JP4581106B2 - 枢着機構及び什器 - Google Patents

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本発明は、一の部材と他の部材とを所定の軸回りに回動可能に枢着する枢着機構に関するものである。
従来、このような枢着機構として、例えば前記一の部材に設けたブラケット等の軸支部材、及び前記他の部材に設けたブラケット等の軸支部材に共通の軸を軸支させることにより、一の部材と他の部材とを回動可能に構成したものがある。そして、軸支姿勢において軸又は軸支部材の一方が他方から脱落する(抜け外れる)ことを防止するために、例えば、軸の一端部に凹溝を形成し、この凹溝にEリングやCリング等の抜止部材を嵌め込んだ態様(第1態様)や、軸の一端部をかしめる態様(第2態様)、或いは軸の一端部にナットを締着する態様(第3態様)が数多く採用されている。なお、上述したような従来技術は、現場において適宜実施されるものであり、特に特許文献などとして開示されているものはない。
しかしながら、前記第1態様の場合、軸に凹溝を加工しなければならず、またEリング等の専用の抜止部材が必要であり、部品加工の煩雑さ及び部品点数の増加を招来するものである。また、第2態様の場合、軸の先端部をかしめる加工が必要であるため、やはり部品加工が面倒であり、工数も増加するという不具合が生じ、第3態様の場合、ナット等の専用の抜止部材が抜止部材が必要であり、部品点数が増加し取付作業も煩雑になるという問題が生じる。このように、従来採用されてきた上記各態様は、軸自体の加工容易性を損ない、部品点数の増加及び取付作業の煩雑さを招来するものである。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、軸や各軸支部材に不要な加工を施すことなく、且つ専用の抜止部材を用いずに軸と各軸支部材との軸支姿勢が解除されることを有効に防止することができる枢着機構を提供することにある。
すなわち、本発明の枢着機構は、一の部材と他の部材とを所定の軸回りに回動可能に枢着する枢着機構であって、軸と、前記一の部材に設けられ前記軸を軸支する第1軸支部材と、前記他の部材に設けられ前記軸を軸支する第2軸支部材と、前記軸を前記第1軸支部材及び前記第2軸支部材に軸支させた軸支姿勢において軸心方向に沿った前記軸と前記各軸支部材との相対移動により前記軸支姿勢が解除されることを防止する軸支姿勢解除防止部とを具備し、この軸支姿勢解除防止部が、前記一の部材又は他の部材に関連付けて設けられ前記一の部材又は他の部材を構成する部材構成要素の一部であり、前記第1軸支部材及び前記第2軸支部材が共に一対の対向片を有するものであり、これら軸支部材の各対向片同士をそれぞれ当接又は近接させた状態で各対向片同士にそれぞれ異なる前記軸を軸支させ、前記異なる各軸が、前記軸支姿勢において軸間に形成される間隙を利用して共に相寄る方向にのみ抜脱し得るものであり、単一の前記軸支姿勢解除防止部が、前記各軸間に形成される間隙に嵌り込み、これら各軸にそれぞれ当接することにより、前記各軸の共に相寄る方向への移動を規制するとともに軸心方向に沿った前記各軸支部材の相対移動を規制するものであることを特徴とする。
ここで、「軸」とは、第1軸支部材と第2軸支部材とに軸支される軸自体、及び軸に関連付けて設けられ軸の軸支姿勢維持に寄与する部材も含む概念である。また、「軸を軸支する軸支部材」とは、軸に対して相対移動不能に固着した状態で軸を軸支する軸支部材、又は軸に対して相対的に回動可能・スライド可能な状態で軸を軸支する軸支部材を意味し、第1軸支部材又は第2軸支部材の少なくとも何れか一方が軸に対して相対的に回動可能・スライド可能に取り付けられた状態で軸を軸支するものであればよい。
このようなものであれば、一の部材又は他の部材を構成する部材構成要素の一部を用いて軸支姿勢が解除されることを防止することができ、従来のように軸の一部にEリング取付用の凹溝を設けたり、或いは軸の一端部にかしめを施す必要がなく、軸及び軸支部材の加工容易性を損なうことがない。また、Eリングやナット等の専用の抜止部材を軸に取り付ける必要もないため、作業工程の簡素化及び部品点数の削減を有効に図ることができる。
また、前記第1軸支部材及び前記第2軸支部材が共に一対の対向片を有するものであり、これら軸支部材の各対向片同士をそれぞれ当接又は近接させた状態で各対向片同士にそれぞれ異なる前記軸を軸支させ、単一の前記軸支姿勢解除防止部によって、軸心方向に沿った各軸及び前記各軸支部材の相対移動を規制しているので、良好な枢着状態を実現するために各軸支部材を一対の対向片を設け、これら各対向片同士にそれぞれ軸を軸支させた場合であっても、単一の軸支姿勢解除防止部で軸支姿勢が解除されることを的確に防止することができ、不要な部品点数の増加を回避することができ、コストの削減にも資する。ここで、各対向片同士にそれぞれ軸支される軸は、同一種類の軸又は種類が異なる軸何れであってもよい。
さらに、前記異なる各軸が、前記軸支姿勢において軸間に形成される間隙を利用して共に相寄る方向にのみ抜脱し得るものであり、前記軸支姿勢解除防止部が、前記各軸間に形成される間隙に嵌り込み、これら各軸にそれぞれ当接することにより、前記各軸の共に相寄る方向への移動を規制するので、各軸の抜脱を確実に防止し、良好な軸支姿勢を実現することができる。
加えて、前記軸支姿勢解除防止部が、前記軸支姿勢において、軸心方向に沿った前記軸と前記各軸支部材との相対移動を規制するものであれば、軸支姿勢を確実に確保することができる。
また、前記軸が、前記軸支姿勢において前記各軸支部材に対して一方向にのみ抜脱し得るものであり、前記軸支姿勢解除防止部が、前記一方向側から前記軸に当接し、前記軸の前記一方向への移動を規制するものであれば、軸の抜脱を適切に防止し、軸支部材に対する軸の相対移動を確実に防止することができ、良好な軸支姿勢を確保することができる。
また、前記一の部材に複数の前記第1軸支部材を設けるとともに、前記他の部材に前記第1軸支部材に対応させて複数の前記第2支持部材を設け、これら複数の第1軸支部材及び第2軸支部材をそれぞれ軸を用いて同軸線上で回動可能に枢着し、前記軸支姿勢解除防止部を前記各軸支部材に対応させて複数設ければ、一の部材と他の部材とを複数の箇所で枢着させる場合、これら各枢着部位において良好な軸支姿勢を確保することができる。この場合、前記複数の軸支姿勢解除防止部を一体に設けていれば、軸支姿勢解除防止部をそれぞれ個別に設ける態様と比較して、保管性、取扱性及び取付作業性に優れたものとなる。
具体的な実施態様としては、前記一の部材が筐体に設けたレール部に案内されて進退移動可能な進退部材であり、前記他の部材が前記進退部材に回動可能に枢着され前記筐体の収納空間を開閉する開閉体であり、この開閉体が、枠体と、この枠体に取付可能なパネル部材と、このパネル部材を前記枠体に固定する固定部材とを備え、前記軸支姿勢解除防止部が前記固定部材の一部であるものが挙げられる。
また、上述したような効果を奏する枢着機構を具備した什器とすることにより、当該什器の機能性及び実用性の向上に資する。
以上説明したように本発明によれば、一の部材又は他の部材を構成する部材構成要素の一部を用いて軸支姿勢が解除されることを防止することができ、軸及び軸支部材の加工容易性を確保することができるとともに、Eリングやナット等の専用の抜止部材を軸に取り付ける必要もないため、作業の簡素化及び部品点数の削減を有効に図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る枢着機構は、図1及び図2等に示すように、前方に開口した収納空間2Sを有する収納空間を内部に形成した筐体2と、筐体2の収納空間2Sをフラップ動作により開閉し得る扉3(本願の「他の部材」及び「開閉体」に相当)とを具備してなる収納庫1(本発明の「什器」に相当する)に設けられ、具体的には、筐体2の左右部の側板部23、24の内側面に設けたレール部2Rに案内されて進退可能な進退部材4(本願の「一の部材」に相当)に対して、扉3を水平姿勢を取る開成状態と垂下姿勢を取る閉止状態との間で回動可能に枢着するものである。
筐体2について簡単に説明すると、この筐体2は、頂板部21、底板部22、左右の側板部23、24及び背板部を有するものであり、各側板部23、24の上端部側にそれぞれ奥行き方向に沿って横断面視略コ字状をなす長尺のレール部2Rを設けている。各レール部2Rにより進退部材4を前後方向にスライド移動可能に支持している。なお、底板部22の所定部位に、閉止状態にある扉3を筐体2に拘束するためのロック機構を構成するラッチ爪221を設けている。
進退部材4は、図3〜図6(図3は図2におけるA矢視図であって後述する上方固定部材33の取付前の状態を示す図であり、図4は図2におけるB矢視図であり、図5は進退部材4と水平姿勢を取る扉3との枢着状態を扉3の背面側から見て示す図であり、進退部材4と垂下姿勢を取る扉3との枢着状態を扉3の上面側から見て示す図である)等に示すように、筐体2の側板部23、24間より短い幅寸法を有する長尺の本体部41と、本体部41の両側端部に設けた戸車取付部42と、この戸車取付部42に回動可能に取り付けられ前記レール部2R内で滑動し得る戸車43とを備えたものである。
本体部41は、例えば板金素材からなり、略フラット状をなす底面部411と、底面部411の前後縁からそれぞれ起立させてなる前面部412及び背面部413と、前面部412の上縁から背面部413側へ屈曲させてなる第1上面部414と、背面部413の上縁から前面側へ屈曲させてなる第2上面部415とを一体に有するものである。前面部412の両側端部近傍部位にそれぞれ第1ブラケット5(本願の「第1軸支部材」に相当)を設けている。各第1ブラケット5は、基片51と、基片51の両端部からそれぞれ前方に突出する一対の対向片52、53とを一体に有する平面視略コ字状をなすものであり、基片51を本体部41の前面部412に溶接等により固着している。なお、以下の説明において第1ブラケット5の一対の対向片52、53のうち、相対的に本体部41の外方側に位置する対向片52を「第1外方対向片52」とし、相対的に本体部41の内方側に位置する対向片53を「第1内方対向片53」とする。これら第1外方対向片52及び第1内方対向片53にはそれぞれ貫通孔52a、53aを形成している。また、前面部412の両側端部近傍部位であって且つ前記第1ブラケット5よりも所定距離内方に寄った位置に平面視略L字状のL字ブラケット6を設けている。L字ブラケット6は、本体部41の前面部412に当接しネジNを介して取り付けられる基片61と、基片61の一側縁から前方に突出し且つ前記第1内方対向片53とを対向する前方突出片62とを一体に有するものである。このL字ブラケット6の前方突出片62に、第1内方対向片53に対応させて貫通孔62aを設けている。そして、本実施形態では、第1内方対向片53とL字ブラケット6の前方突出片62とを利用してダンパ7を固定した状態で取り付けている。このダンパ7は、扉3の開成状態(水平姿勢)から閉止状態(垂下姿勢)へのフラップ動作時における扉3の回動速度を抑制する制動力を付与して扉3の回動速度を抑制するものである。具体的には、ダンパ本体71と、ダンパ本体71の内部から一端部側に突出するダンパ軸72と、ダンパ本体71の他端部からダンパ軸72と相離反する方向に膨出させてなる膨出部73と、ダンパ軸72の先端部側に嵌装可能なキャップ部材74とを具備するものである。そして、ダンパ軸72を第1内方対向片53の貫通孔53aに挿入するとともに、膨出部73をL字ブラケット6の前方突出片62の貫通孔62aに挿入することによって第1内方対向片53と前方突出片62との間にダンパ本体71を介在させている。本実施形態では、ダンパ軸72の断面形状を略小判状とし、キャップ部材74の外周に相互に平行をなす平面部を形成している。このキャップ部材74は、扉3に設けた後述する第2ブラケット8の第2内方対向片83の貫通孔83aに嵌入し且つ前記第1内方対向片53の貫通孔53aには嵌入し得ないように設定されている。このような形状を有するキャップ部材74をダンパ軸72に嵌装することにより、扉3の回動時にダンパ7に掛かる負担の軽減及び扉3の回動速度の制御力向上を有効に図っている。
