JP2010222798A - 積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置 - Google Patents

積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
複数の単位パネルを上下左右に連結し、必要に応じてエンドポストあるいはコーナーポストを連結し、所望の高さ及び長さに構築できる積上げ式間仕切装置において、連結手段以外の仮保持できる構造を併用して、組立作業の効率が高く、信頼性の高い連結を達成できる積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置を提供する。
【解決手段】
単位パネル1の少なくとも一側部の凹溝部内の下端部に上下方向に移動し固定可能なサポート部材62を設け、サポート部材を下降させて下段の単位パネルの側端部に挿入可能とした。単位パネルの側端部に沿って取付けた端部部材16の凹溝部の底面部23に縦長孔67を形成し、底面部の背面側にサポート部材を位置させ、サポート部材の螺孔に縦長孔に貫通させた固定ネジ68を螺合し、下部に下段の連結に供した上連結具に係止可能な突出部66を突設した。
【選択図】 図10

Description

本発明は、積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置に係わり、更に詳しくは複数の単位パネルを上下左右に連結手段で連結可能な積上げ式間仕切装置において連結手段と併用するパネル落下防止装置に関するものである。
従来から間仕切パネル同士を、支柱を介在させずに順次連結する構造のパネルの組立構造は提供されている。例えば、特許文献1には、パネルの縦枠の側端に外方へ開放してなる縦方向の凹溝部を設けるとともに、該凹溝部の下部に係止片を設け、隣接するパネルの縦枠同士を接合するとともに、両係止片を引き離し不能に係合した状態で、両縦枠の相対向した凹溝部の上端に連結具のテーパー溝を上方から嵌合するとともに、連結具の下方にあって両縦枠の開口で係止された係合片に、連結具の貫通孔に上方から挿通したボルトを係合片の螺孔にネジ込むことで、互いに近接させて締め付けるパネルの組立構造が開示されている。
また、特許文献2には、側端面に複数の係合孔が上下方向に間隔をあけて穿設されている間仕切パネルと、下部の前記係合孔に係合しうる上向き傾斜のフック部を有する下部の駒部材と、上部の前記係合孔に係合しうる下向き傾斜のフック部を有する上部の駒部材と、前記下部の駒部材に螺合されるとともに、前記上部の駒部材が回転自在に遊嵌され、これを上方に抜け止めする頭を有する連結杆とからなり、前記複数の係合孔のうち、互いに対応する上下2個を選んで、その下部の係合孔に、下部の駒部材における上向き傾斜するフック部を、また上部の係合孔に、上部の駒部材における下向き傾斜するフック部をそれぞれ係合させるとともに、前記連結杆を回転させることにより、各駒部材のフック部の傾斜面を前記係合孔に深く係合させて、両間仕切パネルを互いに引き寄せ、連結する間仕切パネルの連結装置が開示されている。
しかし、特許文献1、2に記載のものは、パネルを上下に積み重ねて連結する構造ではない。尚、間仕切パネルの上部に、パネルを延長して取付けるものも存在するが、上部パネルを下部パネルの上縁に凹凸嵌合するとともに、該上部パネルを上下に貫通させたボルトを下部パネルの上端の横枠に螺合する構造のものは提案されている。
そこで、本出願人は、複数の単位パネルを連結手段にて上下左右に連結し、必要に応じて前記単位パネルと同じ高さに設定した複数のエンドポストあるいはコーナーポストを該単位パネルの側端面に同じ連結手段にて上下に連結して構成する積上げ式間仕切装置におけるパネル連結装置であって、前記単位パネルの両側端面、エンドポスト及びコーナーポストの連結側の側面に凹溝部を形成し、前記連結手段は下連結具と上連結具及びそれらを引き付ける締結具とからなり、前記下連結具と上連結具とは互いに上下方向の変位を規制して係脱可能な形状とし、左右の単位パネル間又は単位パネルとエンドポストあるいはコーナーポスト間の連結部において両側凹溝部で形成される縦空間内に少なくとも前記締結具を配し、前記下連結具を両側凹溝部の下端部に形成した下係止部に同時に係止し、且つ前記上連結具を両側凹溝部の上端部に形成した上係止部に同時に係止するとともに、該下連結具と上連結具を前記締結具で引き付けて左右の連結を行い、更に上段の連結に供する連結手段の下連結具と下段の連結に供する連結手段の上連結具とを上下に係止して連結するパネル連結装置を提案している。
実開平05−047114号公報 特許第3673976号公報
本出願人が先に提案したパネル連結装置は、連結手段を用いて単位パネルを上下左右に連結することができるとともに、同じ連結手段を用いて単位パネルとエンドポストあるいはコーナーポストとを左右に強固に連結することができ、外観的にも全く連結手段が見えないといった優れた利点があるものの、単位パネルの連結作業では両側端部に、下連結具と上連結具及び締結具からなる連結手段を装着して仮止めしなければ、連結途中の単位パネルから手を離すことができず、一人で作業する場合には、片手で連結手段をセットしなければならず、組立作業の効率の点で若干の問題があった。特に、アルミ押出し型材で単位パネルを作製した場合、横方向の長さは従来の間仕切パネルとは比べものにならないくらい長くなるので、一人の作業者が連結作業を行うことは大変である。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、複数の単位パネルを簡単且つ強固な連結構造によって上下及び左右に順次連結し、必要に応じてエンドポストあるいはコーナーポストを連結し、所望の高さ及び長さの間仕切装置を構築することができる積上げ式間仕切装置において、連結手段以外の仮保持できる構造を併用して、組立作業の効率が高く、信頼性の高い連結を達成できる積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、複数の単位パネルを連結手段にて上下左右に連結し、必要に応じて前記単位パネルと同じ高さに設定した複数のエンドポストあるいはコーナーポストを該単位パネルの側端面に同じ連結手段にて上下に連結して構成する積上げ式間仕切装置において、前記単位パネルの両側端面、エンドポスト及びコーナーポストの連結側の側面に凹溝部を形成し、前記連結手段は下連結具と上連結具及びそれらを引き付ける締結具とからなり、前記下連結具と上連結具とは互いに上下方向の変位を規制して係脱可能な形状とし、前記単位パネルの少なくとも一側部の凹溝部内の下端部に上下方向に移動し固定可能なサポート部材を設け、該サポート部材を下降させて下段の単位パネルの側端部に挿入可能としたことを特徴とする積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置を構成した(請求項1)。
また、前記サポート部材には、該サポート部材を下降させて下段の連結に供した上連結具に係止可能な突出部を備えていることがより好ましい(請求項2)。
ここで、前記単位パネルの側端部に沿って取付けた端部部材の凹溝部の底面部に縦長孔を形成し、該底面部の背面側に前記サポート部材を位置させ、該サポート部材の上部に形成した螺孔に側方から前記縦長孔に貫通させた固定ネジを螺合するとともに、該サポート部材の下部に前記上連結具に係止可能な突出部を突設してなることが好ましい(請求項3)。
更に、前記サポート部材は、金属板で形成し、固定板からパネル内部側へ段折り状に支持板が下方に延びており、前記固定板には螺孔を形成し、前記支持板の側面には前記上連結具の下向き係止爪部の先端部に係止し得る突出部をプレス又は切り起こし形成したものであることがより好ましい(請求項4)。
また、前記サポート部材は、最上位に位置させて前記単位パネルの内部に格納可能としてなることが好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置は、既に連結した下段の単位パネルの上に上段の単位パネルの載置し、一側部において下段の連結に供した上連結具に上段の連結に供する下連結具を係合するとともに、該下連結具を上段の単位パネルの下端部に係止し、上連結具を該単位パネルの上端部に係止し、これら上連結具と下連結具を締結具で引き付けて仮止めし、上段の単位パネルの他側部において、前記サポート部材を下降させて、下段の単位パネルの側端部に挿入することにより、連結途中の単位パネルから手を離しても転倒する恐れがなく、単位パネルが長尺でも他側部において下連結具、上連結具及び締結具からなる連結手段を容易に装着することができる。
請求項2によれば、前記サポート部材には、該サポート部材を下降させて下段の連結に供した上連結具に係止可能な突出部を備えているので、前記サポート部材を下降させて、突出部を下段の連結に供した上連結具に係止することにより、上方への抜止めがなされ、確実に仮保持することができる。仮に、サポート部材を設けた側の連結手段に不具合、若しくは施工不良があっても、当該サポート部材によって最小限の保持が可能であるから、単位パネルの転倒を防止することができる。
請求項3によれば、前記単位パネルの側端部に沿って取付けた端部部材の凹溝部の底面部に縦長孔を形成し、該底面部の背面側に前記サポート部材を位置させ、該サポート部材の上部に形成した螺孔に側方から前記縦長孔に貫通させた固定ネジを螺合するとともに、該サポート部材の下部に前記上連結具に係止可能な突出部を突設してなるので、単位パネルの側方から前記固定ネジをドライバーや六角レンチ等の回転工具で緩めたり、締付けたりするだけで、サポート部材を格納状態から下段の連結に供した上連結具に係止した状態に容易に変更することができ、片手で単位パネルを支えながら、もう一方の手で作業することができるので、長尺の単位パネルであっても一人の作業者で組立作業を行うことができる。
