JP2001301635A - 運搬用車両 - Google Patents

運搬用車両

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JP2001301635A
JP2001301635A JP2000120202A JP2000120202A JP2001301635A JP 2001301635 A JP2001301635 A JP 2001301635A JP 2000120202 A JP2000120202 A JP 2000120202A JP 2000120202 A JP2000120202 A JP 2000120202A JP 2001301635 A JP2001301635 A JP 2001301635A
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右に旋回する際、横スリップによって最前
列の後車輪と最後列の後車輪とが受けるダメージを減ら
すことができ、さらに、旋回半径を縮小することが可能
な運搬用車両を提供する。 【解決手段】 後部車体4が前部車体3により牽引さ
れ、前部車体3と後部車体4とは連結軸7を中心として
左右方向へ相対回動自在に連結され、前部車体3に前車
輪9a,9bが設けられ、後部車体4に後車輪12a,
12bが前後複数列設けられ、最前列(イ)と最後列
(ロ)との後車輪12a,12bがそれぞれ左右方向へ
向き変更自在に構成されている。後部車体4に対して前
部車体3が左右方向へ回動した際、最前列(イ)の後車
輪12a,12bの車軸15と最後列(ロ)の後車輪1
2a,12bの車軸15とを運搬用車両1の旋回中心O
に向けて換向させる換向装置17が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体が、前部車体
と、この前部車体により牽引される後部車体とに分割さ
れた運搬用車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運搬用車両としては例え
ば図9に示すように、車体90が、前部車体91と、こ
の前部車体91により牽引される後部車体92とに分割
されているものがある。この前部車体91と後部車体9
2とは連結軸93を中心として左右方向へ相対回動自在
に連結されている。前部車体91には左右一対の前車輪
94a,94bが設けられ、後部車体92には左右一対
の後車輪95a,95bが前後複数列設けられている。
上記前車輪94a,94bの車軸96および後車輪95
a,95bの車軸97はそれぞれ固定されている。ま
た、前部車体91と後部車体92との間には、後部車体
92に対して前部車体91を左右方向へ相対回動させる
方向転換用のステアリングシリンダ装置98a,98b
が設けられている。
【0003】これによると、ハンドル操作に連動してス
テアリングシリンダ装置98a,98bが作動すること
によって、後部車体92に対し前部車体91が連結軸9
3を中心として左右方向へ回動し、運搬用車両99が左
右方向へ方向転換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、後部車体92に荷を積載して後部車体92
の総重量が重い状態で、例えば図9に示すように、後部
車体92に対し前部車体91が左側へ回動した場合、前
部車体91が左へ旋回しようとする力<後部車体92が
直進しようとする力となるため、運搬用車両99は直進
しようとし、この際、前車輪94a,94bが横スリッ
プしながら進み、運搬用車両99の旋回半径が大きくな
ってしまう。
【0005】また、後部車体92に荷を積載せず、後部
車体92の総重量が軽い状態では、前部車体91が左へ
旋回しようとする力>後部車体92が直進しようとする
力となるため、運搬用車両99は左へ旋回しようとし、
この際、後車輪95a,95bが横スリップしながら進
む。
【0006】このように運搬用車両99が左右へ旋回す
る際、各車輪94a,94b,95a,95bが横スリ
ップして無理な力を受けることがあり、これにより、特
に、最前列(イ)の後車輪95a,95bと最後列
(ロ)の後車輪95a,95bとに大きなダメージが生
