JPH11201494A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
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- JPH11201494A JPH11201494A JP10008325A JP832598A JPH11201494A JP H11201494 A JPH11201494 A JP H11201494A JP 10008325 A JP10008325 A JP 10008325A JP 832598 A JP832598 A JP 832598A JP H11201494 A JPH11201494 A JP H11201494A
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- ceiling
- air conditioner
- drive
- box
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 化粧パネルの周囲における吹出空気流量およ
びその風速分布の均一化をはかるとともに、本体の軽量
化をはかることができるようにした天井埋込型空気調和
機を提供する。 【解決手段】 天井板上方の空間部内に吊下げられ、上
部を天板で閉塞した円筒状の箱体25と、同箱体の下部開
口端を閉塞し、中央部の円形吸込口19およびその周縁に
沿うドーナツ状の吹出口を備えた化粧パネル14と、前記
円形吸込口の内側に設けられたフィルタ20と、前記箱体
内の上部中央に配置された円形熱交換器と、同円形熱交
換器の中央部に軸方向を垂直にして前記箱体側に支持さ
れたファンモータ11と、同ファンモータにより駆動され
る遠心ファン12と、前記吹出口に回動自在に設けられた
風向変更板16と、同風向変更板を駆動する駆動モータ
８、伝達部18、17および連係部21からなる駆動装置とか
らなる構成にした。
びその風速分布の均一化をはかるとともに、本体の軽量
化をはかることができるようにした天井埋込型空気調和
機を提供する。 【解決手段】 天井板上方の空間部内に吊下げられ、上
部を天板で閉塞した円筒状の箱体25と、同箱体の下部開
口端を閉塞し、中央部の円形吸込口19およびその周縁に
沿うドーナツ状の吹出口を備えた化粧パネル14と、前記
円形吸込口の内側に設けられたフィルタ20と、前記箱体
内の上部中央に配置された円形熱交換器と、同円形熱交
換器の中央部に軸方向を垂直にして前記箱体側に支持さ
れたファンモータ11と、同ファンモータにより駆動され
る遠心ファン12と、前記吹出口に回動自在に設けられた
風向変更板16と、同風向変更板を駆動する駆動モータ
８、伝達部18、17および連係部21からなる駆動装置とか
らなる構成にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機に係わり、より詳細には、化粧パネルの周囲におけ
る吹出空気流量および風速分布の均一化をはかるととも
に、本体の軽量化をはかることができるようにした構造
に関する。
和機に係わり、より詳細には、化粧パネルの周囲におけ
る吹出空気流量および風速分布の均一化をはかるととも
に、本体の軽量化をはかることができるようにした構造
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機は、例えば
図５（Ａ）および図５（Ｂ）で示すように、天井板上方
の空間部内に吊下げられた箱体の下部開口端を閉塞した
化粧パネル１の四辺に吹出口２を設け、同吹出口２に風
向変更板３を夫々回動自在に軸支するとともに、これら
相隣る風向変更板３を、前記化粧パネル１のコーナ部1a
で駆動装置７および８に連係した継手Ａ５および継手Ｂ
６と連結軸４とで互いに連結し、内側にフィルタ10を備
えた吸込口９からファンモータ11および遠心ファン12か
らなる送風機を起動して吸い込んだ吸込空気を、熱交換
器13によって熱交換し前記風向変更板３により風向調節
をして、前記吹出口２から送出してなる構成であった。
図５（Ａ）および図５（Ｂ）で示すように、天井板上方
の空間部内に吊下げられた箱体の下部開口端を閉塞した
