JP4590762B2 - 水洗便器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部の加圧給水源からの加圧洗浄水を便器に供給する洗浄水供給手段と、溜水を溜めるボウル部と、溜水を排出するトラップに対峙したジェット室と、前記ジェット室の先端面に位置し、洗浄水を該トラップに吐出するジェット口と、前記洗浄水供給手段と前記ジェット室をつなぐ導水路とを備える水洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェット口を有する水洗便器では、ジェット口が水洗便器の排水路であるトラップに対峙している。したがって、ジェット口から噴出するジェット流が汚物を直接トラップに押し込むので、ジェット口を有しない他の水洗便器に比べ、その水洗機能は安定して高い洗浄能力を持っている。
また、洗浄水は便器内の導水路を通過する際に空気を巻き込むので、この空気がジェット流に混入することがあったが、従来の水洗便器は洗浄水量が多かったので、ジェット流の吐水時間が長く、問題になることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年の節水意識の高まりにより節水型便器の開発が待望されているが、節水を行うためにはジェット流の吐水時間を短くする必要があった。しかしながら従来の便器でジェット吐出時間を短くするとジェット流に含まれる空気による影響を受け、ジェット流のパワーが落ちるので、十分な水洗機能を得られることができなかった。したがって、洗浄時にジェット口から噴出するジェット流から空気を取り除く必要があった。
また、空気がジェット口直前のジェット室に滞留した状態で次回の洗浄を行うと直ちに空気がジェット口より排出されるので、ジェット室に空気を滞留させないことも必要であった。
他にもジェット流に空気が混入すると大きな騒音を発生するという問題もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は便器の洗浄時に導水路から速やかに空気を排出し、ジェット流のパワーロスを低減した便器を提供することにある。
【0004】
上記目的を達成するために請求項1では、外部の加圧給水源からの加圧洗浄水を便器に供給する洗浄水供給手段と、溜水を溜めるボウル部と、溜水を排出するトラップに対峙したジェット室と、前記ジェット室の先端面に位置し、洗浄水を該トラップに吐出するジェット口と、前記洗浄水供給手段と前記ジェット室をつなぐ導水路と、を備える水洗便器において、前記導水路につながれた前記ジェット室上流側端部に位置する開口部の上が、前記ジェット室の上部の内壁面である上部内壁面と同一に接続されていることを特徴とする。洗浄時に巻き込まれた空気は、洗浄終了後に前記ジェット室内に一部残留し、残留空気となるが、前記開口部の上と前記上部内壁面が同一に接続されているので、前記残留空気はまず上部に移動し、その後前記開口部から容易に排出される。よって、本発明では洗浄終了後の前記残留空気を前記ジェット室内に滞留させず、前記ジェット室内を常に一定の状態に保つことができる。
【0005】
請求項2では、前記上部内壁面が前記開口部に向かって上昇傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば、前記残留空気が前記上部内壁面に添って移動するので、速やかに前記開口部から排出することができる。
【0006】
請求項3では、前記開口部が成形型にてあらかじめ開口されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記導水路と前記ジェット室はあらかじめ連通されているので、成形型の脱型直後に行う前記開口部の開口作業を省略でき、製造性を向上させることができる。
【0007】
請求項4では、前記上部内壁面と前記ボウル部の底部を形成するボウル下面とを有することを特徴とする。
したがって、前記ジェット室の上部内壁面と前記ボウル部の底部を個別の形状にて、成形することができる。
よって、本発明では個別の条件にあった最適な構造を設計することができる。
【0008】
請求項5では、前記上部内壁面が前記ジェット口に向かって上昇傾斜していることを特徴とする。
したがって、洗浄終了後前記滞留空気は最も短い位置にある前記開口部あるいは前記ジェット口から素早く排出される。
よって、本発明では洗浄を続けて行う時、前記滞留空気が速やかに排出されるので、その影響を最小限に抑えることができる。
【0009】
請求項6では、溜水面以上の導水路に滞留している大気開放空気を導水路の一部に保持する空気機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、洗浄時に前記大気開放空気が一時的に前記空気保持機構にて保持されるので、前記ジェット室に進入する前記大気開放空気を最小限に抑えることができる。
【0012】
以下図面に沿って発明内容の実施例を説明する。図1に本発明に係る第一実施例を示した水洗便器の概略図、図2は図1におけるジェット室7周辺の概略図、図3は図1、2におけるジェット室7の概略断面図SECTION A-A、図4は図3における導水路6の概略断面図SECTION B-Bを示す。図1、2、3および4に示す水洗便器は、開閉弁を備え、リム口3・ジェット口9への吐水を切替える給水部2と、その切替を制御する制御部8と、ジェット口9を有するジェット室7と、給水部2とジェット室7をつなぐ導水路6と、導水路6につながれたジェット室7の上流側端部に位置する開口部5とを備え、ジェット室7の上部内壁面10と開口部5の上が同一に接続されていることを特徴とする。
【0013】
図示しない加圧給水源から給水された洗浄水1は、制御部8で制御され、給水部2でリムホース4へ開弁され、リム口3へ吐水される。その後、制御部8で制御され、洗浄水1は給水部2にて導水路6へ吐水を切り替えられ、導水路6の溜水面12より上に位置する空気13を巻き込みながら、開口部5を経由し、ジェット室7に給水され、ジェット口9より吐出される。最後に洗浄水1は制御部8で制御され、給水部2にてリムホース4へ吐水を切り替えられ、ボウル部11に水を溜めた後閉弁する。
【0014】
図3に示すように、洗浄終了後ジェット室7内に洗浄水1に巻き込まれた空気13の一部である残留空気14が滞留するが、上部内壁面10と開口部5の上が同一に接続されているので、図中破線矢印に示すようにジェット室7から排出することができる。したがって、次回洗浄時に残留空気14がジェット室7に滞留していないので、残留空気14を巻き込むこと無く、洗浄水1をジェット口9から吐水することができる。なお、ここでいう加圧給水源は、水頭圧が約250mm程度の便器載置型の洗浄水貯留タンクでは得られない給水圧(元圧)を呈するものの総称を意味する。よって、本発明の加圧給水源は、水道管等の加圧給水管の他、家屋屋上・ビル屋上等のように便器載置型に比して大きな水頭圧を持って洗浄水給水が可能なものを含む。また、リムホース4や導水路6への吐水を同時に行うものを用いても効果がある。
【0015】
次に図5の変形例を説明する。図5に図3における上部内壁面10を傾斜させた概略図を示す。図5に示すジェット室の断面図は上部内壁面21と開口部22の上が同一に接続され、上部内壁面21が開口部22に向かって上昇傾斜することを特徴とする。
【0016】
第一実施例と同様に、洗浄水には空気が巻き込まれているので、その洗浄終了後ジェット室24内にその巻き込まれた空気の一部である残留空気23が滞留する。また、上部内壁面21と開口部22の上は同一に接続され、かつ上部内壁面21が傾斜しているので、残留空気23はジェット室24から図中破線矢印に示すように傾斜に添って容易に排出することができる。したがって、次回洗浄時に残留空気23がジェット室24に滞留していないので、残留空気23を巻き込むこと無く、洗浄水をジェット口25から吐水することができる。また、上部内壁面21が開口部22の上部よりも下の位置にあっても良い。この時も図5と同様に残留空気23はジェット室24から容易に排出することができる。
【0017】
次に第二実施例を説明する。図6に図5における開口部22を成形型にてあらかじめ開口させてある概略図、図7にその概略型構成図、図8に図7における導水路31の概略断面図SECTION C-Cを示す。
図6に示すジェット室の概略断面図は、開口部32が成形型にてあらかじめ開口されていることを特徴とする。
導水路31、ジェット室33およびその周辺の型構成は図7に示すように、上型34および下型35からなっている。この成形方法は流し込み穴36より泥しょうを流し、着肉後、空気供給穴37より空気を供給しながら、流し込み穴36を利用し、排泥する方法となっている。
したがって、開口部32は陶器独自の成形方法である一重成形にて形成されるので、上型34および下型35を脱型するのみで、新たに手を加えることなく開口されている。
【0018】
次に図8の変形例を説明する。図9に図8の下型35の形状を変形させ、開口部32の形状を変更した概略型構成図を示す。
図9では下型40を変形させることにより、開口部41の形状や面積を変更している。したがって、ジェット室33の構造を変形させずに開口部41の面積を任意に設定することができる。
【0019】
次に第三実施例を説明する。図10にジェット室51の上部内壁面52とボウル底面53を有する概略図を示す。ジェット室51の内壁面を形成する上部内壁面52とボウル部54の底部を形成するボウル下面53とを有することを特徴とする。第一実施例と同様に、洗浄水には空気が巻き込まれているので、その洗浄終了後ジェット室51内にその巻き込まれた空気の一部である残留空気55が滞留する。また、上部内壁面52と開口部59の上は同一に接続され、かつ上部内壁面52が傾斜しているので、残留空気55はジェット室51から図中破線矢印に示すように傾斜に添って容易に排出することができる。
【0020】
また、ボウル底面53は上部内壁面52の形状に影響を与えない別体部品となっており、便器製造時にボウル底面53を接着しているので、上部内壁面52にとらわれない任意の構造をとることができる。なお、ボウル底面53と上部内壁面52に囲まれた内部空気57が、陶器製造工程における焼成工程にて爆発しないように爆裂防止穴58を備える。
