JP3321874B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

Info

Publication number
JP3321874B2
JP3321874B2 JP01852293A JP1852293A JP3321874B2 JP 3321874 B2 JP3321874 B2 JP 3321874B2 JP 01852293 A JP01852293 A JP 01852293A JP 1852293 A JP1852293 A JP 1852293A JP 3321874 B2 JP3321874 B2 JP 3321874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
duct
frame
main body
ventilator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01852293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06229606A (ja
Inventor
澄夫 大畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP01852293A priority Critical patent/JP3321874B2/ja
Publication of JPH06229606A publication Critical patent/JPH06229606A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3321874B2 publication Critical patent/JP3321874B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は天井裏に埋設される換
気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の天井埋込形送風機の配管接
続された状態を示すシステム構成図、図6は図5におけ
るダクト間に接続される中間タイプの送風機を示す側面
図、図7は従来の天井埋込形ダクト用換気扇の取付状態
を示す斜視図である。
【0003】図5、6において、1はダクト10とダク
ト11との間に配設された中間タイプの送風機で、ダク
ト内に空気流を発生させ送風している。ダクト10、1
1及び送風機1は通常天吊りボルト12で天井壁15か
ら吊り下げ固定されている。9は天井面で、通常はダク
ト配管をするために天井裏の空間を形成するよう格子状
に梁16を渡し、その下側に化粧板を貼り付けて室内側
からダクト配管が見えないようにし、美観を保ってい
る。9aは天井面9に送風機1等を臨むよう設けられた
点検口で、開閉可能な点検口蓋9bで覆われている。
【0004】上記のように構成された天井埋込形送風機
においては、配管工事の際、ダクト配管や送風機1を天
井壁15に取り付け固定しシステムの組み立てを行った
後梁16を渡し、化粧板を貼り付けて天井面を組み立て
るか、事前に梁16を渡した後ダクト配管等システムの
組み立てを行い化粧板を貼りつけて天井面を組み立て
る。
【0005】また、図7において、16は天井に格子状
に組み合わされた梁、4はダクト接続部、8は梁16及
びダクト接続部4に固定される換気扇本体、9bは換気
扇本体8の室内側に臨ませた給気口8aを覆うグリル
で、天井面を兼ね、室内空気を給気をするための開口部
9cを有している。
【0006】上記のようなダクト用換気扇の取付作業工
程は、先ず換気扇本体8やダクト等の埋込寸法に合わせ
て梁16を組み立て、この梁16の所定の位置にダクト
接続部4を螺子止め固定し、続いて下方から換気扇本体
8を梁16の間に挿入し、梁16及びダクト接続部4に
螺子止め固定した後、グリル9bを換気扇本体8に装着
する。その後、ダクトの接続をし、システムを組み立て
た後、天井面を兼ねた化粧板を梁16に貼り付けること
によりグリル9b以外のダクト配管は覆い隠される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の換気装置は以上
のように構成されているので、中間タイプの送風機の場
合、ダクト配管によって決められた送風機本体の位置に
合わせて梁を渡し、梁と重ならないよう点検口を天井面
に設けるか、或は事前に組み立てられた梁の位置によっ
て点検口の位置が制約され決められるので、それに合わ
せて送風機本体の位置が決められ、ダクト配管を行わな
くてはならないという制約があった。また、ダクトの配
管工事と天井面の組み立て工事を異なる業者が行うよう
な場合、送風機の点検用に決められた所定位置に点検口
が設置されないことがあり、メンテナンス等がしずら
い、或は全くできないということがあった。
【0008】また、ダクト用換気扇の場合、梁の位置に
よって換気扇本体の位置が厳しく制限されるので、ダク
ト配管全体が梁の制約を受けることになり、設計上無理
な配管を強いられる等の不都合が生じたり、梁の組み立
て時の寸法誤差によってダクト配管そのものができなく
なったり、設計のやり直しが必要になったりすることが
あった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、天井面に設けられる換気装置本
体の点検口が確実に所定の位置にくる換気装置を得るこ
とを目的とする。
【0010】また、換気装置本体やダクト配管の位置が
調節可能な換気装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る換気装置
は、天井裏に配設されたダクト間に接続された換気装置
本体と、この換気装置本体が内部で位置決め固定される
と共に底部が天井面を形成する開閉可能なグリルで構成
された枠体とを備えたものである。
【0012】また、排気口が天井裏に配設されたダク
接続され給気口を室内側に臨ませた換気扇本体と、こ
の換気扇本体が内部で着脱可能に位置決め固定されると
共に底部が室内空気を給気口に送給可能にする開口部を
有する開閉可能な天井板グリルを成す枠体とを備え、枠
体側部と換気扇本体側部との間に空間部を形成したもの
である。
【0013】
【作用】この発明における換気装置は、換気装置本体が
固定された枠体の底部が点検口を形成することにより換
気装置本体と点検口との位置が所定の位置に対応し、点
検口のずれによる点検作業の困難を確実に防止する。
【0014】また、枠体側部と換気扇本体側部との間に
設けられた空間部により換気扇本体を枠体内部で位置決
め固定でき、ダクト配管が梁の位置によって著しく制約
されることがなくなると共に梁又はダクト配管の寸法誤
差を吸収できる。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明における換気装置を示す側断面
図、図2は図1の概略構成図であり、9は天井面、1
0、11は天井裏に配設されたダクト、1はダクト10
と11との間に配設された換気装置本体で、内部に電動
機2及び電動機の駆動力によって回転するファン3等を
内蔵し、ダクト内に空気流を発生させている。5は枠体
で、天吊りボルト12で天井壁に固定されると共に底部
が天井面を兼ねた開閉可能な点検口9aを覆うグリル9
bで構成されている。そして換気装置本体1は枠体5の
天板内面に位置決め固定されている。
【0016】次に動作について説明する。建物内におい
てダクト配管工事を行う際、通常はダクト配管を行い、
次に室内側に梁を渡し、化粧板をこの梁に貼り付けて天
井面を形成してダクトが室内から見えない状態にする。
建物の建設段階でダクト配管と天井面の工事とを異なる
業者が行うような場合でも上記のような構成の場合、枠
体5の底部が天井面を兼ねているので、ダクト配管後、
化粧板で天井面9を形成していく過程でグリル9bの部
分には化粧板を貼る必要がないので、点検口9aの位置
は当初のまま保持され、点検口9aと換気装置本体1と
の位置がずれることが確実に防止される。
【0017】また、枠体は換気装置本体1よりひとまわ
り大きく形成したことにより、枠体5の側部と換気装置
本体側部1との間には充分な広さの空間部7が形成され
るので、メンテナンスの際、換気装置本体1を枠体5か
ら取り外さなくても換気装置本体1の下部及び側部の点
検作業が可能となり、更に換気装置本体1に接続される
ダクト10、11の取り替え作業の場合にも換気装置本
体1側部のダクト接続部4における作業がしやすくな
る。
【0018】換気装置本体1は枠体5に対し着脱可能に
固定されており、且つグリル9bを開放し、点検口9a
からこの着脱作業が可能に構成されているので、天井裏
の梁16等の都合により枠体5に対し換気装置本体1を
中央に位置固定できない場合や、ダクト以外の天井裏で
の配線等によりダクトをずらす必要がある場合等は、天
井壁15に固定された枠体5はそのまま移動させること
なく換気装置本体1のみを枠体5内でずらせばよく、従
来のようにダクトの位置が小幅に変更される程度のこと
で梁16を直したり、化粧板を貼りかえる必要がなくな
る。また、メンテナンス時に換気装置本体1をダクトよ
り取り外し室内側へ引き出すことも可能になる。
【0019】その際、枠体5の底部である点検口9a及
びこの点検口を塞ぐグリル9bを枠体5と同様換気装置
本体1(特に天井面への投影面積)より充分大きくして
おけばダクト配管の移動に伴い換気装置本体1が枠内で
移動しても点検口9aは所定の位置からずれることがな
く、更に点検時等にグリル9bを開放し、室内側から作
業をする場合、換気装置本体1の側部に充分な空間が確
保でき、作業が容易になる。
【0020】枠体5は側壁を有する箱形の構造でも骨組
み構造でもよく、側壁を有する場合には騒音の防止、空
間部の確保、換気装置本体の天井裏に体積する塵や埃か
らの保護等の効果が得られる。また、骨組み構造の場合
には、枠体5を貫通するダクト10、11の配管方向の
違いによる枠体5の側壁の規制を受けないので、図3の
ように換気装置本体1へのダクトの取付方向が自由に設
定でき、コストも安価で済む。
【0021】実施例2.図4は例えばこの発明における
天井埋込形ダクト用換気扇を示す側断面図であり、9は
天井面、11は天井裏に配設されたダクト、8は天井下
の室内からダクト11に送風する換気扇本体で、内部に
電動機2及び電動機の駆動力によって回転するファン3
等を内蔵している。5は枠体で、天吊りボルト12で天
井壁15に固定されると共に底部が天井面を兼ねた開閉
可能な点検口9aのグリル9bで構成されている。グリ
ル9bには開口部9cが設けられ、換気扇本体8の吸込
口14が固定されることなく接触し、室内空気は開口部
9cから吸込口14を通りダクト11へと導かれる。そ
して換気扇本体8は枠体5の天板内面に位置決め固定さ
れている。
【0022】次に動作について説明する。枠体5は換気
扇本体8より充分大きく、しかも換気扇本体8は枠体5
内に位置決め固定されるので、梁16を組み立てた後、
枠体5を取付け、ダクト11との接続工事を行う場合、
必ずしも換気装置本体8やダクト11の位置に厳しく規
制されることはなく、換気扇本体8を枠体5内でずらし
微調整を行うだけで、梁16を渡す際の設置誤差によっ
てダクト配管に与える影響や逆にダクト配管時の設置誤
差によって梁16に与える影響が解消され、比較的自由
に工事ができる。尚、その他の点において、実施例1と
同様の構造により同様の作用効果を奏する部分について
はその説明を省略する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば天井裏
に配設されたダクト間に接続された換気装置本体と、こ
の換気装置本体が内部で位置決め固定されると共に底部
が天井面を形成する開閉可能なグリルで構成された枠体
とを備えたので、天井面に設けられる換気装置本体の点
検口が確実に所定の位置にくるという効果が得られる。
【0024】また、排気口が天井裏に配設されたダク
接続され給気口を室内側に臨ませた換気扇本体と、こ
の換気扇本体が内部で着脱可能に位置決め固定されると
共に底部が室内空気を給気口に送給可能にする開口部を
有する開閉可能な天井板グリルを成す枠体とを備え、枠
体側部と換気扇本体側部との間に空間部を形成したの
で、梁による著しい位置的規制を受けることなくダクト
配管が可能になり、梁又はダクト配管の寸法誤差を枠内
で調整できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における中間タイプの換気
装置を示す側断面図である。
【図2】この発明の実施例1における中間タイプの換気
装置を示す構成図である。
【図3】この発明の実施例1における中間タイプの換気
装置を示す平面図である。
【図4】この発明の実施例2におけるダクト用換気扇タ
イプの換気装置を示す側断面図及び下面図である。
【図5】従来の換気装置を示すシステム構成図である。
【図6】従来の中間タイプの換気装置を示す側面図であ
る。
【図7】従来のダクト用換気扇の取付状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 換気装置本体 5 枠体 7 空間部 8 換気扇本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/10 101 E04F 19/08 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏に配設されたダクト間に接続され
    た換気装置本体と、この換気装置本体が内部で位置決め
    固定されると共に底部が天井面を形成する開閉可能なグ
    リルで構成された枠体とを備えたことを特徴とする換気
    装置。
  2. 【請求項2】 排気口が天井裏に配設されたダクトに
    続され給気口を室内側に臨ませた換気扇本体と、この換
    気扇本体が内部で着脱可能に位置決め固定されると共に
    底部が室内空気を給気口に送給可能にする開口部を有す
    る開閉可能な天井板グリルを成す枠体とを備え、上記枠
    体側部と上記換気扇本体側部との間に空間部を形成した
    ことを特徴とする換気装置。
JP01852293A 1993-02-05 1993-02-05 換気装置 Expired - Lifetime JP3321874B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01852293A JP3321874B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01852293A JP3321874B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06229606A JPH06229606A (ja) 1994-08-19
JP3321874B2 true JP3321874B2 (ja) 2002-09-09