じた。また、運搬用車両99の旋回半径が大きくなって
しまうといった問題もあった。
【0007】本発明は、横スリップによって最前列の後
車輪と最後列の後車輪とが受けるダメージを減らすこと
ができ、さらに、旋回半径を縮小することが可能な運搬
用車両を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本第1発明における運搬用車両は、車体が、前部車
体と、この前部車体により牽引される後部車体とに分割
され、上記前部車体と後部車体とは連結軸を中心として
左右方向へ相対回動自在に連結され、上記前部車体に左
右一対の前車輪が設けられ、上記後部車体に左右一対の
後車輪が前後複数列設けられ、上記後車輪のうち、最前
列と最後列との後車輪がそれぞれ左右方向へ向き変更自
在に構成され、上記後部車体に対して前部車体が左右方
向へ回動した際、最前列の後車輪の車軸と最後列の後車
輪の車軸とを車体の旋回中心に向けて換向させる換向装
置が車体に設けられているものである。
【0009】これによると、前部車体が後部車体に対し
て左右方向へ回動した際、最前列の後車輪の車軸と最後
列の後車輪の車軸とがそれぞれ換向装置によって車体の
旋回中心に向けて換向する。これにより、最前列の後車
輪と最後列の後車輪とが旋回方向に沿って換向するた
め、最前列の後車輪と最後列の後車輪との横スリップが
防止され、運搬用車両が非常にスムーズに旋回する。し
たがって、最前列の後車輪と最後列の後車輪とが受ける
ダメージを低減でき、運搬用車両の旋回半径を縮小する
ことができる。
【0010】また、本第2発明における運搬用車両は、
換向装置は、前部キングピンを中心として左右方向へ回
動自在な左右一対の前部ナックルと、両前部ナックル間
にピンを介して左右回転自在に設けられた前部回転アー
ムと、上記両前部ナックルに形成されたアームと上記前
部回転アームとの間に連結される前部連結杆と、後部キ
ングピンを中心として左右方向へ回動自在な左右一対の
後部ナックルと、両後部ナックル間にピンを介して左右
回転自在に設けられた後部回転アームと、上記両後部ナ
ックルに形成されたアームと上記後部回転アームとの間
に連結される後部連結杆と、前部回転アームと後部回転
アームとが互いに逆方向へ回転するように前部回転アー
ムと後部回転アームとの間に連結された前後リンクと、
前端が前部車体に回動自在に連結されるとともに後端が
前部回転アームに一体に接続されている連結部材とで構
成されており、上記各ナックルに形成されたスピンドル
部にそれぞれ、最前列と最後列の後車輪が取付けられて
いるものである。
【0011】これによると、前部車体が後部車体に対し
て左右いずれか一方向へ回動した際、前部回転アームが
連結部材を介して前部車体に連動し一方向へ回転し、一
対の前部ナックルが前部連結杆を介しかつ前部キングピ
ンを中心として一方向へ回動する。これにより、最前列
の後車輪の車軸が車体の旋回中心に向けて換向する。
【0012】また、後部回転アームが、前後リンクを介
して、上記前部揺動アームの逆方向(すなわち他方向)
へ回転する。これにより、一対の後部ナックルが後部連
結杆を介しかつ後部キングピンを中心として他方向へ回
動し、以って、最後列の後車輪の車軸が車体の旋回中心
に向けて換向する。
【0013】これにより、最前列の後車輪と最後列の後
車輪とが旋回方向に沿って換向するため、最前列の後車
輪と最後列の後車輪との横スリップが防止され、運搬用
車両が非常にスムーズに旋回する。
【0014】また、本第3発明における運搬用車両は、
換向装置は、最前列の左右一対の後車輪間に設けられか
つ左右方向に回転自在な前部回転体と、最後列の左右一
対の後車輪間に設けられかつ左右方向に回転自在な後部
回転体と、前部回転体と後部回転体との間に巻回されか
つこれら両回転体を互いに逆方向へ回転させる無端回動
体と、前端が前部車体に連結されるとともに後端が前部
回転体に連結されている連結部材とで構成されており、
上記両回転体の外周面に左右一対設けられたスピンドル
部にそれぞれ、最前列と最後列の後車輪が取付けられて
いるものである。
【0015】これによると、前部車体が後部車体に対し
て左右いずれか一方向へ回動した際、前部回転体が連結
部材を介して前部車体に連動し一方向へ回転する。これ
