JPH0625767Y2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
- Publication number
- JPH0625767Y2 JPH0625767Y2 JP1989025006U JP2500689U JPH0625767Y2 JP H0625767 Y2 JPH0625767 Y2 JP H0625767Y2 JP 1989025006 U JP1989025006 U JP 1989025006U JP 2500689 U JP2500689 U JP 2500689U JP H0625767 Y2 JPH0625767 Y2 JP H0625767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- panel
- opening
- suction panel
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は天井空間に機体が埋め込まれる空気調和機に関
する。
する。
(ロ)従来の技術 天井空間に機体が埋め込まれる空気調和機としては実開
昭５８−６０１２０号公報がある。
昭５８−６０１２０号公報がある。
この公報に示されている空気調和機は、その機体の下面
に空気吸込用開口を設け、この空気吸込用開口にはその
中央に一方向へ回動する吸込パネルが取り付けられてい
る。
に空気吸込用開口を設け、この空気吸込用開口にはその
中央に一方向へ回動する吸込パネルが取り付けられてい
る。
そして機体に収納された機器のサービス点検やエアフィ
ルタの清掃を行なう場合は、吸込パネルをその一端を支
点にして他端を回動させて、この吸込パネルを機体から
宙吊り状態とし、サービス点検等の終了時に外装パネル
を機体に速やかに取り付けできるようにしていた。
ルタの清掃を行なう場合は、吸込パネルをその一端を支
点にして他端を回動させて、この吸込パネルを機体から
宙吊り状態とし、サービス点検等の終了時に外装パネル
を機体に速やかに取り付けできるようにしていた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このような空気調和機が例えば室内の中央の天井面に据
付けられた場合は、吸込パネルを機体から宙吊り状態と
しても、この宙吊り状態の吸込パネルの反対側にサービ
ス点検用のサービススペースが確保できるため、サービ
ス点検時に支障をきたすおそれは少ない。又、室内の天
井面の中央にシャンデリア等の証明器具が取付けられて
いる場合には、空気調和機は室内の壁面に近接した天井
面に据付けられることが多い。この場合、一方向にしか
吸込パネルが回動しないため、上述のサービススペース
を考慮して、吸込パネルが室内の壁面に沿うよう空気調
和機を天井面に据付けなければならず、据付上の制約が
あった。又、吸込パネルが室内の中央側に宙吊り状態と
なるよう空気調和機が室内の壁面に近接した天井面に据
付けられた場合には、この室内の壁面によって上述のサ
ービススペースが十分とれないことがあった。
付けられた場合は、吸込パネルを機体から宙吊り状態と
しても、この宙吊り状態の吸込パネルの反対側にサービ
ス点検用のサービススペースが確保できるため、サービ
ス点検時に支障をきたすおそれは少ない。又、室内の天
井面の中央にシャンデリア等の証明器具が取付けられて
いる場合には、空気調和機は室内の壁面に近接した天井
面に据付けられることが多い。この場合、一方向にしか
吸込パネルが回動しないため、上述のサービススペース
を考慮して、吸込パネルが室内の壁面に沿うよう空気調
和機を天井面に据付けなければならず、据付上の制約が
あった。又、吸込パネルが室内の中央側に宙吊り状態と
なるよう空気調和機が室内の壁面に近接した天井面に据
付けられた場合には、この室内の壁面によって上述のサ
ービススペースが十分とれないことがあった。
本考案は上述の課題を解決することを目的としたもので
ある。
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 天井埋込型の空気調和機の下部の空気吸込用開口の側壁
と、この開口の中央に取り付けられる吸込パネルにはこ
の一方に回動軸を、他方にこの回動軸が回動自在に且つ
着脱可能に取り付けられる軸受部を夫々左右対称に設け
るようにしたものである。
と、この開口の中央に取り付けられる吸込パネルにはこ
の一方に回動軸を、他方にこの回動軸が回動自在に且つ
着脱可能に取り付けられる軸受部を夫々左右対称に設け
るようにしたものである。
(ホ)作用 天井に埋め込まれた空気調和機の左（右）下方に室内壁
面等の障害物があるときは、この左（右）下方に吸込パ
ネルを開放させ、この空気調和機の右（左）下方をサー
ビススペースとすることができる。
面等の障害物があるときは、この左（右）下方に吸込パ
ネルを開放させ、この空気調和機の右（左）下方をサー
ビススペースとすることができる。
(ヘ)実施例 第１図において、１は天井空間に埋め込まれた空気調和
