JP4885250B2 - エレベータドアの密閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータの乗降口に設けられた出入口部材とこれに近接して設置されるドア装置との間の隙間を密閉するエレベータドアの密閉装置に関する。
建屋のエレベータ乗り場と昇降路との間には、エレベータに対する乗降口が設けられ、この乗降口に出入口部材が取り付けられ、この出入口部材に近接して乗り場ドアが設置されている。この乗り場ドアは、昇降路内を昇降するかごが当該エレベータ乗り場に着床する際に開放してかごに対する乗客の乗降を可能にし、そのかごが当該エレベータ乗り場から離れる際に閉合する。
一般に、エレベータの乗り場ドアは、ドア上部のハンガーローラを出入口部材の上部に設けられたハンガーレールに沿って転動させて開閉動作させている。乗り場ドアを滑らかに開閉させるために、乗り場ドアと出入口部材の三方枠や敷居との間には隙間が設けられている。
万一火災が発生した場合には、この隙間を通して煙や有毒ガスがエレベータの昇降路に侵入し、さらに他階の乗り場ドアの隙間を通してフロアに広がり、居住者が危険な状態になる恐れがある。このため、乗り場ドアにシール機構を組み付けたり、乗り場ドアとは別に、付近にシャッター、扉、スクリーンなどの遮煙設備が設けられることがある。
しかしながら、シャッターなどの遮煙設備を設けると、費用がかかったり、シャッターの収納スペースやガイド機構が必要になり、美観が損なわれる結果となる。このため、乗り場ドアにシール機構を組み付けて、戸閉時に上記隙間を塞ぐことが広く行われている。
上記シール機構として、ドアの周囲に取り付けられたゴムやその他の弾性体を戸閉時に圧迫して隙間を密閉するような技術が既に多く提案されている。密閉すべきドア周囲の各部の中で、戸当たり部やドアの後側端部においては、戸閉直前にドアをシール部材に接触させて圧迫することが可能であることから、ゴムや薄金属板などを用いる比較的単純なシール機構で隙間を密閉することができる。
ところが、ドアの上部や敷居部においては、シール部材としてゴムや薄金属板を単純に取り付けるだけでは、ドアの開閉動作時にそのシール部材とドアとが常時接触して摺動することになるので、シール部材が摩耗したり、へたったりして、遮煙性能が低下したり、摺動抵抗が増大してスムーズな開閉ができなくったり、摺動音が大きくなったりする心配がある。
そこで、例えば、特開平6−234488号公報や特開平7−76477号公報には、ドアの上部にシール部材を傾斜して取り付け、ドアの開閉中にはシール部材と相手材とが接触しないようにして、ドアをスムーズに開閉させるとともにシール部材の損傷を防止し、戸閉時には前記シール部材を相手材に接触させてドアの上部の隙間を塞ぐ機構が示されている。
また、火災発生時にのみアクチュエータによってシール部材を駆動して、常時はシール部材が摺動しないようにするものも提案されている。例えば、特開2003−34481号公報では、煙感知機の出力に応じて電磁石の吸着を開放して、隙間塞ぎ部材をばねで駆動して上記隙間を塞ぐ装置が示されている。
さらに、ドアの周囲にラビリンス状に屈曲する遮煙機構を設ける技術が、例えば特開平7−247086号公報などに示されている。これらの機構では、隙間をラビリンス状にすることにより遮煙するもので、摺動する部分が不要となるため、シール部材の摩耗の心配がなくなる。
特開平6−234488号公報 特開平7−76477号公報 特開2003−34481号公報 特開平7−247086号公報
ところが、ドアの上部にシール部材を傾斜して設けてドアの開閉中にはシール部材と相手材とが接触しないようにするものにあっては、シール部材を傾斜させる分だけその高さ方向の余分の設置スペースが必要になってしまうという問題がある。このため、特に既設のドアやその案内機構の寸法を維持したまま、遮煙機能を有するドアに改造するようなことが困難になる。
