JP4571246B2 - テレビカメラのハウジング - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビカメラのハウジングに係り、特に雲台に適用されるハウジングにおいて前窓にワイパーが設けられたテレビカメラのハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビカメラを屋外等に設置する場合に、テレビカメラの撮影動作を電話回線等を通じて遠隔操作できるようにしたリモコン雲台が使用されている。このようなリモコン雲台には、ハウジングと呼ばれるテレビカメラを収容する筐体が設けられており、テレビカメラをこのハウジングの中に収容することにより、テレビカメラを屋外に設置する場合でもテレビカメラを雨やほこり等から適切に保護することができるようになっている。
【0003】
また、ハウジングの前面には透明な前窓(前面ガラス)が設置されており、ハウジング内に収容されたテレビカメラはこの前面ガラスを介してハウジング外部の映像を撮影することができるようになっている。
ところで、従来、このような前面ガラスには、視界を確保するために水滴やほこりを除去するためのワイパーや、水滴やほこりだけでなく季節や場所によっては雪や霜等が付着することがあるため、導電膜が設置されているものも知られている。前面ガラスに雪や霜が付着した場合には、導電膜に電流を流して前面ガラスを温めることによって、この熱で雪や霜を溶かすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前面ガラスに導電膜を設置した場合でも導電膜の容量には限界があり、前面ガラスに多量の雪や霜が付着した場合や外気温度が極度に低い場合には、導電膜の容量では前面ガラスに付着した雪や霜を十分に除去することができないという問題があった。また、導電膜の容量を可能な限り大きくしたとしてもその消費電力が大きくなるという問題もある。
【0005】
また、前面ガラスに設置したワイパーを用いて前面ガラスに付着した雪や霜を払い落とすこともできるが、この場合も前面ガラスにある程度雪や霜が積もった後ではワイパーを正常に動作させることができず、前面ガラスに付着した雪や霜を完全に払い落とすことができないという問題があった。
このため、従来、前面ガラスに多量の雪や霜が付着した場合にはそれが自然に解凍するまで撮影を待つか、或いは、雲台を設置した場所まで駆けつけて手作業で雪や霜を除去しなければならず、撮影チャンスを逃してしまうという問題が生じていた。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、屋外にテレビカメラを設置する場合に、テレビカメラを収容するハウジングの前窓に多量の雪や霜等が付着するのを未然に防止し、所要の際に即座に撮影を開始することができるようにしたテレビカメラのハウジングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、テレビカメラを収容する筐体の前面に前窓が配設されると共に、該前窓にモータで駆動されるワイパーが配置されたテレビカメラのハウジングであって、前記ワイパーを自動制御するオートワイパーモードの実行を指示する指示手段と、前記指示手段によってオートワイパーモードの実行が指示されると、前記モータによって前記ワイパーを所定時間間隔おきに駆動するワイパー制御手段と、を備えたテレビカメラのハウジングにおいて、前記テレビカメラで撮影が行われているか否かをオンエアタリー信号に基づいて検出する検出手段を設け、該検出手段により、前記テレビカメラで撮影が行われていることを検出した場合に、前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーの駆動を一時的に停止させ、又は、前記オートワイパーモードの実行を終了させることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパー制御手段は、前記所定時間間隔おきの前記ワイパーの各駆動時において前記ワイパーを複数回往復動作させることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーを駆動するモータにかかる負荷の大きさに基づいて、前記所定時間間隔おきの各駆動時における前記ワイパーの往復動作の回数を自動で増減させることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ハウジングは前記前窓に洗浄液を噴出する洗浄手段を有し、前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーを駆動する際に前記洗浄手段を駆動して前記前窓に洗浄液を噴きかけることを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、内部に収容したテレビカメラの視界を確保するために前窓にワイパーが設置されたテレビカメラのハウジングにおいて、前記ワイパーを所定時間間隔おきに自動で駆動するオートワイパーモードの機能を設けたため、テレビカメラをハウジングに収容して屋外に設置した場合に、このオートワイパーモードの機能を実行させておくことにより、雪が降っている場合や気温が低い場合に長い間不使用の状態で放置しても、ハウジングの前窓に多量の雪や霜が付着する不具合を少ない電力消費で防止することができ、突然の撮影の際にも良好な視界を確保できる。これにより、撮影チャンスを逃すといった不具合を未然に防止することができるようになる。
【0013】
また、本発明によれば、オートワイパーモードにおけるワイパー駆動に同期させて洗浄液を前窓に噴きかける態様も可能であり、これにより、前窓に付着した雪や霜をワイパーで容易に払い取ることができるようになる。また、ホコリ等による傷を防止できる。
また、本発明によれば、オートワイパーモードにおけるワイパーの駆動を時間だけでなく、外気若しくは前窓の温度、前窓の水の付着の有無等の各種条件に応じて制御する態様も可能であり、オートワイパーモードがオンされている状態でも、ある程度気温が低い場合や水が検出された場合等の必要時でのみワイパーを駆動させることにより、電力消費の削減を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るテレビカメラのハウジングの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るハウジングが適用されるリモコン雲台の一実施の形態を示す全体構成図である。同図に示すようにリモコン雲台は、雲台10と、雲台10にケーブルを介して接続される雲台コントローラ12とから構成され、雲台10は、図示しないテレビカメラを収容するハウジング14とハウジング14を支持する雲台本体16とから構成される。
【0015】
前記ハウジング14の前面には、透明な前面ガラス18(前窓)が設けられ、ハウジング14の内部に収容されたテレビカメラはこの前面ガラス18を介してハウジング18外部の映像を撮影することができるようになっている。
また、前記ハウジング14の前面ガラス18には、ワイパー20が設置されている。このワイパー20は、前面ガラス18の表面上を往復走行して前面ガラス18の表面に付着した水やほこり等を除去すると共に、後述のように寒冷地等において前面ガラス18に多量の雪や霜等が付着するのを未然に防止する目的で使用される。
【0016】
更に、ハウジング14にはウォッシャー装置が搭載されており、ハウジング14の前面には前面ガラス18にウォッシャー液を噴射するためのノズル22、22が設けられるようになっている。このウォッシャー装置を駆動して、ノズル22、22からウォッシャー液を前面ガラス18に噴きかけることにより、また、ウォッシャー液を前面ガラス18に噴きかけた後、ワイパー20を走行させることにより、前面ガラス18を洗浄することができる。ウォッシャー液としては、不凍液タイプを使用することが望ましい。また、前面ガラス18に雪や霜が付着した場合には、このウォッシャー液によりこれらの雪や霜をある程度解凍することができ、ウォッシャー液を噴きかけた後、ワイパー20を走行させることにより容易に前面ガラス18に付着した雪や霜を払い取ることができる。
【0017】
このようなハウジング14は、雲台10から延設されたチルト軸に片持ち支持され、このチルト軸は雲台10に内蔵されたチルトモータによって回転駆動されるようになっている。また、雲台本体16は図示しない据付台上に固定されたパン軸19によって支持され、このパン軸19は雲台本体16に内蔵されたパンモータによって回転駆動されるようになっている。従って、雲台コントローラ12から指令信号を送信し、チルトモータやパンモータを駆動させることで、ハウジング14をチルティング又はパンニングさせてカメラのチルト位置及びパン位置を遠隔操作することができる。
【0018】
前記雲台コントローラ12には、図示しない各種操作部材が設けられている。
ユーザはこの雲台コントローラ12の所要の操作部材を操作することで、各種指示信号を雲台10に送信し、雲台10の各種動作を操作することができる。例えば、雲台コントローラ12の操作により、上述のように雲台10のパンモータやチルトモータを駆動させてカメラの撮影方向を操作することができ、カメラのフォーカスモータやズームモータを駆動させてカメラのフォーカス位置やズーム位置を操作することができる。また、雲台コントローラ12の操作により、ハウジング14に搭載された上記ワイパー20やウォッシャー装置を駆動させることができる。
【0019】
次に、上述の如く構成されたリモコン雲台10におけるハウジング14のワイパー20及びウォッシャー装置の制御機構について説明する。図2は、ワイパー20及びウォッシャー装置の制御機構を示した構成図である。尚、図2ではハウジング14以外の雲台10の構成及びテレビカメラの構成は省略している。上記ハウジング14に設けられたワイパー20は、同図に示すワイパー駆動部30の駆動モータ(図示せず)によって駆動され、このワイパー駆動部30の駆動モータはワイパー駆動回路32から必要な電力が供給されて駆動される。ワイパー駆動回路32は、I/Oインターフェース34から送信されるワイパー作動指示信号に基づいて上記ワイパー駆動部30への所定電圧の電源の供給をオン・オフ制御する。尚、これらのワイパー駆動部30及びワイパー駆動回路32はハウジング14に搭載されている。
【0020】
ウォッシャー装置のウォッシャー液は、同図に示すウォッシャー駆動部36によって上記ハウジング14の前面に設けられたノズル22、22(図1参照)から前面ガラス18に噴出されるようになっている。このウォッシャー駆動部36は、ウォッシャー駆動回路38から必要な電力の供給を受けて作動する。ウォッシャー駆動回路38は、上記I/Oインターフェース34から送信されるウォッシャー作動指示信号に基づいて、ウォッシャー駆動部36への駆動電源の供給をオン・オフ制御する。尚、これらのウォッシャー駆動部36、ウォッシャー駆動回路38はハウジング14に搭載される。
【0021】
上記I/Oインターフェース34から送信される上記ワイパー作動指示信号やウォッシャー作動指示信号は、雲台コントローラ12のオペレーション部40の各種操作部材の操作、又は、雲台コントローラ12のCPU50のプログラム処理によって生成されるようになっている。例えば、ユーザがオペレーション部40のワイパー作動を指示する操作スイッチを押した場合には、この操作に基づいてCPU50がワイパー作動指示信号を生成し、このワイパー作動指示信号をI/Oインターフェース34を介して上記ワイパー駆動回路32に送信する。同様にユーザがオペレーション部40のウォッシャー装置の作動を指示する操作スイッチを押した場合には、この操作に基づいてインターフェース42がウォッシャー作動指示信号を生成し、このウォッシャー作動指示信号をI/Oインターフェース34を介してウォッシャー駆動回路38に送信する。
【0022】
これにより、所要の際に雲台コントローラ12のオペレーション部40をマニュアル操作してワイパー20やウォシャー装置を駆動することができる。
一方、このようなワイパー20やウォシャー装置のマニュアル操作に対して、雲台コントローラ12には上記ワイパー20やウォッシャー装置を自動で駆動制御するオートワイパーモードの機能が搭載されている。上記CPU50は、上記オペレーション部40の操作によってオートワイパーモードがオンされた場合には、ROM52に格納された所定の制御プログラムに従ってワイパー作動指示信号とウォッシャー作動指示信号を所定時間間隔おきに自動で生成し、これらのワイパー作動指示信号とウォッシャー作動指示信号をI/Oインターフェース34を介してそれぞれワイパー駆動回路32とウォッシャー駆動回路38に送信する。
【0023】
このオートワイパーモードの機能の内容については後述するが、この機能は、上記ワイパー20やウォッシャー装置を所定の時間間隔で自動駆動するものであり、例えば、雲台10を寒冷地等に設置した場合に、長い間不使用の状態で雲台10を放置する場合等に使用される。このような場合に、このオートワイパーモードの機能を実行させておくことにより、雪が降ったり気温が低い場合でもハウジング14の前面ガラス18に多量の雪や霜が付着するといった不具合が防止され、突然の撮影の際にも良好な視界を確保できるようになる。尚、オートワイパーモードの詳細については後述する。
【0024】
上記CPU50には、主として制御プログラムを記録したROM52と、所要のデータが書き込み・読み出し可能なRAM54が接続される。CPU50は、上述のオートワイパーモードを実行する場合にこれらのメモリを使用する。
また、雲台コントローラ12には、タイマー回路56が搭載され、このタイマー回路56によって現在時刻や所定の経過時間の計測が行われるようになっている。CPU50は、オートワイパーモードにおいてワイパー20の作動間隔を制御する場合等に、I/Oインターフェース34を介してこのタイマー回路56から経過時間等の情報を取得する。尚、タイマー回路56の処理は、CPU50で行うようにしてもよい。
【0025】
また、上記雲台10のハウジング14には、オートワイパーモードの実行の際に機能する温度センサー58、電流センサー62及び水センサー66が設けられている。オートワイパーモードにおけるこれらのセンサーの作用についての詳細は後述するが、温度センサー58は前面ガラス18の温度を検出し、電流センサー62はワイパー20の駆動モータに供給される電流量を検出してワイパー駆動時にワイパー20にかかる負荷の大きさを検出する。また、水センサー66は前面ガラス18に水があるか否かを検出し前面ガラス18に雪や霜が付着しているか否かを検出する。水センサー66の配置としては、ワイパー20で拭き取れる位置か、水のたまらない位置が望ましい。そして、これらの温度センサー58、電流センサー62及び水センサー66から出力された検出信号はそれぞれA/Dコンバータ60、64、68、及びI/Oインターフェース34を介してCPU50等に送信されるようになっている。
【0026】
次に、上述の如く構成された制御機構において上記オートワイパーモードを実行する際のワイパー20及びウォッシャー装置の制御内容について説明する。図3は、オートワイパーモードにおける上記CPU50の処理手順を示したフローチャートであり、オートワイパーモードにおけるワイパー停止時に行われるCPU50の処理手順を示したフローチャートである。
【0027】
同図に示すように、CPU50は、上記オペレーション部40の操作によってオートワイパーモードがオンされているか否かを判定する(ステップS10)。
YESであれば以下の処理を実行し、NOであればこのフローを終了する。
次に、CPU50は、ワイパー20を作動させるための各種判定条件を満たしているか否かを判定する。判定条件として、以下に示すように前面ガラス18の温度、時刻、ワイパー作動間隔、前面ガラス18での水の有無、オンエアタリー信号の有無、及び、雲台コントローラ12の操作の有無が加味される。まず、CPU50は前面ガラス18に設置された上記温度センサー58の検出温度が設定温度以下か否かを判定する(ステップS12)。ここで、設定温度は、前面ガラス18に雪や霜が付着している可能性がある温度の上限を示す(例えば、0°C等)。この設定温度は、製造段階で予めROM52に記録しておくようにしてもよいし、又はユーザがオペレーション部40の操作部材(押しボタン、ダイヤルスイッチ等)により所望の温度に設定し、RAM54に記録するようにしてもよい。CPU50は、ROM52又はRAM54からその設定温度を読み出し、このステップS12の判定処理を行う。この判定処理によってYESと判定した場合には、次の判定処理に移行し、NOと判定した場合には、上記ステップS10に戻る。
【0028】
次に、CPU50は、現在の時刻が設定時間内か否かを判定する(ステップS14)。ここで設定時間は、オートワイパーモードを実行させる時刻範囲を示す。例えば、ユーザがオペレーション部40によりオートワイパーモードの開始時刻(例えば午後11時)と終了時刻(例えば午前7時)を指定した場合、ワイパー20はこの時刻範囲内(午後11時〜午前7時)で作動する。ユーザが設定したこの設定時間はRAM54に記録され、この判定処理を行う際にCPU50によって読み出される。尚、上記設定時間として開始時刻と終了時刻を指定する場合に限らず、開始時刻と終了時刻のいずれかのみを指定し、モードの開始又は終了のいずれか一方についてはマニュアル操作で行うようにしてもよいし、また、オートワイパーモードを実行させる時間長を指定するようにしてもよい。
【0029】
この判定処理の結果、YESと判定した場合には次に判定処理に移行し、NOと判定した場合には上記ステップS10に戻る。尚、NOと判定した場合には、オートワイパーモードの強制的な終了としてもよい。
次に、CPU50は、作動間隔タイマーの経過時間が、所定のワイパー作動間隔(時間間隔)を経過したか否かを判定する(ステップS16)。ここで、作動間隔タイマーは、基本的には前回のワイパー駆動時からの経過時刻を示すもので、オートワイパーモードの開始時又はワイパー作動が終了した時点等でリセットされる。尚、この作動間隔タイマーの時間は、図2に示したタイマー回路56によってカウントされる。
【0030】
前記ワイパー作動間隔は、ワイパー20を作動させる基本的な周期を示している。例えば、ワイパー作動間隔を30分に設定した場合には、他の判定条件を満たせば、ワイパーは30分おきに作動する。このワイパー作動間隔は、予めROM52に記録するようにしてもよいし、又は、ユーザが所望の時間間隔に設定したものをRAM54に記録するようにしてもよい。CPU50は、ROM52又はRAM54からこのワイパー作動時間を読み出して上記判定処理を行う。
【0031】
この判定処理の結果、YESと判定した場合には次の判定処理に移行し、NOと判定した場合には上記ステップS10に戻る。
次に、CPU50は、前面ガラス18に水があるか否かを判定する(ステップS18)。前面ガラス18に水があるか否かは前面ガラス18に設置された上記水センサー66によって検出される。CPU50は、この判定処理によってYESと判定した場合には、前面ガラス18に雪や霜が付着している可能性があると判断し、次の判定処理に移行する。一方、NOと判定した場合には前面ガラス18に雪や霜が付着している可能性がなくワイパー20を作動させる必要がないと判断して、上記作動間隔タイマーをリセットした後(ステップS26)、上記ステップS10に戻る。尚、ステップS26において作動間隔タイマーをリセットするのは、ワイパー20の作動が不要な状態の場合に、ステップS18以降の判定処理が繰り返し実行される煩雑さを回避するためと、一旦、前面ガラス18に雪や霜が付着していないと判定した場合には、その判定後、ワイパー作動間隔に相当する時間が経過する間はワイパー20を作動させなくても問題が生じないからである。
【0032】
次に、CPU50は、オンエアタリー信号があるか否かを判定する。オンエアタリー信号は、ハウジング14に収容されたテレビカメラで現在撮影している映像が放映されていることを示す信号である。図2には示されていないが、このオンエアタリー信号は、外部システムから雲台コントローラ12のI/Oインターフェース34に入力されるようになっている。CPU50は、この判定処理においてNOと判定した場合には次の判定処理に移行する。一方、YESと判定した場合には、映像中にワイパー20が映らないようにするため、上記作動間隔タイマーをリセットした後(ステップS26)、上記ステップS10に戻る。
【0033】
尚、ここではオンエアをワイパー作動の判定条件としたが、ワイパー作動の判定条件は雲台コントローラ12とは別のシステムで任意に設定することができ、その判定条件によりワイパー作動を禁止する場合にはその禁止を示す信号を上記オンエアタリー信号と同様にI/Oインタフェース34に入力すれば、その信号によりワイパー作動を禁止させるようにすることもできる。
【0034】
次に、CPU50は、雲台コントローラ12のオペレーション部40のいずれかの操作部材が操作された否かを判定する(ステップS22)。YESと判定した場合には、マニュアル操作時におけるワイパー20の作動を禁止するため、上述と同様に上記作動間隔タイマーをリセットした後(ステップS26)、上記ステップS10に戻る。一方、NOと判定した場合には、全ての判定条件を満たしたため、次に、ワイパー作動の処理を実行する(ステップS24)。ワイパー作動の処理内容については後述するが、ワイパー20を作動させる場合にはCPU50は、上述のようにハウジング14に搭載されたワイパー駆動回路32にワイパー作動指示信号を送信する。ワイパー作動の処理が終了すると上記作動間隔タイマーをリセットした後(ステップS26)、上記ステップS10に戻る。
【0035】
以上の処理手順により、ワイパー20を作動させる必要があると判断される場合に限り、ワイパー20が所定の時間間隔で作動する。
尚、上記図3に示したフローチャートの例ではワイパー作動間隔を、一定の時間に設定するようにしていたが(ステップS16参照)、これに限らず、ワイパー作動間隔は、前面ガラス18の温度に応じて自動で切り替えるようにしてもよい。例えば、前面ガラス18が0°Cより低い場合にはワイパー作動間隔を20分とし、0°Cより高い場合にはワイパー作動間隔を30分となるようにする。
図4は、このワイパー作動間隔を前面ガラス18の温度に応じて2段階に切り替えるようにした場合のワイパー作動間隔の設定手順を示したフローチャートである。CPU50は、オートワイパーモードか否かを判定し(ステップS30)、YESの場合には、前面ガラス18に設置された温度センサー58から前面ガラス18の現在温度を取得する(ステップS32)。そして、この温度が所定の温度(A°C)以下か否かを判定する(ステップS34)。YESの場合には、所定のワイパー作動間隔t1 をRAM54にストアし(ステップS36)、NOの場合には所定のワイパー作動間隔t2 ( >t1)をRAM54にストアする(ステップS38)。ここで、判定温度A°Cとワイパー作動間隔t1 とt2 は、製造段階でROM52に登録しておいてもよいし、ユーザがオペーレーション部40により所望の値に設定してRAM54に記録しておくようにしてもよい。
【0036】
CPU50は、このようにして前面ガラス18の温度に応じてRAM54にストアしたワイパー作動間隔t1 又はt2 の値を用いて上記図3に示した処理を実行する。これにより、前面ガラス18の温度が低い場合にはワイパー作動間隔を短くし、温度が高い場合にはワイパー作動間隔を長くして状況に応じてワイパー20を有効に作動させることができるようになる。尚、このフローチャートではワイパー作動間隔を2段階に切り替えるようにしたが、更に前面ガラス18の温度に応じて3段階以上のワイパー作動間隔に切り替えるようにしてもよい。また、図4のフローチャートの処理をオートワイパーモードがオンの間に所定時間おきに実行することにより温度の時間変化に応じてワイパー作動間隔を切り替えることができる。
