JPH09311655A - 蛍光表示管用電源回路 - Google Patents

蛍光表示管用電源回路

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JPH09311655A
JPH09311655A JP8150346A JP15034696A JPH09311655A JP H09311655 A JPH09311655 A JP H09311655A JP 8150346 A JP8150346 A JP 8150346A JP 15034696 A JP15034696 A JP 15034696A JP H09311655 A JPH09311655 A JP H09311655A
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JP
Japan
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load circuit
circuit
voltage
load
output voltage
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Application number
JP8150346A
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English (en)
Inventor
Daisuke Toyoda
大輔 豊田
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光表示管用電源回路を、効率が良好でかつ
簡易な構成にする。 【解決手段】 電源回路の出力側のグリッド側負荷回路
33用の出力部IIには、電圧検出用抵抗R1 ,R2 と
シャントレギュレータ32aとを設けた疑似負荷回路3
2と、負荷回路33が並列に接続されている。抵抗R1
と抵抗R2 の間に、シャントレギュレータの制御端子が
接続されている。負荷回路の出力電圧が定格値を越えた
場合には、電圧検出用抵抗R2 間の電圧も大きくなり、
シャントレギュレータの基準電圧より大きくなる。その
ため、シャントレギュレータがオンして、抵抗R3 を通
して電流が流れる。これにより、負荷回路の出力電圧が
低下して、定格値以内になり、出力電圧が安定化され
る。抵抗R1 ,R2 は、高抵抗なので、回路の効率を低
下させず、また、負荷回路に対する直列抵抗が無いの
で、電源回路の効率を低下させることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、蛍光表示管の負荷変動に
よって生じる出力電圧変動を一定範囲に抑える蛍光表示
管用電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種の蛍光表示管用電源回路は、図2に示すように、
負荷回路(グリッド回路)1に対して、出力電流検出型
の疑似負荷回路2を設けている。疑似負荷回路2は、負
荷回路1に直列に接続した負荷電流検出抵抗RD と、基
準電圧を発生するレギュレータ3と、負荷電流検出抵抗
RD 間の電圧をレギュレータ3の基準電圧と比較する比
較器4と、負荷回路1に対して並列に接続されて比較器
4の出力によりオンオフするトランジスタ5を設けてい
る。そして、負荷電圧が定格より大きくなり負荷電流I
L が大きくなると、負荷電流検出抵抗RD 間の電圧が増
大し、それにより比較器4の出力がHiになる。それに
より、トランジスタ5がオンして、電流IT が流れるこ
とにより負荷の出力電圧が略定格値に保たれるようにな
っている。
【0003】しかし、上記疑似負荷回路2は、負荷回路
1に直列に接続された負荷電流検出抵抗RD により負荷
電流IL の変動を検出するようになっているため、負荷
電流IL が流れることによる負荷電流検出抵抗RD での
損失が大きく、その損失により電源回路の損失が大きな
ものになるという問題があった。また、疑似負荷回路2
は、レギュレータ3、比較器4、トランジスタ5、負荷
電流検出抵抗RD 等、多くの部品を必要とするため、電
源回路のコストが高くなると共に、部品配設のために広
いスペースが必要になるという問題もある。本発明は、
上記した問題を解決しようとするもので、負荷変動によ
る損失が少なくかつ簡易な構成の蛍光表示管用電源回路
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために上記請求項1に係る発明の構成上の特
徴は、負荷回路に対して並列に出力電圧検出型の疑似負
荷回路を設け、負荷回路の負荷の変動によって出力電圧
が定格値を越えたときに、出力電圧の変動に応じて疑似
負荷回路に疑似負荷電流を流すことにより、出力電圧が
定格値を越えないようにすることにある。
【0005】上記のように請求項1に係る発明を構成し
たことにより、出力電圧の変動に応じて疑似負荷回路に
疑似負荷電流を流して、負荷回路の出力電圧が定格値を
越えないようにすることができる。また、疑似負荷回路
として出力電圧検出型のものを用いたことにより、疑似
負荷回路での損失を少なくすることができ、電源回路の
効率を損なわないようにすることができる。
【0006】また、請求項2に係る発明の構成上の特徴
は、前記請求項1に記載の蛍光表示管用電源回路におい
て、疑似負荷回路を、負荷回路に並列に接続したシャン
トレギュレータ及び負荷回路に並列に接続した2個の電
圧検出用抵抗により構成し、電圧検出用抵抗の端子電圧
の変動に応じて、シャントレギュレータにより疑似負荷
電流を流させるようにすることにある。
【0007】上記のように請求項2に係る発明を構成し
たことにより、負荷変動に伴う電圧検出用抵抗の端子電
圧の変動に応じて、シャントレギュレータを用いて疑似
負荷電流を流させることができるので、負荷回路の出力
電圧が定格値を越えないように制御することができる。
また、疑似負荷回路は、シャントレギュレータと抵抗値
の高い電圧検出用抵抗とからなる出力電圧検出型なの
で、疑似負荷回路での損失を少なくすることができ、電
源回路の効率が損なわれないようにすることができる。
【0008】さらに、疑似負荷回路は、シャントレレギ
ュレータと、2個の電圧検出用抵抗等により構成されて
おり、従来の電流検出型疑似負荷回路のように、レギュ
レータ、比較器、トランジスタ等多数の部品を必要とし
ないので、回路構成が簡略化され、電源回路を安価に提
供することができる。また、部品点数が少ないことによ
り、電源回路配設のためのスペースを少なくすることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は、同実施形態に係る給湯器
用の蛍光表示管用電源回路を概略的に示したものであ
る。蛍光表示用電源回路は、入力側と出力側がトランス
Tによって結合されている。入力側には、入力コンデン
サCI と、エミッタ接地された第1及び第2トランジス
タ11,12が並列に設けられている。第1トランジス
タ11は、コレクタ側がトランスTの一次巻線に接続さ
れている。また、第1トランジスタ11のコレクタ側と
アース間には、保護用の定電圧ダイオード13が接続さ
れている。第2トランジスタ12は、コレクタ側が抵抗
r1 に接続されており、コレクタと抵抗r1 間に、第1
トランジスタ11のベース端子が接続されている。第2
トランジスタ12のベース側は、定電圧ダイオード14
を介してトランスTの二次側に接続されると共に、並列
接続された抵抗r2 及びコンデンサCr を介して接地さ
れている。また、第2トランジスタ12のコレクタ側
は、位相補償及び第1トランジスタ11のオフ特性改善
用の抵抗r3 及びコンデンサCs を介してトランスTの
二次側に接続されている。
【0010】電源回路の出力側は、蛍光表示管のフィラ
メント側負荷回路22用の出力部Iと、グリッド側負荷
回路33用の出力部IIになっている。フィラメント側
負荷回路22は、負荷が一定であるが、グリッド側負荷
回路33は、蛍光表示管の点灯状態に応じて負荷が変動
するようになっている。出力部Iは、整流用ダイオード
21を介して一端が接地された出力コンデンサCO1と負
荷回路22が並列に接続されている。
【0011】出力部IIは、整流用ダイオード31を介
して一端が接地された出力コンデンサCO2と、疑似負荷
回路32と、負荷回路33とが並列に接続されている。
疑似負荷回路32は、2個の直列に接続された電圧検出
用の抵抗R1 ,R2 と、低抵抗R3 に直列に接続された
シャントレギュレータ32aとが並列に接続された出力
電圧検出型回路である。そして、抵抗R1 と抵抗R2 の
間に、シャントレギュレータ32aの制御端子が接続さ
れている。シャントレギュレータ32aは、ここでは負
荷回路33の定格電圧に基づいた基準電圧を設けてお
り、制御端子の電圧が基準電圧以上になると、オンして
電流を流れさせるような構成になっている。また、抵抗
R1 ,R2 は、高抵抗でありほとんど電流が流れないよ
うになっている。
【0012】次に、上記のように構成した実施形態の動
作について説明する。電源回路の入力側に一定の直流電
圧が加えられ、第1トランジスタ11がオンオフするこ
とにより、トランスTの二次側に電圧を発生する。電源
回路の出力部Iの出力電圧が大きくなると、定電圧ダイ
オード14に電流が流れ、それに応じて第2トランジス
タ12がオンして電流が流れる。その結果、第1トラン
ジスタ11がオフにされ、それにより二次側電圧を低く
する。
【0013】電源回路の出力部IIでは、負荷回路33
の出力電圧が定格値を越えた場合には、電圧検出用抵抗
R1 ,R2 間の電圧も大きくなり、そのため、抵抗R2
の端子電圧が、シャントレギュレータ32aの基準電圧
より大きくなる。それに応じて、シャントレギュレータ
32aがオンして、抵抗R3 を通して疑似負荷電流IG
が流れる。これにより、負荷回路33の出力電圧が低下
して定格値以内になり、出力電圧が安定化される。この
とき、抵抗R1 ,R2 は、高抵抗なので、出力部IIの
効率を低下させることがなく、また、従来の出力電流検
出型回路のように、負荷回路33に対する直列抵抗がな
いので、電源回路の効率を低下させることがない。
【0014】さらに、出力部IIは、シャントレギュレ
ータ32aと、電圧検出用抵抗R1,R2 及び抵抗R3
のみにより構成されており、従来の電流検出型疑似負荷
回路のように、レギュレータ、比較器、トランジスタ等
多数の部品を必要としないので、回路構成が簡略化さ
れ、回路コストを低減させることができる。また、部品
点数が少ないことにより、電源回路の設置スペースを少
なくすることができる。なお、電圧検出型の疑似負荷回
路を、シャントレギュレータ32aを用いないで構成す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である蛍光表示管用電源回
路を示す回路図である。
【図2】従来例である蛍光表示管用電源回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
21、31…整流用ダイオード、22…フィラメント側
負荷回路、32…疑似負荷回路、32a…シャントレギ
ュレータ、33…グリッド側負荷回路、R1 ,R2 …電
圧検出用抵抗、CO1,CO2…出力コンデンサ、T…トラ
ンス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷回路に対して並列に出力電圧検出型
    の疑似負荷回路を設け、前記負荷回路の負荷の変動によ
    って出力電圧が定格値を越えたときに、同出力電圧の変
    動に応じて前記疑似負荷回路に疑似負荷電流を流すこと
    により、同出力電圧が定格値を越えないようにすること
    を特徴とする蛍光表示管用電源回路。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の蛍光表示管用電源
    回路において、前記疑似負荷回路を、前記負荷回路に並
    列に接続したシャントレギュレータ及び同負荷回路に並
    列に接続した2個の電圧検出用抵抗により構成し、前記
    電圧検出用抵抗の端子電圧の変動に応じて、前記シャン
    トレギュレータにより疑似負荷電流を流させるようにす
    ることを特徴とする蛍光表示管用電源回路。
JP8150346A 1996-05-21 1996-05-21 蛍光表示管用電源回路 Pending JPH09311655A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001006628A1 (fr) * 1999-07-16 2001-01-25 Fujitsu Limited Alimentation regulee
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JP2009099325A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Sumida Corporation 擬似負荷回路

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