JP3471057B2 - セントラル空調装置 - Google Patents

セントラル空調装置

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JP3471057B2 JP32408793A JP32408793A JP3471057B2 JP 3471057 B2 JP3471057 B2 JP 3471057B2 JP 32408793 A JP32408793 A JP 32408793A JP 32408793 A JP32408793 A JP 32408793A JP 3471057 B2 JP3471057 B2 JP 3471057B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、建物内に配設された各
ダクトおよび各室を連絡する通路部分を通して調和空気
を循環させて前記建物内の各室の空調を行うセントラル
空調装置に関し、建物内部に設置された空調用室内機に
より調和空気を循環させて空調を行う場合に利用でき
る。 【0002】 【背景技術】従来より、簡単な空調として建物の各室毎
にエアコン装置を設置して各室を個別に冷暖房すること
が行われているが、運転効率の向上や設置スペースの集
約化を図るために、複数の室内機で一個の室外機を共用
するセパレート型マルチエアコンも利用されている。こ
のセパレート型マルチエアコンでは、一個の室外機から
所定の温度条件に設定された熱媒を配管を通して各室内
機に送り、各室内機で各室を個別に冷暖房している。し
かし、このようなセパレート型マルチエアコンでは、各
室毎に室内機を設置するスペースが必要であるうえ、高
圧熱媒を通す配管が錯綜することになり、どうしても専
門職による工事が必要となる。また、このようなセパレ
ート型マルチエアコンでは、単に冷暖房や除湿を行うに
すぎず、室内の換気や加湿を含めた湿度調整等を行うこ
とはできなかった。 【0003】これに対し、近年、冷暖房を行う温度調整
機能、除湿や加湿を行う湿度調整機能、室内の空気と外
気との入れ換えを行う換気機能等の各種の空調機能を備
えた空調機により予め所定状態に調和された調和空気を
作り、この調和空気を建物内に配設された各ダクトを通
して循環させて各室に供給するセントラル空調が行われ
ている。つまり、このセントラル空調の場合には、前述
したセパレート型マルチエアコンが熱媒を建物内で循環
させるのに対し、調和空気を建物内で循環させている。
そして、このようなセントラル空調装置に用いられる空
調機は、通常、建物外部に設置される一体型空調機とな
っている。 【0004】また、このようなセントラル空調装置のダ
クトとしては、通常のパイプ状の配管ダクトを用いたも
のがある他、本願出願人により床や壁の一部を形成する
ように配設されたダクトパネルを用いたものも提案され
ている(特開平2−287034号、特開平3−554
58号、実開平3−25718号等各公報参照)。この
ようなセントラル空調装置によれば、冷暖房に加え、湿
度調整や換気を行うことができるうえ、さらに本願出願
人によるダクトパネルを用いれば施工を専門職に頼らず
に容易に行うことができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た建物外部に設置される一体型空調機を用いたセントラ
ル空調装置では、建物外部に各種の空調機能を備えた大
型の空調機が設置されるため、建物の外観を損なうとい
う問題があった。また、このようなセントラル空調装置
では、通常、各室に調和空気を供給する枝状に分岐した
ダクトが上階の床部分に設けられているので、空調機か
らこの上階の床部分のダクトに調和空気を送るための配
管を建物外部に露出させて設けるか、あるいは空調機を
縦長の配置としなければならなかった。そして、配管を
建物外部に露出させて設けた場合には、建物の外観を損
なうという問題があり、空調機を縦長の配置とした場合
には、高い位置での空調機の設置作業およびメンテナン
ス作業が必要となり、これらの作業が容易ではないとい
う問題があった。 【0006】これに対し、このようなセントラル空調装
置を、前述したセパレート型マルチエアコンのように室
内機と室外機とからなる空調機を用いた構成とすること
が考えられるが、セントラル空調を行うために大型化す
る室内機の設置場所を確保することが困難であるため、
室内機を用いたセントラル空調装置は、実用に供されて
いなかった。 【0007】本発明の目的は、空調用室内機の設置場所
を確実に確保できるとともに、設置およびメンテナンス
を容易に行うことができ、かつ建物の外観向上を図るこ
とができるセントラル空調装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、階段の下側に
位置する階段下空間に空調用室内機を設けて前記目的を
達成しようとするものである。具体的には、本発明は、
建物内に配設された各ダクトおよび各室を連絡する通路
部分とを通して調和空気を循環させて前記建物内の該各
室の空調を行うセントラル空調装置であって、階段下空
間に前記建物内の空気を吸入して調和空気として吐出す
る空調用室内機が設けられ、前記階段下空間と前記通路
部分とを連通する連通開口が階段の蹴込み部分に設けら
れ、前記階段下空間は前記各ダクトと連通され、前記空
調用室内機は、前記階段下空間の下側に位置する床下空
間を通して前記建物の外部に連通された吸気用ダクト
と、前記床下空間に連通された排気用ダクトとを備えて
構成される換気手段を有しており、前記換気手段を構成
する吸気用ダクトは、前記建物の外壁面の下側に位置す
る基礎を貫通して外部に連通され、当該基礎の貫通部分
には、換気用吸込口が形成されていることを特徴とす
る。 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】このような本発明においては、建物内に配設さ
れた各ダクトおよび各室を連絡する通路部分を通して調
和空気を循環させることにより、建物内の各室の空調を
行う。そして、同時に通路部分の空調も行われることに
なる。この際、前記調和空気を循環させる空調用室内機
を、階段の下側に位置する階段下空間に設けるので、空
調用室内機の設置場所が容易に確保されるとともに、余
りスペースであった階段下空間が有効に利用されるよう
になる。そして、空調用室内機の設置のために居住空間
が専有されてしまうという不都合が生じることもない。 【0012】また、空調用室内機を階段下空間に設ける
ので、通路等から扉等を通して空調用室内機の設置作業
およびメンテナンス作業を行うことが可能となり、従来
のように高い位置での設置作業およびメンテナンス作業
を行う必要はなくなり、これらの作業は容易なものとな
る。さらに、空調用室内機に接続される配管について
も、同様にその設置作業およびメンテナンス作業は容易
なものとなる。 【0013】そして、空調用室内機を階段下空間に設け
るので、この階段下空間の下側に位置する下階床下空間
を利用して各種の配管を容易に行うことが可能となる。
例えば、空調用室内機に下階床下空間を通して外気に連
通された換気手段を設けることにより、各室の換気を容
易に行うことが可能となる。 【0014】さらに、空調機の機能のうち、従来、建物
外部に設けられていた部分を空調用室内機として建物内
に取り込むことができ、かつ建物外部の配管もなくすこ
とができるので、建物外観が向上されるうえ、この空調
用室内機が階段下空間に設けられることから、建物内の
美観を損なうこともない。そして、階段下空間と通路部
分とを連通する連通開口が設けられ、かつ階段下空間は
各ダクトと連通されているので、階段下空間への調和空
気の戻し、または階段下空間からの調和空気の送りが容
易に実現され、これらにより前記目的が達成される。 【0015】また、上階床に配設された床ダクトパネ
ル、あるいは階段下空間に隣接する壁に配設された壁ダ
クトパネルを用いてセントラル空調装置のダクトを形成
すれば、施工を専門職に頼らずに容易に行うことが可能
となる。 【0016】さらに、階段下空間と通路部分とを連通す
る連通開口を、階段の蹴込み部分に形成すれば、この部
分には物が置かれることがないため、調和空気の循環経
路が確実に確保されるうえ、蹴込み部分は目立たない場
所であるため、建物内の美観を損なうこともない。 【0017】 【0018】 【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。 〔第一実施例〕図1には、本発明の第一実施例のセント
ラル空調装置50を備えた建物10の断面の一部が示さ
れている。 〔建物の概要〕建物10は、各階毎に複数の居室11お
よびこれらの各居室11を連通する廊下13が設けられ
たパネル組立式の二階建ての住宅であり、屋外に対して
高断熱化、高気密化されている。図1において、建物1
0の一階部分の図中右側には、居室11が設けられ、こ
の居室11には壁12を介して廊下13が隣接してい
る。一階の廊下13には、この一階の廊下13と図示さ
れない二階の廊下13とを連絡するための階段14が設
けられている。また、一階および二階の廊下13と、階
