みのための高電圧(例えば12ボルト)を発生するものである。尚、昇圧回路25は、FROM2内部に設けてもよい。割込制御回路26は、 FROM2の内容を書き換えるためのスイッチ(図示せず)をオンしたときの割り込み要求が供給されるものである。
【0035】
以下、図3の動作を図4および図5のフローチャートを用いて説明する。
【0036】
先ず、自動販売機に電源を投入すると、プログラムカウンタ15は、主制御部1内部のCPU4によってアドレス値lを初期値に設定され、FROM3のアドレスlを指定する。尚、FROM3のアドレスlは、FROM3の先頭アドレスjにジャンプするためのプログラムデータが記憶される領域である。これより、FROM3から読み出される先頭アドレスj以降のプログラムデータの解読結果に従って、主制御部1全体は初期化される。その後、プログラムカウンタ15は、外部カード8に関する判別を行うためのアドレス値に設定される(A1)。
【0037】
主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、外部カード8を差込口7に装着した際の特定の端子接触点の電圧状態を検出するものであり、この端子接触点が論理値“0”(例えば0ボルト)のとき、外部カード8が差込口7に装着されているものと判別し、この端子接触点が論理値“1”(例えば5ボルト)のとき、外部カード8が差込口7に装着されていないものと判別する(A2)。
【0038】
主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されていないものと判別すると(A2:NO)、更に、FROM2が主制御部1内部で実行可能なプログラムデータ(例えばプログラムデータA)を記憶しているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、プログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報a1)が予め用意されているテーブル内に存在するかどうかを検出する(A3)。主制御部1は、テーブル内の如何なる識別情報も存在しないことを検出し、FROM2が必要なプログラムデータを記憶していないものと判別すると(A3:NO)、ステップA2を再度実行し、外部カード8が差込口7に装着されるまで待機する。
【0039】
主制御部1は、識別情報がテーブル内に存在することを検出し、FROM2が必要なプログラムデータを記憶しているものと判別すると(A3:YES)、更に、拡張プログラムデータの要否を判別する。詳細すると、主制御部1は、FROM2内の拡張プログラムデータの要否を識別するための識別情報(例えば識別情報a2)を検出するものであり、この識別情報が論理値“0”のとき、拡張プログラムデータを不要と判別し、この識別情報が論理値“1”のとき、拡張プログラムデータを要と判別する(A4)。主制御部1は、拡張プログラムデータを不要と判別すると(A4:NO)、外部カード8を必要としないので、その後はFROM2のプログラムデータに基づく演算処理を実行する(A5)。
【0040】
主制御部1は、拡張プログラムデータを要と判別すると(A4:YES)、更に、ステップA2と同様の方法で、外部カード8が差込口7に装着されているかどうかを判別する(A6)。主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されているものと判別すると(A6:YES)、更に、外部カード8内部のROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応するかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、FROM2内における拡張プログラムデータの形式を識別するための識別情報(例えば識別情報a3)とROM9内における拡張プログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報c1)とを比較し、両方の識別情報が一致したとき、ROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応するものと判別し、両方の識別情報が異なるとき、ROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応しないものと判別する(A7)。
【0041】
主制御部1は、ROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応するものと判別すると(A7:YES)、 FROM2のプログラムデータおよびROM9の拡張プログラムデータに基づく通常処理を実行する(A5)。
【0042】
主制御部1は、 ROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応しないものと判別すると(A7:NO)、接客制御部204に警告信号X(第2警告信号)を供給する。接客制御部204は、この警告信号Xに従って、表示部106に外部カード8を交換することを促すメッセージ(例えば「カードヲ コウカンシテクダサイ」等)を表示させる。尚、警告専用ランプを設け、当該警告専用ランプを点灯または点滅させるようにしてもよい。これより、プログラムが暴走するのを未然に防止できる(A8)。
【0043】
ステップA2に戻り、主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されているものと判別すると(A2:YES)、更に、FROM2の内容を書き換えるためのスイッチがオンしたかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、スイッチのオンを表す割り込み要求が発生したかどうかを判別する(A9)。
【0044】
主制御部1は、割り込み要求が発生しないものと判別すると(A9:NO)、更に、ステップA3と同様の方法で、 FROM2が主制御部1内部で実行可能なプログラムデータを記憶しているかどうかを判別する(A10)。
【0045】
主制御部1は、 FROM2が主制御部1内部で実行可能なプログラムデータを記憶しているものと判別すると(A10:YES)、更に、ステップA7と同様の方法で、FROM2のプログラムデータがROM9の修正プログラムデータに書き換えられているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、 FROM2内におけるプログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報a1)とROM9内における修正プログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報d1)とを比較し、両方の識別情報が一致したとき、FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータであるものと判別し、両方の識別情報が異なるとき、 FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータではないものと判別する(A11)。
【0046】
主制御部1は、 FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータであるものと判別すると(A11:YES)、ROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応するので、 FROM2のプログラムデータおよびROM9の拡張プログラムデータに基づく演算処理を実行する(A5)。
【0047】
主制御部1は、 FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータではないものと判別すると(A11:NO)、接客制御部204に警告信号Y(第1警告信号)を供給する。接客制御部204は、この警告信号Yに従って、表示部106にFROM2のプログラムデータを書き換えることを促すメッセージ(例えば「プログラムヲ カキカエテクダサイ」等)と、外部カード8を交換することを促すメッセージ(例えば「カードヲ コウカンシテクダサイ」等)とを表示させる。作業員は、表示部106のメッセージを確認することにより、FROM2のプログラムデータを書き換える作業と、外部カード8を交換する作業とを、適宜選択して行えばよい。尚、警告専用ランプを設け、当該警告専用ランプを点灯または点滅させるようにしてもよい。これより、ステップA8と同様に、プログラムが暴走するのを未然に防止できる(A12)。
【0048】
ステップA9に戻り、主制御部1は、割り込み要求が発生したものと判別すると(A9:YES)、図5のフローチャートを実行する。尚、図2に示すように、主制御部1の基板6上のFROM2、3それぞれにはプログラムデータA、Bが記憶され、外部カード8内のROM9には拡張プログラムデータCおよび修正プログラムデータDが記憶されていることを前提とする。
【0049】
先ず、割込制御回路26は、書き換え用スイッチのオンを表す割り込み要求が供給されると、プログラムカウンタ15の値を、FROM3のプログラムデータBの中でFROM2の内容を書き換えるためのアドレス値に設定する。これより、FROM3から読み出されるプログラムデータの解読結果に従って、FROM2は、それ自体の各メモリセルを構成するMOSトランジスタのフローティングゲートに昇圧回路25の高電圧が供給され、全メモリセルのデータが一括消去される(B1)。
【0050】
カウンタ24は、FROM2の全アドレス数と等しい値が設定される(B2)。
【0051】
IXレジスタ20は、ROM9の中で修正プログラムデータDが記憶されている領域の先頭アドレス値fが設定される(B3)。
【0052】
IYレジスタ21は、FROM2の先頭アドレス値hが設定される(B4)。
【0053】
ROM9は、読み出し可能状態に設定され、IXレジスタ20で指定される先頭アドレスfの記憶内容を読み出す。レジスタ22は、この先頭アドレスfの記憶内容を一時保持する(B5)。
【0054】
FROM2は、書き込み可能状態に設定され、IYレジスタ21で指定される先頭アドレスhに、レジスタ22が一時保持している記憶内容を昇圧回路25の高電圧を用いて書き込む。これより、ROM9の修正プログラムデータDの1アドレス分をFROM2に書き込んだことになる(B6)。
【0055】
カウンタ24の値を−1減算する(B7)。
【0056】
カウンタ24の値が0であるかどうかを判別する(B8)。
【0057】
カウンタ24の値が0でないものと判別したとき(B8:NO)、FROM2の全内容の書き換えが終了していないものとして、IXレジスタ20の先頭アドレス値fを+1加算する。詳細すると、IXレジスタ20の先頭アドレス値fを演算論理ユニット18に供給する。演算論理ユニット18は、先頭アドレス値fを+1加算して得られたアドレス値f+1をIXレジスタ20に再度設定する(B9)。同様に、IYレジスタ21の先頭アドレス値hも+1加算する。詳細すると、 IYレジスタ21の先頭アドレス値hを演算論理ユニット18に供給する。演算論理ユニット18は、先頭アドレス値hを+1加算して得られたアドレス値h+1をIYレジスタ21に再度設定する(B10)。以上のステップB5〜B10をカウンタ24の値が0になるまで繰り返す。
【0058】
カウンタ24の値が0であるものと判別したとき(B8:YES)、FROM2の全内容の書き換えが終了したものとして、警告信号Z(制御信号の1つ)を出力する。接客制御部204は、この警告信号Zに従って、表示部106にFROM2のプログラムデータを書き換えたことを告知するメッセージ(例えば「プログラムヲ カキカエマシタ」等)を表示させる。尚、警告専用ランプを設け、当該警告専用ランプを点灯または点滅させるようにしてもよい。(B11)。
【0059】
タイマ23がリセットされてクロックジェネレータ13の1秒信号を計数開始する(B12)。タイマ23が2秒を計数すると(B13:YES)、プログラムカウンタ15の値は、タイマ23の計数終了信号に従ってFROM3の先頭アドレス値jに設定され、図4の動作を再度実行する(B14)。
【0060】
以下、図3の動作を図4に代わる図8のフローチャートを用いて説明する。
【0061】
先ず、自動販売機に電源を投入すると、プログラムカウンタ15は、主制御部1内部のCPU4によってアドレス値lを初期値に設定され、FROM3のアドレスlを指定する。尚、FROM3のアドレスlは、FROM3の先頭アドレスjにジャンプするためのプログラムデータが記憶される領域である。これより、FROM3から読み出される先頭アドレスj以降のプログラムデータの解読結果に従って、主制御部1全体は初期化される。その後、プログラムカウンタ15は、外部カード8に関する判別を行うためのアドレス値に設定される(C1)。
【0062】
主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、外部カード8を差込口7に装着した際の特定の端子接触点の電圧状態を検出するものであり、この端子接触点が論理値“0”(例えば0ボルト)のとき、外部カード8が差込口7に装着されているものと判別し、この端子接触点が論理値“1”(例えば5ボルト)のとき、外部カード8が差込口7に装着されていないものと判別する(C2)。
【0063】
主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されているものと判別すると(C2:YES)、更に、FROM2の内容を書き換えるためのスイッチがオンしたかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、スイッチのオンを表す割り込み要求が発生したかどうかを判別する(C3)。
【0064】
主制御部1は、割り込み要求が発生したものと判別すると(C3:YES)、図5のフローチャートのステップB1〜B14を引き続き実行する。一方、主制御部1は、割り込み要求が発生しないものと判別すると(C3:NO)、更に、FROM2が主制御部1内部で実行可能なプログラムデータ(例えばプログラムデータA)を記憶しているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、プログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報a1)が予め用意されているテーブル内に存在するかどうかを検出する(C4)。主制御部1は、テーブル内の如何なる識別情報も存在しないことを検出し、FROM2が必要なプログラムデータを記憶していないものと判別すると(C4:NO)、ステップC3を再度実行し、スイッチのオンを表す割り込み要求が発生するまで待機する。
【0065】
主制御部1は、 FROM2が主制御部1内部で実行可能なプログラムデータを記憶しているものと判別すると(C4:YES)、更に、FROM2のプログラムデータがROM9の修正プログラムデータに書き換えられているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、 FROM2内におけるプログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報a1)とROM9内における修正プログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報d1)とを比較し、両方の識別情報が一致したとき、FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータであるものと判別し、両方の識別情報が異なるとき、 FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータではないものと判別する(C5)。
【0066】
主制御部1は、 FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータであるものと判別すると(C5:YES)、ROM9の拡張プログラムデータがFROM2のプログラムデータに対応するので、 FROM2のプログラムデータおよびROM9の拡張プログラムデータに基づく演算処理を実行する(C6)。一方、主制御部1は、 FROM2のプログラムデータが修正プログラムデータではないものと判別すると(C5:NO)、ステップC3を再度実行し、スイッチのオンを表す割り込み要求が発生するまで待機する。
【0067】
ステップC2に戻り、主制御部1は、外部カード8が差込口7に装着されていないものと判別すると(C2:NO)、更に、ステップC4と同様の方法で、FROM2が主制御部1内部で実行可能なプログラムデータ(例えばプログラムデータA)を記憶しているかどうかを判別する。詳細すると、主制御部1は、プログラムデータ自体の形式を識別するための識別情報(例えば識別情報a1)が予め用意されているテーブル内に存在するかどうかを検出する(C7)。主制御部1は、テーブル内の如何なる識別情報も存在しないことを検出し、FROM2が必要なプログラムデータを記憶していないものと判別すると(C7:NO)、ステップC2を再度実行し、外部カード8が差込口7に装着されるまで待機する。
【0068】
主制御部1は、識別情報がテーブル内に存在することを検出し、FROM2が必要なプログラムデータを記憶しているものと判別すると(C7:YES)、更に、拡張プログラムデータの要否を判別する。詳細すると、主制御部1は、FROM2内の拡張プログラムデータの要否を識別するための識別情報(例えば識別情報a2)を検出するものであり、この識別情報が論理値“0”のとき、拡張プログラムデータを不要と判別し、この識別情報が論理値“1”のとき、拡張プログラムデータを要と判別する(C8)。主制御部1は、拡張プログラムデータを不要と判別すると(C8:NO)、外部カード8を必要としないので、その後はFROM2のプログラムデータに基づく演算処理を実行する(C9)。一方、主制御部1は、拡張プログラムデータを要と判別すると(C8:YES)、更に、ステップA2を再度実行し、外部カード8が差込口7に装着されているかどうかを判別する。
【0069】
図8のステップ数は、図4のステップ数より少ないので、主制御部1におけるプログラム処理の負担を軽減することができる。
【0070】
以上より、主制御部1は、拡張機能を必要とするとき、基板6上のFROM3の修正プログラムデータDと外部カード8内のROM9の拡張プログラムデータCとに基づいて演算処理を実行することになる。尚、機能拡張は、主制御部1に限らず、従制御部で実行してもよい。また、FROM2をマスクROMに変更しても、外部カード8を用いて拡張機能を実行できる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、拡張機能のみカード手段を用いて実行するようにしたので、拡張機能に依存しない一定記憶容量の不揮発性メモリを基板に実装するだけで済み、種々の拡張機能に柔軟に対応できる汎用性の高い自動販売機を提供することができる。また、拡張機能以外の通常機能の実行速度が遅くなるのを防止することができる。更に、不揮発性メモリの内容をメモリの内容と整合させるので、拡張機能を実行する際のプログラム暴走を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する主制御部の基板と外部カードとを示す図である。
【図2】図1の主制御部と外部カードとを電気接続したときのメモリ空間を示す図である。
【図3】本発明の自動販売機の制御装置を説明するためのブロック図である。
【図4】図3の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3の動作を説明するための他のフローチャートである。
【図6】一般的な自動販売機の正面図である。
【図7】図6の動作を説明するためのブロック図である。
【図8】図4に代わるフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部
2 FROM
4 CPU
7 差込口
8 外部カード
9 ROM

Claims (15)

  1. データを電気的に書き換えできる不揮発性メモリが記憶するプログラムデータに従って自動販売機の機能を実行するための制御を行う制御部を、備えた自動販売機の制御装置において、
    自動販売機の拡張機能を実行するための拡張プログラムデータ、及び前記制御部が前記拡張プログラムデータを処理できるように、前記拡張プログラムデータと対応する修正プログラムデータが記憶されたメモリを有するカード手段と、
    前記制御部と前記カード手段とを電気接続する接続手段と、を備え、
    前記制御部は、前記カード手段と電気接続されると、前記不揮発性メモリの内容を前記プログラムデータから前記修正プログラムデータへ書き換え可能とし、前記カード手段から前記拡張プログラムデータが供給されると、自動販売機の拡張機能を実行するための制御を行うことを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. 前記制御部は、前記カード手段と電気接続された後に書き換えのための信号を受け取ると、前記不揮発性メモリの内容を書き換えることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の制御装置。
  3. 前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータは、それぞれの形式を識別するための識別情報を含み、前記制御部は、前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータの識別情報が一致しないとき、前記カード手段が対応しないものと判別することを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記カード手段が対応しないことを警告する第1警告信号を出力することを特徴とする請求項記載の自動販売機の制御装置。
  5. 前記第1警告信号が供給され、前記カード手段が対応しないことを表示する表示部を、備えたことを特徴とする請求項4記載の自動販売機の制御装置。
  6. 前記表示部は、前記カード手段が対応しないことの表示として、前記不揮発性メモリの内容を書き換えること、または、前記カード手段を交換することを促す表示を行うことを特徴とする請求項記載の自動販売機の制御装置。
  7. 前記不揮発性メモリが記憶するプログラムデータは、拡張プログラムデータの要否と、要となる拡張プログラムデータの形式とを識別するための識別情報を含むとともに、前記メモリが記憶する拡張プログラムデータは、それ自体の形式を識別するための識別情報を含み、
    前記制御部は、要となる拡張プログラムデータの形式のための識別情報と一致するものがないとき、前記カード手段が対応しないものと判別することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の自動販売機の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記カード手段が対応しないことを警告する第2警告信号を出力することを特徴とする請求項記載の自動販売機の制御装置。
  9. 前記第2警告信号が供給され、前記カード手段が対応しないことを表示する表示部を、備えたことを特徴とする請求項記載の自動販売機の制御装置。
  10. 前記表示部は、前記カード手段が対応しないことの表示として、前記カード手段を交換することを促す表示を行うことを特徴とする請求項記載の自動販売機の制御装置。
  11. 前記不揮発性メモリは、マスクROMであることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の制御装置。
  12. 前記不揮発性メモリは、フラッシュメモリであることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の自動販売機の制御装置。
  13. 前記メモリは、フラッシュメモリであることを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の自動販売機の制御装置。
  14. 前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータは、それぞれの形式を識別するための識別情報を含み、
    前記制御部は、前記不揮発性メモリおよび前記メモリが記憶するプログラムデータの識別情報が一致しないとき、前記不揮発性メモリの内容が修正プログラムデータに書き換えられていないものと判別することを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機の制御装置。
  15. 前記不揮発性メモリが記憶するプログラムデータは、拡張プログラムデータの要否と、要となる拡張プログラムデータの形式とを識別するための識別情報を含むとともに、前記メモリが記憶する拡張プログラムデータは、それ自体の形式を識別するための識別情報を含み、
    前記制御部は、要となる拡張プログラムデータの形式のための識別情報と一致するものがないとき、前記カード手段と接続されていないものと判別することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の自動販売機の制御装置。
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