JP6861976B1 - 紫外線照射装置及び紫外線照射構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、比較的低出力な紫外線照射機能でも、除菌対象物を十分に除菌可能にする。【解決手段】紫外線照射装置10は、外周面が人の手が触れる接触面とされ、長さ方向の少なくとも一端部が開放されて、内部に車両用手摺り12を受け入れる開口部が形成された筒状の本体部11と、本体部11の内壁11B又は車両用手摺り12に取り付けられ、紫外線を照射する紫外線照射部13と、を備え、本体部11は、紫外線照射部13が照射する紫外線を透過させる材質で構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、紫外線照射装置及び紫外線照射構造に関し、特に、対象物を消毒する技術に関する。
人体に悪影響を与えるウイルス及び菌の存在が懸念されており、ウイルス及び菌の感染経路の1つとして接触感染がある。そのため、この経路による感染を断つことができれば感染を防ぐことができる。不特定多数の人が触れる鉄道車両の手摺りやエスカレーターの手摺り等に対しては、この観点からの感染予防策を採ることが望まれる。
上記特許文献1〜3には、エスカレーターの手摺りベルトの手摺り面にその表面から紫外線を照射する紫外線照射装置を設ける構造が記載されている。上記特許文献4には、エスカレーター及びトラベーター(動く歩道)の手摺りに、手摺りの送り出し口に消毒液を含ませた拭布を設け同時に紫外線除菌管を設けた構成が記載されている。
実用新案登録第3226161号公報 特許第6412231号公報 特表2005−523860号公報 特開平11−116173号公報
紫外線には細菌やウイルスを死滅させる効果があるが、上記特許文献1〜4に記載されているように、除菌対象物の表面(人の手が触れる部分)に紫外線を直接照射させる場合、紫外線照射装置を除菌対象物に対向する位置に配置しなければならず、装置の大型化及び構造の複雑化を招く。このため、例えば、鉄道車両の手摺りの表面の近くに紫外線照射装置を配置して当該表面に紫外線を直接照射するのは設計上困難である。また、紫外線照射装置を除菌対象物から距離が離れた位置に配設すると、十分な除菌効果を確保するために比較的高出力な紫外線線照射機能が必要になる。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、比較的低出力な紫外線照射機能でも、除菌対象物を十分に除菌可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る紫外線照射装置は、外周面が人の手が触れる接触面とされ、長さ方向の少なくとも一端部が開放されて、内部に棒状部材を受け入れる開口部が形成された筒状の本体部と、前記本体部の内壁又は前記棒状部材に取り付けられ、紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、前記本体部は、前記紫外線照射部が照射する紫外線を透過させる材質で構成されているものである。
本発明の一局面に係る紫外線照射構造は、外周面が人の手が触れる接触面を有する本体部と、前記本体部を支持する支持部と、紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、前記支持部には、前記本体部の内壁面と接触して前記本体部の内壁面を支持し、前記紫外線照射部が照射する紫外線を透過させる材質で構成された接触部が設けられると共に、当該接触部の側方であって前記本体部の内壁面に近接する位置に前記紫外線照射部が配設され、前記本体部は、前記紫外線照射部が照射する紫外線を透過させる材質で構成されるものである。
本発明によれば、除菌対象とする、人の手が触れる接触面に対して、その外側からではなく、その内側から紫外線を照射するので、本体部の内側に接触面と接近させて紫外線照射部を配設することが可能となる。これにより、装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、比較的低出力な紫外線照射機能でも、人の手が触れる部分を十分に除菌することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る紫外線照射装置を有した、車両用手摺りを備えた鉄道車両の内装構造の一例を示す概略図である。 (A)は第1実施形態に係る紫外線照射装置及び車両用手摺り部分を示す透過斜視図であり、(B)は(A)で示すB−B線断面図である。 紫外線照射部の配置例を示す図である。 粗面切削加工が施された内周面の一例を示す部分拡大図である。 更なる実施形態としての紫外線照射部の構成を示す斜視図である。 更なる実施形態としての紫外線照射部の構成を示す斜視図である。 (A)は第2実施形態に係る紫外線照射装置及び車両用手摺り部分を示す透過斜視図であり、(B)は(A)で示すB−B線断面図である。 本発明の一実施形態に係る紫外線照射構造が適用されたエスカレーターの要部を示す概略図である。 (A)は紫外線照射構造を手すりベルトの移動方向から見た断面図であり、(B)は手すりベルトの上方から紫外線照射構造を視認した状態を示す部分透過図である。 支持部における収納部内の構造を示す概略図である。 (A)及び(B)は、更なる変形形態に係る紫外線照射構造について支持部及び紫外線照射部の周辺を示す概略図である。 (A)及び(B)は、紫外線照射部を含んで構成されるモジュールの一例を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態に係る紫外線照射装置について図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る紫外線照射装置を有した、車両用手摺りを備えた鉄道車両の内装構造の一例を示す概略図である。
鉄道車両1には、腰掛2と、腰掛2の上方において鉄道車両1の前後方向に伸びる内装バー3と、内装バー3に取り付けられた吊手4と、床面5から垂直方向に延びる車両用手摺り12と、紫外線照射装置10と、が備えられている。紫外線照射装置10は、人の手が接触する外周面11Aを有する本体部11を備える。車両用手摺り12は、床面5から垂直方向に伸び、本体部11を支持する棒状の部材(例えば、ステンレス支柱)である。以下、車両用手摺り12は、特許請求の範囲における棒状部材の一例である。
図2(A)は、第1実施形態に係る紫外線照射装置10及び車両用手摺り12部分を示す透過斜視図であり、図2(B)は、図2(A)で示すB−B線断面図である。
紫外線照射装置10は、本体部11と、紫外線を照射する紫外線照射部13とを備える。本体部11は、外周面11Aが人の手が触れる接触面とされ、長さ方向の少なくとも一端部が開放された筒状とされている。本実施形態では、本体部11は、長さ方向の両端部が開放された形状のものを示している。本体部11は、このように長さ方向の一端部又は両端部が開放されることで、当該開放部分を開口部11Cとして、開口部11Cから内部に、棒状部材である車両用手摺り12の受入が可能とされている。なお、紫外線照射装置10の車両用手摺り12への取付は、例えば、紫外線照射装置10を、車両用手摺り12を鉄道車両1に配設して固定する前に、車両用手摺り12に取り付けておくようにする。
本体部11は、紫外線を透過させる材質の部材(例えば、アクリル、石英、又は蛍石)で構成されている。本体部11は、長さ方向に延びる空洞を有する。本体部11は、その内径が、車両用手摺り12に取り付けたときに、本体部11の内壁11Bと車両用手摺り12の外周面12Aとの間に隙間S1を形成可能な形状とされる。本体部11は、車両用手摺り12を包むように配設される。
紫外線照射部13は、例えば、紫外線LED(Light emitting diode)であり、図2及び図3に示すように、車両用手摺り12の長手方向D1の一方に向けて紫外線を照射するように配置される第1照射部131と、その逆方向に向けて紫外線を照射するように配置される第2照射部132とを備える。第1照射部131及び第2照射部132は、長手方向において互いの照射方向を向き合わせて対の関係を生成して、隙間S1において本体部11の内壁(内周面)11Bに設けられている。
また、紫外線照射部13は、本体部11の内壁11Bに、当該内壁11Bの周方向における複数の位置にそれぞれ配置されている。本実施形態では、紫外線照射部13は、内壁11Bの周方向の全域における複数の位置にそれぞれ配置されている形態を示している。すなわち、対の関係を生成する第1照射部131,第2照射部132は、上記周方向において隙間S1全体にわたって配置されている。本実施形態では、対の関係を生成する第1照射部131,第2照射部132は、本体部11の内壁11Bに、本体部11の長さ方向においても複数の位置にそれぞれ設けられた形態を示す。第1照射部131,第2照射部132は、紫外線を照射できる距離が、その性能上長く確保できる場合は、当該長さ方向においては、一対の第1照射部131,第2照射部132のみを設けるようにすることも可能である。なお、紫外線照射部13(第1照射部131,132)については、頂部が半球形状の砲弾型LEDが適用可能であり、更にはこれよりも、広範囲に紫外線が広がる円筒型LEDが望ましい。
紫外線照射部13は、本体部11の内壁11Bへの取付は、(1)紫外線照射部13を本体部11の内壁11Bに直接取り付ける、或いは、(2)紫外線照射部13を基板上に設け(当該基板は本体部11の内壁11Bの形状に沿った形状とされる。当該基板は図略)、この基板を、紫外線照射部13が配設されている面を本体部11の内壁11Bに向けた状態として上記隙間S1に配置されるように、本体部11の内壁11Bに取り付ける、等により行う。なお、紫外線照射部13からの電気配線は、特に図示していないが、紫外線照射部13に接続された電気配線が、電源に接続されているものとする。また、紫外線照射部13は、本体部11の内壁11Bに取り付けられず、車両用手摺り12に取り付けられるものとしてもよい。この場合も、紫外線照射部13は、車両用手摺り12に、直接又は基板を介して取り付けられる。
本体部11は、その内壁11Bに、内壁11Bから入射した紫外線を拡散させるための表面加工が施されている。この表面加工は、例えば粗面切削加工により、ねじ状の凹凸を表面に形成したものである。図4Aは、粗面切削加工が施された内壁11Bの一例を示す部分拡大図である。このように、内壁11Bの表面に凹凸をねじ状の形状として形成する。当該表面加工により、紫外線照射部13から照射されて本体部11に入射した紫外線を、内壁11B内で拡散させて本体部11の内部を通して外周面11Aに導くので、本体部11の外周面11Aに対しては、広い範囲で安定した紫外線を照射でき、外周面11Aにおける除菌効果を高めることが可能となる。また、例えば、この粗面切削加工に代えて、内壁11Bにブラスト粗面加工を施し、表面をすりガラス状にしてもよい。
更なる実施形態としての紫外線照射部13の構成について説明する。図4Bは、更なる実施形態としての紫外線照射部13の構成を示す斜視図である。図4Bに示すように、紫外線照射部13には、第1照射部131及び第2照射部132の間に、凹レンズ46を設けるようにしてもよい。これにより、紫外線照射部13から凹レンズ46に入射する紫外線を拡散させる。なお、凹レンズ46としては、例えば、凹型フレネルレンズが適用される。
図4Cは、更なる実施形態としての紫外線照射部13の構成を示す斜視図である。図4Cに示すように、紫外線照射部13には、第1照射部131及び第2照射部132の間に、紫外線を透過する素材(例えば、アクリル、石英、又は蛍石)からなり、本体部11の長手方向に延びる例えば角柱状の紫外線透過部材7を設け、更に、凹レンズ46を、第1照射部131及び第2照射部132に向き合う紫外線透過部材7の各端部に形成するようにしてもよい。更には、紫外線透過部材7における本体部11の内壁11B側とは反対側となる側部に、反射板48を配設してもよい。反射板47としては、アルミ板等が適用される。この反射板48により紫外線照射部13から照射された紫外線を本体部11の内壁11B側に向けて反射させることで、紫外線透過部材7を通過して本体部11に向かう紫外線量を増やす。
上記紫外線照射装置10によれば、除菌対象である本体部11の外周面11Aに対して、本体部11の外側からではなく、内壁11Bから紫外線が照射される。このため、紫外線照射部13と除菌対象との距離は本体部11の厚み分のみに近くなり、除菌対象に対して紫外線照射部13を接近した位置に配置できるので、除菌対象と紫外線照射部13との距離を従来よりも縮めることができる。また、紫外線照射部13を本体部11の内部に配設しているので、紫外線照射部13の配設のために複雑な構造が要求されることもない。これにより、上記実施形態に係る紫外線照射装置10では、装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、比較的低出力な紫外線照射機能でも、人の手が触れる部分である外周面11Aを、十分に除菌することが可能になる。
なお、本体部11は、紫外線を透過させる材質により例えば透明体で構成可能なので、紫外線で照射されている間、紫外線の波長によっては紫色に光る。これにより、ユーザーは、本体部11及び外周面11Aが除菌されていることを視覚により把握できる。
