JP2011094879A - 空気調和装置 - Google Patents

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Takaaki Tamura
隆明 田村
Akira Okubo
彰 大久保
Masatoshi Shimizu
雅俊 清水
Toshinari Naoki
俊成 直木
Yoshiaki Goda
善明 郷田
Yutaka Yoshinaga
豊 吉永
Tatsuya Tani
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Abstract

【課題】防水性にすぐれ、広範囲に調和空気を送風することができ、簡易に移動可能な、工場や屋外等の開放された空間で使用される空気調和装置を提供する。
【解決手段】熱源側ユニット10、及び利用側ユニット50を一つの架台5上に配置し、これらユニット10、50はそれぞれ吹出口23が外向きに、吸込口24が内向きになるように背中合わせに配置すると共に、両ユニット10、50の間に吸込空間R1を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場や屋外等で用いられる、局部エリア冷暖房用の空気調和装置に関する。
従来、冷房しにくい工場や屋外等、開放された空間の空気調和を行うために、局所冷房装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この局所冷房装置は、移動可能に構成され、装置内で調和された空気を送風ダクトを用いて局所的に供給するものである。
特開2004−108607号公報
ところで、この種の局所冷房装置は、極局所的にしか冷風の送風が行われず、冷風の広がりが小さいため、涼風感に欠けるという問題がある。また、局所冷房装置においては、工場等で使用する際には、粉塵、或いは、オイル等で汚れるため、メンテナンスが困難であるという問題がある。さらに、屋外で使用する際には、急な雨、或いは、散水等によって水に濡れる可能性があり、漏水によって故障するという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、広範囲に調和空気を送風することができ、防水性にすぐれ、簡易に移動可能な、工場や屋外等の開放された空間で使用される空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、熱源側ユニット及び利用側ユニットを一つの架台上に配置し、これらユニットはそれぞれ吹出口が外向きに、吸込口が内向きになるように背中合わせに配置すると共に、両ユニットの間に吸込空間を備えたことを特徴とする。
この構成において、熱源側ユニット及び利用側ユニットが共に防水仕様である構成としても良い。また、前記架台がキャスタ付きであり、手押し可能に構成されていても良い。また、熱源側ユニット及び利用側ユニットのそれぞれの天部が連結具で連結され、この連結具が電源線の引掛具を兼ねている構成としても良い。また、熱源側ユニットと利用側ユニットの吸込口の間に、架台に立設された一対の引込防止柵を備えた構成としても良い。また、利用側ユニットの側面にリモートコントローラボックスが取り付けられている構成としても良い。
本発明によれば、熱源側ユニット及び利用側ユニットを一つの架台上に配置し、これらユニットはそれぞれ吹出口が外向きに、吸込口が内向きになるように背中合わせに配置すると共に、両ユニットの間に吸込空間を備えた構成としたため、吹き出された調和空気と排気とが混ざりにくく、さらに、吹き出された空気が吸込まれにくいため、利用側ユニット、及び、熱源側ユニットを一つの架台状に近接して備えても、効率よく空気調和を行うことができるという効果を奏する。
本実施形態にかかる空気調和装置の斜視図である。 熱源側ユニットの斜視図である。 熱源側ユニットの内部構造を示す分解斜視図である。 利用側ユニットの内部構造を示す分解斜視図である。 利用側ユニットの内部構造を示す上断面図である。 引込防止柵が備えられた状態を示す空気調和装置の側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1に示されるように、空気調和装置100は、熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とが、それぞれの吹出口23が外向きに、吸込口24が背中合わせに配置されると共に、両ユニット10、50の間に吸込空間R1が備えられて、架台5の上に、立設されて備えられている。熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とは、その天部に備えられた連結具7で連結されている。連結具7は、熱源側ユニット10と、利用側ユニット50と、の転倒を防止するとともに、空気調和装置100の電源配線9の引掛具を兼ねている。空気調和装置100は、防水構造の3相電源コンセント差込口8を有する電源配線9を備え、電源配線9は利用側ユニット50に接続され、利用側ユニット50を経由して、熱源側ユニット10に接続される構成となっている。電源配線9は、耐水性、耐油性、柔軟性にすぐれたキャブタイヤケーブル等を用いて構成されている。
