JP3194287U - ルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置 - Google Patents

ルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ストリンガーブラケットに対しストリンガーを、C型チャンネル状の係合溝を具備する連結金具と、連結ボルトとにより連結するボルト連結装置において、締付ナットの螺じ込みにより連結ボルトを締結する際に、連結ボルトの頭部及び座板が、連結金具の開放口から下方に脱出するようになるのを、有効に阻止し得るルーバーのストリンガー取付構造におけるボルト連結装置を提供する。【解決手段】連結金具7の開放口を形成している前後の底壁の各突出端部に、下降するに従い開放口の口縁に向けて近接してくるよう傾斜する傾斜案内壁Gを、開放口を中心に前後に対称して対向するようにそれぞれ設ける。【選択図】図12

Description

本考案は、建物の外面または内面に組み付けるルーバーの骨格となるストリンガーを、建物に取り付けたストリンガーブラケットに、連結ボルトを用いて連結装着するための取付構造におけるボルト連結装置についての改良に関する。
建物に、内装または外装として組み付けるルーバーLは、それの骨格を構成するように側桁状に形成したストリンガー1に、翼片状に形成した多数本のルーバー材lを、所定の間隔寸法をもって多数本、並列させて組み付けることで、図1に示している如く組み立てられ、かつ、そのストリンガー1が、建物Tに付設せるストリンガーブラケット2に対し連結ボルトによる連結によって、組み付け支架されることで、建物Tに組み付けられるようになるものである。
ルーバーLを建物Tの外面に組み付ける例について、さらに具体的に説明すれば、建物Tの外面側には、金属板から折曲成形して角筒状に形成した胴縁aを、図2にあるように、所定の間隔ピッチPをもって、並列させて取り付けておく。
そして、この建物Tの外面に並列させて取り付けた胴縁aの外面側の端壁に、図3に示す如く、金属材により側面視においてアングル状をなす形状に成形したストリンガーブラケット2を、それの垂直な取付板部20の接合によって当接し、その取付板部20に開設してあるボルト挿通孔22と胴縁aの外面側の端壁に開設しておくボルト挿通孔a’とに取付ボルト3を挿通し、締付ナット30による締結で該ストリンガーブラケット2をそれぞれの胴縁aの外面に取り付ける。
次いで、これら胴縁aの外面に取り付けたストリンガーブラケット2の、水平な棚板部21の上面に、アルミ等の軽金属材からの押出成形により、前記図3にあるよう側面視において、アングル状をなす形状をもって長尺に連続する側桁状に形成したストリンガー1を、それの水平な取付台部10の下面側が、並列する各ストリンガーブラケット2の水平な棚板部21の上面に当接し、かつ、並列するストリンガーブラケット2のそれぞれに対し渡架した状態として載架する。
そして、このストリンガー1の水平な取付台部10に、前述の胴縁aを取り付ける際に設定された間隔ピッチPと対応させた間隔ピッチP’をもって形設しておいたボルト挿通孔12と、ストリンガーブラケット2の水平な棚板部21に形成しておいたボルト挿通孔22とに連結ボルト4を、下方から挿通し、これによりストリンガー1の水平な取付台部10の上面に突出してくる該連結ボルト4の螺子軸41の先端側に、締付ナット42を螺合して螺じ込み締結し、これにより、ストリンガー1をストリンガーブラケット2に連結固着せしめて、そのストリンガーブラケット2に組み付け取り付ける。
次いで、この取り付けたストリンガー1の垂直な組付板部11に、ルーバーLの翼板状に形成してあるルーバー材lを、その組付板部11に、予め、設定したルーバー材lの間隔ピッチと対応させて形設してある切込溝13・13の規制に従い配位して、組付ボルト5による締結によって、ルーバー材lをストリンガー1に組み付けて、これにより、前述の図1に示している如くルーバーLに組み立て、かつ、組み立てたと同時に、建物Tに取り付けた状態とする。
