JP3194286U - ルーバーにおけるストリンガーの取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーバーの骨格を構成するストリンガーを、建物に付設せるストリンガーブラケットに対し、連結ボルトにより組み付けるときに、ストリンガーブラケットに設けたボルト挿通孔と、ストリンガーに設けるボルト挿通孔との位置合わせの作業を行わずに、簡単な組付作業で組み付けられるストリンガーの取付装置を提供する。【解決手段】ストリンガー3’の下面側に、下面側の前後の中央部位に下方に向けて開放する開放口70を備える断面形状が下向きのC型チャンネル状をなす案内レール部材7を、そのストリンガー3’に並行せしめて配位し、そのストリンガー3’に一体または一体的に組み付け、この案内レール部材7に、連結ボルト4の頭部40及び座板43を嵌挿し、該連結ボルトの前記案内レール部材の開放口70から垂下してストリンガーブラケット1のボルト挿通孔13に挿通した下端側に、締付ナット42を螺合して、その締付ナット42の螺じ込みによる締結でストリンガー3’を組み付けるようにする。【選択図】図7

Description

本考案は、建物に内装または外装として取り付けるルーバー(よろい格子)において、そのルーバーの骨格を構成するストリンガーを、建物に設けた胴縁に対して取り付けるための、ストリンガーの取付手段に関するものである。
建物の内装または外装として建物に取り付けるルーバーの、建物に対する取り付けは、図1に示している如く、建物Tの外面に外装として取り付けるルーバーLについて説明すれば、建物Tの外面に、通常、金属板で角筒状に形成してある胴縁aを、図2に示している如く、所定の間隔ピッチPをもって並列させて付設しておき、この胴縁aの各外面に、図3に示している如く側面視においてアングル状をなし、垂直な組付座板部10及び水平な取付台板部11のそれぞれに、図4に示している如く、前述の胴縁aに対する組付用のボルト挿通孔12と後述するストリンガー取付用のボルト挿通孔13が形設してあるストリンガーブラケット1を、それの垂直な組付座板部10を接合せしめて当接し、その組付座板10に設けてあるボルト挿通孔12と胴縁aの周壁に形設しておくボルト挿通孔とに、前記図3に示しているよう組付ボルト2を挿通して締付ナット20による締め付けで組み付ける。
そして、これら胴縁aの外面にそれぞれ組み付けたストリンガーブラケット1の、水平な取付台板部11の上面に、図5に示している如く、金属材により側面視において、アングル状をなす断面形状をもって左右方向に連続する長尺の側桁状に成形したストリンガー3を、それの水平な取付板部30が、ストリンガーブラケット1の水平な取付台板部11の上に重合する状態として載架し、このストリンガー3の水平な取付板部30に、胴縁aを建物Tに並列設置するときの、その胴縁aの間隔ピッチPと対応するピッチP’をもって形設しておくボルト挿通孔32と、ストリンガーブラケット1の水平な取付台板部11に形設せるボルト挿通孔13とに、連結ボルト4を挿通して、ナット42により締結し、これにより、ストリンガー3を、胴縁aおよびストリンガーブラケット1を介し建物に対し固定装着する。
そして、この建物に対し取り付けたストリンガー3の垂直な立上壁部31の外面側に、ルーバーLの並列する翼片であるルーバー材lを、一本ずつ当接し、ドライバーとの係合溝を設けた頭部50に続く螺子軸51の先端側に、組付座板52を螺合せしめた組付ボルト5よりなる連結金具により連結固着させる。
このとき、各ルーバー材lは、ストリンガー3の垂直な立上壁部31に、ルーバー材lの並列間隔となる所定の間隔ピッチP”をもって並列させて形設してある切欠溝33の規制に従い、該ルーバー材lの背峰側の端壁が、その切欠溝33と対向するように、垂直な立上壁部31の前面側に配位し、ルーバー材lの背峰側に形成してある上面視においてチャンネル状をなす縦方向の取付溝60内に、組付ボルト5の螺子軸51に螺合せしめた組付座板52を、螺子軸51ごと上方から挿し込み下降させて、組付ボルト5の螺子軸51を、ストリンガー3の立上壁部31に形設してある切欠溝33に嵌挿していき、組付ボルト5の螺子軸51が、切欠溝33のU字形をなす底部に突き当たったところで、組付ボルト5を締め込み、組付座板52と組付ボルト5の頭部50とで、ルーバー材lの背壁61をストリンガー3の立上壁部31に締着することで、ルーバーLをストリンガー3に取り付けていき、これにより図6に示している如く、ルーバーLを組み立てるとともに、組み立てたルーバーLを建物Tの外面に取り付けるようにしている。
