JPH0632918U - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0632918U JPH0632918U JP069187U JP6918792U JPH0632918U JP H0632918 U JPH0632918 U JP H0632918U JP 069187 U JP069187 U JP 069187U JP 6918792 U JP6918792 U JP 6918792U JP H0632918 U JPH0632918 U JP H0632918U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- block
- blower
- air conditioner
- machine
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- Granted
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来、機体下方に付設され脱着不可能と謂われ
ていたドレンパンの取り外しを可能とすると共に、メン
テナンス等の諸作業を容易に行わしめんとするをその主
な目的としている。 【構成】フィルターブロックＡ、コイルブロックＢ、フ
アンブロックＣを一体的に連設してなる機体１におい
て、上記フィルターブロックＡ、フアンブロックＣの下
方に空間部を設け、該空間部をメンテナンスコーナＤと
して形成設け、該コーナを利用してドレンパン１１を脱
着自在に装設行わしめることを特徴とする。また送風機
８の上方通路に仕切板ａを斜設し、吹出チャンバー９を
機内において一体的に連連通せしめた。
ていたドレンパンの取り外しを可能とすると共に、メン
テナンス等の諸作業を容易に行わしめんとするをその主
な目的としている。 【構成】フィルターブロックＡ、コイルブロックＢ、フ
アンブロックＣを一体的に連設してなる機体１におい
て、上記フィルターブロックＡ、フアンブロックＣの下
方に空間部を設け、該空間部をメンテナンスコーナＤと
して形成設け、該コーナを利用してドレンパン１１を脱
着自在に装設行わしめることを特徴とする。また送風機
８の上方通路に仕切板ａを斜設し、吹出チャンバー９を
機内において一体的に連連通せしめた。
Description
【０００１】
この考案は空気調和機において、水平形ビルトアップエアハンドリングユニッ トに関するものである。
【０００２】
従来、ビル建築物等において冷暖送給用空気調和機として主に図１にて示すエ アハンユニットが使用されている。 しかるにこれらの殆どは重量のコイルブロックＢの下方箇所にドレンパンが設 置されているがために該ドレンパンの取外し掃除が不可能であるは勿論、機体下 方におけるメンテナンス作業も至難であり、しかも機体の上部には吹出用として の別体構造のプレナムチャバーを異別に取付けしなければならず、故に全体形状 が非常に嵩高となる懸念は免れなかったのである。
【０００３】
この考案は上記の欠点に鑑みて、フアンブロックＣ内の送風機を下方に位置さ せ、反面のフィルターブロックＡ、コイルブロックＢの下方に適当な空間を設け 該空間をメンテナンスコーナＤとして形成したことによって、該メンテナンスコ ーナＤを利用してコイル下方にドレンパンを脱着自在に容易に設置行わしめるこ とが出来得る。 故に従来、全く不可能といわれていたドレンパンの出入れ掃除が容易であると 共に機内のメンテナンス作業も機体下方より容易確実に行われるは勿論、その他 上記メンテナンスコーナＤの空間を利用して他の機構、種々の配管の設置収容も 容易である等至便な空気調和機を汎く提供しようとするものである。
【０００４】
上記、課題を解決する手段としてこの考案に係る空気調和機は、機体１の上部 前後等の適宜箇所に吸込口２を開設し、且つ機内にフィルター３を装設してなる フィルターブロックＡの隣接に、冷却コイル４，加熱コイル５，加湿器６等の機 構を適宜に配置してなるコイルブロックＢを接続し、更に該コイルブロックＢの 隣接側に機内下方に電動機７，送風機８を設置すると共に該送風機８の送風口上 部に仕切板ａを斜設し吹出チャンバー９を形成してなるフアンブロックＣを一体 的に併列して機体１を構成せしめた構造において、上記フィルターブロックＡコ イルブロックＢの下方に適宜面積のメンテナンスコーナＤを形成設け、該メンテ ナンスコーナＤの空間部を利用してドレンパン１１を脱着自在に配置せしめたこ とを特徴としている。 また請求項２項記載の如く、コイルブロックＢ内のコイルを支設してなるコイ ル支承枠１２の上部または側面等隅部の適当箇所に数個の通気孔ｂ，ｂ，ｂを開 孔設けることによって冷房時に送風通路内を送流する冷気の全体がコイルを通過 することなくその一部が上記、通気孔ｂ，ｂ，ｂを通流して機内に発生する結露 を未然に防止行わしめることが出来得ると共により良好な熱交換効率を求めるこ とが出来得るのである。
