JP4508911B2 - ルーバー装置 - Google Patents

ルーバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4508911B2
JP4508911B2 JP2005067350A JP2005067350A JP4508911B2 JP 4508911 B2 JP4508911 B2 JP 4508911B2 JP 2005067350 A JP2005067350 A JP 2005067350A JP 2005067350 A JP2005067350 A JP 2005067350A JP 4508911 B2 JP4508911 B2 JP 4508911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
decorative plate
louver device
substrate
intermediate member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005067350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006249768A (ja
Inventor
誠 芦名
Original Assignee
理研軽金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 理研軽金属工業株式会社 filed Critical 理研軽金属工業株式会社
Priority to JP2005067350A priority Critical patent/JP4508911B2/ja
Publication of JP2006249768A publication Critical patent/JP2006249768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508911B2 publication Critical patent/JP4508911B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

本発明は、建築物の天井、外壁、外階段外周、屋上塔屋、空調設備周り等に用いられるルーバー装置に関する。
ルーバー装置は、建物の美観を高める機能に加えて、通風や遮光性という機能も求められる。このため、ルーバーの形状、ルーバーの間隔、さらにはルーバーの傾きがルーバー装置にとって大切な要素となっている。
これらの要望を充足すべく、提案された一例が、特開2003−314017号公報に開示される。この提案はルーバー、ルーバーの挿入口に挿入される係合部材、係合部材の係合溝に係合する係合条を有する取付部材からなり、取付部材を方立て(単に柱ともいう)に固定させるものである。
係合部材の係合溝と取付部材の係合条との係合位置を変えることで、方立てに対するルーバーの傾き角の選択を可能とさせている。ルーバーも所定の挿入口を備えるものであれば、外観形状を自由に変更できる利点を有す。
特開2003−314017号公報 特開2002−285687号公報
従来技術においては、取付部材と係合部材の一部とが方立てとルーバーとの間に露出することから、これらを隠すカバー部材を必要とするが、ルーバーの形状に応じたカバー部材を作る必要があり煩わしい。
さらに、ルーバーは複数枚並設させるが、一枚一枚の傾きを、係合溝と係合条との係合が正しくなされているか確認していくことから作業効率が悪く、時には、傾きを異にするルーバーが見られるという不具合が生じる。
又、別例では、ルーバーの傾きに応じたブラケットを用いることから多種のブラケットを揃えておく必要があり、部品管理に加えて作業を煩わしくしている。
それ故に、本発明は、前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
本発明は、前述した課題を解決するために、基本的には、突片を有する取付部材の方立てへの取付位置を調整し、突片の方立てに対する傾きを任意選択可能とし、この突片にルーバーを組み合わせる手段を用いる。
本発明によれば、ルーバー、ルーバーの側端面開口に挿入される中間部材、中間部材に係合自在の突片を有する取付部材を備え、取付部材の基板に設けた複数のビス挿通孔の少なくとも二つのビス挿通孔にビスを通して取付部材を方立ての側面に固定させ、該突片を中間部材に係止させ、突片の方立てに対する傾きを制御自在としたから、ルーバーの傾きを調整することができる。
好ましくは、方立てがその側面に化粧板を有しており、取付部材の突片が化粧板の孔を挿通して該化粧板の反対側に延在されるとともに、ビスが化粧板と基板のビス挿通孔を介して方立ての側面にねじ込まれる。さらに、取付部材の基板が円形であり、ビス挿通孔が基板の周縁に沿って配されている。
より好ましくは、中間部材が対の離間した対向側壁と側壁を結ぶ連結壁とからなる本体と、一方の連結壁に固定されたピン部材と、ピン部材に保持された板ばねとよりなり、取付部材の突片が板ばねと一方の連結壁との間に挿入され、ピン部材に係合される。さらに、取付部材が、一対の半円体を円形状に突き合わせて基板を形成するとともに、各半円体の側縁から起立した突片同士を貼り付けることにより構成したものである。又、中間部材がカバー部材を有し、カバー部材がルーバーの側端と方立ての化粧板との間に配される。
本発明によれば、ルーバーの角度を取付部材を用いて任意に選択でき、複数のルーバーの傾きを容易に同一とさせ得る。さらに、通気性を重視する場合、通気に必要なルーバー角度の選択ができる。
ルーバーの間隔は、取付部材の固定位置を予め工場で決めることで容易に選定できるので、施工は迅速且つ簡単である。
カバー部材の仕様は、取付ビスのヘッドを隠し、美観を高め、さらに、雨水等のルーバー内への浸入を防止する効果を奏す。
図1を参照して本発明の最良の形態の説明をする。
ルーバー装置1は、ルーバー2、中間部材3、取付部材4を少なくとも備える。ルーバー2は、図6に示すように、舟のような断面の(イ)、菱形の断面の(ロ)、両端を半円とした断面の(ハ)、さらには矩形の断面の(ニ)のものを用いることができるが、その断面形状は問わない。
しかしながら、ルーバー2は側端面開口5を必要とする。開口5は対の離間する連結壁により画定する。
図2に示すように、ルーバー2が支持される方立て6は、金具7を介して建屋の躯体8に取り付けられる。金具7は対のコの字状ブロックよりなり、各ブロックは交差する長孔10を有し、長孔10を介してボルト9を通し、方立て6と躯体8との間の寸法を調整可能とさせる。
方立て6は断面口字状のもので、その両側面に取付部材4のベース板(基板)を収容する溝が設けられる。方立て6の両側面には化粧板12が配される。図示例では、ルーバー2は方立て6の両側に配しているが、一方のみでも良い。金具7は躯体8に対向する方立て6の側面にボルト13を用いて固定される。金具7は方立て6の上下方向に離間して複数個配される。
図5を参照して取付部材4を説明する。取付部材4は、一対の半円体11を円形状に突き合わせて基板を形成するとともに、各半円体11の側縁から起立した突片14同士を貼り付けることにより構成し、これにより、図1に示す形状の取付部材4を形成する。
ベース板(一対の半円体11を突き合わせたもの)の周縁に複数個のビス挿通孔16を穿孔する。さらに、ベース板(一対の半円体11を突き合わせたもの)に角度目盛りを刻み付け、その角度目盛を使用することで所望するルーバー2の角度を自在に設定できる。
中間部材3は、対向側壁と、側壁を結ぶ連結壁とからなる本体と、連結壁に固定されたボルト又はピン部材17とを有す。ピン部材17が板ばね18を連結壁に保持させる。図3と図4に示すように、板ばね18は取付部材3の連結壁に当接する折点19と、ルーバー2の内壁に弾力的に当接する当接片20と、ピン部材17を通す孔21とを有す。
ピン部材17の連結壁へのねじ込みにより、当接片20はルーバー内壁面により強く接触し、中間部材3のルーバー2からの抜けを防止する。中間部材3の開口側であって、ルーバー2の側端と化粧板12との間にはカバー部材22が配され、ピン部材17、即ちボルトのヘッドをカバー部材22で隠す。これにより美観向上が可能となる。
方立て6を躯体8に支持させた後、化粧板12の孔23に取付部材4の突片(突片14を貼り合わせたもの)を挿入し、この突片(突片14を貼り合わせたもの)の方立て6に対する傾きを調整する。化粧板12の片を方立て6の溝に係合させて両者を固定関係とし、上記突片(突片14を貼り合わせたもの)の方立て6に対する傾きを最終的に確認する。ビス24を化粧板12、挿通孔16を介して方立て6の側壁にねじ込み、取付部材4を方立て6に固定させる。
ルーバー2に中間部材3、板ばね18、ピン部材17を図3と図4に示すようにセットし、突片(突片14を貼り合わせたもの)の開口部25をピン部材17に通す。これによりルーバー2が方立て6に保持される。この作業は勿論ルーバー2の両端になされる。
ルーバー2を方立て6に対して固定させた後、カバー部材22を中間部材3にスナップ止めさせる。勿論、他の手段によりカバー部材22を中間部材3に固定してもよい。
ルーバー2の方立て6に対する傾き角を変えるには、カバー部材22を外し中間部材3を一旦ルーバー2内に押し込み、ピン部材17と取付部材4の突片(突片14を貼り合わせたもの)との係合を解除する。次いで、ビス24を外し、取付部材4の突片(突片14を貼り合わせたもの)の方立て6に対する傾きを新しく調整し、再びビス24を化粧板12、挿通孔16を介して方立て6にねじ込む。その後、中間部材3をルーバー2より抜き出し、突片(突片14を貼り合わせたもの)の開口部25にピン部材17を係合させる。さらに、カバー部材22を中間部材3にセットし、新たな傾きのルーバー2を得る。
本発明の一例のルーバー装置の分解斜視図である。 図1の例の平面図である。 ルーバー取付けの断面図である。 取付部材とルーバーの関係を示す断面図である。 取付部材の分解斜視図である。 (イ)乃至(ニ)は各種ルーバーの断面を示す図である。
2ルーバー
3中間部材
4取付部材
5側端面開口
6方立て
7金具
8躯体
10長孔
11半円体
12化粧板
14突片
16挿通孔
17ピン部材(ボルト)
18板ばね
22カバー部材

Claims (7)

  1. ルーバー、ルーバーの側端面開口に挿入される中間部材、中間部材に係合自在の突片を有する取付部材を備え、取付部材の基板に設けた複数のビス挿通孔の少なくとも二つのビス挿通孔にビスを通して取付部材を方立ての側面に固定させ、該突片を中間部材に係止させ、突片の方立てに対する傾きを制御自在としたことを特徴とするルーバー装置。
  2. 方立てがその側面に化粧板を有し、取付部材の突片が化粧板の孔を挿通して該化粧板の反対側に延在されるとともに、ビスが化粧板と基板のビス挿通孔を介して方立ての側面にねじ込まれる請求項1記載のルーバー装置。
  3. 取付部材の基板が円形であり、ビス挿通孔が基板の周縁に沿って配されている請求項1又は2に記載のルーバー装置。
  4. 中間部材が対の離間した対向側壁と側壁を結ぶ連結壁とからなる本体と、一方の連結壁に固定されたピン部材と、ピン部材に保持された板ばねとよりなり、取付部材の突片が板ばねと一方の連結壁との間に挿入され、ピン部材に係合される請求項3記載のルーバー装置。
  5. 取付部材が、一対の半円体を円形状に突き合わせて基板を形成するとともに、各半円体の側縁から起立した突片同士を貼り付けることにより構成したものである請求項4記載のルーバー装置。
  6. 中間部材がカバー部材を有し、カバー部材がルーバーの側端と方立ての化粧板との間に配される請求項5記載のルーバー装置。
  7. ピン部材がボルトであり、カバー部材がボルトのヘッドを隠す請求項6記載のルーバー装置。
JP2005067350A 2005-03-10 2005-03-10 ルーバー装置 Active JP4508911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005067350A JP4508911B2 (ja) 2005-03-10 2005-03-10 ルーバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005067350A JP4508911B2 (ja) 2005-03-10 2005-03-10 ルーバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006249768A JP2006249768A (ja) 2006-09-21
JP4508911B2 true JP4508911B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=37090543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005067350A Active JP4508911B2 (ja) 2005-03-10 2005-03-10 ルーバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508911B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4886724B2 (ja) * 2008-03-28 2012-02-29 理研軽金属工業株式会社 建築用外装ルーバー
KR101433143B1 (ko) * 2012-11-13 2014-08-26 주식회사 라우텍 갤러리 창호
JP5988864B2 (ja) * 2012-12-27 2016-09-07 株式会社Lixil 日よけ構造体
JP7192234B2 (ja) * 2018-04-10 2022-12-20 凸版印刷株式会社 内外装ルーバー
JP6687688B2 (ja) * 2018-08-15 2020-04-28 株式会社エービーシー商会 ルーバー材用取付部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285687A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Inter Raito Kk ルーバー羽体の取付け構造及び取付け具
JP2003314017A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Abc Trading Co Ltd ルーバー

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285687A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Inter Raito Kk ルーバー羽体の取付け構造及び取付け具
JP2003314017A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Abc Trading Co Ltd ルーバー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006249768A (ja) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4508911B2 (ja) ルーバー装置
KR20120004980U (ko) 천장용 스크린 루바조립구조
US20190003178A1 (en) Angled wall connector bracket
KR102459898B1 (ko) 커튼봉 고정장치
JP2009243048A (ja) 建築用外装ルーバー
JP4093417B2 (ja) 改装サッシ
JP2006241742A (ja) 扉枠調整具及び扉枠取付構造
RU164660U1 (ru) Модульные панели со встроенным светодиодным освещением
JP2001227096A (ja) クリーンルーム等の天井構造
JP2007092427A (ja) 軒裏換気構造
JP4898213B2 (ja) 分割方立用室内側アタッチメント
JP2019138548A (ja) 換気装置
JP5049258B2 (ja) サッシ
JP2784312B2 (ja) 建造物における建造材の取付構造および取付用支持具
KR200489531Y1 (ko) 복층패널 연결용 프레임
JP2005188166A (ja) ローパーティション
JP5074776B2 (ja) パネル体における天井用固定具
JP5179117B2 (ja) 足場の壁つなぎ取付け金物
JP3211059B2 (ja) 合成樹脂製の窓枠
JP4044465B2 (ja) 外壁
JP2020066917A (ja) 天井吊り金具および天井付き屋根パネル
JP4612388B2 (ja) 建物内の通気構造形成装置及び通気構造形成方法
JP4313735B2 (ja) 外壁材の取付構造
JP4835426B2 (ja) サッシ枠の取付構造
JP3968088B2 (ja) 軒天井

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4508911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250