したがって、便器機能に影響を与える残留空気55をジェット室51内に滞留することを防ぎつつ、外観に影響を与えるボウル底面53の形状を左右対称にすることができるので、違和感の無い外観形状を設定することができる。
なお、ボウル底面53は便器焼成後に別材質を接着することでも良い。また、この時、爆裂防止穴58を備えなくても良い。
【0021】
次に第四実施例を説明する。図11に開口部66の穴あけを便器本体61の脱型後に行う概略図、図12に便器本体61の概略型構成図、図13に付属部品67の概略型構成図、図14に図13の概略中央断面図を示す。
便器本体61の型構成は図12に示すように、上型62および下型63からなっている。この成形方法では流し込み穴64より泥しょうを流し、着肉後、図示しない空気供給穴より空気を供給しながら、流し込み穴64を利用し、排泥するので、導水路65は一重成形により形成される。その後、上型62および下型63を脱型し、流し込み穴64を穴埋めし、開口部66の穴を開ける。
付属部品67は図13および図14に示すように、付属部品用上型68および付属部品用下型69からなっており、便器本体61とは別に成形される。この成形方法は流し込み穴70より泥しょうを流し、着肉後、空気供給穴71より空気を供給しながら、流し込み穴70を利用し、排泥する。その後、付属部品用上型68および付属部品用下型69を脱型し、ジェット穴72をあける。
最後に付属部品67を便器本体61に接着することで、図11に示すようなジェット室73を形成する。
このような製造方法によれば、ボウル面74の底部を形成するボウル下面75の形状およびジェット室73上部の内壁面である上部内壁面76の形状をそれぞれ最適に設定した構造の便器を製造することができる。
【0022】
次に第五実施例を説明する。図15にボウル部84の底部を形成するボウル下面85の形状が左右対称であり、かつジェット室81および導水路86が一重成形にて製造されている概略図、図16に図15の概略型構成図を示す。
便器本体90の型構成は図16に示すように上型91、側型92、93、下型94および割型95からなっている。この成形方法は流し込み穴96より泥しょうを流し、着肉後、図示しない空気供給穴より空気を供給しながら、流し込み穴96を利用し、排泥する方法となっている。したがって、開口部83は一重成形にて形成されるので、上型91、下型94および割型95を脱型するのみで新たに手を加えることなく、開口されている。
このような製造方法によれば、ジェット室73の上部内壁面75が開口部83に向かって上昇傾斜し、かつボウル下面85の形状が見苦しくない左右対称な構造をとりつつ、開口部83を開ける必要の無い、より製造が容易な構造の便器をつくることができる。
【0023】
次に第六実施例を説明する。図17にジェット室101周辺の概略図を示す。
図17は上部内壁面102がジェット口103に向かって寸法aだけ上昇していることを特徴とする。
第一実施例と同様に、洗浄水には空気が巻き込まれているので、その洗浄終了後ジェット室101内にその巻き込まれた空気の一部である残留空気104が滞留する。また、上部内壁面102はジェット口103に向かって傾斜しているので、残留空気104は図中破線矢印に示すように傾斜に添って自然に移動し、排出される。
したがって、次回洗浄時に残留空気104を巻き込むこと無く、洗浄水をジェット口103から吐水することができるので、騒音を低減したり、水洗機能を安定させることができる。
また、上部内壁面102を開口部105方向へ同時に傾斜させることにより、残留空気104は、より容易にジェット室101から排出することができる。
【0024】
次に第七実施例を説明する。
図18に空気逃がし機構を備えたジェット吐水経路の概略図、図19、20に図18における空気逃がし機構111の作動概略図を示す。図19には非洗浄時の空気逃がし機構111の状態、図20には作動時の空気逃がし機構111の状態が記されている。
図18は開閉弁を備え、リム吐水112・ジェット吐水113を切替える給水部114と、その切替を制御する制御部115と、バキュームブレーカ116と、導水路117とを備えるジェット吐水経路において、空気を逃がす空気逃がし機構111を有することを特徴とする。
導水路117は溜水が溜まっている第1区画導水路118と、非洗浄時にバキュームブレーカ116より空気119が溜まっている第2区画導水路120とに分離される。
【0025】
したがって、この状態で洗浄が行われるとジェット吐水113において、洗浄水121は空気119を第1区画導水路118に押しこもうとするが、溜水の抵抗があるのでこの方向には進入せず、抵抗の小さい駒122を備えた空気逃がし機構111側に流入する。空気逃がし機構111の最上端123は大気開放されているので、駒122は空気逃がし機構111の上端124まで上昇するが、空気逃がし機構111の上端124では駒背面125に接触し、空気119と同程度の容積を持つ空気逃がし機構111の容積126は密閉される。その後、洗浄水121は第1区画導水路118に供給され、便器が洗浄される。したがって、空気119は空気逃がし機構111の容積126部分に逃がされるので、第1区画導水路118に流れ込む空気119量は最小限に抑えられ、騒音を低減したり、水洗機能を安定させることができる。
洗浄後は再びバキュームブレーカ116より空気が供給されるので、第2区画導水路120内の圧力が大気開放状態となり、駒122は空気逃がし機構111の下端127に下降し、初期状態に戻る。
また、当第七実施例と図3、5、6、10、11、15、17に示すようなジェット室構造と組み合せると、洗浄時ジェット室に進入する空気が低減され、騒音や水洗機能への影響を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例を示した水洗便器の概略図である。
【図2】 図1におけるジェット室周辺の概略図である。
【図3】 図1,2におけるジェット室の概略断面図である。
【図4】 図3における導水路の概略断面図である。
【図5】 図3における変形例である。
【図6】 本発明の第二実施例を示したジェット室の概略断面図である。
【図7】 図6における概略型構成図である。
【図8】 図7における導水路の概略断面図である。
【図9】 図8における変形例である。
【図10】 本発明の第三実施例を示したジェット室の概略断面図である。
【図11】 本発明の第四実施例を示したジェット室の概略断面図である。
【図12】 図11における本体の概略型構成図である。
【図13】 図11における付属部品の概略型構成図である。
【図14】 図13における概略中央断面図である。
【図15】 本発明の第五実施例を示したジェット室の概略断面図である。
【図16】 図15における概略型構成図である。
【図17】 本発明の第六実施例を示したジェット室周辺の概略図である。
【図18】 本発明の第七実施例を示した空気逃がし機構を備えるジェット吐水経路の概略図である。
【図19】 空気逃がし機構の非洗浄時の概略図である。
【図20】 空気逃がし機構の洗浄時の概略図である。
【符号の説明】
1…洗浄水
2、114…給水部
3…リム口
4…リムホース
5、22、32、41、59、66、83、105…開口部
6、31、56、65、86、117…導水路
7、24、33、51、73、81、101…ジェット室
8、115…制御部
9、25、72、103…ジェット口
10、21、52、76、82、102…上部内壁面
11、74、84…ボウル部
12…溜水面
13…空気
14、23、55、104…残留空気
34、62、91…上型
35、40、63、94…下型
36、64、70、96…流し込み穴
37、71…空気供給穴
53、75、85…ボウル下面
57…内部空気
58…爆裂防止穴
61、90…便器本体
67…付属部品
68…付属部品用上型
69…付属部品用下型
92、93…側型
95…割型
111…空気逃がし機構
112…リム吐水
113…ジェット吐水
116…バキュームブレーカ
118…第1区画導水路
119…空気
120…第2区画導水路
121…洗浄水
122…駒
123…空気逃がし機構111の最上端
124…空気逃がし機構111の上端
125…駒背面
126…空気逃がし機構111の容積
127…空気逃がし機構111の下端

Claims (6)

  1. 外部の加圧給水源からの加圧洗浄水を便器に供給する洗浄水供給手段と、溜水を溜めるボウル部と、溜水を排出するトラップに対峙したジェット室と、前記ジェット室の先端面に位置し、洗浄水を該トラップに吐出するジェット口と、前記洗浄水供給手段と前記ジェット室をつなぐ導水路とを備える水洗便器において、前記導水路につながれた前記ジェット室上流側端部に位置する開口部の上が、前記ジェット室の上部の内壁面である上部内壁面と同一に接続されていることを特徴とする水洗便器。
  2. 前記上部内壁面が前記開口部に向かって上昇傾斜していることを特徴とする請求項1記載の水洗便器。
  3. 前記開口部が成形型にてあらかじめ開口されていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか記載の水洗便器。
  4. 前記上部内壁面と前記ボウル部の底部を形成するボウル下面とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の水洗便器。
  5. 前記上部内壁面が前記ジェット口に向かって上昇傾斜していることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の水洗便器。
  6. 溜水面以上の導水路に滞留している大気開放空気を導水路の一部に保持する空気機構を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の水洗便器。
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