請求項4によれば、前記サポート部材は、金属板で形成し、固定板からパネル内部側へ段折り状に支持板が下方に延びており、前記固定板には螺孔を形成し、前記支持板の側面には前記上連結具の下向き係止爪部の先端部に係止し得る突出部をプレス又は切り起こし形成したものであるので、簡単且つ安価な部材で構成することができ、また従来の単位パネルの側端部に取付ける端部部材の凹溝部の底面部に、縦長孔を形成するだけで済むのである。
請求項5によれば、前記サポート部材は、最上位に位置させて前記単位パネルの内部に格納可能としてなるので、サポート部材は施工時までは単位パネルの内部に格納されているので、該単位パネルの梱包形態に影響を及ぼさず、また単位パネルから出っ張らないので、搬送中や施工中に他物に衝突したり、引っ掛かったりしないのである。また、単位パネルの連結に使用しない場合でも、連結手段による連結に全く邪魔にならないのである。
複数の単位パネルを上下左右に連結して平面視T字状の間仕切装置を構築した状態の斜視図である。 複数の単位パネルを上下左右に直線状に連結した状態の部分斜視図である。 積上げ式間仕切装置におけるパネル連結構造の要部の分解斜視図である。 単位パネルを上下に連結する構造を示す要部の分解斜視図である。 複数の単位パネルを上下左右に連結した状態の部分縦断正面図である。 本発明に係るサポート部材を用いた単位パネルの端部構造を示し、(a)はサポート部材を設けない側部の部分斜視図、(b)はサポート部材を設けた側部の部分斜視図である。 サポート部材の斜視図である。 サポート部材を格納した状態の単位パネルを下段の単位パネルに載置した状態の部分斜視図である。 図8の状態からサポート部材を下降させて突出部を下段の連結に供した上連結具の係止爪部に係止した状態の部分斜視図である。 同じくサポート部材の突出部を下段の連結に供した上連結具の係止爪部に係止した状態の部分縦断正面図である。 終端に位置する単位パネルに端部カバーを装着した状態の部分斜視図である。 平面視L字状の段違い連結部の構造を示す部分分解斜視図である。 エンドポストの部分斜視図である。 ポスト本体の下端部に連結具を嵌合する状態を示す部分分解斜視図である。 連結具を示し、(a)は平面図、(b)は(c)のX−X線断面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。 閉塞具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 コーナーポストの上端キャップに閉塞具を収納する状態を示す斜視図である。の要部の分解斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図5は本発明に係る積上げ式間仕切装置におけるパネル連結構造を示し、図中符号1は単位パネル、2は下連結具、3は上連結具、4は締結具をそれぞれ示している。
本実施形態に係る積上げ式間仕切装置は、アルミ押出し型材からなる複数の単位パネル1,…を下連結具2、上連結具3及び締結具4とからなる連結手段にて上下左右に連結して所望の高さ及び長さの間仕切装置を構成する。そして、同じくアルミ押出し型材からなる笠木ベース5、笠木カバー6及び巾木部材7が、直線状に連結して間仕切装置を構築するための最小構成となる。それ以外に、パネル終端面の処理のための端部カバー8やL字状、T字状あるいは十字状に連結するためのコーナーポスト9等が必要である。この端部カバー8やコーナーポスト9には、単位パネル1の表面と同じ凹凸模様のカバーが装着されている。尚、アルミ押出し型材の代わりに、合成樹脂製の押出し型材を用いることも可能である。図1は、コーナーポスト9を介して複数の単位パネル1,…を平面視T字状に連結し、その内の二面は高く、一面は低く、段違いになるよに連結した態様を示している。
先ず、図1〜図5に示すように、前記単位パネル1は、表面板10と裏面板11とが下嵌合部12と上嵌合部13及び単又は複数の連結部14,…で連結された中空形状であり、両側切断面において中央部に凹溝15を形成し、両側に切断面を覆う鍔部17と中央部に凹溝部18を設けた端部部材16を、該凹溝部18を凹溝15に嵌合するとともに、前記連結部14,…にネジ止めし、該端部部材16の凹溝部18内に下係止部19と上係止部20を形成したものである。本発明においては、単位パネル1の構造には限定されず、該単位パネル1には両側端面に前記凹溝15,15を有するとともに、上下端部に前記下嵌合部12と上嵌合部13とを有するものであれば、どのような構造のパネルも採用できる。例えば、四角のフレームの表裏両面にパネル板を取付けた構造のもの、あるいは中実構造のものでも構わない。
