JP4576380B2 - 斜めにガイドされるくさびを有するターンバックル装置 - Google Patents

斜めにガイドされるくさびを有するターンバックル装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンクリート・シェル要素を締結するターンバックル装置に関する。ターンバックル装置は2つの爪とくさびとを有し、2つの爪は互いに向かって締結方向に変位可能であり、くさびはターンバックル装置内をガイド方向に沿ってガイドされる。そして、ターンバックル装置におけるくさびの推進寸法が爪の変位を決定する。
斯かる種類のターンバックル装置は、例えば、特許文献1から公知である。
コンクリート・シェル要素は、建物壁材等のキャストすべきコンクリート体の境界決定の設立に用いられる。セメント接着し得る境界決定を得るためには、典型的には、複数のコンクリート・シェル要素を互いに強固に接続しなければならない。ターンバックルはコンクリート・シェル要素を接続するのに用いられる。
コンクリート・シェル要素は、基本的には、シェルスキン(shell skin)と、フレームと、フレームを安定化する支柱とを備える。ターンバックルは、典型的には、支柱とフレームとの交点の領域に位置する。ターンバックルの各爪は、接続される2つのコンクリート・シェル要素のフレーム部を囲む。2つの爪、ひいてはコンクリート・シェル要素は、くさびを使用して互いに締結される。即ち、爪は、締結方向に関して、互いに向かって移動し、ひいては互いの内部に移動する。
公知の従来技術のターンバックル装置では、くさびが締結時においてターンバックル装置内部に駆動される場合のくさびの平行移動方向(くさびガイド方向)と、締結方向とは互いに直角である。水平に隣接する2つのコンクリート・シェル要素が、斯かるターンバックル装置を用いて接続されていれば、即ち、水平に締結されていれば、強力に締結される方向に引っ張られるように、くさび全体に重力が作用する。
特に大きな力を受ける隣接する2つのコンクリート・シェル要素(例えば、ジョイントコーナ、又は外部コーナ)の境界面を締結するために、複数の隣接するターンバックル装置が同時に用いられる。ターンバックル装置は、典型的には、締結時に、一直線上(例えば、交互に(one below another)に位置し、爪が平行に締結移動し、くさびが平行に移動して、一つの直線を形成する。
従って、個々のターンバックル装置のくさびが互いに妨害し得るという問題が発生する。ターンバックル装置は、少なくとも1つのくさび長さ(即ち、くさびがターンバックル装置内に位置する場合のくさびガイド装置の方向に関するくさびの伸長長さ)の間隔で離間していなければならない。このことは、2つの隣接するコンクリート・シェル要素の境界面を固定するために用い得るターンバックル装置の数を制限する。
独国特許出願公開第3545273A1号明細書
しかしながら、実際には、ターンバックル装置の組立及び分解の間に、くさびは移動空間を必要とするから、ターンバックル装置のさらに大きな空間が維持される。端に位置するターンバックル装置だけがくさびが移動するのに十分な空間を有するので、くさび長さの大きさだけ間隔を空けながら、ターンバックル装置の正確な組立及び分解の連続は維持されなければならない。さらに、いかなる種類の障害に対してもくさび端の十分な間隔が維持されるので、くさびを駆動したり緩めたりする道具、特にハンマの使用が可能になる。
これに対して、本発明の目的は、隣接するターンバックル装置の間隔が狭い場合であっても、くさびによる隣接するターンバックル装置の障害を回避するターンバックル装置を提供することにある。
この目的は、くさびガイド方向と締結方向が90°より小さい角度αをなす本発明により達成される。
2つのコンクリート・シェル要素の締結時において、関与するターンバックル装置は、コンクリート・シェル要素間の略直線状の境界線に亘る。ターンバックル装置は、この境界線に平行に延びる直線上で互いに隣接し、且つ/又は交互に(one over another)位置し、ターンバックル装置の爪の締結運動は互いに平行になされる。なぜなら、くさびガイド方向が本発明による締結方向に対して垂直に延びておらず、くさびの長手方向は全てがもはや1つの直線上にないからである。従来技術とは対照的に、このくさびは全てのくさびに対する1つの直線に沿って進まずに、むしろ、各くさびがその固有の直線上を進む。くさびの移動空間はこのように得られる。特に離間した(particular separate)直線の互いの間隔(spacing)は、角度α及びターンバックル装置間の距離の関数である。本発明のよれば、特に離間した直線の間隔は、くさびの直径(場合によっては、くさびの最大直径)に少なくとも対応する方法で選択され、くさびはもはや接触しなくなる。
本発明に係る教示により、隣接するコンクリート・シェル要素を境界線の長さごとに締結するために、多くのターンバックル装置を用いてもよい。このように、コンクリート・シェル要素の接続はより安全になり得て、特に、コンクリート・シェル要素に伝わる最大機械的負荷が増加する。
従来技術において、例えば、衝撃の結果として生じた意図していない緩みに対してくさびを固定するために、締結されたものに対するくさびの推進方向は重力に厳密に方向づけられる。しかしながら、これは重力に平行な推進方向の十分なベクトル成分を導くのに完全に十分である。重力ベクトルからくさび推進方向に45°ずれていても、くさび重量の約70%が45°の正弦関数に対応する締結位置を保持するのにいまだ有効である。
本実施態様では、角度αが40°乃至85°であって、特に、約70°であることを特徴とする本発明に係るターンバックル装置が好ましい。これらの角度領域は現在使用中のくさび寸法及びコンクリート・シェル要素寸法に特に適している。重力の固定効果もまたいまだ十分である。
本実施態様では、角度αが約45°とする改良が特に好ましい。この角度で、ターンバックル装置は、水平に隣接するコンクリート・シェル要素と垂直に隣接するコンクリート・シェル要素との両方を接続するために同等に好適に用いられ得る、即ち、ターンバックルは水平又は垂直の締結方向に関して同等に好適に操作され得る。この場合、くさび重量の70%より大きい力によってくさびが締結位置に駆動されるように、ターンバックル装置の位置を常に選択してもよい。
さらに、本実施態様では、角度αには下記の関係式が適用される本発明に係るターンバックル装置が好ましい。
α≦90°− arctan (B/L)
但し、Lはくさびガイド方向に関するくさびの長さであり、Bはくさびガイド方向に対して横向きで計測され、くさびガイド方向及び締結方向の平面内で計測されたくさびの最大幅である。締結方向に垂直に、且つ/又は、コンクリート・シェル要素の境界線に平行に計測されたL以上の間隔Aで、斯かるターンバックル装置が配置される場合は、くさびの相互障害、特に、ターンバックル装置を組立てる又は分解する際のくさびの接触がじゃまになる。ターンバックル装置を有する公知のコンクリート・シェル要素全てにおいて、くさび長さLより大きな間隔Aが現在まで選択され、本発明に係る実施態様が現存するコンクリート・シェル要素における全ての取扱利点と共に使用される。
さらに、本実施態様では、くさびが爪の1つによって単独でガイドされることが好ましい。くさびのガイドはこのように単純化される。角度αは非常に正確に設定され得る。本発明に係るターンバックル装置の有利な実施態様では、くさびがくさびガイド方向に対して斜めに延びる少なくとも1つの凹部及び/又は突起を有し、少なくとも1つの爪がくさびの凹部及び/又は突起に係合する外形を有する。その外形は、例えば、歯列として組み込まれてもよい。このような外形を有するターンバックル装置は速度伝達比(締結通路に関する推進)の広範な範囲内で設計されてもよく、特に、角度αが45°以下となるように設計されてもよい。
他の有利な実施態様では、くさびはくさびガイド方向に沿って先細になった断面を有する。このように、くさびはその幅が推進方向に関して減少する。くさびの外部寸法の変動効果に基づいたターンバックル装置は、特に、機械的に単純で、それ故にコスト効果が高い。
本実施態様では、外形化されたターンバックル装置の改良として、くさびがくさびガイド方向に沿って一定のサイズ、特に、一定の直径となるように設計されるのが好ましい。このように、くさびの幅は推進方向に沿って維持される。このことは、ターンバックル装置におけるくさびのガイドを極めて単純化し、角度αは特に容易に且つ正確に設定され得る。
本実施態様では、ターンバックル装置が、コンクリート・シェル要素の内部ジョイントコーナ、外部ジョイントコーナ、又は垂直外部コーナ上に取り付けられるように位置付けられるのが特に好ましい。特に大きな力がコンクリート・シェル要素のこれらの位置に掛かることが予想され、使用される締結手段が特に高い性能でなければならない。本発明に係る教示によれば、多くのターンバックル装置は互いに狭い間隔で取り付けられており、より大きな力が掛かり得る。
コンクリート・シェル要素と、上述した種類の本発明に係るターンバックル装置とを備えるコンクリート・シェルシステムもまた本発明の範囲内にある。コンクリート・シェル要素は、各々、ターンバックル装置のための複数の取り付け位置、特に支柱を有する。この複数の取り付け位置は、取り付け位置の上に取り付けられるターンバックル装置の締結方向に垂直な方向に関して互いに間隔Aだけ離間している。本発明は、角度αには下記の関係式が適用されることを特徴とする。
α≦90°− arcsin (B/A)
