JP2522646Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JP2522646Y2 JP2522646Y2 JP1989054980U JP5498089U JP2522646Y2 JP 2522646 Y2 JP2522646 Y2 JP 2522646Y2 JP 1989054980 U JP1989054980 U JP 1989054980U JP 5498089 U JP5498089 U JP 5498089U JP 2522646 Y2 JP2522646 Y2 JP 2522646Y2
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- vehicle
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両用空気調和装置、その外気取り入れ
に関するものである。
に関するものである。
従来の車両用空調装置について第４図〜第６図にて説
明する。図において、（１）は空気調和装置、（２）は
車両、（３）は圧縮機、（４）は室内送風機、（５）は
室外送風機、（６）は室内熱交換器、（７）は室外熱交
換器、（８）は室内送風機室（４）と室外送風機室
（５）を仕切る仕切板、（９）は外気取入口、（10）は
保護カバー、（11）は車内空気リターン口、（12）は冷
却風吹出口、（13）は車両内ダクト、（14）は車両内吹
出グリル、（15）はリターン室、（16）は外気取入口フ
イルター、（17）はリターン口フィルター、（18）の矢
印は空気の流れを示す。
明する。図において、（１）は空気調和装置、（２）は
車両、（３）は圧縮機、（４）は室内送風機、（５）は
室外送風機、（６）は室内熱交換器、（７）は室外熱交
換器、（８）は室内送風機室（４）と室外送風機室
（５）を仕切る仕切板、（９）は外気取入口、（10）は
保護カバー、（11）は車内空気リターン口、（12）は冷
却風吹出口、（13）は車両内ダクト、（14）は車両内吹
出グリル、（15）はリターン室、（16）は外気取入口フ
イルター、（17）はリターン口フィルター、（18）の矢
印は空気の流れを示す。
次に動作について説明する。
室内送風機（４）によって、車両（２）内空気はリタ
ーン空気吸込口（11）より、また外気は外気取入口
（９）より、それぞれ空気調和装置（１）へと吸込まれ
る。吸込まれた車両（２）内空気と外気は、リターン室
（15）内で混合され、室内熱交換器（６）によって冷却
された後、室内送風機によって吹出し口（12）より吹出
され、車両内吹出しダクト（13）、吹出し用グリル（1
4）を介して車両（２）内に吹出される。
ーン空気吸込口（11）より、また外気は外気取入口
（９）より、それぞれ空気調和装置（１）へと吸込まれ
る。吸込まれた車両（２）内空気と外気は、リターン室
（15）内で混合され、室内熱交換器（６）によって冷却
された後、室内送風機によって吹出し口（12）より吹出
され、車両内吹出しダクト（13）、吹出し用グリル（1
4）を介して車両（２）内に吹出される。
従来の車両用空調装置は以上のように構成されている
ので室外送風機から進入した雨、雪、ゴミ、昆虫等がフ
ィルターを経由せず、室内送風機によって車室内へ進入
する恐れがあった。又、外気取入口フィルターを清掃又
は交換する場合は車両上部へのぼり、空調装置の外側よ
り行わなければならない。
ので室外送風機から進入した雨、雪、ゴミ、昆虫等がフ
ィルターを経由せず、室内送風機によって車室内へ進入
する恐れがあった。又、外気取入口フィルターを清掃又
は交換する場合は車両上部へのぼり、空調装置の外側よ
り行わなければならない。
又、外気フィルターの交換を容易にする方法として、
たとえば、実開昭62-43916号公報第１図に示されるよう
に、室内空気フィルターと外気フィルターとを共用化す
るものもあるが、このようにすると、フィルターの位置
が、室内外空気の混合の後に設置されるため、室外から
ゴミや昆虫が室内に進入するという問題があった。
たとえば、実開昭62-43916号公報第１図に示されるよう
に、室内空気フィルターと外気フィルターとを共用化す
るものもあるが、このようにすると、フィルターの位置
が、室内外空気の混合の後に設置されるため、室外から
ゴミや昆虫が室内に進入するという問題があった。
この考案は、上記のような課題を解消するためになさ
れたもので、雨及び雪の侵入を完全に防止できるととも
に、室内及び室外空気それぞれに専用のフィルターを有
しながら、外気取入口フィルターの清掃及び交換する場
合、車両内部で空調装置のリターン口よりとり行える車
両用空気調和装置を得ることを目的とする。
れたもので、雨及び雪の侵入を完全に防止できるととも
に、室内及び室外空気それぞれに専用のフィルターを有
しながら、外気取入口フィルターの清掃及び交換する場
合、車両内部で空調装置のリターン口よりとり行える車
両用空気調和装置を得ることを目的とする。
この考案に係る車両用空気調和装置は、室外送風機室
底板部分に外気取入れ用の開口部を設けるとともに、ダ
クトによってリターン室へと外気を導くようにしたもの
である。
底板部分に外気取入れ用の開口部を設けるとともに、ダ