実際には、前記凹溝15は、下嵌合部12と上嵌合部13及び単又は複数の連結部14,…の中央部を切り欠いて形成する。そして、前記連結部14の中央部に一体形成された断面C字形の下穴21に前記端部部材16の凹溝部18の底部から貫通させたタッピンねじ22を螺合して取付ける。また、前記端部部材16は、図5に示すように、前記凹溝15に嵌合する部分は筒状になっており、複数の単位パネル1,…に跨って取付ける場合に長尺になっても十分な剛性を確保しているため、前記凹溝部18は浅くなっている。前記前記凹溝部18の底面部23の下端部を切り欠いて前記下係止部19を形成するとともに、該底面部23の上端部を切り欠いて前記上係止部20を形成している。
そして、前記単位パネル1の下嵌合部12と上嵌合部13は、互いに凹凸嵌合してパネル面外方向の変位を規制する構造となっている。具体的には、前記下嵌合部12には下方へ開放した係合溝24,24を形成し、前記上嵌合部13には前記下嵌合部12の係合溝24に係入する上方へ突設した突部25,25を突設している。そして、前記上嵌合部13の突部25,25の間には、開口縁よりも内部が広がった嵌合溝26を形成している。更に、前記単位パネル1の表面板10と裏面板11の上下縁に沿って係止縁27,…を形成し、上下に位置する単位パネル1,1の係止縁27,27を対向させ且つその間に開口部28を設けて上下の単位パネル間に沿ってハンギング溝29を形成するようになっている。尚、前記ハンギング溝29は、前記係止縁27の他に前記下嵌合部12と上嵌合部13の一部も使用して構成され、上下の単位パネル1,1の接合線が該ハンギング溝29の開口部28の上縁に一致するように設定し、接合線が見立たないようにしている。同様に、前記笠木カバー6と単位パネル1間、前記巾木部材7と単位パネル1間にもハンギング溝29が形成される。
次に、前記単位パネル1,1を上下左右に連結する連結構造について、図3〜図5に基づいて具体的に説明する。本発明の場合、連結部には支柱を介在させず、共通の連結手段で上下方向の連結と左右方向(横方向)の連結を同時に実現することが特徴である。前記下連結具2は、ブロック状の金属部材であり、両側に前記下係止部19に下方から係止する係止爪部30,30を上部に有するとともに、上部中央部に筒部を突設して角孔31を形成し、更に下部に第1係合部32を形成している。
一方、前記上連結具3は、ブロック状の金属部材であり、両側に前記上係止部20に上方から係止する係止爪部33,33を下部に有するとともに、下部中央部に筒部を突設して角孔34を形成し、該角孔34の内部に上下貫通した通孔35を形成し、更に上部に第2係合部36を形成している。ここで、前記下連結具2の下方へ突設した第1係合部32が側面視略T字形の係合凸部であり、前記上連結具3の第2係合部36が内部よりも開口部が狭い係合凹部であり、前記第1係合部32と第2係合部36がパネル面内方向にスライド係合してそれぞれ互いに上下変位不能に係合する構造である。ここで、前記単位パネル1の上嵌合部13の嵌合溝26と上連結具3の第2係合部36とは断面形状を略一致させている。
そして、前記締結具4は、前記下連結具2の角孔31と前記上連結具3の角孔34に上下摺動可能に嵌入する断面正方形の連結軸37と締結ネジ38,38とからなっている。前記連結軸37の下端部は、下連結具2の角孔31に嵌合し、側方からC字形のバネピン39を筒部と連結軸37に密嵌して固定する。前記連結軸37の上端部には、軸方向に螺孔40を形成してあり、上端部を前記上連結具3の角孔34に嵌合し、締結ネジ38を上方から通孔35に通して螺孔40に螺合する。ここで、前記締結具4は、全て両端部部材16,16の凹溝部18,18内に収容されるようになっている。
そして、前記単位パネル1,…を上下左右に連結するには、下段から上段へ順次、下連結具2、上連結具3及び締結具4を用いて行う。先ず、前記連結軸37の下端部に取付けた下連結具2の両係止爪部30,30を、左右の単位パネル1,1の端部同士、具体的にはそれぞれの端部部材16,16の鍔部17,17同士を接合し、各端部部材16,16の下係止部19,19に係止する。この際に、前記連結軸37は凹溝部18,18で形成される縦孔内に立起状態で位置する。それから、上方から前記上連結具3の角孔34内に連結軸37の上端部を嵌合するとともに、両係止爪部33,33を各端部部材16,16の上係止部20,20に係止し、上方から締結ネジ38を通孔35を通して挿入し、前記連結軸37の螺孔40に螺合する。この締結ネジ38を締め付けることにより、下連結具2と上連結具3を引き付けるとともに、前記係止爪部30,30及び係止爪部33,33の傾斜を利用して左右の単位パネル1,1を引き寄せて連結するのである。
ここで、前記端部部材16の一方の鍔部17には、凹溝部18の開口部に沿って突条17Aを形成するととともに、他方の鍔部17には、凹溝部18の開口部に沿って条溝17Bを形成している。そして、左右の単位パネル1,1を連結する際に、各端部部材16,16の鍔部17,17を接合すると、前記突条15Aと条溝15Bが係合し、パネル面外方向への変位を規制し、正確な位置で連結することができるようになっている。
そして、既に左右に連結した単位パネル1,…の上段に単位パネル1,1を連結するには、図2及び図3に示すように、下段の単位パネル1,1の連結に用いた上連結具3を利用する。具体的には、前記連結軸37の下端部に取付けた下連結具2の第1係合部32を、下段の連結に用いた上連結具3の第2係合部36にパネル面内方向からスライド係合させて立起状態に維持し、その状態で両単位パネル1,1の下嵌合部12を、下段の単位パネル1,1の上嵌合部13に載置して凹凸嵌合するとともに、各端部部材16,16の下係止部19,19を下連結具2の両係止爪部30,30に係合させる。その後は、前記同様に上方から前記上連結具3の角孔34内に連結軸37の上端部を嵌合するとともに、両係止爪部33,33を各端部部材16,16の上係止部20,20に係止し、上方から締結ネジ38を通孔35を通して挿入し、前記連結軸37の螺孔40に螺合する。すると、前記下連結具2が引き上げられ、該第1係合部32が下方の上連結具3の第2係合部36に強く係合する。この際、前記下連結具2の両係止爪部30,30が各端部部材16,16の下係止部19,19に同時に強く接触するように寸法設定することが好ましい。
次に、前記笠木ベース5及び笠木カバー6を最上段の単位パネル1の上端、巾木部材7を最下段の単位パネル1の下端にそれぞれ連結する構造を図2、図3及び図5に基づいて簡単に説明する。前記笠木ベース5、笠木カバー6及び巾木部材7は、アルミ押出し型材から作製されており、前記単位パネル1の横幅に応じて適宜長さに切断される。前記笠木ベース5の下部の嵌合部41の形状は、前記単位パネル1の下嵌合部12の形状と類似し、また前記巾木部材7の上部の嵌合部42の形状は、前記単位パネル1の上嵌合部13の形状と一致している。前記笠木カバー6は、笠木ベース5を完全に覆うように上方から外嵌する。
前記笠木ベース5を最上段の単位パネル1の上端に取付けるには、該笠木ベース5の底面を貫通させたネジ43を前記単位パネル1の上嵌合部13に形成した嵌合溝26内に側端から挿入した係止部材44に螺合して締め付ける。具体的には、前記笠木ベース5の底面に、前記ネジ43を挿通する通孔45とその両側に角穴46,46を形成する。そして、前記係止部材44は、前記嵌合溝26に上方への抜止め状態でスライド係合する長方形の板片の中央部に螺孔47を形成するとともに、その両側に前記嵌合溝26から上方へ突出し、前記笠木ベース5の角穴46,46に嵌入する突起48,48を上方へ向けて形成している。そして、前記係止部材44を単位パネル1の嵌合溝26に係合した状態で、前記笠木ベース5の嵌合部41を単位パネル1の上嵌合部13に嵌合するとともに、前記係止部材44の突起48,48を笠木ベース5の角穴46,46に嵌合し、上方から通孔45にネジ43を通して係止部材44の螺孔47に螺合して取付ける。
また、隣接する単位パネル1,1の連結部においては、両側の笠木ベース5,5にわたる長さの連結板49を用いて強固に連結する。前記連結板49の両端部には、前記笠木ベース5の通孔45と角穴46,46とに対応させて通孔50と角穴51,51をそれぞれ形成している。そして、前記笠木ベース5の角穴46,46から上方へ突出した前記係止部材44の突起48,48に、前記連結板49の角穴51,51を嵌合した状態で、該連結板49の通孔50と笠木ベース5の通孔45を通したネジ43を係止部材44の螺孔47に螺合して取付ける。前記連結板49の両側がそれぞれ隣接する笠木ベース5,5を介して単位パネル1,1に連結される。
そして、前記笠木カバー6は、断面略コ字形であり、その凹溝内上面には断面L字形の一対の係止片52,52が平行に対向形成され、合成樹脂製の嵌合部材53の上部の係止板54を回転係合できるようになっている。前記笠木カバー6には、所定数の嵌合部材53,…を装着した状態で、前記笠木ベース5に上方から嵌合すると、前記嵌合部材53の下部に形成した脚片55,55が笠木ベース5の内部に弾性的に係合する。
前記巾木部材7は、両端部に前記単位パネル1の凹溝15と同様な凹溝56を形成し、該凹溝56に上段の単位パネル1の端部部材16の下方延長部を嵌合し、前記同様にネジ止めするとともに、上部の嵌合部42を単位パネル1の下嵌合部12に凹凸嵌合する。尚、前記巾木部材7には適宜アジャスター57を設けている。
ここで、前述の積上げ式間仕切装置は、現場で順次積上げて構築することが特徴であるが、下部は最小限の高さが必要であるので、当該巾木部材7と1枚〜4枚の単位パネル1,…を予め工場出荷時点で連結しておくことも好ましい。その場合には、長尺の前記端部部材16,16を用いて巾木部材7と単位パネル1,…を上下に連結する。あるいは、取り扱いができる程度に、複数の単位パネル1,…を上下に凹凸嵌合するとともに、両端の各凹溝15,…に亘って長尺の端部部材16,16の凹溝部18を嵌合し、タッピンねじ22で強固に連結して一体物の複合パネルを形成し、これを単位パネル1と同様に扱って前述のように上下左右に連結することも可能である。そして、この複合パネルを左右に連結するには、上下高さに応じた長尺の連結軸37を用意するだけで良く、その他の下連結具2や上連結具3は共通のものを使用できる。