により、最前列の後車輪の車軸が車体の旋回中心に向け
て換向する。
【0016】また、後部回転体は、無端回動体を介し
て、上記前部回転体の逆方向(すなわち他方向)へ回転
する。これにより、最後列の後車輪の車軸が車体の旋回
中心に向けて換向する。
【0017】したがって、最前列の後車輪と最後列の後
車輪とが旋回方向に沿って換向するため、最前列の後車
輪と最後列の後車輪との横スリップが防止され、運搬用
車両が非常にスムーズに旋回する。
【0018】また、本第4発明における運搬用車両は、
換向装置は、左右方向に揺動自在な前後両フレームと、
上記前部フレームを揺動させるシリンダ装置と、上記前
部フレームと後部フレームとが互いに逆方向へ揺動する
ように前部フレームと後部フレームとの間に設けられた
連動装置と、前端が前部車体に回動自在に連結されると
ともに後端が上記前部フレームの揺動中心に回動自在に
連結される揺動杆と、上記シリンダ装置を制御する制御
弁とで構成され、上記制御弁の本体が前部フレームに設
けられ、上記制御弁のスプールの外端部が上記揺動杆に
連結され、上記前部フレームと揺動杆との揺動角度差に
応じて上記スプールが移動し、スプールの位置が切換え
られるものである。
【0019】これによると、前部車体が後部車体に対し
て左右いずれか一方向へ回動した際、上記前部車体に連
動して、揺動杆が、一方向へ回動し、前部フレームに対
して一方向へずれる。これにより、揺動杆と前部フレー
ムとの間に揺動角度差が生じ、この揺動角度差に応じて
上記スプールが移動し、スプールの位置が中立位置から
切換えられるため、シリンダ装置が制御弁で制御されて
作動し、前部フレームが揺動杆に対し一方向へ追従して
揺動する。これにより、上記揺動角度差が次第に減少し
ていき、揺動角度差が0になった時点でスプールが中立
位置となり、シリンダ装置の作動が停止する。これによ
り、最前列の後車輪の車軸が車体の旋回中心に向けて換
向する。
【0020】同時に、連動装置を介して、上記後部フレ
ームが、前部フレームに連動して、前部フレームと逆方
向(すなわち他方向)へ回動する。これにより、最後列
の後車輪の車軸が車体の旋回中心に向けて換向する。
【0021】したがって、最前列の後車輪と最後列の後
車輪とが旋回方向に沿って換向するため、最前列の後車
輪と最後列の後車輪との横スリップが防止され、運搬用
車両が非常にスムーズに旋回する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1,図2に基づいて説明する。1は荷を積載して運
搬する運搬用車両であり、その車体2は、走行駆動自在
な前部車体3と、この前部車体3により牽引される後部
車体4とに分割されている。上記前部車体3の後端には
前部ブラケット5が設けられ、後部車体4の前端には後
部ブラケット6が設けられている。上記前部ブラケット
5と後部ブラケット6とには連結軸7が上下方向に挿通
され、これにより、前部車体3と後部車体4とは連結軸
7を中心として左右方向へ相対回動自在に連結されてい
る。
【0023】上記前部車体3には、回転駆動自在な左右
一対の前車輪9a,9bと、運転室10とが設けられて
いる。この運転室10の内部にはハンドル11(ステア
リング)が設けられている。また、後部車体4には、左
右一対の後車輪12a,12bが前後複数列(図1では
前後3列)設けられている。さらに、後部車体4の上部
には、荷を支持する支持部(図示せず)が形成されてい
る。
【0024】また、上記前部車体3と後部車体4との間
には、方向転換用のシリンダ装置14a,14b(ステ
アリングシリンダ装置の一例)が左右一対設けられてい
る。これら両シリンダ装置14a,14bは連結軸7を
中心として左右両側方に振り分けられており、上記ハン
ドル11に連動するように構成されている。
【0025】さらに、上記各後車輪12a,12bのう
ち、最前列の左右一対の後車輪12a,12bと最後列
の左右一対の後車輪12a,12bとはそれぞれ左右方
向へ向き変更自在に構成されている。また、上記車体2
には、後部車体4に対して前部車体3が左右方向へ回動
した際、最前列(イ)の後車輪12a,12bの車軸1
5と最後列(ロ)の後車輪12a,12bの車軸15と
