JP4576565B2 - 演奏装置および演奏処理のプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、演奏装置および演奏処理のプログラムに関し、特に、任意の鍵の範囲における各鍵の音高を順に発音するポルタメント又はグリッサンドの特殊演奏を実現する演奏装置および演奏処理のプログラムに関するものである。
鍵盤楽器や弦楽器などの演奏装置において、任意の音高範囲における各音高を順に発音する特殊演奏として、ポルタメントおよびグリッサンドが知られている。ポルタメントの場合には、各音高が独立した楽音として順に発音され、グリッサンドの場合には、各音高が切れ目なく連続した楽音として発音される。鍵盤楽器を例に採ると、自然楽器の場合には、任意の鍵の範囲を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順に押鍵するが、電子鍵盤楽器の場合には、一方の鍵および他方の鍵の2つの鍵の押鍵のみによって、ポルタメントおよびグリッサンドの特殊演奏を実現できる。従来の電子鍵盤楽器において、ポルタメントおよびグリッサンドの発音制御に関する提案がなされている。
例えば、ある提案の電子楽器においては、ポルタメント又はグリッサンドの実行時間が押鍵の鍵域によって変動せずに、鍵盤の押鍵速度に応じてのみ変化するようになっている。この提案の構成では、前の演奏操作に対応した周波数データから今回の演奏操作に対応する周波数データまで所定値を加減算する際に、加減算する所定値はその周波数データの差分値により算出される変化データを用い、この算出された変化データ又は演算時間間隔を演奏操作部材の操作状態に対応するデータによって可変する。(特許文献1参照)
特開昭61−132998号公報(特公平6−7323号公報)
しかしながら、上記特許文献1を含め、従来の電子鍵盤楽器の場合には、2つの鍵の押鍵のみによって、容易にポルタメントおよびグリッサンドを実現できるが、自然楽器のように各鍵を実際に押鍵する訳ではないので、現在の音高から次の音高に変化する移動速度をどのように設定するかが問題となる。例えば、ある移動速度で音高を変化する場合には、一方の端の鍵から他方の端の鍵までの鍵数が多いと、他方の鍵の音高を発音するまでの時間が長くなり、特殊演奏が終了する前に次の演奏の発音に移行するため、不自然な演奏になってしまう。これと反対に、一定の時間内にポルタメントやグリッサンドの発音を行う場合には、一方の端の鍵から他方の端の鍵までの鍵数に従って、現在の音高から次の音高に変化する移動速度が速過ぎたり遅過ぎたりするので、不自然な演奏になってしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、ポルタメント又はグリッサンドの鍵数が多い場合でも、不自然な演奏になるのを回避できることを目的とする。
また、本発明は、一定の時間でポルタメント又はグリッサンドの発音を行う場合でも、不自然な演奏になるのを回避できることを目的とする。
請求項1に記載の演奏装置は、鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏(実施形態においては、ポルタメントに相当する)を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置であって、
押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、特殊演奏の鍵域の鍵数を検出する検出手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度を設定する設定手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、検出手段によって検出された鍵数が所定の鍵数以内である場合には、設定手段によって設定された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、検出手段によって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、設定手段によって設定された移動速度よりも速い移動速度で変化する音高の楽音を発生する楽音発生手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項1の演奏装置において、請求項2に記載したように、楽音発生手段は、検出手段によって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、当該検出された鍵数を所定時間で除算して求めた移動速度で変化する音高の楽音を発生するような構成にしてもよい。
請求項1の演奏装置において、請求項3に記載したように、設定手段は、押鍵された一方および他方の端の鍵の鍵域に応じて移動速度を設定するような構成にしてもよい。
請求項1の演奏装置において、請求項4に記載したように、設定手段は、過去の単位時間内に押鍵された鍵数に応じて移動速度を設定するような構成にしてもよい。