Family

ID=11973965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01852293A Expired - Lifetime JP3321874B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3321874B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4582371B2 (ja) * 2000-07-06 2010-11-17 ダイキン工業株式会社 空気調和装置
JP3506251B2 (ja) * 2003-09-18 2004-03-15 三菱電機株式会社 換気空調システム、及び、換気空調ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06229606A (ja) 1994-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58127033A (ja) 清浄室装置
JP2000009342A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP3321874B2 (ja) 換気装置
JP3284755B2 (ja) 空調機用化粧パネルの化粧蓋支持構造及び空気調和装置
JPH0311379B2 (ja)
JPH1183155A (ja) 空気調和装置
JP3016309B2 (ja) 給・排気ダクト用フード
JPH0454857B2 (ja)
JPH0439570B2 (ja)
JP2001027428A (ja) 空気調和装置
JP4016887B2 (ja) 同時給排換気装置
JP2985811B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP4984710B2 (ja) 空調装置
JPH0625767Y2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP7472749B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP4946237B2 (ja) 空調装置
JP3883945B2 (ja) 換気装置付き浴室暖房機
JP2022057726A (ja) 天井埋込型空気調和機
JPH09273802A (ja) ファンコイルユニットの取付構造
JP2721552B2 (ja) 空調付き天井板
JP3402811B2 (ja) 空気調和機
JP3147672B2 (ja) 天井埋め込み形全熱交換換気ユニット
JP3169477B2 (ja) 床組込み換気装置
JP2019143910A (ja) 空気調和装置
JPH0228345Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120628

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130628

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130628

Year of fee payment: 11