但し、Bはくさびガイド方向に対して横向きで計測され、くさびガイド方向及び締結方向の平面内で計測されたくさびの最大幅である。この形状寸法によれば、くさびは、くさびガイド方向に沿って又は逆らって、互いに衝突することなく、任意に独立して互いに移動し得る。くさびの端は、加えて、アセンブラに好適にアクセスすることができる。本発明の利点は、特に、間隔Aがくさびの長さLより小さいか又はほぼ等しい場合によく適用される。この場合、本発明に係るコンクリート・シェルシステムは、この間隔でくさび及び/又はターンバックル装置を使用可能且つ適用可能にする1つの可能性を示す。本実施態様では、本発明に係るコンクリート・シェルシステムと、α≦90°− arctan (B/L)を満たす締結装置とを組み合わせることが特に好ましい。この場合、くさびの長さは互いに(next to one another)重ならないので、フリーアクセスによって、特にターンバックル装置の単純な取り付けが可能となる。
記載された実施態様において、シェルスキンが共有平面を有する場合、締結方向及びくさびガイド方向は、典型的には、コンクリート・シェル要素のシェルスキンの平面に平行に延びる。くさびガイド方向がシェルスキンの平面と平行に延びておらず、むしろ角度α’がα’>0°、好ましくは0°<α’<10°であるターンバックル装置もまた本発明に係る概念に属するものと考えられる。このことは、α=90°又はα<90°でさえも角度αと結びつけられ得る。α’>0°である角度α’が隣接するターンバックル装置のくさびの衝突をも防ぎ得る。しかしながら、くさびの移動間隙は、ターンバックル装置に対向するシェルスキンの背部によって制限される。
本発明の更なる利点は明細書及び図面から由来する。上述した特徴及び以下に述べる特徴は、本発明に従って、個々に又は任意に組み合わされて用いられてもよい。開示され記述された実施態様は、完全な一覧として理解されるべきものではなく、むしろ本発明を説明するための代表的な特徴を有する。
本発明は、図面で例示され、例示的な実施の形態に基づいてより詳細に説明する。
図1(a)は、従来技術に係るターンバックル装置3,4,5を用いた、垂直な外部コーナを形成する2つのコンクリート・シェル要素1,2の締結状態を示す。
第1のコンクリート・シェル要素1は図1(a)の図面の平面と平行に延びる垂直なシェルスキンを有する。第1のコンクリート・シェル要素1の境界面はフレーム部6で第2のコンクリート・シェル要素2と当接する。図1(a)において、境界面の境界線7だけが目に見える。第2のコンクリート・シェル要素2は、図面の平面に対して垂直に延びる垂直なシェルスキンを有する。第2のコンクリート・シェル要素2は、フレーム部8で、境界面、ひいては境界線7と当接する。
境界線7は3つのターンバックル装置3,4,5によって橋渡しされている。ターンバックル装置3,4,5はコンクリート・シェル要素1,2の支柱に水平に延びるように配置される。各ターンバックル装置3,4,5は、各々がフレーム部6内で係合する左第1爪9a,9b,9cと、フレーム部8を囲む右第2爪10a,10b,10cとを有する。垂直方向くさび11a,11b,11cを使用して、爪9a〜9c,10a〜10cが水平方向(締結方向)に関して、互いに連係して締結されてもよい。くさび11a,11b,11cが連結されたターンバックル装置3,4,5内に向かって下方に駆動されると、コンクリート・シェル要素1,2は互いに引っ張られる。くさび11a,11b,11cを緩めるためには、くさび11a,11b,11cを上方に向かって駆動しなければならない。
くさび11a,11b,11cの移動可能性は、全てのくさび11a,11b,11cが1つの直線上しか移動できないことに限定される。真ん中のくさび11bを、例えば、他のくさび11a,11cと接触することなく、くさび長さの約4分の1だけ上方又は下方にシフトしてもよい。特に、爪9b,10bを互いに緩めるためには、くさび11bを完全に引き抜かなくてもよい。くさび11bの移動方向、即ち、ここでは垂直くさびガイド方向に関して隣接するくさび11a,11cへの小さい間隔は、加えて、くさび11bを締結する(進める)又は緩めるための道具の利用を妨害する。特に、くさび11bの端の一方を内側又は外側へ駆動するハンマを持ち上げることができない。それ故に、好ましくない迎え角及び/又はくさび端へのアクセスをものともせず、くさび11a,11b,11cを操作することができる特別な道具を、図1(a)の構成の取り付けに使用しなければならない。代案として、真ん中のターンバックル装置を省略してもよいが、これにより、コンクリート・シェル要素1,2の締結の保持許容量が低減してしまう。
図1(b)は、本出願に係る3つのターンバックル装置12,13,14を用いて接続された同一のコンクリート・シェル要素1,2を示す。
ターンバックル装置12,13,14は、各々、左第1爪15a,15b,15c及び右第2爪16a,16b,16cを有する。コンクリート・シェル要素1,2を互いに対して押圧するために、爪15a,15b,15c,16a,16b,16cを図中水平方向(締結方向)に互いに変位させてもよい。いずれの場合にも、爪15a,15b,15c,16a,16b,16cをくさび17a,17b,17cによって締結することができる。くさび17a,17b,17cは、斜め下方のくさびガイド方向(即ち、特定のターンバックル装置12,13,14内への平行移動方向)を有する。くさび17a,17b,17cが斜め下方に進むと、連結爪15a,15b,15c,16a,16b,16cは水平方向に関して互いに引っ張られる。このように、ここで水平な締結方向と、くさびガイド方向とは、90°より小さい、特に約70°の角度αをなしている。締結方向及びくさびガイド方向の符号は角度αを決定するのに考慮されずに、方向ベクトルによって決定される2つの方向線の交点でなす角度の小さい方が角度αと考えられる。
全ての3つのくさび17a,17b,17cは、くさび17a,17b,17cに隣接するターンバックル装置12,13,14により障害が発生することなく、くさびガイド方向に従って移動し得る。ターンバックル装置12,13,14間の十分な間隔Aを移動空間として利用することができ、大きなくさび傾斜又は小型の第1爪によって、間隔Aはさらに大きくなる。ハンマのような標準的な道具を使用してくさび端を適正に作動することができるように、くさび17a,17b,17cの上方及び下方に十分な空間がある。
図2は、図1(b)のターンバックル装置に類似する本発明に係るターンバックル装置20の実施の形態を示す縦断面図である。
ターンバックル装置20は、左第1爪21、右第2爪22、及びくさび23を備える。水平方向、詳細には、締結方向34に関する爪21,22の相対移動を許容するために、2つの爪21,22は互いにガイドする。くさび23は、2つの開口24,25を通じて、くさびガイド方向33に関して、第2爪22内にガイドされる。爪21,22は、コンクリート・シェル要素の支柱の上に載っていると共にコンクリート・シェル要素のフレーム部内で囲むか又は係合する脚26,27,28,29を有する。
第1爪22は、歯31の列を有する実装外形部30を備える。歯31は締結方向34に対して角度εだけ傾斜している。くさび23は複数の溝32を有し、斯かる溝32も締結方向34に対して角度εだけ傾斜している。このように、歯31の傾斜は、くさび23の溝外形(即ち、くさび23の推進方向33に対する溝32の相対傾斜)、及び、ターンバックル装置20内のくさび23の傾斜(即ち、角度α)に合わせられる。さらに、溝32の間隔は歯31の間隔に合わせられる。
くさび23が右下方に進むと、溝32の端は歯31の高さで右に平行にシフトし、これを通じて歯31も右にシフトする。歯31が第1爪21に属し、くさび23を第2爪22にガイドすると、爪21,22が互いに向かって相対移動する。
図3(a)乃至図3(e)は、ターンバックル装置の幾何学的な関係を説明する。ターンバックル装置は、各々、垂直平面上における特定のくさびの投影が特に強調されて、かなり概略的に示され、また一方、爪は破線の長方形としてのみ示される。破線の長方形の長辺は締結方向に平行に延び、短辺は橋渡しされたコンクリート・シェル要素の境界線の方向に平行に延びる。
図3(a)は、従来技術に係るくさび31a,31b,31cを締結位置で有するターンバックル装置30a,30b,30cの可能な配列の限定例を示す。くさび31a,31b,31cの全ては、直線、詳細には、ターンバックル装置30a,30b,30cの中心点32a,32b,32cの垂直接続直線の上を伸長する。この場合、中心点という用語(term)は、主に、示された締結位置における爪領域の中心及びくさびの中心と関連する。この場合における従来技術の位置調整には、くさび31a,31b,31cが、くさび31a,31b,31cの長手伸長方向と一致するくさびガイド方向に沿った動きを互いに阻害するという問題がある。これは、くさび31a,31b,31cの端が取り付け状態で接触している(又は、くさびの長さと比較してわずかな距離しかない)からである。適切な組立及び分解の連続を維持することによって、及び/又は、くさび31a,31b,31cを移動するためにくさび31a,31b,31cの自由端へのアクセスを必要としない特別な道具を使用することによって、斯かる配列は、原則的に、コンクリート・シェル要素を締結するために使用され得る。しかし、この配列は複雑であり、互いに対してコンクリート・シェル要素の配列が遅れてしまう可能性が高い。このことは、互いに締結されたコンクリート・シェル要素の分解についても同じである。
互いの方法で適用される(which stand in each other way)、くさび31a,31b,31c及び/又はくさび端の問題を解決するために、本発明に係る教示は、くさび31a,31b,31c及び連結くさびガイド方向が、ここでは水平な締結方向に向けて回転することを示唆する。くさびの垂直位置からの回転の例示的な可能性は図3(a)に示される。くさび31a,31b,31cは、各々、矢印34で示されるように、それらの中心点32a,32b,32cを中心に反時計回りにわずかに回転する。
図3(b)は、最小推奨回転角度だけ回転した後の配列を示す図である。この回転は、もちろん、図3(b)において35a,35b,35cで特定されたターンバックル装置の目新しい組立につながる。ターンバックル装置はいまだに垂直接続直線上に配置されており、この垂直接続直線はターンバックル装置35a,35b,35cの中心点36a,36b,36cによって規定される。くさび37a,37b,37cの移動方向は互いに(next one another)平行に延びる。くさびガイド方向に移動するための各くさび37a,37b,37cによって要求される空間は、他のくさび37a,37b,37cの要求移動にも、他のくさび37a,37b,37cの位置にも重ならない。図3(b)に示された配列の締結状態では、くさび37a,37b,37cは左下方及び右上方コーナにおいて互いに一定に接触し、くさびガイド方向に関する移動時に、互いに通過してスライドすることはほとんどない。しかし、爪38a,38b,38cの位置は、くさび37a,37b,37cの動きの範囲を定める。
図3(c)は、図3(b)の配列を得るために適切な回転角度βの決定を説明する図3(b)の詳細を示す。
くさび37bは交点Eで隣接するくさび37cと接触する。くさび37bの右端はくさび37cの左端の伸長部分に位置し、くさび37bは、くさびガイド方向に関して左上方へ変位した場合には、抵抗なく、くさび37cを通過してスライドする。くさび37a,37b,37cは、全て、幅B及び長さLを有する。
くさびガイド方向に延びるくさび37bの中心軸40(及び他のくさび37a,37cの中心軸)は、くさび37a,37b,37cの中心点の垂直接続直線41に対して角度βだけ回転されなければならない。中心軸40はくさび37bの中心点M及びくさび37bの上方短辺の真ん中にある頭点Kを通って延びている。路程KMに対する路程KEの比はβの正接関数を規定し、それ故に、
β=arctan(路程KE/路程KM)=arctan(B/2/L/2)= arctan(B/L)
である。
角度βは90°に対する角度αの補角を示す。なぜなら、αは、締結方向(ここでの水平42)と、くさびガイド方向(ここで中心軸40として表される)との間の角度として延びているからである。それ故に、
α=90°-arctan(B/L)
である。
図3(b)及び図3(c)の配列は、くさびが取り付け状態において、互いに隣接するくさびでさえも、それらの長さで重なり合わないことを前提としている。このことは、危険点、摩耗、及び本発明に係るターンバックル装置の製造公差の問題を避けるが、記載された発明の絶対的な要件とはなっていない。
隣接するターンバックル装置のくさびが重なっていることは図3(d)に例示されている。本発明に係るターンバックル装置44a,44b,44cは、それらの中心点45a,45b,45cが図3(b)の配列と同じ幅及び同じ取り付け間隔であり、くさび46a,46b,46cが図3(b)の配列と同じ傾きである。くさび46a,46b,46cの長さだけが、図3(b)の配列よりも長い。それにもかかわらず、くさび46a,46b,46cは、くさびガイド方向に沿った任意移動のための空間(space)を有しており、この空間は、特に、隣接するくさび46a,46b,46cによって制限される。この場合、くさび46a,46b,46cは、示された限定例において隣接するくさびからスライドして外れることはほとんどなく、このことは締結方向及びくさびガイド方向の間の本発明に係る最大推奨角度αを表す。
実際には、くさびの移動のための間隔(space)は、くさび46a,46b,46cの幅、内部に斜めにガイドされたくさび46a,46b,46cを有する本発明に係るターンバックル装置の取り付け間隔、及び角度αの関数である。
この関係は図3(e)に示されている。図3(e)は、図3(d)の詳細であり、ターンバックル装置の取り付け間隔よりくさび長さが長い場合の、本発明に係る最大可能推奨角度α、及び/又は、最小可能推奨角度γを説明するために用いられている。
ターンバックル装置44b,44cは、締結位置内のくさび46b,46cの中心点45b,45cによって規定され、即ち、連結爪領域の中心点45b,45cとしても規定される接続直線47上に配列される。接続直線47は、交点Sで、くさび46b及び46cの間の境界面と交差する。交点Sは中心点45b,45cの接続線の中点である。中心点45b及び45cの間隔(ひいては、締結方向に垂直な方向に関する、及び/又は、接続されるコンクリート・シェル要素の境界線に平行な方向に関するターンバックル装置44b,44cの間隔)はAである。くさびガイド方向に対して垂直に計測されたくさび46b,46cの幅はBである。くさび46bは、くさび46bの幅の中点でくさびガイド方向に沿って延びる中心軸48を有する。補助線49は中心軸48に対して垂直に延び、交点Sを横切る。中心軸48と補助線49との交点はくさび46bの内部点Iとして特定される。
三角形MISは、中心軸48と接続直線47との間の回転角γを決定するために用いられる。Mは45bに対応する。路程SM対する路程ISの長さの比はγの正弦関数を規定する。それ故に、
γ=arcsin(路程IS/路程SM)=arcsin(B/2/A/2)= arcsin(B/A)
である。その角度は90°に対する角度αの補角を示し、α=90°−arcsin(B/A)である。
間隔Aと比較して幅Bが小さいことが頻繁におこると、下記近似式が成立すると思われる。
路程長さIM=路程長さSM
この境界状態を観察しながら、この正弦関数は正接関数によって近似されてもよい。
くさびが円錐形である場合、くさび上の発生し得る最大幅が上述の観察において規定されるくさびの幅として用いられるのであれば、いかなるときも本発明の利点が達成されるであろう。しかしながら、特定の場合、平均幅もまた用いられるであろう。
直線に沿って配列され位置付けられたターンバックル装置はコンクリート・シェル要素を締結するために用いられ、これらのターンバックル装置はくさび推進を用いた締結を設定するくさびを有する。くさびが前進する又は駆動されるとき、隣接するターンバックル装置のくさびの衝突を回避するために、本発明に係るくさびは、この直線に対して斜めに位置付けられている。隣接するくさびによってくさび端へのアクセスが阻害されることも防止される。
ターンバックル装置を有する2つのコンクリート・シェル要素の垂直な外部コーナを示す図であり、(a)は従来技術であり、(b)は本発明である。 斜めのくさびを有する本発明に係るターンバックル装置の実施形態を示す図である。 くさびの配置を示す図であり、(a)は一直線上にある公知のターンバックル装置の3つのくさびであって、該直線上に延びるくさびの配置を示し、(b)は接続直線上にある本発明に係るターンバックル装置の回転くさびであって、該接続直線に関して回転するくさびの配置を示し、(c)は図3(b)の真ん中のくさびを拡大したものを示す。 (d)は接続直線上にある本発明に係るターンバックル装置の回転くさびであって、該接続直線に関して、且つ、互いに隣接して重なる長さで回転するくさびの配置を示し、(e)は図3(d)の2つのくさびを拡大したものを示す。
符号の説明
1 コンクリート・シェル要素
2 コンクリート・シェル要素
20 ターンバックル装置
21 爪
22 爪
23 くさび
33 くさびガイド方向
34 締結方向

Claims (11)

  1. コンクリート・シェル要素(1,2)と、前記コンクリート・シェル要素(1,2)を締結し、2つの爪(15a,15b,15c,16a,16b,16c;21,22)と、くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)とを備えるターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)とを備えるコンクリート・シェルシステムであって、前記爪(15a,15b,15c,16a,16b,16c;21,22)は締結方向(34)に関して互いに向かって変位可能であり、前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)はくさびガイド方向(33)に沿って締結装置内をガイドされ、前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)内の前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)の推進寸法が前記爪(15a,15b,15c,16a,16b,16c;21,22)の変位を決定し、前記コンクリート・シェル要素(1,2)は、各々、前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)のための複数の取り付け位置、特に支柱を有し、前記複数の取り付け位置は、前記取り付け位置の上に取り付けられる前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)の前記締結方向(34)に垂直な方向に関して互いに間隔Aだけ離間しており、前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)は直線に沿って配列されるコンクリート・シェルシステムにおいて、
