JP4572793B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions

Description

この発明は、DVD等の光ディスクに記録されているデータを読み取って再生する光ディスク装置に関する。
従来、DVD等の光ディスクに記録されているデータを読み取って再生する光ディスク装置が広く一般に普及している。光ディスク装置は、光ディスクの記録面にレーザ光を照射し、その反射光を検出することにより、この光ディスクに記録されているデータを読み取る。光ディスク装置は、再生時に、光ディスクの回転速度制御(スピンドルモータの回転速度制御)、光ディスクに照射しているレーザ光をこの光ディスクの記録面に集光する制御(所謂、フォーカス制御)、光ディスクに照射しているレーザ光をデータを読み取っているトラックの中心に照射する制御(所謂、トラッキング制御)等、種々のサーボ制御を行っている。このサーボ制御では、スピンドルモータ、スレッドモータ、ピックアップヘッドの対物レンズを保持しているアクチュエータ等の駆動部を駆動している。一方、光ディスクに記録されているデータの再生を停止している停止モードにおいては、スピンドルモータ、スレッドモータ、アクチュエータ等の駆動部を駆動していない。すなわち、スピンドルモータ、スレッドモータ、アクチュエータ等の駆動部に動作電源を供給する電源の負荷が、再生モード(光ディスクに記録されているデータを再生しているモード)と停止モードとで異なる。このため、再生モードと停止モードとにおける、スピンドルモータ、スレッドモータ、アクチュエータ等の駆動部に動作電源を供給する電源の出力が同じであると、この電源の出力側に接続された回路部品が停止モードで発熱するので、これを防止する必要がある。
また、負荷の変動に対して出力を変化させる電源については、これまでに種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平7−182056号公報 特開平8−51772号公報 特開平9−311655号公報
しかしながら、一般的な光ディスク装置は、トランスを用いたAC−DC電源により、装置本体のロジック処理に用いる第1の電源電圧と、上述した駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧とを得る構成であった。第1の電源電圧は、第2の電源電圧を取り出しているトランスのコイルの中点から取り出している。さらに、第2の電源電圧を所定の電圧に制御するために、シャントレギュレータを用いている。具体的には、第1の電源電圧を分圧した電圧を、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に接続し、このシャントレギュレータにより、第2の電源電圧を所定の電圧に制御している。
一方、ロジック処理にかかる負荷は、再生モードと、停止モードとで同じである。すなわち、再生モードと停止モードとにおける、第1の電源電圧の負荷については略同じである。そして、従来の光ディスク装置は、再生モードと、停止モードとで、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に入力する電圧を切り換える構成ではなかった。その結果、再生モードと、停止モードとにおける負荷の変動に応じて、駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧を変化させることができなかった。このため、従来の光ディスク装置は、この第2の電源電圧の出力ラインに接続された回路部品の発熱を防止するために、発熱に対する部品定格が大きい(発熱の少ない)高価な回路部品を用いており、装置本体のコストが高いという問題があった。
この発明の目的は、停止モードにおける回路部品の発熱を防止するとともに、コストダウンを図った光ディスク装置を提供することにある。
この発明の光ディスク装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を備えている。
(1)装置本体にセットされている光ディスクに記録されているデータを読み取り、再生する再生手段を備えた光ディスク装置において、
トランスを用い、装置本体のロジック処理に用いる第1の電源電圧、および装置本体に設けられている駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧を出力する電源手段と、
シャントレギュレータを用い、前記第1の電源電圧を分圧した電圧を、このシャントレギュレータの検出電圧入力端子に接続し、前記前記第2の電源電圧を所定の電圧に制御する電圧制御手段と、
前記再生手段が光ディスクに記録されているデータの再生を停止している停止モードであるときに、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加する電圧印加制御手段と、を備えている。
この構成では、装置本体のロジック処理に用いる第1の電源電圧、および装置本体に設けられている駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧が電源手段のトランスの2次側から出力される。第2の電源電圧は、シャントレギュレータを用いた電圧制御手段により、その電圧が制御される。このシャントレギュレータには、検出電圧入力端子に第1の電源電圧が分圧されて入力されており、電圧制御手段がシャントレギュレータの検出電圧入力端子に入力されている電圧(検出電圧)に応じて、第2の電源電圧を制御する。また、電圧印加制御手段が、停止モードであるときには、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して、予め定めた電圧を印加する。すなわち、シャントレギュレータの検出電圧入力端子には、再生モードでは第1の電源電圧が分圧された電圧のみが入力され、停止モードでは第1の電源電圧が分圧された電圧と、電圧印加制御手段による電圧とが入力される。したがって、停止モードにおける第2の電源電圧を、再生モードよりも下げることができる。このため、発熱に対する部品定格が大きい(発熱の少ない)高価な回路部品を用いることなく、停止モードに、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に電圧を印加する簡単な回路構成を追加するだけで、停止モードにおける回路部品の発熱を防止することができる。これにより、装置本体のコストダウンも図れる。
(2)前記電圧印加制御手段は、前記再生手段が光ディスクに記録されているデータを再生している再生モードから、停止モードに切り換えるタイミングを基準にして、一定時間経過後に、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加する手段である。
この構成では、再生モードから停止モードに切り換えにかかる処理を開始してから、駆動部が停止するまでに、数秒程度(1〜2秒)程度の時間を要することを考慮し、電圧印加制御手段が、この時間の経過を待って、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加するようにした。したがって、駆動部が停止するまで、駆動部に対する電源供給を適正に行うことができ、駆動部の停止が安全に行える。
(3)前記電圧印加制御手段は、前記停止モードから前記再生モードへの切換が指示されたとき、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対する予め定められた電圧の印加を停止する手段である。
この構成では、停止モードから再生モードへの切換が指示されると、電圧印加制御手段がシャントレギュレータの検出電圧入力端子に対する予め定められた電圧の印加をすぐに停止するので、停止モードから再生モードへの移行が速やかに行える。
(4)前記電圧印加制御手段は、装置本体各部の動作を制御するマイコンに設けられている。
この構成では、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対する予め定められた電圧の印加、印加停止を、装置本体各部の動作を制御するマイコンのソフトウェアで対応でき、構成の追加にともなうコストアップが十分に抑えられる。
この発明によれば、発熱に対する部品定格が大きい(発熱の少ない)高価な回路部品を用いることなく、停止モードに、シャントレギュレータの検出電圧入力端子に電圧を印加する簡単な回路構成を追加するだけで、停止モードにおける回路部品の発熱を防止することができる。また、装置本体のコストダウンも図れる。
以下、この発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、この発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図である。この実施形態の光ディスク装置1は、装置本体にセットされているDVD等の光ディスク15に記録されている番組等のコンテンツを再生する装置である。この実施形態の光ディスク装置1は、装置本体の各部の動作を制御するメイン制御部2と、装置本体にセットされている光ディスク15にレーザ光を照射し、その反射光量を検出し出力するピックアップヘッド3(以下、PU3と言う。)と、PU3の出力信号を処理して光ディスク15に記録されているデータの読取信号(RF信号)、光ディスク15の回転速度(スピンドルモータ4の回転速度)を示すウォブル信号、フォーカスずれを示すフォーカスエラー信号(FE信号)、トラッキングずれを示すトラッキングエラー信号(TE信号)等を生成する信号処理部5と、信号処理部5で生成されたRF信号を処理して、光ディスク15に記録されているデータを抽出し、このデータをデコードするデコーダ6と、デコーダ6でデコードされたデータに基づく再生信号を生成し、出力する出力部7と、信号処理部5で生成されたウォブル信号、FE信号やTE信号等に基づいて駆動部を駆動するドライバ8と、装置本体に対する入力操作を受け付ける操作部9と、装置本体の各部に動作電源を供給する電源11と、を備えている。
