JP4576768B2 - 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 - Google Patents
複合型地中連続壁および同壁の構築工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4576768B2 JP4576768B2 JP2001230937A JP2001230937A JP4576768B2 JP 4576768 B2 JP4576768 B2 JP 4576768B2 JP 2001230937 A JP2001230937 A JP 2001230937A JP 2001230937 A JP2001230937 A JP 2001230937A JP 4576768 B2 JP4576768 B2 JP 4576768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall portion
- wall
- underground continuous
- intermediate wall
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複合型地中連続壁および同壁の構築工法に関し、特に、土留め壁の一部を本体壁として利用する場合の複合型地中連続壁および同壁の構築工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地下構造物を構築する際には、仮設用の土留め壁、あるいは、本体兼用の土留め壁として、鉄筋コンクリート製の地中連続壁が用いられることが多い。この種の地中連続壁は、地中に矩形状の単位壁体を築造して、これを順次横方向に連結することにより構築されているが、従来の地中連続壁には、以下に説明する課題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、従来の地中連続壁は、壁下部の遮水部分および壁上部の応力が小さい部分も、根切り底付近の最大応力部と変わらない同一断面で設計,施工されていたので、きわめて不経済になっていた。
【0004】
また、地中連続壁を構築する際に発生する掘削残土は、産業廃棄物となるので、処理や搬出にコストがかかるという問題もあった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、経済的に構築することができる複合型地中連続壁を提供することにある。
【0006】
また、別の目的として、掘削残土を有効に利用して、その処理,搬出量を低減することができる複合型地中連続壁の構築工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、地上から掘削された掘削溝内にコンクリートなどの硬化性泥状物を充填硬化させることにより形成される地中連続壁において、前記地中連続壁の根切り底面を含む深度方向の中間に位置し、本体として利用する鉄筋コンクリート製の中間壁部と、前記中間壁部の上部側に位置し、前記中間壁部よりも強度が低く、地上側まで延設される上部壁部と、前記中間壁部の下部側に位置し、前記上部壁部よりも強度が低く、根切り以深に延設される下部壁部とを備え、前記中間壁部と前記上部壁部とには、前記掘削溝の上端まで延設される鉄筋籠が埋設され、前記上部および下部壁部は、掘削残土を固化材で固化させて、仮設として利用する同じ配合比率の流動化ソイル壁とし、前記上部壁部は、低応力部分に相当し、前記下部壁部は、遮水機能だけを備えたものとするようにした。
【0008】
このように構成した複合型地中連続壁によれば、地中連続壁の根切り底面を含む深度方向の中間に位置し、本体として利用する鉄筋コンクリート製の中間壁部と、中間壁部の上部側に位置し、中間壁部よりも強度が低く、地上側まで延設される上部壁部と、中間壁部の下部側に位置し、上部壁部よりも強度が低く、根切り以深に延設される下部壁部とを備えているので、地中壁の強度関係は、中間壁部>上部壁部>下部壁部となっている。
【0009】
一方、地中連続壁は、通常、根切り底の近傍で最大応力が作用し、根切り底の上部側、すなわち、地上側の近傍では、掘削に伴って応力が作用するが、その応力は、比較的低く、低応力部となるとともに、根切り以深では、応力が殆ど作用しない。
【0010】
本発明では、このような地中壁の応力度に応じて、地中壁の強度を深度方向で異ならせて、中間壁部>上部壁部>下部壁部となるようにしている。
【0011】
このため、本発明の複合型地中壁は、要請される応力度に応じた合理的な設計となるとともに、全体を鉄筋コンクリート壁とする場合に比べて、構築コストを大幅に低減させることができる。
【0012】
また、上部および下部壁部は、掘削残土を固化材で固化させて仮設として利用する流動化ソイル壁とするので、掘削残土を有効に利用して、その処理,搬出量を低減することができる。
【0013】
前記上部および下部壁部は、前記中間壁部の上下に連続して形成され、前記下部壁部と前記中間壁部との連結部分に凹凸部を形成し、前記中間壁部が前記下部壁部側に突出する凸部に遮水パネルを設置することができる。
【0014】
この構成によれば、下部壁部と前記中間壁部との連結部分に凹凸部を形成するので、両者の一体性が強化されるとともに、中間壁部が下部壁部側に突出する凸部に遮水パネルを設置するので、止水性も確保することができる。
【0015】
また、本発明は、地上から掘削された掘削溝内にコンクリートなどの硬化性泥状物を充填させて、これを硬化させることで地中連続壁を形成する地中連続壁の構築工法において、 前記掘削溝の下端側に、掘削残土に固化材と水とを加えた流動化ソイルを打設して、遮水機能だけを備えた下部壁部を形成した後に、この下部壁部の上部側に、前記掘削溝の上端まで延設される鉄筋籠を建て込んで、コンクリートを打設して、鉄筋コンクリート製の中間壁部を形成し、 この後に、前記中間壁部の上部側に前記流動化ソイルと同じ配合比率の流動化ソイルを再度打設して、低応力部分に相当する箇所に上部壁部を形成するようにした。
【0016】
このように構成した複合型地中連続壁の構築工法によれば、仮設的な利用部分となる下部壁部と上部壁部とを、掘削残土に固化材と水とを加えた流動化ソイルとするので、経済性が向上するとともに、流動化ソイルに掘削残土を利用するので、その処理量や搬出量も低減する。
【0017】
また、本発明では、下部壁部を形成した後に、この下部壁部の上部側に、掘削溝の上端まで延設される鉄筋籠を建て込んで、コンクリートを打設して、鉄筋コンクリート製の中間壁部を形成し、この後に、中間壁部の上部側に流動化ソイルを再度打設して、上部壁部を形成するので、同じ配合比率の流動化ソイルを使用しても、鉄筋籠の埋設の有無により、強度の異なる下部壁部と上部壁部とを、容易に構築することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1から図7は、本発明にかかる複合型地中連続壁および同壁の構築工法の一実施例を示している。
【0019】
図1は、本発明にかかる複合型地中連続壁10の縦断面を示している。同図に示した地中連続壁10は、鉄筋コンクリート製の中間壁部12と、この上部に形成された上部壁部14と、中間壁部12の下部に形成された下部壁部16とを有している。
【0020】
なお、本実施例の場合、壁の強度は、その一軸圧縮強度が基準となっていて、中間壁部12の強度が最も大きく、上部壁部14は、中間壁部12よりも強度が低く、下部壁部16は、上部壁部14よりも強度が低くなっている。
【0021】
鉄筋コンクリート製の中間壁部12は、形成深度が、根切り底面h0を含んだh1とh2との間にあって、地中連続壁10の本体利用部分に対応して、その中間部分に配置されている。
【0022】
この中間壁部12の内部側には、根切り掘削後に、鉄筋コンクリート製の本体壁18が、両者間に連結鉄筋20を介在させて一体的に構築され、合成壁とされる。
【0023】
上部および下部壁部14,16は、鉄筋コンクリート製の中間壁部12の上下方向に連結形成されており、複合型地中連続壁10を構築する際の地盤掘削工事に伴なって発生する掘削残土に、水(掘削安定液も可)とセメント系固化材とを加え、専用のプラントで混練した高強度流動化ソイルを打設,固化させることにより形成されている。
【0024】
混練された高強度流動化ソイルは、流動性があるが、時間の経過とともに、固化材が固化して、強度を発現し、高い止水性があり、このような中および下部壁部14,16は、通常、一軸圧縮強度が5〜50kg/cm2程度であるが、必ずしもこの範囲内に限る必要はない。
【0025】
下部壁部16は、深度がh1以下の地中連続壁10の下方に位置し、根切り底面h0よりも以深にあって、殆ど応力が作用しない部位に位置し、本実施例の場合には、遮水機能だけ備えている仮設利用部分となっている。
【0026】
また、本実施例の場合には、鉄筋コンクリート製の中間壁部12の下端が、下部壁部16側に若干突出するように形成されており、下部壁部16と中間壁部12との間には、相互に嵌合する凹凸22が設けられている。
【0027】
この凹凸部22は、下部壁部16の上端に凹部22aが形成され、中間壁部12の下端に凸部22bが形成されていて、凸部22bの中心を貫通するようにして、鉄板などで構成された遮水パネル24が介装されている。
【0028】
上部壁部14は、深度がh2以上の地中連続壁10の上端側に位置する低応力部分に相当していて、仮設利用部分となっており、本実施例の場合には、この仮設利用部分に、鉄筋コンクリート製の中間壁部12の上端が若干突出するように形成されており、上部壁部14と中間壁部12との間には、遮水パネル26が設けられている。
【0029】
次に、上記構成の複合型地中連続壁10の構築工法について説明する。地中連続壁10を構築する際には、まず、図2に示すように、掘削機30を用いて、1パネル分の矩形状の掘削溝32が形成され、掘削溝32内に、コンクリートや流動化ソイルなどの硬化性泥状物を充填固化させることが基本構成となっている。
【0030】
本実施例の場合には、掘削機30には、構築したパネル端面の切削が可能なハイドロフレーズ式掘削機や、ケリー掘削機が用いられる。安定液33を満たしながら掘削溝32が、下部壁部16を形成する深度まで掘削されると、図3に示すように、掘削溝32の底部側に、トレミー管34を用いて、高強度流動化ソイルAが打設される。
【0031】
この高強度流動化ソイルAは、前述したように、地盤掘削工事に伴なって発生する掘削残土に、水(掘削安定液も可)とセメント系固化材とを加え、専用のプラントで混練したものである。
【0032】
本体利用部の近傍深度(深度h1よりも若干下方の深度)まで高強度流動化ソイルAが打設され、その強度が発現されて下部壁部16が形成されると、次に、図4に示すように、その天端処理が行われる。
【0033】
本実施例の場合には、下部壁部16と鉄筋コンクリート製の中間壁部12との間に、相互に嵌合する凹凸部22を形成するので、下部壁部16の天端の幅方向の中心に凹部22aを、ケリー掘削機を用いて切削形成する。
【0034】
この凹部22aの形成が終了すると、次に、下部壁部16の上部側に、鉄筋籠36を建て込む。この鉄筋籠36下端側には、凹部22a内に先端側が挿入される遮水パネル24を予め取付けておく。
【0035】
この鉄筋籠36は、上部壁部14の形成予定個所を通過して、地上側まで延設され、その中間位置には、中間壁部12と上部壁部14との間に介装される遮水パネル26が係止されている。
【0036】
この鉄筋籠36の建て込みが終了すると、図6に示すように、コンクリートBがトレミー管40を用いて打設される。
【0037】
コンクリートBの打設高さは、本体利用部分の上端深度h2よりも若干上方に設定され、所定位置までコンクリートBが打設され、その強度が発現すると、鉄筋コンクリート製の中間壁部12が形成される。
【0038】
その後に、再び、トレミー管34により高強度流動化ソイルAが打設され、このソイルAが固化することにより、鉄筋籠36が埋設された上部壁部14が形成される(図7参照)。
【0039】
以上の工程で地中連続壁10の1パネル分が形成されると、その横方向に上記各工程を順次繰り返すことにより、矩形状のパネルを連結形成して所望の複合地中連続壁10が構築される。
【0040】
さて、以上のように構成された複合型地中連続壁10によれば、地中連続壁10の根切り底面を含む深度方向の中間に位置し、本体として利用する鉄筋コンクリート製の中間壁部12と、中間壁部12の上部側に位置し、中間壁部12よりも強度が低く、地上側まで延設される上部壁部14と、中間壁部12の下部側に位置し、上部壁部14よりも強度が低く、根切り以深に延設される下部壁部16とを備えているので、地中壁10の強度関係は、中間壁部12>上部壁部14>下部壁部16となっている。
【0041】
ところで、地中連続壁10は、通常、根切り底の近傍で最大応力が作用し、根切り底の上部側、すなわち、地上側の近傍では、掘削に伴って応力が作用するが、その応力は、比較的低く、低応力部となるとともに、根切り以深では、応力が殆ど作用しない。
【0042】
本実施例では、このような地中壁10の応力度に応じて、地中壁の強度を深度方向で異ならせて、中間壁部12>上部壁部14>下部壁部16となるようにしている。
【0043】
このため、本実施例の複合型地中壁10は、要請される応力度に応じた合理的な設計となるとともに、全体を鉄筋コンクリート壁とする場合に比べて、構築コストを大幅に低減させることができる。
【0044】
また、本実施例の場合には、仮設利用部分は、本体利用部分の上下に連続して形成され、本体利用部分の下方に形成される下部壁部16と鉄筋コンクリート製の中間壁部12との連結部分に凹凸部22を形成し、中間壁部12が下部壁部16側に突出する凸部22bに遮水パネル24を設置している。
【0045】
このため、下部壁部16と中間壁部12との連結部分に凹凸部22が介在するので、両者の一体性が強化されるとともに、中間壁部12が下部壁部16側に突出する凸部22bに遮水パネル24を設置するので、止水性も確保することができる。
【0046】
また、本実施例の複合型地中連続壁10の構築工法によれば、仮設的な利用部分となる下部壁部16と上部壁部14とを、掘削残土に固化材と水とを加えた流動化ソイル壁とするので、経済性が向上するとともに、流動化ソイルに掘削残土を利用するので、その処理量や搬出量も低減する。
【0047】
また、本実施例では、下部壁部16を形成した後に、この下部壁部16の上部側に、掘削溝32の上端まで延設される鉄筋籠36を建て込んで、コンクリートを打設して、鉄筋コンクリート製の中間壁部12を形成し、この後に、中間壁部12の上部側に流動化ソイルを再度打設して、上部壁部14を形成するので、鉄筋籠36の建て込み作業が1回で済み、しかも、同じ配合比率の流動化ソイルを使用しても、鉄筋籠36の埋設の有無により、強度の異なる下部壁部16と上部壁部14とを、容易に構築することができ、施工性も確保することができる。
【0048】
なお、上記実施例では、下部壁部16は、止水機能を確保するために、打設した流動化ソイルが硬化した後に、凹部22aを形成し、この部分に止水パネル24を介装する場合を例示したが、本発明の実施は、これに限定されることはなく、例えば、下部壁部16を形成するために流動化ソイルを打設した後に、硬化が完全に終了する段階で、鉄筋籠36を建て込んで、凹部22aを形成することなく、コンクリートを打設しても良い。
【0049】
また、上記実施例では、同じ組成の流動化ソイルを用い、内部に鉄筋籠36を埋設するか否かで、上部および下部壁部14,16の強度を変更するようにしたが、この強度の変更手段は、例えば、流動化ソイルの組成により、強度を変更させたり、あるいは、これらの手段を併用することで強度を変更させても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明にかかる複合地中連続壁および同壁の構築工法によれば、経済的に地中壁を構築することができるとともに、掘削残土を有効に利用して、その処理,搬出量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複合地中連続壁の一実施例を示す縦断面説明図である。
【図2】本発明にかかる複合地中連続壁の構築工法における最初の工程を示す縦断面説明図である。
【図3】図2に引き続いて行われる工程の縦断面説明図である。
【図4】図3に引き続いて行われる工程の縦断面説明図である。
【図5】図4に引き続いて行われる工程の縦断面説明図である。
【図6】図5に引き続いて行われる工程の縦断面説明図である。
【図7】図6に引き続いて行われる工程の縦断面説明図である。
【符号の説明】
10 複合地中連続壁
12 中間壁部
14 上部壁部
16 下部壁部
18 本体壁
22 凹凸部
24 遮水パネル
A 高強度流動化ソイル
B コンクリート
Claims (3)
- 地上から掘削された掘削溝内にコンクリートなどの硬化性泥状物を充填硬化させることにより形成される地中連続壁において、
前記地中連続壁の根切り底面を含む深度方向の中間に位置し、本体として利用する鉄筋コンクリート製の中間壁部と、
前記中間壁部の上部側に位置し、前記中間壁部よりも強度が低く、地上側まで延設される上部壁部と、
前記中間壁部の下部側に位置し、前記上部壁部よりも強度が低く、根切り以深に延設される下部壁部とを備え、
前記中間壁部と前記上部壁部とには、前記掘削溝の上端まで延設される鉄筋籠が埋設され、
前記上部および下部壁部は、掘削残土を固化材で固化させて、仮設として利用する同じ配合比率の流動化ソイル壁とし、前記上部壁部は、低応力部分に相当し、前記下部壁部は、遮水機能だけを備えたものとすることを特徴とする複合型地中連続壁。 - 前記上部および下部壁部は、前記中間壁部の上下に連続して形成され、前記下部壁部と前記中間壁部との連結部分に凹凸部を形成し、前記中間壁部が前記下部壁部側に突出する凸部に遮水パネルを設置することを特徴とする請求項1記載の複合型地中連続壁。
- 地上から掘削された掘削溝内にコンクリートなどの硬化性泥状物を充填させて、これを硬化させることで地中連続壁を形成する地中連続壁の構築工法において、
前記掘削溝の下端側に、掘削残土に固化材と水とを加えた流動化ソイルを打設して、遮水機能だけを備えた下部壁部を形成した後に、
この下部壁部の上部側に、前記掘削溝の上端まで延設される鉄筋籠を建て込んで、コンクリートを打設して、鉄筋コンクリート製の中間壁部を形成し、
この後に、前記中間壁部の上部側に前記流動化ソイルと同じ配合比率の流動化ソイルを再度打設して、低応力部分に相当する箇所に上部壁部を形成することを特徴とする複合型地中連続壁の構築工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001230937A JP4576768B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001230937A JP4576768B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003041576A JP2003041576A (ja) | 2003-02-13 |
JP4576768B2 true JP4576768B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=19063065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001230937A Expired - Fee Related JP4576768B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4576768B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113529767A (zh) * | 2021-07-28 | 2021-10-22 | 海西州那棱格勒河水利枢纽工程建设管理局 | 一种防渗墙施工的预埋管埋设方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57155423A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Ohbayashigumi Ltd | Method of construction of solidification of muddy water |
JPS5924027A (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-07 | Fujita Corp | 連続地下壁の施工方法 |
JPS5927022A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-13 | Fujita Corp | 連続モルタル止水壁工法 |
JPH01219212A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Mitani Sekisan Co Ltd | くい又は連続壁とその構築方法 |
JPH02136422A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-25 | Fujita Corp | パイル式土留擁壁構築工法 |
JPH10131174A (ja) * | 1996-11-06 | 1998-05-19 | Takenaka Komuten Co Ltd | ソイルセメント地下連続壁の施工方法 |
JPH10298973A (ja) * | 1997-04-23 | 1998-11-10 | Shimizu Corp | 地中連続壁 |
JPH1181303A (ja) * | 1997-09-09 | 1999-03-26 | Ohbayashi Corp | 地中連続壁の接合方法 |
JP2001220735A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-17 | Ohbayashi Corp | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001230937A patent/JP4576768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57155423A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Ohbayashigumi Ltd | Method of construction of solidification of muddy water |
JPS5924027A (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-07 | Fujita Corp | 連続地下壁の施工方法 |
JPS5927022A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-13 | Fujita Corp | 連続モルタル止水壁工法 |
JPH01219212A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Mitani Sekisan Co Ltd | くい又は連続壁とその構築方法 |
JPH02136422A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-25 | Fujita Corp | パイル式土留擁壁構築工法 |
JPH10131174A (ja) * | 1996-11-06 | 1998-05-19 | Takenaka Komuten Co Ltd | ソイルセメント地下連続壁の施工方法 |
JPH10298973A (ja) * | 1997-04-23 | 1998-11-10 | Shimizu Corp | 地中連続壁 |
JPH1181303A (ja) * | 1997-09-09 | 1999-03-26 | Ohbayashi Corp | 地中連続壁の接合方法 |
JP2001220735A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-17 | Ohbayashi Corp | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003041576A (ja) | 2003-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5615236B2 (ja) | 傾斜地盤の立坑築造工法及び立坑構造 | |
JPS60500875A (ja) | 地中に補強コンクリ−ト壁を建設するための方法ならびにその装置 | |
JP4440497B2 (ja) | 地中連続壁の構築方法及び地下構造物の構築方法 | |
KR101267688B1 (ko) | 프리캐스트 마감패널을 이용한 호안구조물의 시공 방법 | |
JP2009293331A (ja) | 地盤改良体からなる擁壁の構造及びその施工方法 | |
JP4576768B2 (ja) | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 | |
JP3676441B2 (ja) | ピットおよびそれを利用した地下室の構築方法 | |
KR101021913B1 (ko) | 흙막이 공사용 차수 가시설 시공방법 | |
JP4020858B2 (ja) | 地下構造物の製造方法 | |
JP3674439B2 (ja) | 複合型地中連続壁および同壁の構築工法 | |
JPH09324422A (ja) | 場所打ち複合杭およびその構築方法 | |
KR100429283B1 (ko) | Pc부재를 이용한 지하연속벽 시공방법 | |
JP4623577B2 (ja) | 場所打ち杭の構築方法 | |
JP2874906B2 (ja) | 立坑構築工法 | |
JP2004124452A (ja) | 支持地盤における基礎杭構造及び基礎杭の施工法 | |
JP2001026922A (ja) | 既設トンネルの耐震補強方法 | |
KR100473880B1 (ko) | 소일 네일을 이용한 인공벽 조성공법 및 이에 의해 조성된인공벽 | |
JP4413166B2 (ja) | 場所打ち杭の構築方法及び場所打ち杭構造 | |
JP2797066B2 (ja) | 安定材付きベタ基礎工法 | |
JP3335593B2 (ja) | 地中構造物の構築構造 | |
JPH10195886A (ja) | 基礎の構築方法 | |
JPS609172B2 (ja) | 地下構造物の構築方法 | |
JPH0931972A (ja) | 地中連続壁の構築工法 | |
JPH1088567A (ja) | 建物用地盤の改良方法および建物用基礎の構築方法 | |
JPH0612012B2 (ja) | 築島構築工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100727 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100809 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4576768 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140903 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |