JP4584691B2 - 防水シート付き無機質下地板の製造方法、防水シート付き無機質下地板及びその施工構造 - Google Patents

防水シート付き無機質下地板の製造方法、防水シート付き無機質下地板及びその施工構造 Download PDF

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本発明は、壁板や屋根材など建材として使用される防水シート付き無機質下地板の製造方法、防水シート付き無機質下地板及びその施工構造に関するものである。
壁板や屋根材などの外装建材は耐透水性が必要とされるが、セメント系の無機質下地板は一般に耐透水性が十分に高いとはいえない。そこで従来からセメント系無機質下地板の耐透水性を高めることが検討されており、セメントと水と油性物質とを主成分とするセメント含有逆エマルジョン組成物からなるセメント系成形材料を成形することによって、耐透水性に優れたセメント系無機質下地板を製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして壁板等の建材として使用される無機質下地板の表面には、防水シートを貼り付けることが行われている。無機質下地板の表面に防水シートを貼り付けるにあたっては、セメント系成形材料を板状に成形し、この板状成形体を養生・硬化させて無機質下地板を作製した後に、無機質下地板の表面に防水シートを接着することによって行うのが一般的である。
特開2003−252670号公報
しかし、上記のように硬化後の無機質下地板の表面に防水シートを接着する場合、養生・硬化した無機質下地板の表面は荒れているので、無機質下地板の表面を研磨等して平滑化した後に、無機質下地板の表面に接着剤を塗布し、ラミネーターを用いて防水シートを張るようにしている。
従って、無機質下地板の表面を研磨する工程や、接着剤を塗布する工程が必要となり、製造に手間がかかると共にコストアップになるという問題を有するものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、製造工数少なく防水シートの貼付けを行うことができる防水シート付き無機質下地板の製造方法、防水シート付き無機質下地板及びその施工構造を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る防水シート付き無機質下地板の製造方法は、セメントと、水と、スチレンとメチルメタクリレートのうち少なくとも一方を含む油性物質とを主成分とするセメント含有逆エマルジョン組成物からなるセメント系成形材料を略矩形状の板状に成形し、芳香族化合物を主成分とする材質の略矩形状の防水シート2の少なくとも隣り合う二辺を上記板状成形体1から突出させて両者を張り付けた状態で、上記板状成形体1を養生・硬化させることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る防水シート付き無機質下地板は、請求項1に記載の製造方法により製造されて成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る防水シート付き無機質下地板の施工構造は、複数の構造材3を並設し、これらの構造材3に請求項に記載の防水シート付き無機質下地板Aを複数隣り合わせて取り付けると共に、隣り合う一方の防水シート付き無機質下地板Aの突出した防水シート2を他方の防水シート付き無機質下地板Aの表面に重ねて成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る防水シート付き無機質下地板の製造方法によれば、セメント系成形材料を成形した板状成形体を養生する際に、セメント系成形材料中のスチレンやメチルメタクリレートが芳香族化合物を主成分とする材質の防水シートに作用し、板状成形体を養生・硬化させる際に同時に防水シートを貼り付けることができるものであり、無機質下地板の表面を研磨する工程や、接着剤を塗布する工程が不要となって、製造工数少なく防水シートの貼付けを行うことができるものである。また、下地板として合板ではなく無機質のものを使用しているので、不燃性や耐腐食性を高く得ることができるものである。また、複数の防水シート付き無機質下地板を隣り合わせて設置する場合には、突出した防水シートで、防水シート付き無機質下地板同士を突き合わせた箇所を被覆することができ、これにより、水の浸入を防止することができるものである。
本発明の請求項に係る防水シート付き無機質下地板の施工構造によれば、突出した防水シートで、防水シート付き無機質下地板同士を突き合わせた箇所を被覆することができ、これにより、水の浸入を防止することができるものである。そして、構造材が垂木である場合には、従来よりも手間をかけることなく、防水性の高い屋根を施工することができるものである。また、構造材が柱である場合にも、従来よりも手間をかけることなく、防水性の高い壁を施工することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明において使用されるセメント系成形材料は、セメントと水と油性物質とを主成分とするセメント含有逆エマルジョン組成物からなるものである。この組成物において、セメントと水の比率は任意に設定することができるが、重量比率で、セメント1に対して水0.3〜2の範囲が一般的に好ましい。