請求項1の演奏装置において、請求項5に記載したように、設定手段は、過去の単位時間内における押鍵のベロシティに応じて移動速度を設定するような構成にしてもよい。
請求項6に記載の演奏装置は、鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏(実施形態においては、ポルタメントに相当する)を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置であって、
押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、特殊演奏の鍵域の鍵数を検出する検出手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度の上限値を設定する設定手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、検出手段によって検出された鍵数の特殊演奏が所定時間になるように現在の音高から次の音高に変化する移動速度を演算する演算手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、演算手段によって演算された移動速度が設定手段によって設定された上限値以下である場合には、当該演算された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、演算手段によって演算された移動速度が設定手段によって設定された上限値を超える場合には、当該上限値の移動速度で変化する音高の楽音を発生する楽音発生手段(実施形態においては、図1の音源6に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項6の演奏装置において、請求項7に記載したように、設定手段は、押鍵された一方および他方の端の鍵の鍵域に応じて移動速度の上限値を設定するような構成にしてもよい。
請求項6の演奏装置において、請求項8に記載したように、設定手段は、過去の単位時間内に押鍵された鍵数に応じて移動速度の上限値を設定するような構成にしてもよい。
請求項6の演奏装置において、請求項9に記載したように、設定手段は、過去の単位時間内における押鍵のベロシティに応じて移動速度の上限値を設定するような構成にしてもよい。
請求項10に記載の演奏処理のプログラムは、鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏(実施形態においては、ポルタメントに相当する)を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置内のコンピュータ(実施形態においては、図1の音源6に相当する)によって実行される演奏処理のプログラムであって、
押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、特殊演奏の鍵域の鍵数を検出するステップAと、特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度を設定するステップBと、ステップAによって検出された鍵数が所定の鍵数以内である場合には、ステップBによって設定された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、ステップAによって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、ステップBによって設定された移動速度よりも速い移動速度で変化する音高の楽音を発生するステップCと、を実行する構成になっている。
請求項11に記載の演奏処理のプログラムは、鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏(実施形態においては、ポルタメントに相当する)を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置内のコンピュータ(実施形態においては、図1の音源6に相当する)によって実行される演奏処理のプログラムであって、
押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、特殊演奏の鍵域の鍵数を検出するステップAと、特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度の上限値を設定するステップBと、ステップAによって検出された鍵数の特殊演奏が所定時間になるように現在の音高から次の音高に変化する移動速度を演算するステップCと、ステップCによって演算された移動速度がステップBによって設定された上限値以下である場合には、当該演算された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、ステップCによって演算された移動速度がステップBによって設定された上限値を超える場合には、当該上限値の移動速度で変化する音高の楽音を発生するステップDと、を実行する構成になっている。
