JP4571519B2 - 搬送車両 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送車両に関し、特に牽引車によって搬送台車を牽引する搬送車両に関する。
例えば、製造工場等においては、部品等の搬送に牽引車によって複数の搬送台車を牽引する搬送車両が広く使用されている。
この種の搬送車両としては、牽引車が複数の搬送台車を牽引して搬送経路を走行中に牽引車が直進走行から旋回走行に向きを変えるとき、後続の各搬送台車の前輪を転向させて各搬送台車の向きを変えるものがある。
しかし、各搬送台車の前輪と後輪には内輪差があり、後方の搬送台車ほど回転半径が小さくなり、牽引車の旋回軌跡と各搬送台車の旋回軌跡との間に大きなズレが発生して円滑な搬送車両の走行が妨げられることがある。
この対策として、各搬送台車に牽引方向へ回動自在な被牽引アームと、前輪の転向と逆方向に後輪を転向させるリンク機構とを備え、この被牽引アームの前端を前方の牽引車や搬送車の後部に固定された牽引アームに連結し、前方の牽引車や搬送車によって牽引される方向に回転する牽引バーにより牽引方向に転向する前輪と逆方向に後輪を転向させて前輪と後輪との内輪差を減少させる搬送車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−315335号公報
上記特許文献1の搬送車両によると、各搬送台車において牽引方向に転向する前輪と逆方向に後輪を転向させることによって前輪と後輪との内輪差が減少する。
しかし、被牽引アームの前端が前方の牽引車や搬送台車の後部に固定された牽引アームに連結されることから、被牽引アームは前方の牽引車や搬送台車の進行方向に牽引される。ここで牽引車が向きを変えると、前方の牽引車や搬送台車の旋回方向に被牽引アームが牽引され前方の牽引車や牽引車の旋回と同期して各搬送台車の前輪及び後輪が転向することから、牽引車の走行軌跡と各搬送台車の走行軌跡にズレが発生して円滑な搬送車両の走行に影響を及ぼす要因となる。この前輪及び後輪の転向角は後方の搬送台車ほど大きくなり、牽引車の走行軌跡と搬送台車の走行軌跡に大きなズレが発生する。また、牽引車の走行軌跡と各搬送台車の走行軌跡にズレの発生は搬送台車に積載荷重が大きいほど顕著である。
この牽引車の走行軌跡と各搬送台車の走行軌跡の大きなズレは、搬送台車が周辺の設備等に接触する要因となることから、搬送台車の牽引数を減らすことによって、或いは搬送経路の幅を大きくすることによって対処できるが、搬送台車の牽引数を減らすと搬送効率が低下し、また搬送経路を広げると工場内における搬送経路の専有面積が大きくなり工場内の効率的な活用に影響を及ぼすことが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、複数の搬送台車を牽引する搬送車両において各搬送台車の走行軌跡のズレを抑制でき、円滑な走行が可能な搬送車両を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の搬送車両の発明は、牽引車によって搬送台車を牽引する搬送車両において、上記搬送台車は、荷台と、該荷台の前部に設けられて前方の牽引車或いは搬送台車の後部に設けられた牽引部材に揺動自在に連結される被牽引部材と、前輪の転向に連動して後輪を前輪の転向方向と逆方向に転向させる後輪転向手段と、前方の牽引車或いは搬送台車による牽引方向と走行方向が予め設定された所定角度未満では上記前輪及び後輪の転向を停止すると共に上記所定角度以上では前方の牽引車或いは搬送台車による牽引方向に前輪を転向する操舵手段とを備え、上記牽引部材は、上記前方の牽引車或いは搬送台車の後部から後方に延在する牽引アームであり、上記被牽引部材は、上記後続の搬送台車の前部から前方に延在して前端が上記牽引アームの後端に揺動自在に連結される被牽引アームであり、上記操舵手段は、上記牽引アームと被牽引アームとの連結部と同軸上に回転自在に設けられた操舵リンク部材と、上記荷台の前部に回転自在に設けられた前輪リンク部材と、上記操舵リンク部材に設けられて上記牽引アームに間隙をもって当接可能に対向する一対の当接部と、 上記操舵リンク部材と前輪リンク部材との間に掛け渡されて上記操舵リンク部材と前輪リンク部材を同期回転せしめる連動手段と、上記前輪リンク部材の回転に連動して前輪を転向せしめる前輪転向手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1の搬送車両において、上記操舵リンク部材は、円板状の操舵ホイールであり、上記前輪リンク部材は、円板状の前輪リンクホイールであり、上記連動手段は、上記操舵ホイールと前輪リンクホイールに巻き掛けられたベルトであることを特徴とする。
