JP2004061737A - 屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】雨や雪が保護ガラスへ付着するのを防止できるとともに、ワイパーの動作回数を軽減することが可能になり、延いては快適な監視を可能にする。
【解決手段】ズームレンズを搭載し、ズームレンズに対向する前面に保護ガラス21を設けたハウジング2に収納したカメラと、保護ガラス21面に付着する雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃を除去するワイパー装置7とを備えた屋外カメラ装置であって、保護ガラス21を設けたハウジング2の前面側に移動可能に取付けたフード3と、フード3をハウジング2に対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、フード移動手段及びワイパー装置7を制御する制御手段とを備えた。
【選択図】 図3
【解決手段】ズームレンズを搭載し、ズームレンズに対向する前面に保護ガラス21を設けたハウジング2に収納したカメラと、保護ガラス21面に付着する雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃を除去するワイパー装置7とを備えた屋外カメラ装置であって、保護ガラス21を設けたハウジング2の前面側に移動可能に取付けたフード3と、フード3をハウジング2に対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、フード移動手段及びワイパー装置7を制御する制御手段とを備えた。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズームレンズを搭載したテレビカメラを収納する屋外カメラ装置に係り、特にズームレンズの画角に連動した効率の良い監視を可能にするための屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、屋外カメラ、例えば監視カメラなどは、雨や雪などからカメラを保護するために専用のハウジングに収納されている。そして、このハウジングの前面には、カメラの撮影レンズに対向して透明な保護ガラス(前面ガラス)が配設されており、この保護ガラスを通して所望の映像を撮影することができるように構成されている。
【0003】
そして、このようにハウジングに監視カメラを収納した監視カメラ装置にあっては、屋外に設置されているので、保護ガラス面が、雨や雪などにさらされたり寒冷地の場合には霜や氷柱が付着して、鮮明な映像が得られないことがある。
【0004】
そのため、このハウジングの保護ガラスには、これに付着する水滴や埃等の汚れを除去するためにワイパー装置を設け、撮影時にはそのワイパー装置を動作させることにより、クリアな監視映像を提供できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このワイパー装置を付設した監視カメラ装置に、さらにズーミング機構を備えた構成のものにあっては、広角(ワイド)監視時に比べて、望遠(テレ)時の遠方監視の際に監視画面での画角全体に対するワイパーの動作面積の割合が拡大されるため、映像画面にそのワイパーが写し出されると、その先の様子が見えなくなる面積も増大するので、監視に支障をきたしていた。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、雨や雪が保護ガラスへ付着するのを防止できるとともに、ワイパーの動作回数を軽減することが可能になり、延いては快適な監視を可能にする屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の屋外カメラ装置は、ズームレンズを搭載し、前記ズームレンズに対向する前面に保護ガラスを設けたハウジングに収納したカメラを備えた屋外カメラ装置であって、
前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に移動可能に取付けたフードと、
前記フードを前記ハウジングに対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、
前記フード移動手段を制御する制御手段と
を備えたことを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、ズーミングの望遠側においてフードが前方へ移動して雨や雪などが浸入するのを防止できるので、雨や雪などが前面ガラスへ付着するのを防止できることから、クリアな映像が得られる。しかも、この構成によれば、望遠時には、フードを大きく伸ばすので雨や雪などの付着する回数を大幅に削減でき、その分、ワイパー装置の動作回数を減らすことができるため、映像を確認しやすくなり、さらに、ワイパーブレードの磨耗や前面ガラスの傷を防ぐことが出来る。
【0009】
また、本発明の屋外カメラ装置は、前記制御手段は、前記ズームレンズの焦点距離の変動動作に連動して前記フード移動手段の動作を制御するように構成したことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、ズームレンズの焦点距離に応じた画角によってフードを自動で動作させることができ、ケラレのない範囲でフードをできるだけ長く伸ばすことができるので、可能な限りフードを前面に長く移動させ、雨や雪の浸入を防止することができる。
【0011】
また、本発明の屋外カメラ装置は、前記保護ガラス又は前記フードの凍結を防止する発熱体を、前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面又はフードに備えたことを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、フード前面に霜や氷柱の発生を防ぐことができるばかりか、ハウジングとフードとの間の可動部分の凍結を防ぐことができる。
【0013】
また、本発明の屋外カメラ装置は、前述の屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法であって、
カメラの望遠時には、保護ガラスを設けたハウジングの前面側に対して離間する方向にフードを前進移動させるとともに、
前記カメラの広角時には、前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に対して近接する方向に前記フードを後退移動させることを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、望遠時の監視には画角が狭まる分だけフードを移動させており、カメラに対してフード伸長させるようにしても、このフードに起因したケラレの発生を防止できる。その結果、フードで視界が遮られることがないばかりか、そのとき許容される最大限の長さに長く延ばしたフードによって、カメラ前面の保護ガラスに雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃が保護ガラスに付着するのを効果的に防止できるようになり、一層鮮明な映像を提供することができる。
【0015】
また、この発明によれば、水滴やワイパー動作の影響が少ない広角時の監視においては、フードを後退させて保護ガラス面からできるだけ突出させないようにすることが可能になるので、フードを備えていても、このフードによる広角時の映像のケラレを回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置を示す平面図、図2は本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置を示す側面図、図3は本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置を示す正面図である。
【0017】
図1〜図3に示す本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置1は、屋外での監視を行う監視カメラに適用されており、大略構成として、ズーム機構6A(図4参照)を備えた図示外の監視カメラと、この監視カメラを収納するハウジング2と、このハウジング2に対して移動可能なフード3と、ハウジング2を搭載する雲台4とを備えている。
【0018】
監視カメラは、図4に示す前述のズーム機構6Aによる望遠(テレ)及び広角(ワイド)とともにフォーカス機構6Bを備えており、後述する制御部5によりズーム機構6A及びフーカス機構6Bの遠隔操作を行えるように構成されている。
【0019】
ハウジング2は、パン及びチルト機構6Cを介して雲台4に搭載されており、後述する制御部5によりパン及びチルト機構6Cを遠隔操作して、撮影方向を左右方向及び上下方向に自在に移動できるように構成されている。
また、このハウジング2には、撮影方向に向かう正面部分に透明な保護ガラス(前面ガラス)21が配設されており、図3に示すように、この保護ガラス21の外面には保護ガラスに付着する水滴や埃等の汚れを除去するためにワイパー装置7が付設されているとともに、保護ガラス21の設けられているハウジング2の正面側外枠には、全周に亙り発熱体、例えばニクロム線8が埋設されている。
【0020】
この実施の形態のワイパー装置7は、図3において、保護ガラス21の設けられているハウジング2の正面側外枠の上部に固設されたモータ71と、このモータ71の出力軸に固着されたアーム72と、このアーム72の先端に設け保護ガラス21外面に摺接して塵埃、雨水、雪などの付着物を掻き取るワイパーブレード73などを備えており、制御部5によりモータ71を制御することにより、連続的に又は間歇的に駆動することができるように構成されている。
【0021】
フード3は、保護ガラス21に向けて雨や雪或いは霜などが浸入して付着したり、埃や塵などが付着するのを防止して、保護ガラス21の外面を汚れから守るものであり、保護ガラス21の上下左右を取り囲む4面を有する略箱型を呈するとともに、正面部分が開口・開放されており、監視カメラが被写体からの光をこの開口部から取り込んで撮影することが可能になっている。なお、このフード3は、このように構成することで、保護ガラス21への塵埃、雨、雪或いは霜などの付着を防止でき、クリアな監視映像が得られるようになっている。
また、このフード3には、図2に示すように、ハウジング2の保護ガラス21を臨む内面部分に、ハウジング2の正面側に埋設したものと同様のニクロム線8などを用いた発熱体を埋設させており、後述するフード移動機構9によりハウジング2に対してスライド動作するときに、ハウジング2との間の水分が凍結してフード3が移動できなくなるといったことを防止している。
【0022】
さらに、このフード3には、ハウジング2に対してフード3を前後方向に移動するフード移動機構9を付設している。ところで、図7に示す望遠(テレ)時には、監視カメラの画角が狭く(β)なるので、例えば、監視カメラの画角に影響をもたらさない範囲下でフード3を前方へ動かしてみても、視野内でケラレを発生するおそれがない。従って、望遠(テレ)時にはハウジング2の保護ガラス21からフード3の先端部までの長さLが長く(L2)なるように前進移動させることで、雨や雪が保護ガラス21へ付着するのを防止する効果が一層高められるようになっている。
【0023】
この実施の形態のフード移動機構9には、ラックアンドピニオン機構用いられており、具体的には、図5に示すように、ハウジング2の外面には、モータ91と、このモータ91の出力軸に固着した駆動ギア92と、この駆動ギア92に噛合して減速するように歯数が駆動ギア92より多いピニオン93と、ガイドシャフト94とを実装しているとともに、この外面に対向するフード3の内面には、ピニオン93に噛合するラック95と、ガイドシャフト94が貫通するガイド孔を穿設したガイド部材96を設けている。
このうち、モータ91は、ズーム機構6Aに備えたズームレンズの焦点距離の値の変化に連動してフード3の移動動作を調整するために、その駆動動作が制御部5によって制御されている。
【0024】
雲台4は、図3に示すように、中央部に設けた支持脚41と、この支持脚41の上面に設けた回動縦軸42を介して支持脚41に回動自在に搭載された載置体43と、この載置体43の両端面から上方に起立状態で固着させた左右一対の支持部材44とを備えており、この支持部材44に取付けた回動横軸45を介してハウジング2を上下方向に回動自在に支持している。
【0025】
回動縦軸42は、図4に示すように、図示外のパン機構の一部を構成しており、パン用駆動モータで回動させることにより、これと一体の載置体43、延いてハウジング2が水平(パン)方向に自在に回動するように構成されている。一方、回動横軸45は、図4に示すように、図示外のチルト機構の一部を構成しており、チルト用駆動モータで回動させることにより、これと一体のハウジング2が上下(チルト)方向に自在に回動するように構成されている。
【0026】
制御部5は、通常一般に、高所や遠隔地に設けた監視カメラを操作者が別の場所から遠隔操作を行う際に、この屋外カメラ装置1に備えた各装置及び機構を作動制御するためのものであり、図4に示すように、入力が、ズーム機構6A、フォーカス機構6B、パン・チルト機構6C、ワイパー装置7及びフード移動機構9の各モータ及び発熱体8にそれぞれ接続されている。
【0027】
以上のように構成された屋外カメラ装置について、図6及び図7を用いてその動作を説明する。
(1)まず、図6のように、ズーム機能6Aが広角(ワイド)側に設定された場合には、画角が大きく(α)なるため、従来の屋外カメラ同様に、フード3の先端部3Aが保護ガラス21とほぼ同じ位置にある。
(2)一方、図7のように、ズーム機能6Aが望遠(テレ)側に設定された場合には、画角が狭く(β)なるために、フード3を保護ガラス21よりも前方へある程度移動させても、撮像範囲内でのケラレの発生する虞がない。しかも、このように、フード3を前進移動させることで、フード3の先端3Aと保護ガラス21との間の距離Lが増大するので、降雨や降雪或いは降霜などの中での監視中でも、雨水や雪或いは霜などが保護ガラス21に直接射し込んだり付着・浸入するのを防止することができる。
【0028】
以上のように本発明の実施の形態によれば、図6に示すように、画角が大きくなるので保護ガラス21に付着する水滴などの画面占有面積が低くなることが多く、またワイパー7の動きの画面占有率が低くなる広角(ワイド)時には、フード3の先端3Aを保護ガラス21近くまで後退するように移動させるようになっている。このため、フード3は、殆ど機能せず、雨や雪などが直接保護ガラス面に射し込んで付着するが、ワイパー機構7を作動させることで、これらを確実に除去することができる。一方、このワイパー機構7のアーム72やワイパーブレード73は、広角での映像中で作動範囲はそれほど大きく占有しないので、映像の障害になる虞は少なくて済む。つまり、雨の中などでも、ワイパー7の動きにあまり邪魔されずに屋外の撮影が行える。
【0029】
また、本発明の実施の形態によれば、フード3は可動機能を設けた構成となっており、図7に示す望遠(テレ)時には、保護ガラス21面に対するワイパー7の動きの画面占有率が大きいが広角時に比べて画角が狭く(β)なるので、フード移動機構9を作動してフード3を所定の位置まで前進移動(実質的に撮像範囲が狭まる)させても、映像にケラレを生じる虞がない。
【0030】
一方、フード3を伸ばすと、フード3外部から雨や雪或いは霜などの浸入自体を防ぐことができるようになるので、保護ガラス21に雨や雪或いは霜などの付着が防止でき、その分、フード移動機構9を作動させる回数も可及的に削減することができる。その結果、画面占有率が大きいワイパーを動作させて映像の撮影を邪魔されることが少なくなり、ワイパーの動作回数を軽減することによる快適な監視が実現可能になる。
【0031】
このようにして、広角時の映像でのケラレ防止や望遠時のガラス面4への水滴などの付着防止が可能になるとともに、さらには、望遠時にワイパー5を動作させずにできるだけ停止させておくことができ、常に良好な映像での監視を実現可能とすることができる。
【0032】
また、フード3には、保護ガラス21を取付けている正面側外枠の全周に亙りニクロム線8などの発熱体が埋設されているので、例えば、寒冷地などで使用する場合に保護ガラス21に霜が付着してワイパー装置7が利かないときにも、その発熱体を発熱させて霜を容易に、かつ、迅速に融解させることができるようになる。また、厳寒地における監視カメラなどとして使用する場合であっても、氷雪がフード3部分へ付着するのを、その発熱体により発生するジュール熱でフード3自体の内面や、フード3内に留まる空気を加温して、ハウジング2前面側やフード3の開口部などの凍結を防ぐことができる。
【0033】
なお、この実施の形態では、フード移動機構としてラックアンドピニオン機構を用いているが、このラックアンドピニオン機構に限定されるものではなく、各種の機構が適用可能である。また、この発明の発熱体の設置場所としては、必ずしも、この実施形態のように保護ガラス21の設けられているハウジング2の正面側外枠及びフード3の内面部分にともに設置する必要はなく、これらのいずれか一方でもよいし、所要の効果を奏するものであればこれら以外の場所であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、ズームレンズを搭載するとともに、前記ズームレンズに対向する前面に保護ガラスを設けたハウジングに収納するカメラと、前記保護ガラス面に付着する雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃を除去するワイパー装置とを備えた屋外カメラ装置であって、保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に移動可能に取付けたフードと、フードをハウジングに対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、フード移動手段及びワイパー装置を制御する制御手段とを備えている。
【0035】
従って、本発明によれば、撮影映像にケラレを発生することなく、雨や雪の保護ガラスへの付着を防止できるとともに、フードにより雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃が保護ガラスに付着するのを防止しているので、フードを備えていない従来の屋外カメラ装置に比べてワイパーの動作回数を削減しても鮮明な映像を提供することができるようになり、延いては快適な監視が実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置を示す概略平面図である。
【図2】同実施の形態に係る屋外カメラ装置の概略側面図である。
【図3】同実施の形態に係る屋外カメラ装置の正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置における電気的構成を示すブロック図である。
【図5】(A)は本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置のフード移動機構を示す断面図、(B)は(A)におけるB−B線断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置における広角監視時のフード位置を示す概略側面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置における望遠監視時のフード位置を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 屋外カメラ装置
2 ハウジング
21 保護ガラス(前面ガラス)
3 フード
3A 先端
4 ガラス面
41 支軸体
42 回動縦軸
43 載置体
44 支持部材
45 回動横軸
5 制御部(制御手段)
6A ズーム機構
6B フォーカス機構
7 ワイパー
8 発熱体
9 フード移動機構
91 モータ
92 駆動ギア
93 ピニオン
94 ガイドシャフト
95 ラック
96 ガイド部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズームレンズを搭載したテレビカメラを収納する屋外カメラ装置に係り、特にズームレンズの画角に連動した効率の良い監視を可能にするための屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、屋外カメラ、例えば監視カメラなどは、雨や雪などからカメラを保護するために専用のハウジングに収納されている。そして、このハウジングの前面には、カメラの撮影レンズに対向して透明な保護ガラス(前面ガラス)が配設されており、この保護ガラスを通して所望の映像を撮影することができるように構成されている。
【0003】
そして、このようにハウジングに監視カメラを収納した監視カメラ装置にあっては、屋外に設置されているので、保護ガラス面が、雨や雪などにさらされたり寒冷地の場合には霜や氷柱が付着して、鮮明な映像が得られないことがある。
【0004】
そのため、このハウジングの保護ガラスには、これに付着する水滴や埃等の汚れを除去するためにワイパー装置を設け、撮影時にはそのワイパー装置を動作させることにより、クリアな監視映像を提供できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このワイパー装置を付設した監視カメラ装置に、さらにズーミング機構を備えた構成のものにあっては、広角(ワイド)監視時に比べて、望遠(テレ)時の遠方監視の際に監視画面での画角全体に対するワイパーの動作面積の割合が拡大されるため、映像画面にそのワイパーが写し出されると、その先の様子が見えなくなる面積も増大するので、監視に支障をきたしていた。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、雨や雪が保護ガラスへ付着するのを防止できるとともに、ワイパーの動作回数を軽減することが可能になり、延いては快適な監視を可能にする屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の屋外カメラ装置は、ズームレンズを搭載し、前記ズームレンズに対向する前面に保護ガラスを設けたハウジングに収納したカメラを備えた屋外カメラ装置であって、
前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に移動可能に取付けたフードと、
前記フードを前記ハウジングに対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、
前記フード移動手段を制御する制御手段と
を備えたことを特徴としている。
【0008】
この構成によれば、ズーミングの望遠側においてフードが前方へ移動して雨や雪などが浸入するのを防止できるので、雨や雪などが前面ガラスへ付着するのを防止できることから、クリアな映像が得られる。しかも、この構成によれば、望遠時には、フードを大きく伸ばすので雨や雪などの付着する回数を大幅に削減でき、その分、ワイパー装置の動作回数を減らすことができるため、映像を確認しやすくなり、さらに、ワイパーブレードの磨耗や前面ガラスの傷を防ぐことが出来る。
【0009】
また、本発明の屋外カメラ装置は、前記制御手段は、前記ズームレンズの焦点距離の変動動作に連動して前記フード移動手段の動作を制御するように構成したことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、ズームレンズの焦点距離に応じた画角によってフードを自動で動作させることができ、ケラレのない範囲でフードをできるだけ長く伸ばすことができるので、可能な限りフードを前面に長く移動させ、雨や雪の浸入を防止することができる。
【0011】
また、本発明の屋外カメラ装置は、前記保護ガラス又は前記フードの凍結を防止する発熱体を、前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面又はフードに備えたことを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、フード前面に霜や氷柱の発生を防ぐことができるばかりか、ハウジングとフードとの間の可動部分の凍結を防ぐことができる。
【0013】
また、本発明の屋外カメラ装置は、前述の屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法であって、
カメラの望遠時には、保護ガラスを設けたハウジングの前面側に対して離間する方向にフードを前進移動させるとともに、
前記カメラの広角時には、前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に対して近接する方向に前記フードを後退移動させることを特徴としている。
【0014】
この構成によれば、望遠時の監視には画角が狭まる分だけフードを移動させており、カメラに対してフード伸長させるようにしても、このフードに起因したケラレの発生を防止できる。その結果、フードで視界が遮られることがないばかりか、そのとき許容される最大限の長さに長く延ばしたフードによって、カメラ前面の保護ガラスに雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃が保護ガラスに付着するのを効果的に防止できるようになり、一層鮮明な映像を提供することができる。
【0015】
また、この発明によれば、水滴やワイパー動作の影響が少ない広角時の監視においては、フードを後退させて保護ガラス面からできるだけ突出させないようにすることが可能になるので、フードを備えていても、このフードによる広角時の映像のケラレを回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置を示す平面図、図2は本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置を示す側面図、図3は本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置を示す正面図である。
【0017】
図1〜図3に示す本発明の一実施形態に係る屋外カメラ装置1は、屋外での監視を行う監視カメラに適用されており、大略構成として、ズーム機構6A(図4参照)を備えた図示外の監視カメラと、この監視カメラを収納するハウジング2と、このハウジング2に対して移動可能なフード3と、ハウジング2を搭載する雲台4とを備えている。
【0018】
監視カメラは、図4に示す前述のズーム機構6Aによる望遠(テレ)及び広角(ワイド)とともにフォーカス機構6Bを備えており、後述する制御部5によりズーム機構6A及びフーカス機構6Bの遠隔操作を行えるように構成されている。
【0019】
ハウジング2は、パン及びチルト機構6Cを介して雲台4に搭載されており、後述する制御部5によりパン及びチルト機構6Cを遠隔操作して、撮影方向を左右方向及び上下方向に自在に移動できるように構成されている。
また、このハウジング2には、撮影方向に向かう正面部分に透明な保護ガラス(前面ガラス)21が配設されており、図3に示すように、この保護ガラス21の外面には保護ガラスに付着する水滴や埃等の汚れを除去するためにワイパー装置7が付設されているとともに、保護ガラス21の設けられているハウジング2の正面側外枠には、全周に亙り発熱体、例えばニクロム線8が埋設されている。
【0020】
この実施の形態のワイパー装置7は、図3において、保護ガラス21の設けられているハウジング2の正面側外枠の上部に固設されたモータ71と、このモータ71の出力軸に固着されたアーム72と、このアーム72の先端に設け保護ガラス21外面に摺接して塵埃、雨水、雪などの付着物を掻き取るワイパーブレード73などを備えており、制御部5によりモータ71を制御することにより、連続的に又は間歇的に駆動することができるように構成されている。
【0021】
フード3は、保護ガラス21に向けて雨や雪或いは霜などが浸入して付着したり、埃や塵などが付着するのを防止して、保護ガラス21の外面を汚れから守るものであり、保護ガラス21の上下左右を取り囲む4面を有する略箱型を呈するとともに、正面部分が開口・開放されており、監視カメラが被写体からの光をこの開口部から取り込んで撮影することが可能になっている。なお、このフード3は、このように構成することで、保護ガラス21への塵埃、雨、雪或いは霜などの付着を防止でき、クリアな監視映像が得られるようになっている。
また、このフード3には、図2に示すように、ハウジング2の保護ガラス21を臨む内面部分に、ハウジング2の正面側に埋設したものと同様のニクロム線8などを用いた発熱体を埋設させており、後述するフード移動機構9によりハウジング2に対してスライド動作するときに、ハウジング2との間の水分が凍結してフード3が移動できなくなるといったことを防止している。
【0022】
さらに、このフード3には、ハウジング2に対してフード3を前後方向に移動するフード移動機構9を付設している。ところで、図7に示す望遠(テレ)時には、監視カメラの画角が狭く(β)なるので、例えば、監視カメラの画角に影響をもたらさない範囲下でフード3を前方へ動かしてみても、視野内でケラレを発生するおそれがない。従って、望遠(テレ)時にはハウジング2の保護ガラス21からフード3の先端部までの長さLが長く(L2)なるように前進移動させることで、雨や雪が保護ガラス21へ付着するのを防止する効果が一層高められるようになっている。
【0023】
この実施の形態のフード移動機構9には、ラックアンドピニオン機構用いられており、具体的には、図5に示すように、ハウジング2の外面には、モータ91と、このモータ91の出力軸に固着した駆動ギア92と、この駆動ギア92に噛合して減速するように歯数が駆動ギア92より多いピニオン93と、ガイドシャフト94とを実装しているとともに、この外面に対向するフード3の内面には、ピニオン93に噛合するラック95と、ガイドシャフト94が貫通するガイド孔を穿設したガイド部材96を設けている。
このうち、モータ91は、ズーム機構6Aに備えたズームレンズの焦点距離の値の変化に連動してフード3の移動動作を調整するために、その駆動動作が制御部5によって制御されている。
【0024】
雲台4は、図3に示すように、中央部に設けた支持脚41と、この支持脚41の上面に設けた回動縦軸42を介して支持脚41に回動自在に搭載された載置体43と、この載置体43の両端面から上方に起立状態で固着させた左右一対の支持部材44とを備えており、この支持部材44に取付けた回動横軸45を介してハウジング2を上下方向に回動自在に支持している。
【0025】
回動縦軸42は、図4に示すように、図示外のパン機構の一部を構成しており、パン用駆動モータで回動させることにより、これと一体の載置体43、延いてハウジング2が水平(パン)方向に自在に回動するように構成されている。一方、回動横軸45は、図4に示すように、図示外のチルト機構の一部を構成しており、チルト用駆動モータで回動させることにより、これと一体のハウジング2が上下(チルト)方向に自在に回動するように構成されている。
【0026】
制御部5は、通常一般に、高所や遠隔地に設けた監視カメラを操作者が別の場所から遠隔操作を行う際に、この屋外カメラ装置1に備えた各装置及び機構を作動制御するためのものであり、図4に示すように、入力が、ズーム機構6A、フォーカス機構6B、パン・チルト機構6C、ワイパー装置7及びフード移動機構9の各モータ及び発熱体8にそれぞれ接続されている。
【0027】
以上のように構成された屋外カメラ装置について、図6及び図7を用いてその動作を説明する。
(1)まず、図6のように、ズーム機能6Aが広角(ワイド)側に設定された場合には、画角が大きく(α)なるため、従来の屋外カメラ同様に、フード3の先端部3Aが保護ガラス21とほぼ同じ位置にある。
(2)一方、図7のように、ズーム機能6Aが望遠(テレ)側に設定された場合には、画角が狭く(β)なるために、フード3を保護ガラス21よりも前方へある程度移動させても、撮像範囲内でのケラレの発生する虞がない。しかも、このように、フード3を前進移動させることで、フード3の先端3Aと保護ガラス21との間の距離Lが増大するので、降雨や降雪或いは降霜などの中での監視中でも、雨水や雪或いは霜などが保護ガラス21に直接射し込んだり付着・浸入するのを防止することができる。
【0028】
以上のように本発明の実施の形態によれば、図6に示すように、画角が大きくなるので保護ガラス21に付着する水滴などの画面占有面積が低くなることが多く、またワイパー7の動きの画面占有率が低くなる広角(ワイド)時には、フード3の先端3Aを保護ガラス21近くまで後退するように移動させるようになっている。このため、フード3は、殆ど機能せず、雨や雪などが直接保護ガラス面に射し込んで付着するが、ワイパー機構7を作動させることで、これらを確実に除去することができる。一方、このワイパー機構7のアーム72やワイパーブレード73は、広角での映像中で作動範囲はそれほど大きく占有しないので、映像の障害になる虞は少なくて済む。つまり、雨の中などでも、ワイパー7の動きにあまり邪魔されずに屋外の撮影が行える。
【0029】
また、本発明の実施の形態によれば、フード3は可動機能を設けた構成となっており、図7に示す望遠(テレ)時には、保護ガラス21面に対するワイパー7の動きの画面占有率が大きいが広角時に比べて画角が狭く(β)なるので、フード移動機構9を作動してフード3を所定の位置まで前進移動(実質的に撮像範囲が狭まる)させても、映像にケラレを生じる虞がない。
【0030】
一方、フード3を伸ばすと、フード3外部から雨や雪或いは霜などの浸入自体を防ぐことができるようになるので、保護ガラス21に雨や雪或いは霜などの付着が防止でき、その分、フード移動機構9を作動させる回数も可及的に削減することができる。その結果、画面占有率が大きいワイパーを動作させて映像の撮影を邪魔されることが少なくなり、ワイパーの動作回数を軽減することによる快適な監視が実現可能になる。
【0031】
このようにして、広角時の映像でのケラレ防止や望遠時のガラス面4への水滴などの付着防止が可能になるとともに、さらには、望遠時にワイパー5を動作させずにできるだけ停止させておくことができ、常に良好な映像での監視を実現可能とすることができる。
【0032】
また、フード3には、保護ガラス21を取付けている正面側外枠の全周に亙りニクロム線8などの発熱体が埋設されているので、例えば、寒冷地などで使用する場合に保護ガラス21に霜が付着してワイパー装置7が利かないときにも、その発熱体を発熱させて霜を容易に、かつ、迅速に融解させることができるようになる。また、厳寒地における監視カメラなどとして使用する場合であっても、氷雪がフード3部分へ付着するのを、その発熱体により発生するジュール熱でフード3自体の内面や、フード3内に留まる空気を加温して、ハウジング2前面側やフード3の開口部などの凍結を防ぐことができる。
【0033】
なお、この実施の形態では、フード移動機構としてラックアンドピニオン機構を用いているが、このラックアンドピニオン機構に限定されるものではなく、各種の機構が適用可能である。また、この発明の発熱体の設置場所としては、必ずしも、この実施形態のように保護ガラス21の設けられているハウジング2の正面側外枠及びフード3の内面部分にともに設置する必要はなく、これらのいずれか一方でもよいし、所要の効果を奏するものであればこれら以外の場所であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、ズームレンズを搭載するとともに、前記ズームレンズに対向する前面に保護ガラスを設けたハウジングに収納するカメラと、前記保護ガラス面に付着する雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃を除去するワイパー装置とを備えた屋外カメラ装置であって、保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に移動可能に取付けたフードと、フードをハウジングに対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、フード移動手段及びワイパー装置を制御する制御手段とを備えている。
【0035】
従って、本発明によれば、撮影映像にケラレを発生することなく、雨や雪の保護ガラスへの付着を防止できるとともに、フードにより雨、雪、霜、氷柱或いは塵埃が保護ガラスに付着するのを防止しているので、フードを備えていない従来の屋外カメラ装置に比べてワイパーの動作回数を削減しても鮮明な映像を提供することができるようになり、延いては快適な監視が実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置を示す概略平面図である。
【図2】同実施の形態に係る屋外カメラ装置の概略側面図である。
【図3】同実施の形態に係る屋外カメラ装置の正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置における電気的構成を示すブロック図である。
【図5】(A)は本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置のフード移動機構を示す断面図、(B)は(A)におけるB−B線断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置における広角監視時のフード位置を示す概略側面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る屋外カメラ装置における望遠監視時のフード位置を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 屋外カメラ装置
2 ハウジング
21 保護ガラス(前面ガラス)
3 フード
3A 先端
4 ガラス面
41 支軸体
42 回動縦軸
43 載置体
44 支持部材
45 回動横軸
5 制御部(制御手段)
6A ズーム機構
6B フォーカス機構
7 ワイパー
8 発熱体
9 フード移動機構
91 モータ
92 駆動ギア
93 ピニオン
94 ガイドシャフト
95 ラック
96 ガイド部材
Claims (4)
- ズームレンズを搭載し、前記ズームレンズに対向する前面に保護ガラスを設けたハウジングに収納したカメラを備えた屋外カメラ装置であって、
前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に移動可能に取付けたフードと、
前記フードを前記ハウジングに対して前後方向へ移動させるフード移動手段と、
前記フード移動手段を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする屋外カメラ装置。 - 前記制御手段は、前記ズームレンズの焦点距離の変動動作に連動して前記フード移動手段の動作を制御するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の屋外カメラ装置。
- 前記保護ガラス又は前記フードの凍結を防止する発熱体を、前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面又はフードに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の屋外カメラ装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法であって、
カメラの望遠時には、保護ガラスを設けたハウジングの前面側に対して離間する方向にフードを前進移動させるとともに、
前記カメラの広角時には、前記保護ガラスを設けた前記ハウジングの前面側に対して近接する方向に前記フードを後退移動させることを特徴とする屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002218304A JP2004061737A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002218304A JP2004061737A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 屋外カメラ装置及びこの屋外カメラ装置に備えたフードの移動制御方法 |
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ID=31939539
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-07-26 JP JP2002218304A patent/JP2004061737A/ja active Pending
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