JP4578305B2 - 波形合成樹脂管およびその管継手構造 - Google Patents

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Description

本発明は、地中に埋設され或いは地上で建屋に配設される、電力、通信ケーブル保護管として好適な波形合成樹脂管およびその管継手構造に関するものである。
従来、管壁が管軸方向に凹凸波形に形成されている合成樹脂管は広く知られており、例えば地中に埋設されたものはケーブル保護管または排水管として使用されている。
この種の合成樹脂管は地中に複数本束ねた状態で配設された場合に、それぞれの管の間に土砂が過剰に入り込んで平行な管配置を維持することが困難になる。その結果、曲がりが生じた丸波合成樹脂管は、その内部にケーブルを挿通する場合の施工性を低下させ、流体を通す場合には管路抵抗が大きくなる。
そこで、図22に示すように、管軸方向から見て略方形に形成された角筒部50と、略円形に形成された円筒部51とを管軸方向に交互に配置した角波状の合成樹脂管が提案されている。
上記合成樹脂管では、角筒部50が管軸方向に断続的に形成されており各角筒部50の上下両面がフラット面53で構成されているため、地中に埋設した際に安定性がよく、また、土砂は円筒部51のみに入り込むことになるため埋設後においても位置ずれを起こしにくく、配管の直進性が維持できるという利点がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−361722号公報
しかしながら、上記した角波状の合成樹脂管では、図23の断面図に示すように、円筒部分54の肉厚を強制的に角筒部50となるように延伸させているため、角筒部50の各角部50a〜50dが極端に薄肉化してしまうという問題がある。この薄肉部分は他の部分に比べて耐圧強度が低く、大きな土圧が作用した場合に破損する虞れがある。
また、角筒部50が多数連設されていると、その角筒部50については上記した丸波合成樹脂管に比べ管同士の隙間に土砂が入りにくくなる。このように土砂の充填が不十分であり管同士の間に空洞部が残された状態で合成樹脂管を埋め戻すと、降雨時や地下水位の上昇によってその空洞部に土砂が流れ込み、角波状の合成樹脂管上方の地盤が沈下する原因にもなる。
また、この種の角波状の合成樹脂管同士を接続する場合、角筒部50が円筒部51から大きく突出しているため、管継手は当然、その突出した角筒部50を被覆しなければならず管継手の構成が大型化する。この大型化した管継手は合成樹脂管を近接配置させる場合の障害となる。
本発明は以上のような従来の凹凸波形或いは角波状の合成樹脂管における課題を考慮してなされたものであり、第一の目的は耐圧強度の低下を解消しつつ土砂の充填も確実に行える波形合成樹脂管を提供することにあり、第二の目的は、継手部分のコンパクト化が図れる管継手構造を提供することにある。
本発明の波形合成樹脂管は、管軸方向と直交する方向から見て管壁に丸波部分と角波部分とが管軸方向に多数形成されている波形合成樹脂管であって、二つの上記角波部分とこれに連続する一つの上記丸波部分を基本パターンとし、この基本パターンが管軸方向に繰り返し形成され、管軸方向において上記二つの角波部分の山部の長さを加えた距離をL2とし、次の二つの角波部分との間であって上記丸波部分が形成されている距離をL3とするとき、L2>L3の関係が成立するように上記角波部分と上記丸波部分が形成され、上記角波部分の輪郭は、管軸方向から見て丸波部分の外周円に外接する方形に形成されるとともに、その方形の各角部は、上記外周円の外側近傍でその外周円に沿って円弧に形成され、それらの円弧は上記丸波部分の直径よりも大径からなる同心円の一部で構成されていることを要旨とする。
本発明の波形合成樹脂管に従えば、角波部分が管軸方向から見て方形をなし、その上下にフラット面が形成されているため、地中に埋設された場合には安定性を高め、地上で積み重ねられた場合には座りを高めて積層安定性を高めることができる。
また、角波部分の各角部は円弧状に大きく丸められているため、成形時において円筒部分の肉厚を強制的に隅部まで延伸させる必要がなく、それにより、角部の薄肉化を解消することができる。しかも、角部が円弧状に丸められていることによって土砂の流動性が高められ、角波部分についても丸波部分に近い土砂流動性を確保することができるため、波形合成樹脂管上方の空洞化を解消することができる。
本発明の波形合成樹脂管において、二つの角波部分とこれに連続する一つの丸波部分を基本パターンとし、この基本パターンを管軸方向に繰り返し形成することにより波形合成樹脂管を構成すれば、積層された波形合成樹脂管を互いに管軸方向にずらした場合であっても常に両波形合成樹脂管における角波部分のフラット面同士が当接し、脱落を防止することができる。
また、本発明の波形合成樹脂管は、その内部に内管を挿入することにより多層構造に構成することができる。それにより、流体を流す場合の流路抵抗を減少させたり、ケーブルを挿通する場合の通りを良くすることができる。
本発明の波形合成樹脂管において、波形合成樹脂管の一方端部に雄側継手部を設け、他方端部に雌側継手部を設けることができる。
本発明の波形合成樹脂管において、上記雄側継手部として、波形合成樹脂管の端部から延設された挿口部と、この挿口部先端においてその円周上に等間隔に配設された係止用突部とを備えることができる。
上記挿口部の基端部にはリング状シール材を装着するための溝部を形成することができる。
本発明の波形合成樹脂管において、上記雌側継手部として、挿口部を収納する受口部と、この受口部内に設けられ受口部に挿入された挿口部の係止用突部を係止する抜け止め手段とを備えることができる。
本発明の波形合成樹脂管において、上記抜け止め手段として、受口部内に形成された環状溝と、その環状溝に装着されるリング状支持体と、このリング状支持体から挿込み方向と逆方向に向けて収束する状態で延設される複数の係止片とを有し、これらの係止片は、挿口部の挿入時に係止用突部に押圧されて先を広げる方向に弾性変形し、係止用突部が通過することにより収束状態に復帰し、係止用突部の後部を係止するように構成することができる。
本発明の波形合成樹脂管において、上記リング状支持体および係止片の少なくともいずれか一方に、管軸方向にスリットを形成すれば、リング状支持体、係止片のいずれか、または両方に可撓性を持たせることができ、受口部への装着が簡便になる。
本発明の管継手構造は、突き合わされた上記構成を有する波形合成樹脂管の接続部分に、二つ割りされた一対の継手部を装着し固定する管継手構造であって、上記継手部は、一方の波形合成樹脂管における丸波部分と角波部分の間の谷部に嵌合し得るアーチ部と、他方の波形合成樹脂管における丸波部分と角波部分の間の谷部に嵌合し得るアーチ部と、二つの波形合成樹脂管の突き合わせ部分に当接されるアーチ部と、各アーチ部の裾側端部を管軸方向に連結する連結部とを有し、二つ割りされた継手部を一体化させるべく波形合成樹脂管に装着した際に連結部同士が対向し締結手段で締め付け固定できるように構成されるとともに、連結部は角波部分の角部において円弧状に丸められることによって生じたコーナースペースに収まるように構成されていることを要旨とする。
本発明の管継手構造に従えば、突き合わされた波形合成樹脂管の接続部分に二つ割りの継手部を装着すると、丸波部分と角波部分の間の谷部にアーチ部が嵌まり込んで両波形合成樹脂管を固定し、アーチ部を連結している連結部は、波形合成樹脂管の方形角部(仮想)と丸められた円弧との間のコーナースペースに収まるため、角波部分から大きく突出することなく波形合成樹脂管をコンパクトに接続することができるようになる。
本発明の管継手構造において、波形合成樹脂管の接続部分に取り付けられるアーチ部の内側にシール材を装着することができる。
本発明の波形合成樹脂管によれば、管軸方向から見て角波部分の角部が円弧状に丸められているため、成形時に無理な延伸が行われないことによって薄肉化が解消され耐圧強度の低下が防止される。また、角部が円弧状に丸められていることにより埋め戻しの際の土砂の流動性も良好になり敷設した波形合成樹脂管の近傍に空洞が発生することを防止することができる。
また、管軸方向において角波部分の間には丸波部分が介設されているため、圧縮強度を高めながら可撓性を備えることができる。
本発明の管継手構造によれば、角波部分と丸波部分を有する波形合成樹脂管を接続する継手構造のコンパクト化が図れるという長所を有する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る波形合成樹脂管の構成を示したものである。なお、波形合成樹脂管(以下、波形管と略称する)1は、ポリエチレン,ポリプロピレン樹脂等からなり、2つの角波部分2とこれに連続する1つの丸波部分3とからなる基本パターンが管軸方向に複数パターン連続して長尺管(口径によって異るが例えば4〜300m)をなすものであり、図1ではその一部(基本パターンが二つ連続した状態)を示している。
波形管1は連続ブロー成形によって形成されており、具体的には、断面円形に押し出されたチューブ状の溶融樹脂内にエアーを送り込んで膨らませ、膨らませた樹脂を金型内面に押し付けて所望の形状に成形する。その際、円筒状の溶融樹脂の一部は角波部分2に成形され、また、別の一部は丸波部分3に成形される。
それにより、波形管1の内壁4は成形された角波部分2、丸波部分3に追従した波形形状となる。ただし、本発明は波形管1の内部に内管を挿入した多層構造の波形管1を排除するものではなく、例えば柔軟性を有するゴム,塩化ビニル樹脂等からなる内管を挿入して流体を流す場合の流路抵抗を減少させたり、ケーブルを挿通する場合の通りを良くすることもできる。
なお、波形管1を成形する方法としては上記した連続ブロー成形に限らず、例えば、バキューム成形によって成形することもできる。この場合、断面円形に押し出されたチューブ状の溶融樹脂を金型に設けられているスリット状の溝から吸引し、その金型内面に張り付かせることになる。
また、角波部分2における各角部5は、円弧状に切り落とされた状態に成形されており、それにより、丸波部分3に近い形状となっている。
図2は波形管1を管軸方向から見たものであり、丸波部分3の一部を切り欠いて示した部分に角波部分2の方形面Sが見える。
方形面Sの角部が円弧状に丸められていないと想定した場合の一辺の長さL1は、丸波部分3の直径Mと一致している。すなわち、丸波部分3の外周円は方形面Sに内接している。
また、上記一辺の長さL1の60%、すなわち0.6L1が実際の角波部分2の一辺の長さである。
各一辺の実長さの両端に符号aおよびb、cおよびd、eおよびf、gおよびhをそれぞれ付した場合、実際の方形面Sの角部5は、b−c、d−e、f−g、h−aを結ぶ円弧で形成されている。これらの円弧は丸波部分3の直径Mよりも大径(直径N)からなる同心円の一部で構成されている。
図3は図2のA−A矢視断面を示したものである。
丸波部分3における外周面3aと角波部分2の外周面2aは、波形管1を積層する場合に安定性が得られるように同じ高さ(S1参照)に揃えられている。なお、丸波部分3の内周面3bもまた同じ高さ(S2参照)に揃えられている。
図4は図2のB−B矢視断面を示したものである。
図4において、丸波部分3の外周面3aよりも高く現れる突出部2bは、波形管1の座りを高めるために寄与する部分であり、図2では丸波部分3から方形面Sの対角線方向に突出している突出部2bに対応している。また図中、Cはその突出部2b内面を示している。
また、管軸方向において、二つの角波部分2の山部の長さを加えた距離をL2とし、次の角波部分3との間隔(丸波部分3が形成されている)をL3とするとき、L2>L3の関係が成立するように角波部分2と丸波部分3が形成されている。
それにより、積層された波形管1を管軸方向に相対移動させても、上下の波形管1において常に角波部分2のフラット面が互いに当接するため、波形管1の脱落を防止できるようになっている。
角波部分2の山部の数が2以上になると丸波部分3の数が減って丸波部分3による効果、すなわち可撓性が少なくなり配管施工性が低下する。また、角波部分2の山部の数が2を下回ると、波形管1を積み重ねた状態で管軸方向にずらした場合に上側の波形管1が脱落する。
また、上記構成を有する波形管1では、図1に示したように、管の座りを高めるために角波部分2の形状を、管軸方向から見て方形(上下左右にフラット面が形成される)としながらも、その角部については円弧状に丸めているため、角波部分2についても丸波部分3と略同等の砂の流動性を確保することができるようになる。
しかも丸波部分3は図3に示したようにU字状の折曲部分を備えているため可撓性に富んでおり、従来の角波合成樹脂管(図21に示したような管軸方向から見て略方形に形成された角筒部50と、略円形に形成された円筒部51が管軸方向に交互に配置された角波の合成樹脂管)に比べ配管の自由度が高いという利点がある。
次に、図5は上記した波形管1の一方端部に形成される雄側継手部10の構成を示したものであり、図6は波形管1の他方端部に形成され上記雄側継手部10と接続される雌側継手部20を示したものである。
まず、雄側継手部10の構成について説明する。
雄側継手部10は、波形管1において最も端部側に位置している丸波部分3から延設された円筒状の挿口部10aを備えている。この挿口部10aの略中間には、拡径された大径部10bが形成されており、挿口部10aの先端には4個の係止部(係止用突部)10cが円周方向に等間隔に配設されている。なお、係止部10cは挿口部10a外壁の上下左右に配設されている。
図7は図5に示した雄側継手部10をD方向に切断した断面を示している。
図7において、断面凸状に成形された大径部10bは、その前側が接続方向に向けて先下がりの傾斜面10dで構成され、後側には立下がり部10eが形成されている。
各係止部10cは挿口部10a先端から直径方向に突出した状態で設けられており、前側には接続方向に向けて先下がりの傾斜面10fが形成され、雌側継手部20との接続を円滑にしている。
また、係止部10cの後側は立下がり部10gが形成されており、雌側継手部20に設けられている抜け止めリング(後述する)と係合するようになっている。
また、図8は図5の雄側継手部10をE方向に切断した断面を示している。
各係止部10cの間にはそれぞれ凸条10hが円周方向に形成されており、雄側継手部10と雌側継手部20とを接続する際、或いは分離する際に適度の抵抗を与えるようになっている。
次に、図6に戻り、雌側継手部20の構成について説明する。
同図において雌側継手部20は、波形管1の最も端部側に位置している丸波部分3から延設された円筒状の受口部20aを備えている。この受口部20aは上記挿口部10aを挿入することができるように挿口部10aよりも若干大径に形成されている。
この受口部20aには、抜け止めリング取付部20bが設けられている。
抜け止めリング取付部20bは、櫛歯状に隆起した状態で(受口部20aの内側から見ると凹んだ状態で)形成されている。
図9は図6の雌側継手部20をF方向に切断して示したものである。
図9に示すように、抜け止めリング取付部20bには雄側継手部10の係止部10cと対応する位置に矩形状の浅溝20cが形成されており、各浅溝20cは円周方向に形成された環状浅溝(環状溝)20dと連通している。図中、20eは抜け止めリング取付部20bにおいて、浅溝20cと環状浅溝20dが連絡している範囲を示している。
図10は図6の雌側継手部20をG方向に切断した断面であり、20fは抜け止めリング取付部20bにおいて環状浅溝20dが形成されている範囲を示している。
図11〜図15は上記抜け止めリング取付部20bに装着される抜け止めリングの各種形態を示したものである。
図11(a)は抜け止めリング30の第一の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。
両図において、抜け止めリング30はABS,ポリプロピレン樹脂等からなり、環状浅溝20dに嵌合し得るリング状支持体30aと、このリング状支持体30aから延設され上記浅溝20cに嵌合し得る4つの係止片30bとを有し、リング状支持体30aと係止片30bは一体成形されている。
各係止片30bは、浅溝20cに嵌合された状態で雌側継手部20の胴部内壁20gから若干内側に向けて突出している。
上記環状浅溝20dおよびその環状浅溝20dに装着された抜け止めリング30は抜け止め手段として機能する。
各係止片30bはそれぞれ付勢力を発生する板ばねとして機能するようになっており、雄側継手部10と雌側継手部20とを接合する際に、雄側継手部10の係止部10cに押圧されることにより付勢力に抗して外側(矢印H方向)に弾性変形するようになっている。
両継手部10および20がさらに深く接続されて係止部10cが係止片30bを通過すると、係止片30bは付勢力によって図11(b)に示した元の姿勢に復帰するようになっている。
その結果、係止部10cの立上がり部10g(図7参照)が、復帰した係止片30bの先端によって係止されることになり、雄側継手部10は雌側継手部20に固定される。
上記抜け止めリング30はリング状支持体30aを備えているため、従来のC形抜け止めリングに比べ、成形時および成形後の寸法安定性が高く、安定した性能を維持することができるという利点がある。しかも、成形時の不良発生率が減少することによってコストダウンも図れる。
図12(a)は抜け止めリングの第二の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。
図12に示した抜け止めリング31は上記リング状支持体30aと同じリング状支持体31aを有しており、このリング状支持体31aから複数の係止片31bが延設されている。
