JP4582371B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
空気調和装置に関する。特に、ダクトと接続されて天井裏に配置される装置本体と、これに取り付けられて天井に配置される化粧パネルとを有する天井配置型の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の空気調和装置としては、例えば、熱交換型換気装置がある。これは、天井裏に配置される装置本体を有し、この装置本体に一対のダクトが接続されている。一方のダクトの端部には、屋外に臨んで外気を吸い込むための給気口が設けられ、他方のダクトの端部には、屋外に臨んで室内からの空気を排出する排気口が設けられている。また、装置本体の下面には、室内に臨む吹出口および吸込口を有する化粧パネルが取り付けられている。化粧パネルと装置本体とは、天井に形成された天井開口を介して接続されている。
【0003】
また、装置本体の側面とダクトとは、ダクト継手を介して接続されている。ダクト継手は装置本体の側面に固定されている。また、装置本体とダクト継手とがなす平面形状は、天井開口の輪郭よりも大きくなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、空気調和装置を交換するためや、装置本体のメンテナンスをするために、装置本体を天井裏から下ろす場合がある。このような場合、まず、天井裏にあるダクトとダクト継手との接続を解除し、その後、ダクト継手の付いた装置本体を下方に下ろすこととなる。
ところが、ダクト継手の付いた装置本体は、天井開口よりも大きいので、そのままで下ろすことはできなかった。このため、通常、装置本体とダクト継手とが通る大きな開口を形成するために、天井開口の周縁部となる天井の一部を除去する工事が必要となり、非常に手間がかかっていた。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、メンテナンス等のために装置本体を下ろす際の手間を低減することができる空気調和装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1に記載の発明は、天井裏に配置される装置本体と、装置本体の側面板に取り付けられるダクト継手と、室内に面して天井面に配置され、天井開口を介して装置本体に取り外し可能に取り付けられる化粧パネルとを備える空気調和装置において、上記装置本体およびダクト継手が平面視で天井開口の輪郭内に配置され、上記装置本体の周囲に形成される上記天井開口内の隙間において、上記ダクト継手が取り付けられた上記側面板と上記天井開口の上記輪郭との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手の反対側にある上記装置本体の側面板と上記天井開口の上記輪郭との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0007】
この発明によれば、装置本体を下ろす際に、装置本体にダクト継手を取り付けたままで、且つ天井開口をそのまま通すことができるので、天井開口を広げるための作業をせずに済む。その結果、装置本体を下ろす際の手間を低減できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気調和装置において、上記ダクト継手にダクトを取り付けるための取付部材が、化粧パネルの少なくとも一部を取り外すことにより、装置本体の周囲に形成される天井開口内の隙間を通して室内に臨むことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0008】
この発明によれば、低所の室内から容易に、ダクトとダクト継手との取付状態を解除できる結果、上述の手間をより一層低減することができる。
請求項3に記載の発明は、天井裏に配置される装置本体と、装置本体の側面板に取り付けられるダクト継手と、室内に面して天井面に配置され、天井開口を介して装置本体に取り外し可能に取り付けられる化粧パネルとを備える空気調和装置において、上記装置本体は、ダクト継手が取り付けられる側面板と、側面板を取り外し可能に取り付ける主体部とを含み、側面板を主体部に取り付ける取付部材は、化粧パネルの少なくとも一部を取り外すことにより天井開口を通して室内に臨み、天井開口は、少なくとも装置本体を通すことのできる大きさに設定され、上記装置本体の周囲に形成される上記天井開口内の隙間において、上記ダクト継手が取り付けられた上記側面板と上記天井開口の輪郭との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手の反対側にある上記装置本体の側面板と上記天井開口の上記輪郭との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0009】
この発明によれば、装置本体を天井裏から下ろす際には、低所の室内から容易に側面部と主体部との取付状態を解除でき、主体部を天井開口にそのまま通して下ろすことができる。その結果、装置本体を下ろす際の手間を低減できる。
請求項4に記載の発明は、天井裏に配置される装置本体と、装置本体の側面板に取り付けられるダクト継手と、室内に面して天井面に配置され、天井開口を介して装置本体に取り外し可能に取り付けられる化粧パネルとを備える空気調和装置において、上記化粧パネルは開閉可能なグリルを含み、ダクト継手を装置本体の側面板に取り付ける取付部材は、グリルを開放して化粧パネルに形成されるパネル開口を通して操作可能であり、天井開口は、少なくとも装置本体を通すことのできる大きさに設定され、上記装置本体の周囲に形成される上記天井開口内の隙間において、上記ダクト継手が取り付けられた上記側面板と上記天井開口の輪郭との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手の反対側にある上記装置本体の側面板と上記天井開口の上記輪郭との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0010】
この発明によれば、装置本体を下ろす際には、低所の室内から容易にダクト継手と装置本体との取付状態を解除でき、装置本体を天井開口にそのまま通して下ろすことができる。その結果、装置本体を下ろす際の手間を低減できる。
請求項5に記載の発明は、天井裏に配置される装置本体と、装置本体の側面板に取り付けられるダクト継手と、室内に面して天井面に配置され、天井開口を介して装置本体に取り外し可能に取り付けられる化粧パネルとを備える空気調和装置において、上記ダクト継手を装置本体の側面板に取り付ける取付部材は、化粧パネルの少なくとも一部を取り外すことにより天井開口を通して室内に臨み、天井開口を通して操作可能であり、天井開口は、少なくとも装置本体を通すことのできる大きさに設定され、上記装置本体の周囲に形成される上記天井開口内の隙間において、上記ダクト継手が取り付けられた上記側面板と上記天井開口の輪郭との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手の反対側にある上記装置本体の側面板と上記天井開口の上記輪郭との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0011】
この発明によれば、上述の請求項4の作用効果を同様に得ることができる。
請求項6に記載の発明は、天井裏に配置される装置本体と、装置本体の側面板に取り付けられるダクト継手と、室内に面して天井面に配置され、天井開口を介して装置本体に取り外し可能に取り付けられる化粧パネルとを備える空気調和装置において、上記化粧パネルは開閉可能なグリルを含み、装置本体は、ダクト継手が取り付けられる側面板と、側面板を取り外し可能に取り付ける主体部とを含み、側面板を主体部に取り付ける取付部材は、グリルを開放して化粧パネルに形成されるパネル開口を通して操作可能であり、天井開口は、少なくとも装置本体を通すことのできる大きさに設定され、上記装置本体の周囲に形成される上記天井開口内の隙間において、上記ダクト継手が取り付けられた上記側面板と上記天井開口の輪郭との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手の反対側にある上記装置本体の側面板と上記天井開口の上記輪郭との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置を提供する。
【0012】
この発明によれば、上述の請求項3の作用効果を同様に得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態の空気調和装置を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の空気調和装置の模式図である。なお、図1には、空気調和装置を正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。図2は、空気調和装置の平面図であり、天井開口も図示されている。
【0014】
本空気調和装置1は、一対のダクト2とともに、屋外と室内との間で空気を熱交換しながら、室内の空気を屋外へ排気し、屋外の空気を室内に供給する熱交換型換気装置を構成している。
空気調和装置1は、天井裏3に配置される装置本体としてのケーシング10と、このケーシング10の側面板20に取り付けられるダクト継手12と、室内4に面して天井面5に配置されて天井開口6を介してケーシング10の下面32に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル11とを有している。ダクト継手12は、一対で設けられている。各ダクト継手12には、ダクト2がそれぞれ接続され、ケーシング10の内部と各ダクト2内部とを連通している。ダクト2は一対が設けられ、屋外に排気する排気ダクトおよび屋外から空気を取り入れる給気ダクトとして機能する。
【0015】
化粧パネル11には、室内4へ空気を吹き出す吹出口(図示せず)と、室内4の空気を吸い込む吸込口(図示せず)とが設けられている。化粧パネル11は、天井面5に沿って配置されて天井開口6よりも大きく、平面視で略正方形に形成されている。
ケーシング10の内部には、図示していないが、一方のダクト継手12とつながる排気路と、他方のダクト継手12とつながる給気路とが互いに仕切られている。また、ケーシング10の内部には、給気路を流れる空気と排気路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器と、給気路に空気を流す給気用送風機と、排気路に空気を流す排気用送風機とが収容されている。