戸車取付部42は、例えば板金素材からなり、本体部41の底面部411に重合し得る裏当て部421と、裏当て部421の外側縁から垂下させてなる垂下片422とを一体に有するものであある。裏当て部421を本体部41の底面部411に溶接あるいはネジ止めにより一体的に取り付け、垂下片422に戸車43を枢支させている。また、垂下片422を裏当て部421より前方に突出させ且つ第1ブラケット5の第1外方対向片52と対向し得るようにしている。この垂下片422に、第1外方対向片52に対応させて貫通孔422aを形成している。なお本実施形態では、垂下片422の前端部における内側面に補強片423を重合させた状態で固着し、この補強片423にも貫通孔423aを形成している。
一方、扉3は、図3〜図6等に示すように、枠体31と、枠体31に取付可能なパネル部材32と、パネル部材32を枠体31に固定する固定部材33、34、35とを有するものである。なお、以下の説明における扉3の高さ方向及び前後方向は、前記閉止状態にある扉3、すなわち進退部材4に対して垂下姿勢を取る扉3における高さ方向及び前後方向である。
枠体31は、概略方形のフレーム状をなし、背面側から例えばガラス製のパネル部材32を嵌め込めんだ状態でパネル部材32が前方へ抜脱し得ないよう前面側開口部の開口寸法を背面側開口部の開口寸法よりも小さく設定したものである。そして、パネル部材32を枠体31内に嵌め込んだ状態において、パネル部材32の背面側周縁部に当接する固定部材33、34、35を枠体31に取り付けることによってパネル部材32が枠体31の後方へも抜脱し得ないようにしている。なお、本実施形態では、パネル部材32の上端部、下端部及び両側端部をそれぞれ板金素材からなる上方固定部材33、下方固定部材34及び側方固定部材35によってそれぞれ枠体31に固定し、上方固定部材33の一部に本発明の軸支姿勢解除防止部として機能する規制片33Kを設けている。上方固定部材33についての詳細な説明は後述する。
枠体31の背面側における上端部の両側端部にそれぞれ第2ブラケット8(本願の「第2軸支部材」に相当)を設けている。各第2ブラケット8は、基片81と、基片81の両端部からそれぞれ後方に突出する一対の対向片82、83とを一体に有する略コ字状をなすものであり、基片81を枠体31の背面部413に溶接等により固着している。なお、以下の説明において第2ブラケット8の一対の対向片82、83のうち、相対的に枠体31の外方側に位置する対向片82を「第2外方対向片82」とし、相対的に枠体31の内方側に位置する対向片83を「第2内方対向片83」とする。第2外方対向片82及び第2内方対向片83にはそれぞれ貫通孔82a、83aを形成している。
このような構成を有する進退部材4と扉3とを枢着機構を利用して相対回動可能に連結している。
枢着機構は、進退部材4に設けた第1ブラケット5と、扉3の枠体31に設けた第2ブラケット8と、これら第1ブラケット5及び第2ブラケット8に軸支される回転軸9及びダンパ軸72(ダンパ軸72に嵌装しダンパ軸72の軸支姿勢維持に寄与するたキャップ部材74)と、上方固定部材33に設けられ回転軸9及びダンパ軸72(ダンパ軸42に嵌装したキャップ部材74)の軸支姿勢が解除されることを防止する規制片33Kとを備えたものである。なお、図5及び図6では、規制片33Kにパターンを付して示している。
そこで、次にこの枢着機構を進退部材4及び扉3に関連付けて取り付ける手順及び枢着機構の作用について説明する。