【０００５】
本考案は上記の構造にて構成してなるものであって、吸込口２より機内に吸込 せる空気はフアンブロックＣを通流し、コイルブロックＢ内の冷却、加熱コイル ４，５にて冷、暖等適当温度に熱交換が行われ、送風機８の回転によってフアン ブロックＣ内に形成せる吹出チャンバー９に流れ、吹出口１０より所定の冷暖風 として外部に送流する。 また上記、機内の点検、掃除等を行わしめる場合には吸込口２の下方に適当面 積のメンテナンスコーナＤが形成設けられているがために機体の下方より容易に メンテナンス作業が行われるは勿論、ドレンパン１１の出入も簡単であり、従っ てドレンパンの掃除、取り替え等の諸作業も容易である。
【０００６】
以下、この考案の実施例を図面について説明すると、機体１全体はフィルター ブロックＡ、コイルブロックＢ、フアンブロックＣにて構成されており、フィル ターブロックＡは上部、前後、側部等適宜箇所に吸込口２が開設され機内の送風 通路内に適当形状のフィルター５が装設されている。 コイルブロックＢ内には冷却コイル４および加熱コイル５がコイル支承枠１２ によって支承され、場合によっては該送風通路内に加湿器６を併設する。 フアンブロックＣは下方に電動機７，送風機８を設置し、該送風機８の送風口 の上部送風通路を仕切板ａを斜設して吹出チャンバー９を形成すると共に上記、 吸込口２と同様に上部、前後、側部等必要とする方向箇所に吹出口１０を開口設 け、吹出チャンバー９の送風通路と連通する。 この考案は上記の如く、フィルターブロックＡとコイルブロックＢ、フアンブ ロックＣを一体的に連接形成してなるもので、フィルターブロックＡ及びコイル ブロックＢの下方に適当面積の空間部を形成設け、該空間部をメンテナンスコー ナＤとして利用しようとするものであって、メンテナンス作業はもとより該メン テナンスコーナＤにドレンパン１１を脱着自在に収容することも、必要とする他 の機構部材、配管類をも容易に設置することも出来得る。 なお機体１の構造によってはメンテナンスコーナＤをフィルターブロックＡの 下方、またはコイルブロックＢの下方等何れかのブロックの下方にのみ形成する ことも可能である。
【０００７】 更に上記、コイルブロックＢ内のコイルを支設してなるコイル支承枠１２の上 部または側面等隅部の適当箇所に数個の通気孔ｂ，ｂ，ｂを開孔設け、冷房時に 冷気の一部を該通気孔ｂ，ｂ，ｂを通流行わしめ、機内に発生する結露を未然に 防止行わしめようとする。
【０００８】 また、かかるメンテナンスコーナＤは上記、実施例の機種のみに限定されるも のでなく、その他の種々の空気調和機の構造にも広く使用出来得ることは謂うま でもない。
【０００９】
この考案に係る空気調和機は、フアンブロックＣ内の送風機８を下方に位置さ せ、フィルターブロックＡ、コイルブロックＢの下方に空間部を形成してメンテ ナンスコーナＤを設けてなるものであるから、従来全く不可能であった機体下方 における機内のメンテナンス作業が容易に行われるは勿論、特に該メンテナンス コーナＤを利用してドレンパン１１の脱着、掃除等の諸作業が安楽容易に行われ る等の益大な効果を有している。 しかもフアンブロックＣのコーナ内に仕切板ａを斜設して吹出チャンバー９を 一体的に形成設けたことによって、従来の如くプレナムチャンバーを別体に取付 けする必要もなく非常に安価に提供出来得るは勿論、同時に仕切板ａ斜設による 三角型のチャンバー形状を有しているものであるから、流出する機内の騒振音が 該チャンバー内において自然的に除去消音されることとなる。 従って非常に低騒音であるがために他の消音機構の設置も必要とすることなく 併せて、従来機において機外に付設されていた配管、諸部材が上記、メンテナン スコーナＤ内に収容行わしめることによって、これら部材の露呈による損失を保 護し、意匠的にも良好にて全体形状を嵩低く形成出来得る効果もある。
【００１０】 更に請求項２項記載の如く、コイルブロックＢ内のコイルを支設してなるコイ ル支承枠１２の上部または側面等隅部の適当箇所に数個の通気孔ｂ，ｂ，ｂを開 孔設けることによって冷房時に送風通路内を送流する冷気の全体がコイルを通過 することなくその一部が上記、通気孔ｂ，ｂ，ｂを通流して機内に発生する結露 を未然に防止行わしめより良好な熱交換効率を求める利点がある。
【図１】 従来の空気調和機の説明図、
【図２】 この考案に係る空気調和機の内部機構を示す
正面図、
正面図、
【図３】 同上、熱交換コイルの上部、コイル支承枠部
分の拡大断面図、
分の拡大断面図、
【図４】 同上、平面図である。
１ 機体 ２ 吸込口 ３ フィルター ４ 冷却コイル ５ 加熱コイル ６ 加湿器 ７ 電動機 ８ 送風機 ９ 吹出チャンバー ａ仕切板 １０ 吹出口 １１ ドレンパン １２ コイル支承枠 ｂ通気孔 Ａ フィルターブロック Ｂ コイルブロック Ｃ フアンブロック
Claims (2)