各係止片31bはその中間部分にスリット31cが形成されて分割されており、図11に示した抜け止めリング30の係止片30bに比べると、より小さい押圧力で係止片31bを弾性変形させることができ、継手接続操作を円滑に行うことができる。
図13(a)は抜け止めリングの第三の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。
図13に示した抜け止めリング32はリング状支持体32aを有し、そのリング状支持体32aから係止片32bが延設されているが、その係止片32bが延設されているリング状支持体32aに管軸方向に向けて一本のスリット32cが形成されている。
このスリット32cは、係止片32bの管軸方向略中間位置まで延びており、係止片32bの弾性変形を容易にするとともにリング状支持体32aの変形をも容易にする働きがある。
したがって、この抜け止めリング32を使用した場合、図11に示した抜け止めリング30に比べると、より小さい押圧力で係止片31bを弾性変形させることができ、同時に、リング状支持体32aについても変形自由度が高くなるため、浅溝20cに対する抜け止めリング32の装着が容易になる。
図14(a)は抜け止めリングの第四の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。
図14に示した抜け止めリング33はリング状支持体33aを有し、そのリング状支持体33aから等間隔に一対の係止片33bが延設されている。
一対の係止片33bにはそれぞれ管軸方向に向けてスリット33cが形成されている。
これらの二本のスリット33cは、係止片33bの管軸方向略中間位置まで延びており、係止片33bの弾性変形およびリング状支持体33aの変形を、図13に示したものに比べより一層容易にする働きがある。
図15(a)は抜け止めリングの第五の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。
図15に示した抜け止めリング34はリング状支持体34aを有し、そのリング状支持体33a上に等間隔に一対の係止片34bが延設されている。
一対の係止片34bにはそれぞれ管軸方向に向けてスリット34cが形成されている。
これらのスリット34cは、係止片34bの略先端部まで延びており、係止片34bの弾性変形を図14に示した係止片33bと同様に容易にする。
また、リング状支持体34aについては係止片33bに形成されているスリット34cに加え、係止片34bの間にリング状支持体34aについても短いスリット34dが形成されているため、リング状支持体34aを所望の形状に変形させることができる。それにより、抜け止めリング34の装着がより簡便に行えるようになっている。
図16は、図7に示した挿口部10aの環状溝部(溝部)10iに装着されるゴム製パッキンリング(リング状シール材)35を示したものである。
このパッキンリング35は、継手接続方向に向けて複数の断面クサビ状突起35aが形成されており、接続方向に対しては雄側継手部10を容易に挿入することができ、逆方向に対しては抵抗として作用するとともに止水性を確保するようになっている。
上記構成からなる雄側継手部10および雌側継手部20の接続方法について説明する。
雄側継手部10と雌側継手部20を対向させ、挿口部10aを受口部20bに挿入する。このとき、挿口部10aを管軸方向から見て時計回り(または反時計回り)に45°回転させた状態で挿入を行うと、係止部10cは受口部20bに装着されている抜け止めリング30の係止片30bの間を通過するためそれらに接触せず、抵抗なしに受口部20b内に挿入される。
挿入後、挿口部10aを45°上記と逆方向に回転させると、係止部10cが係止片30bと係合してロックされ、挿口部10aが抜け止めされる。
一方、挿口部10aを回転させずにそのまま受口部20bに挿入すると、係止部10cが係止片30bに当接するため一定の抵抗が加わる。ところが、係止片30bは広がる方向に弾性変形することができるように構成されているため、抵抗に逆らって挿入すると、係止部10cは係止片30bを乗り越えることができ、係止片30bを通過したときに、係止部10cと係止片30bが係合してロックされる。
このように、本発明の雄側継手部10および雌側継手部20の構成によれば、波形管1を回転させずに例えば積層状態であってもその姿勢のまま波形管1同士を接続することができるという利点がある。それにより、現場での波形管1の取り扱い、接続施工性が格段向上する。
次に、図17は波形管1の管を途中で切断した場合等のように、上記継手部が存在しない部分の波形管1同士を接続するための管継手を示したものである。
同図において、管継手40は二つ割り可能な第一継手部41(図面手前側)および第二継手部42(図面奥側)と、両継手部41,42を接続するためのボルト(締結手段)43とから主として構成されている。
第一継手部41は、半円状に湾曲する3本のアーチ部41a,41b,41cと、これらのアーチ部41a〜41cを継手軸方向に接続する3本の連結部41d,41eおよび41fとから構成されている。
連結部41dはアーチ部41a,41b,41cの一方端部を接続しており、各アーチ部41a〜41cから外向きに突設された脚部41g,41h,41iと、それらの脚部41g,41h,41iの先端を連絡する断面三角形の棒状部材41jとからなり、上記脚部41g〜41iには上記ボルト43を挿通するためにボルト孔がそれぞれ形成されている。
連結部41fは上記連結部41dと同様に、3本の脚部41k,41l,41mと、それらの脚部先端を接続する断面三角形の棒状部材41nとからなる。
また、連結部41eは、アーチ部41a〜41cの中央部分を継手軸方向に接続する棒状部材41oからなる。
なお、第二継手部42は上記した第一継手部41と対象に構成されている。
したがって、第一および第二の継手部41,42の脚部41g〜41i、脚部41k〜41mを対応させて重ね合わすと、半円状のアーチ部41a,41b,41c同士が連絡されてリング状となる。
また、棒状部材41j同士、棒状部材41n同士が重ね合わされるとその先端が連結部41eと同じ山形形状となる。すなわち、連結部41d、41e、41f、41eは仮想方形面の輪郭Iの各角部に嵌まるようになっており、その方形面Iは波形管1の角波部分2の方形面の輪郭I′と一致している。
このように、上記管継手40は波形管1の角波部分を円弧状に丸めてできた切欠部分を利用して取り付けるように構成されているため、図18に示す波形管1の角波部分2の方形面I′に収まる状態で波形管1に装着することができ、管継手40のコンパクト化が図れるようになっている。
上記管継手40を波形管1の接続部分に取り付ける際、リング状となるアーチ部41aは一方の波形管1の丸波部分3の谷部に嵌合し、アーチ部41cは他方の波形管1の丸波部分3の谷部に嵌合する。
また、アーチ部41bの内側には、図19(a)および(b)に示すようにシール材としてリング状のゴム製パッキン44が配置され、波形管1接続部分の止水を行うようになっている。このパッキン44は外周側がフラット面44aに、内周側が円弧状面44bに形成されている。
このように本発明の管継手40は、波形管1の丸波部分を外抱き式で接続するように構成されているため、角波部分を外抱き式で接続する場合に比べ、止水性を高めることができる。
図20は分解された管継手40の第一の継手部41を外側から見たものであり、図21は第二の継手部42を内側から見たものである。
両図において、アーチ部41aおよび41cの断面は内側に向けて半円状に膨出しており、丸波部分3の谷部に嵌合するようになっているのに対し、アーチ部41bの断面は内側がフラットに形成されている。このフラットな部分に上記パッキン44が配置される。
本発明に係る波形管の形状を示す要部斜視図である。 図1の波形管を管軸方向から見た側面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 波形管の一方端部に形成される雄側継手部の構成を示す斜視図である。 波形管の他方端部に形成される雌側継手部の構成を示す斜視図である。 図5のD−D矢視断面図である。 図5のE−E矢視断面図である。 図6のF−F矢視断面図である。 図6のG−G矢視断面図である。 (a)は抜け止めリングの第一の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。 (a)は抜け止めリングの第二の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。 (a)は抜け止めリングの第三の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。 (a)は抜け止めリングの第四の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。 (a)は抜け止めリングの第五の形態を示す正面図、(b)はその側面図である。 雄側継手部に装着されるパッキンの構成を示す一部切欠きを有する側面図である。 本発明の管継手の構成を示す斜視図である。 波形管を管継手で接続した状態を示す斜視図である。 (a)は図17に示す管継手に装着されるパッキンの正面図、(b)はその側面図である。 二つ割りされた管継手の一方の構成を示す斜視図である。 二つ割りされた管継手の他方の構成を示す斜視図である。 従来の角波合成樹脂管の構成を示す斜視図である。 図22の角波合成樹脂管を管軸方向と直交する方向から切断した断面図である。
符号の説明
1 波形管
2 角波部分
2a 外周面
2b 突出部
3 丸波部分
3a 外周面
4 内壁
5 角部
10 雄側継手部
10a 差口部
10b 大径部
10c 係止部
10d 傾斜面
10e 立下り部
10f 傾斜面
10g 立下り部
10h 凸条
10i 環状溝部
20 雌側継手部
20a 受口部
20b 抜け止めリング取付部
20c 浅溝
20d 環状浅溝
30 抜け止めリング

Claims (10)

  1. 管軸方向と直交する方向から見て管壁に丸波部分と角波部分とが管軸方向に多数形成されている波形合成樹脂管であって、
    二つの上記角波部分とこれに連続する一つの上記丸波部分を基本パターンとし、この基本パターンが管軸方向に繰り返し形成され、
    管軸方向において上記二つの角波部分の山部の長さを加えた距離をL2とし、次の二つの角波部分との間であって上記丸波部分が形成されている距離をL3とするとき、L2>L3の関係が成立するように上記角波部分と上記丸波部分が形成され、
    上記角波部分の輪郭は、管軸方向から見て上記丸波部分の外周円に外接する方形に形成されるとともに、その方形の各角部は、上記外周円の外側近傍でその外周円に沿って円弧に形成され、それらの円弧は上記丸波部分の直径よりも大径からなる同心円の一部で構成されていることを特徴とする波形合成樹脂管。
  2. 上記波形合成樹脂管が、その内部に内管が挿入されて多層構造に構成されている請求項記載の波形合成樹脂管。
  3. 上記波形合成樹脂管の一方端部に雄側継手部が設けられ、他方端部に雌側継手部が設けられている請求項1または2に記載の波形合成樹脂管。
  4. 上記雄側継手部として、上記波形合成樹脂管の端部から延設された挿口部と、この挿口部先端においてその円周上に等間隔に配設された係止用突部とを備えてなる請求項記載の波形合成樹脂管。
  5. 上記挿口部の基端部にリング状シール材を装着するための溝部が形成されている請求項記載の波形合成樹脂管。
  6. 上記雌側継手部として、上記挿口部を収納する受口部と、この受口部内に設けられ上記挿口部の係止用突部を係止する抜け止め手段とを備えてなる請求項のいずれか1項に記載の波形合成樹脂管。
  7. 上記抜け止め手段として、上記受口部内に形成された環状溝と、その環状溝に装着されるリング状支持体と、このリング状支持体から挿込み方向と逆方向に向けて収束する状態で延設される複数の係止片とを有し、これらの係止片は、上記挿口部の挿入時に上記係止用突部に押圧されて先を広げる方向に弾性変形し、上記係止用突部が通過することにより収束状態に復帰し、上記係止用突部の後部を係止するように構成されている請求項記載の波形合成樹脂管。
  8. 上記リング状支持体および上記係止片の少なくともいずれか一方に、管軸方向にスリットが形成されている請求項記載の波形合成樹脂管。
  9. 突き合わされた請求項1または2に記載の波形合成樹脂管の接続部分に、二つ割りされた一対の継手部を装着し固定する管継手構造であって、上記継手部は、
    一方の波形合成樹脂管における丸波部分と角波部分の間の谷部に嵌合し得るアーチ部と、他方の波形合成樹脂管における丸波部分と角波部分の間の谷部に嵌合し得るアーチ部と、二つの上記波形合成樹脂管の突き合わせ部分に当接されるアーチ部と、上記各アーチ部の裾側端部を管軸方向に連結する連結部とを有し、
    二つ割りされた上記継手部を一体化させるべく上記波形合成樹脂管に装着した際に上記連結部同士が対向し締結手段で締め付け固定できるように構成されるとともに、上記連結部は上記角波部分の角部において円弧状に丸められることによって生じたコーナースペースに収まるように構成されていることを特徴とする管継手構造。
  10. 上記波形合成樹脂管の突き合わせ部分に取り付けられるアーチ部の内側にシール材が装着されている請求項記載の管継手構造。
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