セメントとしては、特に制限されるものではないが、ポルトランドセメント、フライアッシュセメント、高炉セメント、アルミナセメント、ハイアルミナセメント、シリカヒュームなどを挙げることができるものであり、これらを一種単独で用いたり、二種以上を併用したりすることができる。セメントの配合量は、セメント含有逆エマルジョン組成物の水を除く材料中、65〜75質量%の範囲に設定するのが好ましい。
油性物質は水と逆エマルジョン(W/Oエマルジョン)を形成するためのものであり、疎水性の液状物質が用いられる。そして油状物質として本発明ではスチレンとメチルメタクリレート(MMA)の少なくとも一方を用いるものである。スチレンとメチルメタクリレートは単独で用いるようにしてもよく、あるいは両者を混合して用いることもできる。さらに、スチレンやメチルメタクリレートの他に、例えばトルエン、キシレン、灯油、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、不飽和ポリエステル樹脂等を併用することもできる。油性物質の配合量は、セメント含有逆エマルジョン組成物の水を除く材料中、4.5〜6.0質量%の範囲に設定するのが好ましい。
セメント含有逆エマルジョン組成物には上記の成分の他に、乳化剤を配合することが好ましい。乳化剤は逆エマルジョンに安定性を付与するために配合されるものであり、例えばソルビタンセスキオール、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノオレート、ジエチレングリコールモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、ジグリセロールモノオレート等の非イオン界面活性剤、各種アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤等を用いることができる。乳化剤の配合量は、セメント含有逆エマルジョン組成物の水を除く材料中、1.5〜2.0質量%の範囲に設定するのが好ましい。
セメント含有逆エマルジョン組成物中にはさらに、適宜量の補強材や、架橋剤、重合開始剤、顔料など各種添加剤を配合することができる。補強材としては、例えば砂利、パーライト、シラスバルーン、ガラス粉、アルミナシリケートなどの骨材、ポリプロピレン繊維(PP繊維)、アクリル繊維、ビニロン繊維、アラミド繊維等の合成繊維や、炭素繊維、ガラス繊維、パルプなどの補強繊維を挙げることができる。
次に、上記のセメント含有逆エマルジョン組成物をセメント系成形材料として用いて無機質下地板4を製造する方法について説明する。まずセメント系成形材料を略矩形状の板状に成形して板状成形体1を作製する。板状成形体1の大きさは、例えば、縦1800〜2430mm×横895〜910mmである。板状成形体1の成形は、上下の型間にセメント系成形材料を供給して、プレスすることによって行うことができる。そして板状成形体1の表側となる表面に図1(a)のように略矩形状の防水シート2を重ねる。このとき、図2のように防水シート2の少なくとも隣り合う二辺を板状成形体1から突出させておき、その他の辺については防水シート2と板状成形体1の両者の端縁を揃えておく。上記突出量は、例えば、30〜100mmである。なお、本発明において略矩形状とは長方形のみならず正方形も含む形状をいう。
上記の防水シート2としては、芳香族化合物を主成分とする材質のもの、すなわち芳香族化合物の重合体からなる樹脂のシートを用いることができるものである。例えば、ポリスチレンや発泡ポリスチレンのシート、フェノール樹脂を紙や布等に含浸・硬化したシートなどを用いることができる。また、アスファルト含浸シート(アスファルトルーフィング)やタール含浸シートも用いることができる。
次に、上記のように板状成形体1の表面に防水シート2を重ねた状態で、図1(b)のようにプレス盤6で加圧して、板状成形体1の表面に防水シート2を張り合わせる。板状成形体1は水を含んでいて表面が濡れた状態になっているので、防水シート2は板状成形体1の表面に密着する。またプレスによって、板状成形体1に防水シート2を張り合わせると同時に、板状成形体1の表面を平滑な面に成形することもできるものである。