さらに、シール部材が傾斜しているため、ドアの戸当たり部に設けるシール部材の圧迫量と、傾斜したシール部材の圧迫量の両方を適切に調整することが難しくなり、シール部材の取付位置の調整に時間や手間がかかってしまうという問題がある。また、傾斜するシール部材を圧迫するときには、シール部材の反力で戸開方向に向く分力が発生し、このため大きな戸閉力や、戸閉保持力が必要になり、その駆動機構や戸閉力発生機構が大型化してしまうという問題もある。
アクチュエータによってシール部材を駆動するものでは、アクチュエータを設置するための大きなスペースが必要になる。さらに、煙感知機の出力信号を処理する制御装置や、アクチュエータヘの配線、停電や煙感知機の誤動作などでシール機構が作動してしまった後の復旧機構などが必要となるため、装置が複雑になるという問題がある。さらにまた、隙間をラビリンス状に屈曲させる形式のものでは、隙間が十分狭くなければ遮煙効果が得られないため、高精度な部品が必要になったり、摺動音が生じたり、取付時の調整が容易でなくなるという問題がある。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、設置スペースを小さくでき、調整が容易で、配線や制御装置が不要で、戸閉時に過大な反力が発生せず、大きな摺動音が生じることもなく、シール部材の摩耗や過大な摩擦力の心配がない耐久性に優れるエレベータドアの密閉装置を提供することにある。
請求項1の発明は、エレベータの乗降口に設けられた出入口部材と、前記出入口部材に近接して設けられ、その出入口部材に対して開閉動作するドアと、前記出入口部材に水平にかつ上下方向に移動可能に設けられ、付勢手段により上方に弾性的に付勢された可動部材と、前記ドアが戸閉方向に移動して戸閉する直前に、前記可動部材を前記付勢手段に抗して下方に押し下げる押し下げ機構と、通常時には前記ドアと非接触状態に保たれ、前記可動部材が前記押し下げ機構により押し下げられたときに、その動作で前記ドアと前記出入口部材との間の隙間を密閉するシール機構とを具備し、前記シール機構は、前記可動部材に取り付けられ、下部がループ状に湾曲するループ部となっているシール部材を有し、前記可動部材が前記押し下げ機構により下方に押し下げられたときに、前記シール部材が前記ドアの上部と前記出入口部材との間に跨って密着し、この密着で前記ドアと前記出入口部材との間の隙間が密閉されることを特徴としている。
請求項2の発明は、前記押し下げ機構が、前記出入口部材と前記ドアとのいずれか一方に設けられたカム部材、および他方に設けられた押し部材とを有し、前記ドアの戸閉直前に前記カム部材と前記押し部材とが互いに係合して前記可動部材を下方に押し下げることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記シール機構のシール部材が、ゴムシート、難燃性ゴムシート、フィルム状樹脂材、薄金属板のいずれかで構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、設置スペースを小さくでき、調整が容易で、配線や制御装置が不要で、戸閉時に過大な反力が発生せず、大きな摺動音が生じることもなく、シール部材の摩耗や過大な摩擦力の心配がない耐久性に優れるエレベータドアの密閉装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、エレベータ乗降口のドア装置を昇降路側から見た透視正面図。 そのドア装置の一部分を拡大して示す透視正面図。 そのドア装置の一部分をさらに拡大して示す透視正面図。 図3中のL−L線に沿う断面図。 図3中のM−M線に沿う断面図。 図3中のN−N線に沿う断面図。 そのドア装置の戸開時における状態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態を示し、エレベータ乗降口のドア装置を昇降路側から見た透視正面図。 そのドア装置の一部分の断面図。 そのドア装置の他の一部分の断面図。 そのドア装置のさらに異なる一部分の断面図。 そのドア装置のさらに異なる他の一部分の断面図。 本発明の第3の実施形態によるドア装置の一部分の断面図。 そのドア装置の他の一部分の断面図。 本発明の第4の実施形態によるドア装置の一部分の断面図。 そのドア装置の他の一部分の断面図。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないし図10には第1の実施形態を示してあり、図1はエレベータの乗降口をエレベータの昇降路側から部分的に透視して見た状態の概略的な正面図である。エレベータの乗降口には出入口部材としての枠体1が昇降路壁の開口部2を囲むように設けられ、この枠体1の上部にハンガーレール3が水平方向に架設されている。
このハンガーレール3には、ハンガーローラ4a、4bとハンガー5a、5bを介して一対の乗り場ドア6a、6bが縣架され、これら乗り場ドア6a、6bがハンガーレール3に沿って左右に対称的に移動するようになっている。
さらに、ハンガーレール3の下側には、ハンガーローラ4a、4bの脱輪を防止するために、下側支持ローラ7a、7bがハンガー5a、5bに回転自在に取り付けられている。
乗り場ドア6a、6bの下部は、ガイドシュー8a、8bを介して乗り場床(図示せず)とほぼ面一に設けられた敷居9に案内される。乗り場ドア6a、6bの周囲部のうち、戸当たり部20a、20b、ドア後端部21a、21b、敷居部22a、22bには、それぞれ密閉手段を構成する図示しないシール機構が組み付けられている。
次に、乗り場ドア6a、6bの上部に設けられたシール機構について図2ないし図5を参照して説明する。図2は、図1中の乗り場ドア6a、6bの上部を拡大した説明図であり、図3は、図2中のA部をさらに拡大した説明図である。
図4ないし図6は、それぞれ図2中のL−L線、M−M線、N−N線に沿う断面図である。図4ないし図6においては、図の右側が乗り場側で、左側が昇降路側である。
図2ないし図4に示すように、乗り場ドア6a、6bの上側には出入口部材としての幕板10が乗り場側に面するように設けられている。この幕板10は、前記枠体1に連結されている。
幕板10の下端縁には、昇降路側にL状に折り返されて乗り場ドア6a、6bの上部と対向する折り返し部10cが形成されている。幕板10の内側には前記枠体1に連結されたヘッダーケース11が設けられ、このヘッダーケース11に前記ハンガーレール3が取り付けられている。ヘッダーケース11の下端部は、前記幕板10の下端部の折り返し部10cの近傍に到達している。
そしてヘッダーケース11の下端部と幕板10の折り返し部10cとの間に跨ってシール部材としての帯状のフッ素系ゴムシート30が上記折り返し部10cの左右の長手方向に沿って水平に設けられている。
このゴムシート30は、下端部が下押さえ板31と折り返し部10cとで挟み付けられて折り返し部10cに固定され、上端部が可動部材としての2枚の上押さえ板32で挟み付けられている。
ヘッダーケース11の下端部の内面には、それぞれ合成樹脂で形成された背面支持板33と前面支持板34とが取り付けられている。これら背面支持板33と前面支持板34は、図2に示すようにヘッダーケース11の長手方向の途中の区間に互いにその長手方向側に位置をずらして取り付けられ、これら背面支持板33と前面支持板34との間に前記ゴムシート30の上端部が上押さえ板32と共に上下に摺動自在に挿入されている。
上押さえ板32と下押さえ板31の両端部間には、それぞれ付勢手段としてねじりばね35が取り付けられ、これらねじりばね35により上押さえ板32が上方に弾性的に付勢されている。
上押さえ板32には、その両端側の近傍にそれぞれカム部材としてのカム板36が対称的に取り付けられているとともに、その各カム板36に対応する押し部材としてのカムローラ37が乗り場ドア6a、6bのハンガー5a、5bに回転自在に取り付けられている。
各カム板36の上縁は上下の高低差をもつカム部36aとなっており、乗り場ドア6a、6bの戸閉直前に前記カムローラ37がカム部36aに接触してそのカム部36aの低部から高部に移行し、この移行でゴムシート30が上押さえ板32と共に前記ねじりばね35に抗して下方に押し下げられるようになっている。