機の機体、２０はこの機体１の下面に取り付けられた化
粧パネルで機体内の通風路２１と連通する空気吸込用開
口２と空気吹出口３が設けられている。４はこの開口に
配置されたエアフィルタ、５はこの開口内の中央に着脱
自在に取り付けられる吸込パネルで、エアフィルタ４の
一部をおおっている。７は遠心型送風機、８は熱交換器
である。従ってこの送風機７の回転によって吸込パネル
５の両側端縁２２が空気吸込用ガイドとなって吸込口６
から吸込まれた室内空気は実線矢印のように流れる。
機の機体、２０はこの機体１の下面に取り付けられた化
粧パネルで機体内の通風路２１と連通する空気吸込用開
口２と空気吹出口３が設けられている。４はこの開口に
配置されたエアフィルタ、５はこの開口内の中央に着脱
自在に取り付けられる吸込パネルで、エアフィルタ４の
一部をおおっている。７は遠心型送風機、８は熱交換器
である。従ってこの送風機７の回転によって吸込パネル
５の両側端縁２２が空気吸込用ガイドとなって吸込口６
から吸込まれた室内空気は実線矢印のように流れる。
ここで上述の吸込パネル５は機体１の底部に対して第２
図に示すよう取り付けられている。９ａ，９ｂは空気吸
込用開口２の左右両側に設けられた軸受部でその下部に
は外側に開口１０ａ，１０ｂを有するＪの字型の取付片
１１ａ，１１ｂが形成されている。１２ａ，１２ｂは吸
込パネル５の上片１３に形成した回動軸で、夫々の取付
片１１ａ，１１ｂに載置されるものである。ここで回動
軸１２ａ，１２ｂ並びに軸受部９ａ，９ｂは、夫々左右
対称に設けられている。
図に示すよう取り付けられている。９ａ，９ｂは空気吸
込用開口２の左右両側に設けられた軸受部でその下部に
は外側に開口１０ａ，１０ｂを有するＪの字型の取付片
１１ａ，１１ｂが形成されている。１２ａ，１２ｂは吸
込パネル５の上片１３に形成した回動軸で、夫々の取付
片１１ａ，１１ｂに載置されるものである。ここで回動
軸１２ａ，１２ｂ並びに軸受部９ａ，９ｂは、夫々左右
対称に設けられている。
そして、この吸込パネル５を第２図において右回りに回
動させる時は第３図ないし第５図で示す操作を、第２図
において左回りに回動させる時に第６図ないし第８図に
示す操作を行なう。まず上述の右回りに回動させる時は
第３図ないし第５図に示すよう吸込パネル５の左部１４
を押し上げて左方向へ移動させ左回動軸１２ａを左取付
片１１ａの開口１０ａから外す。このように左回動軸１
２ａを開口１０ａから外すと、右回動軸１２ｂが右取付
片１１ｂの隅部に位置し、この隅部を支点にして吸込パ
ネル５が右回りに回動する。このように吸込パネル５を
回動させれば第１図に示すよう機体１の右側に壁面１５
があってもこの機体の左側にサービススペース１６を確
保することができる。
動させる時は第３図ないし第５図で示す操作を、第２図
において左回りに回動させる時に第６図ないし第８図に
示す操作を行なう。まず上述の右回りに回動させる時は
第３図ないし第５図に示すよう吸込パネル５の左部１４
を押し上げて左方向へ移動させ左回動軸１２ａを左取付
片１１ａの開口１０ａから外す。このように左回動軸１
２ａを開口１０ａから外すと、右回動軸１２ｂが右取付
片１１ｂの隅部に位置し、この隅部を支点にして吸込パ
ネル５が右回りに回動する。このように吸込パネル５を
回動させれば第１図に示すよう機体１の右側に壁面１５
があってもこの機体の左側にサービススペース１６を確
保することができる。
一方、吸込パネル５を左回りに回動させる時は、第６図
ないし第８図に示すよう吸込パネル５の右部１７を押し
上げて右方向へ移動させ右回動軸１２ｂを右取付片１１
ｂの開口１０ｂから外す。このように右回動軸１２ｂを
開口１０ｂから外すと、左回動軸１２ａが左取付片１１
ａの隅部に位置し、この隅部を支点にして吸込パネル５
が左回りに回動する。このように吸込パネル５を回動さ
せれば第１図に示すよう機体１の左側に壁面１８があっ
てもこの機体１の右側にサービススペース１９を確保す
ることができる。このように夫々の回動軸１２ａ，１２
ｂをいずれの軸受部９ａ，９ｂにおいても回動自在且つ
着脱自在に取り付け、吸込パネル５を機体１に対し、左
回り右回りいずれの方向にも回動するようにしたので、
この機体１の据付状態に応じてサービススペース１６，
１９を機体１の右下方又は左下方に選択することがで
き、このサービススペースを利用して機内の送風機７の
点検並びにエアフィルタ４の取り出しが行なえる。
ないし第８図に示すよう吸込パネル５の右部１７を押し
上げて右方向へ移動させ右回動軸１２ｂを右取付片１１
ｂの開口１０ｂから外す。このように右回動軸１２ｂを
開口１０ｂから外すと、左回動軸１２ａが左取付片１１
ａの隅部に位置し、この隅部を支点にして吸込パネル５
が左回りに回動する。このように吸込パネル５を回動さ
せれば第１図に示すよう機体１の左側に壁面１８があっ
てもこの機体１の右側にサービススペース１９を確保す
ることができる。このように夫々の回動軸１２ａ，１２
ｂをいずれの軸受部９ａ，９ｂにおいても回動自在且つ
