JP4586208B2 - エレベータの出入口装置 - Google Patents

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本発明は、エレベータの出入口装置に関するものであり、詳しくは、エレベータの出入口の周縁部とドアとの間の隙間や、ドアとドアとの間の隙間を、火災時に密閉して煙の流通を遮断し得るエレベータの出入口装置に関するものである。
エレベータホールにおけるエレベータの出入口の周縁部とドアとの間や、ドアとドアとの間には、ドアの開閉作動を円滑にする等の目的で、適宜の幅の隙間が設けられている。ところが、隙間を開放したままの状態にしておくと、エレベータホールで火災が起こった場合に、エレベータケージの昇降路が煙突化してしまい、火災による被害の拡大を招く等の問題がある。
そこで、可撓性を有するゴム製等のシール材で前記隙間を閉塞し、前記ドアの開閉の障害にならず、且つ、煙の通過も遮断し得るようにした出入口装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、他の形式の出入口装置として、エレベータの出入口の周縁部とドアとの間の隙間に加圧変形体の遮煙材を設け、火災発生時に前記遮煙材を加圧装置により加圧することにより、前記隙間が閉塞されるようにしたものも提案されている(特許文献2参照)
特開平7−157254号公報 特開平7−252067号公報
しかしながら、前記特許文献1のものでは、前記ドアの開閉作動時には常時前記シール材が擦られるので、該シール材が摩耗しやすく、シール材の頻繁な交換が必要となる等の問題がある。
また、前記特許文献2のものは、前記遮煙材の摩耗等の問題はないものの、前記遮煙材を加圧するための加圧装置を必要とするので、構成が複雑となり、コスト高とならざるを得ない。
本発明は、前記の如き事情に鑑みてなされたもので、遮風材の摩耗の心配がなく、しかも、簡易な構成でコスト上も有利な、遮煙機能を有するエレベータの出入口装置を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係るエレベータの出入口装置は、エレベータの出入口を開閉するために互いに相対運動をする第一部材と第二部材との隙間に、該隙間に流入する気流が圧力を超えたときにその圧力変形して該気流を遮断し得る受圧変形性を有する遮風材が、前記第一部材と前記第二部材のいずれか一方に固着されているエレベータ装置であって、前記遮風材は前記出入口の一方側から前記隙間に流入する第一の気流により広がり変形して該第一の気流を遮断する断面C字状又は断面U字状の第一の部分と、前記出入口の他方側から前記隙間に流入する第二の気流により広がって変形して該第二の気流を遮断する断面C字状又は断面U字状の第二の部分と、を一体的に備えていりことを特徴としている(請求項1)。
火災が起こると火元の燃焼により大量の気流が発生する。この気流は前記隙間に流入しようとするが、その気流の圧力が所定値を超えると、その圧力で前記遮風材が変形して前記隙間が閉塞される。このため、火災により発生した煙や有毒ガス等が前記隙間を通過することが防止される。本発明によれば、前記従来の提案では必要とされていた特別な加圧装置を設ける必要がないので、構成が簡易であり、コスト上も有利となる。
前記遮風材は、前記隙間に流入する気流の圧力が前記所定値以下の通常時には、前記出入口の縁部及び前記ドアのいずれか他方側には接触していない。よって、前記ドアの開閉により前記遮風材が摩耗してしまう等の問題もない。
なお、前記第一部材と前記第二部材の具体例としては、例えば、エレベータの出入口の縁部とドアとである場合のほか、エレベータの出入口を開閉する第一のドアと第二のドアとである場合等が挙げられる。
前記遮風材は、前記気流の圧力で広がって該気流を遮断するものとされる。
前記構成において、火災により前記出入口の一方側から他方側に向けて前記第一の気流が流れる場合には、前記第一の部分によって前記第一の気流が遮断され、一方、火災により前記出入口の他方側から一方側に向けて前記第二の気流が流れる場合には、前記第二の部分によって前記第二の気流が遮断される。
前記断面C字状又は断面U字状の第一の部分は、前記出入口の前記一方側へ向けて開口する第一の開口部と、該第一の開口部から連続する第一の受圧面と、前記所定値を超える前記第一の気流の圧力が前記第一の受圧面に作用したときに前記第一の部分の変形により前記第一部材と前記第二部材のいずれか他方に密着する第一の接触部と、を備え、前記断面C字状又は断面U字状の第二の部分は、前記出入口の前記他方側へ向けて開口する第二の開口部と、該第二の開口部から連続する第二の受圧面と、前記所定値を超える前記第二の気流の圧力が前記第二の受圧面に作用したときに前記第二の部分の変形により前記第一部材と前記第二部材のいずれか他方に密着する第二の接触部と、を備えたものとすることができる(請求項2)。
この構成において、火災により前記出入口の一方側から他方側に向けて前記第一の気流が流れる場合には、前記第一の部分の開口部の内面が受圧面となり、該受圧面で前記第一の気流の圧力を受けて前記第一の部分が広がることで、前記隙間が閉塞される。一方、火災により前記出入口の他方側から一方側に向けて前記第二の気流が流れる場合には、前記第二の部分の開口部の内面が受圧面となり、該受圧面で前記第二の気流の圧力を受けて前記第二の部分が広がることで、前記隙間が閉塞される。
前記遮風材は、互いに相対運動する第一部材と第二部材との間の隙間に前記第一部材に固着して配設され、前記隙間に流入する気流の圧力が所定値を超えたときに前記第二部材に密着して前記隙間を閉塞し得る受圧変形性を備えたものである。
前記遮風材は、前記隙間に流入する気流の圧力が所定値を超えると、その圧力で広がり変形して前記第二部材に密着し、これにより前記隙間が閉塞される。このため、例えば火災時には、煙や有毒ガス等が前記隙間を通過してしまうことが防止される。前記遮風材は、前記気流の圧力で前記隙間を閉塞するので、前記遮風材を隙間閉塞状態へと変化せしめるための特別な作動源は不要である。よって、構成が簡易であり、コスト上も有利である。
前記遮風材は、前記隙間に流入する気流の圧力が前記所定値以下の常時には、前記第二部材には接触していない。よって、前記第一部材及び前記第二部材の相対運動により前記遮風材が磨耗してしまう等の問題もない。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るエレベータの出入口装置を備えたエレベータ出入口(乗降口)の正面図、図2は、図1のII−II矢視断面図、図3は、図1のIII−III矢視断面図、図4は、図1のIV−IV矢視断面図、図5は、図2〜図4の遮風材による遮煙状態を一般化して示した拡大図、図6は、遮風材の様々な具体例を示す断面図、図7は、図1のVII−VII矢視断面図、図8は、片開き式のドアで開閉されるエレベータの出入口に本発明を適用した実施の形態を示す断面図である。
図1は、中央開き式のドアで開閉されるエレベータの出入口に本発明を適用したものである。図1において、エレベータホール1におけるエレベータの出入口装置2は、接近離隔方向へと同時に水平移動自在な左右一対のドア3,3を備えている。該左右一対のドア3,3は、それぞれが左右逆方向へと同時に水平移動することにより、エレベータの出入口(乗降口)4を開閉する。
前記出入口4を閉じた状態の前記左右一対のドア3,3の回りは、前記出入口4の上縁部を構成する横長の上枠5と、前記出入口4の左右の横縁部を構成する縦長の左右の横枠6,6と、前記出入口4の下縁部を構成する横長の敷居7と、で囲まれている。
前記出入口4の前記各縁部5,6,7に対して相対運動する第一部材としての前記左右一対のドア3,3は、第二部材としての前記出入口4の前記各縁部5,6,7との間に隙間Sを開けて立設されている。これらの隙間Sが設けられていることにより、前記左右一対のドア3,3が抵抗なくスムーズに左右に開閉移動でき、また、据付時の誤差も吸収される。
図1に示すように、前記各隙間Sには、防災上の観点から、本発明の実施の一形態に係るシール材としての遮風材(遮煙材)8が介装されている。具体的には、図2に示すように、前記遮風材8は、前記左右の横枠6,6と、前記ドア3,3の左右外縁部3aと、の間の隙間S1に配設されている。また、図3に示すように、前記遮風材8は、前記上枠5と、前記ドア3,3の上縁部3bと、の間の隙間S2に配設されている。さらに、図4に示すように、前記遮風材8は、前記敷居7と、前記ドア3,3の下縁部3cと、の間の隙間S3にも配設されている。
前記遮風材8は、細長い紐状のものであり、その長さ方向に対して直角な断面の形状が一様となっている。
図2〜図4に示すように、前記遮風材8は、前記出入口4の前記縁部5,6,7及び前記ドア3のいずれか一方(図2及び図4ではドア3側、図3では出入口の縁部5側)に接着剤等を用いて固着されており、そのいずれか他方(図2及び図4では出入口の縁部6,7側、図3ではドア3側)に対しては、通常時には非接触とされている。このため、前記ドア3が頻繁に開閉作動しても、前記遮風材8の摩耗等の問題は一切ない。
図5に示すように、前記遮風材8は、前記隙間Sに流入する気流の圧力が所定値を超えたときに、その圧力で変形して前記隙間Sにおける気流の通過を遮断し得る受圧変形性を有している。このため、火災時には、燃焼によって必然的に生ずる気流の圧力(風圧)によって、前記遮風材8が前記隙間Sを閉塞するように広がった状態へと変形せしめられ、エレベータホール1とエレベータゲージ(図示せず)の昇降路9との間の煙の流通が遮断される。これにより、エレベータホール1側で火災が発生したとしても、該昇降路9が煙突化してしまうことが防止され、昇降路9側で火災が発生したとしても、エレベータホール1側に煙が広がることが防止される。