を車体2の旋回中心Oに向けて換向させる換向装置17
が設けられている。
【0026】上記換向装置17は以下のように構成され
ている。すなわち、上記最前列(イ)の後車輪12a,
12bは左右一対の前部ナックル18a,18bに形成
されたスピンドル部19に取付けられている。これら両
前部ナックル18a,18bはそれぞれ、後部車体4の
前部に設けられた前部キングピン20a,20bに外嵌
され、両前部キングピン20a,20bを中心として左
右方向へ回動自在に構成されている。
【0027】上記後部車体4の前部には、両前部ナック
ル18a,18b間に位置し、かつ、ピン21を介して
左右回転自在な前部回転アーム22が設けられている。
上記両前部ナックル18a,18bに形成されたアーム
23の遊端部と前部回転アーム22の遊端部との間に
は、左右一対の前部連結杆24a,24bが連結されて
いる。
【0028】同様に、上記最後列(ロ)の後車輪12
a,12bは左右一対の後部ナックル26a,26bに
形成されたスピンドル部19に取付けられている。これ
ら両後部ナックル26a,26bはそれぞれ、後部車体
4の後部に設けられた後部キングピン27a,27bに
外嵌され、両後部キングピン27a,27bを中心とし
て左右方向へ回動自在に構成されている。
【0029】上記後部車体4の後部には、両後部ナック
ル26a,26b間に位置し、かつ、ピン21を介して
左右回転自在な後部回転アーム28が設けられている。
上記両後部ナックル26a,26bに形成されたアーム
23の遊端部と後部回転アーム28の遊端部との間に
は、左右一対の後部連結杆29a,29bが連結されて
いる。
【0030】また、上記前部回転アーム22の左右一側
面と後部回転アーム28の左右他側面との間には、前部
回転アーム22の回転方向に対して後部回転アーム28
を逆方向へ回転させる前後リンク30が連結されてい
る。さらに、上記前部回転アーム22には連結部材31
の後端が一体に接続されており、この連結部材31の前
端は、前部ブラケット5に、ピン32を介して回動自在
に連結されている。
【0031】以下に、上記構成における作用を説明す
る。運搬用車両1を例えば左方向へ旋回させる場合、運
転室10内のオペレーターがハンドル11を左に回転さ
せることにより、図2に示すように、左側のシリンダ装
置14aのピストンロッドが短縮するとともに右側のシ
リンダ装置14bのピストンロッドが伸長し、前部車体
3が、連結軸7を中心として、後部車体4に対し左方向
へ回動する。
【0032】この際、連結部材31が前部車体3に連動
して中央位置N(すなわち車体2の前後方向の中心線上
の位置)から左側へ揺動し、前部回転アーム22がピン
21を中心として左方向(左回り)に回転する。これに
より、一対の前部ナックル18a,18bが、前部連結
杆24a,24bを介し、かつ前部キングピン20a,
20bを中心として左方向(左回り)に回転する。これ
により、最前列(イ)の左右一対の後車輪12a,12
bの車軸15が車体2の旋回中心Oに向けて換向する。
【0033】また、上記前部回転アーム22の回転に連
動して、後部回転アーム28が、前後リンク30を介
し、ピン21を中心として右方向(右回り)に回転す
る。これにより、一対の後部ナックル26a,26b
が、後部連結杆29a,29bを介し、かつ後部キング
ピン27a,27bを中心として右方向(右回り)に回
転する。これにより、最後列(ロ)の左右一対の後車輪
12a,12bの車軸15が車体2の旋回中心Oに向け
て換向する。
【0034】これにより、最前列(イ)の後車輪12
a,12bと最後列(ロ)の後車輪12a,12bとが
旋回方向に沿って換向するため、最前列(イ)の後車輪
12a,12bと最後列(ロ)の後車輪12a,12b
との横スリップが防止され、運搬用車両1が非常にスム
ーズに旋回する。したがって、最前列(イ)の後車輪1
2a,12bと最後列(ロ)の後車輪12a,12bと
が受けるダメージを減らすことができ、さらに、運搬用
車両1の旋回半径を縮小することが可能である。
【0035】上記実施の形態では、図2に示すように、
運搬用車両1を左方向へ旋回させる場合について説明し
たが、右方向へ旋回させる場合も同様である。次に、本
