JPH0123048Y2 - - Google Patents

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JPH0123048Y2
JPH0123048Y2 JP1983082658U JP8265883U JPH0123048Y2 JP H0123048 Y2 JPH0123048 Y2 JP H0123048Y2 JP 1983082658 U JP1983082658 U JP 1983082658U JP 8265883 U JP8265883 U JP 8265883U JP H0123048 Y2 JPH0123048 Y2 JP H0123048Y2
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JP
Japan
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fan coil
ceiling
wall
coil unit
opening
Prior art date
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JP1983082658U
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JPS59186720U (ja
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Publication of JPH0123048Y2 publication Critical patent/JPH0123048Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、ホテルのルーム等に設置する前方に
引出可能となつた天井吊型のフアンコイルユニツ
トに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
ホテルのルームにおいて、入口から入つた通路
個所のバスルームの隣りの下り天井にフアンコイ
ルユニツトを設置することが行なわれている。こ
の場合、ベツドルームに臨む前面に吹出口を、入
口からベツドルームへの通路に臨む下り天井下面
に吸込口をそれぞれ設け、バスルーム内の排風機
にダクトにより接続していた。
しかし、これでは通路部分に下り天井を形成し
なければならず、圧迫感を与えるばかりでなく、
メンテナンスに際しては、下り天井の下面に設け
た点検口から入り、狭い下り天井内で行わなけれ
ばならないものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の問題点を解決し、メンテ
ナンスがきわめて容易となり、しかもスペースを
有効に利用できるフアンコイルユニツトを提供す
ることを目的としている。
〔考案の概要〕
この目的を達成するための本考案は、天井から
垂下した壁の内側天井に2本の平行レールを上記
壁に向けて固定し、そのレールにフアンコイルユ
ニツトの前面を壁面に向けて吊り下げるととも
に、壁面にフアンコイルユニツトの前面よりも大
きい開口を形成し、レールに沿つてフアンコイル
ユニツトを壁内外方向に移動可能にするととも
に、開口を、外側より、吹出口と吸込口を有する
前面パネルで塞ぎ、フアンコイルユニツトの前面
と前面パネルの吹出口を吹出ダクトで連結したこ
とを特徴とする。
このように、本考案のフアンコイルユニツト
は、前方引出可能としてあるため、たとえばバス
ルームの天井部分に設けて、部屋の空調を行うこ
とができるので、通路部分に下り天井を設ける必
要がなく、室内空間を最大限拡張できるし、かつ
メンテナンス時においてユニツトをバスルームか
ら室内に引出した状態で作業を行うことができる
から、作業が容易となるものである。
一方、前面パネルに吹出口および吸込口を形成
し、吹出および排気を行うが、この前面パネルは
垂下する壁の開口を覆うので、開口が点検口、前
面パネルが点検口を覆う蓋となるものであるか
ら、別体の点検口およびその蓋が不要となり便宜
かつ経済的であるし、外観的にも優れる。
〔考案の具体例〕
以下本考案を図面に示す具体例によつて説明す
る。
第1図はホテルの客室に適用した例を示すもの
で、バスルームBの天井部分に本考案に係るフア
ンコイルユニツトF,C,Uが設置され、客室の
ベツドルームに臨む壁面Wと直交的に移動自在と
されている。
フアンコイルユニツトの詳細は、第2図〜第4
図に示されている。天井Rに対して吊棒1,1を
介してコ字状レール2,2が平行して前後方向
(壁Wと直交方向)に固定されている。3はユニ
ツトケーシングで、内部にコイル(図示せず)が
設置されている。前記レール2,2間には、前後
に間隔を置いて支持棒4,4が跨設され、その両
端はレール2に沿つて走行できるようコ字状係合
片5をもつて係合しており、また支持棒4にはブ
ラケツト6が一体的に設けられ、このブラケツト
6を介してユニツトケーシング3をその上面にお
いて吊持している。これによつて、ユニツトケー
シング3および次述する付属部分が、レール2,
2をガイドとして前後動自在とされている。そし
て、壁面Wには、フアンコイルユニツトF.C.Uの
前面よりも大きい開口W0が形成され、前記した
レール2の先端はその開口W0に臨んで配設され
ている。
7,8は冷温水管の途中がフレキシブルホース
7a,8aとなつた入側管および出側管で、それ
らの途中にはバルブ9,10が設けられている。
ユニツトケーシング3の下部にはドレンパン11
が一体化され、ここに集められたドレンはドレン
排出管12により排出されるようになつている。
13は吹出用フアン14,14に対する駆動モー
タである。さらにユニツトケーシング3の前方に
は前面パネル15が配され、そこに形成された吹
出口16は吹出ダクト17を介してユニツトケー