先ず、床等のフラット状の盤上に、予め枠体31にパネル部材32を嵌め込み且つ下方固定部材34及び側方固定部材35によってパネル部材32を枠体31に固定した扉3と、進退部材4とを共に裏返した状態で載置し、次いで、進退部材4の本体部41に設けた第1ブラケット5の第1内方対向片53の貫通孔53aに挿入したダンパ軸72を、扉3の枠体31に設けた第2ブラケット8の第2内方対向片83の貫通孔83aに挿入し、第1内方対向片53と第2内方対向片83とを近接させた状態で対向させるとともに、第1ブラケット5の第1外方対向片52と第2ブラケット8の第2外方対向片82とを近接させた状態で対向させる。本実施形態では、第1内方対向片53及び第1外方対向片52が、第2内方対向片83及び第2外方対向片82よりそれぞれ相対的に内方側に位置するようにしている。引き続き、ダンパ7のキャップ部材74を、第2内方対向片83側からダンパ軸72に嵌入させるとともに第2内方対向片83の貫通孔83aに挿通させ、第1内方対向片53に当接させている。一方、第1外方対向片52、第2外方対向片82、戸車取付部42の補強片423及び垂下片422の各貫通孔52a、82a、423a、422aを一致させ、これら各貫通孔52a、82a、423a、422aに回転軸9を第1外方対向片52側から順次挿入し、回転軸9の頭部91を座金Wを介して第1外方対向片52に当接又は近接させている。このようにして、回転軸9を第1外方対向片52、第2外方対向片82、補強片423及び垂下片422に軸支させるとともに、前記ダンパ軸72を第1内方対向片53及び第2内方対向片83に軸支させることにより、同軸線上に位置付けられたこれら回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)を中心軸として進退部材4と扉3とを相対回動可能に取り付ける。なお、本実施形態では、扉3を垂下姿勢に位置付けた場合に、第1ブラケット5の各対向片(第1内方対向片53、第2外方対向片82)、L字ブラケット6の前方突出片62及び戸車取付部42の垂下片422・補強片423が扉3の枠体31に干渉し得ないように、これら各片(第1内方対向片53、第2外方対向片82、前方突出片62、垂下片422、補強片423)の先端部位と基端部位との間に段差を設けている(図3等参照)。
このような取付状態において、図3に示すように、回転軸9の頭部91と前記キャップ部材74との間には間隙Sが形成され、この間隙Sにより回転軸9及び前記キャップ部材74が、それぞれ他方の部材(キャップ部材74又は回転軸9)に近寄る方向に沿って移動可能な状態となり、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)の軸支姿勢が解除され得る。そこで、本実施形態では、前記上方固定部材33に設けた規制片33Kによって、キャップ部材74及び回転軸9の移動を規制するようにしている。
上方固定部材33は、図2〜図6に示すように、例えば板金素材からなり、パネル部材32の背面側の上端部における周縁部及び枠体31に当接してパネル部材32を押さえる押さえ片331と、押さえ片331の上縁から後方に延出する後方延出片332と、後方延出片332の後縁から上方に立ち上げてなる起立片333と、起立片333の上縁から前方に延出する前方延出片334とを一体に備えたものである。後方延出片332、起立片333及び前方延出片334における両側端部近傍部位には、扉3のフラップ動作時に、第1ブラケット5の各対向片(第1外方対向片52、第1内方対向片53)及びL字ブラケット6の前方突出片62との干渉を回避するために複数の切欠を形成している。そして、第1ブラケット5の対向片(第1外方対向片52、第1内方対向片53)間に位置する前方延出片334のうち、この上方固定部材33を枠体31に取り付けた状態において回転軸9と前記キャップ部材74との間隙Sに嵌り込み、回転軸9及び前記キャップ部材74の軸心方向に沿った移動を規制し得る規制片33Kを設けている。この規制片33Kは、その幅寸法をキャップ部材74と回転軸9との離間距離より僅かに小さく設定し、前方への突出寸法を他の前方延出片334の突出寸法より大きく設定している(図6参照)。
しかして、前述の取付手順により回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)を介して進退部材4と扉3とを相対回動可能に連結した状態において、上方固定部材33の押さえ片331をパネル部材32の背面側上端部に当接させて所定部位をネジ止めすることにより、この上方固定部材33を枠体31に取り付ける。この取付状態において、上方固定部材33の両端部近傍部位に設けた各規制片33Kが、それぞれ回転軸9とキャップ部材74との間隙Sに嵌り込み、キャップ部材74の一端部及び回転軸9の頭部91に当接又は極めて近接している。これにより、回転軸9及びキャップ部材74の軸心方向に沿って相寄る方向へ移動が規制され、扉3のフラップ動作時に回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)の軸支姿勢が解除されることがない。このように、上方固定部材33に設けた各規制片33Kが、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)の軸支姿勢が解除されることを防止する本発明の軸支姿勢解除防止部として機能している。
以上のような手順を経て、進退部材4と扉3とを同一軸線上に位置付けられた回転軸9及びダンパ軸72を中心軸として回動可能に枢着し、共に裏返した状態にある進退部材4及び扉3を表返し、進退部材4の戸車43を筐体2のレール部2R材に装入することにより、進退部材4をレール部2R材にスライド動作可能に支持させる。そして、進退部材4をレール部2R材の先端部位までスライド移動させた状態で扉3を進退部材4に対して垂下姿勢と水平姿勢との間で回動させることにより、扉3が閉止状態または開成状態を取り、扉3を水平姿勢にした状態で筐体2の奥方へ押す操作力を付与することにより、進退部材4がレール部2Rに案内されながら奥方にスライド移動し、扉3を筐体2内に収納することができる。このように扉3を進退部材4に対して水平姿勢と垂下姿勢との間で回動可能に枢着させた状態において、回転軸9とダンパ7のキャップ部材74との間隙Sに上方固定部材33の規制片33Kが嵌り込み、キャップ部材74及び回転軸9が軸心方向に沿って相寄る方向に移動することを規制しているため、回転軸9及びキャップ部材74が第1ブラケット5及び第2ブラケット8から抜け外れることなく、扉3のスムーズなフラップ動作を確保することができる。
このように、本実施形態に係る枢着機構は、扉3を構成する上方固定部材33の規制片33Kにより、回転軸9の軸支姿勢及びダンパ軸72(キャップ部材74)の軸支姿勢が解除されることを防止しているため、従来のように良好な軸支状態を確保するために軸の一部にEリング取付用の凹溝やかしめ加工を施す必要がなく、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)の加工容易性を損なうことがない上、Eリングやナット等の専用の抜止部材を設ける必要もなく、部品点数の削減を有効に図ることができる。しかも、上方固定部材33を枠体31に取り付ける作業により規制片33Kを回転軸9とダンパ軸72(キャップ部材74)との間隙Sに嵌まり込ませ、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)が第1ブラケット5及び第2ブラケット8に対して軸心方向に沿って相対移動することを規制するようにしているため、専用の抜止部材を別途取り付ける作業が必須であった従来のものと比較して作業工程数を削減することができる。
加えて、第1ブラケット5及び第2ブラケット8が共に一対の対向片(第1内方対向片53、第1外方対向片52、第2内方対向片83、第2外方対向片82)を有するものであり、第1内方対向片53と第2内方対向片83とを近接させるとともに、第1外方対向片52と第2外方対向片82とを近接させた状態で、第1内方対向片53と第2内方対向片83とにダンパ軸72(キャップ部材74)を軸支させ、第1外方対向片52と第2外方対向片82とに回転軸9を軸支させ、一の規制片33Kによって、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)の軸心方向に沿った相対移動を規制しているため、不要な部品点数の増加を回避して構造の簡素化を確保しつつ良好な枢着状態を実現することができる。
殊に、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)が、軸支姿勢において互いに相寄る方向にのみ抜脱し得るものであり、規制片33Kが回転軸9とダンパ軸72(キャップ部材74)との間隙Sに嵌り込み、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)にそれぞれ当接することにより、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)の互いに相寄る方向への移動を規制しているので、回転軸9及びダンパ軸72(キャップ部材74)が第1ブラケット5及び第2ブラケット8から抜け外れることを確実に防止し、良好な軸支姿勢を維持することができる。
しかも、進退部材4に一対の第1ブラケット5を設けるとともに、扉3の枠体31に一対の第2ブラケット8を設け、これら複数の第1ブラケット5及び第2ブラケット8をそれぞれ回転軸9及びダンパ軸72を用いて同軸線上で回動可能に枢着し、規制片33Kを第1ブラケット5及び第2ブラケット8に対応させて一対設けているため、進退部材4と扉3とを複数箇所で枢着させることができ、進退部材4と扉3との連結強度を有効に高めることができるとともに、各枢着部位に規制片33Kを関連付けることにより良好な枢着姿勢を確保することができる。この場合、各規制片33Kを一体に設けているため、各規制片33Kをそれぞれ個別に設ける態様と比較して、保管性、取扱性及び取付作業性に優れたものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、軸支姿勢解除防止部として機能する規制片を扉を構成する固定部材の一部に設けた態様を示したが、これに限らず、例えば、扉を構成する枠体やパネル部材の一部を軸支姿勢解除防止部として機能させてもよく、或いは、進退部材の一部を軸支姿勢解除防止部として機能させてもよい。すなわち、相互に回動可能に枢着される一の部材又は他の部材の少なくとも何れか一方の部材の一部、或いはこれら一の部材又は他の部材とは別体の部材の一部を軸支姿勢解除防止部として機能させればよい。
また、各軸支部材として一対の対向片を有するものを用いたが、少なくとも他方の軸支部材と共に軸を軸支するものであればどのような形状のものであっても構わない。また、各軸支部材が一対の対向片を有するものである場合、前記実施形態ではこれら各対向片に回転軸及びダンパ軸をそれぞれ軸支させた態様を示したが、各対向片にそれぞれ同一種類の軸を軸支させるようにして勿論構わない。
さらに、軸支姿勢解除防止部が、前記軸支姿勢において、前記軸と前記各軸支部材との軸心方向に沿った相対移動を許容しつつ軸支姿勢を保持するものであってもよい。
また、前記実施形態では、各軸支部材(第1ブラケット、第2ブラケット)が共に軸を回動可能に軸支するものであってが、一方の軸支部材が軸に対して相対移動不能に固着した状態で軸を軸支するものであり、他方の軸支部材が軸に対して相対的に回動可能・スライド可能に取り付けられた状態で軸を軸支するものであっても構わない。
また、軸支姿勢において軸が軸支部材に対して軸心方向に沿って何れの方向にも抜脱し得るものとし、軸姿勢解除防止部が、軸が抜脱し得る両方向から軸に当接し、軸の軸心方向に沿った移動を規制するようにしてもよい。
