JP2018004211A - 送風装置 - Google Patents

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浩之 袴田
Hiroyuki Hakamada
浩之 袴田
文彦 曽根
Fumihiko Sone
文彦 曽根
晋也 大石
Shinya Oishi
晋也 大石
庸充 松原
Tsunemitsu Matsubara
庸充 松原
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Katsuhiko Sato
克彦 佐藤
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Abstract

【課題】送風装置本体を天井に設置する際に本体の設置位置、設置方向及びダクト配管位置、配管方向が制限されている場合でも、本体の通風口からの吹出経路を、単純な経路とすることができる送風装置を得ることを目的とする。【解決手段】本発明に係る送風装置は、複数の通風口を本体ケースに設け、通風口に接続して本体ケースの外面に取り付けられる接続部を設け、本体ケースとパネルとで囲まれた内部空間に本体ケース内部に吸引される空気と本体ケース内部から吹出される空気とを分流する分流手段を備えるものである。【選択図】 図1

Description

この発明は、送風装置に関する。
室内の空気を換気する送風装置には、天井に設置して室内の空気を吸気し、天井裏等に配置されたダクトを介して屋外へ排出するタイプのものがある。このような送風装置は、送風機を内蔵しており、この送風機を駆動して室内空気を吸気口から吸気し、本体の通風口から吹出す。この通風口は予め天井内に設置されているダクトと連結され、ダクトを介して室内の空気が屋外へ排気される。
このような送風装置として、例えば特許文献1には、本体内に設けられた送風機と、本体の側面に設けられ送風機からの風を屋外へ吹出す通風口と、通風口と天井のダクトとを連結させる接続部とを備える構成が開示されている。
特開2015−183946号公報
上記のような従来の送風装置では、本体内における送風機の設置位置及び送風機の送風口の位置が固定されており、この送風機の送風口と対向するように、本体の側面には通風口及び接続部が設置されている。このような送風装置本体を天井に設置する際に、本体の設置方向を優先すると、接続部と天井内のダクトの配管位置とが離れてしまう場合がある。この場合、接続部とダクトとの間にエルボ等の接続部材を取り付けて吹出風路を接続することになるが、このため、吹出風路が曲がったり、長くなる等、複雑になってしまう問題があった。吹出風路が複雑になることは、設置作業の煩雑化や送風機の圧損を増加させてしまうことにつながる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、本体を天井に設置する際に本体の設置位置、設置方向及びダクト配管位置、配管方向が制限されている場合でも、本体の通風口からの吹出経路を、単純な経路とすることができる送風装置を得ることを目的とする。
本発明に係る送風装置は、複数の通風口を本体ケースに設け、通風口に接続して本体ケースの外面に取り付けられる接続部と、前記接続部が接続される通風口以外の通風口を覆うカバー部材とを備えるものであり、さらに、前記本体ケース内部に吸引される空気と前記本体ケース内部から吹出される空気とを分流する分流手段を設けたものである。
本発明に係る送風装置によれば、複数の通風口を本体ケースに設け、通風口に接続して本体ケースの外面に取り付けられる接続部を設けたので、天井内のダクトの位置、あるいはダクトの開口の向きに適応させて接続部の位置を変えることができるため、本体の設置位置、方向を優先して本体を天井に設置する場合であっても本体の通風口からの吹出経路を単純な経路とすることができる。また、送風機内部に分流手段を設けているため、送風機に吸い込まれる空気と送風機から吹出される空気との経路を分け、送風装置内の空気の流れを効率化することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態に係る空気清浄装置の側面図 本発明の実施の形態に係るパネルの平面図 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態1に係るパネルの上面図 本発明の実施の形態1に係る分流板及び循環用送風機の斜視図 本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態3に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置の概略構成図 本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置の風路の説明図
実施の形態1.