このときの、組み付けたストリンガー1に対するルーバー材lの組み付けは、金属材の押出成形により平たい筒状に形成されるルーバー材lの背峰側に形設される縦方向の係合溝6内に、組付座板50を挿入し、これに、ストリンガー1の垂直な組付板部11に形設せる前記切込溝13に挿通した組付ボルト5の螺子軸51の先端側に挿通し、さらに、締付ナット52を螺合させ、組付ボルト5を回転させることによる締付ナット52の締め付けによって、行われるが、実際の組付作業は、組付ボルト5の螺子軸51の先端側に、座板50及び締付ナット52を螺合させておき、これを、ルーバー材lの上端側のこぐちにおいて、該ルーバー材lの内部に挿入して、螺子軸51が係合溝6に嵌合した状態とし、次いでこの状態とした組付ボルト5を係合溝6に沿い下降させて、螺子軸51をストリンガーブラケット2の垂直な組付板部11に設けてある切込溝13内に嵌挿させ、下降する螺子軸51が切込溝13の底に突き当たって下降が停止したところで、組付ボルト5を螺じ込んで、締付ナット52を締め込み、組付座板50と該組付ボルト5の頭部53との挟着により、ルーバー材lを組み付けるという簡単な作業となっている。
しかし、ストリンガー1をストリンガーブラケット2に対し、連結ボルト4により連結して組み付ける連結作業は、連結ボルト4の螺子軸41を、ストリンガーブラケット2の水平な棚板部21の下方から、その棚板部21に開設してあるボルト挿通孔22に挿し込んで、さらに、その棚板部21の上面に支架されているストリンガー1の水平な取付台部10に開設されたボルト挿通孔12に挿し込んでいくとき、その挿通しようとするストリンガー1の取付台部10に設けたボルト挿通孔12が、連結ボルト4を通した棚板部21のボルト挿通孔22に対しずれて位置していると、挿し込んだ連結ボルト4の螺子軸41の先端が、ボルト挿通孔22の孔縁の棚板部21の下面に当接してつかえ、挿通できないので、このようにボルト挿通孔22に対しボルト挿通孔12がずれて位置している場合は、ストリンガー1をストリンガーブラケット2に対し、左右方向に移動させて、ボルト挿通孔12をボルト挿通孔22と正しく重合する位置に変位調整する位置合わせの調整作業を行わなければならない。
しかも、この位置合わせの調整作業は、並列するストリンガーブラケット2のそれぞれに対し、ストリンガー1を各別の連結ボルト4により連結していく際において、最初に選択したストリンガーブラケット2とストリンガー1とを連結ボルト4で連結する場合だけしか行えない。
1つのストリンガーブラケット2についての連結ボルト4による連結が行われると、それにより、ストリンガー1がストリンガーブラケット2に対し固定されて、左右方向の移動・変位ができないことで、この位置合わせの調整作業が行えないことによる。このため、1つのストリンガーブラケット2に対する連結ボルト4による連結が終了して、隣接する他のストリンガーブラケット2を順次ストリンガー1に対し連結ボルト4で連結していくときに、生じてくるストリンガー1に設けたボルト挿通孔12とストリンガーブラケット2に設けたボルト挿通孔22との位置のずれに対しては、ドリルなどの切削工具を用いて、ストリンガー1に設けられているボルト挿通孔12の孔縁に切削加工を施して、そのボルト挿通孔12の開口位置に修正を加えるか、そのボルト挿通孔12とは別に、新たなボルト挿通孔を、ストリンガーブラケット2に設けられているボルト挿通孔22と正しく重合する位置に開設し、これに連結ボルト4の先端側を挿し込んでいく、という厄介な作業が必要となる。
このことから、ストリンガーブラケット2にストリンガー1を連結ボルト4により連結して組み付ける組付手段には、図5に示している如く、前後巾がストリンガー1の水平な取付台部10の前後巾に略対応する天板70と、その天板70の前後の端縁からそれぞれ垂下する前後の側壁71・71と、それら側壁71・71の各下縁からそれぞれ前後方向の中央に向け突出し、突出端部を間隔をおいて突き合わせて、その間隔により開裂状の開放口72を形成している底壁73・73とで、側面視において下向きのC型チャンネル状の係合溝7aを形成する形状で、かつ、その形状を断面形状として左右方向に連続する形態の連結金具7を、アルミ等の金属材から成形して形成し、この連結金具7を、ストリンガー1の水平な取付台部10の下面側に、ストリンガー1と並列させて配位し、その取付台部10の下面側に一体または一体的に連結しておく。
そして、連結ボルト4は、ストリンガー1の水平な取付台部10に開設したボルト挿通孔12には挿通されず、頭部40及びその頭部40の下面に一体的に組み付けた座板8とを、連結金具7のこぐちから、その連結金具7の係合溝7a内に嵌挿し、嵌挿した座板8の下面を底壁73・73の上面に衝合せしめて係合し、その連結ボルト4の螺子軸41の先端側を、ストリンガーブラケット2の水平な棚板部21に開設してあるボルト挿通孔22に挿通して、その先にワッシャー43を介し締付ナット42を螺合し、その締結ナット42の締め込みにより、図6に示している如く、連結金具7と、ストリンガーブラケット2の棚板部21とを、締着せしめて連結し、これにより、ストリンガーブラケット2にストリンガー1を連結金具7を介して組み付け連結するようにする手段がおこなわれてきている。なお、この手段により、ストリンガー1を連結ボルト4により連結する場合は、ストリンガー1に設けるボルト挿通孔12は必要としないので、開設しない場合がある。
この側断面が下向きのC型チャンネル状の形状をなす係合溝を備える連結金具7を、ストリンガー1の水平な取付台部10の下面側に一体または一体的に取り付けておいて、これの係合溝に、連結ボルト4の頭部40および座板8を、嵌挿して係合させ、その連結ボルト4の先端側を、ストリンガーブラケット2に開設せるボルト挿通孔22に挿通して締付ナット42を螺合し、その締付ナット42の締め付けによって行う、ストリンガー1のボルト連結手段は、ストリンガーブラケット2上に載架したストリンガー1のセット位置が、設定位置に対しずれていたときは、締付ナット42の締め付けを緩めて仮とじの状態として、ストリンガー1と共に連結金具7を、スライド移動させ、その連結金具7の係合溝に嵌合している連結ボルト4の頭部40および座板8をスライドさせることで調整できるので、ボルト挿通孔12とボルト挿通孔22との位置合わせや、ボルト挿通孔12を切削工具で修正したり新たに開設しなおす厄介な作業を一切要することなく、連結ボルト4によるストリンガー1のストリンガーブラケット2に対する組み付け、連結が行えるので、この点において有効な手段である。
しかし、このボルト連結手段は、連結金具7の係合溝7aに対する連結ボルト4の頭部40および座板8の嵌挿が、連結金具7のこぐちからしかできないので、ストリンガー1を並列するストリンガーブラケット2・2の上に載架してセットした後は、該ストリンガー1の長手方向の中間部位の下方に位置するストリンガーブラケット2に挿通した連結ボルト4の頭部40および座板8を、連結金具7の係合溝7aに対し嵌挿することができなくなる問題がある。
そこで、この問題に対処するため、連結ボルト4の頭部40の下面側に一体的に組み付けておく角板状の座板8は、図7及び図8に示している如く、短辺と長辺とを具備する長方形で、短辺側の巾が連結金具7の開放口72の開口巾dより、少しせまい矩形板状に形成しておき、頭部40及び座板8を、連結金具7の係合溝7aに挿入するときは、連結ボルト4の螺子軸41の下端側を摘んで回転させ、矩形状の座板8を、それの長辺側が開放口72の長手方向に沿い短辺側が開放口72の巾方向に沿う状態姿勢として、開放口72から係合溝7a内に押し上げ、座板8が開放口72を通過したところで、螺子軸41を90度回転させて、座板8を開放口72に対しクロスして横切る状態姿勢とし、これにより、連結ボルト4の頭部40及び組み付けた座板8を、連結金具7の係合溝7aに嵌挿し、係合させるようにする手段が講じられてきている。