前記笠木ベース5と笠木カバー6の端部には、合成樹脂製の笠木キャップ58を嵌着して端部を閉塞している。尚、前記笠木キャップ58のフランジ部59の厚さは、前記端部部材16の鍔部17の厚さの2倍とし、左右の連結部において一方の側の笠木ベース5と笠木カバー6の端部にのみ笠木キャップ58を嵌着し、他方の側の笠木ベース5と笠木カバー6の端面はフランジ部59を当接するようになっている。前記笠木キャップ58のフランジ部59から前記笠木ベース5に上方から嵌着する装着部60を延設し、またフランジ部59の下部には前記上連結具3を収容する凹部61を設けている。
このように複数の単位パネル1,…を上下左右に連結した状態は、図2に主要部分を示している。この場合、上下の単位パネル1,1間に形成したハンギング溝29は左右に連続して目地部を兼ねている。また、左右の単位パネル1,1間には端部部材16,16の鍔部17,17が重なって存在している以外に何もなく、すっきりとした外観となっている。同様に、最上段の単位パネル1と笠木カバー6との間にも前記同様なハンギング溝29が設けられている。また、最下段の単位パネル1と前記巾木部材7との間にも前記同様なハンギング溝29が設けられている。そして、前記単位パネル1の表面板10と裏面板11、笠木カバー6及び巾木部材7の側面は、横方向に延び、上下方向に繰り返しの波形面となっており、全体として統一的な意匠を構成している。
尚、前記下連結具2の第1係合部32は、前記単位パネル1の上嵌合部13に形成した嵌合溝26にスライド係合することが可能であるので、下段の連結に供した上連結具3の第2係合部36に係合させなくても、上段に単位パネル1を積上げて連結することが可能である。
次に、本発明に係るパネル落下防止装置を図6〜図12に基づいて説明する。前述のように、複数の前記単位パネル1,…を、前記下連結具2、上連結具3及び締結具4とからなる連結手段にて上下左右に連結して所望の高さ及び長さの間仕切装置を構成するが、単位パネル1はアルミ押出し型材で作製し、長尺であることが特徴であるため、特に1人の作業者が組み立てる場合には、また片側から順に連結するので、一側が仮止めの状態にある。その場合、連結途中の単位パネルから手を離すと、該単位パネルが落下する恐れがある。そのため、前記単位パネルの少なくとも一側の端部部材16の下部に、既に下段の単位パネル1,1同士あるいは単位パネル1と端部カバー8又はコーナーポスト9との連結に供して固定された上連結具3に係止可能なサポート部材62を設けるのである。
前記サポート部材62は、図7に示すように、金属板で形成し、固定板63からパネル内部側へ段折り状に支持板64が下方に延びており、前記固定板63には螺孔65を形成し、前記支持板64の側面には前記上連結具3の係止爪部33の先端部に係止し得る突出部66をプレス又は切り起こし形成した構造である。一方、前記単位パネル1の端部に取付けた前記端部部材16の凹溝部18の底面部23には、縦長孔67を形成している。そして、前記サポート部材62を、前記端部部材16の底面部23の背後の筒状部に挿入し、前記縦長孔67に側方から挿通した固定ネジ68を前記サポート部材62の螺孔65に螺合する。ここで、前記固定ネジ68の頭部には六角レンチが係合可能な六角穴を設けている。この固定ネジ68を緩めることにより、前記サポート部材62は縦長孔67の範囲内で上下移動することが可能である。通常は、前記サポート部材62は、最上位に位置させて固定ネジ68を締め付けて前記端部部材16の筒状部内に格納している。
前記単位パネル1を連結する場合、通常は一側部に既に連結した単位パネル1又はコーナーポスト9が存在しているので、一側部には前記サポート部材62を設けても操作できないので、前記サポート部材62は単位パネル1の他側部にのみ設ける。尚、前記単位パネル1は表裏対称であるので、両端のうち一方のみにサポート部材62を設けている場合でも、該サポート部材62が必要な側に単位パネル1の向きを調整すれば良い。図6(a)は、前記単位パネル1のサポート部材62を設けてない側の端部の斜視図であり、図6(b)は、前記単位パネル1のサポート部材62を設けている側の端部の斜視図である。しかし、前記単位パネル1の両側部にそれぞれサポート部材62を設けておくことも可能であり、その場合、該サポート部材62を最上位に位置させれば、前記連結手段を用いた連結作業に全く支障がない。