発明の第2の実施の形態として、図3,図4に示すよう
に、別の構成の換向装置40を用いたものがある。
【0036】すなわち、後部車体4の前部には、最前列
(イ)の左右一対の後車輪12a,12b間に位置し、
かつ左右方向へ回転自在な円盤状の前部回転体41が設
けられている。この前部回転体41には、前部回転体4
1よりも小径な前部スプロケット42が同軸心上に設け
られている。また、後部車体4の後部には、最後列
(ロ)の左右一対の後車輪12a,12b間に位置し、
かつ左右方向へ回転自在な円盤状の後部回転体43が設
けられている。この後部回転体43には、後部回転体4
3よりも小径な後部スプロケット44が同軸心上に設け
られている。
【0037】上記前部スプロケット42と後部スプロケ
ット44との間には、チェン45(無端回動体の一例)
がたすき掛け状に巻回されている。また、上記前部回転
体41の外周面の前部には、前方へ突出するブラケット
46が形成されている。このブラケット46と前部車体
3の前部ブラケット5との間には、連結部材47がピン
48,49を介して連結されている。
【0038】さらに、前部回転体41の外周面の左右両
側部には前部スピンドル部50a,50bが設けられ、
これら両前部スピンドル部50a,50bに最前列
(イ)の後車輪12a,12bが取付けられている。同
様に、後部回転体43の外周面の左右両側部には後部ス
ピンドル部51a,51bが設けられ、これら両後部ス
ピンドル部51a,51bに最後列(ロ)の後車輪12
a,12bが取付けられている。
【0039】以下に、上記構成における作用を説明す
る。運搬用車両1を例えば左方向へ旋回させる場合、運
転室10内のオペレーターがハンドル11を左に回転さ
せることにより、図4に示すように、左側のシリンダ装
置14aのピストンロッドが短縮するとともに右側のシ
リンダ装置14bのピストンロッドが伸長し、前部車体
3が、連結軸7を中心として、後部車体4に対し左方向
へ回動する。
【0040】この際、連結部材47が前部車体3に連動
して中央位置N(すなわち車体2の前後方向の中心線上
の位置)から左側へ揺動し、前部回転体41が左回転
し、最前列(イ)の左右一対の後車輪12a,12bの
車軸15が旋回中心Oに向けて換向する。
【0041】さらに、上記前部回転体41と一体に前部
スプロケット42も左回転するため、チェン45が一方
へ回動し、これにより、後部スプロケット44と共に後
部回転体43が右回転し、最後列(ロ)の左右一対の後
車輪12a,12bの車軸15が旋回中心Oに向けて換
向する。
【0042】これにより、最前列(イ)の左右一対の後
車輪12a,12bと最後列(ロ)の左右一対の後車輪
12a,12bとが旋回方向に沿って換向するため、最
前列(イ)の後車輪12a,12bと最後列(ロ)の後
車輪12a,12bとの横スリップが防止され、運搬用
車両1が非常にスムーズに旋回する。したがって、最前
列(イ)の後車輪12a,12bと最後列(ロ)の後車
輪12a,12bとが受けるダメージを減らすことがで
き、さらに、運搬用車両1の旋回半径を縮小することが
可能である。
【0043】上記実施の形態では、図2に示すように、
運搬用車両1を左方向へ旋回させる場合について説明し
たが、右方向へ旋回させる場合も同様である。上記実施
の形態では、前部回転体41に前部スプロケット42を
設け、後部回転体43に後部スプロケット44を設けて
いるが、上記前後両スプロケット42,44の代わりに
プーリー等を設け、チェン45の代わりに、上記前後両
プーリーにワイヤを巻回してもよい。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態として、
図5〜図8に示すように、他の構成の換向装置60を用
いたものがある。すなわち、後部車体4の前部には、前
部ピン61(揺動中心)を中心として左右方向へ揺動自
在な前部フレーム62と、この前部フレーム62を揺動
させる左右一対のシリンダ装置63a,63bとが設け
られている。上記前部フレーム62の左右両端部にはス
ピンドル部64a,64bが形成され、これらスピンド
ル部64a,64bに最前列(イ)の後車輪12a,1
2bが取付けられている。
【0045】同様に、後部車体4の後部には、後部ピン