【0037】
また、ワイパー作動間隔は、前面ガラス18の温度ではなく、水センサー66で検出される水の有無によっても好適に切り替えることは可能である。
次に、上記図3のステップS24におけるワイパー作動の処理手順について図5のフローチャートを用いて説明する。上述したように、図3に示した判定処理において全ての判定条件を満たした場合にはCPU50は、ワイパー20を作動させるためのワイパー作動指示信号をハウジング14に搭載されたワイパー駆動回路32に送信する。ワイパー駆動回路32は、このようにワイパー作動指示信号がCPU50から送信され、ステップS40のワイパー作動指示信号があるか否かの判定処理においてYESと判定した場合には、ワイパー駆動部30の駆動モータを駆動してワイパー20を作動させる(ステップS42)。そして、ワイパー駆動回路32がワイパー20を作動させている間にCPU50は、ワイパー作動の継続と停止を判定する以下の判定処理を繰り返し実行する。
【0038】
まず、CPU50は、ワイパー作動間隔が所定の設定値以下か否かを判定する(ステップS44)。NOであれば次の判定処理に移行し、YESであればワイパー作動指示信号の出力を停止してワイパー20を停止させる(ステップS52)。即ち、ワイパー作動間隔が短い場合には、図3のステップS26におけるワイパー作動の処理が短周期で繰り返されるため、ワイパー20の作動を短時間で停止させる。
【0039】
次に、CPU50は、ワイパー作動電流が所定の設定値以下か否かを判定する(ステップS46)。ワイパー作動電流は、ワイパー20を駆動する駆動モータに供給される電流であり、ワイパー20にかかる負荷の大きさを示している。そして、このワイパー作動電流は図2に示した電流センサー62によって検出される。CPU50は、電流センサー62からの検出信号によってワイパー作動電流を検出して上記判定処理を行い、NOと判定した場合には次の判定処理に移行する。一方、YESと判定した場合には、ワイパー20の負荷が軽く、前面ガラス18の雪や霜の付着が除去されたと判断して上述と同様にワイパー20を停止させる(ステップS52)。この判定処理を行うことにより、例えば、ワイパー20を3往復させると設定されている場合でも前面ガラス18の雪や霜の付着がそれよりも少ない2往復で除去された場合にはその2往復でワイパー20が停止することになり、無駄にワイパー20を作動させないという効果が得られる。
【0040】
次に、CPU50は、前面ガラス18の温度が所定の設定温度以上か否かを判定する(ステップS48)。前面ガラス18の温度は上述と同様に前面ガラス18に設置した温度センサー58(図2参照)によって検出する。CPU50は、この判定処理の結果、NOと判定した場合には次の判定処理に移行し、YESと判断した場合には、前面ガラス18の雪や霜が除去されたと判断して上述と同様にしてワイパー20を停止させる(ステップS52)。
【0041】
次に、CPU50は、ワイパー作動回数が所定の設定値に達したか否かを判定する(ステップS50)。ワイパー作動回数は、このワイパー作動時において実行するワイパー20の往復走行回数を示す。このワイパー作動回数は、製造段階で所定の回数をROM52に記録させておいてもよいし、又は、ユーザがオペレーション部40から入力し、RAM54に記録させるようにしてもよい。CPU50はこの判定処理の結果、NOと判定した場合には上記ステップS42に戻り、YESと判定した場合には上述と同様にしてワイパー20を停止させる(ステップS52)。
【0042】
以上説明した図3乃至図5の処理手順により、オートワイパーモードにおいて、ワイパー20が所定の時間間隔で作動を開始し、この作動の開始後の所定回数の往復走行を行って停止する。これにより、ワイパー20の作動に多くの電力を消費することなく、前面ガラス18に多量の雪や霜が付着するのを未然に防止することができる。また、各種環境条件に応じて必要なときだけワイパー20を作動させるようにしているため、電力の消費を少なくすることができる。
【0043】
次に、オートワイパーモードにおいて上記ワイパー20の作動と同期させてウォッシャー装置を作動させる場合の処理手順について図6のフローチャートを用いて説明する。図3で説明したようにオートワイパーモードがオンの場合に所定の判定条件を満たすとCPU50からワイパー駆動回路32にワイパー作動指示信号が出力される。また、このワイパー作動指示信号と同時にCPU50からウォッシャー駆動回路38にウォッシャー作動指示信号が出力されるようになっている。ウォッシャー駆動回路38は、このウォッシャー作動指示信号を入力した場合に、図6に示すステップS60、S62においてオートワイパーモードがオンで、且つ、CPU50からワイパー作動指示信号が出力されていると判定したときには、次いで、前回ウォッシャー装置を駆動したときより一定時間(設定時間)を経過したか否かを判定する(ステップS64)。但し、最初のウォッシャー装置の駆動の際にはこの判定処理は行わない。尚、この設定時間は、所定の時間をROM52に記録するようにしてもよいし、ユーザが所望の時間に設定してRAM54に記録するようにしてもよい。この判定処理によってNOと判定した場合には、ウォッシャー駆動回路38はウォッシャー駆動部36を作動させないようにする。これにより、ワイパー駆動回路32によってワイパー20のみが作動する(ステップS70)。