【0016】
給気用送風機および排気用送風機が運転されると、屋外の空気は、給気用のダクト2およびケーシング10内の給気路を経て化粧パネル11の吹出口に至る給気風路を流れ、室内4の空気は、化粧パネル11の吸込口からケーシング10内の排気路および排気用のダクト2を経て屋外に至る排気風路を流れる。給気風路および排気風路の空気は、熱交換器により互いに熱交換されつつ、新鮮な外気が室内4に供給されると同時に、室内4の空気が屋外に排出される。
【0017】
ケーシング10は、給気路および排気路を内部に区画し、平面形状略矩形の箱状に形成されている。上述の平面形状は、略長方形であり、さらに詳しくは、8角形形状とされ、長方形の角部が斜めにカットされたコーナ部が形成されている。ケーシング10は、複数、例えば、8つの側面板20と、これらの側面板20の上端縁を接続する上面板33とを有している。複数の側面板20は、上述の8角形形状の各辺をなしている。
【0018】
8つの側面板20は、上述の平面形状の長方形の長手方向に沿いつつ互いに対向する一対の側面板21,22と、上述の長方形の短手方向に沿いつつ互いに対向する一対の側面板23,24と、4つのコーナ部をそれぞれなすコーナ側面板25〜28とを含んでいる。側面板21,22および側面板23,24は、側面視で長方形に形成されている。側面板21には、2つのダクト継手12が並んで配置され、ダクト継手12の並ぶ方向は側面板21の長方形の長手方向に沿っている。
【0019】
ダクト継手12の設けられた側面板21には、一対のダクト継手12に対応して、空気を通すための一対の連通開口34(図5参照)が形成されている。ダクト継手12は、テーパを有する筒状に形成されている。ダクト継手12の一端が、連通開口34の周縁部と接しつつ、側面板21に固定され、側面板21とダクト継手12との境界から空気が漏れないように封止されている。ダクト継手12の他端に、所定のダクト2が接続される。所定のダクト2の一端の内周面が、ダクト継手12の他端の外周面に嵌め込まれ、ダクト継手12とダクト2とは、樹脂テープ、アルミテープ等の取付部材13により互いに接続されている。アルミテープ等は、ダクト継手12とダクト2との境界およびその近傍に巻かれており、これにより、境界から空気が漏れないように封止している。
【0020】
また、ケーシング10の各コーナ側面板25〜28には、空気調和装置1を天井裏3に吊り下げ支持するための保持具35が溶接等により固定されている。天井裏3の梁等には、上下方向に延びた吊りボルト9等が予め設置されている。この吊りボルト9の雄ねじにナットがねじ込まれている。保持具35は、略L字形状を有し、このL字形状の各辺をなす固定板部と上述の取付板部とを有している。各コーナ側面板25〜28には、固定板部がそれぞれ固定されている。取付板部は、吊りボルト9を通す挿通孔を有している。吊りボルト9が挿通孔を通った状態で、取付板部がナットの上面に載置される。ナットは、ケーシング10を上げ下ろし可能に吊り下げ支持する吊り下げ手段として機能し、このナットを介して、保持具35が吊りボルト9に係止されている。下方から操作して、ナットを緩み方向に回動させることにより、ケーシング10を下ろすことができる。
【0021】
上述のケーシング10と、その内部に収容された熱交換器、一対の送風機等の各機器と、ダクト継手12とは、一体的なユニットを構成している。空気調和装置1の設置時には、ユニットごとまとめて天井裏3に設置される。通常、その後、天井面が形成される。
ところで、従来、天井に設置されている空気調和装置を新しいものに交換する際や、メンテナンスの際に、空気調和装置を下方の室内4に下ろすために手間がかかっていた。本空気調和装置1では、下方に下ろすための手間を低減することができる。
【0022】
本発明の第1実施形態では、ケーシング10およびダクト継手12が平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されている。これにより、天井開口6を通じてケーシング10およびダクト継手12を天井裏3から下方の室内4に無理なく下ろすことができる。
天井開口6の輪郭7は、平面視で略矩形、例えば、正方形に形成されている。正方形の各辺が、ケーシング10の平面形状の矩形の各辺とほぼ平行に配置されている。
【0023】
各保持具35も、平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されている。天井開口6の輪郭7と各コーナ側面との間に形成される隙間を通じて、吊りボルト9にねじ込まれたナットを下方から回動させることができるようになっている。
また、本空気調和装置1では、ダクト継手12にダクト2を取り付けるための取付部材13が、化粧パネル11を取り外すことにより、装置本体としてのケーシング10の周囲に形成される天井開口6内の隙間8を通して室内4に臨むようにされている。
【0024】
隙間8は、ダクト継手12の下方で相対的に広くされている。すなわち、隙間8は、ダクト継手12が設けられた側面板21と天井開口6の輪郭7との間で、他の側面板20と輪郭7との周囲に比べて広くされている。この広い隙間8を通して、下方の室内4から手を天井裏3に差し入れて、取付部材13の取り外し操作ができるようにされている。
本空気調和装置1を室内4に下ろす際には、まず、化粧パネル11を取り外す。これにより、天井開口6が室内4に露出される。天井開口6内の隙間8を通して、取付部材13を室内4から取り外し、ダクト継手12とダクト2とを分離可能な状態とする。この際、天井開口6を広げたり、天井開口6とは別のダクト点検口を形成する等により、ダクト2を取り外すための開口を天井に別途形成する必要がない。
【0025】
なお、天井面5に、天井開口6の他にダクト点検口が別途設けられている場合には、このダクト点検口を利用してもよい。このダクト点検口を利用する場合であっても、取付部材13は隙間8を通じて室内4に臨むことにより、取付部材13の周囲が広く且つ明るく開放されるので、作業し易い。
次に、吊りボルト9にねじ込まれたナットを緩め、吊りボルト9と保持具35との係合を解除する。そして、ケーシング10およびダクト継手12を含むユニットを、天井開口6を通じて下ろす。天井開口6を通す際に、ダクト継手12は邪魔にならず、その結果、天井開口6を広げる必要がなく、そのまま利用できる。
【0026】
また、メンテナンス等の終了後に、上述の下ろしたユニットを天井裏3に設置する際には、上述の手順と逆に行えばよい。この際も、天井開口6を通して、ユニットを天井裏3に上げることができる。そして、隙間8を通して取付部材13を操作し、これによりダクト2とダクト継手12とを互いに接続することができる。
第2実施形態は、第1実施形態と以下の点で異なり、それ以外の点については、同様に構成されているものであり、同じ符号を付して説明を省略する。なお、以下で説明する他の実施形態についても、同様とする。
【0027】
図3は、本発明の第2実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。図4は、空気調和装置の平面図であり、天井開口も図示されている。図5は、空気調和装置の要部の分解斜視図である。図6は、ケーシングの要部拡大正面断面図である。
第2実施形態の空気調和装置1では、装置本体としてのケーシング10は、ダクト継手12が取り付けられる側面板21と、この側面板21を取り外し可能に取り付ける主体部30とを含んでいる。側面板21を主体部30に取り付ける取付部材としての複数のビス31は、化粧パネル11の全体を取り外すことにより天井開口6を通して室内4に臨んでいる。
【0028】
また、本空気調和装置1では、ケーシング10、保持具35、およびダクト継手12が平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されている。ダクト継手12の設けられた側面板21と天井開口6の輪郭7との間の隙間8は、第1実施形態に比べて小さくされている。
なお、後述するようにケーシング10を下ろす際、ダクト継手12とケーシング10の主体部30とは分離される。従って、天井開口6は、少なくともケーシング10の主体部30を通すことのできる大きさに設定されれればよい。
【0029】
ケーシング10の主体部30は、上述の側面板21を除いた残りの7つの側面板20と、側面板21に代わって隣接する2つの側面板20同士を接続する接続板29とを有している。この接続板29および残りの7つの側面板20が、ケーシング10の平面形状の略8角形形状をなしている。接続板29は、矩形枠形状を有し、その内部を空気が通過可能とされ、接続板29に沿って側面板21が取付構造により係止される。
【0030】
この取付構造は、主体部30の下面32に沿う側面板21の下部36を有している。取付部材としてのビス31が、側面板21の下部36を下方から挿通し、主体部30の下面32に形成された雌ねじにねじ込まれて固定されている。これにより、主体部30と側面板21との下部同士が固定される。固定時または分解時には、ビス31は下方から操作される。
また、取付構造は、側面板21の上部に設けられ、主体部30の係合孔39と引っ掛け係合する鉤状の係止片37を有している。係止片37は、下向きに突出しており、係合孔39は上面板33の周縁部に形成されている。側面板21に沿わせて、主体部30の接続板29を下方に変位させると、係止片37が係合孔39から外れる。また、逆に、側面板21に沿わせて、主体部30を上方に変位させると、係止片37が係合孔39に引っ掛かって嵌まり、側面板21と接続板29との上部同士が離間することを防止する。
【0031】
また、側面板21は、隣接する側面板20に沿う延設部38を有している。この延設部38は、空気調和装置1の上げ下ろしの際に、主体部30と側面板21との相対移動を案内し、係止片37を係合孔39に導く案内部材として機能する。
本空気調和装置1を室内4に下ろす際には、まず、化粧パネル11を取り外す。これにより、天井開口6が室内4に露出される。天井開口6内の隙間8を通して、取付部材としてのビス31を室内4から操作して取り外し、ケーシング10の主体部30と側面板21とを分離可能な状態とする。
【0032】
次に、吊りボルト9にねじ込まれたナットを緩め、吊りボルト9と保持具35との係合を解除する。ケーシング10の主体部30、熱交換器、各送風機等で構成されるユニットを、天井開口6を通じて下ろす。この際、ダクト2と、ダクト継手12と、側面板20とが天井裏3に残される。この後、側面板20、ダクト継手12等は、必要に応じて取り外せばよい。
また、メンテナンス等の終了後に、上述の下ろしたユニットを天井裏3に設置する際には、上述の手順と逆に行えばよい。この際も、天井開口6を通して、ユニットを天井裏3に上げることができる。この際、側面板21を主体部30に沿わせつつ、係止片37を接続板29の上縁部に引っ掛け、室内からビス31を操作して、側面板20と主体部30とを容易に接続することができる。
【0033】
図7は、本発明の第3実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。図8は、空気調和装置の分解斜視図である。図9は、ケーシングの主要部の断面正面図である。
第3実施形態の空気調和装置1では、化粧パネル11は開閉可能なグリル14を含んでいる。ダクト継手12をケーシング10の側面板21に取り付ける取付部材としてのビス40は、グリル14を開放して化粧パネル11に形成されるパネル開口15を通して操作可能とされている。
【0034】
また、空気調和装置1では、第2実施形態と同様に、ケーシング10、保持具35、およびダクト継手12が平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されているが、天井開口6は、少なくともケーシング10を通すことのできる大きさに設定されれればよい。
化粧パネル11は、その中央部に配置されるグリル14を開閉可能に、グリル14の一端縁を蝶番(図示せず)を介して回動自在に支持している。グリル14は、上述の吸込口および吹出口を区画し、ケーシング10の下方を覆っている。グリル14をその一端縁の回りに回動させ、他端縁を下方に下ろすと、化粧パネル11にパネル開口15を形成することができる。このパネル開口15の上方に、天井開口6内にケーシング10の下面32が配置され、パネル開口15を通じて、ケーシング10の下面32が室内4に臨む。また、パネル開口15を通じて、吊りボルト9にねじ込まれたナットを回すことができ、保持具35と吊りボルト9との係合を解除可能とされている。なお、グリル14は、着脱自在に化粧パネル11に取り付けられていてもよい。
【0035】
ダクト継手12と側面板21とは、別体で形成されている。ダクト継手12は、側面板21に、取付部材としての複数、例えば、4つのビス40により着脱可能に取り付けられている。側面板21には、上述の一対の連通開口34が形成されており、その周縁部には、ダクト継手12を取り付けるための取付構造として、ビス40を挿通させる複数の挿通孔41が形成されている。
また、ダクト継手12は、テーパを有する筒部43と、筒部43の一端に設けられたフランジ部44とを有している。フランジ部44には取付構造としてのビス40の雄ねじがねじ込まれる雌ねじが形成されている。側面板21にダクト継手12のフランジ部44を沿わせた状態で、ビス40が、ケーシング10の内側から挿通孔41を通りダクト継手12の雌ねじにねじ込まれている。また、第1実施形態で説明したように、ダクト継手12の他端と所定のダクト2とは、嵌合され、アルミテープ等の取付部材13により境界を封止され、互いに接続されている。
【0036】
本実施形態の空気調和装置1を室内4に下ろす際には、まず、化粧パネル11のグリル14を開く。これにより、パネル開口15を通して、ケーシング10内からビス40を取り外すことができ、ダクト継手12と側面板21とを分離可能な状態とする。
次に、吊りボルト9にねじ込まれたナットを緩め、吊りボルト9と保持具35との係合を解除する。化粧パネル11、ケーシング10、熱交換器、各送風機等で構成されるユニットを、天井開口6を通じて下ろす。ケーシング10には、化粧パネル11を取り付けたままでよいが、化粧パネル11を取り外しても構わない。この際、ダクト2と、ダクト継手12とが天井裏3に残される。この後、ダクト継手12は必要に応じて取り外せばよい。
【0037】
また、メンテナンス等の終了後に、上述の下ろしたユニットを天井裏3に設置する際には、上述の手順と逆に行えばよい。この際も、天井開口6を通して、ユニットを天井裏3に上げることができる。この際、化粧パネル11とケーシング10とを分離してもよい。
第4実施形態は、第3実施形態のケーシング10およびダクト継手12と、第1実施形態の化粧パネル11とを有している。
【0038】
図10は、本発明の第4実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
第4実施形態の空気調和装置1では、ダクト継手12をケーシング10の側面板21に取り付ける取付部材としてのビス40は、化粧パネル11を取り外すことにより天井開口6を通して室内4に臨み、天井開口6を通して操作可能とされている。
【0039】
また、本実施形態の空気調和装置1では、第2および第3実施形態と同様に、ケーシング10、保持具35、およびダクト継手12が平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されているが、天井開口6は、少なくともケーシング10を通すことのできる大きさに設定されれればよい。
本空気調和装置1を室内4に下ろす際には、まず、化粧パネル11の全体を取り外す。これにより、天井開口6が室内4に露出される。天井開口6内の隙間8を通して、ケーシング10の内側からビス40を取り外し、ダクト継手12と側面板20とを分離可能な状態とする。
【0040】
次に、吊りボルト9にねじ込まれたナットを緩め、吊りボルト9と保持具35との係合を解除する。ケーシング10、熱交換器、各送風機等で構成されるユニットを、天井開口6を通じて下ろす。
また、メンテナンス等の終了後に、上述のユニットを天井裏3に設置する際には、上述の手順と逆に行えばよい。
第5実施形態の空気調和装置1は、第2実施形態のケーシング10およびダクト継手12と、第3実施形態の化粧パネル11とを有している。
【0041】
図11は、本発明の第5実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
第5実施形態の空気調和装置1では、化粧パネル11は開閉可能なグリル14を含み、ケーシング10は、ダクト継手12が取り付けられる側面板21と、この側面板21を取り外し可能に取り付ける主体部30とを含む。側面板21を主体部30に取り付ける取付部材としてのビス31は、グリル14を開放して化粧パネル11に形成されるパネル開口15を通して操作可能とされている。
【0042】
また、第5実施形態の空気調和装置1では、第2〜第4の各実施形態と同様に、ケーシング10、保持具35、およびダクト継手12が平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されているが、天井開口6は、少なくともケーシング10の主体部30を通すことのできる大きさに設定されれればよい。
本実施形態の空気調和装置1を室内4に下ろす際には、まず、化粧パネル11のグリル14を開く。これにより、パネル開口15を通して、ケーシング10の下面32にあるビス31を室内4から操作して取り外すことができる。これにより、ケーシング10の主体部30と側面板21とを分離可能な状態とする。
【0043】
次に、吊りボルト9にねじ込まれたナットを緩め、吊りボルト9と保持具35との係合を解除する。ケーシング10の主体部30、熱交換器、各送風機等で構成されるユニットを、天井開口6を通じて下ろす。ケーシング10には、化粧パネル11を取り付けたまでよいが、化粧パネル11を取り外しても構わない。この際、ダクト2と、ダクト継手12と、側面板21とが天井裏3に残される。側面板21、ダクト継手12等は、必要に応じて取り外せばよい。
【0044】
また、メンテナンス等の終了後に、上述のユニットを天井裏3に設置する際には、上述の手順と逆に行えばよい。
このように本発明の第1実施形態によれば、天井裏3に配置されるケーシング10およびダクト継手12が平面視で天井開口6の輪郭7内に配置されるようにした。これにより、ケーシング10を下ろす際に、ケーシング10にダクト継手12を取り付けたままで、且つ天井開口6をそのまま通すことができるので、天井開口6を広げるための作業をせずに済む。その結果、メンテナンス、交換等のためにケーシング10を下ろす際の手間を低減できる。
【0045】
また、化粧パネル11を取り外したときに、ダクト継手12にダクト2を取り付けるための取付部材13が、天井開口6内の隙間8を通して室内4に臨むようにした。これにより、低所の室内4から容易に、ダクト2とダクト継手12との取付状態を解除できる結果、上述の手間をより一層低減することができる。
また、第2の実施形態では、天井裏3に配置されるケーシング10の主体部30と、側面板21とを取り外し可能とし、化粧パネル11を取り外したときに、側面板21を主体部30に取り付けるビス31が、天井開口6を通して室内4に臨むようにした。これにより、ケーシング10を天井裏3から下ろす際には、低所の室内4から容易に側面部21と主体部30との取付状態を解除でき、主体部30を天井開口6にそのまま通して下ろすことができる。その結果、ケーシング10を下ろす際の手間を低減できる。
【0046】
また、第3の実施形態では、化粧パネル11のグリル14を開いたときに、ダクト継手12をケーシング10の側面板21に取り付けるビス40が、パネル開口15を通して操作可能とした。これにより、ケーシング10を下ろす際には、低所の室内4から容易にダクト継手12とケーシング10との取付状態を解除でき、ケーシング10を天井開口6にそのまま通して下ろすことができる。その結果、ケーシング10を下ろす際の手間を低減できる。
【0047】
また、第4の実施形態では、化粧パネル11を取り外したときに、ダクト継手12をケーシング10の側面板21に取り付けるビス40が、天井開口6を通して室内4に臨み、天井開口6を通して操作可能とした。これにより、上述の第3実施形態と同様の作用効果を同様に得ることができる。
また、第5の実施形態では、化粧パネル11のグリル14を開いたときに、側面板20を主体部30に取り付けるビス31が、パネル開口15を通して操作可能とした。これにより、上述の第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0048】
また、第2〜第5の各実施形態では、ケーシング10とダクト2とを分離可能とするために、ビス31,40を利用した取付状態を解除するようにしているので、貼着テープ等の取付部材13を利用した取付状態を解除する場合に比べて、手間を低減できる。
また、第2および第5の各実施形態では、ケーシング10と2つのダクトとを分離させるために、単一の側面板21を主体部30から取り外すようにしているので、2つのダクト2の取り外しを一括してできる結果、手間をより一層低減できる。
【0049】