このように建物Tに対して取り付けるルーバーLは、それの組み立て工事、及び、組み立てたルーバーLを建物Tに取り付け施工する施工工事、及び、ルーバーLの骨格を構成するストリンガー3を、建物Tに取り付けた胴縁aに対しストリンガーブラケット1を介して取り付ける工事、ならびに、そのストリンガーブラケット1を胴縁aに対し取り付ける工事の全てが、建物TにルーバーLを取り付ける施工現場において行われる。
このことから、ルーバーLの骨格を構成するストリンガー3を、胴縁aに取り付けたストリンガー1の取付台板部11の上面に載架する作業、及び、ストリンガー3に開設してあるボルト挿通孔32とストリンガーブラケット1に開設してあるボルト挿通孔13とに、連結ボルト4を挿通して、ナット42の締め付けにより、ストリンガー3をストリンガーブラケット1に対し緊縛固定して組み付ける作業も、施工現場において、作業員の手作業で行われる。
ところで、この施工現場において行うストリンガー3の組付作業は、ストリンガー3をストリンガーブラケット1の上に載架してセットしたとき、ストリンガー3に設けてあるボルト挿通孔32と、ストリンガーブラケット1に設けてあるボルト挿通孔13とが、正しく上下に整列していないと、連結ボルト4の挿通ができないことから、正しく上下に重合するようストリンガー3を左右に動かし位置合わせの修正を行わなければならないことで、作業手間と作業時間とを要する厄介な作業となっており、ルーバーLの取付施工の効率を低下させる問題を生ぜしめている。
これは、ストリンガー3に設けたボルト挿通孔32に挿通した連結ボルト4の下端側を、下方に位置するストリンガーブラケット1に設けたボルト挿通孔13に挿通していくとき、そのボルト挿通孔13がストリンガー3に設けたボルト挿通孔32に対し少しでも左右方向にずれていると、連結ボルト4の挿通が行えないことから、ストリンガー3を左右方向にずらして、ボルト挿通孔32とボルト挿通孔13との位置合わせを行って、連結ボルト4を挿通し、ナット42の締め込みで締結するようにする。
そして、これに続いて、ストリンガー3上において、隣接する次位のボルト挿通孔32に連結ボルト4を挿し込み、これを下方に位置するストリンガーブラケット1に開設してあるボルト挿通孔13に挿通して締結するが、このとき、ボルト挿通孔13が、ストリンガー3に設けたボルト挿通孔32に対してずれて位置しているときは、先に挿通して締結した連結ボルト4による固定により、ストリンガー3の左右方向の移動変位が行えないことで、ストリンガー3に設けてあるボルト挿通孔32の孔縁を、施工現場に持ち込んであるドリルなどの切削工具を用いて切削加工し、ストリンガーブラケット1に設けたボルト挿通孔13と正しく整列して重合する状態位置に修正変更するか、ストリンガーブラケット1のボルト挿通孔13と正しく重合する位置に、新たなボルト挿通孔32を開設して、この変位させるか新たに設けたボルト挿通孔32と、ストリンガーブラケット1に設けたボルト挿通孔13とに連結ボルト4を挿通しなおして締結するようにしている。
このように、ストリンガー3に設けたボルト挿通孔32とストリンガーブラケット1に設けたボルト挿通孔13とを、上下に正しく整列して重合した状態位置に修正する位置合わせを必要としているボルト挿通孔32とボルト挿通孔13との間の位置の狂いは、建物Tに胴縁aを取り付ける工事の際に、胴縁aが設定した間隔ピッチPをもって正しく取り付けられず、設定位置に対しずれて取り付けられる取付誤差により生じてくるものであり、不可避的なものである。
このことから、建物Tに、所定の間隔ピッチPをもって並列させて取り付けた胴縁aのそれぞれに、ストリンガーブラケット1を取り付け、それらストリンガーブラケット1の上面にストリンガー3を載架したときに、そのストリンガー3上に、前記間隔ピッチPと対応するピッチP’をもって並列させて開設してあるボルト挿通孔32が、それぞれの胴縁aに取り付けたストリンガーブラケット1に形設してあるボルト挿通孔13に対し、上下にきれいに一致した位置を占めるようになることを期待すること自体無理であり、前述した如く、ストリンガー3を、胴縁aに取り付けたストリンガーブラケット1に対し組み付ける作業を厄介なものとしている。
ルーバーLの骨格を構成するストリンガー3を、建物Tに所定の間隔ピッチPをもって並列させて取り付けた胴縁aにそれぞれ取り付けたストリンガーブラケット1に対する連結ボルト4による組み付けが、ストリンガーブラケット1に設けるボルト挿通孔13とストリンガー3に設けるボルト挿通孔32との位置合わせの作業を行わずに、簡単な操作作業で組み付けられるようにするストリンガーの組付手段を提供する点にある。
本考案においては、上述の課題を解決するための手段として、金属材により、側面視において、下面側の前後方向の中央部位に下方に向けて開放する開放口70を備え、その開放口70の前後の口縁部に上方に向けて突出する突条状のレール71・71を備える下向きのC型チャンネル状をなし、その形状を断面形状として、左右方向に長尺に連続する案内レール部材7を形成し、該案内レール部材7をストリンガー3の下面側に、そのストリンガー3と並行せしめて配位し、そのストリンガー3に一体または一体的に組み付け、建物Tに付設せる胴縁aに取り付けたストリンガーブラケット1に対しストリンガー3を組み付けるための連結ボルト4の頭部40を、その頭部40の下面に組み込む座板43と共に、前記案内レール部材7の溝部内に嵌挿して、その座板43の下面側を前後に一対に並列するレール71・71に支架せしめ、そのレール71・71の間の開放口70を介して垂下する該連結ボルト4の軸部41を、ストリンガーブラケット1に開設せるボルト挿通孔13に挿通し、ナット42による締結によりストリンガーブラケット1に締着して、ストリンガー3をストリンガーブラケット1に組み付けるようにしたことを特徴とするルーバーにおけるストリンガーの取付装置を提起するものである。
また、これに併せて、上述のルーバーにおけるストリンガーの取付装置において、ストリンガー3の底面下方に設ける側断面が下向きのC型チャンネル状をなす案内レール部材7を、金属材の押出成形によりストリンガー3と共にそのストリンガー3と一体に連続させて成形して形成したことを特徴とするルーバーにおけるストリンガーの取付装置を提起するものである。
本考案によるルーバーLのストリンガー3の取付手段は、ストリンガー3の水平な取付板部30には、締結のための連結ボルト4を挿通せしめるボルト挿通孔32を開設せずに、そのストリンガー3の水平な取付板部30の下面側に、側面視において下面側の前後の中央部位に下方に向け開放する開放口70を備え、その開放口70の前後の口縁部に上方に向け突出する突条状のレール71・71を備える下向きのC型チャンネル状の形状をなし、その形状を断面形状としてストリンガー3の長手方向に沿い長尺に連続するよう形成した案内レール部材7を配位して、そのストリンガー3に対し一体または一体的に組み付けておき、この案内レール部材7の、前後に一対に対向するレール71・71に、連結ボルト4の頭部40及び座板43とを嵌め合わせて支承せしめ、連結ボルト4の軸部を、ストリンガーブラケット1に設けてあるボルト挿通孔13に挿通して、締付ナット42の螺じ込みにより締結することで、ストリンガー3をストリンガーブラケット1に対し組み付けるようにしているのだから、ストリンガー3のストリンガーブラケット1に対して取り付けるときの、ボルト挿通孔の位置合わせが、案内レール部材7のレール71・71に嵌合せしめた連結ボルト4の座板43及び頭部40を、レール71・71に沿いスライド移動させることで行えるので、ストリンガー3をストリンガーブラケット1に取り付ける作業を著しく容易なものとする。
ルーバーを建物の外面に取り付けた状態の説明図である。 ルーバーの建物の外面に対する取付構造の横断平面図である。 ルーバーの、建物外面に付設せる胴縁に対する取付構造の縦断側面図である。 胴縁の外面に取り付けるストリンガーブラケットの斜視図である。 ルーバーの取付構造の、ルーバー取付途上における斜視図である。 組み立てられたルーバーの、背面側から見た斜視図である。 本考案を実施せるルーバーにおけるストリンガーの取付装置の、ルーバーを組み立てる途上における各部材の位置関係及び形状を説明する斜視図である。 同上装置の、胴縁に取り付けたストリンガーブラケットに、ストリンガーの下面側に組み付けた案内レール部材を、連結ボルトの締結により取り付け、それにより、ストリンガーブラケットに取り付けられたストリンガーに、組付ボルトよりなる取付金具によりルーバー材を取り付けた状態を説明する要部の縦断側面図である。 同上装置の、案内レール部材を、ストリンガーと一体に成形した例の斜視図である。 同上装置の同上実施例におけるストリンガー及び案内レール部材の縦断側面図である。
次に本考案の実施の態様を、実施例につき図面に従い詳述する。
図7は、本考案によるルーバーのストリンガーの取付手段の一実施例で、各部材の組付途上における斜視図である。同図において、aは建物Tの外面に所定の間隔ピッチPをもって並列させて取り付けた胴縁で、金属材からの成形加工により角筒状に形成してある通常のものである。
1は、上記胴縁aに取り付けるストリンガーブラケットで、金属材により、垂直な組付座板部10と水平な取付台板部11とがL字状に連続してアングル状をなす形状に形成された通常のもので、それの垂直な組付座板部10には、胴縁aの前面側の端壁に当接して、組付ボルト2及びナット20により締結して取り付けるときに、前記組付ボルト2を挿通するためのボルト挿通孔12が開設してあり、水平な取付台板部11には、後述するストリンガー3を載架して連結ボルト4により締結して組み付けるときの、その連結ボルト4の挿通用のボルト挿通孔13が開設してある。
同上の図7において符号3’に示す部材は、ルーバー材lを組み付けてルーバーLを組み立てるストリンガーである。このストリンガー3’は、金属材により、水平な取付板部30の前縁に垂直な立上壁部31の下縁が連続して側面視においてアングル状をなし、かつ、そのアングル状の形状で左右方向に連続する側桁状に形成してあること、また、それの水平な取付板部30を、前記胴縁aに取り付けたストリンガーブラケット1の水平な取付台板部11に載架し、その取付台板部11に対し連結ボルト4による締結で連結固定し、これにより、該ストリンガー3を、建物Tに対し胴縁aおよびストリンガーブラケット1を介して組み付けること、さらに、この組み付けたストリンガー3の垂直な立上壁部31の前面側の壁面の前面に、ルーバーLの各ルーバー材lを、その立上壁部31に、所定の間隔ピッチP”で設けられている切欠溝33の規制に従い、それぞれの切欠溝33と対向する位置に配位し、縦方向の取付溝60が形設してある該ルーバー材lの背峰側を、立上壁部31の前面に当接し、その縦方向の取付溝60内に、組付座板52を、組付ボルト5の螺子軸51の先端側に螺合せしめた状態として嵌挿し、螺子軸51ごとルーバー材lの取付溝60に沿い下降させて、組付ボルト5の螺子軸51を、立上壁部31に形設してある切欠溝33に嵌挿せしめ、その状態において組付ボルト5を螺じ込み回動させることで、組付ボルト5の頭部50及びこれに組み付けた座板43と、前述の組付ボルト5の螺子軸51の先端側に螺合して、ルーバー材lの取付溝60内に嵌挿した組付座板52とにより、ルーバー材lの背峰側の端壁と該ストリンガー3の垂直な立上壁部31とを、挟着せしめるように締結して、該ストリンガー3にルーバー材lを組み付け、これにより、ルーバーLを組み立てるとともに、組み立てたルーバーLを建物Tの外面に組み付けるようにすることについては、図1乃至図6で示している従前のルーバーLにおけるストリンガー3と変わりがない。
しかし、この本考案手段の実施に際して用いるストリンガー3’は、前述の図1乃至図6に示している従前手段に用いられているストリンガー3とは、以下の点において相異している。
即ち、本考案手段におけるストリンガー3’は、ストリンガーブラケット1に対して、連結ボルト4とそれに螺合させるナット42とによる連結手段により連結固着して、取り付けるようにはするが、その連結手段の連結ボルト4は、従前手段の如くストリンガー3の水平な取付板部30に開設しておくボルト挿通孔32に挿通させるようにはせず、ストリンガー3’の水平な取付板部30の下面側に、連結ボルト4の頭部40及び座板43を嵌合せしめて左右にスライド自在に支承する案内レール部材7を組み付けて装設しておいて、この案内レール部材7のレール71・71に、連結ボルト4の頭部40及び座板3を嵌め合わせて、軸部41がレール71とレール71との間から垂下するようにして連結ボルト4を挿通した状態とし、該連結ボルト4の軸部41の先端側をストリンガーブラケット1に開設してあるボルト挿通孔13に挿通し、ナット42を螺合して締め付け、案内レール部材7とストリンガーブラケット1とを締結することで、図8に示している如く、ストリンガー3をストリンガーブラケット1に対し連結ボルト4により連結せしめて組み付けるようにしている。
そして、ストリンガー3の水平な取付板部30の下面側に組み付ける案内レール部材7は、この例においては、図7にあるように、側面視において、天板7aと前後の側壁7b・7bと、前後方向における中央部位に開裂状の開放口70が形成された底壁7cと、その開放口70の前後の口縁となる分断された底壁7c・7cのそれぞれの突出端縁に、上方に向けて突出する突条状に設けたレール71・71とで、全体が下向きのC型チャンネル状をなす形状に形成され、かつ、この形状を断面形状として、左右方向に連続し、ストリンガー3’の左右方向の長さに対応する長尺のものに形成してある。
そして、この案内レール部材7は、ストリンガー3’の下面側に配位して、溶接またはビス止めなどの適宜の手段で固着連結することで、ストリンガー3に一体的に組み付けている。
この案内レール部材7のストリンガー3’に対する組み付けは、ストリンガー3’を、アルミ等の軽金属材を用いて押出成形により成形する場合にあっては、押出型を、ストリンガー3の成形型と案内レール部材7の成形型とが連続するように形成しておいて、図9に示しているように、ストリンガー3と案内レール部材7とが一体に連続するように成形して、これにより案内レール部材7のストリンガー3に対する組み付けが行われるようにしている。
この場合は、案内レール部材7を、アルミ材等の軽金属材をもって、押出成形により成形し、これを、適宜の組付手段により、ストリンガー3の下面側に組み付けた場合と比較して、前記図9・図10にあるように、案内レール部材7の天板7aの部分を実質的に省略せしめた状態とし得ることで、重量及び製造コストを軽減し得るようになる。
また、案内レール部材7に装備せしめる開放口70は、該案内レール部材7をストリンガーブラケット1に連結する連結ボルト4を挿通せしめるためのもので、連結ボルト4の軸部41の挿通が許容する開口巾dになっていればよいものであるが、この例においては、連結ボルト4の挿通が頭部40及び座板43下方から開放口70に挿し込むことで行えるようにするために、頭部40の直径及び組み付けた長方形状の座板43の短辺に沿う方向の巾よりも広い巾に形成してあって、座板43をそれの長辺側が開放口70を形成するレール71・71の長手方向に沿う姿勢に保持せしめて頭部40と共に、開放口70に向け差し込んでいくと、頭部40と座板43とが開放口70を通過して断面下向きのC型チャンネル状の案内レール部材7の内部空間に突入し、連結ボルト4を、案内レール部材7の内腔側から開放口70に挿通させた状態となり、この状態から連結ボルト4を、90度回転させて、座板43を、それの長辺側が案内レール部材7のレール71・71の連続方向に対し直交する姿勢とすると、この座板43の長辺方向の両端部の下面側が案内レール部材7の前後に一対に対向するレール71・71の上面に当接し、それにより、吊り下げ支承された状態となる。
従って、この状態としたところで、ストリンガーブラケット1に設けたボルト挿通孔13を経てそのボルト挿通孔13の下方に突出している連結ボルト4の軸部41の下端側に螺合せしめた締付ナット42を締め込めば、案内レール部材7は、座板43と締付ナット42とによりストリンガーブラケット1に連結固定され、ストリンガー3を、ストリンガーブラケット1に対し組み付け固定した状態とする。
この連結ボルト4によりストリンガー3をストリンガーブラケット1に対し組み付け固定するとき、締付ナット42の螺じ込みを緩めておけば連結ボルト4の頭部40および座板43は、案内レール部材7の一対のレール71・71の上面を、左右方向に自在にスライド移動するようになる。これを、案内レール部材7の側から見れば、案内レール部材7は、連結ボルト4に対し、左右方向に自在にスライド移動するようになる。このことから、案内レール部材7をスライド移動させてストリンガー3をスライドさせることで、ストリンガー3の、ストリンガーブラケット1に対する取付位置の位置合わせの修正ができることになり、この位置合わせの調整を終えたところで、締付ナット42を締め込み、締結させることで、ストリンガー3は所定の位置に組み付け固定されることになる。従って、連結ボルト4によりストリンガー3をストリンガーブラケット1に対して組み付ける作業が、簡単な操作作業で行えるようになる。
L ルーバー
P P’P” 間隔ピッチ
T 建物
a 胴縁
d 開口巾
l ルーバー材
1 ストリンガーブラケット
10 同上の垂直な組付座板部
11 同上の水平な取付台板部
12 同上の垂直な組付座板部に設けたボルト挿通孔
13 同上の水平な取付台板部に設けたボルト挿通孔
2 組付ボルト
20 締付ナット
3 3’ ストリンガー
30 同上の水平な取付板部
31 同上の垂直な立上壁部
32 ボルト挿通孔
33 切欠溝
4 連結ボルト
40 頭部
41 軸部
42 ナット
43 座板
5 組付ボルト
50 頭部
51 螺子軸
52 組付座板
53 ナット
60 取付溝
61 ルーバー材の背壁
62 頭部
7 案内レール部材
7a 天板
7b 前後の側壁
7c 底壁
70 開放口
71 レール

Claims (2)

  1. 金属材により、側面視において、下面側の前後方向の中央部位に下方に向けて開放する開放口(70)を備え、その開放口(70)の前後の口縁部に上方に向けて突出する突条状のレール(71)・(71)を備える下向きのC型チャンネル状をなし、その形状を断面形状として、左右方向に長尺に連続する案内レール部材(7)を形成し、該案内レール部材(7)をストリンガー(3)の下面側に、そのストリンガー(3)と並行せしめて配位し、そのストリンガー(3)に一体または一体的に組み付け、建物(T)に付設せる胴縁(a)に取り付けたストリンガーブラケット(1)に対しストリンガー(3)を組み付けるための連結ボルト(4)の頭部(40)を、その頭部(40)の下面に組み込む座板(43)と共に、前記案内レール部材(7)の溝部内に嵌挿して、その座板(43)の下面側を前後に一対に並列するレール(71)・(71)に支架せしめ、そのレール(71)・(71)の間の開放口(70)を介して垂下する該連結ボルト(4)の軸部(41)を、ストリンガーブラケット(1)に開設せるボルト挿通孔(13)に挿通し、ナット(42)による締結によりストリンガーブラケット(1)に締着して、ストリンガー(3)をストリンガーブラケット(1)に組み付けるようにしたことを特徴とするルーバーにおけるストリンガーの取付装置。
  2. ストリンガー(3)の底面下方に設ける側断面が下向きのC型チャンネル状をなす案内レール部材(7)を、金属材の押出成形によりストリンガー(3)と共にそのストリンガー(3)と一体に連続させて成形して形成したことを特徴とするルーバーにおけるストリンガーの取付装置。
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