化粧パネル１の四辺に吹出口２を設け、同吹出口２に風
向変更板３を夫々回動自在に軸支するとともに、これら
相隣る風向変更板３を、前記化粧パネル１のコーナ部1a
で駆動装置７および８に連係した継手Ａ５および継手Ｂ
６と連結軸４とで互いに連結し、内側にフィルタ10を備
えた吸込口９からファンモータ11および遠心ファン12か
らなる送風機を起動して吸い込んだ吸込空気を、熱交換
器13によって熱交換し前記風向変更板３により風向調節
をして、前記吹出口２から送出してなる構成であった。
【０００３】しかしながら、前記吹出口２が前記化粧パ
ネル１の四辺に設けられた構成であることから、前記コ
ーナ部1aが前記吹出口２から吹き出す吹出空気流のデッ
ドゾーンとなってしまい、前記化粧パネル１の周囲にお
ける吹出空気流量および風速分布が不均一になって快適
な空気調和を実現できにくいという問題や、前記吹出口
２から送出される吹出空気流の円滑さが損なわれて騒音
の原因になってしまうという問題を有していた。また、
本体の軽量化をはかって、天井板上方の空間部内に吊下
げ設置する時の作業性を向上できるようにするなどの改
善をすることが望まれていた。
ネル１の四辺に設けられた構成であることから、前記コ
ーナ部1aが前記吹出口２から吹き出す吹出空気流のデッ
ドゾーンとなってしまい、前記化粧パネル１の周囲にお
ける吹出空気流量および風速分布が不均一になって快適
な空気調和を実現できにくいという問題や、前記吹出口
２から送出される吹出空気流の円滑さが損なわれて騒音
の原因になってしまうという問題を有していた。また、
本体の軽量化をはかって、天井板上方の空間部内に吊下
げ設置する時の作業性を向上できるようにするなどの改
善をすることが望まれていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、化粧パネルの周囲における吹出空気
流量および風速分布の均一化をはかるとともに、本体の
軽量化をはかることができるようにした天井埋込型空気
調和機を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、化粧パネルの周囲における吹出空気
流量および風速分布の均一化をはかるとともに、本体の
軽量化をはかることができるようにした天井埋込型空気
調和機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、天井板上方の空間部内に吊下げられ、上部
を天板で閉塞した円筒状の箱体と、同箱体の下部開口端
を閉塞し、中央部の円形吸込口およびその周縁に沿うド
ーナツ状の吹出口を備えた化粧パネルと、前記円形吸込
口の内側に設けられたフィルタと、前記箱体内の上部中
央に配置された円形熱交換器と、同円形熱交換器の中央
部に軸方向を垂直にして前記箱体側に支持されたファン
モータと、同ファンモータにより駆動される遠心ファン
と、前記吹出口に回動自在に設けられた風向変更板と、
同風向変更板を駆動する駆動装置とで構成され、前記駆
動装置が、前記箱体の一側に設けられた駆動モータと、
同駆動モータの駆動力を伝達する伝達部および前記風向
変更板に連係する連係部とからなる構成となっている。
決するため、天井板上方の空間部内に吊下げられ、上部
を天板で閉塞した円筒状の箱体と、同箱体の下部開口端
を閉塞し、中央部の円形吸込口およびその周縁に沿うド
ーナツ状の吹出口を備えた化粧パネルと、前記円形吸込
口の内側に設けられたフィルタと、前記箱体内の上部中
央に配置された円形熱交換器と、同円形熱交換器の中央
部に軸方向を垂直にして前記箱体側に支持されたファン
モータと、同ファンモータにより駆動される遠心ファン
と、前記吹出口に回動自在に設けられた風向変更板と、
同風向変更板を駆動する駆動装置とで構成され、前記駆
動装置が、前記箱体の一側に設けられた駆動モータと、
同駆動モータの駆動力を伝達する伝達部および前記風向
変更板に連係する連係部とからなる構成となっている。
【０００６】また、前記フィルタを、前記円形吸込口に
対応して略円形状に形成した構成となっている。
対応して略円形状に形成した構成となっている。
【０００７】また、前記風向変更板を、複数設けた構成
となっている。
となっている。
【０００８】また、前記伝達部が、前記駆動モータの駆
動軸に設けたタイミングプーリィと、同タイミングプー
リィに対応して前記箱体内に設けられたタイミングベル
トとからなる構成となっている。
動軸に設けたタイミングプーリィと、同タイミングプー
リィに対応して前記箱体内に設けられたタイミングベル
トとからなる構成となっている。
【０００９】また、前記伝達部が、前記駆動モータの駆
動軸に設けた駆動歯車と、同駆動歯車に噛合して前記箱
体内に設けられた従動歯車とからなる構成となってい
る。
動軸に設けた駆動歯車と、同駆動歯車に噛合して前記箱
体内に設けられた従動歯車とからなる構成となってい
る。
【００１０】また、前記伝達部が、前記駆動モータの駆
動軸に設けたスプロケットと、同スプロケットに対応し
て前記箱体内に設けられたチェーンとからなる構成とな
っている。
動軸に設けたスプロケットと、同スプロケットに対応し
て前記箱体内に設けられたチェーンとからなる構成とな
っている。
【００１１】更に、前記連係部が、前記タイミングベル
ト、前記従動歯車または前記チェーンと同期して回転す
る回転板からなる構成となっている。
ト、前記従動歯車または前記チェーンと同期して回転す
る回転板からなる構成となっている。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図１と、図２
と、図３と、図４（Ａ）および図４（Ｂ）とにおいて、
25は室内の天井板上方の空間部内に吊下げられ、上部を
吊り金具24を備えた天板23で閉塞し側部に配管カバー26
を備えた円筒状の箱体、14は同箱体25の下部開口端を閉
塞し、中央部の円形吸込口19およびその周縁に沿うドー
ナツ状の吹出口15を備えた化粧パネル、20は前記円形吸
込口19の内側に設けられたフィルタ、13は前記箱体25内
の上部中央に配置され、側部に仕切板13a が取り付けら
れた円形熱交換器、12は同円形熱交換器13の中央部に軸
方向を垂直にして前記箱体25側に支持されたファンモー
タ11により駆動される遠心ファン、28は前記ファンモー
タ11を防振ゴム27を介して前記箱体25に取り付けるモー
タベース、16は前記吹出口15に回動自在に設けられた風
向変更板で、同風向変更板16は後述する駆動装置により
回動するようにした構成となっている。
付図面に基づいた実施例として説明する。図１と、図２
と、図３と、図４（Ａ）および図４（Ｂ）とにおいて、
25は室内の天井板上方の空間部内に吊下げられ、上部を
吊り金具24を備えた天板23で閉塞し側部に配管カバー26
を備えた円筒状の箱体、14は同箱体25の下部開口端を閉
塞し、中央部の円形吸込口19およびその周縁に沿うドー
ナツ状の吹出口15を備えた化粧パネル、20は前記円形吸
込口19の内側に設けられたフィルタ、13は前記箱体25内
の上部中央に配置され、側部に仕切板13a が取り付けら
れた円形熱交換器、12は同円形熱交換器13の中央部に軸
方向を垂直にして前記箱体25側に支持されたファンモー
タ11により駆動される遠心ファン、28は前記ファンモー
タ11を防振ゴム27を介して前記箱体25に取り付けるモー
タベース、16は前記吹出口15に回動自在に設けられた風
向変更板で、同風向変更板16は後述する駆動装置により
回動するようにした構成となっている。
【００１３】前記風向変更板16を回動するための駆動装
置が、前記箱体25の一側の駆動板22に設けられた駆動モ
ータ８と、同駆動モータ８の駆動力を伝達するための後
述する伝達部および前記風向変更板16に連係するための
後述する連係部とからなる構成となっており、これによ
って、前記円形吸込口19の周縁に沿うドーナツ状に形成
した前記吹出口15から吹出空気を送出する際、前記化粧
パネル14の周囲における吹出空気流量および風速分布を
均一にできるとともに、該吹出空気流が円滑になって騒
音を発生させないようにした構造となり、また、前記箱
体25を円筒状に形成し、前記化粧パネル14を円形状に形
成したことによって空気調和機本体の軽量化をはかるこ
とができるため、室内の天井板上方の空間部内に吊下げ
設置する時の作業性などを向上できるようにした構造と
なる。
置が、前記箱体25の一側の駆動板22に設けられた駆動モ
ータ８と、同駆動モータ８の駆動力を伝達するための後
述する伝達部および前記風向変更板16に連係するための
後述する連係部とからなる構成となっており、これによ
って、前記円形吸込口19の周縁に沿うドーナツ状に形成
した前記吹出口15から吹出空気を送出する際、前記化粧
パネル14の周囲における吹出空気流量および風速分布を
均一にできるとともに、該吹出空気流が円滑になって騒
音を発生させないようにした構造となり、また、前記箱
体25を円筒状に形成し、前記化粧パネル14を円形状に形
成したことによって空気調和機本体の軽量化をはかるこ
とができるため、室内の天井板上方の空間部内に吊下げ
設置する時の作業性などを向上できるようにした構造と
なる。
【００１４】また、前記フィルタ20を、前記円形吸込口
19に対応して略円形状に形成したことにより、同円形吸
込口19の内側に正確に配置できるようにした構成となっ
ている。
19に対応して略円形状に形成したことにより、同円形吸
込口19の内側に正確に配置できるようにした構成となっ
ている。
【００１５】また、前記風向変更板16を複数設けたこと
により、前記吹出口15から送出する吹出空気流を効果的
に変更できるようにした構成となっている。
により、前記吹出口15から送出する吹出空気流を効果的
に変更できるようにした構成となっている。
【００１６】また、前記風向変更板16を回動するための
駆動装置を構成する前記伝達部が、第一の実施例として
図３で示すように、前記駆動モータ８の駆動軸に設けた
タイミングプーリィ18と、同タイミングプーリィ18に対
応して前記箱体25内に設けられたタイミングベルト17と
からなる構成となっており、これによって、前記駆動モ
ータ８の駆動力を、後述する連係部を介して、正確に前
記風向変更板16に伝達できるようにした構造となる。
駆動装置を構成する前記伝達部が、第一の実施例として
図３で示すように、前記駆動モータ８の駆動軸に設けた
タイミングプーリィ18と、同タイミングプーリィ18に対
応して前記箱体25内に設けられたタイミングベルト17と
からなる構成となっており、これによって、前記駆動モ
ータ８の駆動力を、後述する連係部を介して、正確に前
記風向変更板16に伝達できるようにした構造となる。
【００１７】また、前記風向変更板16を回動するための
駆動装置を構成する前記伝達部が、第二の実施例として
図３で示すように、前記駆動モータ８の駆動軸に設けた
駆動歯車18' と、同駆動歯車18' に噛合して前記箱体25
内に設けられた従動歯車17'とからなる構成となってお
り、これによって、前記駆動モータ８の駆動力を、後述
する連係部を介して、より正確に、前記風向変更板16に
伝達できるようにした構造となる。
駆動装置を構成する前記伝達部が、第二の実施例として
図３で示すように、前記駆動モータ８の駆動軸に設けた
駆動歯車18' と、同駆動歯車18' に噛合して前記箱体25
内に設けられた従動歯車17'とからなる構成となってお
り、これによって、前記駆動モータ８の駆動力を、後述
する連係部を介して、より正確に、前記風向変更板16に
伝達できるようにした構造となる。
【００１８】また、前記風向変更板16を回動するための
駆動装置を構成する前記伝達部が、第三の実施例として
図４（Ａ）および図４（Ｂ）で示すように、前記駆動モ
ータ８の駆動軸に設けたスプロケット18''と、同スプロ
ケット18''に対応して前記箱体25内に設けられたチェー
ン17''とからなる構成となっており、これによって、上
記に説明したのと同様に、前記駆動モータ８の駆動力
を、後述する連係部を介して、より正確に、前記風向変
更板16に伝達できるようにした構造となる。なお、上記
に説明した第一の実施例乃至第三の実施例は、設計上の
都合等に応じて何れかを選択して採用すればよい。
駆動装置を構成する前記伝達部が、第三の実施例として
図４（Ａ）および図４（Ｂ）で示すように、前記駆動モ
ータ８の駆動軸に設けたスプロケット18''と、同スプロ
ケット18''に対応して前記箱体25内に設けられたチェー
ン17''とからなる構成となっており、これによって、上
記に説明したのと同様に、前記駆動モータ８の駆動力
を、後述する連係部を介して、より正確に、前記風向変
更板16に伝達できるようにした構造となる。なお、上記
に説明した第一の実施例乃至第三の実施例は、設計上の
都合等に応じて何れかを選択して採用すればよい。
【００１９】更に、前記駆動装置を構成する前記連係部
が、前記タイミングベルト17、前記従動歯車18' または
前記チェーン18''と同期して回転する回転板21からなる
構成となっており、これによって、前記伝達部により伝
達した前記駆動モータ８の駆動力を、前記回転板21から
なる連係部により前記風向変更板16に正確に、且つ円滑
に連係できるようにした構造となる。
が、前記タイミングベルト17、前記従動歯車18' または
前記チェーン18''と同期して回転する回転板21からなる
構成となっており、これによって、前記伝達部により伝
達した前記駆動モータ８の駆動力を、前記回転板21から
なる連係部により前記風向変更板16に正確に、且つ円滑
に連係できるようにした構造となる。
【００２０】以上の構成により、図１と、図２と、図３
と、図４（Ａ）および図４（Ｂ）とで示すように、室内
の天井板上方の空間部内に吊下げられ、上部を天板23で
閉塞した円筒状の箱体25と、同箱体25の下部開口端を閉
塞し、中央部の円形吸込口19およびその周縁に沿うドー
ナツ状の吹出口15を備えた化粧パネル14と、前記円形吸
込口19の内側に設けられたフィルタ20と、前記箱体25内
の上部中央に配置された円形熱交換器13と、同円形熱交
換器13の中央部に軸方向を垂直にして前記箱体25側に支
持されたファンモータ11と、同ファンモータ11により駆
動される遠心ファン12と、前記吹出口15に回動自在に設
けられた風向変更板16と、同風向変更板16を回動する前
記駆動装置とからなり、前記風向変更板16を回動するた
めの前記駆動装置が、前記箱体25の一側の駆動板22に設
けられた前記駆動モータ８と、同駆動モータ８の駆動力
を伝達するための前記伝達部および前記風向変更板16に
連係するための前記連係部とからなるようにしたので、
前記円形吸込口19の周縁に沿うドーナツ状に形成した前
記吹出口15から吹出空気を送出する際、前記化粧パネル
14の周囲における吹出空気流量および風速分布を均一に
できるとともに、該吹出空気流が円滑になって騒音を発
生させないようになり、また、前記箱体25を円筒状に形
成し、前記化粧パネル14を円形状に形成したことによっ
て空気調和機本体の軽量化をはかることができるため、
室内の天井板上方の空間部内に吊下げ設置する時の作業
性などを向上できるようにした天井埋込型空気調和機と
なる。
と、図４（Ａ）および図４（Ｂ）とで示すように、室内
の天井板上方の空間部内に吊下げられ、上部を天板23で
閉塞した円筒状の箱体25と、同箱体25の下部開口端を閉
塞し、中央部の円形吸込口19およびその周縁に沿うドー
ナツ状の吹出口15を備えた化粧パネル14と、前記円形吸
込口19の内側に設けられたフィルタ20と、前記箱体25内
の上部中央に配置された円形熱交換器13と、同円形熱交
換器13の中央部に軸方向を垂直にして前記箱体25側に支
持されたファンモータ11と、同ファンモータ11により駆
動される遠心ファン12と、前記吹出口15に回動自在に設
けられた風向変更板16と、同風向変更板16を回動する前
記駆動装置とからなり、前記風向変更板16を回動するた
めの前記駆動装置が、前記箱体25の一側の駆動板22に設
けられた前記駆動モータ８と、同駆動モータ８の駆動力
を伝達するための前記伝達部および前記風向変更板16に
連係するための前記連係部とからなるようにしたので、
前記円形吸込口19の周縁に沿うドーナツ状に形成した前
記吹出口15から吹出空気を送出する際、前記化粧パネル
14の周囲における吹出空気流量および風速分布を均一に
できるとともに、該吹出空気流が円滑になって騒音を発
生させないようになり、また、前記箱体25を円筒状に形
成し、前記化粧パネル14を円形状に形成したことによっ
て空気調和機本体の軽量化をはかることができるため、
室内の天井板上方の空間部内に吊下げ設置する時の作業
性などを向上できるようにした天井埋込型空気調和機と
なる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によると、化粧パネ
ルの周囲における吹出空気流量および風速分布の均一化
をはかるとともに、本体の軽量化をはかることができる
ようにした天井埋込型空気調和機となる。
ルの周囲における吹出空気流量および風速分布の均一化
をはかるとともに、本体の軽量化をはかることができる
ようにした天井埋込型空気調和機となる。
【図１】本発明による天井埋込型空気調和機の断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明による天井埋込型空気調和機の底面図で
ある。
ある。
【図３】本発明による天井埋込型空気調和機の第一およ
び第二の実施例を示す分解斜視図である。
び第二の実施例を示す分解斜視図である。
【図４】本発明による天井埋込型空気調和機の第三の実
施例を示す説明図で、（Ａ）は底面図であり、（Ｂ）は
要部分解斜視図である。
施例を示す説明図で、（Ａ）は底面図であり、（Ｂ）は
要部分解斜視図である。
【図５】従来例による天井埋込型空気調和機の説明図
で、（Ａ）は断面図であり、（Ｂ）は底面図である。
で、（Ａ）は断面図であり、（Ｂ）は底面図である。
８ 駆動モータ 11 ファンモータ 12 送風ファン 13 円形熱交換器 13a 仕切板 14 化粧パネル 15 吹出口 16 風向板 17 タイミングベルト 17' 従動歯車 17'' チェーン 18 タイミングプーリィ 18' 駆動歯車 18'' スプロケット 19 円形吸込口 20 フィルタ 21 回転板 22 駆動板 23 天板 24 吊り金具 25 箱体 26 配管カバー 27 防振ゴム 28 モータベース
Claims (7)
- 【請求項１】 天井板上方の空間部内に吊下げられ、上
部を天板で閉塞した円筒状の箱体と、同箱体の下部開口
端を閉塞し、中央部の円形吸込口およびその周縁に沿う
ドーナツ状の吹出口を備えた化粧パネルと、前記円形吸
込口の内側に設けられたフィルタと、前記箱体内の上部
中央に配置された円形熱交換器と、同円形熱交換器の中
央部に軸方向を垂直にして前記箱体側に支持されたファ
ンモータと、同ファンモータにより駆動される遠心ファ
ンと、前記吹出口に回動自在に設けられた風向変更板
と、同風向変更板を駆動する駆動装置とで構成され、 前記駆動装置が、前記箱体の一側に設けられた駆動モー
タと、同駆動モータの駆動力を伝達する伝達部および前
記風向変更板に連係する連係部とからなることを特徴と
する天井埋込型空気調和機。 - 【請求項２】 前記フィルタを、前記円形吸込口に対応
して略円形状に形成したことを特徴とする請求項１に記
載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項３】 前記風向変更板を、複数設けたことを特
徴とする請求項１に記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項４】 前記伝達部が、前記駆動モータの駆動軸
に設けたタイミングプーリィと、同タイミングプーリィ
に対応して前記箱体内に設けられたタイミングベルトと
からなることを特徴とする請求項１に記載の天井埋込型
空気調和機。 - 【請求項５】 前記伝達部が、前記駆動モータの駆動軸
に設けた駆動歯車と、同駆動歯車に噛合して前記箱体内
に設けられた従動歯車とからなることを特徴とする請求
項１に記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項６】 前記伝達部が、前記駆動モータの駆動軸
に設けたスプロケットと、同スプロケットに対応して前
記箱体内に設けられたチェーンとからなることを特徴と
する請求項１に記載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項７】 前記連係部が、前記タイミングベルト、
前記従動歯車または前記チェーンと同期して回転する回
転板からなることを特徴とする請求項１または請求項４
乃至請求項６に記載の天井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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