JP4588159B2 - 酸化触媒およびこの触媒の利用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エタンをエチレンおよび/または酢酸まで酸化させおよび/またはエチレンを酢酸まで酸化させる触媒、並びに前記触媒を利用する酢酸および/またはエチレンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エタンおよびエチレンの酸化による酢酸の製造方法に使用するため酸素と組み合わせてモリブデン、バナジウムおよびニオブを含む触媒はたとえばUS−A−4,250,346号から当業界にて公知である。
【0003】
米国特許第4,250,346号は気相反応にて比較的高レベルの変換率、選択率および生産性で500℃未満の温度にてエタンをエチレンまで酸化脱水素化することを開示しており、これには元素モリブデン、XおよびYを比MoaXbYc[式中、XはCr、Mn、Nb、Ta、Ti、Vおよび/またはW、好ましくはMn、Nb、Vおよび/またはWであり;YはBi、Ce、Co、Cu、Fe、K、Mg、Ni、P、Pb、Sb、Si、Sn、Tlおよび/またはU、好ましくはSb、Ceおよび/またはUであり;aは1であり、bは0.05〜1.0であり、cは0〜2、好ましくは0.05〜1.0であり、ただしCo、Niおよび/またはFeにつきcの合計値は0.5未満である]からなる組成物を触媒として使用する。
【0004】
セラニーズ社に係るWO99/20592号は、エタン、エチレンまたはその混合物と酸素とから酢酸を高温度にて式MoaPdbXcYd[式中、XはCr、Mn、Nb、Ta、Ti、V、TeおよびWの1種もしくは数種を示し;YはB、Al、Ga、In、Pt、Zn、Cd、Bi、Ce、Co、Rh、Ir、Cu、Ag、Au、Fe、Ru、Os、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、Nb、Zr、Hf、Ni、P、Pb、Sb、Si、Sn、TlおよびUの1種もしくは数種を示し;a=1、b=0.0001〜0.01、c=0.4〜1およびd=0.005〜1である]を有する触媒の存在下に選択的に製造する方法に関するものである。
【0005】
ドイツ特許出願DE 196 30 832A1号はa=1、b>0、c>0およびd=0〜2である同様な触媒組成物に関するものである。好ましくはa=1、b=0.0001〜0.5、c=0.1〜1.0およびd=0〜1.0である。
【0006】
WO 99/20592号およびDE19630832号の両者における触媒はパラジウムの存在を必要とする。
【0007】
WO 98/47850号はエタン、エチレンもしくはその混合物からの酢酸の製造方法および式WaXbYcZd[式中、XはPd、Pt、AgおよびAuの1種もしくは数種を示し、YはV、Nb、Cr、Mn、Fe、Sn、Sb、Cu、Zn、U、NiおよびBiの1種もしくは数種を示し、ZはLi、Na、K、Rb、Cs、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、La、Ti、Zr、Hf、Ru、Os、Co、Rh、Ir、B、Al、Ga、In、Tl、Si、Ge、Pb、P、AsおよびTeの1種もしくは数種を示し、a=1、b>0、c>0およびd=0〜2である]を有する触媒に関するものである。
【0008】
WO 98/47850号の触媒はモリブデンを含有しない。
【0009】
WO 99/51339号はエタンおよびエチレンを酢酸まで選択的に酸化させる触媒組成物に関するものであり、この組成物は酸素と組み合わせて元素MoaWbAgcIrdXeYf[式中、Xは元素NbおよびVであり;YはCr、Mn、Ta、Ti、B、Al、Ga、In、Pt、Zn、Cd、Bi、Ce、Co、Rh、Cu、Au、Fe、Ru、Os、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Hf、Ni、P、Pb、Sb、Si、Sn、Tl、U、ReおよびPdよりなる群から選択される1種もしくはそれ以上の元素であり;a、b、c、d、eおよびfは0<a≦1、0≦b<1およびa+b=1;0<(c+d)≦0.1;0<e≦2;および0≦f≦2となるような各元素のグラム原子比を示す]にて構成される。
【0010】