この構成によれば、空気調和装置100は、開放された空間で使用されるため、電源配線9を長くする必要があり、この長い配線を巻いて、連結具7に掛けて収納することができるため、電源配線9が邪魔にならない。
利用側ユニット50の右側面の上部には、防水、及び、防塵構造のリモートコントローラボックス52が備えられ、リモートコントローラボックス52には、空気調和装置100のリモートコントローラユニット(不図示)が備えられている。このリモートコントローラユニットはリモートコントローラボックス52に着脱自在に備えられていても良い。
また、架台5の底面には、複数(4個)のキャスタ6が備えられ、架台5に熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とが立設されている状態で、空気調和装置100を手押しして、簡易に移動させることができる構成となっている。
また、熱源側ユニット10、利用側ユニット50のそれぞれの底周辺にはドレンホース200が備えられ、熱源側ユニット10、利用側ユニット50の内部の水がこのドレンホース200を介して排出される構成となっている。
熱源側ユニット10は、図2に示されるように、略直方体箱形状のユニットケース11(筐体)を備えている。ユニットケース11は、底板12、天板13、前面パネル14、及び、外板15を備え、耐水性にすぐれた防水構造になっており、ステンレススチールなどの板金部材から形成されている。底板12には、底板12に溜まったドレン水を、ユニットケース11の外部に排出するドレンホース(不図示)が備えられている。前面パネル14は、左側前面パネル14aと、右側前面パネル14bとから構成されている。左側前面パネル14aには、熱源側ユニット10の内部で熱交換された空気が吹き出す、吹出口23、23が上下に形成されている。吹出口23、23は、網状のファンガード17で覆われている。
ユニットケース11の内部は、図3に示されるように、底板12に立設された仕切り板16によって左右に仕切られ、左側の室である熱交換器室R2と、右側の室である機械室R3との二つの室が形成されている。
熱交換器室R2には、その背面側に熱交換器20が備えられ、その前面側に送風機22、22が上下に並べて備えられている。熱交換器20は、上面視略L字形状に屈曲されて形成され、熱交換器室R2の左側面、及び、背面の全面を覆い、ユニットケース11に表出するように備えられている。送風機22、22は、熱源側ユニット10の全面側に備えられたプロペラファン21と、プロペラファン21の軸穴(不図示)に勘合された回転軸(不図示)を有し、プロペラファン21を駆動するファンモータ26と、をそれぞれ備えて構成されている。
これによって、熱交換器20の全面が、熱源側ユニット10の空気吸込口24として構成され、送風機22、22によって、熱源側ユニット10の空気吸込口24から吸い込まれた空気が、熱交換器20を経由し、吹出口23から吹き出されて、排出される構成となっている。これらの構成によれば、熱源側ユニット10の空気の吸込口24と、熱交換器20とは、熱源側ユニット10の左側面、及び、熱交換器室R2の背面の全面に表出して備えられているため、熱交換、及び、空気の吸込面積を広く確保することができるため、熱源側ユニット10の奥行き方向を短くすることができ、奥行き方向での設置面積が大きくならない構成となっている。
また、ファンモータ26は、防水構造を有して形成され、水にぬれても、プロペラファン21の駆動に影響が生じない構成となっている。さらに、本構成においては、熱交換器20の表出面の全面は人体等との接触を防止するための、熱伝導性の低い樹脂等で形成されたフィンガード18(図1参照)で覆われている。
機械室R3には、圧縮機31、アキュムレータ32、四方弁33、及び、各種圧縮弁等の冷媒回路構成部品が配管接続され、備えられている。アキュムレータ32の上方には、ガス管用サービスバルブ37と、液管用サービスバルブ36とが備えられ、利用側ユニット50から延びる、不図示のガス管と液管とがそれぞれ接続され、冷媒を循環する冷媒回路が形成されている。