段14の上側の空間である階段室15とにより通路16
が構成されている。 【0019】階段14の下側には、階段下空間21が形
成され、この階段下空間21内には、冷暖房、除湿、加
湿、換気等の各種の空調機能を備えた空調用室内機51
が設置されている。また、階段下空間21の下側には、
一階の床22と建物10の基礎23とにより囲まれた床
下空間24が形成されている。 【0020】〔空調機〕空調用室内機51は、建物10
内に所定の状態に調整された調和空気を循環させるエア
ハンドリングユニット51Aと、このエアハンドリング
ユニット51Aを補助して空調用室内機51のパワーア
ップを図るパワーアップユニット51Bと、温水を熱媒
とした熱交換により調和空気を暖房用に調整する温水フ
ァンユニット51Cと、建物10内を循環する調和空気
の一部を入れ換えて換気を行うセントラル換気ユニット
51Dとを備えている。 【0021】建物10の外部には、図中左側の外壁面1
7の近傍に、空調用室外機52が設置されている。空調
用室外機52は、熱媒と外気との間で熱交換を行い、所
定の温度に調整した熱媒を図1中点線で示された熱媒流
通路53を通して空調用室内機51に送るように構成さ
れている。 【0022】空調用室内機51のエアハンドリングユニ
ット51Aは、空調用室外機52から送られてくる所定
の温度に調整された熱媒と空気との間で熱交換を行い、
所定の状態に温度調整された調和空気を建物10内に形
成された空気循環路30を通して各居室11に供給する
ように構成されている。また、このエアハンドリングユ
ニット51Aは、必要に応じて除湿や加湿を行い、調和
空気の湿度調整を行うようになっている。 【0023】また、建物10の外部には、図中右側の外
壁面18の近傍に、空調用室内機51のパワーアップを
図るためのパワーアップ用室外機54が設置されてい
る。パワーアップ用室外機54は、空調用室外機52と
同様な構成を有しており、熱媒と外気との間で熱交換を
行い、所定の温度に調整した熱媒を図1中点線で示され
た熱媒流通路55を通して空調用室内機51に送るよう
に構成されている。 【0024】空調用室内機51のパワーアップユニット
51Bは、エアハンドリングユニット51Aにより通常
の熱交換を行った空気を、さらにパワーアップ用室外機
54から送られてくる熱媒との間で熱交換させ、所定の
状態に温度調整するように構成されている。 【0025】また、建物10の外部には、パワーアップ
用室外機54の図中右側の位置に、空調用室内機51の
温水ファンユニット51C用のボイラ56が設けられ、
このボイラ56のさらに右側に、ボイラ56に接続され
たタンク57が設けられている。ボイラ56は、燃焼あ
るいは電気加熱等により温水を生成し、この高温の温水
を図1中点線で示された温水流通路58を通して空調用
室内機51に送るように構成されている。タンク57
は、この温水を保温しながら貯留するために設けられて
いる。 【0026】空調用室内機51の温水ファンユニット5
1Cは、ボイラ56から送られてくる高温の温水と空気
との間で熱交換を行い、各居室11に供給する調和空気
を暖房用に調整するように構成されている。 【0027】空調用室内機51のセントラル換気ユニッ
ト51Dとエアハンドリングユニット51Aとの間には
リレーボックス61が設けられ、セントラル換気ユニッ
ト51Dは、エアハンドリングユニット51Aと連動し
て運転可能な構成になっている。 【0028】セントラル換気ユニット51Dは、床22
を貫通して床下空間24に至るように配置されたアルミ
製等のフレキシブルダクト62,63を備えている。こ
のうち一方のフレキシブルダクト62は、建物10の外
壁面17の下側に位置する基礎23を貫通して外部に連
通され、この基礎23の貫通孔部分には、外気を吸い込
むガラリ付きの換気用吸込口64が形成されている。他
方のフレキシブルダクト63は、建物10の内部に位置
する基礎23を貫通して一階の居室11の下側の床下空
間25に連通され、この基礎23の貫通孔部分には、空
気を排出する換気用排出口65が形成されている。そし
て、これらのセントラル換気ユニット51Dとフレキシ
ブルダクト62,63とにより空調用室内機51の換気
手段60が構成されている。 【0029】換気手段60は、セントラル換気ユニット
51Dによりフレキシブルダクト62から新鮮な外気を
吸い込んで階段下空間21内に供給するとともに、セン
トラル換気ユニット51Dにより階段下空間21内の空
気の一部を吸い込んでフレキシブルダクト63を通して
これを排出することにより、建物10内に形成された空
気循環路30を流通する調和空気の換気を行うようにな
っている。この際の換気量(空気の吸込量および排出
量)は、自在に調整可能である。また、セントラル換気
ユニット51D内では、階段下空間21内に供給される
外気と階段下空間21内から排出される空気との間で熱
交換が行われるようになっている。 【0030】〔ダクト〕一階の壁12は、複数の壁パネ
ルを組み立てて形成されている。これらの壁パネルのう
ちの少なくとも階段下空間21に面した一部には、内部
に空気を流通させるパネルダクト31Aが形成された壁
ダクトパネル31が用いられている。また、二階の床1
9は、複数の床パネルを組み立てて形成されている。こ
れらの床パネルのうちの一部には、内部に空気を流通さ
せるパネルダクト32Aが形成された床ダクトパネル3
2が用いられている。この床ダクトパネル32内のパネ
ルダクト32Aは、ガラリ付きの吹出口39により二階
の居室11と連通されている。床ダクトパネル32内で
あって吹出口39の近傍には、吹出口39からの調和空
気の吹出量を調整する吹出量調整手段43が設けられて
おり、この吹出量調整手段43は、後述するルームコン
トローラ71で操作可能となっている。そして、壁ダク
トパネル31内のパネルダクト31Aと床ダクトパネル
32内のパネルダクト32Aとの間には、これらを連通
させる所定容積のチャンバーボックス33が配置されて
いる。 【0031】一階の居室11の天井26と床ダクトパネ
ル32等により形成された二階の床19との間の天井裏
空間27の内周面には、発泡接着剤やバリや石膏ボード
等の気密化用部材74が設けられ、これにより天井裏空
間27は気密化されて天井裏空間27の全体に渡って天
井裏ダクト75が形成されている。天井裏ダクト75と
床ダクトパネル32内のパネルダクト32Aとは連通開
口76により連通されている。また、天井裏ダクト75
は、ガラリ付きの吹出口36により一階の居室11と連
通されている。天井裏ダクト75内であって吹出口36
の近傍には、吹出口36からの調和空気の吹出量を調整
する吹出量調整手段44が設けられており、この吹出量
調整手段44は、後述するルームコントローラ71で操
作可能となっている。さらに、吹出量調整手段44の近
傍には、ファイアダンパ45が設けられており、このフ
ァイアダンパ45は、火災時に空気の流通を遮断して有
害な煙の循環等を防止するためのものである。そして、
吹出口36は、一階の各居室11毎に複数個設置されて
おり、各居室11内の家具の配置等に応じてこれらの複
数個の吹出口36の開閉選択を行い、使用する吹出口3
6と使用しない吹出口36とを設定することができるよ
うになっている。 【0032】壁ダクトパネル31内のパネルダクト31
Aと、空調用室内機51のエアハンドリングユニット5
1Aとは、ジョイントダクト37により連通されてい
る。また、一階および二階の各居室11と、通路16と
は図示されないガラリ付きのドア等により連通されてい
る。 【0033】〔階段ユニット〕図2には、階段14の近
傍の拡大断面が示されている。階段14は、階段ユニッ
ト20により形成されており、図2は、この階段ユニッ
ト20を建物10に設置した後の状態である。図1およ
び図2において、階段ユニット20は、予め工場で階段
14の踏面14Aと蹴込み14Bとを所定の形状に配置
形成し、図示されない支持部材でこれらを支持した構成
となっている。一部の蹴込み14Bには、階段下空間2
1と通路16(階段室15)とを連通するガラリ付きの
連通開口38A,38B,38Cが設けられており、こ
こから建物10の内部を循環してきた調和空気が階段下
空間21内に戻されるようになっている。 【0034】階段下空間21の内部には、各連通開口3
8A,38B,38Cと空調用室内機51のエアハンド
リングユニット51Aとの間の位置に、電気集塵を行う
フィルタ40が設けられている。このフィルタ40は、
図2中二点鎖線に示すように着脱自在に構成されてお
り、一番上段の連通開口38Aのガラリを外してこの連
通開口38Aから階段室15側に取り出し、交換可能と
なっている。 【0035】階段下空間21の内周面には、その全面
(連通開口38A,38B,38Cの部分を除く)に渡
って消音材41A,41B,41Cが貼り付けられてい
る。つまり、階段ユニット20の踏面14Aおよび蹴込
み14Bの裏面には消音材41Aが貼り付けられ、階段
下空間21に隣接する壁12の表面には消音材41Bが
貼り付けられ、階段下空間21の下側の床22の表面に
は消音材41Cが貼り付けられている。そして、空調用
室内機51の振動等による騒音は、これらの消音材41
A,41B,41Cにより遮断または吸収されて階段下
空間21の外部には漏れず、階段下空間21は、あたか
も消音ボックスのようになっている。各消音材41A,
41B,41Cは、それぞれ工場で予め貼り付けられた
ものであっても、現場で貼り付けられるものであっても
よい。しかし、特に階段ユニット20に貼り付けられる
消音材41Aは、現場での施工を容易にするために工場
で貼り付けておくことが好ましい。 【0036】〔セントラル空調装置〕ジョイントダクト
37、壁ダクトパネル31内のパネルダクト31A、チ
ャンバーボックス33、床ダクトパネル32内のパネル
ダクト32A、吹出口39、連通開口76、天井裏ダク
ト75、吹出口36、および各居室11により、調和空
気が建物10の内部を循環する経路である空気循環路3
0の送り側が構成されている。そして、図示されない各
居室11のドアガラリ、通路13、連通開口38A,3
8B,38C、および階段下空間21により、空気循環
路30の戻り側が構成されている。また、この空気循環
路30と、空調用室内機51、空調用室外機52、熱媒
流通路53、パワーアップ用室外機54、熱媒流通路5
5、ボイラ56、タンク57、温水流通路58、換気手
段60等の各装置とにより、調和空気を循環させて建物
10内の空調を行うセントラル空調装置50が構成され
ている。 【0037】建物10内の一か所(居室11あるいは通
路16)には、セントラル空調装置50の起動停止、温
度設定等の主要操作を行うセンターコントローラ70が
設けられている。また、各居室11内には、各居室11
へ吹き出される調和空気の流量調整等を各居室11毎に
それぞれ個別に行うことができるルームコントローラ7
1およびこれを遠隔操作可能なワイヤレスリモコン72
が備え付けられている。 【0038】〔セントラル空調の手順〕このような第一
実施例においては、以下のようにして建物10の内部の
空調を行う。先ず、空調用室内機51および空調用室外
機52により所定の温度状態あるいは湿度状態に調整し
た調和空気を、空調用室内機51からジョイントダクト
37を通して壁ダクトパネル31内のパネルダクト31
Aに送る。この際、必要に応じてパワーアップ用室外機
54あるいはボイラ56を用いて調和空気の調整を行
う。 【0039】次に、調和空気を壁ダクトパネル31内の
パネルダクト31Aからチャンバーボックス33を介し
て床ダクトパネル32内のパネルダクト32Aに送り、
この調和空気の一部を吹出口39から吹き出して二階の
各居室11内に供給する。一方、調和空気の残りの一部
を、床ダクトパネル32内のパネルダクト32Aから連
通開口76を通して天井裏ダクト75に送り、吹出口3
6から吹き出して一階の各居室11内に供給する。 【0040】その後、一階および二階の各居室11内の
調和空気を、図示されない各居室11のドアガラリ等を
通して通路16内に送り、階段14の蹴込み14Bに設
けられた各連通開口38A,38B,38Cから階段下
空間21内に戻す。そして、フィルタ40を通して調和
空気の電気集塵を行った後、再びこの調和空気を空調用
室内機51および空調用室外機52により所定の温度状
態あるいは湿度状態に再調整する。このような調和空気
の空気循環路30内での循環を繰り返すことによって、
常時、冷暖房、除湿、加湿等の各種の空調が行われる。 【0041】また、以上に述べた調和空気の空気循環路
30内での循環に加え、必要に応じて換気手段60で階
段下空間21内の調和空気の一部を入れ換えることによ
り、換気を行ってもよい。 【0042】〔第一実施例の効果〕このような第一実施
例によれば、次のような効果がある。すなわち、調和空
気を循環させる空調用室内機51を、階段14の下側に
位置する階段下空間21に設けるので、空調用室内機5
1の設置スペースを確実に確保できるとともに、余りス
ペースであった階段下空間21を有効に利用することが
できる。 【0043】また、空調用室内機51を階段下空間21
に設けるので、通路16から扉等を通して空調用室内機
51の設置作業およびメンテナンス作業を容易に行うこ
とができる。さらに、空調用室内機51に接続されるジ
ョイントダクト37等の各種の配管の設置作業およびメ
ンテナンス作業も、同様に容易に行うことができる。 【0044】そして、空調用室内機51を階段下空間2
1に設けるので、階段下空間21の下側に位置する床下
空間24を利用して容易に各種の配管を行うことができ
る。例えば、本第一実施例のように床下空間24にフレ
キシブルダクト62,63を通して換気手段60を構成
することができる。また、熱媒流通路53,55、温水
流通路58を床下空間24に通すようにしてもよい。 【0045】さらに、空調機を空調用室内機51と空調
用室外機52とに分割して空調機の機能の一部を建物1
0の内部に取り込んだので、従来のように大型の空調機
が建物の外部に設けられることはなくなり、建物10の
外観向上を図ることができるうえ、空調用室内機51が
階段下空間21に設けられることから、建物10の内部
の美観を損なうこともない。そして、床ダクトパネル3
2内のパネルダクト32Aに調和空気を送る経路を壁ダ
クトパネル31内のパネルダクト31Aにより確保した
ので、従来のように床ダクトパネル32内のパネルダク
ト32Aに調和空気を送るための配管が建物10の外部
に露出するようなことはなく、これによっても建物10
の外観向上を図ることができる。 【0046】また、階段下空間21と通路16とは連通
開口38A,38B,38Cにより連通されているの
で、階段下空間21への調和空気の戻り経路を確実に確
保することができる。そして、これらの連通開口38
A,38B,38Cは、階段14の蹴込み14Bに形成
されているので、この部分には物が置かれることがない
ため、調和空気の戻り経路をより確実に確保することが
できるうえ、蹴込み14Bは目立たない場所であるた
め、建物10の内部の美観を損うことなく連通開口38
A,38B,38Cを形成できる。 【0047】さらに、階段下空間21に設置された空調
用室内機51と壁ダクトパネル31内のパネルダクト3
1Aとはジョイントダクト37により連通されているの
で、階段下空間21からの調和空気の送り経路を確実に
確保することができる。 【0048】また、調和空気を各室11まで送る送り経
路となるダクトを、床ダクトパネル32、壁ダクトパネ
ル31を用いて形成しているので、複雑な配管作業を行
う必要はなく、施工を専門職に頼らずに容易に行うこと
ができる。 【0049】そして、空調用室内機51は換気手段60
を有しているので、セントラル空調装置50は、冷暖
房、除湿、加湿に加え、建物10の内部の空気と外気と
を入れ換えて換気を行うことができる。 【0050】また、階段14は予め工場で踏面14Aと
蹴込み14Bとを組み立てた階段ユニット20により形
成され、この階段ユニット20には予め階段下空間21
と通路16とを連通する連通開口38A,38B,38
Cが設けられているので、現場での施工を容易に行うこ
とができる。 【0051】また、調和空気が空気循環路30を循環し
て戻ってくる調和空気の回収位置である階段下空間21
内には、集塵用のフィルタ40が設けられているので、
各室11の集塵を、このフィルタ40により一括して行
うことができる。このため、各室11の集塵を行うにあ
たって、従来のように各室11毎に集塵器を設ける必要
はなくなるので、室内の美観を損うことなく集塵を行う
ことができる。 【0052】さらに、従来のように各室11毎に集塵器
が設けられるのではなく、建物10内の一か所、つまり
階段下空間21内のみにフィルタ40が設けられるの
で、従来に比べて設置作業およびフィルタ交換等のメン
テナンス作業を容易に行うことができる。そして、場所
的にも、フィルタ40は階段下空間21内に設けられる
ので、通路16から扉等を通して容易に設置作業を行う
ことができるうえ、フィルタ交換等のメンテナンス作業
も、通路16から階段14の蹴込み14Bに形成された
連通開口38Aを通して、あるいは扉等を通して容易に
行うことができる。 【0053】また、フィルタ40を階段下空間21内に
設けるので、従来のような各室11に設けられる集塵器
の場合に比べ、フィルタ40を大型化することができ、
フィルタ40の高性能化を図って集塵性能を向上させる
ことができる。さらに、フィルタ40は電気集塵を行う
ので、集塵をより効率よく、確実に行うことができる。 【0054】また、階段下空間21の内周面に消音材4
1A,41B,41Cが設けられているので、空調用室
内機51の振動等による騒音を、これらの消音材41
A,41B,41Cにより遮断または吸収して消音する
ことができる。このため、空調用室内機51の設置場所
である階段下空間21の近傍の居室11や階段室15等
の居住性を良好にすることができる。 【0055】また、空調用室内機51の騒音の消音を行
うにあたって、消音ボックスを用いる必要がないので、
空調用室内機51の設置のために必要なスペースの縮小
化を図ることができるうえ、設備コストを低減できる。
さらに、階段下空間21の内周面に消音材41A,41
B,41Cを設けるだけの簡易な消音構造なので、施工
を容易に行うことができる。 【0056】また、天井裏空間27に天井裏ダクト75
が形成されているので、調和空気を床ダクトパネル32
内のパネルダクト32Aから天井裏ダクト75を通して
一階の各居室11に供給することができる。このため、
従来のように床ダクトパネル32内のパネルダクト32
Aと一階の各居室11とを連通するダクト配管を天井裏
空間27に設ける必要はなくなり、狭い場所において煩
雑な配管作業を行わなければならないという不都合を解
消することができる。そして、このような天井裏空間2
7内の配管を設ける必要がないため、天井裏空間27を
狭くしてその下側の各居室11の空間を広くすることが
でき、空間の有効利用を図ることができる。 【0057】また、天井裏空間27全体を天井裏ダクト
75として使用することにより、この天井裏ダクト75
内には調和空気が循環するようになるので、床ダクトパ
ネル32内のパネルダクト32A、天井裏ダクト75、
さらにはその下側の各居室11を略等温化することがで
きる。このため、床ダクトパネル32内のパネルダクト
32Aの断熱材、あるいは天井裏空間27と一階の各居
室11との間の天井26の部分の断熱材を不要にするこ
とができるうえ、これらの場所における結露を防止する
こともできる。 【0058】〔第二実施例〕図3には、本発明の第二実
施例のセントラル空調装置81を備えた建物80の断面
の一部が示されている。本第二実施例のセントラル空調
装置81および建物80の構成は、前記第一実施例のセ
ントラル空調装置50および建物10の構成と略同様で
あり、天井裏空間27の近傍の構成および空気循環路の
一部分が異なるのみであるので、同一部分には同一符号
を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみ
を説明する。 【0059】図3において、一階の居室11の天井26
と床ダクトパネル32等により形成された二階の床19
との間の天井裏空間27には、天井ボックス82が設け
られている。この天井ボックス82と床ダクトパネル3
2内のパネルダクト32Aとはフレキシブルダクト83
により連通されている。また、天井ボックス82は、ガ
ラリ付きの吹出口36により一階の居室11と連通され
ている。天井ボックス82内であって吹出口36の近傍
には、前記第一実施例と同様な吹出量調整手段44が設
けられている。さらに、天井ボックス82とフレキシブ
ルダクト83との接続部分には、前記第一実施例と同様
なファイアダンパ45が設けられている。 【0060】〔セントラル空調装置〕従って、ジョイン
トダクト37、壁ダクトパネル31内のパネルダクト3
1A、チャンバーボックス33、床ダクトパネル32内
のパネルダクト32A、吹出口39、フレキシブルダク
ト83、天井ボックス82、吹出口36、および各居室
11により、調和空気が建物80の内部を循環する経路
である空気循環路84の送り側が構成されている。そし
て、空気循環路84の戻り側の構成は、前記第一実施例
の空気循環路30の戻り側の構成と同様である。また、
この空気循環路84と、空調用室内機51、空調用室外
機52等の各装置とにより、調和空気を循環させて建物
80内の空調を行うセントラル空調装置81が構成され
ている。 【0061】〔セントラル空調の手順〕このような第二
実施例においては、以下のようにして建物80の内部の
空調が行われる。二階の各居室11内への調和空気の供
給は、前記第一実施例と同様な手順で行われる。一方、
一階の各居室11内への調和空気の供給は、調和空気を
床ダクトパネル32内のパネルダクト32Aからフレキ
シブルダクト83を通して天井ボックス82に送り、吹
出口36から吹き出すことにより行われる。また、一階
および二階の各居室11内の調和空気は、前記第一実施
例と同様な手順で階段下空間21内に戻される。 【0062】〔第二実施例の効果〕このような第二実施
例によれば、空調用室内機51の設置スペースの確保、
建物80の外観向上、空調用室内機51やフィルタ40
等の設置およびメンテナンスの容易化など、前記第一実
施例と略同様な効果を得ることができる。 【0063】〔変形例〕なお、本発明は前記各実施例に
限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他
の構成も含み、例えば以下に示すような変形等も本発明
に含まれるものである。すなわち、前記各実施例では、
セントラル空調装置50,81の空調機は、空調用室内
機51と空調用室外機52とを備えた構成となっている
が、空調用室内機51および空調用室外機52の機能を
両方備えた空調機を階段下空間21内に設置してもよ
い。 【0064】また、前記各実施例では、空調用室内機5
1は加湿、除湿機能有する構成となっていたが、これ
らの加湿、除湿機能は必要に応じて適宜省略してもよ
い。そして、前記各実施例では、パワーアップ用室外機
54、ボイラ56が設けられ、これに対応して空調用室
内機51はパワーアップユニット51B、温水ファンユ
ニット51Cを備えた構成となっていたが、これらの機
能は必ずしも必要なものではなく、空調用室内機51は
基本的な空調を行って調和空気を循環させるエアハンド
リングユニット51Aを備えていればよい。 【0065】また、前記各実施例では、連通開口38
A,38B,38Cは、階段14の蹴込み14Bに形成
されていたが、この位置に限定されるものではなく、例
えば、一階の廊下13に面する階段14の側面部分に形
成されていてもよい。しかし、階段14の蹴込み14B
に形成しておくことが好ましく、そうすることで確実に
調和空気の循環経路を確保することができる。 【0066】さらに、階段14は階段ユニット20によ
り形成されていたが、現場で組み立てて形成してもよ
い。しかし、階段ユニット20としておくことが好まし
く、そうすることで、現場での施工を容易に行うことが
できる。そして、階段ユニット20は、前記各実施例の
ような階段14の踏面14Aおよび蹴込み14Bの部分
のみのユニットではなく、階段室15の部分を含むよう
なフレームを有する箱型ユニットであってもよい。 【0067】また、前記各実施例では、調和空気を循環
させるダクトは、床ダクトパネル32や壁ダクトパネル
31を用いて形成されていたが、このようなダクトパネ
ルにより形成されるパネルダクトではなく、通常のパイ
プ状の配管ダクトであってもよい。 そして、建物10
はパネル組立式の建物である必要はなく、箱型ユニット
式建物や在来の建築方法による建物であってもよい。さ
らに、建物10は二階建ての建物である必要はなく、三
階建て以上の建物、あるいは地下階を有する建物であっ
てもよい。そして、建物10は住宅である必要はなく、
事務所、雑居ビル等、任意の用途の建物であってよい。 【0068】 【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、階
段の下側に位置する階段下空間に空調用室内機を設ける
ので、空調用室内機の設置場所を確実に確保できるとと
もに、空調用室内機の設置およびメンテナンスを容易に
行うことができるうえ、建物の外観向上を図ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第一実施例を示す断面図。 【図2】第一実施例の要部を示す拡大断面図。 【図3】本発明の第二実施例を示す断面図。 【符号の説明】 10,80 建物 11 居室 12 壁 14 階段 14B 蹴込み 16 通路 19 上階床である二階の床 20 階段ユニット 21 階段下空間 24 下階床下空間である一階の床下空間 30,84 空気循環路 31 壁ダクトパネル 31A パネルダクト 32 床ダクトパネル 32A パネルダクト 38A,38B,38C 連通開口 50,81 セントラル空調装置 51 空調用室内機 60 換気手段

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物内に配設された各ダクトおよび各室
    を連絡する通路部分とを通して調和空気を循環させて前
    記建物内の該各室の空調を行うセントラル空調装置であ
    って、階段下空間に前記建物内の空気を吸入して調和空
    気として吐出する空調用室内機が設けられ、前記階段下
    空間と前記通路部分とを連通する連通開口が階段の蹴込
    み部分に設けられ、前記階段下空間は前記各ダクトと連
    通され、前記空調用室内機は、前記階段下空間の下側に
    位置する床下空間を通して前記建物の外部に連通された
    吸気用ダクトと、前記床下空間に連通された排気用ダク
    トとを備えて構成される換気手段を有しており、前記換
    気手段を構成する吸気用ダクトは、前記建物の外壁面の
    下側に位置する基礎を貫通して外部に連通され、当該基
    礎の貫通部分には、換気用吸込口が形成されていること
    を特徴とするセントラル空調装置。
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