JP6687688B2 - ルーバー材用取付部材 - Google Patents
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Description
従来において、ルーバー材を固定するには、例えば、建物の外壁面に沿いアングル材(等辺山形鋼)からなる取付材を配設し、それにボルトやビスなどを用いて並列状に固定したり、ルーバー材に嵌合できる部材を外壁面に固定し、それにルーバー材を嵌合させて並列状に固定したりしていた。
しかし、ルーバー材102の長手端部に嵌合部分を形成してあるため、ルーバー材102の幅が変わればそれを嵌合する受部材101の幅も合わせて変える必要があった。そのため、幅が相違するルーバー材102をラインナップとして揃える場合、その幅に合わせた受部材101もそれぞれ揃えておかなければならず、部品点数が増大し、コストの負担になることがあった。
さらに、図11に示すように、受部材101を壁躯体100に固定するには固定片103に孔を設け、ビス106などを締結して固定する必要がある。この際、係止片104間にビス106の頭部が配置されるため、係止片104同士の間隔をある程度は保っておかなければビス106が入らず固定作業ができない。そのため、係止片104の間隔を狭くし難く、それに伴い、ルーバー材102の幅も細くし難いものであった。
このように嵌合受部を長尺状にすることにより、建築物の躯体側に固定する際に、通り(直線)を出しやすくなり施工しやすくなる。
このように嵌合受部の幅を細幅にすることにより、従来よりも細幅のルーバー材、例えば、15mm幅のルーバー材を取り付けても嵌合受部が視認されにくくなり、美観を高めることができる。
このように嵌合部を短尺状にすることにより、取り付ける嵌合部の数や長さを増減させて嵌合強度を調整することができる。
このようにすることにより、嵌合受部と嵌合部が固定軸により結合され、地震などの衝撃により係止部が係止受部から外れたとしても、嵌合部が嵌合受部から脱落することを防止できる。また、嵌着部材はプライヤー(例えば、Eリング用プライヤー)などにより固定できるため、狭い幅でも作業でき、ルーバー材を配列する際、ルーバー材の間隙幅を狭くすることができる。また、従来では、取り外す際に、並列状に配列したルーバー材の最端部から外さなければならなかったが、本形態のルーバー材用取付部材を用いれば中間部に配列したルーバー材から取り外すこともできる。
このようにすることにより、開口部から奥側の突条に係止させた係止部が脱落したとしても、手前側の突条に係止されるため、嵌合部の脱落を防ぐことができる。また、2段階で係止できるので、初めに仮に固定し、その後、押し込んで固定させればよいため施工しやすくなる。
以下、本実施形態では、ルーバー材4を天井面5に取り付ける場合を説明する。天井面5には直接取り付けても、天井面5に沿いアングル材、チャンネル材などの取付材を配してそれに取り付けるようにしてもよい。
嵌合受部2は、上面21を天井面5などに固定するようにし、両側の側面22の内面側に係止受部6を設け、内側に嵌合部3を係止して嵌合できるようにしてある。
上側の突条6aは、側面22の内面側を変形台形状に突出させて対向するように形成してあり、上側面を略水平面、下側面を傾斜面とし、上側面には嵌合部3の係止33が係止できるようにしてある。
下側の突条6bは、突条6aよりも下側に位置し、側面22の内面側を直角三角形状に突出させて対向するように形成してあり、上側面を略水平面、下側面を傾斜面とし、上側面に嵌合部3の係止部33が係止できるようにしてある。突条6bの突出幅は、突条6aの突出幅よりも小さくしてある。
嵌合部3は、図5に示すように、下面31には脚部8が設けてあり、ルーバー材4に固定できるようにしてある。側面32の先端部には、外側に突出した係止部33が設けてあり、嵌合受部2の係止受部6に係止できるようにしてある。
側面32には、図1に示すように。横長長孔状の挿通孔34が設けてあり、挿通孔34及び嵌合受部2の挿通孔23に固定軸7を挿通して嵌合受部2及び嵌合部3を結合できるようにしてある。
固定軸7は、一端部に円盤状の頭部71、他端部寄りに周方向の細溝72が形成してあり、細溝72にリング状の嵌着部材73を嵌着させることができるようにしてある。嵌着部材72としては、例えば、Eリング(E型止め輪)などを用いることができる。
ルーバー材4は、例えば、アルミニウムなどの金属から形成し、長さ約2m〜4m、幅約15mm〜30mm、高さ約50mm〜200mmに形成することができる。ルーバー材4は嵌合受部2と略同幅にするのが好ましい。
ルーバー材4の内部には、側面43間を架け渡す平板状の連結板44が設けてある。
次に、嵌合部3の脚部8をルーバー材4の結合部42に短手端面側から開口部に挿入し、適宜位置にスライドさせて、ビスなどの固定部材Bを用いてルーバー材4に固定する。この際、嵌合部3には固定部材Bを挿通するための孔、ルーバー材4の連結板44には固定部材Bを締結するためのねじ孔を適宜位置に設けておくのが好ましい。
このようにして、図2に示すように、ルーバー材用取付部材1を用い、ルーバー材4を天井面5に取り付けることができ、図9に示すように、ルーバー材4を並列状に配列して天井面5をルーバー材4で覆うことができる。この際、嵌着部材73は、Eリング用プライヤーなどを用いて嵌着できるため、ルーバー材4間のピッチを従来に比べて狭くしても取り付けることができる。例えば、ルーバー材4間の中心線間の幅を70mm以下、特に50mm以下にすることができる。
2嵌合受部
21上面
22側面
23挿通孔
6係止受部
6a,6b突条
3嵌合部
31下面
32側面
33係止部
34挿通孔
8脚部
4ルーバー材
41上面
42結合部
43側面
44連結板
5天井面
7固定軸
71頭部
72細溝
73嵌着部材
A,B固定部材
Claims (6)
- 建築物の天井面側に固定する嵌合受部と、ルーバー材に固定できるとともに、該嵌合受部に嵌合可能な嵌合部と、を備え、
該ルーバー材は、長尺状とし、上面に長手方向に開口部を有するリップ溝状の結合部を備え、
該嵌合受部は、対面する一対の側面を有し、該側面の内面には、少なくとも一対の突条を対向させて形成した係止受部を備え、
該嵌合部は、下面及び対面する一対の側面を有し、該側面の先端部付近には、前記係止受部に係止する係止部を備えるとともに、該下面には、先端部が外向きに開き、前記結合部に該ルーバー材の長手方向にスライドさせて結合させる脚部を備えた、
ルーバー材用取付部材。 - 前記嵌合受部の幅を20mm未満とし、前記ルーバー材の幅を前記嵌合受部と略同じ幅にした請求項1に記載のルーバー材用取付部材。
- 前記嵌合受部を、断面形状をコの字状とした長尺状に形成し、前記嵌合受部に前記ルーバー材を取り付けたときに、前記嵌合受部の側面と前記ルーバー材の側面とが同一面状に連なるようにした請求項1又は2に記載のルーバー材用取付部材。
- 前記嵌合部は、断面形状がコの字状で短尺状に形成してある請求項1〜3のいずれかに記載のルーバー材用取付部材。
- 前記嵌合受部の側面及び前記嵌合部の側面に挿通孔をそれぞれ設け、該挿通孔に挿通した固定軸の先端部にリング状の嵌着部材を嵌着してある請求項1〜4のいずれかに記載のルーバー材用取付部材。
- 前記係止受部は、前記嵌合受部の側面の内面に、上下に2つ並ぶ突条を対向させて形成してある請求項1〜5のいずれかに記載のルーバー材用取付部材。
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