本実施形態の作用について説明すると、乗り場ドア6a、6bが開いている戸開時には、カムローラ37はカム板36から離れていて、上押さえ板32はねじりばね35の弾性力によって上方に押し上げられ、その上端が前面支持板34の内側の上端に当接し、ゴムシート30がほぼ伸展して乗り場ドア6a、6bと接触しない状態に保たれている(図7)。
この状態から乗り場ドア6a、6bは互いに接近する方向に移動して戸閉するが、その戸閉の直前まではゴムシート30は伸展状態をそのまま保つ。そして戸閉直前にカムローラ37がカム板36のカム部36aに接触してそのカム部36aの低部から高部に移行し、この移行に応じてゴムシート30の上部が上押さえ板32と共にねじりばね35に抗して下方に押し下げられる(図2〜図6)。
ゴムシート30の押し下げにより、ゴムシート30の上下方向の中間部が弾性的に撓んで昇降路側に突出するように湾曲し、この湾曲でゴムシート30の中間部が乗り場ドア6a、6bの上部に密着し、この密着で幕板10と乗り場ドア6a、6bの上部との間の隙間が気密状態に密閉される。
このように、幕板10と乗り場ドア6a、6bの上部との間の隙間がゴムシート30で気密状態に密閉されることにより、エレベータホールから昇降路内への空気の流通が遮断され、火災による煙がエレベータホールから昇降路内に流入するようなことがなく、したがって昇降路の煙突化を防止して火災の発展を抑えることができ、また他の階のフロアへの煙の拡散を防止することができる。
そして、本実施形態においては、高さ方向や厚さ方向の小さなスペース内にシール機構を取り付けることができる。このため、リニューアル工事においても大幅な改造を要することなくシール機構を組み付けることができる。
また、シール機構のゴムシート30は、通常時には開閉動作する乗り場ドア6a、6bと摺動せず、戸閉直前にのみ接触するものであり、このため摩耗の心配がなく、耐久性に優れ、また摺動時の摩擦力や戸閉後の反力を極めて小さくすることができる。さらに、アクチュエータや配線が不要なので取り付けや調整が容易となる。
前記実施形態では、一対の乗り場ドア6a、6bの戸当り部が乗降口の中央部にあって、その乗り場ドア6a、6bが左右に対称的に開閉動作する中央開きタイプのドア装置であるが、高速ドアと低速ドアからなる片開きタイプのドア装置においても、同様に実施することができる。
図8ないし図12には、片開きタイプのドア装置に本発明を適用した第2の実施形態を示す。図8は、片開きタイプの乗り場ドア6c、6dの上部を昇降路側から見た透視正面図であり、図9ないし図12は、その各部の断面構造を示す断面図である。図9ないし図12においては、図の右側が乗り場側で、左側が昇降路側である。
図8において、低速の乗り場ドア6cと高速の乗り場ドア6dは、前後に位置をずらして配置されている。図8は戸閉時の状態を示してあり、この状態から戸開時に低速の乗り場ドア6cは図の左側の戸袋50に向って低速で移動し、高速の乗り場ドア6dは同じく戸袋50に向って高速で移動する。そしてその両乗り場ドア6c、6dが前記戸袋50において前後に重なるように配置し、これにより乗降口が開放される。
ヘッダーケース11には、図9ないし図12に示すように、平行に一対のハンガーレール3が設けられ、低速の乗り場ドア6cのハンガー5cがハンガーローラ4cを介して前記一方のハンガーレール3に懸架され、高速の乗り場ドア6dのハンガー5dがハンガーローラ4dを介して前記他方のハンガーレール3に懸架されている。そして各乗り場ドア6c、6dが前記各ハンガーレール3に沿って移動する。
幕板12には左右の中間部に段差が形成され、その段差を境とする図8における左側に低速の乗り場ドア6cの上部に近接して対向する折り返し部12cを、右側に高速の乗り場ドア6dの上部に近接して対向する折り返し部12dをそれぞれ有している。
図9および図10に示すように、低速の乗り場ドア6cの上部に対向する幕板12の折り返し部12cとヘッダーケース11の下端部との間には帯状のフッ素系ゴムシート40cが上記折り返し部12cの左右の長手方向に沿って水平に設けられている。
このゴムシート40cは、下端部が下押さえ板31と折り返し部12cとで挟み付けられて折り返し部12cに固定され、上端部が可動部材としての2枚の上押さえ板32で挟み付けられている。
ヘッダーケース11の下端部の内面には、それぞれ合成樹脂で形成された背面支持板33と前面支持板34とが取り付けられ、これら背面支持板33と前面支持板34との間に前記ゴムシート40cの上端部が上押さえ板32と共に上下に摺動自在に挿入されている。
上押さえ板32と下押さえ板31の両端部間には、図8に示すようにそれぞれねじりばね45cが取り付けられ、これらねじりばね45cにより上押さえ板32が上方に弾性的に付勢されている。
上押さえ板32には、その両端側にそれぞれカム板46c、47cが取り付けられているとともに、その各カム板46c、47cに対応するカムローラ48c、49cが乗り場ドア6cのハンガー5cに回転自在に取り付けられている。
各カム板46c、47cの上縁は上下の高低差をもつカム部46c´、47c´となっており、乗り場ドア6cの戸閉直前に前記カムローラ48c、49cがカム部46c´、47c´に接触してそのカム部46c´、47c´の低部から高部に移行し、この移行でゴムシート40cが上押さえ板32と共に前記ねじりばね45cに抗して下方に押し下げられるようになっている。
図8に示すように、乗り場ドア6cに対応するカム板46c、47cのうちの戸袋50側に配置する一方のカム板46cのカム部46c´は、戸当り側に配置する他方のカム板47cのカム部47c´よりも低いレベルの位置にあり、また前記カム板46cに対応する一方のカムローラ48cは前記カム板47cに対応するカムローラ49cよりも低いレベルの位置にあり、これにより乗り場ドア6cが戸閉方向に移動する際に、戸当り側のカムローラ49cが戸袋50側のカム板46cに接触せずに通過し、戸閉直前に各カムローラ48c、49cがそれに対応するカム板46c、47cのカム部46c´、47c´にそれぞれ接触するようになっている。
図11および図12に示すように、高速の乗り場ドア6dの上部に対向する幕板12の折り返し部12dとヘッダーケース11の下端部との間には帯状のフッ素系ゴムシート40dが上記折り返し部12dの左右の長手方向に沿って水平に設けられている。
このゴムシート40dは、下端部が下押さえ板31と折り返し部12dとで挟み付けられて折り返し部12dに固定され、上端部が可動部材としての2枚の上押さえ板32で挟み付けられている。
幕板12の前記折り返し部12dの内側には、その折り返し部12dと対向して起立するように起立板13が取り付けられている。そしてこの起立板13の側面に、それぞれ合成樹脂で形成された背面支持板33と前面支持板34とが取り付けられ、これら背面支持板33と前面支持板34との間に前記ゴムシート40dの上端部が上押さえ板32と共に上下に摺動自在に挿入されている。
上押さえ板32と下押さえ板31との間には、図8に示すようにそれぞれねじりばね45dが取り付けられ、これらねじりばね45dにより上押さえ板32が上方に弾性的に付勢されている。
上押さえ板32には、その両端側の近傍にそれぞれカム板46d、47dが取り付けられているとともに、その各カム板46d、47dに対応するカムローラ48d、49dが乗り場ドア6dのハンガー5dに回転自在に取り付けられている。
各カム板46d、47dの上縁は上下の高低差をもつカム部46d´、47d´となっており、乗り場ドア6dの戸閉直前に前記カムローラ48d、49dがカム部46d´、47d´に接触してそのカム部46d´、47d´の低部から高部に移行し、この移行でゴムシート40dが上押さえ板32と共に前記ねじりばね45dに抗して下方に押し下げられるようになっている。
乗り場ドア6dに対応するカム板46d、47dのうちの戸袋50側に配置する一方のカム板46dのカム部46d´は、戸当り側に配置する他方のカム板47dのカム部47d´よりも低いレベルの位置にあり、また前記カム板46dに対応する一方のカムローラ48dは前記カム板47dに対応するカムローラ49dよりも低いレベルの位置にあり、これにより乗り場ドア6dが戸閉方向に移動する際に、戸当り側のカムローラ49dが戸袋50側のカム板46dに接触せずに通過し、戸閉直前に各カムローラ48d、49dがそれに対応するカム板46d、47dのカム部46d´、47d´にそれぞれ接触するようになっている。
本実施形態の作用について説明すると、乗り場ドア6c、6dが戸袋50に配置する戸開時には、各ゴムシート40c、40dの上押さえ板32がねじりばね45c、45dの弾性力によって上方に押し上げられ、その上端が前面支持板34の内側の上端に当接し、各ゴムシート40c、40dがほぼ伸展して乗り場ドア6c、6dと接触しない状態に保たれている。
この状態から乗り場ドア6c、6dは戸当り側に移動して戸閉するが、その戸閉の直前まではゴムシート40c、40dは伸展状態をそのまま保つ。そして戸閉直前に各カムローラ48c、49c、48d、49dがその対応するカム板36c、47c、46d、47dのカム部36c´、47c´、46d´、47d´にそれぞれ接触してそのカム部36c´、47c´、46d´、47d´の低部から高部に移行し、この移行に応じてゴムシート40c、40dの上部が上押さえ板32と共にねじりばね35に抗して下方に押し下げられる。
ゴムシート40c、40dの押し下げにより、図9ないし図12に示すようにゴムシート40c、40dの上下方向の中間部が弾性的に撓んで昇降路側に突出するように湾曲し、この湾曲でゴムシート40c、40dの中間部が乗り場ドア6c、6dの上部に密着し、この密着で幕板12と乗り場ドア6c、6dの上部との間の隙間が気密状態に密閉される。
このように、幕板12と乗り場ドア6c、6dの上部との間の隙間がゴムシート40c、40dで気密状態に密閉されることにより、エレベータホールから昇降路内への空気の流通が遮断され、火災による煙がエレベータホールから昇降路内に流入するようなことがなく、したがって昇降路の煙突化を防止して火災の発展を抑えることができ、また他の階のフロアへの煙の拡散を防止することができる。
そして、本実施形態においても、前記第1の実施形態の場合と同様に、高さ方向や厚さ方向の小さなスペース内にシール機構を取り付けることができる。このため、リニューアル工事においても大幅な改造を要することなくシール機構を組み付けることができる。
また、シール機構のゴムシート40c、40dは、通常時には開閉動作する乗り場ドア6c、6dと摺動せず、戸閉直前にのみ接触するものであり、このため摩耗の心配がなく、耐久性に優れ、また摺動時の摩擦力や戸閉後の反力を極めて小さくすることができる。さらに、アクチュエータや配線が不要なので取り付けや調整が容易となる。
次に、本発明の第3の実施形態について図13および図14を参照して説明する。図13は、完全には戸閉していない状態での乗り場ドア6eの上部の断面図、図14は戸閉状態での乗り場ドア6eの上部の断面図である。
幕板14の折り返し部14cには帯状のフッ素系ゴムシート60が上記折り返し部10cの左右の長手方向に沿って延びるように水平に設けられている。このゴムシート60は、下端部が下押さえ板61と折り返し部14cとで挟み付けられて折り返し部14cに固定され、上端部が折り返し部14cの上方に延びて乗り場ドア6eの上部に対向している。
ヘッダーケース11の下端部の内面には、それぞれ合成樹脂で形成された背面支持板33と前面支持板34とが取り付けられ、これら背面支持板33と前面支持板34との間に可動部材としての押さえ板62が上下に摺動自在に挿入され、この押さえ板62の下端縁が前記ゴムシート60の側面に接触している。
押さえ板62は、図示しないが前記第1の実施形態における上押さえ板32の場合と同様に、付勢手段としてのねじりばねにより上方に弾性的に付勢されている。そしてこの押さえ板62が前記第1の実施形態の場合と同様のカム機構により、乗り場ドア6eの戸閉直前に前記ねじりばねの弾性力に抗して下方に押し下げられるようになっている。
本実施形態の場合、乗り場ドア6eの戸開時には、図13に示すように押さえ板62が弾性的に上方に押し上げられ、ゴムシート60がその張力で乗り場ドア6eから離れる非接触状態に保たれている。
この状態から乗り場ドア6eが戸閉方向に移動して戸閉直前の位置に達すると、図14に示すように押さえ板62が下方に移動し、この移動でゴムシート60が下方に押圧されて弾性的に撓むように屈曲し、この屈曲で乗り場ドア6eの上部に密着し、この密着で幕板14と乗り場ドア6eの上部との間の隙間が気密状態に密閉される。
このように、幕板14と乗り場ドア6eの上部との間の隙間がゴムシート60で気密状態に密閉されることにより、エレベータホールから昇降路内への空気の流通が遮断され、火災による煙がエレベータホールから昇降路内に流入するようなことがなく、したがって昇降路の煙突化を防止して火災の発展を抑えることができ、また他の階のフロアへの煙の拡散を防止することができる。
そして、本実施形態においても、前記第1の実施形態の場合と同様に、高さ方向や厚さ方向の小さなスペース内にシール機構を取り付けることができる。このため、リニューアル工事においても大幅な改造を要することなくシール機構を組み付けることができる。
また、シール機構のゴムシート60は、通常時には開閉動作する乗り場ドア6eと摺動せず、戸閉直前にのみ接触するものであり、このため摩耗の心配がなく、耐久性に優れ、また摺動時の摩擦力や戸閉後の反力を極めて小さくすることができる。さらに、アクチュエータや配線が不要なので取り付けや調整が容易となる。
図15および図16には第4の実施形態を示してあり、図15は完全には戸閉していない状態での乗り場ドア6fの上部の断面図、図16は戸閉状態での乗り場ドア6fの上部の断面図である。
幕板15の折り返し部15cとヘッダーケース11の下端部との間には詰め部材70が上記折り返し部15cの左右の長手方向に沿って水平に嵌め込まれている。この詰め部材70の上部は折り返し部15cの上方に露出して乗り場ドア6fと対向し、この詰め部材70および乗り場ドア6fの対向側角部にはそれぞれ面取りが施されている。
ヘッダーケース11の下端部の内面には、それぞれ合成樹脂で形成された背面支持板33と前面支持板34とが取り付けられ、これら背面支持板33と前面支持板34との間に可動部材としての押さえ板71が上下に摺動自在に挿入されている。そしてこの押さえ板71の側面にフッ素系ゴムシート72が取り付けられている。
このゴムシート72は、折り返し部15cの左右の長手方向に沿って水平に設けられ、下部にはループ状に湾曲するループ部72aを有し、このループ部72aが前記詰め部材70と乗り場ドア6fとの間の隙間に対向するように配置されている。
前記押さえ板71は、図示しないが前記第1の実施形態における上押さえ板32の場合と同様に、付勢手段としてのねじりばねにより上方に弾性的に付勢されている。そしてこの押さえ板71が前記第1の実施形態の場合と同様のカム機構により、乗り場ドア6fの戸閉直前に前記ねじりばねの弾性力に抗して下方に押し下げられるようになっている。
本実施形態の場合、乗り場ドア6fの戸開時には、図15に示すように押さえ板71が弾性的に上方に押し上げられ、ゴムシート72が詰め部材70と乗り場ドア6fとの間の隙間から離れる状態に保たれている。
この状態から乗り場ドア6fが戸閉方向に移動して戸閉直前の位置に達すると、図16に示すように、押さえ板71がゴムシート72と一体的に下方に移動し、この移動でゴムシート72のループ部72aが幕板15に設けられた詰め部材70と乗り場ドア6fの上部との間に跨って密着し、この密着で幕板15と乗り場ドア6fの上部との間の隙間が気密状態に密閉される。
このように、幕板15と乗り場ドア6fの上部との間の隙間がゴムシート72で気密状態に密閉されることにより、エレベータホールから昇降路内への空気の流通が遮断され、火災による煙がエレベータホールから昇降路内に流入するようなことがなく、したがって昇降路の煙突化を防止して火災の発展を抑えることができ、また他の階のフロアへの煙の拡散を防止することができる。
そして、本実施形態においても、前記第1の実施形態の場合と同様に、高さ方向や厚さ方向の小さなスペース内にシール機構を取り付けることができる。このため、リニューアル工事においても大幅な改造を要することなくシール機構を組み付けることができる。
また、シール機構のゴムシート60は、通常時には開閉動作する乗り場ドア6fと摺動せず、戸閉直前にのみ接触するものであり、このため摩耗の心配がなく、耐久性に優れ、また摺動時の摩擦力や戸閉後の反力を極めて小さくすることができる。さらに、アクチュエータや配線が不要なので取り付けや調整が容易となる。
なお、前記各実施形態においては、シール部材としてフッ素系のゴムシートを用いたが、これに限ることはなく、その他のゴム材料、樹脂材料、フィルム状材料、薄金属板等を用いることも可能である。
また、前記実施形態おいては、可動部材を押し下げる押し下げ機構として、可動部材にカム板を設け、ドアのハンガーにそのカム板に係合するカムローラを設けることにより構成したが、可動部材にカムローラを設け、ドアのハンガーにそのカムローラに係合するカム板を設ける構成とする場合であってもよい。そして前記カムローラに替えて単に滑りやすい突起を用いることも可能である。さらに、可動部材を上方に弾性的に付勢する付勢手段としては、ねじりばねを用いる場合のほか、板ばね、コイルばねを用いたり、あるいはシール部材自体の弾性を利用する場合であってもよい。
1…枠体、2…昇降路壁の開口部、3…ハンガーレール、4a、4b…ハンガーローラ、5a、5b…ハンガー、6a、6b、6c、6d、6e、6f…乗り場ドア、10…幕板、10c…折り返し部、11…ヘッダーケース、12…幕板、12c…折り返し部、13…起立板、14…幕板、14c…折り返し部、15…幕板、15c…折り返し部、30…ゴムシート、31…下押さえ板、32…上押さえ板、33…背面支持板、34…前面支持板、36…カム板、37…カムローラ、40c、40d…ゴムシート、48c、48d…カムローラ、49c、49d…カムローラ、60…ゴムシート、70…ゴムシート。

Claims (3)

  1. エレベータの乗降口に設けられた出入口部材と、
    前記出入口部材に近接して設けられ、その出入口部材に対して開閉動作するドアと、
    前記出入口部材に水平にかつ上下方向に移動可能に設けられ、付勢手段により上方に弾性的に付勢された可動部材と、
    前記ドアが戸閉方向に移動して戸閉する直前に、前記可動部材を前記付勢手段に抗して下方に押し下げる押し下げ機構と、
    通常時には前記ドアと非接触状態に保たれ、前記可動部材が前記押し下げ機構により押し下げられたときに、その動作で前記ドアと前記出入口部材との間の隙間を密閉するシール機構と、
    を具備し、
    前記シール機構は、前記可動部材に取り付けられ、下部がループ状に湾曲するループ部となっているシール部材を有し、前記可動部材が前記押し下げ機構により下方に押し下げられたときに、前記シール部材が前記ドアの上部と前記出入口部材との間に跨って密着し、この密着で前記ドアと前記出入口部材との間の隙間が密閉されることを特徴とするエレベータドアの密閉装置。
  2. 前記押し下げ機構は、前記出入口部材と前記ドアとのいずれか一方に設けられたカム部材、および他方に設けられた押し部材とを有し、前記ドアの戸閉直前に前記カム部材と前記押し部材とが互いに係合して前記可動部材を下方に押し下げることを特徴とする請求項1に記載のエレベータドアの密閉装置。
  3. 前記シール機構のシール部材が、ゴムシート、難燃性ゴムシート、フィルム状樹脂材、薄金属板のいずれかで構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの密閉装置。
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