本発明の演奏装置および演奏処理のプログラムによれば、ポルタメント又はグリッサンドの鍵数が多い場合でも、不自然な演奏になるのを回避できるという効果が得られる。
また、本発明の演奏装置および演奏処理のプログラムによれば、一定の時間でポルタメント又はグリッサンドの発音を行う場合でも、不自然な演奏になるのを回避できるという効果が得られる。
以下、本発明の演奏装置の実施形態について、電子鍵盤楽器を例に採って、図1ないし図9を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の演奏装置の実施形態である電子鍵盤楽器のシステムを示すブロック図である。図1において、CPU1は、システムバス2を介して、ROM3、RAM4、キースキャナ5、音源6に接続され、これら各部との間でコマンドおよびデータの授受を行って、この電子鍵盤楽器を制御する。
ROM3は、CPU1によって実行される演奏処理のプログラムや初期データを予め記憶している。RAM4は、CPU1および音源6で共有するワークエリアであり、CPU1や音源6によって処理されるデータを一時的に記憶するための各種のレジスタやフラグを持っている。なお、音源6の内部に専用のRAMを設ける構成でもよい。キースキャナ5は鍵盤7に接続され、鍵盤7の各鍵およびスイッチ群をスキャンして、押鍵および離鍵の鍵番号すなわち音高、押鍵のベロシティ、各スイッチのオンおよびオフをCPU1に入力する。スイッチ群には、ポルタメント演奏スイッチ、グリッサンド演奏スイッチ、モードスイッチなどがある。音源6は、例えば、内部にマイクロコンピュータを備えたDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)で構成され、CPU1の発音コマンド、音高データ、ベロシティデータに応じて、波形メモリ(図示せず)から読み出した波形データに基づいて楽音信号を生成してD/Aコンバータ回路8に供給する。D/Aコンバータ回路8は、音源6から供給された楽音信号をデジタルからアナログに変換して出力回路9に供給する。出力回路9は、D/Aコンバータ回路8から供給された楽音信号に対して、フィルタ処理や増幅処理などの信号処理を施して、スピーカなどの発音装置(図示せず)に出力する。
以下、ポルタメント演奏スイッチがオンされて、各音高が独立した楽音として順に発音される演奏処理について説明する。各音高が切れ目なく連続した楽音として発音されるグリッサンドの演奏処理も基本的な動作はポルタメントの場合と同じであるので説明は省略する。
図2は、ポルタメントの演奏の各パラメータを示す図である。以下、各パラメータについて説明する。
Portament Modeは、ポルタメントの動作モードの選択のためのフラグであり、モードスイッチの操作に応じて、時間を制限する「モード0」又は移動速度を制限する「モード1」となる。
Portament Rateは、モード0において、現在の発音の音高から次の発音の音高に変化する基準速度で、「0〜16383sent/sec」の範囲の値である。ここで、1sentは半音(semitone)の1/100である。
Portament Interval Limitは、モード0の時に時間固定に切り替わる音高差すなわち鍵数であり、「0〜127semitone」の範囲の値である。
Portament Timeは、モード1の基準時間であり、「0〜16383msec」の範囲の値である。
Portament Rate Limitは、モード1の時の移動速度の上限値であり、「0〜16383sent/sec」の範囲の値である。
図3は、モード0の時のInterval(音高差)とr(移動速度)との関係を表す図である。Portament Interval Limit以内の音高差では、移動速度rは一定の値(Portament Rate)であり、音高差がPortament Interval Limitを超えると、音高差に比例して移動速度rが大きくなる。
図4は、モード1の時のInterval(音高差)とr(移動速度)との関係を表す図である。Portament Rate Limit以内では、移動速度rは音高差に比例して大きくなり、移動速度rがPortament Rate Limitを超えると、移動速度は一定(Portament Rate Limit)になる。
次に、図1の電子鍵盤楽器の動作について、CPU1によって実行される図5のフローチャート、および、音源6によって実行される図6〜図9のフローチャートに基づいて説明する。
図5において、CPU1は、所定のイニシャライズ(ステップSA1)の後、モードスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA2)。このスイッチがオンされたときは、現在のモードが「0」であるか否かを判別し(ステップSA3)、現在のモードが「0」の場合はモード「1」に切り替える(ステップSA4)。一方、現在のモードが「1」の場合には、モード「0」に切り替える(ステップSA5)。モードを切り替えた後は、そのモードを音源6に送付する(ステップSA6)。
