JPH0559828A - 清浄空間住宅ユニツト - Google Patents

清浄空間住宅ユニツト

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Publication number
JPH0559828A
JPH0559828A JP21904191A JP21904191A JPH0559828A JP H0559828 A JPH0559828 A JP H0559828A JP 21904191 A JP21904191 A JP 21904191A JP 21904191 A JP21904191 A JP 21904191A JP H0559828 A JPH0559828 A JP H0559828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
air
room
conditioning unit
laid
Prior art date
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Pending
Application number
JP21904191A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kitagawa
勉 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Industry Co Ltd filed Critical Gifu Industry Co Ltd
Priority to JP21904191A priority Critical patent/JPH0559828A/ja
Publication of JPH0559828A publication Critical patent/JPH0559828A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】例えば工事中のトンネル内や各種工場の悪臭や
有害ガスの発生する場所において、清浄空間を提供し
て、労働環境を改善する。 【構成】ハンジング1の出入口の前方に踏み板5を敷設
し、その上にシユーズボックス8を設置する。出入口の
内側のハウジング1に間仕切パネル9によりエアシャワ
ールーム10を設ける。休憩室13に蛍光灯16、流し
台20等を設置する。流し台20を外部のウオータタン
ク21に接続する。ウオータタンク21の上方に空気調
和ユニット23を設置し、休憩室13を冷暖房、除湿、
及び換気する。作業者はエアシャワールーム10で身体
に付着した塵埃を吹き飛ばした後、空気調和ユニット2
3により清浄化された休憩室13で快適に休憩する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば工事中のトン
ネル内あるいは工場内等の悪環境条件下のスペースに設
置して主に休憩室として使用される清浄空間住宅ユニッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、工事中のトンネル内あるいは各
種製造工場内の空気は塵埃や煤煙あるいは有害ガスで汚
染されることが多く、労働環境が大変過酷である。従来
は、工事中のトンネル内あるいは各種製造工場内に清浄
な空間が確保されていないため、作業者は限られた休憩
時間に新鮮な空気を求めてトンネルあるいは工場の外の
休憩室に移る必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、例えば工事中のトンネル内あるいは各種製造工場
内に清浄な空間を確保して、労働環境を改善できる清浄
空間住宅ユニットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、工事中のトンネル内あるい
は工場内に設置されるハンジングに、エアシャワールー
ムと、空気調和ユニットとを設けるという手段をとって
いる。
【0005】
【作用】この発明の清浄空間住宅ユニットは作業現場に
設置されて使用され、作業者はエアシャワールームに入
り、そこで身体に付着した塵埃を吹き飛ばした後、空気
調和ユニットにより清浄化された居住空間で快適に休憩
することができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明をトンネル内の工事現場に使
用されるトンネル工事用住宅ユニットに具体化した一実
施例を図面に基づいて説明する。
【0007】各図において、1は一例として工事中のト
ンネル内に設置した場合のハウジングの構造であり、断
熱及び防音性を有する構材により例えば広さ約8畳の横
長四角箱状に密閉形成されている。トンネル内の坑道で
使用する場合は、インパート面(道床)に凹凸面がある
ため、ハウジング1の底部には、移動用の接地部材とし
て左右一対のそり杆2が長手方向に延びるように固着さ
れている。ハウジング1の前後両端下部には、ワイヤを
掛止するための掛止金具3が設けられている。そして、
図示しない牽引車、ウインチ等の牽引手段によりワイヤ
を牽引することにより、そり杆2を坑道上で滑らせて、
ハウジング1を作業現場に近い位置まで移動できるよう
になっている。
【0008】ハウジング1の一端には出入用の外部ドア
4が設けられ、その前方には縞鋼板等からなる踏み板5
が水平に支持されている。外部ドア4の近傍にはハンガ
ー6を備えた側板7が開閉可能に立設され、これと反対
側の踏み板5上にはシューズボックス8が設置されてい
る。外部ドア4の内側のハウジング1には、間仕切パネ
ル9によりエアシャワールーム10が設けられ、その天
井等にはエアジェットノズル11が多数配設されてい
る。エアシャワールーム10は間仕切パネル9に設けた
内部ドア12を介して休憩室13に続いている。
【0009】休憩室13には、金網入りガラスを嵌めた
複数の窓15、蛍光灯16、及び配電ボックス17が設
けられている。又、休憩室13の片隅には蛇口18及び
電気コンロ19を備えた流し台20が設置され、この流
し台20はハウジング1の外部に設置したウオータタン
ク21に給排水可能に接続されている。
【0010】ウオータタンク21の上方においてハウジ
ング1には、休憩室13の空気を清浄化するための空気
調和ユニット23が設置されている。図2に示すよう
に、空気調和ユニット23は、エアコン24とフィルタ
装置25と換気装置26とから構成されている。エアコ
ン24は室内機27と室外機28とを備え、休憩室13
を冷暖房及び除湿するようになっている。
【0011】フィルタ装置25は塵埃除去機能と活性炭
等による脱臭機能及び脱ガス機能とを兼備している。換
気装置26は空気調和ユニット23の内部を仕切る隔壁
29の交差部に組込まれ、図示しないファン、熱交換
器、及びフィルタ等を内蔵している。
【0012】そして、換気装置26のファン(図示略)
の回転に伴い、塵埃及び煤煙を含む外部空気が取込口3
0からフィルタ装置25を介して換気装置26に導入さ
れ、それらを通過する過程で清浄化され、かつ熱交換器
(図示略)により内部空気と熱交換された後、吹出口3
2から休憩室13に供給される。又、休憩室13の空気
は吸込口31から換気装置26に導入され、熱交換器
(図示略)により外部空気と熱交換された後、排出口3
3から室外へ排出される。
【0013】このように、本実施例のようにトンネル工
事用に使用する場合の小住宅ユニットによれば、ハウジ
ング1の接地部にそり杆2が設けられているため、工事
の進行に伴ってハウジング1を牽引車等により作業現場
に近い位置まで容易に移動して設置できる。そして、作
業者は外部ドア4を開放してエアシャワールーム10に
入り、ここで身体又は衣服に付着した塵埃をエアシャワ
ーにより吹き飛ばした後、内部ドア12を開放して空気
調和ユニット23により清浄化された休憩室13に入
り、ここで快適に休憩することができる。
【0014】なお、図示例では休憩室13に流し台20
のみが図示されているが、これ以外に、例えば、テーブ
ル、椅子、食器棚、冷蔵庫、給茶器等の厨房機器、又
は、ラジオ、テレビ、ステレオ等の娯楽機器、或いは、
電話、ファクシミリ、コピー機、製図板等の事務機器を
設置してもよく、更に、ユニットバス、トイレを設備す
ることもできる。
【0015】又、上記実施例では接地部材としてそり杆
2が使用されているが、例えば各種工場の砂塵の多い場
所や悪臭、有害ガスの発生し易い工場内の清浄空間住宅
ユニット(オアシス空間)として利用する場合には、そ
り杆2を省略する。さらに、このそり杆2に代えて輪等
の回転体、滑走板を用いたり、自走式にしたり、接地部
材等の移動手段を使用しないようにしてもよい。その
他、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成
を適宜に変更して具体化することも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ハンジングにエアシャワールームと、空気調和ユニ
ットとを設けたので、例えば工事中のトンネル内や各種
工場の砂塵の多い場所や悪臭、有害ガスの発生し易い場
所等に清浄な空間を提供して、労働環境を改善できると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明をトンネル工事用住宅ユニットに具体
化した一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のトンネル工事用住宅ユニットの横断面図
である。
【図3】図1のトンネル工事用住宅ユニットの右側面図
である。
【図4】図1のトンネル工事用住宅ユニットの左側面図
である。
【符号の説明】
1 ハウジング、10 エアシャワールーム、23 空
気調和ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事中のトンネル内あるいは工場内に設
    置されるハンジングに、エアシャワールームと、空気調
    和ユニットとを設けてなることを特徴とする清浄空間住
    宅ユニット。
JP21904191A 1991-08-29 1991-08-29 清浄空間住宅ユニツト Pending JPH0559828A (ja)

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JP21904191A JPH0559828A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 清浄空間住宅ユニツト

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JP21904191A JPH0559828A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 清浄空間住宅ユニツト

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JP21904191A Pending JPH0559828A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 清浄空間住宅ユニツト

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