また、本発明に係る枢着機構を、フラップ動作する扉に関連付けて設けているが、これに限らず、例えば片開き式の扉や両開き式の扉に関連付けて設けてもよい。また、枢着機構を、収納庫の他、例えば袖やワゴン、或いは椅子等の什器に設けても構わない。この場合、当該什器を構成する一の部材と他の部材とを所定の軸回りに回動可能に枢着するようにし、一の部材又は他の部材に関連付けて設けられ一の部材又は他の部材を構成する部材の一部を、軸支姿勢解除防止部として機能させればよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る枢着機構を備えた筐体の全体概略図。 同実施形態における進退部材及び扉を背面側から見た全体概略図。 図2におけるA矢視図であって上方固定部材の取付前の状態を示す図。 図2におけるB矢視図。 同実施形態における進退部材と水平姿勢を取る扉との枢着状態を扉の背面側から見て示す図。 同実施形態における進退部材と垂下姿勢を取る扉との枢着状態を扉の上面側から見て示す図。
符号の説明
1…什器(収納庫)
2…筐体
2S…収納空間
3…開閉体(扉)
31…枠体
32…パネル部材
33…上方固定部材
33K…軸支姿勢解除防止部(規制片)
4…進退部材
5…第1軸支部材(第1ブラケット)
52…第1外方対向片
53…第1内方対向片
72…ダンパ軸
74…キャップ部材
8…第2軸支部材(第2ブラケット)
82…第2外方対向片
83…第2内方対向片
9…回転軸
S…間隙

Claims (7)

  1. 一の部材と他の部材とを所定の軸回りに回動可能に枢着する枢着機構であって、
    軸と、前記一の部材に設けられ前記軸を軸支する第1軸支部材と、前記他の部材に設けられ前記軸を軸支する第2軸支部材と、前記軸を前記第1軸支部材及び前記第2軸支部材に軸支させた軸支姿勢において軸心方向に沿った前記軸と前記各軸支部材との相対移動により前記軸支姿勢が解除されることを防止する軸支姿勢解除防止部とを具備し、当該軸支姿勢解除防止部が、前記一の部材又は他の部材に関連付けて設けられ前記一の部材又は他の部材を構成する部材構成要素の一部であり、
    前記第1軸支部材及び前記第2軸支部材が共に一対の対向片を有するものであり、これら軸支部材の各対向片同士をそれぞれ当接又は近接させた状態で各対向片同士にそれぞれ異なる前記軸を軸支させ、
    前記異なる各軸が、前記軸支姿勢において軸間に形成される間隙を利用して共に相寄る方向にのみ抜脱し得るものであり、単一の前記軸支姿勢解除防止部が、前記各軸間に形成される間隙に嵌り込み、これら各軸にそれぞれ当接することにより、前記各軸の共に相寄る方向への移動を規制するとともに軸心方向に沿った前記各軸支部材の相対移動を規制するものであることを特徴とする枢着機構。
  2. 前記軸支姿勢解除防止部が、前記軸支姿勢において、軸心方向に沿った前記軸と前記各軸支部材との相対移動を規制するものである請求項1記載の枢着機構。
  3. 前記軸が、前記軸支姿勢において前記各軸支部材に対して軸心方向に沿って一方向にのみ抜脱し得るものであり、前記軸支姿勢解除防止部が、前記一方向側から前記軸に当接し、前記軸の前記一方向への移動を規制している請求項1又は2記載の枢着機構。
  4. 前記一の部材に複数の前記第1軸支部材を設けるとともに、前記他の部材に前記第1軸支部材に対応させて複数の前記第2支持部材を設け、これら複数の第1軸支部材及び第2軸支部材をそれぞれ軸を用いて同軸線上で回動可能に枢着し、前記軸支姿勢解除防止部を前記各軸支部材に対応させて複数設けている請求項1、2又は3記載の枢着機構。
  5. 前記複数の軸支姿勢解除防止部を一体に設けている請求項記載の枢着機構。
  6. 前記一の部材が筐体に設けたレール部に案内されて進退移動可能な進退部材であり、前記他の部材が前記進退部材に回動可能に枢着され前記筐体の収納空間を開閉する開閉体であり、当該開閉体が、枠体と、当該枠体に取付可能なパネル部材と、当該パネル部材を前記枠体に固定する固定部材とを備え、前記軸支姿勢解除防止部が前記固定部材の一部である請求項1、2、3、4又は5記載の枢着機構。
  7. 請求項1乃至何れか記載の枢着機構を具備していることを特徴とする什器。
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