JPH0629613Y2 - 空調用天井パネル - Google Patents

空調用天井パネル

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JPH0629613Y2
JPH0629613Y2 JP16934588U JP16934588U JPH0629613Y2 JP H0629613 Y2 JPH0629613 Y2 JP H0629613Y2 JP 16934588 U JP16934588 U JP 16934588U JP 16934588 U JP16934588 U JP 16934588U JP H0629613 Y2 JPH0629613 Y2 JP H0629613Y2
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JP
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panel
ceiling
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air
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JP16934588U
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JPH0293649U (ja
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章 石橋
和男 目
信 藤田
啓嗣 生駒
克己 池脇
裕二 谷川
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、室入口天井内に空調機を設けたホテル客室
等において、吹出口,吸込口,点検口,照明器具等をそ
れぞれ個別に取付け工事を行う必要がなく施工性の極め
て良好で、保守点検等の作業を容易に行えるような構成
とした空調用天井パネルに関する。
〔従来の技術〕
ホテル等において、客室廊下の天井内に空調機を設置
し、その天井面に吹出口を設けて客室内を空調する従来
の装置としては、例えば実公昭63−40732号公報
に開示されたようなものがある。これは、第3図〜第5
図に示すように、客室廊下の天井内31に空調機20を
設置し、天井10に設けた吹出口32と空調機20とを
ダクト23で接続し、客室30を空調するものである。
詳細には第4,5図に示すように、天井10に吹出口3
2や照明器具35の他に、点検口用パネル33が開閉可
能に軸着され、このパネル33と壁との隙間が吸込口3
4となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のような構成の空調装置の施工に際して
は、それぞれの器具や部材等によりそれぞれ職種の異な
る作業員が取付作業を行うので、狭い場所において多職
種の作業員が個別に作業を行うため、施工性が極めて悪
く、時間もかかり、経済的にも高額となるといった不都
合があった。
この考案は、このような従来の問題点にかんがみてなさ
れたものであって、予め必要部材を取付けたパネルを枠
体を介して天井に取付けた空調用天井パネルを設けるこ
とにより、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、天井に取付けられた枠体と、この枠体の開
口部を閉塞する2枚に区分されたパネルとから成り、区
分された第1のパネルはそのほぼ全面が吸込口として形
成されるとともにその一辺が前記枠体の一辺に回動可能
に軸着され、区分された第2のパネルはその一辺が前記
枠体の一辺もしくは他辺に回動可能に軸着されるととも
に調和空気の吹出口を設け、さらに任意の位置に照明器
具を設けた空調用天井パネルとしたものである。
〔作用〕
この空調用天井パネルには、調和空気の吹出口や吸込
口,照明器具等、従来個別の施工によって取付けられて
いたものが、予め前もって2枚に区分されたパネルに取
付けられているので、このパネルを軸着した枠体を天井
面に取付けるだけで、所要構成部材がすべて同時に施工
されることになり、従って施工時間を著しく短縮して施
工性を向上する。また、この天井パネルは2枚に区分さ
れ、それぞれ回転可能に枠体に軸着されているため、こ
の2枚のパネルを開放すれば枠体の開口部が表れること
になって開口面積が従来よりはるかに大きくなることに
より、空調装置の保守点検を容易にする等、施工性の簡
便さと共に大幅に経費を低減でき、メンテナンスを容易
にすることができる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第1図,第
2図はこの考案の一実施例を示すものである。
図において、1は空調用天井パネルであって、第1のパ
ネル2,第2のパネル3及び枠体7から成っている。第
1のパネル2は、ほぼその全体が吸込口4として形成さ
れていて、吸込口の裏側には空気中の塵埃を濾過するた
めのフィルタ5が着脱可能に取付けられている。そし
て、この第1のパネル2はその一辺が枠体7にヒンジ1
4を介して回動可能に取付けられている。
第2のパネル3には調和空気の吹出口6と照明器具15
が取付けられており、また吹出口6の裏側にはダクト接
続部16が取付けられている。そしてこの第2のパネル
3も、その一辺が第1のパネル2を取付けた枠体7の一
辺と対向する側の枠体の他辺にヒンジ14を介して回動
可能に取付けられている。
枠体7には複数の取付金具13が取付けられており、こ
の取付金具にはボルト12を挿通する孔が設けられてい
る。8は枠体7を保持するための保持枠であって、天井
下地材9に固着されている。また保持枠8には複数の支
持金具11が前記枠体7の取付金具13に対応して取付
けられており、この支持金具11にはボルト12を螺合
するためのねじ孔かあるいはナット等が設けられてい
る。そこで、ボルト12を取付金具13を通して支持金
具11に螺合することにより空調用天井パネル1を天井
10に確実且つ容易に取付けることができる。
また、第1のパネル2及び第2のパネル3は、一般に使
用される掛止具(図示せず)により枠体7に掛止されて
枠体の内側空間である開口部を閉塞しており、室内空気
は吸込口4からフィルタ5を透過して天井内31に設置
した空調機20に吸引され、この空調機で調和された空
気はチャンバ21,ダクト22,ダクト接続部16を経
て吹出口6から室内に吹出される。ここでダクト22は
グラスファイバ等の軟質素材で形成された可撓性ダクト
であって、ダクト接続部16に着脱可能に接続されてい
る。17は吹出筒18の内壁に設けられた断面円弧状を
なす半円筒形突起であって、調和空気はこの突起17に
よって吹出筒18の断面積を狭められることにより風速
を増すとともにこの突起17の曲面に沿って吹出すこと
によりコアンダ効果を生じ、調和空気はこの突起曲面に
連続する天井面10aに接近して流れるため、調和空気
の到達距離が大きくなって室内全体の温度分布を良好と
し、且つ吹出した調和空気は直接に人体に不快な風圧を
感じさせない。
次に、天井内に設置された空調機20の故障,点検その
他の理由により天井10に開口(点検口)が必要になっ
たときは、第1のパネル及び第2のパネルの枠体7への
掛止を解除することにより、第1図の一点鎖線で示すよ
うに両パネルを下方へ回動すればその開口部を点検口と
して利用することができる。そのため、従来のように別
途に点検口を設けておく必要はなくなる。また、フィル
タ5は、時々清掃したり、交換したりする必要がある
が、そのときは、第1のパネル1のみを枠体7との掛止
を解除して下方へ回動するだけで容易に上記作業を行う
ことができる。
さらに、枠体7の開口部の大きさを空調機20より大き
くすることにより、空調機20の故障に際して天井内か
ら取外し、床上で修理作業を行うことが可能となり、あ
るいはまた、施工中において天井パネル1を枠体7に取
付た後でも空調機20を設置することが可能となる。
なお、本実施例においては、空調用天井パネル1に吹出
口6,吸込口4のほか照明器具15のみを取付けた場合
を示したが、スピーカやその他の所要器具の取付けが可
能であることはいうまでもない。さらに本実施例では、
第1のパネルと第2のパネルを枠体の対向する一辺と他
辺に軸着した、いわゆる観音開きに構成したが、本考案
は第1及び第2のパネルを取付ける枠体の縁辺を特定す
るものではない。
更に又、本実施例では、保持枠8を天井下地材9に固着
し、天井パネル1を前記保持枠8に取付ける構造として
いるが、これに限定されるものではなく、天井パネル1
の枠体7を上階スラブに設けた吊りボルトにより直接天
井面に取付てもよいことは言うまでもない。この場合に
は、保持枠8は不要となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、吹出口,吸込
口,照明器具等を従来のように各個別に取付け施工する
必要がなく、且つ特に点検口も不要であるために施工性
が極めて良好で、工期の短縮,工費の低減が図れるとと
もに、空調機の点検,修理及びフィルタの清掃,取替え
等のメンテナンスも極めて容易に行うことができる等、
多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の断面図、第2図は実施例
である天井パネルの下面図、第3図は従来例の概要を示
す断面図、第4図は第3図における要部拡大詳細図、第
5図は従来例の取付け状態を示す立体図である。 2……第1のパネル、3……第2のパネル、4……吸込
口、6……吹出口、7……枠体、10……天井、15…
…照明器具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 生駒 啓嗣 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)考案者 池脇 克己 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)考案者 谷川 裕二 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に取付けられた枠体と、この枠体の開
    口部を閉塞する2枚に区分されたパネルとから成り、区
    分された第1のパネルはそのほぼ全面が吸込口として形
    成されるとともにその一辺が前記枠体の一辺に回動可能
    に軸着され、区分された第2のパネルはその一辺が前記
    枠体の一辺もしくは他辺に回動可能に軸着されるととも
    に調和空気の吹出口を設け、さらに任意の位置に照明器
    具を設けたことを特徴とする空調用天井パネル。
JP16934588U 1988-12-29 1988-12-29 空調用天井パネル Expired - Lifetime JPH0629613Y2 (ja)

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JP16934588U JPH0629613Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 空調用天井パネル

Applications Claiming Priority (1)

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JP16934588U JPH0629613Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 空調用天井パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0293649U JPH0293649U (ja) 1990-07-25
JPH0629613Y2 true JPH0629613Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31459317

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JP16934588U Expired - Lifetime JPH0629613Y2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 空調用天井パネル

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JPH0293649U (ja) 1990-07-25

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