- 【請求項１】 吸込口２を開設し、且つ機内にフィルタ
ー３を装設してなるフィルターブロックＡの隣接に、冷
却コイル４，加熱コイル５，加湿器６等の機構を適宜に
配置してなるコイルブロックＢを接続し、更に該コイル
ブロックＢの隣接側に機内下方に電動機７，送風機８を
設置すると共に該送風機８の送風口上部に仕切板ａを斜
設し略三角形の吹出チャンバー９を形成し適宜箇所に吹
出口１０を連通してなるフアンブロックＣを一体的に併
列して機体１を構成せしめた空気調和機で、上記フィル
ターブロックＡとコイルブロックＢの下方空間部を利用
してメンテナンスコーナＤを形成設け、該メンテナンス
コーナＤにドレンパン１１を脱着自在に配置せしめたこ
とを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 上記、請求項１項記載のコイルブロック
Ｂにおいて、各コイルを支設してなるコイル支承枠１２
の上部または側面等の隅部箇所に多数の通気孔ｂ，ｂ，
ｂを開孔設けたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069187U JPH083852Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069187U JPH083852Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632918U true JPH0632918U (ja) | 1994-04-28 |
| JPH083852Y2 JPH083852Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=13395478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992069187U Expired - Lifetime JPH083852Y2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083852Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149873A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Kimura Kohki Co Ltd | ワンスパン用床設置空調機 |
| KR101497314B1 (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-03 | 삼성중공업 주식회사 | 공기조화기 |
| KR101664999B1 (ko) * | 2016-03-31 | 2016-10-11 | 주식회사 성지테크 | 냉각탑 상부 일체형 냉동시스템 |
| KR102147035B1 (ko) * | 2019-04-09 | 2020-08-21 | 송홍준 | 습식 공기정화 및 살균장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5134123U (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-13 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP1992069187U patent/JPH083852Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5134123U (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-13 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149873A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Kimura Kohki Co Ltd | ワンスパン用床設置空調機 |
| KR101497314B1 (ko) * | 2013-08-23 | 2015-03-03 | 삼성중공업 주식회사 | 공기조화기 |
| KR101664999B1 (ko) * | 2016-03-31 | 2016-10-11 | 주식회사 성지테크 | 냉각탑 상부 일체형 냉동시스템 |
| KR102147035B1 (ko) * | 2019-04-09 | 2020-08-21 | 송홍준 | 습식 공기정화 및 살균장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH083852Y2 (ja) | 1996-01-31 |
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