次に、第2実施形態に係る紫外線照射装置20を説明する。図5(A)は、第2実施形態に係る紫外線照射装置20及び車両用手摺り12部分を示す透過斜視図であり、図5(B)は、図5(A)で示すB−B線断面図である。
紫外線照射装置20は、本体部21と、紫外線を面照射する紫外線照射部23と、を備える。本体部21は、第1実施形態に係る紫外線照射装置10と同様の構成である。本体部21は、紫外線を透過させる材質の部材(例えば、アクリル、石英、又は蛍石)で構成されている。本体部21は、長さ方向に延びる空洞を有する。本体部21は、車両用手摺り12に取り付けたときに、本体部21の内壁21Bと車両用手摺り12の外周面21Aとの間に隙間S2を形成可能な形状とされる。本体部21は、車両用手摺り12を包むように配設される。
紫外線照射部23は、例えば、面照射型の紫外線LEDである。紫外線照射部23は、本体部21の内壁21B側に向けて紫外線を照射する向きで、本体部21の内壁21Bに、当該内壁21Bの周方向における複数の位置にそれぞれ配置されている。すなわち、複数の紫外線照射部23は、本体部21の径方向における中心側から、本体部21を通して、本体部21の外周面21Aに向けて、紫外線を照射する。本実施形態では、紫外線照射部23は、内壁21Bの周方向の全域における複数の位置にそれぞれ配置され、更に、紫外線照射部23は、本体部21の内壁21Bに、本体部21の長さ方向において複数の位置にそれぞれ設けられた形態を示す。
紫外線照射部23は、本体部21の内壁21Bへの取付は、(1)紫外線照射部23を本体部21の内壁21Bに直接取り付ける、或いは、(2)紫外線照射部23を基板上に設け(当該基板は本体部21の内壁21Bの形状に沿った形状とされる。当該基板は図略)、この基板を、紫外線照射部23が配設されている面を本体部21の内壁21Bに向けた状態として上記隙間S2に配置し、本体部21の内壁21Bに取り付ける、等により行う。なお、紫外線照射部23からの電気配線は、特に図示していないが、紫外線照射部23に接続された電気配線が、電源に接続されているものとする。また、紫外線照射部23は、本体部21の内壁21Bに取り付けられず、車両用手摺り12に取り付けられるものとしてもよい。この場合も、紫外線照射部23は、車両用手摺り12に、直接又は基板を介して取り付けられる。
本体部21は、その内壁21Bに、内壁21Bから入射した紫外線を拡散させるための表面加工が施されている。この表面加工は、例えば粗面切削加工により、ねじ状の凹凸を表面に形成したものである(図4A)。当該表面加工により、紫外線照射部23から照射されて本体部21に入射した紫外線を、内壁21B内で拡散させて本体部21の内部を通して外周面21Aに導くので、本体部21の外周面21Aに対しては、広い範囲で安定した紫外線を照射でき、外周面21Aにおける除菌効果を高めることが可能となる。また、例えば、この粗面切削加工に代えて、内壁21Bにブラスト粗面加工を施し、表面をすりガラス状にしてもよい。
上記第2実施形態によれば、除菌対象である本体部21の外周面21Aに対して、本体部21の外側からではなく、内壁21Bから紫外線が照射される。このため、紫外線照射部23と除菌対象との距離は本体部21の厚み分のみに近くなり、除菌対象に対して紫外線照射部23を接近した位置に配置できるので、除菌対象と紫外線照射部23との距離を従来よりも縮めることができる。また、紫外線照射部23を本体部21の内部に配設しているので、紫外線照射部23の配設に複雑な構造が要求されることもない。これにより、上記実施形態に係る紫外線照射装置20では、装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、比較的低出力な紫外線照射機能でも、人の手が触れる部分である外周面21Aを、十分に除菌することが可能になる。
なお、上記第1又は第2実施形態では、本体部11,21と車両用手摺り12との間に形成される隙間S1,S2に、端面照射の紫外線照射部を配置する場合について説明しているが、別の実施形態として、紫外線照射部13,23に代えて、隙間S1において本体部11の内壁11B又は車両用手摺り12のいずれかに、或いは、隙間S2において本体部21の内壁21B又は車両用手摺り12のいずれかに、側面照射型の紫外線照射部(例えば、グラスファイバー)を配置するようにしてよい。この場合も、側面照射型の紫外線照射部は、内壁11B又は21Bに、当該内壁11B又は21Bの周方向における複数の位置にそれぞれ配置され、更に、内壁11B又は21Bに、本体部11又は21の長さ方向において複数の位置にそれぞれ設けられる。但し、側面照射型の紫外線照射部は、紫外線を照射できる距離が、その性能上長く確保できる場合は、当該長さ方向においては、1つの側面照射型の紫外線照射部のみを設けるようにすることも可能である。