図7は、既に連結した下段の単位パネル1の上に新たに単位パネル1を載せ、一側部(見えない側)を前記連結手段を用いて仮止めした後、他側部に設けたサポート部材62を、固定ネジ68を緩めて下方へ移動させ、図9及び図10に示すように、前記支持板64の下端部を下段の単位パネル1の端部部材16の筒部内に挿入することにより、連結途中の単位パネル1から手を離しても転倒することがない。更に、前記サポート部材62の前記突出部66を下段の連結に供した前記上連結具3の係止爪部33の下側に位置させた後、若干上方へ持ち上げて突出部66を上連結具3の係止爪部33に係止した状態で、前記固定ネジ68を締付けて該サポート部材62を固定すれば、上方への抜止めも確実になる。この状態で、連結作業中の単位パネル1から手を放しても、一側部は連結手段で仮止めされ、他側部は前記サポート部材62の突出部66が前記上連結具3の係止爪部33に係止するので、当該単位パネル1の落下を防止することができるのである。尚、前記サポート部材62を設けるのは単位パネル1に限定されず、周囲をフレームで保持されたガラスパネルや、フレームのみからなるオープンパネルにも前記端部部材16を両側に設けていれば、同様に本発明を適用できるのである。
図11は、終端に位置する単位パネル1を連結する場合を示している。この場合も前記固定ネジ68を緩め、サポート部材62を下方へ移動させ、下段の連結に供した前記上連結具3の係止爪部33に突出部66を係止し、該上連結具3の第2係合部36に、上段の連結に供する下連結具2の第1係合部32を側方から係合させるとともに、上端の単位パネル1の下係止部19に係止爪部30を係止し、そして上段の連結に供する前記上連結具3の係止爪部33を上係止部20に係止し、締結ネジ38を連結軸37の螺孔40に螺合する。この状態で、上段の単位パネル1の右側の連結手段は締結ネジ38を締め付けて固定する。それから、上段の単位パネル1の左側には端部カバー8を装着した後、当該連結手段の締結ネジ38を締め付けて固定する。
図12は、2WAYのコーナーポスト9を用いて平面視L字状に単位パネル1,…を連結し、一方の連結面のみに単位パネル1を積上げて高い間仕切パネルを構成し、その端部にはエンドポスト69を装着する場合を示している。つまり、図12中において、右側に延びている単位パネル1は低い間仕切パネルの最上段で、紙面奥行方向に延びている単位パネル1は更に積上げて高い間仕切パネルを構築するものである。ここで、前記エンドポスト69の連結面は前記端部部材16と同じ構造であるので、同一構成には同一符号を付して、その説明は省略する。
このように、単位パネル1の積上げ高さが、コーナーポスト9を境にして高さが異なる場合、低い間仕切パネルより上方へ積上げた高い間仕切パネルを構成する単位パネル1の側端部には、前記コーナーポスト9と略同じ外形で連結面が一面のみのエンドポスト69を装着する必要がある。この場合、低い間仕切パネルを構築する単位パネル1の連結に供した上連結具3は、前記コーナーポスト9と単位パネル1の端部部材16の上端部にわたって位置するため、前記エンドポスト69の連結面とは異なる側面には、下端部に前記上連結具3を逃げるための切欠部70が必要になる。ここで、前記エンドポスト69は、平面視L字状、T字状、十文字状に段違い連結する場合にも使用されるので、汎用性を確保するために連結面とは異なる三面に、前記切欠部70を設けておく必要がある。
前記コーナーポスト9は、前記単位パネル1の整数倍の長さのものが用意されており、間仕切パネルの高さに応じて連結する。また、前記エンドポスト69の同様に、前記コーナーポスト9と連結するとともに、積上げ高さに応じてエンドポスト69,69同士も連結する。前記コーナーポスト9とエンドポスト69は、アルミ押出し型材の中空筒状のポスト本体71と、該ポスト本体71の連結面を除く側面を覆うポストカバー72とで構成されている。前記切欠部70は、前記ポスト本体71の下端に形成されている。また、前記コーナーポスト9とエンドポスト69を上下に複数連結する場合には、ポスト本体71同士を連結具73の両端部に嵌合して行う。
前記連結具73は、図12〜図15に示すように、前記ポスト本体71の四角形の中空部の四隅に係合することができるように断面略十文字状に嵌合部74,…を有するとともに、一端部には各嵌合部74,74を連結するように補強部75が一体成形され、更に補強部75にはネジ止め用の下穴となる円筒部76が一体成形されている。そして、前記連結具73の補強部75側から前記ポスト本体71の下端に一部が下方へ突出するように嵌合するとともに、前記ポスト本体71の連結面側から底面部23を貫通させたネジ77を前記円筒部76に螺合して固定する。