請求項1の発明によると、搬送台車の荷台の前部に、前方の牽引車或いは搬送台車の後部に設けられた牽引部材に揺動自在に連結される被牽引部材を設け、前方の牽引車或いは搬送台車による牽引方向と走行方向が予め設定された所定角度未満では前輪及び後輪の転向を停止する一方、所定角度以上では前方の牽引車或いは搬送台車による牽引方向に前輪を転向する操舵手段及び後輪を前輪の転向方向と逆方向に転向させる後輪転向手段を備えることによって、牽引車によって複数の搬送台車を牽引する際に、直進走行では搬送台車の前輪及び後輪の転向を停止して直進走行状態に維持され、前方の牽引車或いは搬送台車が直進走行から旋回走行に移行開始した後に後続の搬送台車が直進走行から旋回走行に移行する。これにより、前方の牽引車或いは搬送台車の走行軌跡と後続の搬送台車の走行軌跡が一致或いはズレの発生が極めて抑制され、搬送車両の円滑な走行が可能になる。
また、操舵手段が、牽引アームと被牽引アームとの連結部と同軸上に回転自在に設けられた操舵リンク部材と、荷台の前部に回転自在に設けられた前輪リンク部材と、操舵リンク部材に設けられた牽引アームに間隙をもって当接可能に対向する一対の当接部と、操舵リンク部材と前輪リンク部材を同期回転せしめる連動手段とによって操舵手段が構成される。直進走行状態で前方の牽引車或いは搬送台車による牽引方向と後続の搬送台車の走行方向が所定の角度未満では操舵リンク部材に設けられた当接部が牽引アームに当接することなく前輪及び後輪の転向が停止して直進走行状態に維持される。一方、前方の牽引車或いは搬送台車が直進走行から旋回走行に移行開始した後に当接部が牽引アームによって押動されて操舵リンク部材に回転が付与されて前輪及び後輪の転向が開始する。
請求項の発明は、操舵手段の具体的構成であって、操舵リンク部材を円板状の操舵ホイールによって、前輪リンク部材を円板状の前輪リンクホイールによって、連動手段を操舵ホイールと前輪リンクホイールに巻き掛けられたベルトによって構成できる。
以下本発明の搬送車両の実施の形態を、製造工場において部品を搬送する場合を例に図1乃至図10を参照して説明する。各図においてそれぞれの構成部材は図面の簡素化を図るため実線で示されている。
図1は本実施の形態の搬送車両1の直進走行状態の概要を示す平面図であり、図2は牽引車10と前側の搬送台車20aとの連結部30の概要を示す図1のA部拡大図、図3は前側の搬送台車20aと後続の搬送台車20bとの連結部50の概要を示す図1のB部拡大図である。なお、前側の搬送台車20aと後続の搬送台車20bは同一構造である。
搬送車両1は、例えば電動で走行する牽引車10と、この牽引車10に牽引されて走行する複数、本実施の形態では前側と後続の2台の搬送台車20a、20bによって構成されている。
この搬送車両1は、製造工場内において直進部分と旋回部分を含む搬送経路Lに沿って移動する。この搬送経路Lは、床面上に敷設した磁気テープ(図示せず)を有し、牽引車10はこの磁気テープを検出しつつ自走し、各搬送台車20a、20bを搬送経路Lに沿って牽引して積載された部品等を搬送する。
各搬送台車20a、20bは、ほぼ矩形の荷台21を有し、荷台21の前部左右に前輪22、23が転向自在に支持され、後部左右に転向自在に後輪26、27が転向自在に支持されている。
左右の前輪22、23は、それぞれの前輪22、23と一体的に揺動する連結プレート22a、23aの端部間に揺動自在に掛け渡された連結アーム25によって連結され、連結プレート22a、23a及び連結アーム25等によるリンク機構によって左右の前輪22、23を同方向に連動して転向する前輪転向手段Iが構成される。
同様に、左右の後輪26、27は、それぞれの後輪26、27と一体的に揺動する連結プレート26a、27aの端部間に揺動自在に掛け渡された連結アーム28によって連結され、連結プレート26a、27a及び連結アーム28等によるリンク機構によって左右の後輪26、27が同方向に連動して転向する後輪転向手段IIが構成される。