着脱自在に取り付け、吸込パネル５を機体１に対し、左
回り右回りいずれの方向にも回動するようにしたので、
この機体１の据付状態に応じてサービススペース１６，
１９を機体１の右下方又は左下方に選択することがで
き、このサービススペースを利用して機内の送風機７の
点検並びにエアフィルタ４の取り出しが行なえる。
(ト)考案の効果 以上述べたように本考案は天井埋込型空気調和機の機体
の底部に取り付けられた吸込パネルを、左回り右回りい
ずれの方向にも回動するようにしたので、この空気調和
機の設置状態に応じてサービススペースを選択すること
ができ、これによって空気調和機の保守点検を行ないや
すくすることができる。
の底部に取り付けられた吸込パネルを、左回り右回りい
ずれの方向にも回動するようにしたので、この空気調和
機の設置状態に応じてサービススペースを選択すること
ができ、これによって空気調和機の保守点検を行ないや
すくすることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は天井埋込
型空気調和機の縦断面図、第２図は同機の要部断面図、
第３図ないし第５図は外装パネルを右回りに動かす時の
操作手順を示す説明図、第６図ないし第８図は外装パネ
ルを左回りに動かす時の操作手順を示す説明図である。
１……機体、２……空気吸込用開口、３……空気吹出
口、５……吸込パネル、７……送風機、８……熱交換
器、９ａ，９ｂ……軸受部、１２ａ，１２ｂ……回動
軸、２０……通風路、２１……化粧パネル。
型空気調和機の縦断面図、第２図は同機の要部断面図、
第３図ないし第５図は外装パネルを右回りに動かす時の
操作手順を示す説明図、第６図ないし第８図は外装パネ
ルを左回りに動かす時の操作手順を示す説明図である。
１……機体、２……空気吸込用開口、３……空気吹出
口、５……吸込パネル、７……送風機、８……熱交換
器、９ａ，９ｂ……軸受部、１２ａ，１２ｂ……回動
軸、２０……通風路、２１……化粧パネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 縄田 幸人 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 生田目 達夫 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 牧野 正純 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換器、送風機を内蔵し、天井空間内に
据付けられる機体と、この機体の下面に取り付けられ機
体内の通風路と連通される空気吸込用開口と空気吹出口
を有する化粧パネルと、前記開口内中央に着脱自在に取
り付けられ両側端縁を空気吸込用ガイドとする吸込パネ
ルとからなり、前記開口の側壁と吸込パネルにはこの一
方に回動軸を、他方にこの回動軸が回動自在に且つ着脱
可能に取り付けられる軸受部を夫々左右対称に設けたこ
とを特徴とする天井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989025006U JPH0625767Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989025006U JPH0625767Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116622U JPH02116622U (ja) | 1990-09-18 |
| JPH0625767Y2 true JPH0625767Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31245349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989025006U Expired - Lifetime JPH0625767Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625767Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3256395B2 (ja) * | 1994-11-29 | 2002-02-12 | 株式会社くろがね工作所 | 天井埋込形空気調和機 |
| JP2007303770A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| WO2016051675A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP1989025006U patent/JPH0625767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02116622U (ja) | 1990-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |