JP2721552B2 - 空調付き天井板 - Google Patents

空調付き天井板

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JP2721552B2
JP2721552B2 JP1208350A JP20835089A JP2721552B2 JP 2721552 B2 JP2721552 B2 JP 2721552B2 JP 1208350 A JP1208350 A JP 1208350A JP 20835089 A JP20835089 A JP 20835089A JP 2721552 B2 JP2721552 B2 JP 2721552B2
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JP
Japan
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ceiling
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龍二 松下
吉村  正
勲 白井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、空調機能を設けた天井板に関するものであ
る。
【従来の技術】
天井に空調機能を設けるために、天井板の一部に空調
用開口部を設け、天井裏に取り付けた空調機をこの空調
用開口部に接続するようにしたものが提供されている。
このものでは空調機を天井裏に設置できるために、室内
に空調機を設置する場合のような、室内の雰囲気が空調
機で損なわれたり、室内空間が空調機の設置スペースの
ために狭められたりするようなことがなくなるのであ
る。
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのように天井裏に設けた空調機を天井板の空
調用開口部に接続して室内の空調をおこなう場合、空調
機の点検等が困難であるという問題があった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、天井
裏の空調機の点検を容易におこなうことができる空調付
き天井板を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る空調付き天井板は、天井板1に点検口3
を設け、天井裏の空調機に接続される空調用開口部2を
点検口3の両側においてそれぞれ天井板1に設けると共
に一対の空調用開口部2のうち一方を吸い込み口、他方
を吹き出し口として形成し、天井化粧板4を天井板1の
下側から下方へ取り外し自在に点検口3に取り付けて天
井化粧板4で点検口3を閉塞して成ることを特徴とする
ものである。
【作用】
本発明にあっては、天井板1に点検口3を設けてある
ために、この点検口3から天井裏の空調機の点検を容易
におこなうことができる。また点検口3は天井化粧板4
を取り付けて閉塞するようにしてあるために、天井の外
観が点検口3で損なわれることを防止することができ
る。
【実施例】
以下本発明を実施例によって詳述する。 天井板1は第1図及び第2図に示すように室内の一方
の壁面から他方の壁面に至る程度の長い矩形状に形成さ
れるものである。天井板1は枠体8を基体として形成さ
れるものであって、枠体8の両端部にそれぞれ空調用開
口部2,2を形成するようにしてあり、またこの空調用開
口部2,2間に点検口3を開口して形成してある。空調用
開口部2,2にはそれぞれ化粧ルーバー9,9がはめ込んで取
り付けてある。化粧ルーバー9,9はそれぞれ取り外すこ
とができるようにしておくのが望ましい。各空調用開口
部2,2の外側の部分には枠体8の下面に天井化粧板10,10
が釘打ち固定等して取り付けてある。また点検口3の中
央部には桟材11が架設してあり、この点検口3には枠体
8の幅と略同一に幅寸法が形成される天井化粧板4が脱
着自在に下側から取り付けてある。この天井化粧板4と
上記天井化粧板10とは同じ化粧板で形成してある。 このようにして形成される天井板1は、第3図に示す
ように室内の天井部に取り付けて使用されるものであ
り、この天井板1と他の空調用開口部2を設けていない
天井板1aとを並べて室内の天井を形成するようにしてあ
る。天井板1aは枠体12の下面の全面に天井化粧板13を張
って形成されるものであり、この天井化粧板13は上記天
井化粧板4や天井化粧板10と同じ化粧板で形成してあ
る。天井板1と天井板1aとの接続は、天井板1の枠体8
の両側端の側枠8aに形成した溝16と天井板1aの枠体12の
側面に形成した溝18とに接続板19の両側縁を嵌合させる
ことによっておこなうことができる。そして、天井裏に
は冷房機能や暖房機能、除湿機能等を備えた空調機(図
示省略)が取り付けてあり、天井板1の各空調用開口部
2,2の上側に接続したダクト14,14を介してこの空調機を
空調用開口部2,2に接続してある。この一対の空調用開
口部2,2のうち一方の空調用開口部2が吸込口となり他
方の空調用開口部2が吹出口となって、室内の空調をお
こなうことができるのである。第3図の実施例では一対
の吸込口となる空調用開口部2,2と一対の吹出口となる
空調用開口部2,2とが天井に形成されるようにしてあ
る。また天井裏の空調機を点検するときには、天井化粧
板4を室内から取り外して点検口3を開口させ、点検口
3から天井裏内に体を入れておこなうことができる。こ
の点検口3は普段は天井の一部をなす天井化粧板4で閉
塞されているために、第3図のように和風の落ち着いた
雰囲気の天井の外観を損なうようなことはない。 次に天井板1の点検口3に天井化粧板4を脱着自在に
取り付ける構造について説明する。第4図及び第5図は
その一例を示すものであり、天井化粧板4の上面の両側
縁部には受け枠20,20が取り付けてあり、一方の受け枠2
0には引掛バネ板21が、他方の受け枠20には係止バネ板2
2がそれぞれ取り付けてある。そして第5図(a)に示
すように引掛バネ板21を点検口3内に差し入れて点検口
3の周縁の枠体8の一方の側枠8aの上面に引っ掛けると
共に係止バネ板22を枠体8の他方の側枠8に弾性的に係
止させることによって、点検口3に下側から天井化粧板
4を取り付けることができる。天井化粧板4は係止バネ
板22による弾性的係止によって点検口3に保持されてい
るものであるために、天井化粧板4を引き下ろすことに
よって係止バネ板22による弾性的係止が外れて天井化粧
板4を点検口3から下方へ取り外すことができる。 第6図乃至第9図は他の例を示すものであり、第6図
(a)(b)(c)に示すように天井化粧板4の上面に
取り付けた受け枠23の両側の側枠23a,23aの上面には一
対づつの係止金具24が取り付けてある。この係止金具24
は第6図(d)に示すように係止片25を受け枠23の側枠
23aの上面から浮き上がらせて設けることによって形成
してある。またこの係止金具24は第6図(b)(c)に
示すように幅の半分程度が受け枠23の側枠23aより外方
に張り出すように取り付けてある。一方、天井板1の点
検口3の周囲の枠体8の両側の側枠8a,8aには、第7図
(b)に示すようにその内側の部分において切欠部26が
設けてあり、さらに第7図(a)(c)に示すように切
欠部26の近傍位置において側枠8aの上面に受け金具27が
取り付けてある。そしてこのものにあって点検口3に天
井化粧板4を取り付けるにあたっては、まず第8図のよ
うに天井化粧板4を点検口3の下側に配置し、天井化粧
板4に設けた係止金具24と点検口3の周縁において側枠
8aに形成した切欠部26とを位置合わせする。この状態で
第8図の矢印のように天井化粧板4を押し上げると係止
金具24は切欠部26の部分を通過して第9図(a)のよう
に枠体8の側枠8aの上面付近に来る。次に第9図(a)
の矢印方向に天井化粧板4を水平移動させると、第9図
(b)のように係止金具24が受け金具27の上面に乗り上
げて圧縮摩擦力で係止され、この係止で点検口3に天井
化粧板4を保持させることができる。逆方向に水平移動
させることによって、この係止を解除して天井化粧板4
を点検口3から取り外すことができる。
【発明の効果】 上述のように本発明にあっては、天井板に点検口を設
け、天井化粧板を天井板の下側から下方へ取り外し自在
に点検口に取り付けて天井化粧板で点検口を閉塞するよ
うにしたので、天井板に設けた点検口から天井裏の空調
機の点検を容易に行なうことができると共に、点検口を
天井化粧板で閉塞することによって天井の外観が点検口
で損なわれることを防ぐことができるものであり、しか
も天井化粧板は天井の下側から操作して天井板の下方へ
取り外すことができ、天井化粧板の脱着操作を室内側か
ら容易に行なうことができると共に点検口を完全に開い
て天井化粧板が邪魔になるようなことなく点検口から空
調機の点検を行なうことができるものである。また天井
裏の空調機に接続される空調用開口部を点検口の両側に
おいてそれぞれ天井板に設けると共に一対の空調用開口
部のうち一方を吸い込み口、他方を吹き出し口として形
成するようにしたので、吸い込み口として形成される空
調用開口部と吹き出し口として形成される空調用開口部
にそれぞれダクトを接続することによって、一つの天井
板で吸い込み・吹き出しの空調機能を満足させることが
でき、空調機の施工が容易になり、しかも点検口からそ
の両側の空調用開口部に接続されるダクトの点検を容易
に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2図(a)
(b)は同上の天井板を裏返して見た斜視図と天井板を
上から見た斜視図、第3図は同上の天井板を施工した天
井を示す斜視図、第4図は天井板の点検口への天井化粧
板の取付状態の一実施例を示す断面図、第5図(a)
(b)は同上の実施例における天井化粧板の取り付けの
操作を示す断面図、第6図(a)(b)(c)は同上の
他の実施例における天井化粧板の正面図と平面図と側面
図、第6図(d)は第6図(a)のA部分の拡大図、第
7図(a)(b)(c)は同上の実施例における天井板
の一部の正面図と一部の平面図と側面図、第8図は同上
の実施例における天井化粧板の取り付けの操作を示す断
面図、第9図(a)(b)は同上の実施例における天井
化粧板の取り付けの操作を示す一部の正面図である。 1は天井板、2は空調用開口部、3は点検口、4は天井
化粧板である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井板に点検口を設け、天井裏の空調機に
    接続される空調用開口部を点検口の両側においてそれぞ
    れ天井板に設けると共に一対の空調用開口部のうち一方
    を吸い込み口、他方を吹き出し口として形成し、天井化
    粧板を天井板の下側から下方へ取り外し自在に点検口に
    取り付けて天井化粧板で点検口を閉塞して成ることを特
    徴とする空調付き天井板。
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JPH0242818Y2 (ja) * 1985-06-11 1990-11-15
JPH0733511Y2 (ja) * 1985-07-19 1995-07-31 株式会社ノボル電機製作所 ホ−ンスピ−カ
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