なお、上述の第1、第2および第4の各実施形態では、ケーシング10を下ろす際に、化粧パネル11の全体を取り外していたが、これには限定されない。例えば、第1の実施形態では取付部材13の取り外しのために、また、第2実施形態では取付部材としてのビス31の取り外しのために、また、第4の実施形態では取付部材としてのビス40の取り外しのために、化粧パネル11の一部を取り外すようにしてもよい。
【0050】
上述の化粧パネル11の一部としては、第3および第5の実施形態の化粧パネル11において、着脱自在に取り付けたグリル14を例示できる。また、図12に示すように、化粧パネル11が、その側縁部17と残りの部分となる中央部18とを有し、側縁部17が中央部18に着脱自在に取り付けられている場合に、側縁部17が上述の一部となる。側縁部17を取り外すことにより、天井開口6の少なくとも一部であり、上述の各取付部材の真下となる部分が室内4に開放される。このように、化粧パネル11の一部を取り外す場合には、この一部に、上述の各取付部材の近傍にある化粧パネル11の部分が含まれるのが好ましい。さらに、側縁部17の真上に保持具35が配置される場合には、側縁部17を取り外すことにより下方からナットを緩めて、中央部18をケーシング10に取り付けたままで、ケーシング10を下ろすことができる。その結果、下ろす際の手間を低減できて好ましい。要は、化粧パネル11は、その少なくとも一部を取り外すようにできればよい。
【0051】
また、上述の各実施形態では、空気調和装置1は、ケーシング10と、熱交換器と、送風機とを有していたが、これには限定されない。要は、ダクト継手12が取り付けられるケーシング10を有していれば良い。
また、上述の化粧パネル11のグリル14は、吹出口や吸込口を区画する窓状の部材に限定されない。例えば、グリル14の周縁部が、吹出口や吸込口を区画してもよいし、区画しないものであっても、本発明を適用することができる。本発明でのグリル14は、パネル開口15を開閉可能に覆うものであればよい。
【0052】
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
【図2】図1の空気調和装置の平面図であり、天井開口も図示されている。
【図3】本発明の第2実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
【図4】図3の空気調和装置の平面図である。
【図5】図3の空気調和装置の要部の分解斜視図である。
【図6】図3のケーシングの要部拡大断面正面図である。
【図7】本発明の第3実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
【図8】図7の空気調和装置の分解斜視図である。
【図9】図7のケーシングの要部拡大断面正面図である。
【図10】本発明の第4実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
【図11】本発明の第5実施形態の空気調和装置の模式図であり、正面から見た状態で天井から下ろす過程を(a)〜(c)に順に図示している。
【図12】本発明の実施形態の変形例の空気調和装置の模式図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置
2 ダクト
3 天井裏
4 室内
5 天井面
6 天井開口
7 天井開口の輪郭
8 天井開口内の隙間
10 ケーシング(装置本体)
11 化粧パネル
12 ダクト継手
13 取付部材(ダクトを取り付けるための取付部材)
14 グリル
15 パネル開口
20 側面板
30 主体部
31 ビス(側面板を主体部に取り付ける取付部材)
40 ビス(ダクト継手を装置本体の側面板に取り付ける取付部材)

Claims (6)

  1. 天井裏(3) に配置される装置本体(10)と、装置本体(10)の側面板(20)に取り付けられるダクト継手(12)と、室内(4) に面して天井面(5) に配置され、天井開口(6) を介して装置本体(10)に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル(11)とを備える空気調和装置(1) において、
    上記装置本体(10)およびダクト継手(12)が平面視で天井開口(6) の輪郭(7) 内に配置され
    上記装置本体(10)の周囲に形成される上記天井開口(6) 内の隙間(8) において、上記ダクト継手(12)が取り付けられた上記側面板(20)と上記天井開口(6) の上記輪郭(7) との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手(12)の反対側にある上記装置本体(10)の側面板(20)と上記天井開口(6) の上記輪郭(7) との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1に記載の空気調和装置(1) において、
    上記ダクト継手(12)にダクト(2) を取り付けるための取付部材(13)が、化粧パネル(11)の少なくとも一部を取り外すことにより、装置本体(10)の周囲に形成される天井開口(6) 内の隙間(8) を通して室内(4) に臨むことを特徴とする空気調和装置。
  3. 天井裏(3) に配置される装置本体(10)と、装置本体(10)の側面板(20)に取り付けられるダクト継手(12)と、室内(4) に面して天井面(5) に配置され、天井開口(6) を介して装置本体(10)に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル(11)とを備える空気調和装置(1) において、
    上記装置本体(10)は、ダクト継手(12)が取り付けられる側面板(20)と、側面板(20)を取り外し可能に取り付ける主体部(30)とを含み、
    側面板(20)を主体部(30)に取り付ける取付部材(31)は、化粧パネル(11)の少なくとも一部を取り外すことにより天井開口(6) を通して室内(4) に臨み、
    天井開口(6) は、少なくとも装置本体(10)を通すことのできる大きさに設定され
    上記装置本体(10)の周囲に形成される上記天井開口(6) 内の隙間(8) において、上記ダクト継手(12)が取り付けられた上記側面板(20)と上記天井開口(6) の輪郭(7) との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手(12)の反対側にある上記装置本体(10)の側面板(20)と上記天井開口(6) の上記輪郭(7) との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置。
  4. 天井裏(3) に配置される装置本体(10)と、装置本体(10)の側面板(20)に取り付けられるダクト継手(12)と、室内(4) に面して天井面(5) に配置され、天井開口(6) を介して装置本体(10)に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル(11)とを備える空気調和装置(1) において、
    上記化粧パネル(11)は開閉可能なグリル(14)を含み、
    ダクト継手(12)を装置本体(10)の側面板(20)に取り付ける取付部材(40)は、グリル(14)を開放して化粧パネル(12)に形成されるパネル開口(15)を通して操作可能であり、
    天井開口(6) は、少なくとも装置本体(10)を通すことのできる大きさに設定され
    上記装置本体(10)の周囲に形成される上記天井開口(6) 内の隙間(8) において、上記ダクト継手(12)が取り付けられた上記側面板(20)と上記天井開口(6) の輪郭(7) との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手(12)の反対側にある上記装置本体(10)の側面板(20)と上記天井開口(6) の上記輪郭(7) との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置。
  5. 天井裏(3) に配置される装置本体(10)と、装置本体(10)の側面板(20)に取り付けられるダクト継手(12)と、室内(4) に面して天井面(5) に配置され、天井開口(6) を介して装置本体(10)に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル(11)とを備える空気調和装置(1) において、
    上記ダクト継手(12)を装置本体(10)の側面板(20)に取り付ける取付部材(40)は、化粧パネル(11)の少なくとも一部を取り外すことにより天井開口(6) を通して室内(4) に臨み、天井開口(6) を通して操作可能であり、
    天井開口(6) は、少なくとも装置本体(10)を通すことのできる大きさに設定され
    上記装置本体(10)の周囲に形成される上記天井開口(6) 内の隙間(8) において、上記ダクト継手(12)が取り付けられた上記側面板(20)と上記天井開口(6) の輪郭(7) との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手(12)の反対側にある上記装置本体(10)の側面板(20)と上記天井開口(6) の上記輪郭(7) との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置。
  6. 天井裏(3) に配置される装置本体(10)と、装置本体(10)の側面板(20)に取り付けられるダクト継手(12)と、室内(4) に面して天井面(5) に配置され、天井開口(6) を介して装置本体(10)に取り外し可能に取り付けられる化粧パネル(11)とを備える空気調和装置(1) において、
    上記化粧パネル(11)は開閉可能なグリル(14)を含み、
    装置本体(10)は、ダクト継手(12)が取り付けられる側面板(20)と、側面板(20)を取り外し可能に取り付ける主体部(30)とを含み、
    側面板(20)を主体部(30)に取り付ける取付部材(31)は、グリル(14)を開放して化粧パネル(11)に形成されるパネル開口(15)を通して操作可能であり、
    天井開口(6) は、少なくとも装置本体(10)を通すことのできる大きさに設定され
    上記装置本体(10)の周囲に形成される上記天井開口(6) 内の隙間(8) において、上記ダクト継手(12)が取り付けられた上記側面板(20)と上記天井開口(6) の輪郭(7) との間隔が相対的に広く、上記ダクト継手(12)の反対側にある上記装置本体(10)の側面板(20)と上記天井開口(6) の上記輪郭(7) との間隔が相対的に狭いことを特徴とする空気調和装置。
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