JP3229877U - マスク - Google Patents

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【課題】着用時に除菌、殺菌を可能とするマスクを提供する。【解決手段】マスク10は、マスク本体1と、マスク本体の表面上部に配置され、マスク本体にUV−Cの紫外線を照射する照射部2と、を有している。照射部はマスク本体の曲面に沿うようにフレキシブル基板上に一定間隔で配置された複数のLED発光素子2aを有する。【選択図】図1

Description

本考案はマスクに関する。
新型コロナウイルスが世界各地で大きな影響を与えるなか、各国で衛生に関する意識が急速に高まっている。それに伴い注目を与えているのが紫外線技術を活用した殺菌技術である。
紫外線は可視光線よりも波長が短い光で、特に100〜400nmの波長域を指し、波長別に315〜400nmの「UV-A」、280〜315nmの「UV-B」、100〜280nmの「UV-C」(深紫外)の3種類に分類される。このうち最もエネルギーが高く、生体に対する強い破壊力を持つのがUV-Cで、その特性を活かし、トイレ、キッチン、調理器具などの殺菌・消臭、水の浄化、空気の除菌などに使用されている。
UV-Cの光源としては長年、水銀ランプが主流だったが、人体や環境へ悪影響を与える水銀は「水俣条約」による制限が進んでいることから、現在、水銀を使わず効率良くUV-Cを発生することができるLEDへのシフトが進んでおり、スタンレー電気(株)、ナイトライド・セミコンダクター(株)、日機装(株)、旭化成(株)のグループ会社であるCrystal IS社、LGイノテック、SETi(Sensor Electronic Technology)、日亜化学工業(株)などが、UV-C LED関連製品を展開している。
そして昨今の新型コロナの拡大を受け、UV-C LEDで除菌が行え、不織布マスクの再利用などにつなげられる殺菌消臭器などが注目を集め始めている。「不織布マスクに使用されるメルトブローン繊維は、熱可塑性ポリマーを原料とするため、紫外線照射を受けると構造が破壊されフィルター性能が低下する」との指摘も一部であるが、ナイトライド・セミコンダクターが、波長275nmのUV-C LEDをN95マスク(米国労働安全衛生研究所の規格に合格したマスク)や手術用マスクに40分間照射した結果、粒子捕集率は照射前とほぼ同じという結果を得られた。200分間の照射でもN95マスクの粒子捕集率は99.959%を記録し、手術用マスクも劣化は認められなかったという。
浮島哲志,"新型コロナ対策で紫外線技術が注目",[online],2020年6月5日,電子デバイス産業新聞,[令和2年9月30日検索],インターネット<URL: https://www.sangyo-times.jp/article.aspx?ID=3331>
殺菌消臭器は、一度着用したマスクを再利用することを目的としているが、マスクの着用時に除菌、殺菌ができればより衛生的である。
1つの側面では、本考案は、マスクの着用時に除菌、殺菌を可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、開示のマスクが提供される。このマスクは、マスク本体と、マスク本体の表面上部に配置され、マスク本体にUV−Cの紫外線を照射する照射部と、を有している。
1態様では、マスクの着用時に除菌、殺菌が可能となる。
第1の実施の形態のマスクを示す図である。 第2の実施の形態のマスクを示す図である。
以下、実施の形態のマスクを、図面を参照して詳細に説明する。
以下の図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面等に開示された位置、大きさ、形状、範囲等に限定されない。
実施の形態において単数形で表される要素は、文面で明らかに示されている場合を除き、複数形を含むものとする。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態のマスクを示す図である。
マスク10は、マスク本体1と、照射部2と、導線3a、3bと、制御回路4と、電源5とを有している。
マスク本体1は、従来からある布製または不織布のマスクである。以下の説明では、着用時に顔に接触しない側の面を「表面」という。
照射部2は、マスク本体1の表面上部(マスク10着用時にマスク本体1を挟んで鼻や頬骨の反対側に対応する位置)に配置されている。
照射部2は、複数のUV−C LED発光素子(以下、単にLED発光素子と言う)2aを有している。
LED発光素子2aは、マスク本体1の表面に紫外線(UV−C)を照射することにより、マスク本体1の表面に付着する菌(ウイルス)を滅菌または殺菌する。照射する紫外線の波長は特に限定されないが、例えば250nm程度である。なお、紫外線(UV−C)の波長は100〜280nm(深紫外)である。
本実施の形態では、LED発光素子2aは5個であり、横長のフレキシブル基板2b上に一定の間隔で配置されている。なお、LED発光素子2aの個数は特に限定されない。フレキシブル基板2bは、着用時のマスク本体1の曲面に沿うように曲面を有している。フレキシブル基板2bは、紙面奥側から手前側に例えば3〜5mm程度の幅を備えている。
LED発光素子2aは、それぞれマスク本体1の表面(紙面下側)に紫外線を照射できるようフレキシブル基板2bの紙面下側に配置されている。これにより、着用者の目に紫外線が当たることを抑制している。図1では、LED発光素子2aの照射イメージを点線の矢印で示している。
図示していないが、マスク着用者に紫外線が当たらないようにマスク本体1に覆い等のガードが設けられていてもよい。
配線3aは、LED発光素子2aと制御回路4とを電気的に接続する。配線3bは制御回路4と電源5とを電気的に接続する。
電源5は、例えば4Vの電池を有している。
また、マスク本体1の表面には、光触媒が塗布されている。光触媒を塗布することにより、マスク本体1の表面に紫外線が照射されるとマスク本体1に付着したにおい物質や細菌を分解する効果が得られる。
以上述べたように、実施の形態のマスク10によれば、マスク本体1と、マスク本体1の表面上部に配置され、マスク本体1にUV−Cの紫外線を照射する照射部2と、を有する。これにより、マスクの着用時に除菌、殺菌が可能となる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態のマスクについて説明する。
以下、第2の実施の形態のマスクについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図2は、第2の実施の形態のマスクを示す図である。
第2の実施の形態のマスク10aは、LED発光素子2aが照射した光を乱反射させる光ファイバ6を有している。
LED発光素子2aが照射した入射光の角度を調整することにより、LED発光素子2aが照射した入射光は全反射を起こさず、一部が光ファイバ6から散乱光として出射する。これにより、マスク本体1のより広範囲にUV−Cの紫外線を照射することができる。
なお、光ファイバ6の配置パターンは図示のものに限定されない。
以上、本考案のマスクを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本考案に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本考案は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 マスク本体
2 照射部
3a、3b 導線
4 制御回路
5 電源
10、10a マスク

Claims (4)

  1. マスク本体と、
    マスク本体の表面上部に配置され、前記マスク本体にUV−Cの紫外線を照射する照射部と、
    を有することを特徴とするマスク。
  2. 前記照射部は、着用時のマスク本体の曲面に沿うように曲面を有するフレキシブル基板上に一定の間隔で配置された複数のLED発光素子を有する請求項1に記載のマスク。
  3. 前記マスク本体の表面に配置され、前記照射部が前記マスク本体の表面に照射した光を前記マスク本体の表面に拡散させる光ファイバを備える請求項1または2に記載のマスク。
  4. 前記マスク本体の表面に光触媒が塗布されている請求項1ないし3のいずれかに記載のマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111084446A (zh) * 2020-02-25 2020-05-01 济南大学 一种纤维传导紫外杀菌口罩

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