本発明の送風装置は、例えば天井に設置され、ダクトを介して外気と室内空気とを換気する機能を有するものであり、ダクトとの接続口を予め複数準備しておき、ダクトと接続する位置を柔軟に変えることができるようにして、本体設置時にダクトを含む吹出経路を単純な経路とすることができるものである。
以下、本発明の送風装置の一例としての空気清浄装置について説明する。
本実施の形態1の空気清浄装置は、天井に設置され、ダクトを介して外気と室内空気とを換気する機能と、室内空気をフィルターにより清浄しながら循環する機能を備えるものである。
図1は実施の形態1に係る空気清浄装置を側面からみた概略構成図、図2は実施の形態1に係る空気清浄装置を下面からみた概略構成図であり、図2(a)、(b)はそれぞれ内部の構成の配置が異なる例を示している。図1のものを下面からみた場合が図2(a)である。
空気清浄装置100は、下面に開口面を形成する開口部13を有して箱型に形成された樹脂からなる本体ケース10と、本体ケース10の開口面を覆うようにして本体ケース10に係止されるパネル20とを備えている。また、本体ケース10内部には、室内空気を屋外へ送風して換気する際に駆動させる換気用送風機50と、室内空気を循環させる際に駆動する循環用送風機60と、循環用送風機60に吸い込まれる空気をフィルタリングして清浄にする空気清浄ユニット70とが配設されている。
また、本体ケース10の側面には、換気用送風機50により送風または給気される空気を通す複数の通風口15(図1では一つのみ示されている)が設けられており、この通風口15に接続する接続部80が本体ケース10の外面に取り付けられている。接続部80は本体ケース10の外面に着脱自在に取り付けられるようになっており、本体の設置位置、方向によって、異なる通風口15に接続するように取り付けることが可能である。図2(a)では図の左側の側面にある通風口15に接続部80が取り付けられ、図2(b)では図の上側の側面にある通風口15に接続部80が取り付けられている様子を示している。また接続部80は、円筒形の風洞であり本体ケース10に取り付けられる本体接続口81と、ダクト1に接続されるダクト接続口82とを有している。
本体ケース10は、図1、図2に示すように4つの側面部11と、上面部12と、上面部12に対向する開口面を形成する開口部13とを備え、さらに開口部13下方端部の4辺が側面部11と垂直に本体ケース10の外側に折り曲げられて形成されたフランジ14を備える。 フランジ14の角部には、ネジ等の固定部材を用いて天井3の野縁2に本体ケース10を固定させる固定ネジ取付部を備える。
パネル20は、本体ケース10の下方に本体ケース10の下面の開口部13と隙間をもつように係止されており、フランジ14との間で空気清浄装置100の吸気口4及び室内吹出口5を形成する。このパネル20を本体ケース10に係止している状態を図3の側面図に示す。また、パネル20を上からみた平面図を図4に示す。図3、図4に示すように、本体ケース10の開口部13の4辺に形成されたフランジ14のうち1辺に対応するフランジ14には、脚部と一体になった軸30が両端の2ヶ所に設けられており、パネル20の対応する部分には軸30で軸支される軸受21が設けられている。そして、軸受21が軸30で回動可能に軸支されることで、パネル20が本体ケース10に回動可能に係止されている。
さらに、軸30が設けられているフランジ14と対向するフランジ14には、保持部31が設けられるとともに、パネル20の対応する部分には保持部31と着脱自在に係止される引掛部22が設けられている。そして、パネル20を開口部13を覆う位置に回動させて、保持部31を引掛部22に係止すれば、パネル20を開口部13を覆う状態にしておくことができ、保持部31を引掛部22から取り外せば、開口部13を開放することができる。パネル20が開閉可能となることで、本体ケース10内部及び空気清浄ユニット70の清掃が容易になる。パネル20はフラット形状の樹脂で形成され、本体ケース10の開口面を覆うことにより、本体ケース10内部が露出することを防ぎ、意匠性を高めることができる。
本体ケース10とパネル20とで囲まれた本体の内部空間には、換気用送風機50、循環用送風機60、及び空気清浄ユニット70が配設されている。
換気用送風機50は、吸気口4から吸気された室内空気を吸込み、通風口15へ向けて送風するものである。換気用送風機50は、多翼式の換気用ファン51と換気用ファン51を回転駆動させる換気用モーター52と、換気用ファン51及び換気用モーター52を収納する換気用ファンケーシング53と、換気用ファンケーシング53にネジ等で固定され換気用送風機50の換気用吸気口54を形成する換気用オリフィス55とを備えている。換気用ファン51と換気用モーター52とで送風手段を構成している。換気用ファンケーシング53には換気用ファン51からの風を送風する換気用送風口56が形成されている。この換気用送風機50はシロッコファンであるが、空気を送れるものであれば、他のタイプの送風機でもよい。
循環用送風機60は、吸気口4から吸気され空気清浄ユニット70を通過して空気清浄された空気を吸込み、室内吹出口5から室内へ空気を送風するものである。循環用送風機60は、本体ケース10内部に固定配置されており、多翼式の循環用ファン61と、循環用ファン61を回転駆動させる循環用モーター62と、循環用ファン61及び循環用モーター62を収納する循環用ファンケーシング63と、循環用ファンケーシング63にネジ等で固定されて循環用送風機60の吸気口を形成する循環用吸気口64と、循環用ファンケーシング63に形成され循環用ファン61からの風を本体ケース10内部に送風する循環用送風口65とを備える。ここで循環用送風機60は例えばシロッコファンであるが、空気を送れるものであれば、他のタイプの送風機でもよい。
空気清浄ユニット70は、循環用吸気口64の下方に配置され、循環用送風機60に吸気される前の室内空気を清浄するものである。空気清浄ユニット70はHEPAフィルターや電気集塵装置等の埃除去するもの、または脱臭フィルター等の臭い成分を除去するものから構成される。
循環用送風機60は、循環用吸気口64が空気清浄ユニット70を介して開口部13を向くように本体ケース10の上面部12にネジ等の固定具により取り付けられ、循環用送風口65がパネル20と対向する位置に設けられる。この構成により、循環用送風機60によって吸気口4から吸気された室内空気は、空気清浄ユニット70で清浄され、この清浄された空気が循環用吸気口64から吸い込まれた後に循環用送風口65から本体内部へ吹出される。さらに、清浄された室内空気が本体内部から室内吹出口5を通じて室内へ送風されることで、室内空気は循環される。
ここで、換気用送風機50についてより詳細な構成を説明する。換気用モーター52は、その回転軸が本体ケース10に設けられた穴に挿通されて本体ケース10に固定されている。モーターは駆動すると振動等を生じるので、本体設計において決められた位置に確実に固定するとよい。一方、換気用ファンケーシング53は、本体ケース10の内壁に換気用ファン51と換気用モーター52とを覆って回転自在に取り付けられている。すなわち、換気用ファンケーシング53は、図における上面を本体ケース10の上面部12に接するようにして換気用モーター52の回転軸を軸として回転させて、換気用吸気口54が任意の方向を向いても固定できるようにしており、本体を天井に設置する際に換気用ファンケーシング53の向きを変えることができる。換気用ファンケーシング53は、向きを決めた後、ファンケーシング固定ネジ等により本体ケース10に締め固定されることで取り付けられる。例えば、複数の方向に対応した固定用のネジ穴を本体ケース10に設けておき、決められた向きに応じたネジ穴を使うようにすればよい。
