JP2000013653A - テレビカメラのハウジング - Google Patents
テレビカメラのハウジングInfo
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Abstract
スのワイパーを所定時間おきに自動で駆動するオートワ
イパーモードの機能を設け、テレビカメラの無使用時に
このオートワイパーモードを実行することによって前面
ガラスに多量の雪や霜等が付着するのを防止し、所要の
際に即座に撮影を開始することができるテレビカメラの
ハウジングを提供する。 【解決手段】雲台10のハウジング14の前面ガラス1
8にはワイパー20とウォッシャー液を噴出するウォッ
シャー装置のノズル22、22が設けられている。雲台
10をオートワイパーモードに設定すると、ワイパー2
0とウォッシャー装置が自動で所定時間おきに作動し、
夜間等の雲台無操作時に前面ガラス18に雪や霜が付着
する不具合が防止される。
Description
ジングに係り、特に雲台に適用されるハウジングにおい
て前窓にワイパーが設けられたテレビカメラのハウジン
グに関する。
場合に、テレビカメラの撮影動作を電話回線等を通じて
遠隔操作できるようにしたリモコン雲台が使用されてい
る。このようなリモコン雲台には、ハウジングと呼ばれ
るテレビカメラを収容する筐体が設けられており、テレ
ビカメラをこのハウジングの中に収容することにより、
テレビカメラを屋外に設置する場合でもテレビカメラを
雨やほこり等から適切に保護することができるようにな
っている。
(前面ガラス)が設置されており、ハウジング内に収容
されたテレビカメラはこの前面ガラスを介してハウジン
グ外部の映像を撮影することができるようになってい
る。ところで、従来、このような前面ガラスには、視界
を確保するために水滴やほこりを除去するためのワイパ
ーや、水滴やほこりだけでなく季節や場所によっては雪
や霜等が付着することがあるため、導電膜が設置されて
いるものも知られている。前面ガラスに雪や霜が付着し
た場合には、導電膜に電流を流して前面ガラスを温める
ことによって、この熱で雪や霜を溶かすことができる。
ラスに導電膜を設置した場合でも導電膜の容量には限界
があり、前面ガラスに多量の雪や霜が付着した場合や外
気温度が極度に低い場合には、導電膜の容量では前面ガ
ラスに付着した雪や霜を十分に除去することができない
という問題があった。また、導電膜の容量を可能な限り
大きくしたとしてもその消費電力が大きくなるという問
題もある。
いて前面ガラスに付着した雪や霜を払い落とすこともで
きるが、この場合も前面ガラスにある程度雪や霜が積も
った後ではワイパーを正常に動作させることができず、
前面ガラスに付着した雪や霜を完全に払い落とすことが
できないという問題があった。このため、従来、前面ガ
ラスに多量の雪や霜が付着した場合にはそれが自然に解
凍するまで撮影を待つか、或いは、雲台を設置した場所
まで駆けつけて手作業で雪や霜を除去しなければなら
ず、撮影チャンスを逃してしまうという問題が生じてい
た。
もので、屋外にテレビカメラを設置する場合に、テレビ
カメラを収容するハウジングの前窓に多量の雪や霜等が
付着するのを未然に防止し、所要の際に即座に撮影を開
始することができるようにしたテレビカメラのハウジン
グを提供することを目的とする。
するために、請求項1に記載の発明は、テレビカメラを
収容する筐体の前面に前窓が配設されると共に、該前窓
にモータで駆動されるワイパーが設置されたテレビカメ
ラのハウジングにおいて、前記ワイパーを自動制御する
オートワイパーモードの実行を指示する指示手段と、前
記指示手段によってオートワイパーモードの実行が指示
されると、前記モータによって前記ワイパーを所定時間
間隔おきに駆動するワイパー制御手段と、からなること
を特徴としている。
に記載のワイパー制御手段は、前記所定時間間隔おきの
前記ワイパーの各駆動時において前記ワイパーを複数回
往復動作させることを特徴としている。また、請求項3
に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明におい
て、前記ハウジングは前記前窓に洗浄液を噴出する洗浄
手段を有し、前記ワイパー制御手段は、前記ワイパーを
駆動する際に前記洗浄手段を駆動して前記前窓に洗浄液
を噴きかけることを特徴としている。
1、2又は3に記載の発明において、外気若しくは前記
前窓の温度を検出する検出手段、前記前窓に水が付着し
ているか否かを検出する検出手段、テレビカメラで撮影
が行われているか否かを検出する検出手段、又は、前記
ハウジングのマニュアル操作が行われているか否かを検
出する検出手段のうち少なくとも1つの検出手段を設
け、該検出手段により、外気若しくは前記前窓の温度が
所定温度よりも高いことを検出した場合、前記前窓に水
が付着していないことを検出した場合、前記テレビカメ
ラで撮影が行われていることを検出した場合、又は、前
記ハウジングのマニュアル操作が行われていることを検
出した場合に、前記ワイパー制御手段は、前記ワイパー
の駆動を一時的に停止させ、又は、前記オートワイパー
モードの実行を終了させることを特徴としている。
1、2又は3に記載の発明において、外気若しくは前記
前窓の温度を検出する検出手段又は前記前窓に水が付着
しているか否かを検出する検出手段のうち少なくとも1
つの検出手段を設け、該検出手段により、外気若しくは
前記前窓の温度が所定温度よりも低いことを検出した場
合、又は、前記前窓に水が付着したことを検出した場合
に、前記ワイパー制御手段は、自動的に前記オートワイ
パーモードの実行を開始することを特徴としている。
1、2又は3に記載の発明において、外気若しくは前記
前窓の温度を検出する検出手段又は前記前窓に水が付着
しているか否かを検出する検出手段のうち少なくとも1
つの検出手段を設け、前記ワイパー制御手段は、前記検
出手段により検出した外気若しくは前記前窓の温度、又
は、前記前窓に水が付着しているか否かの検出結果に基
づいて、前記所定時間間隔の長さを自動で増減させて前
記ワイパーを駆動することを特徴としている。
又は3に記載のワイパー制御手段は、外気若しくは前記
前窓の温度、又は、前記ワイパーを駆動するモータにか
かる負荷の大きさに基づいて、前記所定時間間隔おきの
各駆動時における前記ワイパーの往復動作の回数を自動
で増減させることを特徴としている。本発明によれば、
内部に収容したテレビカメラの視界を確保するために前
窓にワイパーが設置されたテレビカメラのハウジングに
おいて、前記ワイパーを所定時間間隔おきに自動で駆動
するオートワイパーモードの機能を設けたため、テレビ
カメラをハウジングに収容して屋外に設置した場合に、
このオートワイパーモードの機能を実行させておくこと
により、雪が降っている場合や気温が低い場合に長い間
不使用の状態で放置しても、ハウジングの前窓に多量の
雪や霜が付着する不具合を少ない電力消費で防止するこ
とができ、突然の撮影の際にも良好な視界を確保でき
る。これにより、撮影チャンスを逃すといった不具合を
未然に防止することができるようになる。
ードにおけるワイパー駆動に同期させて洗浄液を前窓に
噴きかける態様も可能であり、これにより、前窓に付着
した雪や霜をワイパーで容易に払い取ることができるよ
うになる。また、ホコリ等による傷を防止できる。ま
た、本発明によれば、オートワイパーモードにおけるワ
イパーの駆動を時間だけでなく、外気若しくは前窓の温
度、前窓の水の付着の有無等の各種条件に応じて制御す
る態様も可能であり、オートワイパーモードがオンされ
ている状態でも、ある程度気温が低い場合や水が検出さ
れた場合等の必要時でのみワイパーを駆動させることに
より、電力消費の削減を図ることができる。
るテレビカメラのハウジングの好ましい実施の形態につ
いて詳説する。図1は本発明に係るハウジングが適用さ
れるリモコン雲台の一実施の形態を示す全体構成図であ
る。同図に示すようにリモコン雲台は、雲台10と、雲
台10にケーブルを介して接続される雲台コントローラ
12とから構成され、雲台10は、図示しないテレビカ
メラを収容するハウジング14とハウジング14を支持
する雲台本体16とから構成される。
面ガラス18(前窓)が設けられ、ハウジング14の内
部に収容されたテレビカメラはこの前面ガラス18を介
してハウジング18外部の映像を撮影することができる
ようになっている。また、前記ハウジング14の前面ガ
ラス18には、ワイパー20が設置されている。このワ
イパー20は、前面ガラス18の表面上を往復走行して
前面ガラス18の表面に付着した水やほこり等を除去す
ると共に、後述のように寒冷地等において前面ガラス1
8に多量の雪や霜等が付着するのを未然に防止する目的
で使用される。
置が搭載されており、ハウジング14の前面には前面ガ
ラス18にウォッシャー液を噴射するためのノズル2
2、22が設けられるようになっている。このウォッシ
ャー装置を駆動して、ノズル22、22からウォッシャ
ー液を前面ガラス18に噴きかけることにより、また、
ウォッシャー液を前面ガラス18に噴きかけた後、ワイ
パー20を走行させることにより、前面ガラス18を洗
浄することができる。ウォッシャー液としては、不凍液
タイプを使用することが望ましい。また、前面ガラス1
8に雪や霜が付着した場合には、このウォッシャー液に
よりこれらの雪や霜をある程度解凍することができ、ウ
ォッシャー液を噴きかけた後、ワイパー20を走行させ
ることにより容易に前面ガラス18に付着した雪や霜を
払い取ることができる。
ら延設されたチルト軸に片持ち支持され、このチルト軸
は雲台10に内蔵されたチルトモータによって回転駆動
されるようになっている。また、雲台本体16は図示し
ない据付台上に固定されたパン軸19によって支持さ
れ、このパン軸19は雲台本体16に内蔵されたパンモ
ータによって回転駆動されるようになっている。従っ
て、雲台コントローラ12から指令信号を送信し、チル
トモータやパンモータを駆動させることで、ハウジング
14をチルティング又はパンニングさせてカメラのチル
ト位置及びパン位置を遠隔操作することができる。
い各種操作部材が設けられている。ユーザはこの雲台コ
ントローラ12の所要の操作部材を操作することで、各
種指示信号を雲台10に送信し、雲台10の各種動作を
操作することができる。例えば、雲台コントローラ12
の操作により、上述のように雲台10のパンモータやチ
ルトモータを駆動させてカメラの撮影方向を操作するこ
とができ、カメラのフォーカスモータやズームモータを
駆動させてカメラのフォーカス位置やズーム位置を操作
することができる。また、雲台コントローラ12の操作
により、ハウジング14に搭載された上記ワイパー20
やウォッシャー装置を駆動させることができる。
10におけるハウジング14のワイパー20及びウォッ
シャー装置の制御機構について説明する。図2は、ワイ
パー20及びウォッシャー装置の制御機構を示した構成
図である。尚、図2ではハウジング14以外の雲台10
の構成及びテレビカメラの構成は省略している。上記ハ
ウジング14に設けられたワイパー20は、同図に示す
ワイパー駆動部30の駆動モータ(図示せず)によって
駆動され、このワイパー駆動部30の駆動モータはワイ
パー駆動回路32から必要な電力が供給されて駆動され
る。ワイパー駆動回路32は、I/Oインターフェース
34から送信されるワイパー作動指示信号に基づいて上
記ワイパー駆動部30への所定電圧の電源の供給をオン
・オフ制御する。尚、これらのワイパー駆動部30及び
ワイパー駆動回路32はハウジング14に搭載されてい
る。
図に示すウォッシャー駆動部36によって上記ハウジン
グ14の前面に設けられたノズル22、22(図1参
照)から前面ガラス18に噴出されるようになってい
る。このウォッシャー駆動部36は、ウォッシャー駆動
回路38から必要な電力の供給を受けて作動する。ウォ
ッシャー駆動回路38は、上記I/Oインターフェース
34から送信されるウォッシャー作動指示信号に基づい
て、ウォッシャー駆動部36への駆動電源の供給をオン
・オフ制御する。尚、これらのウォッシャー駆動部3
6、ウォッシャー駆動回路38はハウジング14に搭載
される。
される上記ワイパー作動指示信号やウォッシャー作動指
示信号は、雲台コントローラ12のオペレーション部4
0の各種操作部材の操作、又は、雲台コントローラ12
のCPU50のプログラム処理によって生成されるよう
になっている。例えば、ユーザがオペレーション部40
のワイパー作動を指示する操作スイッチを押した場合に
は、この操作に基づいてCPU50がワイパー作動指示
信号を生成し、このワイパー作動指示信号をI/Oイン
ターフェース34を介して上記ワイパー駆動回路32に
送信する。同様にユーザがオペレーション部40のウォ
ッシャー装置の作動を指示する操作スイッチを押した場
合には、この操作に基づいてインターフェース42がウ
ォッシャー作動指示信号を生成し、このウォッシャー作
動指示信号をI/Oインターフェース34を介してウォ
ッシャー駆動回路38に送信する。
12のオペレーション部40をマニュアル操作してワイ
パー20やウォシャー装置を駆動することができる。一
方、このようなワイパー20やウォシャー装置のマニュ
アル操作に対して、雲台コントローラ12には上記ワイ
パー20やウォッシャー装置を自動で駆動制御するオー
トワイパーモードの機能が搭載されている。上記CPU
50は、上記オペレーション部40の操作によってオー
トワイパーモードがオンされた場合には、ROM52に
格納された所定の制御プログラムに従ってワイパー作動
指示信号とウォッシャー作動指示信号を所定時間間隔お
きに自動で生成し、これらのワイパー作動指示信号とウ
ォッシャー作動指示信号をI/Oインターフェース34
を介してそれぞれワイパー駆動回路32とウォッシャー
駆動回路38に送信する。
ついては後述するが、この機能は、上記ワイパー20や
ウォッシャー装置を所定の時間間隔で自動駆動するもの
であり、例えば、雲台10を寒冷地等に設置した場合
に、長い間不使用の状態で雲台10を放置する場合等に
使用される。このような場合に、このオートワイパーモ
ードの機能を実行させておくことにより、雪が降ったり
気温が低い場合でもハウジング14の前面ガラス18に
多量の雪や霜が付着するといった不具合が防止され、突
然の撮影の際にも良好な視界を確保できるようになる。
尚、オートワイパーモードの詳細については後述する。
ラムを記録したROM52と、所要のデータが書き込み
・読み出し可能なRAM54が接続される。CPU50
は、上述のオートワイパーモードを実行する場合にこれ
らのメモリを使用する。また、雲台コントローラ12に
は、タイマー回路56が搭載され、このタイマー回路5
6によって現在時刻や所定の経過時間の計測が行われる
ようになっている。CPU50は、オートワイパーモー
ドにおいてワイパー20の作動間隔を制御する場合等
に、I/Oインターフェース34を介してこのタイマー
回路56から経過時間等の情報を取得する。尚、タイマ
ー回路56の処理は、CPU50で行うようにしてもよ
い。
は、オートワイパーモードの実行の際に機能する温度セ
ンサー58、電流センサー62及び水センサー66が設
けられている。オートワイパーモードにおけるこれらの
センサーの作用についての詳細は後述するが、温度セン
サー58は前面ガラス18の温度を検出し、電流センサ
ー62はワイパー20の駆動モータに供給される電流量
を検出してワイパー駆動時にワイパー20にかかる負荷
の大きさを検出する。また、水センサー66は前面ガラ
ス18に水があるか否かを検出し前面ガラス18に雪や
霜が付着しているか否かを検出する。水センサー66の
配置としては、ワイパー20で拭き取れる位置か、水の
たまらない位置が望ましい。そして、これらの温度セン
サー58、電流センサー62及び水センサー66から出
力された検出信号はそれぞれA/Dコンバータ60、6
4、68、及びI/Oインターフェース34を介してC
PU50等に送信されるようになっている。
いて上記オートワイパーモードを実行する際のワイパー
20及びウォッシャー装置の制御内容について説明す
る。図3は、オートワイパーモードにおける上記CPU
50の処理手順を示したフローチャートであり、オート
ワイパーモードにおけるワイパー停止時に行われるCP
U50の処理手順を示したフローチャートである。
ペレーション部40の操作によってオートワイパーモー
ドがオンされているか否かを判定する(ステップS1
0)。YESであれば以下の処理を実行し、NOであれ
ばこのフローを終了する。次に、CPU50は、ワイパ
ー20を作動させるための各種判定条件を満たしている
か否かを判定する。判定条件として、以下に示すように
前面ガラス18の温度、時刻、ワイパー作動間隔、前面
ガラス18での水の有無、オンエアタリー信号の有無、
及び、雲台コントローラ12の操作の有無が加味され
る。まず、CPU50は前面ガラス18に設置された上
記温度センサー58の検出温度が設定温度以下か否かを
判定する(ステップS12)。ここで、設定温度は、前
面ガラス18に雪や霜が付着している可能性がある温度
の上限を示す(例えば、0°C等)。この設定温度は、
製造段階で予めROM52に記録しておくようにしても
よいし、又はユーザがオペレーション部40の操作部材
(押しボタン、ダイヤルスイッチ等)により所望の温度
に設定し、RAM54に記録するようにしてもよい。C
PU50は、ROM52又はRAM54からその設定温
度を読み出し、このステップS12の判定処理を行う。
この判定処理によってYESと判定した場合には、次の
判定処理に移行し、NOと判定した場合には、上記ステ
ップS10に戻る。
間内か否かを判定する(ステップS14)。ここで設定
時間は、オートワイパーモードを実行させる時刻範囲を
示す。例えば、ユーザがオペレーション部40によりオ
ートワイパーモードの開始時刻(例えば午後11時)と
終了時刻(例えば午前7時)を指定した場合、ワイパー
20はこの時刻範囲内(午後11時〜午前7時)で作動
する。ユーザが設定したこの設定時間はRAM54に記
録され、この判定処理を行う際にCPU50によって読
み出される。尚、上記設定時間として開始時刻と終了時
刻を指定する場合に限らず、開始時刻と終了時刻のいず
れかのみを指定し、モードの開始又は終了のいずれか一
方についてはマニュアル操作で行うようにしてもよい
し、また、オートワイパーモードを実行させる時間長を
指定するようにしてもよい。
合には次に判定処理に移行し、NOと判定した場合には
上記ステップS10に戻る。尚、NOと判定した場合に
は、オートワイパーモードの強制的な終了としてもよ
い。次に、CPU50は、作動間隔タイマーの経過時間
が、所定のワイパー作動間隔(時間間隔)を経過したか
否かを判定する(ステップS16)。ここで、作動間隔
タイマーは、基本的には前回のワイパー駆動時からの経
過時刻を示すもので、オートワイパーモードの開始時又
はワイパー作動が終了した時点等でリセットされる。
尚、この作動間隔タイマーの時間は、図2に示したタイ
マー回路56によってカウントされる。
作動させる基本的な周期を示している。例えば、ワイパ
ー作動間隔を30分に設定した場合には、他の判定条件
を満たせば、ワイパーは30分おきに作動する。このワ
イパー作動間隔は、予めROM52に記録するようにし
てもよいし、又は、ユーザが所望の時間間隔に設定した
ものをRAM54に記録するようにしてもよい。CPU
50は、ROM52又はRAM54からこのワイパー作
動時間を読み出して上記判定処理を行う。
合には次の判定処理に移行し、NOと判定した場合には
上記ステップS10に戻る。次に、CPU50は、前面
ガラス18に水があるか否かを判定する(ステップS1
8)。前面ガラス18に水があるか否かは前面ガラス1
8に設置された上記水センサー66によって検出され
る。CPU50は、この判定処理によってYESと判定
した場合には、前面ガラス18に雪や霜が付着している
可能性があると判断し、次の判定処理に移行する。一
方、NOと判定した場合には前面ガラス18に雪や霜が
付着している可能性がなくワイパー20を作動させる必
要がないと判断して、上記作動間隔タイマーをリセット
した後(ステップS26)、上記ステップS10に戻
る。尚、ステップS26において作動間隔タイマーをリ
セットするのは、ワイパー20の作動が不要な状態の場
合に、ステップS18以降の判定処理が繰り返し実行さ
れる煩雑さを回避するためと、一旦、前面ガラス18に
雪や霜が付着していないと判定した場合には、その判定
後、ワイパー作動間隔に相当する時間が経過する間はワ
イパー20を作動させなくても問題が生じないからであ
る。
があるか否かを判定する。オンエアタリー信号は、ハウ
ジング14に収容されたテレビカメラで現在撮影してい
る映像が放映されていることを示す信号である。図2に
は示されていないが、このオンエアタリー信号は、外部
システムから雲台コントローラ12のI/Oインターフ
ェース34に入力されるようになっている。CPU50
は、この判定処理においてNOと判定した場合には次の
判定処理に移行する。一方、YESと判定した場合に
は、映像中にワイパー20が映らないようにするため、
上記作動間隔タイマーをリセットした後(ステップS2
6)、上記ステップS10に戻る。
定条件としたが、ワイパー作動の判定条件は雲台コント
ローラ12とは別のシステムで任意に設定することがで
き、その判定条件によりワイパー作動を禁止する場合に
はその禁止を示す信号を上記オンエアタリー信号と同様
にI/Oインタフェース34に入力すれば、その信号に
よりワイパー作動を禁止させるようにすることもでき
る。
2のオペレーション部40のいずれかの操作部材が操作
された否かを判定する(ステップS22)。YESと判
定した場合には、マニュアル操作時におけるワイパー2
0の作動を禁止するため、上述と同様に上記作動間隔タ
イマーをリセットした後(ステップS26)、上記ステ
ップS10に戻る。一方、NOと判定した場合には、全
ての判定条件を満たしたため、次に、ワイパー作動の処
理を実行する(ステップS24)。ワイパー作動の処理
内容については後述するが、ワイパー20を作動させる
場合にはCPU50は、上述のようにハウジング14に
搭載されたワイパー駆動回路32にワイパー作動指示信
号を送信する。ワイパー作動の処理が終了すると上記作
動間隔タイマーをリセットした後(ステップS26)、
上記ステップS10に戻る。
動させる必要があると判断される場合に限り、ワイパー
20が所定の時間間隔で作動する。尚、上記図3に示し
たフローチャートの例ではワイパー作動間隔を、一定の
時間に設定するようにしていたが(ステップS16参
照)、これに限らず、ワイパー作動間隔は、前面ガラス
18の温度に応じて自動で切り替えるようにしてもよ
い。例えば、前面ガラス18が0°Cより低い場合には
ワイパー作動間隔を20分とし、0°Cより高い場合に
はワイパー作動間隔を30分となるようにする。図4
は、このワイパー作動間隔を前面ガラス18の温度に応
じて2段階に切り替えるようにした場合のワイパー作動
間隔の設定手順を示したフローチャートである。CPU
50は、オートワイパーモードか否かを判定し(ステッ
プS30)、YESの場合には、前面ガラス18に設置
された温度センサー58から前面ガラス18の現在温度
を取得する(ステップS32)。そして、この温度が所
定の温度(A°C)以下か否かを判定する(ステップS
34)。YESの場合には、所定のワイパー作動間隔t
1 をRAM54にストアし(ステップS36)、NOの
場合には所定のワイパー作動間隔t2 ( >t1)をRAM
54にストアする(ステップS38)。ここで、判定温
度A°Cとワイパー作動間隔t1 とt2 は、製造段階で
ROM52に登録しておいてもよいし、ユーザがオペー
レーション部40により所望の値に設定してRAM54
に記録しておくようにしてもよい。
18の温度に応じてRAM54にストアしたワイパー作
動間隔t1 又はt2 の値を用いて上記図3に示した処理
を実行する。これにより、前面ガラス18の温度が低い
場合にはワイパー作動間隔を短くし、温度が高い場合に
はワイパー作動間隔を長くして状況に応じてワイパー2
0を有効に作動させることができるようになる。尚、こ
のフローチャートではワイパー作動間隔を2段階に切り
替えるようにしたが、更に前面ガラス18の温度に応じ
て3段階以上のワイパー作動間隔に切り替えるようにし
てもよい。また、図4のフローチャートの処理をオート
ワイパーモードがオンの間に所定時間おきに実行するこ
とにより温度の時間変化に応じてワイパー作動間隔を切
り替えることができる。
8の温度ではなく、水センサー66で検出される水の有
無によっても好適に切り替えることは可能である。次
に、上記図3のステップS24におけるワイパー作動の
処理手順について図5のフローチャートを用いて説明す
る。上述したように、図3に示した判定処理において全
ての判定条件を満たした場合にはCPU50は、ワイパ
ー20を作動させるためのワイパー作動指示信号をハウ
ジング14に搭載されたワイパー駆動回路32に送信す
る。ワイパー駆動回路32は、このようにワイパー作動
指示信号がCPU50から送信され、ステップS40の
ワイパー作動指示信号があるか否かの判定処理において
YESと判定した場合には、ワイパー駆動部30の駆動
モータを駆動してワイパー20を作動させる(ステップ
S42)。そして、ワイパー駆動回路32がワイパー2
0を作動させている間にCPU50は、ワイパー作動の
継続と停止を判定する以下の判定処理を繰り返し実行す
る。
所定の設定値以下か否かを判定する(ステップS4
4)。NOであれば次の判定処理に移行し、YESであ
ればワイパー作動指示信号の出力を停止してワイパー2
0を停止させる(ステップS52)。即ち、ワイパー作
動間隔が短い場合には、図3のステップS26における
ワイパー作動の処理が短周期で繰り返されるため、ワイ
パー20の作動を短時間で停止させる。
所定の設定値以下か否かを判定する(ステップS4
6)。ワイパー作動電流は、ワイパー20を駆動する駆
動モータに供給される電流であり、ワイパー20にかか
る負荷の大きさを示している。そして、このワイパー作
動電流は図2に示した電流センサー62によって検出さ
れる。CPU50は、電流センサー62からの検出信号
によってワイパー作動電流を検出して上記判定処理を行
い、NOと判定した場合には次の判定処理に移行する。
一方、YESと判定した場合には、ワイパー20の負荷
が軽く、前面ガラス18の雪や霜の付着が除去されたと
判断して上述と同様にワイパー20を停止させる(ステ
ップS52)。この判定処理を行うことにより、例え
ば、ワイパー20を3往復させると設定されている場合
でも前面ガラス18の雪や霜の付着がそれよりも少ない
2往復で除去された場合にはその2往復でワイパー20
が停止することになり、無駄にワイパー20を作動させ
ないという効果が得られる。
度が所定の設定温度以上か否かを判定する(ステップS
48)。前面ガラス18の温度は上述と同様に前面ガラ
ス18に設置した温度センサー58(図2参照)によっ
て検出する。CPU50は、この判定処理の結果、NO
と判定した場合には次の判定処理に移行し、YESと判
断した場合には、前面ガラス18の雪や霜が除去された
と判断して上述と同様にしてワイパー20を停止させる
(ステップS52)。
所定の設定値に達したか否かを判定する(ステップS5
0)。ワイパー作動回数は、このワイパー作動時におい
て実行するワイパー20の往復走行回数を示す。このワ
イパー作動回数は、製造段階で所定の回数をROM52
に記録させておいてもよいし、又は、ユーザがオペレー
ション部40から入力し、RAM54に記録させるよう
にしてもよい。CPU50はこの判定処理の結果、NO
と判定した場合には上記ステップS42に戻り、YES
と判定した場合には上述と同様にしてワイパー20を停
止させる(ステップS52)。
り、オートワイパーモードにおいて、ワイパー20が所
定の時間間隔で作動を開始し、この作動の開始後の所定
回数の往復走行を行って停止する。これにより、ワイパ
ー20の作動に多くの電力を消費することなく、前面ガ
ラス18に多量の雪や霜が付着するのを未然に防止する
ことができる。また、各種環境条件に応じて必要なとき
だけワイパー20を作動させるようにしているため、電
力の消費を少なくすることができる。
ワイパー20の作動と同期させてウォッシャー装置を作
動させる場合の処理手順について図6のフローチャート
を用いて説明する。図3で説明したようにオートワイパ
ーモードがオンの場合に所定の判定条件を満たすとCP
U50からワイパー駆動回路32にワイパー作動指示信
号が出力される。また、このワイパー作動指示信号と同
時にCPU50からウォッシャー駆動回路38にウォッ
シャー作動指示信号が出力されるようになっている。ウ
ォッシャー駆動回路38は、このウォッシャー作動指示
信号を入力した場合に、図6に示すステップS60、S
62においてオートワイパーモードがオンで、且つ、C
PU50からワイパー作動指示信号が出力されていると
判定したときには、次いで、前回ウォッシャー装置を駆
動したときより一定時間(設定時間)を経過したか否か
を判定する(ステップS64)。但し、最初のウォッシ
ャー装置の駆動の際にはこの判定処理は行わない。尚、
この設定時間は、所定の時間をROM52に記録するよ
うにしてもよいし、ユーザが所望の時間に設定してRA
M54に記録するようにしてもよい。この判定処理によ
ってNOと判定した場合には、ウォッシャー駆動回路3
8はウォッシャー駆動部36を作動させないようにす
る。これにより、ワイパー駆動回路32によってワイパ
ー20のみが作動する(ステップS70)。
定した場合には、ウォッシャー駆動回路38は、ウォッ
シャー駆動部36を作動させる(ステップS66)。こ
れにより、前面ガラス18にウォッシャー液が噴きかけ
られる。次いで、ウォッシャー駆動回路38は、ウォッ
シャー作動タイマーをリセットした後(ステップS6
8)、次のウォッシャー作動時までの時間のカウントを
0から開始する。
イパー20が作動し(ステップS70)、上記ステップ
S60に戻る。尚、ウォッシャー装置の一回の作動時間
は、例えば、数秒間としてもよいし、ワイパー作動が終
了するまでとしてもよい。以上の処理手順により、ウォ
ッシャー装置は、ワイパー20の作動と同期して所定時
間おきに作動するようになる。このウォッシャー装置が
作動することにより、前面ガラス18に付着した雪や霜
の除去が容易になると共に、前面ガラス18に雪や霜が
付着していない場合においてワイパー20を作動させた
ときでもほこり等によって前面ガラス18に傷が付く不
具合が防止される。
ォッシャー装置の作動間隔を設定することができるため
ワイパー20の作動間隔が短いときにはウォッシャー装
置の作動回数を減らしてウォッシャー液の節約を図るこ
とができる(ワイパー20の作動間隔が短いときには前
面ガラス18の汚れは少ないためウォッシャー装置の作
動回数を減らすことができる)。例えば、ワイパー20
の作動間隔が15分のときには、ワイパー20が2回作
動する毎にウォッシャー装置を1回作動させ、ワイパー
20の作動間隔が10分のときには、ワイパー20が3
回作動する毎にウォッシャー装置を1回作動させるとい
った設定が可能である。
又は最高間隔の時間を設定するようにしてもよい。例え
ば、前者では、30分と設定すると、20分間隔でワイ
パー20が作動しているときには、ウォッシャー装置の
作動間隔は40分となる。後者では、30分と設定する
と、15分間隔でワイパー20が作動しているときには
ウォッシャー装置の作動間隔は30分となる。
で設定するのではなく、ウォッシャー装置を1回作動さ
せるまでのワイパー20の作動回数を設定するようにし
てもよい。また、この場合に、ワイパー20の作動間隔
に応じてその回数を自動で切り替えるようにしてもよ
い。以上、上記実施の形態において、図3乃至図5のフ
ローチャートに示した処理手順では、前面ガラス18の
温度を各種判定条件としていたが、前面ガラス18の温
度ではなく、外気温度を判定条件としてもよい。
ローチャートに示した処理手順では、前面ガラス18
(又は外気)の温度、時刻、ワイパー作動間隔、前面ガ
ラス18での水の有無、オンエアタリー信号の有無及び
雲台コントローラ12の操作の有無をワイパー作動の判
定条件としていたが、これらの全て条件をワイパー作動
の判定条件とする必要はなく、いずれか1つの条件の
み、又は、幾つかの条件をワイパー作動の判定条件とす
ることもできる。また、上記実施の形態では、これらの
判定条件を満たさない場合にはワイパー作動を一時的に
停止させるようにしたが、ワイパー作動の一時的な停止
ではなく、オートワイパーモードを強制的にオフしても
よい。
ローチャートに示した処理手順では、ワイパー作動間
隔、ワイパー作動電流、前面ガラス18の温度及びワイ
パー作動回数をワイパー作動の停止条件としたが、これ
らの全ての条件をワイパー作動の停止条件とする必要は
なく、いずれか1つの条件のみ、又は、幾つかの条件を
ワイパー作動の停止条件とすることもできる。
ーラ12のオペレーション部40の所定のスイッチをオ
ンした場合にオートワイパーモードがオンとなるように
したが、例えば、外気や前面ガラス18の温度が所定温
度(例えば、0°C)より低い場合、又は、前面ガラス
18に水が付着した場合に自動でオートワイパーモード
となるようにしてもよい。
をパン・チルト、フォーカス、ズーム操作する雲台10
のハウジング14について説明したが、これに限らず、
本発明は、テレビカメラを収容するハウジング全てに適
用できる。
部に収容したテレビカメラの視界を確保するために前窓
にワイパーが設置されたテレビカメラのハウジングにお
いて、前記ワイパーを所定時間間隔おきに自動で駆動す
るオートワイパーモードの機能を設けたため、テレビカ
メラをハウジングに収容して屋外に設置した場合に、こ
のオートワイパーモードの機能を実行させておくことに
より、雪が降っている場合や気温が低い場合に長い間不
使用の状態で放置しても、ハウジングの前窓に多量の雪
や霜が付着する不具合を少ない電力消費で防止すること
ができ、突然の撮影の際にも良好な視界を確保できる。
これにより、撮影チャンスを逃すといった不具合を未然
に防止することができるようになる。
ードにおけるワイパー駆動に同期させて洗浄液を前窓に
噴きかける態様も可能であり、これにより、前窓に付着
した雪や霜をワイパーで容易に払い取ることができるよ
うになる。また、ホコリ等による傷を防止できる。ま
た、本発明によれば、オートワイパーモードにおけるワ
イパーの駆動を時間だけでなく、外気若しくは前窓の温
度、前窓の水の付着の有無等の各種条件に応じて制御す
る態様も可能であり、オートワイパーモードがオンされ
ている状態でも、ある程度気温が低い場合や水が検出さ
れた場合等の必要時でのみワイパーを駆動させることに
より、電力消費の削減を図ることができる。
リモコン雲台の一実施の形態を示す全体構成図である。
イパー及びウォッシャー装置の制御機構を示した構成図
である。
ー停止時に行われる処理手順を示したフローチャートで
ある。
に応じて2段階に切り替えるようにした場合のワイパー
作動間隔の設定手順を示したフローチャートである。
ーチャートである。
シャー装置を作動させる場合の処理手順を示したフロー
チャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】テレビカメラを収容する筐体の前面に前窓
が配設されると共に、該前窓にモータで駆動されるワイ
パーが設置されたテレビカメラのハウジングにおいて、 前記ワイパーを自動制御するオートワイパーモードの実
行を指示する指示手段と、 前記指示手段によってオートワイパーモードの実行が指
示されると、前記モータによって前記ワイパーを所定時
間間隔おきに駆動するワイパー制御手段と、 からなることを特徴とするテレビカメラのハウジング。 - 【請求項2】前記ワイパー制御手段は、前記所定時間間
隔おきの前記ワイパーの各駆動時において前記ワイパー
を複数回往復動作させることを特徴とする請求項1のテ
レビカメラのハウジング。 - 【請求項3】前記ハウジングは前記前窓に洗浄液を噴出
する洗浄手段を有し、前記ワイパー制御手段は、前記ワ
イパーを駆動する際に前記洗浄手段を駆動して前記前窓
に洗浄液を噴きかけることを特徴とする請求項1又は2
のテレビカメラのハウジング。 - 【請求項4】外気若しくは前記前窓の温度を検出する検
出手段、前記前窓に水が付着しているか否かを検出する
検出手段、テレビカメラで撮影が行われているか否かを
検出する検出手段、又は、前記ハウジングのマニュアル
操作が行われているか否かを検出する検出手段のうち少
なくとも1つの検出手段を設け、該検出手段により、外
気若しくは前記前窓の温度が所定温度よりも高いことを
検出した場合、前記前窓に水が付着していないことを検
出した場合、前記テレビカメラで撮影が行われているこ
とを検出した場合、又は、前記ハウジングのマニュアル
操作が行われていることを検出した場合に、前記ワイパ
ー制御手段は、前記ワイパーの駆動を一時的に停止さ
せ、又は、前記オートワイパーモードの実行を終了させ
ることを特徴とする請求項1、2又は3のテレビカメラ
のハウジング。 - 【請求項5】外気若しくは前記前窓の温度を検出する検
出手段又は前記前窓に水が付着しているか否かを検出す
る検出手段のうち少なくとも1つの検出手段を設け、該
検出手段により、外気若しくは前記前窓の温度が所定温
度よりも低いことを検出した場合、又は、前記前窓に水
が付着したことを検出した場合に、前記ワイパー制御手
段は、自動的に前記オートワイパーモードの実行を開始
することを特徴とする請求項1、2又は3のテレビカメ
ラのハウジング。 - 【請求項6】外気若しくは前記前窓の温度を検出する検
出手段又は前記前窓に水が付着しているか否かを検出す
る検出手段のうち少なくとも1つの検出手段を設け、前
記ワイパー制御手段は、前記検出手段により検出した外
気若しくは前記前窓の温度、又は、前記前窓に水が付着
しているか否かの検出結果に基づいて、前記所定時間間
隔の長さを自動で増減させて前記ワイパーを駆動するこ
とを特徴とする請求項1、2又は3のテレビカメラのハ
ウジング。 - 【請求項7】前記ワイパー制御手段は、外気若しくは前
記前窓の温度、又は、前記ワイパーを駆動するモータに
かかる負荷の大きさに基づいて、前記所定時間間隔おき
の各駆動時における前記ワイパーの往復動作の回数を自
動で増減させることを特徴とする請求項2又は3のテレ
ビカメラのハウジング。
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