このように板状成形体1の表面に防水シート2を張り合わせた状態で、板状成形体1を養生して硬化させる。養生の条件は特に制限されるものではないが、温度は15〜90℃、時間は3〜24時間の範囲に設定するのが好ましい。このように養生を行うと、板状成形体1構成するセメント系成形材料中のスチレンやメチルメタクリレートの一部が板状成形体1の表面において防水シート2に作用する。防水シート2は芳香族化合物を主成分とする材質であるので、防水シート2の板状成形体1に接触する背面がスチレンやメチルメタクリレートに若干溶かされたりして、防水シート2が板状成形体1の表面に溶着等で接着する。このように、板状成形体1を養生硬化させる際に、同時に防水シート2を接着することができるものであり、図1(c)のように、板状成形体1を養生・硬化して作製される無機質下地板4の表面に防水シート2を貼り付けた、防水シート付き無機質下地板Aを得ることができるものである。
上述した方法によれば、セメント系成形材料を成形した板状成形体1を養生する際に、セメント系成形材料中のスチレンやメチルメタクリレートが芳香族化合物を主成分とする材質の防水シート2に作用し、板状成形体1を養生・硬化させる際に同時に防水シート2を貼り付けることができるものであり、無機質下地板4の表面を研磨する工程や、接着剤を塗布する工程が不要となって、製造工数少なく防水シート2の貼付けを行うことができるものである。また、下地板としては、合板ではなく、無機質のものを使用しているので、不燃性や耐腐食性を高く得ることができるものである。また、後述するように、複数の防水シート付き無機質下地板Aを隣り合わせて設置する場合には、突出した防水シート2で、防水シート付き無機質下地板A同士を突き合わせた箇所を被覆することができ、これにより、水の浸入を防止することができるものである。
次に、上記の防水シート付き無機質下地板Aを使用して形成される施工構造について説明する。
図3は防水シート付き無機質下地板の施工構造の一例を示すものであり、具体的には、屋根を葺くための下地板として防水シート付き無機質下地板Aを用いる例を示すものである。この例では、構造材3として垂木5を用い、まず、複数の垂木5を傾斜させて並設する。図3では垂木5を架け渡すための棟木や軒桁は図示省略している。次に、これらの垂木5に防水シート付き無機質下地板Aを複数隣り合わせて上下左右に取り付けていく。このとき、隣り合う防水シート付き無機質下地板Aのうち、一方の防水シート付き無機質下地板Aの突出した防水シート2を他方の防水シート付き無機質下地板Aの防水シート2の表面に重ねる。防水シート2の突出した辺は上述のとおり少なくとも二辺存在するが、このうち一辺は図3のように下側(軒側)に向けて、防水シート付き無機質下地板Aを設置していく。これにより、水の浸入を確実に防止することができる。そして、屋根材(図示省略)で屋根を葺くことによって、屋根の施工が終了する。
従来の屋根の施工は、垂木5に下地板及び下葺き材を順に取り付けた後に、屋根材を葺くことによって行われるのが一般的であるが、下地板及び下葺き材は別個に作製されていたので、屋根の施工に手間がかかっていた。しかし、本発明では、従来の下地板及び下葺き材に相当するものをあらかじめ防水シート付き無機質下地板Aとして一体に作製してあるので、屋根の施工に手間がかからないものである。しかも、本発明によれば、突出した防水シート2で、防水シート付き無機質下地板A同士を突き合わせた箇所を被覆することができ、これにより、防水性の高い屋根を施工することができるものである。また、従来の下地板は合板で作製されていたが、本発明では、下地板として無機質のものを使用しているので、不燃性や耐腐食性を高く得ることができるものである。
図4は防水シート付き無機質下地板の施工構造の他例を示すものであり、具体的には、外壁材9(サイディング)を取り付けるための下地板として防水シート付き無機質下地板Aを用いる例を示すものである。この例では、構造材3として柱7(間柱も含む)を用い、まず、複数の柱7を並設する。次に、これらの柱7に防水シート付き無機質下地板Aを複数隣り合わせて上下左右に取り付けていく。このとき、隣り合う防水シート付き無機質下地板Aのうち、一方の防水シート付き無機質下地板Aの突出した防水シート2を他方の防水シート付き無機質下地板Aの防水シート2の表面に重ねる。防水シート2の突出した辺は上述のとおり少なくとも二辺存在するが、このうち一辺は下側に向けて、防水シート付き無機質下地板Aを設置していく。これにより、水の浸入を確実に防止することができる。そして、防水シート付き無機質下地板Aの表面に胴縁8を取り付けた後、この胴縁8に複数の外壁材9を隣り合わせて取り付けることによって、外壁の施工が終了する。
外壁の施工についても、本発明では、防水シート2と無機質下地板4とがあらかじめ一体化されているので、手間がかからないものである。しかも、突出した防水シート2で、防水シート付き無機質下地板A同士を突き合わせた箇所を被覆することができ、これにより、防水性の高い壁を施工することができるものである。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
セメント系成形材料は、セメントと水と油性物質とを主成分とし、さらにポリプロピレン繊維、乳化剤、架橋剤、重合開始剤、顔料を配合したセメント含有逆エマルジョン組成物からなるものを使用した。
各成分の配合量は次のとおりである。すなわち、セメント(ポルトランドセメント)を70質量部、水を43質量部、油状物質(スチレン)を4.5質量部、ポリプロピレン繊維を1.2質量部、乳化剤(ソルビタンモノオレート)を1.5質量部、架橋剤(トリメチロールプロパントリメタクリレート)を0.05質量部、重合開始剤(t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)を0.1質量部、顔料(弁柄)を4.05質量部、それぞれ使用した。
そして、まずセメント系成形材料を略矩形状の板状に成形して板状成形体1を作製した。板状成形体1の大きさは、縦約1800mm×横約900mmである。板状成形体1の成形は、上下の型間にセメント系成形材料を供給して、プレスすることによって行った。次に板状成形体1の表側となる表面に図1(a)のように略矩形状の防水シート2を重ねた。防水シート2としては、アスファルト含浸シートであるクボタ松下電工外装(株)製「イーグルガード」を使用した。また、この防水シート2を板状成形体1に重ねるとき、図2のように防水シート2の隣り合う二辺を板状成形体1から突出させておき、その他の辺については防水シート2と板状成形体1の両者の端縁を揃えておいた。上記突出量は、100mmである。
次に、上記のように板状成形体1の表面に防水シート2を重ねた状態で、図1(b)のようにプレス盤6で加圧して、板状成形体1の表面に防水シート2を張り合わせた。
このように板状成形体1の表面に防水シート2を張り合わせた状態で、板状成形体1を養生して硬化させた。養生の条件は、温度は90℃、時間は24時間の範囲に設定した。そして、図1(c)のような防水シート付き無機質下地板Aを得ることができた。
(実施例2)
防水シート2として、アスファルト含浸シートである日新工業(株)製「マルエスシングル」を使用した以外は、実施例1と同様にして防水シート付き無機質下地板Aを製造した。
(実施例3)
防水シート2として、アスファルト含浸シートであるクボタ松下電工外装(株)製「バーディガード」を使用した以外は、実施例1と同様にして防水シート付き無機質下地板Aを製造した。
(比較例)
防水シート2として、ポリプロピレンシート(PPシート)である宇部日東化成(株)製「PPマルチ」を使用した以外は、実施例1と同様にして防水シート付き無機質下地板Aを製造した。
そして、各防水シート付き無機質下地板Aについて、防水シート2と無機質下地板4とを剥離する試験を行った。その結果、実施例1〜3についてはいずれも、防水シート2が無機質下地板4に強固に貼り付いていたため、防水シート2を剥離しようとすると、防水シート2側に無機質下地板4の一部が引き寄せられて付着し、無機質下地板4が破壊されてしまった。一方、比較例については、防水シート2は無機質下地板4に十分貼り付いていなかったため、防水シート2を剥離しても、防水シート2側に無機質下地板4の一部が付着するようなことはなかった。このように、比較例では、接着剤を別途使用しなければ防水シート2を無機質下地板4に貼り付けることができないのに対し、実施例では、接着剤を使用しなくても防水シート2を無機質下地板4に強固に貼り付けることができることを確認した。
本発明に係る防水シート付き無機質下地板の製造工程の一例を示すものであり、(a)〜(c)は断面図である。 本発明に係る防水シート付き無機質下地板の一例を示す平面図である。 本発明に係る防水シート付き無機質下地板の施工構造の一例を示す概略斜視図である。 本発明に係る防水シート付き無機質下地板の施工構造の他例を示す縦断面図である。
符号の説明
A 防水シート付き無機質下地板
1 板状成形体
2 防水シート
3 構造材

Claims (3)

  1. セメントと、水と、スチレンとメチルメタクリレートのうち少なくとも一方を含む油性物質とを主成分とするセメント含有逆エマルジョン組成物からなるセメント系成形材料を略矩形状の板状に成形し、芳香族化合物を主成分とする材質の略矩形状の防水シートの少なくとも隣り合う二辺を上記板状成形体から突出させて両者を張り付けた状態で、上記板状成形体を養生・硬化させることを特徴とする防水シート付き無機質下地板の製造方法
  2. 請求項1に記載の製造方法により製造されて成ることを特徴とする防水シート付き無機質下地板。
  3. 複数の構造材を並設し、これらの構造材に請求項に記載の防水シート付き無機質下地板を複数隣り合わせて取り付けると共に、隣り合う一方の防水シート付き無機質下地板の突出した防水シートを他方の防水シート付き無機質下地板の表面に重ねて成ることを特徴とする防水シート付き無機質下地板の施工構造。
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