エタンをエチレンおよび/または酢酸まで酸化させおよび/またはエチレンを酢酸まで酸化させる触媒、並びにこの触媒を用いる酢酸および/またはエチレンの製造方法につきニーズが残されている。
【0011】
今回、モリブデンとバナジウムとニオブとを酸素と組み合わせて含むと共に必須成分として金をパラジウムの不存在下に用いる酸化触媒は、酸化触媒およびこれを用いる方法のニーズを満たしうることが突き止められた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、金を必須成分として用いると共にパラジウムの不存在下に酸素と組み合わせてモリブデン、バラジウムおよびニオブを含む酸化触媒、並びにその利用方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
従って本発明はエタンからエチレンおよび/または酢酸への酸化およびエチレンから酢酸への酸化のための触媒組成物を提供し、この組成物は酸素と組み合わせて元素モリブデン、バナジウム、ニオブおよび金をパラジウムの不存在下に実験式:MoaWbAucVdNbeYf(I)
[式中、YはCr、Mn、Ta、Ti、B、Al、Ga、In、Pt、Zn、Cd、Bi、Ce、Co、Rh、Ir、Cu、Ag、Fe、Ru、Os、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Hf、Ni、P、Pb、Sb、Si、Sn、Tl、U、Re、TeおよびLaよりなる群から選択される1種もしくはそれ以上の元素であり;a、b、c、d、eおよびfは
0<a≦1;0≦b<1およびa+b=1;
10−5<c≦0.02;
0<d≦2;
0<e≦1;および
0≦f≦2
となるような各元素のグラム原子比を示す]
に従って含むことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
式(I)内に包含される触媒は次のものを含む:
MoaWbAucVdNbeYf
MoaAucVdNbeYf
MoaWbAucVdNbe
MoaAucVdNbe
【0015】
式(I)を有する適する触媒の例は次のものを包含する:
Mo1.00V0.25Nb0.12Au0.01Oy;Mo1.00V0.213Nb0.138Au0.007Oy;Mo1.00V0.232Nb0.139Au0.007Oy;およびMo1.000V0.426Nb0.115Au0.0008Oy[式中、yは酸素につき組成物中の各元素の原子価を満たす数である]。
【0016】
好ましくはa>0.01であり、好ましくはd>0.1であり、好ましくはe>0.01であり、好ましくはe≦0.5であり、好ましくはf≧0.01であり、好ましくはf≦0.5である。
【0017】
好ましくはYはBi、Ca、Ce、Cu、K、P、Sb、LaおよびTeよりなる群から選択される。
【0018】
本発明による触媒組成物の利点は、これらがエタンおよび/またはエチレンを酢酸および/またはエチレンまで変換させる際に一層活性かつ選択性となりうる点である。
【0019】
触媒組成物は、触媒の製造につき従来用いられている任意の方法により作成することができる。好適には、触媒は可溶性化合物および/または錯体および/または各金属の化合物の溶液から作成することができる。溶液は好ましくは1〜12、好ましくは2〜8の範囲のpHを20〜100℃の温度にて有する水性系である。
【0020】
一般に各元素を含有する化合物の混合物は、触媒組成物中に各元素の所望のグラム原子比を与えるのに充分な量の可溶性化合物を溶解させると共に不溶性化合物を分散させることにより作成される。次いで触媒組成物は、混合物から溶剤を除去して作成することができる。この触媒を200〜550℃の温度まで好適には空気もしくは酸素中で1分間〜24時間にわたり加熱して焼成することができる。好ましくは空気もしくは酸素をゆっくり流動させる。
【0021】
触媒は未支持または支持して使用することができる。適する支持体はシリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニア、炭化珪素およびその2種もしくはそれ以上の混合物を包含する。
【0022】
触媒組成物の適する製造方法に関する詳細はたとえばEP−A−0166438号に見ることができる。
【0023】
触媒は固定床または流動床として使用することができる。
【0024】