牽引車10と搬送台車20aとを連結する連結部30は、図2に示すように荷台21の前部中央に後端が固定されて前方に延在する被牽引部材である被牽引アーム31と、牽引車10の後部中央に固定されて後方に延在する牽引部材である牽引アーム32とを備え、牽引アーム32の後端と被牽引アーム31の前端が上下方向に延在する軸33によって揺動自在に連結されている。
この連結部30に操舵手段IIIが配置されている。操舵手段IIIは牽引アーム32と被牽引アーム31とを連結する軸33と同軸上に回転自在に設けられた操舵リンク部材である円板状の操舵ホイール34を有し、操舵ホイール34の前部部分に牽引アーム32の両側に間隙をもって当接可能に対向する一対の当接部となるピン35a、35bが設けられている。
前輪22、23及び後輪27、28に設定されたキャスタによって搬送台車20の直進安定性を確保している。この直進走行状態にあっては、図2に示すように操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bが牽引アーム32の両側から等間隔で離れている。このときの軸33に対するピン35a、35bと揺動する牽引アーム32がピン35a、35bに当接する間の予め設定された所定角度が遊び角αとなる。
荷台21の前部中央における左右の前輪22と23との間に位置して前輪リンク部材である円板状の前輪リンクホイール36が軸37によって回転自在に設けられている。操舵ホイール34と前輪リンクホイール36との間に連動手段となるベルト38が巻き掛けられ、操舵ホイール34と前輪リンクホイール36がベルト38を介して同方向に同期回転するように構成されている。前輪リンクホイール36の後部中央に軸39を介して連結アーム25の中央部が揺動自在に連結されている。
荷台21の後部中央における左右の後輪27と28との間に円板状の後輪リンクホイール40が軸41によって回転自在に設けられている。後輪リンクホイール40の後部中央に軸42を介して揺動自在に連結アーム28の中央部が揺動自在に連結されている。
前輪リンクホイール36の車幅方向の一端部、例えば左端部と後輪リンクホイール40の車幅方向の他端部である右端部が軸43、44を介して前後輪連結リンク45が揺動自在に掛け渡されている。これら前輪リンクホイール36、後輪リンクホイール40及び前後輪連結リンク45によって形成されるリンク機構によって、前輪リンクホイール36の回転に連動して後輪リンクホイール40を逆方向に回転させる後輪操舵手段IVが配設されている。
即ち、直進走行状態では軸33によって連結された牽引車10の後部に設けられた牽引アーム32と搬送台車30の被牽引アーム31は牽引方向に沿った平面視ほぼ直線状に延在して牽引車10によって前側の搬送台車20a、後続の搬送台車20bが牽引される。直進走行状態、より正確には牽引方向と搬送台車20aの走行方向が所定角度、即ち遊び角αに相当する角度未満では操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bは牽引アーム32と当接することはない。牽引車10による牽引方向と、搬送台車20aの走行方向が所定角度、即ち遊び角αに相当する角度以上では牽引アーム32が搬送台車20aの進行方向に対して大きく相対回転し、牽引アーム32がピン35a或いは35bに当接し、かつ押動して操舵ホイール34に回転を付与する。操舵ホイール34の回転によってベルト38を介して前輪リンクホイール36が回転し、前輪リンクホイール36の回転によって軸39を介して前輪転向手段Iの連結アーム25が左右に押動して各前輪22、23が転向すると共に、後輪操舵手段IVの前後連結リンク45を介して後輪リンクホイール40が前輪リンクホイール36と逆回転方向に回転して軸42を介して後輪転向手段IIの連結アーム28が左右に押動して各後輪27、28を前輪22、23と逆方向に転向するように構成されている。
荷台21の後部中央に突設されて牽引アーム46が設けられている。この牽引アーム46は、牽引車10に設けられる牽引アーム32に対して長さが短く形成される他は同様の構造であり、前側の搬送台車20aと後続の搬送台車20bとを連結する連結部50及び操舵手段Vの構成は、牽引車10と前側の搬送台車20aとを連結する連結部30及び操舵手段IIIと同様であり、図3に図2と対応する符号を付することで詳細な説明を省略する。
次に、このように構成された搬送車両1の走行方法について説明する。