シング3内と連通している。逆に前面パネル15
は吹出ダクト17を介してユニツトケーシング3
と一体化されている。また前面パネル15には、
エアフイルタ18を備えた後述の排風機21に連
なる吸込口19も形成されている。前面パネル1
5は、これとほぼ同形壁面Wの開口W0と一致し
ており、フアンコイルユニツトF,C,Uの収容
時には壁面の一部となり、メンテナンス時にはそ
れを引出したとき、点検口としての開口W0の蓋
体として機能する。
一方、ユニツトケーシング3の側部には、連結
金具20を介して換気用の排風機21およびこれ
に連なる排風チヤンバー22が一体化されてい
る。排風機21の入側には、バスルームBからの
排気ダクト23に連なるフレキシブルダクト24
が連結され、排気チヤンバー22の出側には大気
への排気ダクト25に連なるフレキシブルダクト
26が連結されている。
このように構成されたフアンコイルユニツト
F,C,Uは、通常時は第1図に示すようにバス
ルームの奥まつた天井部分に収納され、前面パネ
ル15が壁面Wと面一の状態とされ、客室内への
冷暖気の吹出および室内気の吸込みを行う。
メンテナンス時には、第2図及び第4図に示す
ように前面パネル15を把持して、フアンコイル
ユニツトF,C,U全体をレール2,2に沿つて
前方へ室内まで引出して、メンテナンスを行う。
この場合、点検時の作業性の点から、フレキシブ
ルホース7a,8aのコイルに対する連結部分、
フレキシブルダクト24,25の排風機21およ
び排気チヤンバー26に対する連結部分は、ワン
タツチジヨイントを設けておく。点検時には開口
W0から点検でき、点検終了後は、フアンコイル
ユニツトF,C,Uを再び天井内に収める。
ところで、排風機21をユニツトケーシング3
に一体化しておくと、メンテナンスなどの点で有
利である。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、フアンコイルユ
ニツトを前方引出可能とし、メンテナンスがきわ
めて容易となり、また前面に吹出口および吸込口
を設けたので、たとえばバスルームの天井に設置
できる。また前面パネルが嵌まる垂下壁の開口を
点検口として利用することができるから、別の点
検口を形成しなくともよく、しかも外観の点でも
優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフアンコイルユニツトの設置場所の一
例を示す平面図、第2図はフアンコイルユニツト
の平面図、第3図は正面図、第4図は左側面図で
ある。 1……吊棒、2……レール、3……ユニツトケ
ーシング、14……吹出用フアン、15……前面
パネル、16……吹出口、19……吸込口、21
……排風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井から垂下した壁の内側天井に2本の平行レ
    ールを上記壁に向けて固定し、そのレールにフア
    ンコイルユニツトの前面を壁面に向けて吊り下げ
    るとともに、壁面にフアンコイルユニツトの前面
    よりも大きい開口を形成し、レールに沿つてフア
    ンコイルユニツトを壁内外方向に移動可能にする
    とともに、開口を、外側より、吹出口と吸込口を
    有する前面パネルで塞ぎ、フアンコイルユニツト
    の前面と前面パネルの吹出口を吹出ダクトで連結
    したことを特徴とする天井吊フアンコイルユニツ
    ト。
JP1983082658U 1983-05-31 1983-05-31 天井吊ファンコイルユニット Granted JPS59186720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983082658U JPS59186720U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 天井吊ファンコイルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983082658U JPS59186720U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 天井吊ファンコイルユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59186720U JPS59186720U (ja) 1984-12-11
JPH0123048Y2 true JPH0123048Y2 (ja) 1989-07-14

Family

ID=30212613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983082658U Granted JPS59186720U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 天井吊ファンコイルユニット

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JP (1) JPS59186720U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531246U (ja) * 1976-06-15 1978-01-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531246U (ja) * 1976-06-15 1978-01-09

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Publication number Publication date
JPS59186720U (ja) 1984-12-11

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