【0044】
一方、ステップS64においてYESと判定した場合には、ウォッシャー駆動回路38は、ウォッシャー駆動部36を作動させる(ステップS66)。これにより、前面ガラス18にウォッシャー液が噴きかけられる。次いで、ウォッシャー駆動回路38は、ウォッシャー作動タイマーをリセットした後(ステップS68)、次のウォッシャー作動時までの時間のカウントを0から開始する。
【0045】
この後、ワイパー駆動回路32によってワイパー20が作動し(ステップS70)、上記ステップS60に戻る。尚、ウォッシャー装置の一回の作動時間は、例えば、数秒間としてもよいし、ワイパー作動が終了するまでとしてもよい。
以上の処理手順により、ウォッシャー装置は、ワイパー20の作動と同期して所定時間おきに作動するようになる。このウォッシャー装置が作動することにより、前面ガラス18に付着した雪や霜の除去が容易になると共に、前面ガラス18に雪や霜が付着していない場合においてワイパー20を作動させたときでもほこり等によって前面ガラス18に傷が付く不具合が防止される。
【0046】
また、ワイパー20の作動間隔とは別にウォッシャー装置の作動間隔を設定することができるためワイパー20の作動間隔が短いときにはウォッシャー装置の作動回数を減らしてウォッシャー液の節約を図ることができる(ワイパー20の作動間隔が短いときには前面ガラス18の汚れは少ないためウォッシャー装置の作動回数を減らすことができる)。例えば、ワイパー20の作動間隔が15分のときには、ワイパー20が2回作動する毎にウォッシャー装置を1回作動させ、ワイパー20の作動間隔が10分のときには、ワイパー20が3回作動する毎にウォッシャー装置を1回作動させるといった設定が可能である。
【0047】
尚、ウォッシャー装置の作動間隔は、最低又は最高間隔の時間を設定するようにしてもよい。例えば、前者では、30分と設定すると、20分間隔でワイパー20が作動しているときには、ウォッシャー装置の作動間隔は40分となる。後者では、30分と設定すると、15分間隔でワイパー20が作動しているときにはウォッシャー装置の作動間隔は30分となる。
【0048】
また、ウォッシャー装置の作動間隔を時間で設定するのではなく、ウォッシャー装置を1回作動させるまでのワイパー20の作動回数を設定するようにしてもよい。また、この場合に、ワイパー20の作動間隔に応じてその回数を自動で切り替えるようにしてもよい。
以上、上記実施の形態において、図3乃至図5のフローチャートに示した処理手順では、前面ガラス18の温度を各種判定条件としていたが、前面ガラス18の温度ではなく、外気温度を判定条件としてもよい。
【0049】
また、上記実施の形態において、図3のフローチャートに示した処理手順では、前面ガラス18(又は外気)の温度、時刻、ワイパー作動間隔、前面ガラス18での水の有無、オンエアタリー信号の有無及び雲台コントローラ12の操作の有無をワイパー作動の判定条件としていたが、これらの全て条件をワイパー作動の判定条件とする必要はなく、いずれか1つの条件のみ、又は、幾つかの条件をワイパー作動の判定条件とすることもできる。また、上記実施の形態では、これらの判定条件を満たさない場合にはワイパー作動を一時的に停止させるようにしたが、ワイパー作動の一時的な停止ではなく、オートワイパーモードを強制的にオフしてもよい。
【0050】
また、上記実施の形態において、図5のフローチャートに示した処理手順では、ワイパー作動間隔、ワイパー作動電流、前面ガラス18の温度及びワイパー作動回数をワイパー作動の停止条件としたが、これらの全ての条件をワイパー作動の停止条件とする必要はなく、いずれか1つの条件のみ、又は、幾つかの条件をワイパー作動の停止条件とすることもできる。
【0051】
また、上記実施の形態では、雲台コントローラ12のオペレーション部40の所定のスイッチをオンした場合にオートワイパーモードがオンとなるようにしたが、例えば、外気や前面ガラス18の温度が所定温度(例えば、0°C)より低い場合、又は、前面ガラス18に水が付着した場合に自動でオートワイパーモードとなるようにしてもよい。
【0052】
また、上記実施の形態では、テレビカメラをパン・チルト、フォーカス、ズーム操作する雲台10のハウジング14について説明したが、これに限らず、本発明は、テレビカメラを収容するハウジング全てに適用できる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内部に収容したテレビカメラの視界を確保するために前窓にワイパーが設置されたテレビカメラのハウジングにおいて、前記ワイパーを所定時間間隔おきに自動で駆動するオートワイパーモードの機能を設けたため、テレビカメラをハウジングに収容して屋外に設置した場合に、このオートワイパーモードの機能を実行させておくことにより、雪が降っている場合や気温が低い場合に長い間不使用の状態で放置しても、ハウジングの前窓に多量の雪や霜が付着する不具合を少ない電力消費で防止することができ、突然の撮影の際にも良好な視界を確保できる。これにより、撮影チャンスを逃すといった不具合を未然に防止することができるようになる。
【0054】
また、本発明によれば、オートワイパーモードにおけるワイパー駆動に同期させて洗浄液を前窓に噴きかける態様も可能であり、これにより、前窓に付着した雪や霜をワイパーで容易に払い取ることができるようになる。また、ホコリ等による傷を防止できる。
また、本発明によれば、オートワイパーモードにおけるワイパーの駆動を時間だけでなく、外気若しくは前窓の温度、前窓の水の付着の有無等の各種条件に応じて制御する態様も可能であり、オートワイパーモードがオンされている状態でも、ある程度気温が低い場合や水が検出された場合等の必要時でのみワイパーを駆動させることにより、電力消費の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るハウジングが適用されるリモコン雲台の一実施の形態を示す全体構成図である。
【図2】図2は、リモコン雲台におけるハウジングのワイパー及びウォッシャー装置の制御機構を示した構成図である。
【図3】図3は、オートワイパーモードにおけるワイパー停止時に行われる処理手順を示したフローチャートである。
【図4】図4は、ワイパー作動間隔を前面ガラスの温度に応じて2段階に切り替えるようにした場合のワイパー作動間隔の設定手順を示したフローチャートである。
【図5】図5は、ワイパー作動の処理手順を示したフローチャートである。
【図6】図6は、オートワイパーモードにおいてウォッシャー装置を作動させる場合の処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…リモコン雲台(雲台)
12…雲台コントローラ
14…ハウジング
18…前面ガラス
20…ワイパー
22…ノズル
30…ワイパー駆動部
32…ワイパー駆動回路
36…ウォッシャー駆動部
38…ウォッシャー駆動回路
50…CPU
58…温度センサー
62…電流センサー
66…水センサー
Claims (4)
- テレビカメラを収容する筐体の前面に前窓が配設されると共に、該前窓にモータで駆動されるワイパーが配置されたテレビカメラのハウジングであって、前記ワイパーを自動制御するオートワイパーモードの実行を指示する指示手段と、前記指示手段によってオートワイパーモードの実行が指示されると、前記モータによって前記ワイパーを所定時間間隔おきに駆動するワイパー制御手段と、を備えたテレビカメラのハウジングにおいて、
前記テレビカメラで撮影が行われているか否かをオンエアタリー信号に基づいて検出する検出手段を設け、該検出手段により、前記テレビカメラで撮影が行われていることを検出した場合に、前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーの駆動を一時的に停止させ、又は、前記オートワイパーモードの実行を終了させることを特徴とするテレビカメラのハウジング。 - 前記ワイパー制御手段は、前記所定時間間隔おきの前記ワイパーの各駆動時において前記ワイパーを複数回往復動作させることを特徴とする請求項1のテレビカメラのハウジング。
- 前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーを駆動するモータにかかる負荷の大きさに基づいて、前記所定時間間隔おきの各駆動時における前記ワイパーの往復動作の回数を自動で増減させることを特徴とする請求項2のテレビカメラのハウジング。
- 前記ハウジングは前記前窓に洗浄液を噴出する洗浄手段を有し、前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーを駆動する際に前記洗浄手段を駆動して前記前窓に洗浄液を噴きかけることを特徴とする請求項1又は2のテレビカメラのハウジング。
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