メイン制御部2は、この発明で言うロジック処理を行う。PU3は、レーザ光を光ディスク15に照射する発光素子(LD)、LDから出射されたレーザ光を集光する対物レンズ、光ディスク15からの反射光を検出する受光素子(PD)等を有している。PU3の対物レンズは、アクチュエータに保持されており、このアクチュエータにより光ディスク15に接離する方向(フォーカス方向)、および光ディスク15の半径方向(トラッキング方向)に駆動される。また、PU3本体は、光ディスク15の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。PU3本体は、図示していないスレッドモータにより、この軸に沿って光ディスク15の半径方向に駆動される。さらに、スピンドルモータ4は、本体にセットされている光ディスク15を回転させる。PU3の対物レンズを保持するアクチュエータ、スレッドモータ、スピンドルモータ4等が、この発明で言う駆動部に相当する。
信号処理部5には、PU3のPDにおける検出信号が入力される。PU3のPDは、公知のように、受光領域が縦方向、および横方向にそれぞれ2分割された4分割の受光素子である。信号処理部5には、PDの各受光領域において検出された反射光量がそれぞれ入力される。信号処理部5は、PDの各受光領域において検出された反射光量から、光ディスク15に記録されているデータの読取信号(RF信号)、光ディスク15の記録面と、この光ディスク15に照射しているレーザ光の集光位置とのずれ量を示すフォーカスエラー信号(FE信号)、光ディスク15に形成されているトラックの中心と、この光ディスク15に照射しているレーザ光の照射位置とのずれ量を示すトラッキングエラー信号(TE信号)、スピンドルモータ4による光ディスク15の回転速度を示すウォブル信号等を生成する。信号処理部5で生成されたRF信号は、デコーダ6に入力される。デコーダ6は、入力されたRF信号を処理して、光ディスク15に記録されているデータを抽出するとともに、抽出したデータをデコードする。光ディスク15に記録されているデータは、MPEG等でエンコードされている。出力部7は、デコーダ6でデコードされたデータに基づく再生信号(再生映像信号、や再生音声信号)を生成し、出力する。出力部7には、再生映像信号が入力される表示装置(不図示)や、再生音声信号が入力されるスピーカ(不図示)が接続される。
また、信号処理部5で生成されたFE信号、TE信号、ウォブル信号等は、ドライバ8に入力される。ドライバ8は、入力されているFE信号に基づいてPU3の対物レンズをフォーカス方向に駆動する制御、入力されているTE信号に基づいてPU3本体やPU3の対物レンズをトラッキング方向に駆動する制御、および入力されているウォブル信号に基づいてスピンドルモータ4による光ディスク15の回転速度を制御する。ドライバ8には、電源11から、これらの駆動部を駆動するための電力供給(この発明で言う第2の電源電圧による電力供給)が行われている。操作部9は、装置本体に対する入力操作を行う複数の操作キーや、図示していないリモコン装置から送信されてきた装置本体に対する制御コードを受信するリモコン受信部を有している。ユーザは、装置本体にセットされている光ディスク15の再生の開始や停止等にかかる入力を、操作部9、または図示していないリモコン装置に設けられている操作キーを操作することにより行う。
次に、電源11について説明する。電源11は、図2に示すように、トランスTを用いた電源回路である。このトランスTの1次側には商用電源(AC100V)が接続される。また、図示するように、ロジック処理にかかる第1の電源電圧と、駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧とを出力するために、トランスTの2次側に整流回路を設けている。第1の電源電圧の出力ラインが、メイン制御部2等に対するロジック処理にかかる電源の供給ラインである。また、第2の電源電圧の出力ラインが、スピンドルモータ、アクチュエータ、スレッドモータ等の駆動部の駆動にかかる電源の供給ラインである。
また、電源11には、第2の電源電圧を一定に保持するためのシャントレギュレータ11aが設けられている。電源11は、このシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に、トランスTの2次側の出力である第1の電源電圧を抵抗R1、R2で分圧した電圧が入力される接続であるとともに、抵抗R3を介してメイン制御部2の出力端子から出力された電圧が入力される接続である。シャントレギュレータ11aの入力端子は、第2の電源電圧の出力ラインに接続されている。メイン制御部2の出力端子は、パルス信号を出力する端子であり、出力がHのときの電圧がVa、例えば3.3V、である。シャントレギュレータ11aは、周知のように、検出電圧入力端子に入力されている電圧が予め定められた電圧になるように、内部の制御素子に流す電流を調整する回路部品であり、具体的には、第2の電源電圧の出力ラインに接続されている負荷が大きくなるにつれて(検出電圧入力端子に入力されている電圧が低くなるにつれて)、内部の制御素子に流す電流を小さくする(負荷側に流す電流を大きくする)回路部品である。
さらに、電源11は、図2に示すように、第2の電源電圧の出力ラインに並列に設けた定電圧回路12を有している。この定電圧回路12は、図示するように、ツェナダイオードZD1、ZD2や、トランジスタTrを用いた回路である。この定電圧回路12の出力ラインは、図示していないビデオアンプ等に対する電源供給ラインである。この実施形態の光ディスク装置1は、駆動部の停止等により、電源11の第2の電源電圧の出力ラインに接続されている負荷が低減したときに、定電圧回路12のツェナダイオードZD1に並列に接続されている抵抗R4の発熱を抑えることができる。
なお、図2に示すp−ONは、ツェナダイオードZD2をブレークダウンさせる電圧であり、装置本体の電源がオンされているときに印加される。
以下、この発明の実施形態である光ディスク装置1の動作について説明する。
まず、この光ディスク装置1における、光ディスク15に記録されているデータを再生している再生モードの動作について簡単に説明しておく。光ディスク装置1は、装置本体にセットされている光ディスク15をスピンドルモータ4により回転する。このとき、光ディスク装置1は、例えば線側度が一定になるようにスピンドルモータ4の回転速度を制御する回転速度制御を行う。また、光ディスク装置1は、アクチュエータによりPU3の対物レンズをフォーカス方向に駆動し、PU3が光ディスク15に照射しているレーザ光の集光位置を、この光ディスク15の記録面に合わせるフォーカス制御を行う。さらに、光ディスク装置1は、アクチュエータによりPU3の対物レンズをトラッキング方向に駆動し、PU3が光ディスク15に照射しているレーザ光を、この光ディスク15から読み取るデータが記録されているトラックの中心に合わせるトラッキング制御を行う。このトラッキング制御においては、必要に応じて、スレッドモータによりPU3本体をトラッキング方向に駆動することも行う。光ディスク装置1は、電源11から出力されている第2の電源電圧を、スピンドルモータ4、PU3の対物レンズを保持するアクチュエータ、スレッドモータ等の駆動部の駆動に用いる。
なお、光ディスク装置1は、PU3から照射しているレーザ光を光ディスク15の記録面に対して略垂直に合わせるチルト制御も行う構成であってもよい。チルト制御については、公知であるので、ここでは説明を省略するが、このチルト制御においてPU3を傾ける駆動部についても、電源11から出力されている第2の電源電圧を用いて駆動する。
光ディスク装置1は、信号処理部5において、PU3のPDの各領域で検出された光ディスク15からの反射光量の総和信号であるRF信号を生成し デコーダ6に入力する。デコーダ6が、このRF信号から光ディスク15に記録されているデータを抽出する。デコーダ6で抽出されるデータは、映像データや音声データが所定の単位でパケット化されたプログラムストリームである。デコーダ6は、このプログラムストリームを映像データと、音声データとに分離する。デコーダ6は、分離した映像データ、および音声データを、それぞれデコードし、デコードした映像データ、および音声データを出力部7に入力する。出力部7は、デコーダ6から入力された映像データに基づく再生映像信号を出力するとともに、音声データに基づく再生音声信号を出力する。再生映像信号、および再生音声信号は、出力部7に接続されている表示装置やスピーカに入力され、この表示装置において映像が表示されるとともに、スピーカにおいて音声が出力される。
また、光ディスク装置1は、光ディスク15に記録されているデータを再生している再生モードにおいては、上述したスピンドルモータ4、PU3の対物レンズを保持するアクチュエータ、スレッドモータ等の駆動部を駆動するサーボ制御を行っている。具体的に言うと、信号処理部5が、上述したRF信号に加えて、PU3のPDの各領域で検出された光ディスク15の反射光量から、ウォブル信号、FE信号、TE信号を生成している。ドライバ8は、ウォブル信号の周波数が予め定められた周波数になるように、スピンドルモータの回転速度を制御する回転速度制御を行っている。また、ドライバ8は、FE信号に基づいて、PU3のLDから出射しているレーザ光の集光位置が光ディスク15の記録面に一致するように、アクチュエータによるPU3の対物レンズのフォーカス方向への駆動を制御するフォーカス制御を行っている。さらに、ドライバ8は、TE信号に基づいて、PU3のLDから出射しているレーザ光がデータを読み取っているトラックの中心に位置するようにスレッドモータによるPU3本体のトラッキング方向への駆動、またはアクチュエータによるPU3の対物レンズのトラッキング方向への駆動を制御するトラッキング制御を行っている。
また、再生モードでは、メイン制御部2において各部の動作を制御するためのロジック処理が行われている。光ディスク装置1は、電源11から出力されている第1の電源電圧を、メイン制御部2におけるロジック処理等の実行に用いている。
一方、光ディスク装置1は、光ディスク15に記録されているデータの再生を行っていない停止モードでは、スピンドルモータ4、PU3の対物レンズを保持するアクチュエータ、スレッドモータ等の駆動部を駆動しない。ここで言う停止モードとは、装置本体の電源についてはオンされているが、光ディスク15に記録されているデータの再生を行っていないときの状態である。メイン制御部2は、この停止モードにおいても、各部の動作を制御するためのロジック処理については行っている。
このように、停止モードにおいては、駆動部が駆動されないので、第2の電源電圧の出力ラインに接続されている負荷が再生モードよりも小さくなるのであるが、ロジック処理にかかる負荷については殆どかわらない。抵抗R1、R2で分圧され、シャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に入力されている電圧は、再生モード、および停止モードの両モードで、略同じである。
ここで、再生モードから停止モードに移行するとき、および停止モードから再生モードに移行するときの、光ディスク装置1の動作について説明する。図3(A)は、再生モードから停止モードに移行するときの処理を示すフローチャートであり、図3(B)は停止モードから再生モードに移行するときのフローチャートである。まず、再生モードから停止モードに移行するときの処理について説明する。光ディスク装置1のメイン制御部2は、再生モードでは、抵抗R3を介してシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に接続されている出力端子をLにしている。光ディスク装置1は、装置本体に対して再生停止の入力操作が行われたときや、光ディスク15に記録されている番組を最後まで再生したときに、再生モードから停止モードに移行する。
光ディスク装置1は、スピンドルモータ4、PU3の対物レンズを保持するアクチュエータ、スレッドモータ等の駆動部の停止にかかる処理を開始する(s1)。メイン制御部2は、s1にかかる処理を開始してから、予め定められている一定時間、例えば1〜2s、経過するのを待つ(s2)。メイン制御部2は、s2で一定時間経過したと判断すると、抵抗R3を介してシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に接続されている出力端子をLからHに切り換え(s3)、本処理を終了する。
次に、停止モードから再生モードに移行する処理について説明する。上述したように、メイン制御部2は、停止モードにおいては、抵抗R3を介してシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に接続されている出力端子をHにしている。光ディスク装置1は、装置本体に対して再生開始の入力操作が行われたときに、停止モードから再生モードに移行する。メイン制御部2は、抵抗R3を介してシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に接続されている出力端子をHからLに切り換える(s11)。s11にかかる処理は、再生開始の入力操作が行われると、一定時間経過するのを待つことなく、すぐに実行される。光ディスク装置1は、スピンドルモータ4、PU3の対物レンズを保持するアクチュエータ、スレッドモータ等の駆動部の駆動を開始し(s12)、その後再生処理を実行する(s13)。
このように、この実施形態の光ディスク装置1は、停止モードにおいては、メイン制御部2がシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に電圧を印加する。再生モードにおいては、このメイン制御部2がシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子への電圧の印加を停止する。すなわち、第2の電源電圧の出力ラインに接続されている負荷が小さくなる停止モードにおいては、シャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子に印加される電圧が、メイン制御部2により印加される電圧だけ高くなる。したがって、停止モードでは、シャントレギュレータ11aがメイン制御部2により印加されている電圧に応じて、第2の電源電圧の出力ラインに流す電流を低減する(シャントレギュレータ11aの内部の制御素子に流す電流を大きくする。)。これにより、第2の電源電圧の出力ラインの電圧が低下するので、定電圧回路12のR4等、第2の電源電圧の出力ラインに接続されている回路部品が停止モードで発熱するのを防止できる。
また、メイン制御部2が、シャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子への電圧の印加を行うかどうかを切り換える構成であるので、メイン制御部2の処理プログラムの変更で対応でき、装置本体の大型化を招くことがない。また、発熱に対する部品定格が大きい(発熱の少ない)高価な回路部品を用いる必要がないので、装置本体のコストダウンが図れる。
また、再生モードから停止モードに移行するときには、駆動部の駆動停止にかかる処理の実行開始タイミングを基準にして、一定時間経過後に、メイン制御部2によるシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子への電圧の印加を開始する構成としているので、駆動部を安全に停止させることができ、装置本体の信頼性を低下させることない。さらに、停止モードから再生モードに移行するときには、メイン制御部2によるシャントレギュレータ11aの検出電圧入力端子への電圧の印加をすぐに停止するので、速やかに再生を開始させることができ、ユーザの操作性を低下させることもない。
なお、本願発明は、光ディスク15に対して、データを記録するレコーダ機能を有する光ディスク装置等にも適用できる。
この発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態である光ディスク装置の電源の構成を示す図である。 この発明の実施形態である光ディスク装置における再生モードから停止モードへの移行処理、および停止モードから再生モードへの移行処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−光ディスク装置
2−メイン制御部
3−ピックアップヘッド(PU)
4−スピンドルモータ
5−信号処理部
6−デコーダ
7−出力部
8−ドライバ
9−操作部
11−電源
11a−シャントレギュレータ
12−定電圧回路
15ー光ディスク

Claims (5)

  1. 装置本体にセットされている光ディスクに記録されているデータを読み取り、再生する再生手段を備えた光ディスク装置において、
    トランスを用い、装置本体のロジック処理に用いる第1の電源電圧、および装置本体に設けられている駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧を出力する電源手段と、
    シャントレギュレータを用い、前記第1の電源電圧を分圧した電圧を、このシャントレギュレータの検出電圧入力端子に接続し、前記前記第2の電源電圧を所定の電圧に制御する電圧制御手段と、
    前記再生手段が光ディスクに記録されているデータの再生を停止している停止モードであるときに、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加する電圧印加制御手段と、を備え、
    前記電圧印加制御手段は、前記再生手段が光ディスクに記録されているデータを再生している再生モードから、停止モードに切り換えるタイミングを基準にして、一定時間経過後に、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加し、前記停止モードから前記再生モードへの切換が指示されたとき、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対する予め定められた電圧の印加を停止する手段であり、さらに、装置本体各部の動作を制御するマイコンに設けられている光ディスク装置。
  2. 装置本体にセットされている光ディスクに記録されているデータを読み取り、再生する再生手段を備えた光ディスク装置において、
    トランスを用い、装置本体のロジック処理に用いる第1の電源電圧、および装置本体に設けられている駆動部の駆動に用いる第2の電源電圧を出力する電源手段と、
    シャントレギュレータを用い、前記第1の電源電圧を分圧した電圧を、このシャントレギュレータの検出電圧入力端子に接続し、前記前記第2の電源電圧を所定の電圧に制御する電圧制御手段と、
    前記再生手段が光ディスクに記録されているデータの再生を停止している停止モードであるときに、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加する電圧印加制御手段と、を備えた光ディスク装置。
  3. 前記電圧印加制御手段は、前記再生手段が光ディスクに記録されているデータを再生している再生モードから、停止モードに切り換えるタイミングを基準にして、一定時間経過後に、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対して予め定められた電圧を印加する手段である請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記電圧印加制御手段は、前記停止モードから前記再生モードへの切換が指示されたとき、前記シャントレギュレータの検出電圧入力端子に対する予め定められた電圧の印加を停止する手段である請求項2または3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記電圧印加制御手段は、装置本体各部の動作を制御するマイコンに設けられている請求項2〜4のいずれかに記載の光ディスク装置。
JP2005288785A 2005-09-30 2005-09-30 光ディスク装置 Expired - Fee Related JP4572793B2 (ja)

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