前記ポスト本体71の下端に形成した切欠部70,…のうち、低い間仕切パネルの最上端の単位パネル1に対応する側と高さ位置以外のものは、上下のポストカバー72,72間に形成する横溝から覗くと暗い穴に見える。これは、外観性を損なうので、前記上連結具3を逃げるための切欠部70以外の切欠部70,…には、合成樹脂製の閉塞具78を嵌着する。ここで、前記閉塞具78は、図13、図16及び図17に示すように、前記切欠部70を埋めるブロック状の化粧部79を有するとともに、該化粧部79からポスト本体71の内面に接合する接合部80を段状に形成し、更に接合部80に前記連結具73の両嵌合部74,74に当接する脚片81,81を突設した形状である。前記閉塞具78は、前記ポスト本体71の全ての切欠部70,…に嵌着しておき、前記上連結具3を逃げる必要がある側の閉塞具78を外し、当該切欠部70内に上連結具3を受け入れることができるようにする。そして、前記ポスト本体71から外した閉塞具78は、図13及び図17に示すように、前記コーナーポスト9の上端に嵌着する上端キャップ82の内部に嵌合して保管するようにしている。前記上端キャップ82は、合成樹脂製であり、前記連結具73の嵌合部74,…と同様な十文字状の嵌合部83,…を形成し、内部に空間部84を有してあり、該空間部84に閉塞具78を嵌入し、両脚片81,81を嵌合部83,83に当接して保持するようになっている。
1 単位パネル、 2 下連結具、
3 上連結具、 4 締結具、
5 笠木ベース、 6 笠木カバー、
7 巾木部材、 8 端部カバー、
9 コーナーポスト、 10 表面板、
11 裏面板、 12 下嵌合部、
13 上嵌合部、 14 連結部、
15 凹溝、 16 端部部材、
17 鍔部、 18 凹溝部、
19 下係止部、 20 上係止部、
21 下穴、 22 タッピンねじ、
23 底面部、 24 係合溝、
25 突部、 26 嵌合溝、
27 係止縁、 28 開口部、
29 ハンギング溝、 30 係止爪部、
31 角孔、 32 第1係合部、
33 係止爪部、 34 角孔、
35 通孔、 36 第2係合部、
37 連結軸、 38 締結ネジ、
39 バネピン、 40 螺孔、
41 嵌合部、 42 嵌合部、
43 ネジ、 44 係止部材、
45 通孔、 46 角穴、
47 螺孔、 48 突起、
49 連結板、 50 通孔、
51 角穴、 52 係止片、
53 嵌合部材、 54 係止板、
55 脚片、 56 凹溝、
57 アジャスター、 58 笠木キャップ、
59 フランジ部、 60 装着部、
61 凹部、 62 サポート部材、
63 固定板、 64 支持板、
65 螺孔、 66 突出部、
67 縦長孔、 68 固定ネジ、
69 エンドポスト、 70 切欠部、
71 ポスト本体、 72 ポストカバー、
73 連結具、 74 嵌合部、
75 補強部、 76 円筒部、
77 ネジ、 78 閉塞具、
79 化粧部、 80 接合部、
81 脚片、 82 上端キャップ、
83 嵌合部。

Claims (5)

  1. 複数の単位パネルを連結手段にて上下左右に連結し、必要に応じて前記単位パネルと同じ高さに設定した複数のエンドポストあるいはコーナーポストを該単位パネルの側端面に同じ連結手段にて上下に連結して構成する積上げ式間仕切装置において、前記単位パネルの両側端面、エンドポスト及びコーナーポストの連結側の側面に凹溝部を形成し、前記連結手段は下連結具と上連結具及びそれらを引き付ける締結具とからなり、前記下連結具と上連結具とは互いに上下方向の変位を規制して係脱可能な形状とし、前記単位パネルの少なくとも一側部の凹溝部内の下端部に上下方向に移動し固定可能なサポート部材を設け、該サポート部材を下降させて下段の単位パネルの側端部に挿入可能としたことを特徴とする積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置。
  2. 前記サポート部材には、該サポート部材を下降させて下段の連結に供した上連結具に係止可能な突出部を備えている請求項1記載の積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置。
  3. 前記単位パネルの側端部に沿って取付けた端部部材の凹溝部の底面部に縦長孔を形成し、該底面部の背面側に前記サポート部材を位置させ、該サポート部材の上部に形成した螺孔に側方から前記縦長孔に貫通させた固定ネジを螺合するとともに、該サポート部材の下部に前記上連結具に係止可能な突出部を突設してなる請求項2記載の積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置。
  4. 前記サポート部材は、金属板で形成し、固定板からパネル内部側へ段折り状に支持板が下方に延びており、前記固定板には螺孔を形成し、前記支持板の側面には前記上連結具の下向き係止爪部の先端部に係止し得る突出部をプレス又は切り起こし形成したものである請求項2又は3記載の積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置。
  5. 前記サポート部材は、最上位に位置させて前記単位パネルの内部に格納可能としてなる請求項1〜4何れかに記載の積上げ式間仕切装置のパネル落下防止装置。
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