他の実施形態において本発明はエタンおよび/またはエチレンを含むガス混合物からのエチレンおよび/または酢酸の製造方法を提供し、この方法はガス混合物を高められた温度にて上記触媒組成物の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させることを特徴とする。
【0025】
エタンをエチレンおよび/または酢酸まで酸化させおよび/または酢酸および/またはエチレンを酢酸まで酸化させる。好ましくはエタンおよび必要に応じエチレンをエチレンと酢酸とからなる混合物まで酸化させ、これを一体的過程にて分子状酸素含有ガスと反応させることにより酢酸ビニルを製造すべく酢酸および/またはエチレンを追加もしくは除去しながら或いはそれなしに使用することができる。
【0026】
供給ガスはエタンおよび/またはエチレン、好ましくはエタンを含む。
【0027】
エタンおよび/またはエチレンは実質的に純粋型にて或いは窒素、メタン、二酸化炭素および水蒸気としての水の1種もしくはそれ以上(これらはたとえば5容量%以上で多量に存在させることができる)または水素、一酸化炭素、C3/C4アルケンおよびたとえば5容量%未満の少量で存在しうるアルケンの1種もしくはそれ以上と混合して使用することができる。
【0028】
分子状酸素含有ガスは空気よりも分子状酸素の豊富または貧弱なガス、たとえば酸素とすることができる。適するガスはたとえば適する希釈剤(たとえば窒素)で希釈された酸素とすることができる。
【0029】
エタンおよび/またはエチレンおよび分子状酸素含有ガスの他に、水(水蒸気)を供給することが好ましい。何故なら、これは酢酸への選択率を向上させうるからである。
【0030】
高められた温度は好適には200〜500℃、好ましくは200〜400℃の範囲とすることができる。
【0031】
圧力は好適には大気圧または過圧、たとえば1〜50バール、好ましくは1〜30バールの範囲とすることができる。
【0032】
触媒組成物は好ましくは本発明の方法で使用する前に焼成される。焼成は、好適には250〜500℃の範囲の温度にて酸素含有ガス(たとえば空気)の存在下に加熱して達成することができる。
【0033】
本発明の性能に適用しうる操作条件および他の情報は前記従来技術、たとえば米国特許第4,250,346号に見ることができる。
【0034】
以下、本発明の方法を実施例を参照してさらに説明する。
【0035】
【実施例】
触媒作成
本発明による実施例
実施例1(Mo1.00V0.213Nb0.138Au0.007Oy)
12.71gのモリブデン酸アンモニウムと2.11gのバナジウム酸アンモニウムと2.43gの塩化ニオブと0.36gのアンモニウムAu四塩化物と2.03gの蓚酸とを200mlの水に70℃まで15分間にわたり加熱して溶解させることにより溶液を作成し、次いで2時間にわたり蒸発乾固させた。得られた触媒ケーキを磨砕し、次いで静的空気中で350℃のオーブン内にて5時間にわたり焼成した。触媒の組成をXRFにより分析し、微量の白金と銀とイリジウムとロジウムとルテニウムとを含有することも判明し、これを次の実験式として示す:
Mo1.00V0.213Nb0.138Au0.007Pt0.000035Ag0.000005Ir0.000001Rh0.000002Ru0.000004Oy
【0036】
実施例2(Mo1.00V0.232Nb0.139Au0.007Oy)
12.71gのモリブデン酸アンモニウムと2.11gのバナジウム酸アンモニウムと2.43gの塩化ニオブと0.36gのアンモニウムAu四塩化物と2.03gの蓚酸とを200mlの水に70℃まで15分間にわたり加熱して溶解することにより溶液を作成し、次いで2時間かけて蒸発乾固させた。得られた触媒ケーキを磨砕し、次いで静的空気中で350℃のオーブン内にて5時間にわたり焼成した。触媒の組成をXRFにより分析し、微量の白金と銀とイリジウムとロジウムとルテニウムとを含有することも判明し、これを次の実験式として示す:
Mo1.00V0.232Nb0.139Au0.007Pt0.000005Ag0.000007Ir0.0000002Rh0.0000003Ru0.000004Oy
【0037】
実施例3(Mo1.000V0.426Nb0.115Au0.0008Oy)
12.92gのモリブデン酸アンモニウムと3.65gのバナジウム酸アンモニウムと2.27gの塩化ニオブと0.0214gのアンモニウムAu四塩化物と2.43gの蓚酸とを200mlの水に70℃まで15分間にわたり加熱して溶解させることにより溶液を作成し、次いで2時間にわたり蒸発乾固させた。得られた触媒ケーキを磨砕し、次いで静的空気中で400℃のオーブン内にて5時間にわたり焼成した。触媒の名目組成は次の通りであった:
Mo1.000V0.426Nb0.115Au0.0008Oy
【0038】
本発明によらない例
比較例A(Mo1.00V0.25Nb0.12Oy)
12.71gのモリブデン酸アンモニウムを70℃まで加熱された50mlの水に溶解させて溶液Aを作成した。2.11gのバナジウム酸アンモニウムを70℃まで加熱された70mlの水に溶解させて第2溶液Bを作成した。さらに2.43gの塩化ニオブと2.02gの蓚酸とを70℃まで加熱された50mlの水に溶解させて溶液Cを作成した。次いで溶液Cを溶液Bに添加し、得られた混合物を70℃にて15分間加熱した。次いで溶液Aを添加すると共に最終混合物を70℃にて15分間加熱した後、混合物を2時間以内に蒸発乾固させた。得られた触媒ケーキを磨砕し、次いで静的空気中で350℃のオーブンにて5時間にわたり焼成した。触媒の名目組成はMo1.00V0.25Nb0.12Oyであった。
【0039】
比較例B(Mo1.00V0.25Oy)
溶液Cを作成しない以外は比較例Aと同様にした。触媒の名目組成はMo1.00V0.25Oyであった。
【0040】
比較例C(Mo1.00V0.25Nb0.12Pd0.01Oy)
0.23gのPd酢酸塩を溶液Aに添加した以外は比較例Aと同様にした。触媒の名目組成はMo1.00V0.25Nb0.12Pd0.01Oyであった。
【0041】
比較例D(Mo1.00V0.25Nb0.12Ru0.01Oy)
0.36gのアンモニウムRu六塩化物を溶液Aに添加した以外は比較例Aと同様にした。触媒の名目組成はMo1.00V0.25Nb0.12Ru0.01Oyであった。
【0042】
比較例E(Mo1.00V0.25Nb0.12Rh0.01Oy)
0.15gのRh(III)水酸化物を溶液Aに添加した以外は比較例Aと同様にした。触媒の名目組成はMo1.00V0.25Nb0.12Rh0.01Oyであった。
【0043】
触媒試験手順
典型的には5mlの触媒を、内径12mmおよび長さ40cmの寸法を有するハステロイ級C276で作成された固定床反応器に充填した。ガラスビーズを用いて触媒を反応器の中心位置に維持した。触媒の上方にてガラスビーズは気体および液体の各試薬の混合および予備加熱帯域として作用した。次いで試験装置をヘリウムにより21バールにて圧力試験し、漏れを点検した。次いで触媒を反応圧力まで5℃/minにてヘリウム中で16時間にわたり加熱することにより活性化させて、触媒先駆体の完全分解を確保した。
【0044】
実施例1および2並びに比較実験につきエタンとヘリウム中の20%酸素と水との所要の流れを反応器に導入して、42%v/vのエタン、6.6%の酸素、25%v/vのヘリウムおよび26.4%v/vの水(水蒸気として)の入口組成を確保した。全供給物流量を、約3000/hの供給物GHSVを確保するレベルに維持した。実施例3の場合、実施例1および2よりも低い供給物における水で性能を測定し、エチレンを52%v/vのエタンと5%v/vのエチレンと6.6%の酸素と10%v/vの水と残部のヘリウムとの入口供給組成物が使用されるよう供給混合物に添加した。
【0045】
30分間にわたり平衡化させた後、ガス試料を出口流から抜き取ってエタン、酸素およびヘリウムにつきGC(モデル・ユニカム4400)を検量した。次いで反応器の設定点温度を75〜100%の酸素変換率が達成されるまで上昇させ、これは2.2%v/v未満の酸素の出口流における存在により示された。
【0046】
30分間の平衡時間の後、触媒を定常条件下で典型的には4〜5時間にわたり評価した。出口ガス容積を試験期間にわたり水−ガスメータにより測定した。液体生成物を回収し、試験期間の後に秤量した。ガス生成物および液体生成物の組成をGC分析(それぞれTCDおよびFID検出器を装着したユニカム4400および4200)を用いて測定した。
【0047】
全供給物および生成物の流量、並びに組成をスプレッドシートに入力し、次のパラメータをAcOHが酢酸を示す次式に従って計算した:
STY(空時収率)%=(gAcOH)/リットル触媒床/hr
変換率:
エタン=(入口モルエタン−出口モルエタン)/入口モルエタン*100
酸素=(入口モル酸素−出口モル酸素)/入口モル酸素*100
選択率:
AcOH(C−モル%)=(出口モルAcOH*2)/
(変換モルエタン*2)*100
エチレン(C−モル%)=(出口モルエチレン*2)/
(変換モルエタン*2)*100
CO(C−モル%)=(出口モルCO)/(変換モルエタン*2)*100
CO2(C−モル%)=(出口モルCO2)/(変換モルエタン*2)*100
COx=CO(C−モル%)への変換率+CO2(C−モル%)への選択率。
【0048】
典型的には、反応の質量バランスおよび炭素バランスは100+/−5%であると判明した。
【0049】
結果
下表1および2は上記の触媒性能を比較する。各触媒を下表に示した標準条件下で評価し、ただし温度を70〜90%酸素変換率を達成するよう変化させて比較を容易化させた。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
表における結果は、Mo−V−Nb系酸化物触媒に対する金の促進効果を明らかに示す。さらに表における結果は、本発明による金促進触媒の性能がモリブデンとバナジウムとニオブとのモル比および金含有量により影響を受けると共に反応条件によっても影響を受けることを示す。
Claims (10)
- エタンからエチレンおよび/または酢酸への酸化およびエチレンから酢酸への酸化のための触媒組成物において、酸素と組み合わせて元素モリブデン、バナジウム、ニオブおよび金をパラジウムの不存在下に実験式:MoaWbAucVdNbeYf(I)
[式中、YはCr、Mn、Ta、Ti、B、Al、Ga、In、Pt、Zn、Cd、Bi、Ce、Co、Rh、Ir、Cu、Ag、Fe、Ru、Os、K、Rb、Cs、Mg、Ca、Sr、Ba、Zr、Hf、Ni、P、Pb、Sb、Si、Sn、Tl、U、Re、TeおよびLaよりなる群から選択される1種もしくはそれ以上の元素であり;a、b、c、d、eおよびfは
0<a≦1;0≦b<1およびa+b=1;
10−5<c≦0.02;
0<d≦2;
0<e≦1;および
0≦f≦2
となるような各元素のグラム原子比を示す]
に従って含むことを特徴とする触媒組成物。 - 式IがMoaWbAucVdNbeYf;MoaAucVdNbeYf;MoaWbAucVdNbeおよびMoaAucVdNbeよりなる群から選択される請求項1に記載の触媒組成物。
- 0.01<a≦1、0.1<d≦2、0.01<e≦0.5および0.01≦f≦0.5である請求項1または2に記載の触媒組成物。
- YがBi、Ca、Ce、Cu、K、P、Sb、LaおよびTeよりなる群から選択される請求項1〜3のいずれか一項に記載の触媒組成物。
- Mo1.00V0.25Nb0.12Au0.01Oy;Mo1.00V0.213Nb0.138Au0.007Oy;Mo1.00V0.232Nb0.139Au0.007Oy;およびMo1.000V0.426Nb0.115Au0.0008Oy[ここでyは酸素につき組成物中の各元素の原子価を満たす数である]よりなる群から式を有する請求項1に記載の触媒組成物。
- エタンからエチレンおよび/または酢酸へのおよび/またはエチレンから酢酸への酸化方法において、エタンおよび/またはエチレンを含むガス混合物を高められた温度にて請求項1〜5のいずれか一項に記載の触媒組成物の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させることを特徴とする酸化方法。
- エタンをエチレンと酢酸とからなる混合物まで酸化する請求項6に記載の方法。
- エタンとエチレンとをエチレンと酢酸とからなる混合物まで酸化する請求項6に記載の方法。
- エチレンと酢酸とからなる混合物を、酢酸および/またはエチレンの添加もしくは除去と共にまたはそれなしに、分子状酸素含有ガスとさらに反応させて酢酸ビニルを生成させる請求項7に記載の方法。
- 触媒を流動床として使用する請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
GBGB9907704.2A GB9907704D0 (en) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | Catalyst and process utilising the catalyst |
GB9907704.2 | 1999-04-01 |
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