また、上記第1又は第2実施形態では、紫外線照射装置10が備える本体部11、及び紫外線照射装置20が備える本体部21は筒状とされ、車両用手摺り12は円柱状とされているが、これに代えて、車両用手摺り12が角柱状とされ、本体部11,21が、車両用手摺り12の外径に合わせた形状として同様に角柱状とされてもよい。
次に、本発明の一実施形態としての紫外線照射構造を説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る紫外線照射構造が適用されたエスカレーターの要部を示す概略図である。エスカレーター31は、自動昇降する踏段(図示せず)を備える。踏段は、例えば無端状のチェーンで連結され、上下階の乗降口間を循環する。踏段の移動方向に沿ってその左右両側に欄干32が立設され、欄干32の外周には踏段と同期して無端回転して、踏段の移動方向と同じ方向に移動する手すりベルト41が設けられている。
図7(A)は、紫外線照射構造40を手すりベルト41の移動方向から見た断面図であり、図7(B)は、手すりベルト41の上方から紫外線照射構造40を視認した状態を示す部分透過図である。
紫外線照射構造40は、人の手が触れる手すりベルト41と、手すりベルト41を上記移動方向に移動自在に内側から支持するガイドレール42とを備える。手すりベルト41は、紫外線を透過させる材質からなる部材で構成されている。手すりベルト41の材質としては、例えばアクリルが用いられる。この場合、アクリル薄板を重ねて貼り合わせて手すりベルト41を作成する。或いは、手すりベルト41の材質として、透明ウレタン、透明ゴム、又は透明シリコンを用いることが可能である。シリコンを手すりベルト41に用いる場合、紫外線劣化が比較的少なく、紫外線透過率は10%程度となり(紫外線波長254nmの場合)、アクリルの紫外線透過率と同等となる。また、手すりベルト41の素材は、上記アクリル、透明ウレタン、透明ゴム、及び透明シリコンの2つ以上を合成したものとしてもよい。なお、手すりベルト41は、特許請求の範囲における本体部の一例である。手すりベルト41は、ガイドレール42に対して摺動しながら移動する。
ガイドレール42は、手すりベルト41を支持する支持部43と、紫外線を照射する紫外線照射部44と、支持部43の基台となり欄干32に取り付けられる基部45と、を備える。
支持部43における、手すりベルト41の内壁41Bに対向する位置には、凹部が形成され、当該凹部は、紫外線照射部44を収納する収納部43Aとされている。
紫外線照射部44は、例えば、紫外線LEDである。紫外線照射部44は、手すりベルト41の延びる長さ方向に対して直交する方向における収納部43Aの両端にそれぞれ設けられている。紫外線照射部44は、当該直交する方向においてその一方側から紫外線を照射するように配置される第1照射部441と、当該一方側の逆側から紫外線を照射するように配置される第2照射部442とを備える。第1照射部441及び第2照射部442は、当該直交する方向において互いの照射方向を向き合わせて対の関係を生成して収納部43A内に設けられている。
また、一対となる第1照射部441及び第2照射部442からなる紫外線照射部44は、図7(B)に示すように、手すりベルト41の移動方向において複数並べて配置されている。なお、第1照射部441及び第2照射部442は、頂部が半球形状の砲弾型LED、又は、広範囲に紫外線が広がる円筒型LEDが適用される。
図7(A)(B)に示すように、収納部43A内において、一対となる第1照射部441及び第2照射部442の間には、接触部43Tが配設されている。接触部43Tは、手すりベルト41の移動方向に延びる長尺状の形状とされている。接触部43Tは、手すりベルト41の内壁41Bに接触する平面の当接面Sを有する。接触部43Tは、紫外線を透過させる材質からなる部材(例えば、アクリル、石英、又は蛍石)で構成される。
また、基部45の下部には、係合溝451が形成され、この係合溝451には欄干32の上端部が嵌合されている。
手すりベルト41は、支持部43を包み込むようにして支持部43に掛けられ、この状態で、内壁41Bを接触部43Tの当接面Sに接触させながら、上記無端回転により支持部43上を摺動しながら走行する。
図8は、支持部43における収納部43A内の構造を示す概略図である。接触部43Tの当接面Sには、手すりベルト41の内壁41B側に向けて紫外線を拡散させるための表面加工として、ブラスト粗面加工が施されている。このため、当接面Sは、すりガラス状となる。
また、接触部43Tの上記直交する方向における両端部であって、紫外線照射部44の第1照射部441及び第2照射部442によるそれぞれの紫外線照射を受ける位置には、凹レンズ46が配置されている。これにより、紫外線照射部44から接触部43Tに入射する紫外線を、接触部43Tの側面43Sとなる上記両端部で拡散させる。なお、凹レンズ46としては、例えば、凹型フレネルレンズが適用される。
なお、別の実施形態として、接触部43Tの両端部に凹レンズ46を配置することに代えて、接触部43Tの両端部自体に加工を施し、接触部43Tの側面43Sに凹レンズを形成してもよい。但し、凹レンズを精密に形成しないと、支持部43内にコロイド粒子が発生することがある。コロイド粒子は、支持部43内の紫外線量を減らすおそれがあるので、凹レンズを丁寧に精度よく形成してコロイド粒子を極力発生させないことが好ましい。
上記実施形態に係る紫外線照射構造40によれば、除菌対象物としての手すりベルト41に対して、外周面の外側からではなく、内壁41B側から紫外線が照射されるので、除菌対象に対して紫外線照射部44を接近した位置に配置でき、除菌対象と紫外線照射部44との距離を従来よりも縮めることができる。これにより、本実施形態に係る紫外線照射構造40では、装置の大型化及び構造の複雑化を招くことなく、比較的低出力な紫外線照射機能でも、人の手が触れる部分を十分に除菌することが可能になる。
上記実施形態に係る紫外線照射構造40について更なる変形形態を説明する。図9(A)及び(B)は、更なる変形形態に係る紫外線照射構造40について支持部43及び紫外線照射部44の周辺を示す概略図である。図9(A)に示すように、接触部43Tには、当接面Sと反対側の背面43Bに、反射板47が配置されている。反射板47としては、アルミ板等が適用される。接触部43Tの背面43Bに反射板47を配置し、反射板47により紫外線照射部44から照射された紫外線を手すりベルト41の内壁41B側に向けて紫外線を反射させることで、接触部43Tから手すりベルト41に向かう紫外線量を増やす。
また、図9(B)に示すように、手すりベルト41には、その内壁41Bに、内壁41Bから入射した紫外線を拡散させるための表面加工PR(例えば、図4Aに示した粗面加工)が施されるようにしてもよい。これにより、手すりベルト41に、広い範囲で安定した紫外線を引き込むことができる。
また、紫外線照射構造40の更に別の実施形態として、図10(A)及び(B)に示すように、(a)紫外線を透過させる透明体で構成された接触部53Tと、紫外線を照射する紫外線照射部54とを含んで構成されるモジュールM1、或いは、(b)紫外線を透過させる透明体で構成された接触部63Tと、紫外線を照射する紫外線照射部64とを含んで構成されるモジュールM2を採用し、これら(a)又は(b)を、収納部43A内に配設するようにしてもよい。
接触部53T,63Tは、上記第3実施形態で説明した接触部43Tと同様に、除菌対象である手すりベルト41の内壁41Bと接触して支持する当接面Sをそれぞれ有する。接触部53T,63Tは、紫外線を透過させる材質からなる部材(例えば、アクリル、石英、又は蛍石)で構成される。
紫外線照射部54は、接触部53Tの両側部にそれぞれ取り付けられた筐体54A及び照射部541とを有する。紫外線照射部54は、上述した紫外線照射部44と同様の構成を有し、接触部53Tの側面53Sをその外側から照射する。紫外線照射部64も、接触部63Tの両側部にそれぞれ取り付けられた筐体64A及び照射部641とを有する。紫外線照射部64も、上述した紫外線照射部44と同様の構成を有し、接触部63Tの側面63Sをその外側から照射する。筐体54A,64Aは、例えば透明又は色付きの合成樹脂等からなる六面体であって、当該六面に囲まれた内部に空間を有する。筐体54Aの当該空間に照射部541が設けられ、筐体64Aの当該空間に照射部641が設けられる。
次に、紫外線照射部13,23,44,54,64が照射する紫外線について説明する。紫外線は、波長の長さによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3種類に分けられる。そして、高い除菌力を持つ波長222nmの紫外線(UV-C)は人に害を及ぼさない。
また、照射距離100mm、照度1mW/cm2で紫外線(波長222nm又は254nm)を照射した場合に、ウイルスの不活性化に必要な紫外線照射量(3.5mJ/cm2)に達するまでの時間(ウイルスの不活性化までに要する時間)が6秒であった、との研究結果が発表されている。
ウイルスの不活性化に必要な紫外線照射量(必要照射量)に到達する時間は紫外線の照度に反比例するので、照度が大きければ、必要照射量に到達する時間は短くなり、逆に、照度が小さければ、必要照射量に到達する時間は長くなる。
例えば、仕様が照射距離20mm、照度7mW/cm2の紫外線照射部を用いて、除菌対象物を除菌しようとした場合、この照度は上記研究結果(1mW/cm2)の7倍であるので、除菌対象物までの距離が仕様と同じ20mmのときには、紫外線照射量は、0.86秒(≒6秒×1/7)で必要照射量に到達することになる。
上記の各実施形態では、除菌対象物に紫外線が照射されるまでに、例えば、アクリル(透過率10%)で構成された本体部11,21,41を透過するので、紫外線の照度は減衰し、上記紫外線照射部を用いて、20mm離れた除菌対象物を除菌しようとした場合、照度は0.7mW/cm2(≒7×10%)まで減衰する。
上記研究結果から、照度1mW/cm2の紫外線でのウイルス不活性化までに要する時間は6秒であることが分かっている。また、必要照射量に到達する時間は照度に反比例するので、照度が0.7mW/cm2のとき、ウイルス不活性化までに要する時間は8.57秒(≒6秒/0.7)となる。すなわち、上記紫外線照射部13,23,44,54,64を用いて、20mm離れた除菌対象物を除菌しようとした場合、ウイルス不活性化までに要する時間は約8.57秒となる。
このため、本実施形態では、本体部11,21をアクリルで構成する場合と、手すりベルト41をアクリル、透明ウレタン、透明ゴム、又は透明シリコン、或いは、これらのうち2つ以上の合成により構成する場合には、一例として、仕様を、波長222nm又は254nm、照射距離20mm、照度7mW/cm2とした紫外線照射部13,23,44,54,64を用いる。
なお、仕様を、波長222nm又は254nm、照射距離20mm、照度7mW/cm2とした紫外線照射部13,23,44,54,64を用いて、30mm離れた除菌対象物を除菌しようとした場合、光の減衰の法則により、照度は7mW/cm2から3.11mW/cm2(≒7×(20/30)2)に減衰する。
上記の各実施形態では、除菌対象物に紫外線が照射されるまでに、例えば、アクリル(透過率10%)で構成された本体部11,21,41を透過するので、紫外線の照度は減衰し、上記紫外線照射部を用いて、30mm離れた除菌対象物を除菌しようとした場合、照度は0.31mW/cm2(≒3.11×10%)まで減衰する。
上記研究結果から、照度1mW/cm2の紫外線でのウイルス不活性化までに要する時間は6秒であることが分かっている。また、必要照射量に到達する時間は照度に反比例するので、照度が0.31mW/cm2のとき、ウイルス不活性化までに要する時間は19.35秒(≒6秒/0.31)となる。すなわち、上記紫外線照射部13,23,44,54,64を用いて、30mm離れた除菌対象物を除菌しようとした場合、ウイルス不活性化までに要する時間は約19秒となる。
上記第3実施形態で説明したエスカレーター31での紫外線照射構造40を例に挙げれば、照射距離は最も離れたところでも30mm程度であると思われるので、仕様が照射距離20mm、照度7mW/cm2の紫外線照射部を用いた場合、手すりベルト41に付着したウイルスを約19秒で死滅させることが可能となる。従って、紫外線照射構造40による除菌は、十分に実現可能である。
なお、上記各実施形態では、例えば、紫外線照射部13,23,44,54,64の仕様や、本体部11,21,41の厚み、また、これら本体部や支持部に対する表面加工の仕方や、凹レンズ46の仕様を変えることで、本体部に照射される紫外線量を調整することが可能である。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。上記実施形態では、本発明を車両用手摺りとエスカレーターの移動手摺りに採用する場合について説明しているが、本発明の適用範囲はこれらに限定されず、例えば、ドアノブやトラベーターの移動手摺り、エレベーターのボタン、キーボード、デスクマットなどにも適用可能である。
また、上記実施形態では、図1乃至図10を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 鉄道車両
7 紫外線透過部材
10 紫外線照射装置
11 本体部
11A 外周面
11B 内壁
11C 開口部
12 車両用手摺り
12A 外周面
13 紫外線照射部
131 第1照射部
132 第2照射部
20 紫外線照射装置
21 本体部
21A 外周面
21B 内壁
23 紫外線照射部
31 エスカレーター
32 欄干
40 紫外線照射構造
41 手すりベルト
41B 内壁
42 ガイドレール
43 支持部
43A 収納部
43T 接触部
44 紫外線照射部
441 第1照射部
442 第2照射部
46 凹レンズ
47 反射板
53T,63T 接触部
54,64 紫外線照射部

Claims (9)

  1. 外周面が人の手が触れる接触面とされ、長さ方向の少なくとも一端部が開放されて、内部に棒状部材を受け入れる開口部が形成された筒状の本体部と、
    前記本体部の内壁又は前記棒状部材に取り付けられ、紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、
    前記本体部は、
    前記紫外線照射部が照射する紫外線を透過させる材質で構成され
    前記紫外線照射部は、前記本体部の長手方向の一方に向けて紫外線を照射する第1照射部と、前記一方と逆方向に向けて紫外線を照射する第2照射部とが、前記長手方向において互いの照射方向を向き合わせて配置されて構成され、
    前記本体部の内壁の周方向における複数の位置に前記紫外線照射部がそれぞれ配置され、
    前記紫外線照射部には、前記第1照射部及び前記第2照射部によるそれぞれの紫外線照射方向側となる位置に、凹型フレネルレンズが設けられている紫外線照射装置。
  2. 前記紫外線照射部は、前記本体部の内壁に取り付けられている、請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記紫外線照射部には、前記第1照射部及び前記第2照射部の間に、紫外線を透過する素材からなり前記長手方向に延びる紫外線透過部材が設けられ、
    前記凹型フレネルレンズは、前記紫外線透過部材に形成されてなり、
    前記紫外線透過部材における前記本体部の内壁側とは反対側となる側部には、紫外線を反射させる反射板が設けられている請求項1又は請求項2に記載の紫外線照射装置。
  4. 前記本体部の内壁に、前記紫外線照射部により照射される紫外線を前記外周面側に向けて拡散させる表面加工が施されている請求項1乃至請求項のいずれかに記載の紫外線照射装置。
  5. 外周面が人の手が触れる接触面である本体部と、
    前記本体部を支持する支持部と、
    紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、
    前記支持部には、前記本体部の内壁面と接触して前記本体部の内壁面を支持し、前記紫外線照射部が照射する紫外線を透過させる材質で構成された接触部が設けられると共に、当該接触部の側方であって前記本体部の内壁面に近接する位置に前記紫外線照射部が配設され、
    前記本体部は、前記紫外線照射部が照射する紫外線を透過させる材質で構成される、紫外線照射構造。
  6. 前記本体部の内壁に、前記紫外線照射部により照射される紫外線を前記外周面に向けて拡散させる表面加工が施されている請求項に記載の紫外線照射構造。
  7. 前記紫外線照射部は、一方側に向けて紫外線を照射する第1照射部と、前記一方側と逆方向側に向けて紫外線を照射する第2照射部とが、互いの照射方向を向き合わせて配置されて構成され、
    前記接触部は、前記支持部において、前記第1照射部及び第2照射部の間となる位置に配設されている、請求項又は請求項に記載の紫外線照射構造。
  8. 前記支持部の前記接触部には、前記本体部の内壁面側とは反対側となる面に、紫外線を反射させる反射板が設けられている請求項に記載の紫外線照射構造。
  9. 前記支持部において、前記紫外線照射部を構成する前記第1照射部及び前記第2照射部によるそれぞれの紫外線照射方向側となる位置に、凹型フレネルレンズが設けられている請求項又は請求項に記載の紫外線照射構造。
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