前記遮風材8に対しては、素材の選択及び形状の特定等により、必要な前記受圧変形性を付与することができる。例えば、素材としては、軟質のゴム又は合成樹脂等の軟質弾性材の中から、必要な柔軟性及び強度を有するものを適宜選択することができる。前記遮風材8の素材は、その用途上難燃性を備えていることが望ましい。
前記遮風材8の断面形状(長さ方向に対して直角な断面の形状)としては、図2に示した形状のほか、図6(a)〜(c)に示す形状等を採用することができる。すなわち、これらの図に示すように、前記遮風材8は、前記出入口4の一方側(例えば、エレベータホール1側)から前記隙間Sに流入する第一の気流W1により変形して該第一の気流W1を遮断する第一の部分10と、前記出入口4の他方側(例えば、昇降路9側)から前記隙間Sに流入する第二の気流W2により変形して該第二の気流W2を遮断する第二の部分11と、を一体的に備えている。これは、単一の遮風材で前記出入口4の内外いずれの方向からの気流にも対応できるようにするためである。したがって、エレベータホール1の火災により前記隙間Sを通って前記昇降路9へ煙が流入することだけが防止できれば良い場合には、前記第一の部分10のみを備えた遮風材で足りることになる。
前記第一の部分10は、前記出入口4の前記一方側(エレベータホール1側)へ向けて開口する第一の開口部12と、該第一の開口部12から連続する第一の受圧面13と、前記所定値を超える前記第一の気流W1の圧力が前記第一の受圧面13に作用したときに前記第一の部分10の変形により前記出入口4の縁部5,6,7及び前記ドア3のいずれか他方(本実施の形態では、出入口4の縁部5,6,7)に密着する第一の接触部14と、を備えている。前記第一の部分10は、図2及び図6(a)〜(c)に示すように、前記第一の気流W1の上流側に向けて開口する断面C字状又は断面U字状等の形状に成形することができる。
同様に、前記第二の部分11は、前記出入口4の前記他方側(昇降路9側)へ向けて開口する第二の開口部15と、該第二の開口部15から連続する第二の受圧面16と、前記所定値を超える前記第二の気流W2の圧力が前記第二の受圧面16に作用したときに前記第二の部分11の変形により前記出入口4の縁部5,6,7及び前記ドア3のいずれか他方(本実施の形態では、出入口4の縁部5,6,7)に密着する第二の接触部17と、を備えている。前記第二の部分11も、図2〜図4及び図6(a)〜(c)に示すように、前記第二の気流W2の上流側に向けて開口する断面C字状又は断面U字状等の形状に形成することができる。
なお、前記第一の部分10及び前記第二の部分11の肉厚も、必要な前記受圧変形性を発揮し得るように、適宜の厚さに設計することができる。
本実施の形態に係るエレベータの出入口装置2は、次のように作用する。火災が起こると火元の燃焼により大量の気流が発生する。例えば、エレベータホール1で火災が起これば、エレベータホール1側から前記昇降路9側へ向けて前記隙間Sに大量の気流が流入する。逆に、前記昇降路9側で火災が起これば、該昇降路9側から各階のエレベータホール1側へ向けて前記隙間Sに大量の気流が流入する。
本実施の形態では、図5に示すように、エレベータホール1側で火災が起こった場合には、前記隙間Sに流入しようとする前記第一の気流W1の圧力が前記所定値を超えると、その圧力で前記第一の部分10の前記開口部12が広がった状態へと自然に変形して、前記隙間Sが閉塞される。同様に、前記昇降路9側で火災が起こった場合には、前記隙間Sに流入しようとする前記第二の気流W2の圧力が前記所定値を超えると、その圧力で前記第二の部分11の前記開口部15が広がった状態へと自然に変形して、前記隙間Sが閉塞される。このため、火災により発生した煙や有毒ガス等が前記隙間Sを通過することが防止される。前記遮風材8は、火災時に必然的に生ずる気流Wの圧力によって自然に前記隙間Sを閉塞するので、前記遮風材8を閉塞作動せしめるための作動源等は不要である。このため、構成が簡易であり、コスト上も有利となる。
また、本実施の形態のものによれば、火の勢いが強く、したがって、前記隙間Sに流入しようとする気流Wの圧力が大きいほど、前記遮風材8による隙間閉塞力が強くなるので、信頼性が高い等の効果もある。
なお、前記遮風材8は、図7に示すように、前記出入口4を開閉するために互いに相対運動する前記左右一対のドア3,3のそれぞれを第一部材、第二部材とし、前記左右一対のドア3,3のいずれか一方にのみ固着して前記ドア3,3同士の間に配設することもできる。この場合には、中央開き式の前記左右一対のドア3,3の合わせ目部の隙間S4に流入する気流の圧力が所定値を超えたときに、その圧力で前記遮風材8が変形し、前記左右一対のドア3,3のいずれか他方側に密着して前記隙間S4における前記気流の通過が遮断される。
また、前記遮風材8は、図8に示すように、片開き式のエレベータの出入口20に配設することもできる。具体的には、互いに同方向に移動して前記出入口20を開閉する一対のドア21,21同士の間の隙間S5や、該一対のドア21,21のそれぞれと前記出入口20の縁部22,22との間の隙間S6に配設する。前者の場合には、前記一対のドア21,21のそれぞれが、前記出入口20を開閉するために互いに相対運動する前記第一部材及び前記第二部材となり、後者の場合には、前記各ドア21と前記出入口20の前記縁部22とが、前記第一部材及び前記第二部材となる。この場合の作用効果も、前記と同様である。図示してはいないが、前記各ドア21の上下と前記出入口20の上下の縁部との間に前記遮風材8を設けることができることは言うまでもない。
さらに、前記遮風材8は、エレベータケージ自体の出入口と、エレベータケージの前記出入口を開閉するドアと、の間の隙間や、エレベータケージのドア同士の間の隙間にも設けることができる。その場合にも勿論、前記と同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施の形態に係るエレベータの出入口装置を備えたエレベータ出入口(乗降口)の正面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 図1のIV−IV矢視断面図である。 図2〜図4における遮風材による遮煙状態を一般化して示した要部拡大図である。 遮風材の様々な具体例を示す断面図である。 図1のVII−VII矢視断面図である。 片開き式のドアで開閉されるエレベータの出入口に本発明を適用した実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
1 エレベータホール
2 エレベータの出入口装置
3 ドア(第一部材、第二部材)
4 出入口
5 上縁部(上枠、第二部材)
6 横縁部(横枠、第二部材)
7 下縁部(敷居、第二部材)
8 遮風材
9 昇降路
12 第一の開口部
13 第一の受圧面
14 第一の接触部
15 第二の開口部
16 第二の受圧面
17 第二の接触部
20 出入口
21 ドア(第一部材、第二部材)
22 出入口の縁部(第二部材)
S(S1,S2,S3,S4,S5,S6) 隙間
W 気流
W1 第一の気流
W2 第二の気流

Claims (2)

  1. エレベータの出入口(4,20)を開閉するために互いに相対運動する第一部材(3,21)と第二部材(3,5,6,7,21,22)との間隙(S)に、該間隙(S)に流入する気流(W)の圧力が所定値を超えたときにその圧力で変形して該気流(W)を遮断し得る受圧変形性を有する遮風材(8)が、前記第一部材と前記第二部材のいずれか一方に固着されているエレベータ装置であって、前記遮風材(8)は前記出入口(4,20)の一方(1)側から前記隙間(S)に流入する第一の気流(W1)により広がり変形して該第一の気流(W1)を遮断する断面C字状又は断面U字状の第一の部分(10)と、前記出入口(4)の他方(9)側から前記隙間(S)に流入する第二の気流(W2)により広がって変形して該第二の気流(W2)を遮断する断面C字状又は断面U字状の第二の部分(11)と、を一体的に備えている、エレベータの出入口装置。
  2. 前記断面C字状又は断面U字状の第一の部分(10)は、前記出入口(4,20)の前記一方(1)側へ向けて開口する第一の開口部(14)と、該第一の開口部(12)から連続する第一の受圧面(13)と、前記所定値を超える前記第一の気流(W1)の圧力が前記第一の受圧面(13)に作用したときに前記第一の部分(10)の変形により前記第一部材(3,21)と前記第二部材(3,5,6,7,21,22)のいずれか他方に密着する第一の接触部(14)と、を備え、前記断面C字状又は断面U字状の第二の部分(11)は、前記出入口(4)の前記他方(9)側へ向けて開口する第二の開口部(15)と、該第二の開口部(15)から連続する第二の受圧面(16)と、前記所定値を超える前記第二の気流(W2)の圧力が前記第二の受圧面(16)に作用したときに前記第二の部分(11)の変形により前記第一部材(3,21)と前記第二部材(3,5,6,7,21,22)のいずれか他方に密着する第二の接触部(17)と、を備えている、前記請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
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