66を中心として左右方向へ揺動自在な後部フレーム6
7が設けられている。上記後部フレーム67の左右両端
部にはスピンドル部69a,69bが形成され、これら
スピンドル部69a,69bに最後列(ロ)の後車輪1
2a,12bが取付けられている。
【0046】上記前部フレーム62と後部フレーム67
との間には、これら両フレーム6262,67を互いに
逆方向へ揺動させる連結杆72(連動装置の一例)が設
けられている。すなわち、上記連結杆72の前端は前部
ピン61に対して左右一側方へ所定距離だけ離れた位置
に連結され、連結杆72の後端は後部ピン66に対して
左右他側方へ所定距離だけ離れた位置に連結されてい
る。
【0047】また、上記前部ピン61には、揺動杆70
の後端部が左右回動自在に連結されており、揺動杆70
の前端部が連結ピン71を介して左右回動自在に前部ブ
ラケット5に連結されている。
【0048】さらに、上記両シリンダ装置63a,63
bを制御する制御弁73の本体73aが前部フレーム6
2に取付けられている。上記制御弁73は、ポンプ(図
示せず)からの油圧配管74が接続されるポンプポート
75と、油圧配管76,77を介して両シリンダ装置6
3a,63bに接続されるシリンダポート78,79
と、両シリンダ装置63a,63bから排出された作動
油をタンク(図示せず)へ戻す戻り配管80が接続され
るタンクポート81とを有している。
【0049】また、制御弁73の本体73aには、中立
位置Aと一方の切換位置Bと他方の切換位置Cとに移動
可能なスプール73bが設けられている。このスプール
73bの外端部は上記揺動杆70に連結されている。上
記スプール73bは、前部フレーム62と揺動杆70と
の揺動角度差α(図7参照)に応じて移動し、上記各位
置A,B,Cに切換えられる。尚、上記制御弁73から
両シリンダ装置63a,63bへ供給される作動油の流
量が上記スプール73bの変位に比例するように構成さ
れている。
【0050】以下、上記構成における作用を説明する。
運搬用車両1を例えば左方向へ旋回させる場合、運転室
10内のオペレーターがハンドル11を左に回転させる
ことにより、図7に示すように、左側のシリンダ装置1
4aのピストンロッドが短縮するとともに右側のシリン
ダ装置14bのピストンロッドが伸長し、前部車体3
が、連結軸7を中心として、後部車体4に対し左方向へ
回動する。
【0051】この際、揺動杆70が、前部ピン61を中
心にして中央位置N(すなわち車体2の前後方向の中心
線上の位置)から左側へ回動し、前部フレーム62に対
して左方向へずれる。これにより、揺動杆70と前部フ
レーム62との間に揺動角度差αが生じ、この揺動角度
差αに応じてスプール73bが一方へ移動し、以って、
スプール73bの位置が中立位置Aから一方の切換位置
Bへ切換えられる。これにより、作動油がポンプポート
75から一方の油圧配管77を通って両シリンダ装置6
3a,63bへ供給され、一方のシリンダ装置63aの
ピストンロッド82が伸長するとともに、他方のシリン
ダ装置63bのピストンロッド82が短縮する。
【0052】これにより、図8に示すように、上記前部
フレーム62が揺動杆70に対し左方向へ追従して揺動
し、上記揺動角度差αが次第に減少して0になった時点
で上記スプール73bが中立位置Aに戻る。これによ
り、両シリンダ装置63a,63bのピストンロッド8
2が停止し、最前列(イ)の左右一対の後車輪12a,
12bの車軸15が車体2の旋回中心Oに向けて換向す
る。
【0053】同時に、連結杆72を介して、上記後部フ
レーム67が、前部フレーム62に連動して、前部フレ
ーム62と逆方向(すなわち右方向)へ回動する。これ
により、最後列(ロ)の左右一対の後車輪12a,12
bの車軸15が車体2の旋回中心Oに向けて換向する。
【0054】上記のように最前列(イ)の左右一対の後
車輪12a,12bと最後列(ロ)の左右一対の後車輪
12a,12bとが旋回方向に沿って換向するため、最
前列(イ)の後車輪12a,12bと最後列(ロ)の後
車輪12a,12bとの横スリップが防止され、運搬用
車両1が非常にスムーズに旋回する。したがって、最前
列(イ)の後車輪12a,12bと最後列(ロ)の後車
輪12a,12bとが受けるダメージを減らすことがで
き、さらに、運搬用車両1の旋回半径を縮小することが
可能である。
【0055】尚、同様にして、運搬用車両1を右方向へ
旋回させる場合は、スプール73bの位置が中立位置A
から他方の切換位置Cへ切換えられ、一方のシリンダ装
置63aのピストンロッド82が短縮するとともに、他
方のシリンダ装置63bのピストンロッド82が伸長す
る。
【0056】また、図8に示すように運搬用車両1を左
旋回させた後、真っ直ぐに前進走行させる場合、ハンド
ル11を戻すことにより、前部車体3が後部車体4に対
し真っ直ぐ前向きとなる。
【0057】この際、揺動杆70が前部ピン61を中心
に揺動して中央位置Nに戻り、揺動杆70と左方向へ回
動している前部フレーム62との間に揺動角度差αが生
じ、この揺動角度差αに応じてスプール73bが他方へ
移動し、以って、スプール73bの位置が中立位置Aか
ら他方の切換位置Cへ切換えられる。これにより、一方
のシリンダ装置63aのピストンロッド82が短縮する
とともに、他方のシリンダ装置63bのピストンロッド
82が伸長する。
【0058】これにより、上記前部フレーム62が右方
向へ追従して揺動し、上記揺動角度差αが次第に減少し
て0になった時点で上記スプール73bが中立位置Aに
戻る。これにより、両シリンダ装置63a,63bのピ
ストンロッド82が停止し、最前列(イ)の左右一対の
後車輪12a,12bの車軸15が左右方向へ換向す
る。
【0059】同時に、連結杆72を介して、上記後部フ
レーム67が前部フレーム62と逆方向(すなわち左方
向)へ回動し、これにより、最後列(ロ)の左右一対の
後車輪12a,12bの車軸15が左右方向へ換向す
る。これにより、図5に示すように、最前列(イ)の左
右一対の後車輪12a,12bと最後列(ロ)の左右一
対の後車輪12a,12bとが前向きに換向する。
【0060】上記各実施の形態では、後部車体4に左右
一対の後車輪12a,12bを前後3列配設している
が、3列に限らず、2列または4列以上配設してもよ
い。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前部車体
が後部車体に対して左右方向へ回動した際、換向装置に
よって最前列の後車輪と最後列の後車輪とが旋回方向に
沿って換向するため、最前列の後車輪と最後列の後車輪
との横スリップが防止され、運搬用車両が非常にスムー
ズに旋回する。したがって、最前列の後車輪と最後列の
後車輪とが受けるダメージを低減でき、運搬用車両の旋
回半径を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における運搬用車両
の構成を表す平面図であり、直進走行する場合を示す。
【図2】同、運搬用車両の構成を表す平面図であり、左
方向へ旋回する場合を示す。
【図3】本発明の第2の実施の形態における運搬用車両
の構成を表す平面図であり、直進走行する場合を示す。
【図4】同、運搬用車両の構成を表す平面図であり、左
方向へ旋回する場合を示す。
【図5】本発明の第3の実施の形態における運搬用車両
の構成を表す平面図であり、直進走行する場合を示す。
【図6】同、運搬用車両の換向装置に設けられた制御弁
の構成を示す図である。
【図7】同、運搬用車両の構成を表す平面図であり、前
部車体が後部車体に対して左方向へ回動し、前部フレー
ムと揺動杆との間に揺動角度差が生じた場合を示す。
【図8】同、運搬用車両の構成を表す平面図であり、揺
動角度差が0になるように、前部フレームが揺動杆に追
従して左方向へ回動し、最前列と最後列との後車輪が換
向した場合を示す。
【図9】従来の運搬用車両の構成を表す平面図であり、
左方向へ旋回する場合を示す。
【符号の説明】
1 運搬用車両 2 車体 3 前部車体 4 後部車体 7 連結軸 9a,9b 前車輪 12a,12b 後車輪 15 車軸 17 換向装置 18a,18b 前部ナックル 19 スピンドル部 20a,20b 前部キングピン 21 ピン 22 前部回転アーム 23 アーム 24a,24b 前部連結杆 26a,26b 後部ナックル 27a,27b 後部キングピン 28 後部回転アーム 29a,29b 後部連結杆 30 前後リンク 31 連結部材 40 換向装置 41 前部回転体 43 後部回転体 45 チェン(無端回動体) 47 連結部材 50a,50b,51a,51b スピンドル部 60 換向装置 61 前部ピン(揺動中心) 62 前部フレーム 63a,63b シリンダ装置 67 後部フレーム 70 揺動杆 72 連結杆(連動装置) 73 制御弁 73a 本体 73b スプール O 旋回中心 α 揺動角度差