図4は、牽引車10によって搬送台車20が牽引された搬送車両1が搬送経路Lの直進部分から旋回部分を走行する状態を示す図であり、(a)は牽引車10が旋回走行を開始した状態、(b)は牽引車10が旋回走行して前側の搬送台車20aが旋回走行を開始した状態、(c)は牽引車10、前側の搬送台車20a及び後続の搬送台車20bが共に旋回走行状態、(d)は牽引車10が旋回走行から直進走行に移行し前側の搬送台車20a及び後続の搬送台車20bが共に旋回走行状態、(e)は牽引車10及び前側の搬送台車20aが旋回走行から直進走行に移行し後続の搬送台車20bが旋回走行状態、(f)は牽引車10、前側の搬送台車20a、後続の搬送台車20bが共に旋回走行から直進走行に移行した直進走行状態を示している。また、図5〜図10はそれぞれ図4(a)〜(f)の拡大図である。
搬送車両1が搬送経路Lの直進部分を走行する直進走行状態にあっては、図1に示すように牽引車10、前側の搬送台車20a及び後続の搬送台車20bが共にほぼ直線状で走行する。
この直進走行状態では、牽引車10の牽引アーム32に連結されて牽引される前方の搬送台車20aの被牽引アーム31は、ほぼその搬送台車20aの走行方向に牽引されると共に、前輪22、23及び後輪27、28に予め設定されたキャスタによって搬送台車20aの直進安定性が確保されて、図2に示すように遊び角αによって操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bと牽引車10に設けられた牽引アーム32とが離間した状態に維持される。
また、同様に前側の搬送台車20aの牽引アーム46に連結されて牽引される後続の搬送台車20bの被牽引アーム31は、その後続の搬送台車20bの走行方向に牽引されると共に、図3に示すように遊び角αによって操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bと前方の搬送台車20aに設けられた牽引アーム46とが離間した状態に維持される。
搬送経路Lの直進部分を走行していた搬送車両1の牽引車10が搬送経路Lの旋回部分に達し、牽引車10が旋回走行を開始すると牽引車10に設けられた牽引アーム32に軸33によって軸支された前方の搬送台車20aの被牽引アーム31が牽引車10の走行方向に牽引され、軸33によって連結された被牽引アーム31の延在方向、即ち搬送台車20aの走行方向に対し牽引アーム32が次第に旋回方向に相対揺動する。
更に、牽引車10による牽引方向と、搬送台車20aの走行方向が所定角度、即ち遊び角αに相当する角度未満では前側の搬送台車20a及び後続の搬送台車20bが直進走行を続ける。
直進走向を続ける前側の搬送台車20aが図4(a)及びその拡大図を図5(a)に示す走行経路Lの旋回部分に達し、或いは直進部分と旋回部分の近傍において、牽引車10による牽引方向と搬送台車20aの走行方向との相対角が所定角、即ち遊び角αと相応する角度に達し、相対揺動する牽引アーム32が操舵手段IIIの操舵ホイール34に設けられたピン35a、35b、本実施の形態ではピン35aに当接し、かつ相対揺動する牽引アーム32に応じて押動して操舵ホイール34に回転を付与する。
操舵ホイール34の回転に伴って図5(b)に示すように巻回されたベルト38を介して前側の搬送台車20aの前輪リンクホイール36が操舵ホイール34と同方向に回転付与される。この前輪リンクホイール11の回転によって軸39を介して連結アーム25が図示右側に押動して連結プレート22a、23aを介して前輪22及び23を走行経路Lの旋回方向に倣った右側に転向すると共に、前後輪連結リンク45を介して後輪リンクホイール40が前輪リンクホイール36と逆回転方向に回転して軸42を介して連結アーム28が左側に押動して各後輪27、28を前輪22、23と逆方向に転向して図5(a)に示すように前側の搬送台車20aが旋回部分に沿った走向軌跡で旋回走行を開始する。
この状態では前側の搬送台車20aは旋回走行を開始するが、前側の搬送台車20aに設けられた牽引アーム46に軸33によって軸支された後続の搬送台車20bに設けられた被牽引アーム31が前側の搬送台車20aの走行方向に牽引されて軸33によって連結された被牽引アーム31の延在方向に対し牽引アーム46が次第に旋回方向に揺動する。前側の搬送台車20aによる牽引方向と、後続の搬送台車20bの走行方向が所定角度、即ち遊び角αに相当する角度未満では、牽引アーム46が操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bに当接することがなく、操舵ホイール34の回転がなく後続の搬送台車20bは直進走行を続ける。
前側の搬送台車20aに牽引されて走行する後続の搬送台車20bが直進走行を続けて図4(b)及び図6(a)に示すように走行経路Lの旋回部分に達し、或いは直進部分と旋回部分の近傍において、前方の搬送台車20aによる牽引方向と後続の搬送台車20bの走行方向との相対角が遊び角αと相応する角度に達し、図6(b)に示すように相対揺動する牽引アーム46が操舵手段Vの操舵ホイール34に設けられたピン35a、35b、本実施の形態ではピン35aに当接し、かつ相対揺動する牽引アーム32に応じて操舵ホイール34に回転を付与する。
連結部50における操舵手段Vの操舵ホイール34の回転に伴って図6(b)に示すように巻回されたベルト38を介して後続の搬送台車20の前輪リンクホイールが操舵ホイール34と同方向に回転付与される。この前輪リンクホイール11の回転によって軸39を介して連結アーム25が図示右側に押動して連結プレート22a、23aを介して前輪22及び23を走行経路Lの旋回方向に倣った右側に転向すると共に、前後輪連結リンク45を介して後輪リンクホイール40が前輪リンクホイール36と逆回転方向に回転して軸42を介して連結アーム28が左側に押動して各後輪27、28を前輪22、23と逆方向に転向して図6(a)に示すように後続の搬送台車20bが旋回部分に沿った走向軌跡で旋回走行を開始する。
図4(c)及び図7に示す牽引車10、前方の搬送台車20a及び後続の搬送台車20bが共に旋回走行状態においては、牽引車10に結合された牽引アーム32が操舵手段IIIの操舵ホイール34に設けられたピン35aを押圧して操舵ホイール25の回転がほぼ停止した状態に保持され、操舵ホイール34に巻回されたベルト38を介して前側の搬送台車20aの前輪リンクホイール36の回転が停止した状態に保持される。
この前輪リンクホイール36の回転停止に伴って軸39を介して連結アーム25の押動が規制されて連結プレート22a、23aを介して前輪22及び23を走行経路Lの旋回方向に倣った右側に転向した状態に維持されると共に、前後輪連結リンク45を介して後輪リンクホイール40の回転停止状態に保持される。後輪リンクホイール40の回転停止により軸42を介して連結アーム28の押動が規制されて各後輪27、28を前輪22、23と逆方向に転向した状態に維持されて前側の搬送台車20aが旋回部分に沿った走向軌跡で旋回走行を継続する。
同様に、前側の搬送台車20aに結合された牽引アーム46が操舵手段Vの操舵ホイール34に設けられたピン35aを押圧して操舵ホイール25の回転がほぼ停止した状態に保持され、操舵ホイール34に巻回されたベルト38を介して後続の搬送台車20bの前輪リンクホイール36の回転が停止した状態に保持される。この前輪リンクホイール36の回転停止に伴って軸39を介して連結アーム25の押動が規制されて連結プレート22a、23aを介して前輪22及び23を走行経路Lの旋回部分に倣った右側に転向した状態に維持されると共に、前後輪連結リンク45を介して後輪リンクホイール40の回転停止状態に保持される。後輪リンクホイール40の回転停止により軸42を介して連結アーム28の押動が規制されて各後輪27、28を前輪22、23と逆方向に転向した状態に維持されて後続の搬送台車20bが旋回部分に沿った走向軌跡で旋回走行を継続する。
搬送経路Lの旋回部分を走行していた搬送車両1の牽引車10が図4(d)及び図8に示しように直進部分に達し、牽引車10が直進走行を開始すると牽引車10に設けられた牽引アーム32に軸33によって軸支された前方の搬送台車20aに設けられた被牽引アーム31が牽引車10の走行方向に牽引され、牽引車10による牽引方向と搬送台車20aの走向方向との相対角度が次第に減少して牽引アーム32が操舵手段IIIの操舵ホイール34に設けられたピン35aを押動する回転付与が次第に減少する。
そして、図4(e)及び図9に示す前側の搬送台車20aが直進部分に達したときには、前輪22、23及び後輪27、28に予め設定されたキャスタによって前輪22、23及び後輪27、28の直進状態に次第に復帰する。前輪22、23及び後輪27、28の直進状態に次第に復帰に連動して前輪リンクホイール36及び後輪リンクホイール40が回転して前輪リンクホイール36に掛け渡されたベルト38を介して操舵ホイール34が回動して操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bと牽引車10に設けられた牽引アーム32とが離間した直進状態に維持される。
この状態では、後続の搬送台車20bは、まだ前側の搬送台車20aに結合された牽引アーム46が操舵手段Vの操舵ホイール34に設けられたピン35aを押圧して操舵ホイール25の回転がほぼ停止した状態に保持され、操舵ホイー34に巻回されたベルト38を介して後続の搬送台車20の前輪リンクホイール36の回転が停止した状態に保持されている。この前輪リンクホイール36の回転停止に伴って軸39を介して連結アーム25の押動が規制されて連結プレート22a、23aを介して前輪22及び23を走行経路Lの旋回方向に倣った右側に転向した状態に維持されると共に、前後輪連結リンク45を介して後輪リンクホイール40の回転停止状態に保持される。後輪リンクホイール40の回転停止により軸42を介して連結アーム28の押動が規制されて各後輪27、28を前輪22、23と逆方向に転向した状態に維持されて後続の搬送台車20が旋回部分に沿った走向軌跡で旋回走行を継続する。
前側の搬送台車20aが直進走行を開始するとこの搬送台車20aに設けられた牽引アーム32に軸33によって軸支された後続の搬送台車20bに設けられた被牽引アーム31が前側の搬送台車20aの走行方向に牽引され、前側の搬送台車20aによる牽引方向と搬送台車20bの走向方向との相対角度が次第に減少して牽引アーム46が操舵ホイール34に設けられたピン35aを押動する回転付与が次第に減少する。
図4(f)及び図10に示すように後続の搬送台車20bが旋回部分から直進部分に達したときには、後続の搬送台車20bの前輪22、23及び後輪27、28に予め設定されたキャスタによって前輪22、23及び後輪27、28の直進状態に次第に復帰する。前輪22、23及び後輪27、28の直進状態に次第に復帰に連動して前輪リンクホイール36及び後輪リンクホイール40が回転して前輪リンクホイール36に掛け渡されたベルト38を介して操舵ホイール34が回動して操舵ホイール34に設けられたピン35a、35bと牽引車10に設けられた牽引アーム32とが離間した直進走行状態に維持される。
このように構成された本実施の形態の搬送車両1によると、牽引車10によって複数の搬送台車20a、20bを牽引する際に、前方の牽引車10が直進走行から旋回走行に移行開始した後にその後続となる前側の搬送台車20aが直進走行から旋回走行に移行し、前側の搬送台車20aが直進走行から旋回走行に移行開始した後にその後続の搬送台車20bが直進走行から旋回走行に移行し、同様に牽引車10が旋回走行から直進走行に移行開始した後に前側の搬送台車20aが旋回走行から直進走行に移行し、前側の搬送台車20aが旋回走行から直進走行に移行開始した後に後続の搬送台車20bが旋回走行から直進走行に移行することによって、牽引車10、前側の搬送台車20a、後続の搬送台車20bがほぼ同一位置において直進走行から旋回走行及び旋回走行から直進走行に移行する。これにより、牽引車10、搬送台車20a、搬送台車20bの各走行軌跡が一致或いはズレの発生が極めて抑制され、搬送車両1の円滑な走行が可能になる。この走行軌跡のズレが抑制されることから、走行経路Lの有効幅の削減が可能になり、走行経路の占有面積の削減が得られ、工場内の効率的な活用が可能になると共に、牽引車10により牽引される搬送台車の数を多くすることができ、搬送効率の向上が期待できる。
なお、本発明の搬送車両は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では操舵手段IIIの操舵ホイール34と前輪リンクホイール36にベルト38を巻回してベルト38を介して操舵ホイール34と前輪リンクホイール36を同期回転するように構成したが、操舵ホイール34と前輪リンクホイール36との間に揺動自在に連結リンクを架設して、リンク機構による操舵ホイール34と前輪リンクホイール36を同期回転するように構成することもできる。
また、上記実施の形態では工場内で使用される搬送車両を例に説明したが、旅客用荷物を搬送する搬送車両に適用することも、また遊具等広くに適用することもできる。
本発明に係る実施の形態の搬送車両の概要を示す平面図であり、直進走行状態を示す図である。 牽引車と搬送台車の連結部の概要を示す図1のA部拡大図である。 前方の搬送台車と後続の搬送台車の連結部の概要を示す図1のB部拡大図である。 搬送車両が搬送経路の旋回部分を走行する状態を示す図であり、(a)は牽引車が旋回走行を開始した状態、(b)牽引車が旋回走行して前方の搬送台車が旋回走行を開始した状態、(c)は牽引車、前方の搬送台車及び後続の搬送台車が共に旋回走行状態、(d)は牽引車が旋回走行から直進走行に移行し前方の搬送台車及び後続の搬送台車が共に旋回走行状態、(e)は牽引車及び前方の搬送台車が旋回走行から直進走行に移行し後続の搬送台車が旋回走行状態、(f)は牽引車、前方の搬送台車、後続の搬送台車が共に旋回走行から直進走行に移行した直進走行状態を示している。 (a)は図4(a)の拡大図、(b)は連結部の拡大図である。 (a)は図4(b)の拡大図、(b)は連結部の拡大図である。 図4(c)の拡大図である。 図4(d)の拡大図である。 図4(e)の拡大図である。 図4(f)の拡大図である。
符号の説明
1 搬送車両
I 前輪転向手段
II 後輪転向手段
III 操舵手段
IV 後輪操舵手段
V 操舵手段
10 牽引車
20a、20b 搬送台車
21 荷台
22、23 前輪
26、27 後輪
30 連結部
31 被牽引アーム(被牽引部材)
32 牽引アーム(牽引部材)
34 操舵ホイール(操舵リンク部材)
35a、35b ピン(当接部)
36 前輪リンクホイール(前輪リンク部材)
38 ベルト(連動手段)
45 前後輪連結リンク(後輪操舵手段)
46 牽引アーム(牽引部材)
50 連結部

Claims (2)

  1. 牽引車(10)によって搬送台車(20a、20b)を牽引する搬送車両(1)において、
    上記搬送台車(20a、20b)は、
    荷台(21)と、
    該荷台(21)の前部に設けられて前方の牽引車(10)或いは搬送台車(20a、20b)の後部に設けられた牽引部材(32)に揺動自在に連結される被牽引部材(31)と、
    前輪(22、23)の転向に連動して後輪(26、27)を前輪(22、23)の転向方向と逆方向に転向させる後輪転向手段(II)と、
    前方の牽引車(10)或いは搬送台車(20a、20b)による牽引方向と走行方向が予め設定された所定角度未満では上記前輪(22、23)及び後輪(26、27)の転向を停止すると共に上記所定角度以上では前方の牽引車(10)或いは搬送台車(20a、20b)による牽引方向に前輪(22、23)を転向する操舵手段(III)とを備え、
    上記牽引部材(32、46)は、
    上記前方の牽引車(10)或いは搬送台車(20a、20b)の後部から後方に延在する牽引アーム(32、46)であり、
    上記被牽引部材(31)は、
    上記後続の搬送台車(20b)の前部から前方に延在して前端が上記牽引アーム(32、46)の後端に揺動自在に連結される被牽引アーム(31)であり、
    上記操舵手段(III)は、
    上記牽引アーム(32、46)と被牽引アーム(31)との連結部(50)と同軸上に回転自在に設けられた操舵リンク部材(34)と、
    上記荷台(21)の前部に回転自在に設けられた前輪リンク部材(36)と、
    上記操舵リンク部材(34)に設けられて上記牽引アーム(32、46)に間隙をもって当接可能に対向する一対の当接部(35a、35b)と、
    上記操舵リンク部材(34)と前輪リンク部材(36)との間に掛け渡されて上記操舵リンク部材(34)と前輪リンク部材(36)を同期回転せしめる連動手段(38)と、
    上記前輪リンク部材(36)の回転に連動して前輪(22、23)を転向せしめる前輪転向手段(I)を備えたことを特徴とする搬送車両。
  2. 上記操舵リンク部材(34)は、円板状の操舵ホイール(34)であり、
    上記前輪リンク部材(36)は、円板状の前輪リンクホイール(36)であり、
    上記連動手段(38)は、上記操舵ホイール(34)と前輪リンクホイール(36)に巻き掛けられたベルト(38)であることを特徴とする請求項に記載の搬送車両。
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