しかし、この手段は、頭部40および座板8を、連結金具7の係合溝7aに対し嵌挿して係合せしめた状態から、締付ナット42を締め込んで締結していくときに、締付ナット42と螺合している螺子軸41が、締付ナット42の螺じ込みの回転作動により、該締付ナット42の回転方向にひきずられて少しずつともまいして回転することで、螺子軸41の頭部40に一体的に組み付けてある座板8が、締付ナット42んお回転方向に回動し、その回動が90度回転したときは、座板8の短辺の側が開放口72の巾方向に沿う状態姿勢となり、開放口72から下方に脱出してきて、締結を不能にする問題が生じてくる。
本考案において解決しようとする課題は、ストリンガー1をストリンガーブラケット2に対し連結ボルト4により連結して組み付ける作業の際の、ストリンガーの位置合わせの調整を容易にするために、ストリンガー1の下面側には、側面視において、開裂状の開放口72が下方に向けて開口する下向きのC型チャンネル状の形状をなす係合溝7aを備え、かつ、その形状を断面形状として左右方向に長尺に連続するよう形成した連結金具7を取り付けて、この連結金具7の係合溝7aに、連結ボルト4の頭部40および、巾を開放口72の開口巾dより狭く形成した矩形状の座板8とを、嵌挿せしめて係合せしめ、締付ナット42の締め付けで、ストリンガーブラケット2に対しストリンガー1を連結金具7を介し連結し組み付けるボルト連結手段において、締付ナット42の螺じ込みにより締結する際に、座板8が連結金具7の開放口72から、下方に脱出するようになるのを有効に阻止して、締付ナット42による締結が適確に行われるようにする手段を提供する点にある。
本考案においては、上述の課題を解決するための手段として、ストリンガー1に付設する側面視において底面側に開裂状の開放口72が開口する下向きのC型チャンネル状の係合溝7aを形成する形状で、かつ、その形状をもって左右方向に連続する形態の連結金具7と、その連結金具7の係合溝7aに頭部40及びその頭部40下面に付設の座板8の嵌挿によりその連結金具7に係合する連結ボルト4と、を備えるボルト連結金具において、連結ボルト4の頭部40下面に付設する座板8を、短辺に沿う方向の巾寸法が連結金具7の開放口72の開口巾dより狭く、長辺に沿う方向の巾寸法が前記開放口72の開口巾dより広い矩形板状に形成し、連結金具7の開放口72を形成している前後の底壁73・73の各突出端部には、下降するに従い開放口72の口縁に向けて近接してくるよう傾斜する傾斜案内壁Gを、開放口72を中心に前後に対称して対向するように位置せしめてそれぞれ設けたことを特徴とするルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置を提起するものである。
また、これに併せて、上述のボルト連結装置において、連結金具7の前後の底壁73・73の各突出部には、上方に向けて突出する係合突条Kをそれぞれ形設し、連結ボルト4の頭部40下面に付設の座板8には、それの長辺に沿う方向における両端部位の下面側に、前記連結金具7に装設せる係合突条Kに対して嵌合する係止凹溝Yを、それぞれ装設したことを特徴とするルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置を提起するものである。
本考案によるルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置は、連結ボルト4の頭部40及び座板8を、連結金具7の開放口72からその連結金具7内に嵌挿し、次いで、連結ボルト4を略90度回転させて、座板8が連結金具7の開放口72を横切る状態とし、これにより連結ボルト4を連結金具7に対し係合連繋する状態にセットして、締付ナット42により締結する作業を行う際、締付ナット42の締付回動にともまいする連結ボルト4の回転で、座板8が、開放口72に平行する状態姿勢に回動してきても、その開放口72の両側にそれぞれ形設してある傾斜案内壁Gと傾斜案内壁Gとの間に落ち込んで回動するようになって、その傾斜案内壁G・Gにより連結金具7内に向け押し上げられながら回動するので、開放口72から下方に脱出してくることがなく、締付ナット42による締結作業を適確なものとする。また、座板8の長手方向の端部に、連結金具7に設けた係合突条Kに対して嵌合する係止凹溝Yを設けた場合にあっては、連結ボルト4の頭部40および座板8を、開放口72から挿入し、連結ボルト4を略90度回転させて、座板8を開放口72と直交する状態姿勢としたときに、その座板8の係止凹溝Yが連結金具7の係合突条Kに嵌合係合して、連結ボルト4の回動を阻止するようになるから、締付ナット42の締め込み回動により締結するときに、締付ナット42の回動により連結ボルト4がともまいすることがなくなり、締付ナット42による締結作業を容易なものとする。
組み立てて建物の外面に取り付けた状態のルーバーの斜視図である。 ルーバーを建物の外面に取り付ける施工工事の説明図である。 ルーバーのストリンガーを建物の外面に取り付ける作業の説明図である。 胴縁に取り付けたストリンガーブラケットに、ストリンガーを連結ボルトで締着した状態の側面図である。 ストリンガーに取り付けた連結金具とストリンガーブラケットに挿通した連結ボルトの斜視図である。 連結金具とストリンガーブラケットとを連結ボルトで締結した状態の側面図である。 連結金具と矩形板状に形成した座板の斜視図である。 連結金具に矩形板状の座板を嵌装した状態の側面図である。 連結金具内に嵌挿した連結ボルトの頭部下面に付設の座板を回動させたときに、その座板を連結金具の内部に向け押し上げるように機能する傾斜案内壁を、連結金具の前後の底壁の各突出端部に設けている第1の実施例装置の要部の斜視図である。 同上実施例装置の、連結ボルトの頭部及び座板を、連結金具の開放口から嵌挿した状態時の縦断側面図である。 同上実施例装置の、連結金具内に嵌挿した座板を、連結ボルトの回転により略90度回転させて、開放口を横切る姿勢とした状態時の縦断側面図である。 同上実施例装置の、前記図11の状態から座板が、締付ナットの締め込み回転にともまいして、一対に対向する傾斜案内壁の間に嵌入した状態時の縦断側面図である。 同上実施例装置の同上状態時における平面視の説明図である。 本考案手段の第2の実施例の、連結ボルトの頭部及び座板を連結金具内に挿入した状態時の縦断側面図である。 同上第2の実施例の、連結ボルトを締付ナットで締結した状態時の縦断側面図である。 同上第2の実施例の、座板のコーナー部に斜めの切欠部を設けた変形例の、傾斜案内壁と座板下面の接触点との関係を示す説明図である。 同上第2の実施例の連結ボルトの斜視図である。 同上実施例の連結ボルトの上面視の平面図である。 同上実施例の、座板の下面が傾斜案内壁に当接した状態時の縦断側面図である。
次に本考案の実施の態様を、実施例につき図面に従い詳述する。
図9は、本考案手段を実施せる一実施例の要部の斜視図で、1はストリンガー、7はストリンガー1の水平な取付台部10の下方に配位してその取付台部10に一体的に組み付けた連結金具、4は連結ボルト、8は連結ボルト4の頭部の下面側に一体的に組み付けた座板を示す。
ストリンガー1は、それの垂直な組付板部11に、ルーバー材l組付用の切込溝13を、所定の間隔ピッチPをもって並列させて形成している通常のものであるが、それの水平な取付台部10には、連結ボルト4を挿通せしめるためのボルト挿通孔12は開設せず、下面側に、前記連結金具7を溶接または鋲止めにより一体的に連結させて装設せしめている。
2は、前記ストリンガー1を建物Tに対して組み付け支架せしめるべく、建物Tに付設せる胴縁aの外壁面に組付けボルト3により取り付けたストリンガーブラケットで、水平な棚板部21には、前記連結ボルト4を挿通せしめるボルト挿通孔22が開設してある通常のものである。
そして、ストリンガー1は、それの下面側に装設した連結金具7の底面側がこの棚板部21の上面に当接する状態として、該棚板部21上に載架せしめてある。
前記連結金具7は、天板70と、前後の側壁71・71と、前後の中間が切り離されてその切り離し部に開裂状の開放口72を形成している前後の底壁73・73とで、側面視において、開放口72が下方に向けて開口する下向きのC型チャンネル状の形状をなし、かつ、この形状をもって左右方向に連続する形態に形成したものであるが、それの開放口72を形成している前後の底壁73・73の各突出端部には、それぞれ、上方に向けて突出する突条Kが形成してあり、そのそれぞれの突条Kの、前後に対向する各内面側には、下降するに従い、開放口72の口縁に向けて近接してくるように下降傾斜する傾斜案内壁Gが、それぞれ形設され、かつ、それら傾斜案内壁Gが、開放口72中心に対称する位置を占めて対向し、両傾斜案内壁G・Gにより、図11にあるようすり鉢状の傾斜面を構成するようにしている。
また、連結ボルト4の頭部40の下面に付設せる座板8は、短辺8aに沿う方向の巾が、開放口72の開口巾dより狭く長辺8bに沿う方向の巾が前記開口巾dより広い矩形板状に形成してある。
このように構成してあるこの実施例装置は、連結ボルト4の頭部およびその頭部40の下面側に設けた座板8とを、連結金具7の係合溝7aに嵌挿して係合させるとき、連結ボルト4の螺子軸41を摘んで回転させ、頭部40下面に付設の矩形板状の座板8を、それの長辺8bが開放口72の連続方向と平行する状態姿勢とし、その状態で螺子軸41を押し上げて、座板8を開放口72内に挿し込んでいけば、開放口72を通過して係合溝7a内に嵌挿される。そして、嵌挿させたところで、螺子軸41を90度回転させれば、座板8はそれの長手方向が開放口72とクロスする状態となって、該座板8の下面側が前後の底壁73・73に衝合して係合した状態となる。
この状態から、螺子軸41に螺合した締付ナット42を、締め込み方向に回転させて、締結させるとき、締付ナット42の回転作動に追従する螺子軸41のともまい回動により、座板8は締付ナット42の回転方向に回動する。
そして、座板8は、この回動により座板8の長手方向が開放口72の連続方向と平行する状態姿勢となってくると、図12、図13に示している如く、開放口72に対し斜めに交叉する状態となって、開放口72の両側位置にそれぞれ形設されて一対に対向している傾斜案内壁Gと傾斜案内壁Gとで形成されている空間内に落ち込み、該座板8の長手方向における端部の下面側のコーナー部分が、図12、図13に示している如く、傾斜案内壁G・Gに当接して支承される状態となる。
締付ナット42の締め付け回動は、この状態となったときも引き続き行われるので、これにより、ともまいして回動する座板8は、一対の傾斜案内壁G・Gに接触する接触点を、その傾斜案内壁G・Gの傾斜上昇側に向け登らせながら回動するようになることで、連結金具7内に押し上げられていき、底壁73・73の上面側において回動するようになることから、開放口72からの該座板8の下方への脱出が阻止されるようになる。
図14乃至図19は、第2の実施例装置を示している。
この実施例は、連結ボルト4の頭部40下面に付設せる矩形板状の座板8の、長辺に沿う方向における両端部位の下面側に、連結金具7の前後の底壁73・73の各突出部に設けた係合突条K・Kに対し嵌合する係止凹溝Y・Yをそれぞれ設けている例であり、この構成により、連結金具7の開放口72から連結ボルト4の頭部40及び座板8を嵌挿して連結ボルト4の回転により座板8を回転させ開放口72とクロスする状態姿勢としたときに、その座板8の係止凹溝Y・Yが連結金具7の底壁73の突出端部に設けた係合突条Kと嵌り合って、座板8及び連結ボルト4の回動を阻止するようになり、締付ナット42を締付方向(時計回りの方向)に回転させて締結していくときに、締付ナット42の回転につられて座板8及び連結ボルト4が回動するようになっても、その座板8および連結ボルト4を許さないようにしている例である。
座板8の長手方向における両端部の各下面側に形設せる係止凹溝Y・Yと係合させるよう連結金具7の底壁73・73の各突出端部に設ける突条Kは、この例においては、図19に示している如く、座板8の下面のコーナー部分と接触して座板8を連結金具7内に押し上げる傾斜案内壁G・Gを形成するために、底壁73・73に装設した突条Kを利用して形成している。
また、矩形板状の座板8の、コーナー部には、締付ナット42の締め込み回動時の回転方向において前方に位置するコーナー部を斜めに切除して切欠部wを形成してあり、これにより、連結ボルト4の頭部40下面に設けた座板8を、開放口72と平行する状態姿勢とで開放口72を介し連結金具7内に挿入し、その挿入した状態から連結ボルト4を90度時計回りの方向に回動させ、座板8の長手方向を開放口72に対し直交する状態姿勢にして、連結金具7に対し係合させるときに、座板8が連結金具7との干渉を生ぜしめずに、円滑に回動するようにしている。
また、ストリンガー1の水平な取付台部10の下面側に設ける側面視において下向きのC型チャンネル状の連結金具7は、この例においては、アルミ材等の軽金属の押し出し成形により、ストリンガー1と一体に連続させて形成してある。そして、これにより、ストリンガー1の水平な取付台部10と連結金具7の天板70とを共用させたものとし、製作コストを低減させている。
また、この実施例は、上述した点を除いたその余の構成は、前述した実施例1のものと変わりがないので、同様の構成部材について、同じ符号を付して詳しい説明は省略する。
本考案によるルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置は、他の取付構造の、断面C型チャンネル状の連結金具と連結ボルトを組み合わせて用いるボルト連結手段に汎く利用し得る。
G 傾斜案内壁
K 係合突条
P P’ 間隔ピッチ
T 建物
L ルーバー
Y 係止凹溝
a 胴縁
a’ ボルト挿通孔
d 開口巾
l ルーバー材
w 切欠部
1 ストリンガー
10 同上の水平な取付台部
11 同上の垂直な組付板部
12 ボルト挿通孔
13 切込溝
2 ストリンガーブラケット
20 同上の垂直な取付板部
21 同上の水平な棚板部
22 ボルト挿通孔
3 取付ボルト
30 締付ナット
4 連結ボルト
40 頭部
41 螺子軸
42 締付ナット
43 ワッシャー
5 組付ボルト
50 組付座板
51 螺子軸
52 締付ナット
53 頭部
6 係合溝
7 連結金具
7a 係合溝
70 天板
71 側壁
72 開放口
73 底壁
8 座板
8a 短辺
8b 長辺

Claims (2)

  1. ストリンガー(1)に付設する側面視において底面側に開裂状の開放口(72)が開口する下向きのC型チャンネル状の係合溝(7a)を形成する形状で、かつ、その形状をもって左右方向に連続する形態の連結金具(7)と、その連結金具(7)の係合溝(7a)に頭部(40)及びその頭部(40)下面に付設の座板(8)の嵌挿によりその連結金具(7)に係合する連結ボルト(4)と、を備えるボルト連結金具において、連結ボルト(4)の頭部(40)下面に付設する座板(8)を、短辺に沿う方向の巾寸法が連結金具(7)の開放口(72)の開口巾(d)より狭く、長辺に沿う方向の巾寸法が前記開放口(72)の開口巾(d)より広い矩形板状に形成し、連結金具(7)の開放口(72)を形成している前後の底壁(73)・(73)の各突出端部には、下降するに従い開放口(72)の口縁に向けて近接してくるよう傾斜する傾斜案内壁(G)を、開放口(72)を中心に前後に対称して対向するように位置せしめてそれぞれ設けたことを特徴とするルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置。
  2. 連結金具(7)の前後の底壁(73)・(73)の各突出部には、上方に向けて突出する係合突条(K)をそれぞれ形設し、連結ボルト(4)の頭部(40)下面に付設の座板(8)には、それの長辺に沿う方向における両端部位の下面側に、前記連結金具(7)に装設せる係合突条(K)に対して嵌合する係止凹溝(Y)を、それぞれ装設したことを特徴とするルーバーのストリンガーの取付構造におけるボルト連結装置。
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JP2019023398A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社大林組 支持部材及び構造体

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