音源6にモードを送付した後、又は、ステップSA2においてモードスイッチがオンでない場合には、鍵盤7において鍵変化があるか否かを判別する(ステップSA7)。鍵変化がない場合にはステップSA2においてモードスイッチのオンを判別するが、オンの鍵変化があったとき、すなわち、いずれかの鍵が押鍵されたときは、その鍵番号をレジスタPKにストアし(ステップSA8)、PKに基づきオンコマンドを作成する(ステップSA9)。一方、オフの鍵変化があったとき、すなわち、いずれかの鍵が離鍵されたときは、その鍵番号をレジスタPKにストアし(ステップSA10)、PKに基づきオフコマンドを作成する(ステップSA11)。次に、作成したオンコマンド又はオフコマンドを音源8に送付する(ステップSA12)。この後は、ステップSA2においてモードスイッチのオンを判別する。
図6は、音源6のメインルーチンのフローチャートである。音源6は、所定のイニシャライズ(ステップSB1)の後、CPU1から何らかのイベントを受信したか否かを判別する(ステップSB2)。イベントを受信したときは、そのイベントがモード「1」又はモード「0」のコマンドであるか否かを判別し(ステップSB3)、モード「1」又はモード「0」のコマンドのイベントを受信したときは、受信したモード「1」又はモード「0」をレジスタmodeにストアする(ステップSB4)。
受信したイベントがモード「1」およびモード「0」のコマンドでない場合には、オンコマンドのイベントを受信したか否かを判別する(ステップSB5)。オンコマンドを受信したときは、発音時処理を実行する(ステップSB6)。受信したイベントがオンコマンドでない場合には、オフコマンドのイベントを受信したか否かを判別する(ステップSB7)。オフコマンドを受信したときは、消音処理を実行する(ステップSB8)。受信したイベントがモード「1」およびモード「0」のコマンド、オンコマンド、およびオフコマンドのいずれでもない場合、すなわち、他のイベントを受信した場合、又は、CPU1からイベントを何も受信しない場合には、その他の処理を実行する(ステップSB9)。
ステップSB4において、受信されたモード「1」又はモード「0」をレジスタmodeにストアした後、ステップSB6において、発音時処理を実行した後、ステップSB8において、消音処理を実行した後、又は、ステップSB9において、その他の処理を実行した後は、ステップSB2においてCPU1からの受信の有無を判別する。このメインルーチンにおいて、音源6は、CPU1からオンコマンドを受信するたびに、ストアしたmodeの値に応じた発音時処理を実行する。
図7は、図6におけるステップSB6の発音時処理のフローチャートである。
まず、今回のイベントのPK(新たな押鍵の鍵番号)、mode、および、CP(現在の音高(ピッチ))の値を取得する(ステップSC1)。次に、TP(目的の音高)を計算してレジスタTPに格納する(ステップSC2)。次に、modeの値が「0」であるか又は「1」であるかを判別する(ステップSC3)。
modeの値が「0」の場合には、PKの値からCK(前回の鍵番号)の値を減算して、レジスタXにストアする(ステップSC4)。すなわち、ポルタメントの演奏の新たな鍵番号から前回の鍵番号を減算したポルタメントの鍵数をXにストアする。したがって、PKの鍵番号がCKの鍵番号より高い音高の場合にはXは正の値となり、PKの鍵番号がCKの鍵番号より低い音高の場合にはXは負の値となる。このため、Xの値が負であるか否かを判別し(ステップSC5)、Xの値が負の場合には、Xの値がPIL(Portament Interval Limit)の値より小さいか否かを判別する(ステップSC6)。一方、Xの値が正の場合には、Xの値がPILより大きいか否かを判別する(ステップSC8)。
Xの値が負で、かつ、ステップSC6においてPILの値より大きい場合、又は、Xの値が正で、かつ、ステップSC8においてPILの値より小さい場合は、図3において、Interval(ポルタメントの鍵数)が0からPIL(Portament Interval Limit)までの範囲である。この場合は、移動速度rを一定の値PR(Portament Rate)に設定する(ステップSC9)。
Xの値が負で、かつ、ステップSC6においてPILの値より小さい場合、又は、Xの値が正で、かつ、ステップSC8においてPILの値より大きい場合は、図3において、Interval(ポルタメントの鍵数)がPIL(Portament Interval Limit)を超える場合である。この場合は、移動速度rは演算式r=PR*(X/PIL)によって算出される値となる(ステップSC7)。したがって、移動速度rはXの値に比例して速くなる。
ステップSC3において、modeの値が「1」の場合には、PK(新たな鍵番号)の値からCK(前回の鍵番号)の値を減算して、レジスタXにストアする(ステップSC10)。すなわち、ポルタメントの演奏の新たな鍵番号から前回の鍵番号を減算したポルタメントの鍵数をXにストアする。次に、移動速度rを演算式r=X/PT(Portament Time)によって算出した値にする(ステップSC11)。すなわち、ポルタメントの鍵数を基準時間で除算した演算値をrとする。そして、rが移動速度の上限値であるPRL(Portament Rate Limit)より大きいか否かを判別する(ステップSC12)。演算値rがPRL以下の場合は、図4に示すように、移動速度rは演算値をそのまま用いて、ポルタメントの鍵数に比例した移動速度となる。一方、演算値rがPRLより大きい場合は、図4に示すように、移動速度rを上限値PRLとする(ステップSC13)。
modeの値が「0」の場合に、ステップSC7若しくはステップSC9において移動速度rを設定した後、又は、modeの値が「1」の場合にステップSC11で算出した移動速度rを用いる場合、若しくは、ステップSC13において移動速度rを上限値に設定した後は、PKの鍵番号をCKにストアする(ステップSC14)。
図8は、タイマインタラプトのフローチャートである。発音中であるか否かを判別し(ステップSD1)、発音中である場合には、発音中処理を実行する(ステップSD2)。
図9は、発音中処理のフローチャートである。まず、CP(現在の音高)、TP(目的の音高)、r(移動速度)を取得する(ステップSE1)。次に、CPの音高とTPの音高とが一致したか否かを判別する(ステップSE2)。すなわち、移動速度rに応じて変化する現在の発音の音高が目的の音高に達して、今回演奏されたポルタメントの一連の発音が終了したか否かを判別する。CPの音高とTPの音高とが一致しない場合には、CPの値にrの値を加算してレジスタpにストアする(ステップSE3)。次に、rが負であるか否かを判別する(ステップSE4)。ポルタメントが低い音高から高い音高に移動する場合には移動速度rは正であり、ポルタメントが高い音高から低い音高に移動する場合には移動速度rは負である。
ステップSE4においてrが負の場合には、pの値がTPの値より小さいか否かを判別する(ステップSE5)。一方、ステップSE4においてrが正の場合には、pの値がTPの値よりも大きいか否かを判別する(ステップSE6)。ステップSE5においてpの値がTPの値より大きい場合、又は、ステップSE6においてpの値がTPの値より小さい場合には、pの値が目的の音高TPに達していない場合である。この場合には、pの値をCPにストアして図6のメインルーチンに戻る。ステップSE5においてpの値がTPの値より小さい場合、又は、ステップSE6においてpの値がTPの値より大きい場合には、pの値が目的の音高TPに達した場合である。この場合には、TPの値をCPにストアして図6のメインルーチンに戻る。
以上のように、この実施形態によれば、音源6は、modeが「1」の場合には、押鍵された一方および他方の端の鍵によってポルタメントの鍵数Xを検出し、ポルタメント演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度PRを設定して、ポルタメントの鍵数Xが所定の鍵数PIL以内である場合には、設定された移動速度PRで変化する音高の楽音を発生し、ポルタメントの鍵数Xが所定の鍵数PILを超える場合には、設定された移動速度PRよりも速い移動速度で変化する音高の楽音を発生する。
この場合において、音源6は、ポルタメントの鍵数Xが所定の鍵数PILを超える場合には、ポルタメントの鍵数Xを所定時間PILで除算して求めた移動速度PR*(X/PIL)で変化する音高の楽音を発生する。
したがって、ポルタメントの鍵数が多くない場合には、設定された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、ポルタメントの鍵数が多い場合には、鍵数に応じて移動速度を速くして楽音を発生するので、ポルタメントの鍵数が多い場合でも、不自然な演奏になるのを回避できる。
また、この実施形態によれば、音源6は、modeが「0」の場合には、押鍵された一方および他方の端の鍵によってポルタメントの鍵数Xを検出し、ポルタメント演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度rの上限値PRLを設定して、検出された鍵数Xのポルタメントが所定時間PILになるように現在の音高から次の音高に変化する移動速度rを演算する。そして、演算された移動速度rが設定された上限値PRL以下である場合には、演算された移動速度rで変化する音高の楽音を発生し、演算された移動速度rが設定された上限値PRLを超える場合には、上限値PRLの移動速度で変化する音高の楽音を発生する。
したがって、一定の時間でポルタメントの発音を行う場合に、演算した移動速度が上限値以下のときは、ポルタメントの鍵数に応じて比例する移動速度で変化する音高の楽音を発生し、演算した移動速度が上限値を超えるときは、上限値の移動速度で変化する音高の楽音を発生するので、一定の時間でポルタメントの発音を行う場合でも、不自然な演奏になるのを回避できる。
この場合において、押鍵された一方および他方の端の鍵の鍵域、すなわちポルタメントの鍵数に応じて移動速度の上限値PRLを設定するような構成にしてもよい。このような構成にすれば、一定の時間でポルタメントの発音を行う場合でも、不自然な演奏になるのをよりいっそう回避できる。