また、機械室R3の上部には、電装ボックス40が備えられ、電装ボックス40は、熱源側ユニット10の各部に電源を供給する電源トランス(不図示)、或いは、熱源側ユニット10を制御する制御基盤等の各種電装部品が備えられて構成されている。電装ボックス40は防水構造を有して形成され、水に濡れても、熱源側ユニット10の運転に影響が生じない構成となっている。
利用側ユニット50は、図4、図5で示されるように、上述の熱源側ユニット10と部品の共通化が図られ、ユニットケース11、送風機22、及び、熱交換器20等の主要構成部品は同一のものが用いられて、構成されている。そのため、利用側ユニット50に使用される部品であって、熱源側ユニット10と共通である部品については、同一の符号を付して説明する。
利用側ユニット50は、耐水性にすぐれた防水構造の略直方体箱形状のユニットケース11(筐体)を備えている。ユニットケース11は、底板12、天板13、前面パネル14、及び、外板15を備えて構成され、ステンレススチールなどの板金部材から形成されている。底板12には、底板12に溜まったドレン水を、ユニットケース11の外部に排出するドレンホース(不図示)が備えられている。前面パネル14は、左側前面パネル14aと、右側前面パネル14bとから構成されている。左側前面パネル14aには、利用側ユニット50の内部で熱交換された空気が吹き出す、吹出口23、23が上下に形成されている。吹出口23、23は、網状のファンガード17(図1参照)で覆われている。
ユニットケース11の内部は、底板12に立設された仕切り板16によって左右に仕切られ、左側の室である熱交換器室R2と、右側の室である機械室R4との二つの室が形成されている。
熱交換器室R2には、その背面側に熱交換器20が備えられ、その前面側に送風機22、22が上下に並べて備えられている。熱交換器20は、上面視略L字形状に屈曲されて形成され、熱交換器室R2の左側側面、及び、背面の全面を覆い、ユニットケース11に表出するように備えられている。送風機22、22は、熱源側ユニット10の全面側に備えられたプロペラファン21と、プロペラファン21の軸穴(不図示)に勘合された回転軸(不図示)を有し、プロペラファン21を駆動するファンモータ26と、をそれぞれ備えて構成されている。
これによって、熱交換器20の全面が、利用側ユニット50の空気吸込口24として構成され、送風機22、22によって、利用側ユニット50の空気吸込口24から吸い込まれた空気が、熱交換器20を経由し、調和された空気として、吹出口23から吹き出されて、送風される構成となっている。
これらの構成によれば、送風機22、22を上下に二つ並んで備えられているため、大風量の空調された空気の送風を行うことができ、さらに送風に広がりがあるため快適な空調環境を広範囲に提供することができる。
また、これらの構成によれば、利用側ユニット50の空気の吸込口24と、熱交換器20とは、利用側ユニット50の左側面、及び、熱交換器室R2の背面の全面に表出して備えられているため、熱交換、及び、空気の吸込面積を広く確保することができるため利用側ユニット50の奥行き方向を短くすることができ、奥行き方向での設置面積が大きくならない構成となっている。また、ファンモータ26は、防水構造を有して形成され、水にぬれても、プロペラファン21の駆動に影響が生じない構成となっている。さらに、本構成においては、熱交換器20の表出面の全面は人体等との接触を防止するための、熱伝導性の低い樹脂等で形成されたフィンガード18(図1参照)で覆われている。
また、フィンガード18の表出面には、吸込フィルタ19が備えられている。吸込フィルタ19は、粉塵の多い空間で使用されるプレフィルタであっても良い、或いは、オイルミスト、及び、油煙の多い空間で使用されるオイルミストフィルタであっても良い。吸込フィルタ19は、その左右両端にマグネットが取り付けられ、板金で形成されているユニットフレーム11に、このマグネットがくっつき、保持されている。ここで、吸込フィルタ19は、洗浄して再利用できるフィルタを用いた構成としても良い。
これらの構成によれば、利用側ユニット50の空気吸込口24に吸込フィルタ19が備えられているため、利用者に送風される吹出口23から吹き出される空気の粉塵、或いは、臭気を低減することができ、快適な空調環境を提供することができる。
機械室R4には、熱交換器20に延在し、熱源側ユニット10から延びるガス管と液管とを接続するための配管接続部35が備えられている。熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とを連結する不図示の冷媒配管は、熱源側ユニット10、利用側ユニット50の下方にそれぞれ接続され、冷媒配管には断熱材が巻かれて、この断熱材の外側には、電源配線9が束ねられ、利用側ユニット50を介して熱源側ユニット10に電源が供給される。また、機械室R4には、レシーバタンク(不図示)が備えられている。この構成によれば、熱源側ユニット10において圧縮機31、アキュムレータ32、四方弁33等が設けられているスペースが、それらを有しない利用側ユニット50においては空きスペースとなるため、この空きスペースを有効に利用してレシーバタンクを備えることによって、利用側ユニット50、及び、熱源側ユニット10を小型化することができる。
機械室R4の上部には、電装ボックス51が備えられ、電装ボックス51は、利用側ユニット50の各部に電源を供給する電源トランス(不図示)、或いは、利用側ユニット50を制御する制御基盤、空気調和装置100を制御する制御基盤等の各種電装部品が備えられて構成されている。電装ボックス51は防水構造を有して形成され、水に濡れても、利用側ユニット50の運転に影響が生じない構成となっている。
利用側ユニット50のユニットフレーム11の側面には周辺温度を検出する不図示の外気温度センサが備えられ、この外気温度センサの検出結果は、空気調和装置100を制御する制御基盤に入力される。この入力結果は、ユーザが空気調和装置100のリモートコントローラユニットに入力した情報、及び、熱源側ユニット10の制御基盤から入力された各種情報とともに演算されて、空気調和装置100の出力制御が行われる。
これら構成によれば、電源配線9が接続されている利用側ユニット50に、空気調和装置100のリモートコントローラ、及び、制御基盤が備えられているため、配線接続が簡易にできる。
本実施形態においては、熱源側ユニット10は、居室空間の空気調和を行うための汎用の空気調和装置の室外機(防水仕様)と略同一であり、圧縮機31、アキュムレータ32、四方弁33、電装ボックス40等の主要部品は共通の部品を用いて構成されている。また、熱源側ユニット10、利用側ユニット50はそれぞれ共に、居室空間の空気調和を行うための汎用の空気調和装置の室外機(防水仕様)に使用されている熱交換器20、送風機22、筐体、外装部品、及びに、その他の構造部品を用いて構成されている。
これらの構成によれば、本実施形態における空気調和装置100と、その他の汎用の空気調和装置との間の部品の共通化を計ることができ、コストを削減することができる。また、通常屋外に設置される、汎用の空気調和装置の室外機で使用される構成部品を、空気調和装置100の熱源側ユニット10と、利用側ユニット50との両方で使用することで、空気調和装置100は、簡易に防水構造を有する構成とすることができる。
これらの構成によれば、空気調和装置100は、屋外で使用されるため、雨水等に濡れることが考えられるが、熱源側ユニット10、及び、利用側ユニット50をともに防水構造を有する構成としたため、雨水などで空気調和装置100が故障することがなく、急な雨でもあわてて機器を撤収する必要がない。また、空気調和装置100は、工場等で使用されるため、塵や油で汚れることが考えられるが、熱源側ユニット10、及び、利用側ユニット50を丸ごと水洗いすることができ、メンテナンス労力を低減することができる。
また、空気調和装置100は、漏電警報機能を有する、不図示の、防水構造の分電盤(ブレーカ)を備え、電源配線9は、この分電盤を経由して、利用側ユニット50に接続される。この構成によれば、電源は、分電盤を経由して空気調和装置100に供給される。そのため、空気調和装置100を屋外の開放された空間で、発電機に接続して使用する場合においても、漏電遮断器、及び、配線遮断器を有する分電盤を介して空気調和装置100に電源の供給を行うことができるので、空気調和装置100を安全に使用することができる。分電盤は、利用側ユニット50に備えられたリモートコントローラボックス52の下方に設けた構成としても良い。或いは、利用側ユニット50の電装箱51内に分電盤を設けた構成としても良い。
また、空気調和装置100は、空気吹出口23に備えられたファンガード17の外側に、複数の羽根板を外枠に平行に組み込んで形成された可変風向ガイド(ルーバー)を備えた構成としてもよい。可変風向ガイドは、ファンガードの上下両端、或いは、左右両端にはめ込まれて保持され、その取付け角度によって、上下、或いは、左右方向の風向を調整できる構成としても良い。また、可変風向ガイドは、熱源側ユニット10、及び、利用側ユニット50のどちらにも取付け可能な構成としても良い。
次に、別の実施形態を図6を参照して説明する。
空気調和装置100は、図6で示されるように、利用側ユニット50と、熱源側ユニット10の吸込口に備えられた吸込空間R1に、一対の引込防止柵3、3が、架台5に立設し、空気調和装置100の幅方向に平行に備えられている。この場合、熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とを連結する連結具7は省略されている。
空気調和装置100は、屋外イベントなどで、屋外に配設されたテント内の空気調和を行うために使用する場合、テント布201を利用側ユニット50と、熱源側ユニット10ではさむように、利用側ユニット50をテントの内側に、熱源側ユニット10をテントの外側に配設して使用される。そのため、引込防止柵3、3を、熱源側ユニット10、利用側ユニット50のそれぞれの吸込口24、24の間に備え、テント布201を防止柵3、3の間にはさみこむように配置することができる。したがって、テント布201が吸込口24に吸込まれるのを防止することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態においては、空気調和装置100のドレン水をドレンホース200を介して開放された空間に排出する構成としたが、これに限らず、架台5の上にドレン受け(ドレンタンク)を設けてドレン水を収集する構成としても良い。
また、本実施形態においては、空気調和装置100は、防水構造の分電盤(ブレーカ)を備え、電源配線9は、この分電盤を経由して、利用側ユニット50に接続される構成としたが、これに限らず、電源確保が比較的容易な工場等で使用する場合には、コンセント付きブレーカを電源側に設けて、ここに、コンセント差込口8を接続して使用する構成としても良い。
また、本実施形態においては、空気調和装置100に接続された、3相電源プラグを有する電源配線9を介して電源を供給する構成としたが、これに限らず、防水構造の箱の内部に二次電池とインバータを備えた蓄電池を架台5の上に、熱源側ユニット10、及び、利用側ユニット50と共に配設し、この蓄電池から電源を供給する構成としても良い。
また、本実施形態においては、吹出口23から吹き出される空気が利用者に送風される利用側ユニット50の吸込口側にのみ吸込フィルタ19を備える構成としたが、これに限らず、熱源側ユニット10の吸込口側にも設けて、熱交換器20のフィンに塵、ほこり、或いは、オイルが付着して、熱交換率が悪化するのを防ぐ構成としても良い。或いは、吸込空気が綺麗な環境で空気調和装置100が使用される場合には、吸込フィルタ19は備えない構成としても良い。
また、本実施形態においては、熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とは、同一のユニットフレーム11を用いた構成としたが、これに限らず、利用側ユニット50は、圧縮機31、アキュムレータ32、四方弁33を設置しない分だけ小型化することができるため、熱源側ユニット10と、利用側ユニット50とを、大きさの異なるユニットフレーム11から構成し、その大きさの違いから区別できるようにしても良い。或いは、利用側ユニット50に圧縮機31、アキュムレータ32、四方弁33を備え、熱源側ユニット10にレシーバタンクを備え、熱源側ユニット10を小型化した構成としても良い。
3 引込防止柵
5 架台
6 キャスタ
7 連結具
9 電源配線
10 熱源側ユニット
11 ユニットフレーム
20 熱交換器
22 送風機
23 吹出口
24 吸込口
31 圧縮機
32 アキュムレータ
33 四方弁
40 電装ボックス
50 利用側ユニット
51 電装ボックス
52 リモートコントローラボックス
100 空気調和装置
R1 吸込空間

Claims (6)

  1. 熱源側ユニット及び利用側ユニットを一つの架台上に配置し、これらユニットはそれぞれ吹出口が外向きに、吸込口が内向きになるように背中合わせに配置すると共に、両ユニットの間に吸込空間を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記熱源側ユニット及び前記利用側ユニットが共に防水仕様であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記架台がキャスタ付きであり、手押し可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4. 前記熱源側ユニット及び前記利用側ユニットのそれぞれの天部が連結具で連結され、この連結具が電源線の引掛具を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記熱源側ユニットと前記利用側ユニットの前記吸込空間には、前記架台に立設された一対の引込防止柵を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  6. 前記利用側ユニットの側面にリモートコントローラボックスが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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