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体が、前部車体と、この前部車体によ
    り牽引される後部車体とに分割され、上記前部車体と後
    部車体とは連結軸を中心として左右方向へ相対回動自在
    に連結され、上記前部車体に左右一対の前車輪が設けら
    れ、上記後部車体に左右一対の後車輪が前後複数列設け
    られ、上記後車輪のうち、最前列と最後列との後車輪が
    それぞれ左右方向へ向き変更自在に構成され、上記後部
    車体に対して前部車体が左右方向へ回動した際、最前列
    の後車輪の車軸と最後列の後車輪の車軸とを車体の旋回
    中心に向けて換向させる換向装置が車体に設けられてい
    ることを特徴とする運搬用車両。
  2. 【請求項2】 換向装置は、前部キングピンを中心とし
    て左右方向へ回動自在な左右一対の前部ナックルと、両
    前部ナックル間にピンを介して左右回転自在に設けられ
    た前部回転アームと、上記両前部ナックルに形成された
    アームと上記前部回転アームとの間に連結される前部連
    結杆と、後部キングピンを中心として左右方向へ回動自
    在な左右一対の後部ナックルと、両後部ナックル間にピ
    ンを介して左右回転自在に設けられた後部回転アーム
    と、上記両後部ナックルに形成されたアームと上記後部
    回転アームとの間に連結される後部連結杆と、前部回転
    アームと後部回転アームとが互いに逆方向へ回転するよ
    うに前部回転アームと後部回転アームとの間に連結され
    た前後リンクと、前端が前部車体に回動自在に連結され
    るとともに後端が前部回転アームに一体に接続されてい
    る連結部材とで構成されており、上記各ナックルに形成
    されたスピンドル部にそれぞれ、最前列と最後列の後車
    輪が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    運搬用車両。
  3. 【請求項3】 換向装置は、最前列の左右一対の後車輪
    間に設けられかつ左右方向に回転自在な前部回転体と、
    最後列の左右一対の後車輪間に設けられかつ左右方向に
    回転自在な後部回転体と、前部回転体と後部回転体との
    間に巻回されかつこれら両回転体を互いに逆方向へ回転
    させる無端回動体と、前端が前部車体に連結されるとと
    もに後端が前部回転体に連結されている連結部材とで構
    成されており、上記両回転体の外周面に左右一対設けら
    れたスピンドル部にそれぞれ、最前列と最後列の後車輪
    が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の運
    搬用車両。
  4. 【請求項4】 換向装置は、左右方向に揺動自在な前後
    両フレームと、上記前部フレームを揺動させるシリンダ
    装置と、上記前部フレームと後部フレームとが互いに逆
    方向へ揺動するように前部フレームと後部フレームとの
    間に設けられた連動装置と、前端が前部車体に回動自在
    に連結されるとともに後端が上記前部フレームの揺動中
    心に回動自在に連結される揺動杆と、上記シリンダ装置
    を制御する制御弁とで構成され、上記制御弁の本体が前
    部フレームに設けられ、上記制御弁のスプールの外端部
    が上記揺動杆に連結され、上記前部フレームと揺動杆と
    の揺動角度差に応じて上記スプールが移動し、スプール
    の位置が切換えられることを特徴とする請求項1記載の
    運搬用車両。
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