なお、上記実施形態において、さらに、音源6は、ポルタメントの鍵域に応じて移動速度を設定する構成にしてもよい。
あるいは、過去の単位時間内に押鍵された鍵数に応じて移動速度を設定する構成にしてもよいし、過去の単位時間内における押鍵のベロシティに応じて移動速度を設定する構成にしてもよい。
上記実施形態においては、あらかじめROM3に予め記憶された演奏処理のプログラムをCPU1および音源6が実行する装置の発明について説明したが、フレキシブルディスク(FD)、CD、メモリカードなどの外部記憶媒体に記録されている処理のプログラムをフラッシュROMなどの不揮発性メモリにインストールして、そのプログラムをCPU1および音源6が実行することも可能である。この場合には、プログラムの発明やそのプログラムを記録した記録媒体の発明を実現できる。
すなわち、本発明による演奏処理のプログラムは、鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置内のコンピュータによって実行される演奏処理のプログラムであって、
押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、前記特殊演奏の鍵域の鍵数を検出するステップAと、前記特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度を設定するステップBと、前記ステップAによって検出された鍵数が所定の鍵数以内である場合には、前記ステップBによって設定された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、前記ステップAによって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、前記ステップBによって設定された移動速度よりも速い移動速度で変化する音高の楽音を発生するステップCと、を実行する。
また、本発明による演奏処理のプログラムは、鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置内のコンピュータによって実行される演奏処理のプログラムであって、
押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、前記特殊演奏の鍵域の鍵数を検出するステップAと、前記特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度の上限値を設定するステップBと、前記ステップAによって検出された鍵数の特殊演奏が所定時間になるように現在の音高から次の音高に変化する移動速度を演算するステップCと、前記ステップCによって演算された移動速度が前記ステップBによって設定された上限値以下である場合には、当該演算された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、前記ステップCによって演算された移動速度が前記ステップBによって設定された上限値を超える場合には、当該上限値の移動速度で変化する音高の楽音を発生するステップDと、を実行する。
本発明の実施形態における電子鍵盤楽器のシステムを示すブロック図。 図1の電子鍵盤楽器におけるポルタメントの演奏の各パラメータを示す図。 図1の電子鍵盤楽器におけるポルタメントのモード0の時の音高差と移動速度との関係を表す図。 図1の電子鍵盤楽器におけるポルタメントのモード1の時の音高差と移動速度との関係を表す図。 図1の電子鍵盤楽器におけるCPUのフローチャート。 図1の電子鍵盤楽器における音源のメインルーチンのフローチャート。 図6における音源の発音時処理のフローチャート。 図1の電子鍵盤楽器における音源のタイマインタラプトのフローチャート。 図8における音源の発音中処理のフローチャート。
符号の説明
1 CPU
3 ROM
4 RAM
5 キースキャナ
6 音源
7 鍵盤
8 D/Aコンバータ回路
9 出力回路

Claims (11)

  1. 鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置であって、
    押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、前記特殊演奏の鍵域の鍵数を検出する検出手段と、
    前記特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度を設定する設定手段と、
    前記検出手段によって検出された鍵数が所定の鍵数以内である場合には、前記設定手段によって設定された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、前記検出手段によって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、前記設定手段によって設定された移動速度よりも速い移動速度で変化する音高の楽音を発生する楽音発生手段と、
    を備えたことを特徴とする演奏装置。
  2. 前記楽音発生手段は、前記検出手段によって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、当該検出された鍵数を所定時間で除算して求めた移動速度で変化する音高の楽音を発生することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  3. 前記設定手段は、押鍵された一方および他方の端の鍵の鍵域に応じて移動速度を設定することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  4. 前記設定手段は、過去の単位時間内に押鍵された鍵数に応じて移動速度を設定することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  5. 前記設定手段は、過去の単位時間内における押鍵のベロシティに応じて移動速度を設定することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  6. 鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置であって、
    押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、前記特殊演奏の鍵域の鍵数を検出する検出手段と、
    前記特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度の上限値を設定する設定手段と、
    前記検出手段によって検出された鍵数の特殊演奏が所定時間になるように現在の音高から次の音高に変化する移動速度を演算する演算手段と、
    前記演算手段によって演算された移動速度が前記設定手段によって設定された上限値以下である場合には、当該演算された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、前記演算手段によって演算された移動速度が前記設定手段によって設定された上限値を超える場合には、当該上限値の移動速度で変化する音高の楽音を発生する楽音発生手段と、
    を備えたことを特徴とする演奏装置。
  7. 前記設定手段は、押鍵された一方および他方の端の鍵の鍵域に応じて移動速度の上限値を設定することを特徴とする請求項6に記載の演奏装置。
  8. 前記設定手段は、過去の単位時間内に押鍵された鍵数に応じて移動速度の上限値を設定することを特徴とする請求項6に記載の演奏装置。
  9. 前記設定手段は、過去の単位時間内における押鍵のベロシティに応じて移動速度の上限値を設定することを特徴とする請求項6に記載の演奏装置。
  10. 鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置内のコンピュータによって実行される演奏処理のプログラムであって、
    押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、前記特殊演奏の鍵域の鍵数を検出するステップAと、
    前記特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度を設定するステップBと、
    前記ステップAによって検出された鍵数が所定の鍵数以内である場合には、前記ステップBによって設定された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、前記ステップAによって検出された鍵数が所定の鍵数を超える場合には、前記ステップBによって設定された移動速度よりも速い移動速度で変化する音高の楽音を発生するステップCと、
    を実行することを特徴とする演奏処理のプログラム。
  11. 鍵盤における任意の鍵域を一方の端の鍵から他方の端の鍵まで順次押鍵することにより、押鍵に対応する音高の楽音を順次発音させる特殊演奏を、当該一方および他方の端の鍵の押鍵のみによって実現する演奏装置内のコンピュータによって実行される演奏処理のプログラムであって、
    押鍵された一方および他方の端の鍵に基づき、前記特殊演奏の鍵域の鍵数を検出するステップAと、
    前記特殊演奏において順次発音されるべき音高の変化の度合いを表す移動速度の上限値を設定するステップBと、
    前記ステップAによって検出された鍵数の特殊演奏が所定時間になるように現在の音高から次の音高に変化する移動速度を演算するステップCと、
    前記ステップCによって演算された移動速度が前記ステップBによって設定された上限値以下である場合には、当該演算された移動速度で変化する音高の楽音を発生し、前記ステップCによって演算された移動速度が前記ステップBによって設定された上限値を超える場合には、当該上限値の移動速度で変化する音高の楽音を発生するステップDと、
    を実行することを特徴とする演奏処理のプログラム。
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