JP4587311B2 - 電流分配装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置の出力電流を通信装置ヘ分配する電流分配装置に属し、特にヒューズを着脱する際に、活線作業を行うことなく安全に作業するために、ヒューズ端子台と電源装置間を離す機構に関するものである。
図5は、電源装置EUから電流分配装置IBSを介して通信装置Uに給電する従来の電流分配装置IBSの回路構成を示す。電流分配装置IBSの内部は、電源装置EUの負極から直流給電ケーブルにより端子Aに接続される。端子Aと端子Dは導体バーBAR1で接続され、端子Dはヒューズ端子台FUの―端である。ヒューズ端子台FUの他端は端子Eに接続され、端子Eと端子Fは導体バーBAR4で接続される。端子Fは通信装置Uの負極端子UBに直流給電ケーブルで接続される。―方、電源装置EUの正極は直流給電ケーブルにより端子Hに接続される。端子Hと端子Gは導体バーBAR5で接続され、端子Gは通信装置BAR1の正極端子UAに直流給電ケーブルによって接続される。ヒューズ端子台FUにヒューズを接続すると、電源装置EUが導通するので、通信装置Uに電力が給電される。電流分配装置IBSは、警報用地気装置ALを具備し、ヒューズ端子台FUに接続されるヒューズが溶断した場合、ヒューズ断表示用LED(不図示)が点灯し、ヒューズを交換するとLEDは消灯して通信装置Uに電源装置EUの電力が給電される。
ここで、ヒューズをヒューズ端子台FUに接続する場合、接点の締付けが不十分であると、接触抵抗により接点で発熱を起こし、場合によっては発火する恐れがある。また、端子Dまで常に電位が生じているため、接点を締付ける際に周囲の金属部分と接触して短絡する恐れもある。締付け箇所がない差込み式のヒューズを用いた場合、大電流に対しては差込み箇所の接触が不十分であるため、接触抵抗が増大し、場合によっては発火する恐れがあるという問題点があった。
特開平08−289476号公開 (電流分配装置) 特開平08−072633号公開 (自動車の電流分配装置)
従来の電流分配装置では、差込み式のヒューズが用いられることが多く、通信装置に大電流が流れる場合には、ヒューズとヒューズ端子台の接触が不十分であるため、接触抵抗により接点で発熱を起こし、場合によっては発火する恐れがある。締付け式のヒューズを用いた場合には、接触抵抗が低減できるが、締付け箇所に常に電位が生じるため、ヒューズを締付ける際に周囲の金属部分と接触して短絡する可能性もある。以上の問題を解決するために本発明は、ヒューズの接続箇所を無電圧にして安全にヒューズを締付けることができ、接点の接触抵抗を低減できる構成にすることを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、電流分配装置を電源装置から離し、ヒューズを着脱する場合に発生の可能性がある短絡事故を回避するとともに、通信装置に大電流が流れる場合でも問題ない程度に接点の接触抵抗を低減することを目的としている。
すなわち、電源装置から複数の通信装置へ電力を供給するための電流分配装置であって、前記電流分配装置は複数の導体バーと、ヒューズ端子台と有し、ヒューズの交換時に前記ヒューズ端子台と前記電源装置との間に電位を生じさせない導体バー切断機構を有し、
導体バー切断機構が、前記電源装置に接続された第1の導体バーと、前記ヒューズ端子台に接続された第2の導体バーを有し、
それぞれの導体バーは固定盤によって固定され、
絶縁された万力棒に取付けられた第3の導体バーを有し、前記万力棒を回転させることにより、前記第1及び第2の導体バーに前記第3の導体バーを締め付けることにより電気的に接続、一方、前記万力棒を逆方向に回転させることにより、前記第1及び第2の導体バーから前記第3の導体バーを浮き上がらせることにより電気的に切断されることを特徴とする。
さらに、本発明の電流分配装置において、前記ヒューズ端子台と前記通信装置の負極端子との間にシャント抵抗が接続され、警報用地気装置を備えることが好ましい。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例である電流分配装置の内部構成と電流分配装置を用いた直流給電系の接続構成を示している。
電源装置EUの負極を直流給電ケーブルによって端子Aに接続し、端子Aと端子Bは導体バーBAR1で接続する。導体バーBAR1と導体バーBAR3を絶縁された固定盤180に離隔して水平に固定し、絶縁された万力棒の先端に導体バーBAR2を取付ける。導体バーBAR2と導体バーBAR1、導体バーBAR3はそれぞれ離隔されている。端子Cと端子Dは導体バーBAR3で接続され、端子Dはヒューズ端子台の一端である。ヒューズ端子台の他端は端子Eに接続され、端子Eと端子Fはシャント抵抗STを介して導体バーBAR4で接続される。端子Fは通信装置Uの負極端子UBに直流給電ケーブルで接続される。電源装置EUの正極には直流給電ケーブルにより端子Hが接続され、端子Hと端子Gは導体バーBAR5で接続される。端子Gは通信装置Uの正極端子UAに直流給電ケーブルで接続される。端子Fと端子G間に給電表示用LEDが抵抗Rを介して接続される。また電流分配装置は、警報用地気装置ALを具備し、端子Aと端子H間の電圧、シャント抵抗STの両端電圧、端子Fと端子Gの電圧を測定し、警報用地気装置ALで演算して表示パネルPで電流分配装置IBSの出力電流及び出力電圧を表示する。
電源装置EUは電流分配装置IBSを介して通信装置Uと接続されている。導体バーBAR1及びBAR3は固定盤BDによって固定され、導体バーBAR2は万力棒MBに固定されている。万力棒MBを離す方向に回転させると導体バーBAR2は導体バーBAR1及びBAR3から引き離される。この状態では電源装置EUからの電力が供給される端子Aと端子Dが完全に切断されるため、いかなる電流も流れることはない。ここで、ヒューズ端子台FUにヒューズを接続し、万力棒MBを締める方向に回転させ、導体バーBAR2をBAR1とBAR3と密接させると、端子Aから端子Dが導通し、給電表示用LEDが点灯する。通信装置Uの正極端子UAと負極端子UB間に電位が生じ、通信装置Uに電源装置EUの電力が給電できる。端子B及び端子Cは万力棒MBで十分に締付けることにより、導体バーBAR1、BAR2、BAR3は互いに密着され、大電流が流れる場合であっても接触抵抗を低減できる。従って、接点付近で発熱及び発火の恐れはなくなる。
何らかの原因でヒューズが溶断するとLEDが消灯し、ヒューズの交換が必要となる。この場合、工具を用いて万力棒MBを導体バーBAR2が導体バーBAR1及びBAR3から離される向きに回転させる。このとき、導体バーBAR2は給電系から離され、ヒューズ端子台FUの両端が無電圧となり、いかなる電流も流れることはない。ヒューズ端子台FUが無電圧であることを確認した後、安全にヒューズを交換することができる。ヒューズを交換した後、再び工具を用いて万力棒を回転させ、導体バーBAR1、BAR2、BAR3を密接させるとLEDが点灯し、通信装置Uに安全に電源装置EUの電力が給電される。また、警報用地気装置ALとして、警報用ヒューズ回路をヒューズ端子台FUに並列に使用できることは言うまでもない。
以上述べたように、本発明による電流分配装置は、電流分配装置内部のヒューズを接続する場合に、電源装置から電流分配装置を離すことによりヒューズ端子台と周囲の金属部分の接触による短絡事故を無くし、通信装置に大電流が流れる場合にも接触抵抗を低減できるという効果がある。
本発明の実施例1に係る電流分配装置の内部構成とそれを用いた直流給電系を示す図である。 本発明の実施例1に係る電流分配装置の外観と内部構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る電流分配装置の構成とそれを用いた直流給電系を示す図である。 本発明の実施例2に係る電流分配装置の外観と内部構成を示す図である。 従来の電流分配装置の構成とそれを用いた直流給電系を示す図である。
符号の説明
IBS 電流分配装置
BAR1、BAR2、BAR3、BAR4、BAR5 導体バー
EU 電源装置
U 通信装置
UA 通信装置の正極端子
UB 通信装置の負極端子
FU ヒューズ端子台
MB 万力棒
BK 断路器
LED LED素子
AL 警報用地気装置
BD 固定盤
ST シャント抵抗
P パネル
A、B、C、D、E、F、G、H 端子

Claims (2)

  1. 電源装置から複数の通信装置へ電力を供給するための電流分配装置であって、
    前記電流分配装置は複数の導体バーと、ヒューズ端子台とを有し、
    ヒューズの交換時に前記ヒューズ端子台と前記電源装置との間に電位を生じさせない導体バー切断機構を有し、
    該導体バー切断機構が、前記電源装置に接続された第1の導体バーと、前記ヒューズ端子台に接続された第2の導体バーを有し、
    それぞれの導体バーは固定盤によって固定され、
    更に、絶縁された万力棒に取付けられた第3の導体バーを有し、前記万力棒を回転させることにより、前記第1及び第2の導体バーに前記第3の導体バーを締め付けることにより電気的に接続し、
    一方、前記万力棒を逆方向に回転させることにより、前記第1及び第2の導体バーから前記第3の導体バーを浮き上がらせることにより電気的に切断されることを特徴とする電流分配装置。
  2. 前記ヒューズ端子台と前記通信装置の負極端子との間にシャント抵抗が接続され、
    警報用地気装置を備えることを特徴とする請求項1記載の電気分流装置。
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