    前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)のくさびは、自身が前進する又は駆動されるとき、隣接するターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)のくさびの衝突を回避するために、前記直線に対して斜めに位置付けられ、
    前記コンクリート・シェル要素(1,2)のシェルスキンが共有平面を有し、前記くさびガイド方向(33)が前記シェルスキンの前記共有平面に対して角度α’をなしており、前記角度α’が0°<α’<10°であることを特徴とするコンクリート・シェルシステム。
  2. 前記くさびガイド方向(33)と前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)夫々の締結方向(34)とが90°より小さい角度αをなすことを特徴とする請求項1記載のコンクリート・シェルシステム。
  3. 前記角度には下記の関係式が適用され、
    α≦90°− arcsin (B/A)
    但し、Bは前記くさびガイド方向(33)に対して横向きで、且つ前記くさびガイド方向(33)及び前記締結方向(34)の平面内で計測された前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)の最大幅であることを特徴とする請求項2記載のコンクリート・シェルシステム。
  4. 前記角度αは40°乃至85°であることを特徴とする請求項2記載のコンクリート・シェルシステム。
  5. 前記角度αは約70°であることを特徴とする請求項4記載のコンクリート・シェルシステム。
  6. 前記角度αは約45°であることを特徴とする請求項4記載のコンクリート・シェルシステム。
  7. 前記角度αには下記の関係式が適用され、
    α≦90°− arctan (B/L)
    但し、Lは、前記くさびガイド方向(33)に関する前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)の長さであり、Bは、前記くさびガイド方向(33)に対して横向きで、且つ前記くさびガイド方向(33)及び前記締結方向(34)の平面内で計測された前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)の最大幅であることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のコンクリート・シェルシステム。
  8. 前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)夫々の前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)は、前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)夫々の前記爪(22)の1つによって単独でガイドされることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンクリート・シェルシステム。
  9. 前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)夫々の前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)は、前記くさびガイド方向(33)に対して斜めに延びる少なくとも1つの凹部及び/又は突起を有し、前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)夫々の前記爪(15a,15b,15c;21)の少なくとも1つは、前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)の凹部及び/又は突起に係合する外形を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンクリート・シェルシステム。
  10. 前記ターンバックル装置(12,13,14;20;35a,35b,35c;44a,44b,44c)夫々の前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)は前記くさびガイド方向(33)に沿って先細になった断面を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のコンクリート・シェルシステム。
  11. 前記くさび(17a,17b,17c;23;37a,37b,37c;46a,46b,46c)の夫々は前記くさびガイド方向(33)に沿って一定のサイズであることを特徴とする請求項9記載のコンクリート・シェルシステム。
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