クトによってリターン室へと外気を導くようにしたもの
である。
この考案における車両用空気調和装置は、外気取入部
を底板部に設けたことにより、雨及び雪の侵入を防止す
ることができるとともに、外気取入口フィルターの清掃
及び交換を車両内部で空調装置リターン口よりとり行え
る。
を底板部に設けたことにより、雨及び雪の侵入を防止す
ることができるとともに、外気取入口フィルターの清掃
及び交換を車両内部で空調装置リターン口よりとり行え
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第
１図〜第３図において、（１）は空気調和装置、（２）
は車両、（３）は圧縮機、（４）は室内送風機、（５）
は室外送風機、（６）は室内熱交換器、（７）は室外熱
交換器、（８）は室内送風機室と室外送風機室とを仕切
る仕切板、（９）は外気取入口、（11）は車内空気リタ
ーン口、（12）は冷風吹出口、（13）は車両ダクト、
（14）は車両内吹出グリル、（15）はリターン室、（1
7）はリターン口フィルター、（18）は空気の流れ、（1
9）は外気取入口からリターン室（15）へ空気を導くダ
クト、（20）はこのダクト（19）の出口に設けられた外
気清浄フィルターである。
１図〜第３図において、（１）は空気調和装置、（２）
は車両、（３）は圧縮機、（４）は室内送風機、（５）
は室外送風機、（６）は室内熱交換器、（７）は室外熱
交換器、（８）は室内送風機室と室外送風機室とを仕切
る仕切板、（９）は外気取入口、（11）は車内空気リタ
ーン口、（12）は冷風吹出口、（13）は車両ダクト、
（14）は車両内吹出グリル、（15）はリターン室、（1
7）はリターン口フィルター、（18）は空気の流れ、（1
9）は外気取入口からリターン室（15）へ空気を導くダ
クト、（20）はこのダクト（19）の出口に設けられた外
気清浄フィルターである。
外気清浄フィルター（20）の一辺の寸法は図１に示す
とおり、リターン吸込口（11）の一辺の寸法よりも小さ
くしてある。そして外気清浄フィルター（20）は外気専
用に、リターン口フィルター（17）は室内空気専用に用
いられ、外気取入口（９）より進入するゴミや昆虫等
が、リターン吸込口（11）から室内へ進入するのを防い
でいる。
とおり、リターン吸込口（11）の一辺の寸法よりも小さ
くしてある。そして外気清浄フィルター（20）は外気専
用に、リターン口フィルター（17）は室内空気専用に用
いられ、外気取入口（９）より進入するゴミや昆虫等
が、リターン吸込口（11）から室内へ進入するのを防い
でいる。
次に動作について説明する。
室内送風機（４）によって車両（２）内空気は、リタ
ーン空気吸込み口（11）より、また外気は外気取入口
（９）より吸込まれ外気取入用ダクト（20）を介して空
気調和装置（１）へと吸込まれる。
ーン空気吸込み口（11）より、また外気は外気取入口
（９）より吸込まれ外気取入用ダクト（20）を介して空
気調和装置（１）へと吸込まれる。
吸込まれた車両（２）内空気と外気は、リターン室
（15）内で混合され、室内熱交換器（６）によって冷却
された後、室内送風機（４）によって吹出し口（12）よ
り吹出され、車両内吹出しダクト（13）、吹出し用グリ
ル（14）を介して車両内部へと吹出される。
（15）内で混合され、室内熱交換器（６）によって冷却
された後、室内送風機（４）によって吹出し口（12）よ
り吹出され、車両内吹出しダクト（13）、吹出し用グリ
ル（14）を介して車両内部へと吹出される。
なお、上記実施例では、外気取入れ口から室内送風機
室までをダクトで結んでいるが、室外送風機室を上下２
段に風の洩れがないように仕切り、下段の空間をダクト
として用いてもよい。
室までをダクトで結んでいるが、室外送風機室を上下２
段に風の洩れがないように仕切り、下段の空間をダクト
として用いてもよい。
以上のように、この考案によれば、外気取入口を室外
送風機室底部に設け、ダクト出口にフィルターを設けダ
クトにより、室内送風機室部へと外気を導くように構成
したもので、雨及び雪の空気調和装置内への侵入を防ぐ
ことができまた、外気と室内空気とを混合するより前
に、それぞれ専用のフィルターを設けることにより、ゴ
ミや昆虫が室内に進入するのを防止でき、さらに、外気
専用フィルターの一辺の寸法がリターン吸込口の一辺の
寸法より小さいので、外気取入口フィルターの清掃及び
交換が車両内部で空調装置のリターン口よりとり行える
など、信頼性が高くメンテナンスの良いものが得られる
効果がある。
送風機室底部に設け、ダクト出口にフィルターを設けダ
クトにより、室内送風機室部へと外気を導くように構成
したもので、雨及び雪の空気調和装置内への侵入を防ぐ
ことができまた、外気と室内空気とを混合するより前
に、それぞれ専用のフィルターを設けることにより、ゴ
ミや昆虫が室内に進入するのを防止でき、さらに、外気
専用フィルターの一辺の寸法がリターン吸込口の一辺の
寸法より小さいので、外気取入口フィルターの清掃及び
交換が車両内部で空調装置のリターン口よりとり行える
など、信頼性が高くメンテナンスの良いものが得られる
効果がある。
第１図〜第３図は、この考案の一実施例による車両用空
気調和装置を示す図で、第１図は断面側面図、第２図は
第１図の断面側面図、第３図は第１図の平面図を示す。
第４図〜第５図は従来の車両用空気調和装置を示す図
で、第４図は断面側面図、第５図は第１図の断面側面
図、第６図は第４図の平面図を示す。 図において、（１）は車両用空気調和装置、（２）は車
輌、（３）は圧縮機、（４）は室内送風機、（５）は室
外送風機、（６）は室内熱交換器、（７）は室外熱交換
器、（８）は仕切板、（９）は外気取入口、（10）は保
護カバー、（11）はリターン吸込口、（12）は冷風吹出
口、（13）は車両内吹出しダクト、（14）は吹出し用グ
リル、（15）はリターン室、（16）は外気取入口フイル
ター、（17）はリターン口フィルター、（18）は空気の
流れ、（19）は外気取入口からリターン室へ空気を導く
ダクト、（20）は外気清浄フィルター。 なお、図中、同一番号は同一名称を示す。
気調和装置を示す図で、第１図は断面側面図、第２図は
第１図の断面側面図、第３図は第１図の平面図を示す。
第４図〜第５図は従来の車両用空気調和装置を示す図
で、第４図は断面側面図、第５図は第１図の断面側面
図、第６図は第４図の平面図を示す。 図において、（１）は車両用空気調和装置、（２）は車
輌、（３）は圧縮機、（４）は室内送風機、（５）は室
外送風機、（６）は室内熱交換器、（７）は室外熱交換
器、（８）は仕切板、（９）は外気取入口、（10）は保
護カバー、（11）はリターン吸込口、（12）は冷風吹出
口、（13）は車両内吹出しダクト、（14）は吹出し用グ
リル、（15）はリターン室、（16）は外気取入口フイル
ター、（17）はリターン口フィルター、（18）は空気の
流れ、（19）は外気取入口からリターン室へ空気を導く
ダクト、（20）は外気清浄フィルター。 なお、図中、同一番号は同一名称を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】車両の屋根上に設置され、前記車両の室内
に向って開口し室内空気を取込むリターン吸入口、前記
車両の外部に向って開口し外気を取込む外気取入口、前
記リターン吸入口と前記外気取入口とに接続され取込ん
だ外気と取込んだ室内空気とを混合するリターン室を有
する車両用空気調和装置において、 前記リターン吸入口に設けられた室内空気専用のリター
ン口フィルターと、前記リターン室の前記リターン口フ
ィルターの直近の位置であって前記外気取入口が接続さ
れた部分に設けられた外気専用のフィルターとを有し、 かつ、前記リターン吸入口の一辺の寸法は前記外気専用
のフィルターの一辺の寸法より大きいものであることに
より、前記リターン吸入口を通じて、前記外気専用のフ
ィルターを、前記車両の室内側へ取り出すことができる
ようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989054980U JP2522646Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989054980U JP2522646Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02145508U JPH02145508U (ja) | 1990-12-11 |
| JP2522646Y2 true JP2522646Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31577528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989054980U Expired - Lifetime JP2522646Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522646Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5324973B2 (ja) * | 2009-03-25 | 2013-10-23 | 三菱重工業株式会社 | 軌道系車両の空調装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61187724U (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | ||
| JPS6243916U (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-17 | ||
| JPS6394816U (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-18 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP1989054980U patent/JP2522646Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02145508U (ja) | 1990-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |