JP4592407B2 - 発光手摺 - Google Patents

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Description

本発明は、主として階段や廊下などに設置される手摺に関し、特に夜間などの暗闇での視認性が高められた手摺に関する。
特開2004−143924号公報 従来、手摺の表面に蓄光材を配設し、夜間の暗闇での視認性を高めたものが知られている。又、特開2004−143924号公報には、長手方向に沿って形成された凹溝内に発光体が敷設された手摺部材と、この手摺部材の端部に取付けられたエンドブラケットとを備え、このエンドブラケットまたは前記手摺部材に、前記発光体を発光させるための人感知センサーまたは光センサーを設け、前記エンドブラケット内および/または手摺部材内に、前記人感知センサーまたは光センサーを駆動させる電気回路および電源が内臓されており、前記発光体が線状のエレクトロルミネセンス発光体または発光ダイオードであり、前記発光体を敷設した前記凹溝の開口が蓄光カバーで塞がれている発光手摺装置が提案されている。
しかしながら上記の如き手摺の表面に蓄光材を配設したものにおいては、暗所での蓄光材の発光の輝度が時間と共に低下し、一定の時間経過すると暗所での手摺の視認ができなくなるという問題があった。又、特開2004−143924号公報に提案されている発光手摺装置においては手摺部材に配設された発光部を被う蓄光カバーにより、発光体が消灯しているときも蓄光カバーが発光し、電気エネルギーの消費量の低減を図ることができるものの、蓄光カバーの厚みを厚くすると発光体からの光が蓄光カバーの表面に届きにくく、蓄光カバーの厚みを薄くすると発光体を保護しきれないという問題があった。
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、手摺の発光輝度が低下せず、暗所での手摺の視認性に優れた発光手摺を提案するものである。
本発明請求項1記載の発光手摺は、芯材とこの芯材に被せられる合成樹脂被覆材とこの合成樹脂被覆材と芯材の間に配設された紫外線発光ダイオードとからなり、前記合成樹脂被覆材は内層と外層からなり、外層には蓄光剤が配設され、内層は透光性の合成樹脂からなり、前記紫外線発光ダイオードは、間欠点灯し、蓄光剤に蓄光させるための紫外線を間欠的に与えるものであって、前記紫外線発光ダイオードからの紫外線は透光性の合成樹脂からなる前記内層を通って前記外層の蓄光剤に与えられるようになされていることを特徴とするもので、紫外線ダイオードの点灯時間を短くすることができ、省電力化が図れる。
本発明請求項2記載の発光手摺は、合成樹脂被覆層の外層の厚みが0.3mm〜1.0mmとなされたものであり、1.0mmを超えると紫外線発光ダイオードから発せられる紫外線が外層の表面までとどき難く、蓄光剤が発する蛍光が、表面に出て来にくく、0.3mm以下では外層の形成が困難であるからである。
本発明請求項3記載の発光手摺は、紫外線発光ダイオードの点灯時間が10〜20秒/時間となされ消灯時間が3580秒〜3590秒/時間となされたものであり、点灯時間に較べて消灯時間が長く、省電力化が図れる。
上述の如く、本発明発光手摺は、芯材とこの芯材に被せられる合成樹脂被覆材とこの合成樹脂被覆材と芯材の間に配設された紫外線発光ダイオードとからなり、前記合成樹脂被覆材は内層と外層からなり、外層には蓄光剤が配設され、内層は透光性の合成樹脂からなり、前記紫外線発光ダイオードは、間欠点灯し、蓄光剤に蓄光させるための紫外線を間欠的に与えるものであって、前記紫外線発光ダイオードからの紫外線は透光性の合成樹脂からなる前記内層を通って前記外層の蓄光剤に与えられるようになされていることを特徴とするもので、紫外線ダイオードの点灯時間を短くすることができ、省電力化が図れるので、単3型の乾電池などの電源で、作動させることができ、商用電気を用いる必要がないので、手摺外への配線が不要で、施工が容易となる。
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1は本発明発光手摺の実施形態の一例を示す断面図である。芯材1の表面には合成樹脂被覆材2が被せられ、芯材1と合成樹脂被覆材2の間には、紫外線発光ダイオード3が配設されている。
合成樹脂被覆材2は、内層22と外層21からなり、外層21は透光性の合成樹脂に蓄光剤が分散配合されたもので、厚みは0.3mm〜1.0mmとなされている。外層21の厚みが1.0mmより厚いと合成樹脂被覆材2の内側に配設された紫外線発光ダイオード3から発せられる紫外線が外層21の表面の蓄光剤に届かず充分な発光輝度が得られ難く、外層21の厚みが0.3mmより薄いと外部からの紫外線が内層22に達し内層22が劣化しやすいという問題がある。
外層21に含有される蓄光剤としては、硫化亜鉛や、それに銅を配合した等の硫化系のものを用いてもよいが、酸化アルミ、酸化ホウ素、酸化ストロンチウム等の酸化物を主体とし、それにユーロピューム等の希土類を配合した酸化系ものが、安全性、化学的な安定性、耐熱性、発光時間の長さ等において利点があり好ましい。とりわけアルミン酸系ストロンチウム系の蓄光性蛍光物質は発光輝度及び発光時間が長く好適に用いることができる。蓄光性蛍光物質は、熱可塑性合成樹脂100重量部に対し、10〜20重量部程度配合することで、成形性に悪影響を及ぼすことなく十分な発光輝度を得ることができる。
又、外層21を形成する透光性の熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、ポリウレタン、エラストマーやその誘導体等で、透明又は半透明の透光性のものを成形条件や成形品の用途に応じて適宜用いてよいし、適宜顔料を添加して木目模様としてもよい。
合成樹脂被覆材2の内層22は、透明又は半透明の合成樹脂から形成され、合成樹脂被覆材2の形状に成型されたときの紫外線透過率が10以上のものが好適に用いられる。内層22を形成する透光性の熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、ポリウレタン、エラストマーやその誘導体等で、透明又は半透明の透光性のものを成形条件や成形品の用途に応じて適宜用いてよいが、オレフィン系エラストマーがブレンドされたものが好適に用いられる。
芯材1と合成樹脂被覆材2の間に配設される紫外線発光ダイオード3としては、波長387nmの紫外線を発光する紫外線発光ダイオード3などが好適に用いられる。紫外線発光ダイオード3の発光時間と発光間隔はタイマーで制御され、間欠点灯される。又発光手摺には照度センサー4などのセンサーを設けて、手摺の周囲が充分明るいときは、紫外線発光ダイオード3の発光を停止させ、電力の消費を押さえることができる。照度センサー4は照度が0.5lx以下になると紫外線発光ダイオード3が動作するように設定されれば、手摺の視認が夜間でも容易となる。
紫外線発光ダイオード3は約2秒照射されると外層21表面が50mCdの光度で光を放出し、10分間隔で照射されれば、5mCd以下の光度に低下することがない。又、この動作条件で1日に10時間動作させると単3乾電池4本で、400日以上動作させることができる。
本発明発光手摺の実施形態の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 芯材
2 合成樹脂被覆材
21 外層
22 内層
3 紫外線発光ダイオード
4 照度センサー

Claims (3)

  1. 芯材とこの芯材に被せられる合成樹脂被覆材とこの合成樹脂被覆材と芯材の間に配設された紫外線発光ダイオードとからなり、前記合成樹脂被覆材は内層と外層からなり、外層には蓄光剤が配設され、内層は透光性の合成樹脂からなり、前記紫外線発光ダイオードは、間欠点灯し、蓄光剤に蓄光させるための紫外線を間欠的に与えるものであって、前記紫外線発光ダイオードからの紫外線は透光性の合成樹脂からなる前記内層を通って前記外層の蓄光剤に与えられるようになされていることを特徴とする発光手摺。
  2. 合成樹脂被覆層の外層の厚みが0.3mm〜1.0mmとなされたことを特徴とする請求項1記載の発光手摺。
  3. 紫外線発光ダイオードの点灯時間が10〜20秒/時間となされ消灯時間が3580秒〜3590秒/時間となされたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の発光手摺。
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