例えば図2(a)では図の左側の側面にある通風口15に接続部80が取り付けられ、図2(b)では図の上側の側面にある通風口15に接続部80が取り付けられており、それそれ、接続部80が取り付けられている通風口15に換気用送風口56が対向する向きに換気用ファンケーシング53が設置されている。この状態で、通風口15と換気用送風口56との間には空気が流れる流路が存在し連通している。このように換気用ファンケーシング53が設置されていると、換気用モーター52が駆動した場合には、吸気口4から本体ケース10内部に吸気された室内空気が、換気用吸気口54から吸気されて換気用送風口56から吹き出され、通風口15を通じて本体ケース10の外部へ排気される。
このとき、換気用送風口56と通風口15との間の距離は、密着またはほとんどの風が通風口15以外へ吹出さない程度すると効率がよい。そのため、換気用送風機50の設置位置は、換気用ファンケーシング53が換気用モーター52を中心に回転したときに換気用送風口56と通風口15とが密着する位置またはほとんどの風を通風口15以外へ吹出さない程度の距離を保つことができる位置がよく、この実施の形態1では、図2に示すように本体内の角に固定している。
換気用送風機50から排気される空気は、通風口15に取り付けられた接続部80を通じて、例えば予め天井3に設置されたダクト1に送風され、ダクト1を介して屋外へ排気される。
接続部80は本体ケース10に着脱可能に取り付けられる構成、例えば、図5に示すように本体ケース10に対してスライドして着脱可能な構成である。これ以外にネジ等の固定部材を用いて固定する構成でもよく、換気用送風口56が配設される任意の通風口15に対向して設けられる。
上述のように、本体ケース10に設けられた複数の通風口15のうち任意の通風口15に対向するように換気用送風口56を向けて換気用ファンケーシング53を配設することができ、また、任意の通風口15に接続部80を取り付けてダクト1に接続することができるので、本体設置時に、本体の位置と天井3内に既設のダクト1との位置関係が限定されている場合、この位置関係に適応させて接続部80の接続位置を選ぶことができる。これにより、本体の通風口からの吹出経路をより単純な経路とすることができる。吹出経路を単純な経路とすることは、設置作業の簡易化や送風機の圧損増加の防止につながるものである。
なお、換気用送風口56が配設されていない通風口15を板状のカバー部材17により覆うことで、送風を意図している接続部80が接続された通風口15と室内吹出口5ではない部分からの空気が漏れるのを防ぐ。
次に、空気清浄装置100の取付け工程について説明する。
空気清浄装置100の天井への取付けは、空気清浄装置100のうち空気清浄装置100から取り外された接続部80のダクト接続口82を天井3に既設のダクト1に接続し、その後、残りの空気清浄装置100部品を天井3に設けられた角型の仕切構造の穴に空気清浄装置100を室内側から天井3裏に向けて挿通させることにより行う。
本体ケース10を天井3に設置する前に、通風口15のうち接続部80が取り付けられる通風口15を開口状態とし、この通風口以外の通風口15はネジ等の固定部材を用いて側面部11にカバー部材17を取り付けることで空気の漏れを少なくするように覆う。覆い方としては空気の漏れが少ない密閉状態であれば、なおよい。
また、本体ケース10を天井3に設置する前に、本体ケース10内には換気用送風機50、循環用送風機60、及び空気清浄ユニット70を配設しておく。循環用送風機60、及び空気清浄ユニット70は決められた位置、向きで固定されるが、換気用送風機50については、本体ケース10を天井3に設置する位置、向きに応じて、換気用ファンケーシング53の向きを決めて配設する。換気用モーター52は、予め本体ケース10に固定されており、換気用モーター52の回転軸を覆うようにして換気用ファンケーシング53を配し、換気用ファンケーシング53の上面を本体ケース10の上面部12に接するようにして換気用モーター52の回転軸を軸として回転させ、換気用送風口56を接続部80が取り付けられる通風口15と対向する位置に配置させる。そして、換気用ファンケーシング53を、ケーシング固定ネジにより本体ケース10に固定し、換気用ファン51、換気用オリフィス55を取り付ける。
その後、本体ケース10を、通風口15と接続部80とが当接して取付けられる向きにして、天井3の仕切構造の穴に挿通させる。この本体ケース10を天井に挿通する際、天井3のダクト1の接続されていた接続部80を本体ケース10の側面部11に対してスライドして取り付ける。このように空気清浄装置100が天井3に挿通されると、任意の通風口15に接続部80の本体接続口81が接続され、通風口15は接続部80及びダクト1を介して屋外と連通する構成となる。
空気清浄装置100が設置される仕切構造の天井3裏側の周囲には、木枠からなる野縁2が設けられており、挿通された空気清浄装置100は、フランジ14を野縁2に固定ネジ取付部利用してネジで締め固定することにより天井3に設置される。
以上がダクトを介して空気を換気する換気用風路を単純化するための構成であったが、さらに、本体ケース10の内部に吸引される空気と本体ケース10内から吹出される空気とを分流する分流手段90を備える構成を説明する。
図6は分流手段90を備えた空気清浄装置200の構造を示した概略構成図、図7は空気清浄装置200下面からみた概略構成図である。
この空気清浄装置200においては、室内空気を循環する際の本体ケース10内の風路を適切に形成するため、本体ケース10の内部に吸引される空気と本体ケース10内から吹出される空気とを分流する分流手段90を備える構成である。
図8はパネル20の上面図、図9は分流板92及び循環用送風機を一部透視して示す斜視図である。図6〜図9に基づいて分流手段90について説明する。
分流手段90の一部としての突起部91は、パネル20の本体ケース10側に突出して設けられている。また、分流手段90の一部としての分流板92は、循環用ファンケーシング63の下面に突出して設けられている。突起部91及び分流板92は、循環用送風口65と循環用吸気口64との間を仕切る位置と循環用送風機60と換気用送風機50とを仕切る位置に設けられる。循環用送風口65と循環用吸気口64との仕切り及び循環用送風機60と換気用送風機50との仕切りは連続して形成されるか別部材として形成される。
次に、空気清浄装置200の空気の流れについて説明する。
室内から屋外へ排気される空気の流れである換気風路は、空気清浄装置200の駆動により吸気口4から吸気された空気の一部が、換気用送風機50の換気用吸気口54から換気用送風機50内部へ吸気され、換気用送風口56から通風口15及び接続部80を通ってダクト1に送風され、屋外へ排気されることで形成される。また、室内から室内へ循環される空気の流れである循環風路は、吸気口4から吸気された空気の一部が、空気清浄ユニット70を通り清浄された後循環用送風機60の循環用吸気口64から循環用送風機60内部へ吸気され、循環用送風口65から本体ケース10内部に送風されると、室内吹出口5から室内へ吹出されることで形成される。
この空気清浄装置200によれば、分流手段90をパネル20または本体ケース10内部に設けることにより、換気風路及び循環風路において室内から吸気される空気と循環風路において室内へ吹出す空気とが交わることを抑制することができる。そのため、吸気口4及び室内吹出口5付近で、埃や臭いを含む空気と空気清浄ユニット70により清浄された空気とを分流することができ、効率よく空気清浄及び換気を行うことができる。
なお、分流手段90を突起部91と分流板92で構成する例を示したが、分流手段90は分流作用を形成するものであればよく、また、突起部91と分流板92のいずれか一方で構成してもよい。また、分流板92は本体ケース10に設ける構成としてもよい。
以上のように、実施の形態1に係る空気清浄装置100、200によれば、複数の通風口を本体ケースに設け、通風口に接続して本体ケースの外面に取り付けられる接続部と、前記接続部が接続される通風口以外の通風口を覆うカバー部材とを備えたので、本体の設置位置、設置方向、天井3内のダクト1の配管位置、方向に適応させてダクト1との接続口の位置を変えることができるため、本体の通風口15からの吹出経路を単純な経路として設計することができる。吹出経路を単純な経路とすることができれば、エルボ等の間接部材を使用することなく、ダクト1をできるだけ直線的に配管することができるため、設置作業の簡易化や送風機の圧損増加の防止につながる。また、間接部材を使用する必要がないため、材料費用を低減することができる。また、分流手段90をパネル20または本体ケース10内部に設けることにより、換気風路及び循環風路において室内から吸気される空気と循環風路において室内へ吹出す空気とが交わることを抑制することができる。
実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置300を下面からみた概略構成図である。実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には同一符号を付して説明を省略するものとする。
実施の形態1では、複数配置された通風口15のうち1つの任意の通風口15を選択し、任意の通風口15に向けて換気用送風機50の換気用ファンケーシング53を回転させる構成であったが、実施の形態2では、換気用送風口56を本体ケース10の角に対向するように設置しダクト1の設置位置に応じて通風口15を選択するものである。
通風口15の選択は、角を形成する本体ケース10の2つの側面部11に設けられた通風口15のうち、空気清浄装置300を天井3に設置する際にダクト1と対向する任意の通風口15を開口状態とさせ、他方の通風口15をカバー部材17で密閉することで行う。換気用送風口56は本体ケース10の角に対向するように設置されているため、2つの側面部11に設けられた通風口15のうちどちらからでもダクト1に向かって室内空気を送風することができる。
このとき、換気用送風機50の設置位置は、換気用送風口56と通風口15とがほとんどの風が通風口15以外へ吹出さない程度の距離を保つことができる位置がよく、この実施の形態2では、図10のように本体内の角に固定している。
実施の形態2に係る空気清浄装置300によれば、予め換気用ファンケーシング53の配置位置及び配置方向を固定してあるため、換気用ファンケーシング53の向きを回転させる必要が無く、ダクト1の設置位置応じて通風口15を選択するだけで本体の通風口15からの吹出経路を単純な経路として設計することができる。よって、設置作業の簡易化や送風機の圧損増加の防止につながる。
実施の形態3.
図11は本発明の実施の形態3に係る空気清浄装置400の構造を示した正面図である。実施の形態3では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には同一符号を付して説明を省略するものとする。
実施の形態1、2では、換気用送風機50の設置位置は、換気用送風口56と通風口15との距離がほとんどの風を通風口15以外へ吹出さない程度の距離を保つことができる位置であったが、実施の形態3では、換気用送風口56と通風口15とが離れて設置される場合を示し、換気用送風口56と通風口15とを連結させる連結ダクト16を備えるものである。
連結ダクト16は、円筒形の風洞であり、通風口15の本体ケース10の内壁側に設置される。ここで連結ダクト16が設置される通風口15とは、本体ケース10の通風口15のうち換気用送風口56と通風口15との距離が離れている通風口15である。換気用送風口56と通風口15との距離が離れているので、換気用送風口56から風を吹出すだけでは効率的に通風口15吹出せないため、これらを連結ダクト16で連結する。
連結ダクト16は、本体ケース10と一体として形成してもよく、本体ケース10と別部材としてネジ又は接着剤等の固定部材で取付けてもよい。また連結ダクト16は、蛇腹
等の伸縮自在な構成とし、本体ケース10または換気用送風口56に取付けてもよい。
実施の形態3に係る空気清浄装置400によれば、換気用送風口56と通風口15とを連結させる連結ダクト16を備えるため、換気用送風口56と通風口15とが離れて設置される場合でも換気用送風機50からの風を接続部80が取り付けられる通風口15へ送風することができる。したがって、換気用送風機50の設置位置に関わらず接続部80を取り付ける通風口15を選択することができる。
実施の形態4.
図12(a)(b)(c)は本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置500について換気用送風機を異なる方向に設置した場合の下面からみた概略構成図である。図12に基づいて空気清浄装置500について説明する。なお、実施の形態4では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には同一符号を付して説明を省略するものとする。
実施の形態1から3では、換気用送風機50が室内空気を屋外へ送風する排気仕様であったが、実施の形態4では換気用送風機50が屋外空気を室内へ送風する給気仕様とするものである。
換気用送風機50は換気用吸気口54が本体ケース10の通風口15に対向して配置され、かつ換気用送風口56が本体ケース10の下方を向くように設置される。換気用吸気口54が対向する通風口15とは、天井3内に設置されたダクト1と接続する接続部80が設けられる通風口15である。つまり、通風口15は接続部80及びダクト1を介して屋外と連通する構成となる。また、図12(c)のように換気用吸気口54と通風口15とが離れて設置される場合には、連結ダクト16を用いて換気用吸気口54と通風口15とを連結させる。
さらに、パネル20または本体ケース10の内部に分流手段90を設ける構成としてもよい。図13は本発明の実施の形態4に係る空気清浄装置500に分流手段90を設けた場合の風路の説明図である。ここで分流手段90は、換気用送風口56及び循環用送風口65と循環用吸気口64との間に設置される。室内吹出口5は換気用送風口56及び循環用送風口65側の面を含む空間に形成され、吸気口4は循環用送風機60側の面を含む空間に形成される。
屋外から室内へ給気される空気の流れである換気風路は、空気清浄装置500の駆動により外気が屋外からダクト1を通って換気用送風機50内部へ吸気され、換気用送風口56から本体ケース10に向けて送風されると、室内吹出口5から室内へ吹出されることで形成される。
実施の形態4に係る空気清浄装置500によれば、換気用送風機50を屋外空気を室内へ送風する給気仕様として構成することにより、積極的に屋外の空気を室内に給気することができ、同時に循環用送風機60及び空気清浄ユニット70による空気清浄が行われるため、室内の換気を促すことができる。
なお、上記いずれの実施の形態においても、本体ケース10は側面部11及び上面部12を有する箱型であるものを示したが、本体ケース10の形状は箱型に限定されず、一面に開口部を有する構成であれば半球等の形状でもよい。また連結ダクト16及び接続部80は円筒形であるとしたが、送風機とダクト1とを連結して風路を形成する形状であれば、その形状は限定されない。また、各実施の形態を組み合わせて空気清浄装置を構成することもできる。
また、本発明の実施の形態では送風装置の一例として空気清浄装置を説明したが、本発明は、換気装置やエアコン等の送風機能を有する装置に適用できるものである。
本発明に係る送風装置は、家庭用または業務用の送風装置として広く利用することが可能である。
1 ダクト、2 野縁、3 天井、4 吸気口、5 室内吹出口、10 本体ケース、11 側面部、12 上面部、13 開口部、14 フランジ、15 通風口、16 連結ダクト、17 カバー部材、20 パネル、21 軸受、22 引掛部、30 軸、31 保持部、50 換気用送風機、51 換気用ファン、52 換気用モーター、53 換気用ファンケーシング、54 換気用吸気口、55 換気用オリフィス、56 換気用送風口、60 循環用送風機、61 循環用ファン、62 循環用モーター、63 循環用ファンケーシング、64 循環用吸気口、65 循環用送風口、70 空気清浄ユニット、80 接続部、81 本体接続部、82 ダクト接続口、90 分流手段、91 突起部、92 分流板、100、200、300、400、500 空気清浄装置

Claims (4)

  1. 複数の通風口が設けられた本体ケースと、
    前記本体ケースに設けられた送風手段と、
    前記本体ケースの内壁に前記送風手段を覆って回転自在に取り付けられ、前記複数の通風口の少なくとも1つに連通する空気の送風口を有するファンケーシングと、
    前記本体ケースの外面に前記通風口に接続して取り付けられ、ダクトとの接続口を有する接続部と、
    前記本体ケースの開口面を覆って取り付けられるパネルと、
    前記本体ケースと前記パネルとで囲まれた内部空間に設けられ、前記本体ケース内部に吸引される空気と前記本体ケース内部から吹出される空気とを分流する分流手段と
    を備える送風装置。
  2. 前記分流手段は、前記パネルの内壁に前記本体ケース側に突出して設けられた突起部からなることを特徴とする
    請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記分流手段は、前記本体ケースの内側に設けられた分流板からなることを特徴とする
    請求項1に記載の送風装置。
  4. 前記本体ケースの内壁に配設され前記ファンケーシングの前記送風口と前記接続部が接続された通風口とを連結させる連結ダクト
    を備える請求項1から3いずれか1項に記載の送風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109297110A (zh) * 2018-09-25 2019-02-01 湖州吴兴道场城乡建设发展有限公司 一种具备过滤杀菌功能的家用空气新风净化设备

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