JP2000267181A - カメラ用ワイパー装置 - Google Patents
カメラ用ワイパー装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 風雨による、水滴又は塵が、カメラのレンズ
に付着することを自動的に防止できるカメラ用ワイパー
の構成を提供すること。 【構成】 カメラのレンズ１の前部において設置された
透明板２を自動的に連続した円運動、又は直線状の往復
運動、又は円弧状の往復運動をさせ、しかも該透明板２
は、このような運動による位置如何に拘らず、レンズ１
の前部を覆う大きさ及び形状を有しており、ワイパー３
を該透明板２の前側であり、かつレンズ１を覆わない外
側の位置において、該透明板２と接触することによって
摺動自在にて設置し、これによってワイパー３をレンズ
１の視野外とし、かつレンズ１の前側表面を清潔に保持
することを可能とするカメラ用ワイパー。
に付着することを自動的に防止できるカメラ用ワイパー
の構成を提供すること。 【構成】 カメラのレンズ１の前部において設置された
透明板２を自動的に連続した円運動、又は直線状の往復
運動、又は円弧状の往復運動をさせ、しかも該透明板２
は、このような運動による位置如何に拘らず、レンズ１
の前部を覆う大きさ及び形状を有しており、ワイパー３
を該透明板２の前側であり、かつレンズ１を覆わない外
側の位置において、該透明板２と接触することによって
摺動自在にて設置し、これによってワイパー３をレンズ
１の視野外とし、かつレンズ１の前側表面を清潔に保持
することを可能とするカメラ用ワイパー。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、就中映画、又
はテレビなどにおける撮影用カメラに使用するワイパー
に関するものである。
はテレビなどにおける撮影用カメラに使用するワイパー
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】カメラ、就中テレビ撮影、映画撮影用に
おけるカメラは、所定の時間における動作を不可欠とす
るが、その間に雨による水滴、又は風に伴う塵芥がカメ
ラの前方表面に付着することを免れることができない。
おけるカメラは、所定の時間における動作を不可欠とす
るが、その間に雨による水滴、又は風に伴う塵芥がカメ
ラの前方表面に付着することを免れることができない。
【０００３】従来このような場合には、固定枠に使用さ
れているレンズの表面を、手ぬぐいなどの布によって拭
く作業を行っているが、このような作業は極めて煩雑で
ある。
れているレンズの表面を、手ぬぐいなどの布によって拭
く作業を行っているが、このような作業は極めて煩雑で
ある。
【０００４】他方、自動車などに使用されているワイパ
ーと同様の原理に基づき、レンズの前方において、当該
レンズと摺動自在に往復運動をさせるワイパーの使用も
考えられるが、このようなワイパーはカメラの前方を覆
っている為、必然的に撮影上の支障物とならざるを得な
い。
ーと同様の原理に基づき、レンズの前方において、当該
レンズと摺動自在に往復運動をさせるワイパーの使用も
考えられるが、このようなワイパーはカメラの前方を覆
っている為、必然的に撮影上の支障物とならざるを得な
い。
【０００５】このように、カメラのレンズの前方表面を
清潔に保持し、風雨による被害を免れ、かつ撮影上支障
が生じないような効率的な技術的手法は確立されていな
かった。
清潔に保持し、風雨による被害を免れ、かつ撮影上支障
が生じないような効率的な技術的手法は確立されていな
かった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
如き基本的な問題点を克服し、自動的かつ効率的にカメ
ラの前方表面を清潔に保持することができるカメラ用ワ
イパーの構成を提供することを目的とする物である。
如き基本的な問題点を克服し、自動的かつ効率的にカメ
ラの前方表面を清潔に保持することができるカメラ用ワ
イパーの構成を提供することを目的とする物である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する
為、本発明の構成は、（１）カメラのレンズの前部にお
いて設置された透明板を、固定枠内に収納されているレ
ンズの前方以外の位置を中心として、連続した自動的回
転運動を可能とし、かつ該透明板は、回転位置如何に拘
らず、該レンズの前部の全てを覆う大きさ及び形状を有
しており、該透明板の前側において、ワイパーをレンズ
に対し前記回転運動方向を基準とした場合の前側の位置
であって、かつレンズを覆っていない位置において、該
透明板と摺動自在状態にて設置し、当該ワイパーは、前
記回転運動の中心位置から半径方向を基準とした場合、
前記固定枠内に収納されているレンズの最も近い位置
と、最も遠い位置との間にある領域範囲、又は当該範囲
を超える領域範囲にて位置していることに基づくカメラ
用ワイパー装置、（２）カメラのレンズの前部において
設置された透明板を、直線状の自動的往復運動を可能と
し、かつ該透明板は、前記往復運動による位置如何に拘
らず、固定枠内に収納されているレンズの前部の全てを
覆うと共に、当該前部を覆った透明板の領域部分が、前
記往復運動に伴って、当該前部を覆っていない位置まで
移動することが可能であるような大きさ及び形状を有し
ており、該透明板の前側において、ワイパーをレンズの
両側の位置であって、かつレンズを覆っていない位置に
おいて、該透明板と摺動自在状態にて設置し、当該ワイ
パーは、前記直線状の往復運動の方向と直交する方向を
基準とした場合、前記固定枠内に収納されているレンズ
の両端以内の領域範囲又はこれを超える領域範囲にて位
置していることに基づくカメラ用ワイパー装置、（３）
カメラのレンズの前部において設置された透明板を、円
弧状の自動的往復運動を可能とし、かつ該透明板は、前
記往復運動による位置如何に拘らず、固定枠内に収納さ
れているレンズの前部の全てを覆うと共に、当該前部を
覆った透明板の領域部分が、前記往復運動に伴って、当
該前部を覆っていない位置まで移動することが可能であ
るような大きさ及び形状を有しており、該透明板の前側
において、ワイパーをレンズの両側の位置であって、か
つレンズを覆っていない位置において、該透明板と摺動
自在状態にて設置し、当該ワイパーは、前記円弧状の往
復運動の中心位置から半径方向を基準とした場合、前記
固定枠内に収納されているレンズの最も近い位置と、最
も遠い位置との間にある領域範囲、又は当該範囲を超え
る領域範囲にて位置していることに基づくカメラ用ワイ
パー装置、からなる。
為、本発明の構成は、（１）カメラのレンズの前部にお
いて設置された透明板を、固定枠内に収納されているレ
ンズの前方以外の位置を中心として、連続した自動的回
転運動を可能とし、かつ該透明板は、回転位置如何に拘
らず、該レンズの前部の全てを覆う大きさ及び形状を有
しており、該透明板の前側において、ワイパーをレンズ
に対し前記回転運動方向を基準とした場合の前側の位置
であって、かつレンズを覆っていない位置において、該
透明板と摺動自在状態にて設置し、当該ワイパーは、前
記回転運動の中心位置から半径方向を基準とした場合、
前記固定枠内に収納されているレンズの最も近い位置
と、最も遠い位置との間にある領域範囲、又は当該範囲
を超える領域範囲にて位置していることに基づくカメラ
用ワイパー装置、（２）カメラのレンズの前部において
設置された透明板を、直線状の自動的往復運動を可能と
し、かつ該透明板は、前記往復運動による位置如何に拘
らず、固定枠内に収納されているレンズの前部の全てを
覆うと共に、当該前部を覆った透明板の領域部分が、前
記往復運動に伴って、当該前部を覆っていない位置まで
移動することが可能であるような大きさ及び形状を有し
ており、該透明板の前側において、ワイパーをレンズの
両側の位置であって、かつレンズを覆っていない位置に
おいて、該透明板と摺動自在状態にて設置し、当該ワイ
パーは、前記直線状の往復運動の方向と直交する方向を
基準とした場合、前記固定枠内に収納されているレンズ
の両端以内の領域範囲又はこれを超える領域範囲にて位
置していることに基づくカメラ用ワイパー装置、（３）
カメラのレンズの前部において設置された透明板を、円
弧状の自動的往復運動を可能とし、かつ該透明板は、前
記往復運動による位置如何に拘らず、固定枠内に収納さ
れているレンズの前部の全てを覆うと共に、当該前部を
覆った透明板の領域部分が、前記往復運動に伴って、当
該前部を覆っていない位置まで移動することが可能であ
るような大きさ及び形状を有しており、該透明板の前側
において、ワイパーをレンズの両側の位置であって、か
つレンズを覆っていない位置において、該透明板と摺動
自在状態にて設置し、当該ワイパーは、前記円弧状の往
復運動の中心位置から半径方向を基準とした場合、前記
固定枠内に収納されているレンズの最も近い位置と、最
も遠い位置との間にある領域範囲、又は当該範囲を超え
る領域範囲にて位置していることに基づくカメラ用ワイ
パー装置、からなる。
【０００８】
【作用】図１（ａ）、（ｂ）は、前記（１）の構成によ
る基本原理を示す正面図及び側面図である。
る基本原理を示す正面図及び側面図である。
【０００９】これらの図面に示すように、前記（１）の
構成においては、レンズ１の前部に透明板２を設け、更
にその前部にワイパー３を、該透明板２と接触させて摺
動可能な状態にて設けており、しかも透明板２は、固定
枠１１に収納された前部の外側位置を中心として連続的
な自動的回転を可能としている。
構成においては、レンズ１の前部に透明板２を設け、更
にその前部にワイパー３を、該透明板２と接触させて摺
動可能な状態にて設けており、しかも透明板２は、固定
枠１１に収納された前部の外側位置を中心として連続的
な自動的回転を可能としている。
【００１０】ワイパー３によって制限された透明板２
が、常に固定枠１１に収納されているレンズ１の前面の
全てを覆う為には、当該透明板２が、如何なる回転位置
にあっても、固定枠１１に収納されているレンズ１の全
ての面を覆うことが可能であるような、大きさ及び形状
を有していることを必要とする。
が、常に固定枠１１に収納されているレンズ１の前面の
全てを覆う為には、当該透明板２が、如何なる回転位置
にあっても、固定枠１１に収納されているレンズ１の全
ての面を覆うことが可能であるような、大きさ及び形状
を有していることを必要とする。
【００１１】そして、資材を効率的に使用する為には、
このような大きさ及び形状を有する形状としては、図１
（ａ）に示すように、前記自動的回転の中心の一から、
固定枠１１に収納されているレンズ１の最も遠い位置ま
での距離以上の半径を有する円形であることが多いが、
前記形状は、必ずしも円形に限定される訳ではない。
このような大きさ及び形状を有する形状としては、図１
（ａ）に示すように、前記自動的回転の中心の一から、
固定枠１１に収納されているレンズ１の最も遠い位置ま
での距離以上の半径を有する円形であることが多いが、
前記形状は、必ずしも円形に限定される訳ではない。
【００１２】ワイパー３は、図１（ａ）に示すように、
固定枠１１に収納されたレンズ１を覆っていない位置、
即ちレンズ１の視界外に位置しているので、ワイパー３
の存在は、レンズ１を介した撮影の支障とはならない。
固定枠１１に収納されたレンズ１を覆っていない位置、
即ちレンズ１の視界外に位置しているので、ワイパー３
の存在は、レンズ１を介した撮影の支障とはならない。
【００１３】ワイパー３は、連続した自動的な回転運動
を行う透明板２と摺動し合うことによって、透明板２に
付着した水滴、塵芥を除去するが、このような除去され
た領域が固定枠１１に収納されたレンズ１の前部に移動
する為には、ワイパー３はレンズ１の回転運動を基準と
した場合の前側に位置していることが不可欠である。
を行う透明板２と摺動し合うことによって、透明板２に
付着した水滴、塵芥を除去するが、このような除去され
た領域が固定枠１１に収納されたレンズ１の前部に移動
する為には、ワイパー３はレンズ１の回転運動を基準と
した場合の前側に位置していることが不可欠である。
【００１４】しかも、前記のような除去された領域が、
固定枠１１に収納されたレンズ１の前部の全ての領域に
移動する為には、当該ワイパー３は、前記回転運動の中
心位置から半径方向を基準とした場合、図１（ａ）に示
すように、前記固定枠１１内に収納されているレンズ１
の両端の間にある領域範囲又はこれを超える領域範囲に
て位置していることが不可欠である（図１（ａ）の場合
にはワイパー３は、レンズ１の両端によって形成される
領域範囲を超える領域範囲にて位置している場合を示
す。）。
固定枠１１に収納されたレンズ１の前部の全ての領域に
移動する為には、当該ワイパー３は、前記回転運動の中
心位置から半径方向を基準とした場合、図１（ａ）に示
すように、前記固定枠１１内に収納されているレンズ１
の両端の間にある領域範囲又はこれを超える領域範囲に
て位置していることが不可欠である（図１（ａ）の場合
にはワイパー３は、レンズ１の両端によって形成される
領域範囲を超える領域範囲にて位置している場合を示
す。）。
【００１５】透明板２の自動的な回転運動は、カメラの
内側又は外側に設置した駆動源によって、透明板２を支
えている物（図示せず）に回転運動を伝達することによ
って実現することができる。
内側又は外側に設置した駆動源によって、透明板２を支
えている物（図示せず）に回転運動を伝達することによ
って実現することができる。
【００１６】前記（１）の構成においては、透明板２が
連続した回転運動を行うので、ワイパー３は必ずしも移
動することは必要ではない。
連続した回転運動を行うので、ワイパー３は必ずしも移
動することは必要ではない。
【００１７】図２（ａ）、（ｂ）は、前記（２）の構成
による基本原理を示す正面図及び側面図を示す。
による基本原理を示す正面図及び側面図を示す。
【００１８】前記（２）の構成によるカメラ、透明板２
及びワイパー３の前後における配置関係は、前記（１）
の構成の場合と同様である。
及びワイパー３の前後における配置関係は、前記（１）
の構成の場合と同様である。
【００１９】但し、前記（２）の構成においては、透明
板２が直線状の自動的往復運動を行う点において、前記
（１）の構成と相違している。
板２が直線状の自動的往復運動を行う点において、前記
（１）の構成と相違している。
【００２０】ワイパー３によって制限された透明板２
が、常に固定枠１１に収納されているレンズ１の前面の
全てを覆う為には、当該透明板２が、前記直線状の往復
運動による位置如何に拘らず、固定枠１１内に収納され
ているレンズ１の前部の全てを覆うと共に、当該前部を
覆った透明板２の領域部分が、往復運動に伴って、当該
前部を覆っていない位置まで移動することが可能である
ような大きさ及び形状を有していることを不可欠とす
る。
が、常に固定枠１１に収納されているレンズ１の前面の
全てを覆う為には、当該透明板２が、前記直線状の往復
運動による位置如何に拘らず、固定枠１１内に収納され
ているレンズ１の前部の全てを覆うと共に、当該前部を
覆った透明板２の領域部分が、往復運動に伴って、当該
前部を覆っていない位置まで移動することが可能である
ような大きさ及び形状を有していることを不可欠とす
る。
【００２１】そして、透明板２が前記の如き大きさ及び
形状を有する為には、 直線状の往復運動方向と直交する方向において、透明
板２の幅が、固定枠１１に収納されているレンズ１の最
大幅以上であること、
形状を有する為には、 直線状の往復運動方向と直交する方向において、透明
板２の幅が、固定枠１１に収納されているレンズ１の最
大幅以上であること、
【００２２】往復運動を行う方向において、透明板２
の幅が、固定枠１１に収納されているレンズ１の最大幅
の２倍以上であること、であればよい。
の幅が、固定枠１１に収納されているレンズ１の最大幅
の２倍以上であること、であればよい。
【００２３】図２（ａ）においては、前記、の要件
を充足している透明板２として、矩形状の場合を示す
が、透明板２の形状はこのような矩形状に限定される訳
ではなく、例えば、前記矩形状をなす辺の内、直線状の
往復運動側を行う側の両端を円弧状に変形することもで
きる。
を充足している透明板２として、矩形状の場合を示す
が、透明板２の形状はこのような矩形状に限定される訳
ではなく、例えば、前記矩形状をなす辺の内、直線状の
往復運動側を行う側の両端を円弧状に変形することもで
きる。
【００２４】ワイパー３は、図２（ａ）に示すように、
固定枠１１に収納されているレンズ１を覆っていない位
置、即ちレンズ１の視界外に位置しているので、ワイパ
ー３の存在は、レンズ１を介した撮影の支障とはならな
い。
固定枠１１に収納されているレンズ１を覆っていない位
置、即ちレンズ１の視界外に位置しているので、ワイパ
ー３の存在は、レンズ１を介した撮影の支障とはならな
い。
【００２５】ワイパー３は、透明板２と摺動し合うこと
によって、透明板２に付着した水滴、塵芥を除去する
が、このような除去された領域が固定枠に収納されたレ
ンズ１の前部に移動する為には、ワイパー３はレンズ１
の両側に位置していることが不可欠である。
によって、透明板２に付着した水滴、塵芥を除去する
が、このような除去された領域が固定枠に収納されたレ
ンズ１の前部に移動する為には、ワイパー３はレンズ１
の両側に位置していることが不可欠である。
【００２６】しかも、前記のような水滴又は塵芥が除去
された領域が、固定枠１１に収納されたレンズ１の前部
の全ての領域に移動する為には、当該ワイパー３は、前
記直線状の往復と直交する方向を基準とした場合、前記
固定枠１１内に収納されているレンズ１の両端の間の領
域範囲又はこれを超える領域範囲にて位置していること
が不可欠である。
された領域が、固定枠１１に収納されたレンズ１の前部
の全ての領域に移動する為には、当該ワイパー３は、前
記直線状の往復と直交する方向を基準とした場合、前記
固定枠１１内に収納されているレンズ１の両端の間の領
域範囲又はこれを超える領域範囲にて位置していること
が不可欠である。
【００２７】透明板２の直線状の自動的な往復運動は、
カメラの内側又は外側に設置した駆動源によって、透明
板２を支えている物（図示せず）に直線状の往復運動を
伝達することによって実現することができる。
カメラの内側又は外側に設置した駆動源によって、透明
板２を支えている物（図示せず）に直線状の往復運動を
伝達することによって実現することができる。
【００２８】図３（ａ）、（ｂ）は、前記（３）の構成
による基本原理を示す正面図及び側面図である。
による基本原理を示す正面図及び側面図である。
【００２９】前記（３）の構成によるカメラ、透明板２
及びワイパー３の前後における配置関係は、前記（１）
の場合と同様である。
及びワイパー３の前後における配置関係は、前記（１）
の場合と同様である。
【００３０】前記（３）の構成においては、前記（２）
の直線状の往復運動に代えて、円弧状の往復運動を採用
している点に特徴を有している。
の直線状の往復運動に代えて、円弧状の往復運動を採用
している点に特徴を有している。
【００３１】ワイパー３によって制限された透明板２
が、常に固定枠１１に収納されているレンズ１の前面の
全てを覆う為には、当該透明板２が、前記円弧状の往復
運動による位置如何に拘らず、固定枠１１内に収納され
ているレンズ１の前部の全てを覆うと共に、当該前部を
覆った透明板２の領域部分が、往復運動に伴って、当該
前部を覆っていない位置まで移動することが可能である
ような大きさ及び形状を有していることを不可欠とす
る。
が、常に固定枠１１に収納されているレンズ１の前面の
全てを覆う為には、当該透明板２が、前記円弧状の往復
運動による位置如何に拘らず、固定枠１１内に収納され
ているレンズ１の前部の全てを覆うと共に、当該前部を
覆った透明板２の領域部分が、往復運動に伴って、当該
前部を覆っていない位置まで移動することが可能である
ような大きさ及び形状を有していることを不可欠とす
る。
【００３２】そして、透明板２が前記の如き大きさ及び
形状を有する為には、 円弧状の往復運動によって形成される円弧方向と直交
する方向（円弧状の往復運動の中心点を基準とした場合
の半径方向）において、透明板２の幅が固定枠１１に収
納されているレンズ１の最大幅以上であること、
形状を有する為には、 円弧状の往復運動によって形成される円弧方向と直交
する方向（円弧状の往復運動の中心点を基準とした場合
の半径方向）において、透明板２の幅が固定枠１１に収
納されているレンズ１の最大幅以上であること、
【００３３】円弧状の往復運動を行う円弧方向におい
て、透明板２の幅が、固定枠１１に収納されているレン
ズ１によって形成される最大の円弧長よりも２倍以上の
円弧長を有すること、であればよい。
て、透明板２の幅が、固定枠１１に収納されているレン
ズ１によって形成される最大の円弧長よりも２倍以上の
円弧長を有すること、であればよい。
【００３４】図３（ａ）においては、前記、の要件
を充足している透明板２として、円弧状の往復運動を行
う方向の両端形状についても円弧状とし、これ以外の両
端を直線状とする形状の場合を示すが、透明板２の形状
は、このような形状に限定される訳ではなく、例えば、
直線状に代えて、他の両端についても、別の円弧状とす
るような変形による形状を採用することもできる。
を充足している透明板２として、円弧状の往復運動を行
う方向の両端形状についても円弧状とし、これ以外の両
端を直線状とする形状の場合を示すが、透明板２の形状
は、このような形状に限定される訳ではなく、例えば、
直線状に代えて、他の両端についても、別の円弧状とす
るような変形による形状を採用することもできる。
【００３５】ワイパー３は、図３（ａ）に示すように、
固定枠１１に収納されているレンズ１を覆っていない位
置、即ちレンズ１の視界外に位置しているので、ワイパ
ー３の存在は、レンズ１を介した撮影の支障とはならな
い。
固定枠１１に収納されているレンズ１を覆っていない位
置、即ちレンズ１の視界外に位置しているので、ワイパ
ー３の存在は、レンズ１を介した撮影の支障とはならな
い。
【００３６】ワイパー３は、透明板２と摺動し合うこと
によって、透明板２に付着した水滴、塵芥を除去する
が、このような除去された領域が固定枠１１に収納され
たレンズ１の前部に移動する為には、ワイパー３はレン
ズ１の両側に位置していることが不可欠である。
によって、透明板２に付着した水滴、塵芥を除去する
が、このような除去された領域が固定枠１１に収納され
たレンズ１の前部に移動する為には、ワイパー３はレン
ズ１の両側に位置していることが不可欠である。
【００３７】しかも、前記のような除去された領域が、
固定枠１１に収納されたレンズ１の前部の全て領域に移
動する為には、当該ワイパー３は、前記円弧状の往復運
動の中心位置による半径方向を基準とした場合、前記固
定枠１１内に収納されているレンズ１の最も近い位置
と、最も遠い位置との間の領域範囲、又は当該範囲を超
える領域範囲にて位置していることが不可欠である。
固定枠１１に収納されたレンズ１の前部の全て領域に移
動する為には、当該ワイパー３は、前記円弧状の往復運
動の中心位置による半径方向を基準とした場合、前記固
定枠１１内に収納されているレンズ１の最も近い位置
と、最も遠い位置との間の領域範囲、又は当該範囲を超
える領域範囲にて位置していることが不可欠である。
【００３８】透明板２の円弧状の自動的な往復運動は、
カメラの内側又は外側に設置した駆動源によって、透明
板２を支えている物（図示せず）に円弧状の往復運動を
伝達することによって実現することができる。
カメラの内側又は外側に設置した駆動源によって、透明
板２を支えている物（図示せず）に円弧状の往復運動を
伝達することによって実現することができる。
【００３９】
【実施例１】図４（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、前記
（１）、（２）、（３）の構成において、夫々ワイパー
３が、レンズ１を収納している固定枠１１の周囲又はそ
の近傍を覆うように、伸張した構成を選択した場合を示
す。
（１）、（２）、（３）の構成において、夫々ワイパー
３が、レンズ１を収納している固定枠１１の周囲又はそ
の近傍を覆うように、伸張した構成を選択した場合を示
す。
【００４０】ワイパー３がこのような位置に存在する場
合には、ワイパー３と摺動した透明板２は、当該摺動の
直後に、該レンズ１の前部を覆う状態となり、より一層
清潔な状態にて該レンズ１の前部を覆うことが可能とな
る。
合には、ワイパー３と摺動した透明板２は、当該摺動の
直後に、該レンズ１の前部を覆う状態となり、より一層
清潔な状態にて該レンズ１の前部を覆うことが可能とな
る。
【００４１】図４（ａ）、（ｂ）、（ｃ）では、レンズ
１が図１、図２、図３の場合と同様、正面形状として円
形である場合を示しているが、仮に該レンズ１が矩形状
である場合には、ワイパー３は、その周囲に存在するこ
とから、必然的に直線状を呈することになる。
１が図１、図２、図３の場合と同様、正面形状として円
形である場合を示しているが、仮に該レンズ１が矩形状
である場合には、ワイパー３は、その周囲に存在するこ
とから、必然的に直線状を呈することになる。
【００４２】前記（１）の構成に由来している図４
（ａ）の場合には、ワイパー３は、該透明板２の回転方
向を基準とした場合、その前側の周囲に存在することが
不可欠であるが、前記（１）、（２）の構成に夫々由来
している図４（ｂ）、（ｃ）の場合には、ワイパー３
は、該レンズ１の両側周囲を覆うことになる。
（ａ）の場合には、ワイパー３は、該透明板２の回転方
向を基準とした場合、その前側の周囲に存在することが
不可欠であるが、前記（１）、（２）の構成に夫々由来
している図４（ｂ）、（ｃ）の場合には、ワイパー３
は、該レンズ１の両側周囲を覆うことになる。
【００４３】
【実施例２】前記（２）の構成による実施例１の図４
（ｂ）に示す構成及び、前記（３）の構成による実施例
１の前記図４（ｃ）の構成においては、何れもワイパー
が固定枠１１の周囲又はその近傍を覆った状態にある。
（ｂ）に示す構成及び、前記（３）の構成による実施例
１の前記図４（ｃ）の構成においては、何れもワイパー
が固定枠１１の周囲又はその近傍を覆った状態にある。
【００４４】この為、透明板２において、ワイパー３の
内側に水が漏洩した場合には、当該漏洩した水は、ワイ
パー３の下端及びその近傍に貯溜する危険性・可能性が
ある。
内側に水が漏洩した場合には、当該漏洩した水は、ワイ
パー３の下端及びその近傍に貯溜する危険性・可能性が
ある。
【００４５】実施例２においては、このような状態を避
ける為、図５（ａ）に示すように、前記（２）、（３）
の構成において、前記図４（ｂ）、（ｃ）を夫々変容
し、ワイパー３の下端及びその近傍においてワイパー３
が左右方向に不連続の状態、即ち断続状態としている。
ける為、図５（ａ）に示すように、前記（２）、（３）
の構成において、前記図４（ｂ）、（ｃ）を夫々変容
し、ワイパー３の下端及びその近傍においてワイパー３
が左右方向に不連続の状態、即ち断続状態としている。
【００４６】このような不連続状態を採用することによ
って、ワイパー３の内側に漏洩した水は、下端及びその
近傍から透明板２に沿って下方に落下し、前記のように
水が貯溜するという危険性・可能性を避けることができ
る。
って、ワイパー３の内側に漏洩した水は、下端及びその
近傍から透明板２に沿って下方に落下し、前記のように
水が貯溜するという危険性・可能性を避けることができ
る。
【００４７】図５（ｂ）は、図５（ａ）の構成に加え、
ワイパー３の左右両端及びその近傍において、ワイパー
３を上下方向に不連続の状態、即ち断続状態とする一
方、当該上下方向幅又は当該幅よりも大きな上下方向幅
のワイパーを、前記左右両端に対し更に左右の外側に別
途設けた実施例を示す。
ワイパー３の左右両端及びその近傍において、ワイパー
３を上下方向に不連続の状態、即ち断続状態とする一
方、当該上下方向幅又は当該幅よりも大きな上下方向幅
のワイパーを、前記左右両端に対し更に左右の外側に別
途設けた実施例を示す。
【００４８】このように、左右両端及びその近傍を上下
方向に不連続状態とすることによって、雨水が透明板２
において、ワイパー３の内側に漏洩することを防止する
一方、前記左右両端よりも更に左右外側に、前記の如き
上下幅を有するワイパーを設けることによって、左右両
端及びその近傍において上下方向幅を不連続状態とする
ことによって、上下方向の全ての領域において、水（及
び塵芥）の除去を実現することができる。
方向に不連続状態とすることによって、雨水が透明板２
において、ワイパー３の内側に漏洩することを防止する
一方、前記左右両端よりも更に左右外側に、前記の如き
上下幅を有するワイパーを設けることによって、左右両
端及びその近傍において上下方向幅を不連続状態とする
ことによって、上下方向の全ての領域において、水（及
び塵芥）の除去を実現することができる。
【００４９】
【発明の効果】以上の如き本願発明においては、透明板
を連続した回転運動、直線状の往復運動、円弧状の往復
運動を行うことによって、自動的にレンズの前部を常に
清潔な状態に保持することが可能であり、しかも、ワイ
パーは、レンズの視野外に位置しており、カメラの撮影
に何ら支障を来さない。
を連続した回転運動、直線状の往復運動、円弧状の往復
運動を行うことによって、自動的にレンズの前部を常に
清潔な状態に保持することが可能であり、しかも、ワイ
パーは、レンズの視野外に位置しており、カメラの撮影
に何ら支障を来さない。
【００５０】このように、本願発明は、カメラの前部を
清潔に保持する上で、画期的な効果を発揮することがで
きるので、その価値は絶大である。
清潔に保持する上で、画期的な効果を発揮することがで
きるので、その価値は絶大である。
【００５１】
【図１】前記（１）の構成を示しており、（ａ）は正面
図であり、（ｂ）は側断面図である（尚、（ａ）による
一点鎖線は、（ｂ）のレンズ及び透明板の断面図の位置
を示しており、該一点鎖線の上下両端の矢印の方向は、
ワイパーの側面を観察する方向を示す。尚、白線による
矢印は、連続した回転運動の方向を示す。）。
図であり、（ｂ）は側断面図である（尚、（ａ）による
一点鎖線は、（ｂ）のレンズ及び透明板の断面図の位置
を示しており、該一点鎖線の上下両端の矢印の方向は、
ワイパーの側面を観察する方向を示す。尚、白線による
矢印は、連続した回転運動の方向を示す。）。
【図２】前記（２）の構成を示しており、（ａ）は正面
図であり、（ｂ）は側断面図である（尚、（ａ）による
一点鎖線は、（ｂ）のレンズ及び透明板の断面図の位置
を示しており、該一点鎖線の上下両端の矢印の方向は、
ワイパーの側面を観察する方向を示す。尚、白線による
矢印は、直線状の往復運動の方向を示す。）。
図であり、（ｂ）は側断面図である（尚、（ａ）による
一点鎖線は、（ｂ）のレンズ及び透明板の断面図の位置
を示しており、該一点鎖線の上下両端の矢印の方向は、
ワイパーの側面を観察する方向を示す。尚、白線による
矢印は、直線状の往復運動の方向を示す。）。
【図３】前記（３）の構成を示しており、（ａ）は正面
図であり、（ｂ）は側断面図である（尚、（ａ）による
一点鎖線は、（ｂ）のレンズ及び透明板の断面図の位置
を示しており、該一点鎖線の上下両端の矢印の方向は、
ワイパーの側面を観察する方向を示す。尚、白線による
矢印は、円弧状の往復運動の方向を示す。）。
図であり、（ｂ）は側断面図である（尚、（ａ）による
一点鎖線は、（ｂ）のレンズ及び透明板の断面図の位置
を示しており、該一点鎖線の上下両端の矢印の方向は、
ワイパーの側面を観察する方向を示す。尚、白線による
矢印は、円弧状の往復運動の方向を示す。）。
【図４】実施例１の構成を示す正面図であり、（ａ）は
前記構成（１）の場合を示し、（ｂ）は前記構成（２）
の場合を示し、（ｃ）は前記構成（３）の場合を示す。
前記構成（１）の場合を示し、（ｂ）は前記構成（２）
の場合を示し、（ｃ）は前記構成（３）の場合を示す。
【図５】実施例２の構成を示す正面図であり、（ａ）は
ワイパーの下端部及びその近傍を左右方向に不連続の状
態、即ち断続状態とした場合を示しており、（ｂ）は下
端部及びその近傍を左右方向に不連続としただけでな
く、左右両端及びその近傍において、上下方向に不連続
状態とし、かつ前記左右両端のさらに左右外側領域にお
いて、別途ワイパーを設置した場合を示す。
ワイパーの下端部及びその近傍を左右方向に不連続の状
態、即ち断続状態とした場合を示しており、（ｂ）は下
端部及びその近傍を左右方向に不連続としただけでな
く、左右両端及びその近傍において、上下方向に不連続
状態とし、かつ前記左右両端のさらに左右外側領域にお
いて、別途ワイパーを設置した場合を示す。
１ レンズ １１ 固定枠 ２ 透明板 ３ ワイパー
Claims (6)
- 【請求項１】カメラのレンズの前部において設置された
透明板を、固定枠内に収納されているレンズの前方以外
の位置を中心として、連続した自動的回転運動を可能と
し、かつ該透明板は、回転位置如何に拘らず、該レンズ
の前部の全てを覆う大きさ及び形状を有しており、該透
明板の前側において、ワイパーをレンズに対し前記回転
運動方向を基準とした場合の前側の位置であって、かつ
レンズを覆っていない位置において、該透明板と摺動自
在状態にて設置し、当該ワイパーは、前記回転運動の中
心位置から半径方向を基準とした場合、前記固定枠内に
収納されているレンズの最も近い位置と、最も遠い位置
との間にある領域範囲、又は当該範囲を超える領域範囲
にて位置していることに基づくカメラ用ワイパー装置。 - 【請求項２】カメラのレンズの前部において設置された
透明板を、直線状の自動的往復運動を可能とし、かつ該
透明板は、前記往復運動による位置如何に拘らず、固定
枠内に収納されているレンズの前部の全てを覆うと共
に、当該前部を覆った透明板の領域部分が、前記往復運
動に伴って、当該前部を覆っていない位置まで移動する
ことが可能であるような大きさ及び形状を有しており、
該透明板の前側において、ワイパーをレンズの両側の位
置であって、かつレンズを覆っていない位置において、
該透明板と摺動自在状態にて設置し、当該ワイパーは、
前記直線状の往復運動の方向と直交する方向を基準とし
た場合、前記固定枠内に収納されているレンズの両端以
内の領域範囲又はこれを超える領域範囲にて位置してい
ることに基づくカメラ用ワイパー装置。 - 【請求項３】カメラのレンズの前部において設置された
透明板を、円弧状の自動的往復運動を可能とし、かつ該
透明板は、前記往復運動による位置如何に拘らず、固定
枠内に収納されているレンズの前部の全てを覆うと共
に、当該前部を覆った透明板の領域部分が、前記往復運
動に伴って、当該前部を覆っていない位置まで移動する
ことが可能であるような大きさ及び形状を有しており、
該透明板の前側において、ワイパーをレンズの両側の位
置であって、かつレンズを覆っていない位置において、
該透明板と摺動自在状態にて設置し、当該ワイパーは、
前記円弧状の往復運動の中心位置から半径方向を基準と
した場合、前記固定枠内に収納されているレンズの最も
近い位置と、最も遠い位置との間にある領域範囲、又は
当該範囲を超える領域範囲にて位置していることに基づ
くカメラ用ワイパー装置。 - 【請求項４】ワイパーが、固定枠に収納されているレン
ズの周囲又はその近傍に位置していることを特徴とする
請求項１、２、３記載のカメラ用ワイパー装置。 - 【請求項５】ワイパーが、固定枠に収納されているレン
ズの周囲又はその近傍に位置していると共に、下端及び
その近傍において、左右方向に不連続の状態にあること
を特徴とする請求項２、３記載のカメラ用ワイパー装
置。 - 【請求項６】ワイパーが、左右両端及びその近傍におい
て、上下方向に不連続の状態にあり、かつ前記左右両端
の更に左右方向外側において前記上下方向幅又は当該幅
より大きな上下方向幅によるワイパーを別途設置したこ
とを特徴とする請求項５記載のカメラ用ワイパー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075547A JP2000267181A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | カメラ用ワイパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11075547A JP2000267181A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | カメラ用ワイパー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000267181A true JP2000267181A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13579343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11075547A Pending JP2000267181A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | カメラ用ワイパー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000267181A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100212689A1 (en) * | 2007-06-12 | 2010-08-26 | Panasonic Corporation | Camera device, cleaning control method, and cleaning control program |
| US9346396B2 (en) | 2011-04-19 | 2016-05-24 | Ford Global Technologies, Llc | Supplemental vehicle lighting system for vision based target detection |
| US9555832B2 (en) | 2011-04-19 | 2017-01-31 | Ford Global Technologies, Llc | Display system utilizing vehicle and trailer dynamics |
| US9566911B2 (en) | 2007-03-21 | 2017-02-14 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle trailer angle detection system and method |
| US9607242B2 (en) | 2015-01-16 | 2017-03-28 | Ford Global Technologies, Llc | Target monitoring system with lens cleaning device |
| US9610975B1 (en) | 2015-12-17 | 2017-04-04 | Ford Global Technologies, Llc | Hitch angle detection for trailer backup assist system |
| US9683848B2 (en) | 2011-04-19 | 2017-06-20 | Ford Global Technologies, Llc | System for determining hitch angle |
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| US9836060B2 (en) | 2015-10-28 | 2017-12-05 | Ford Global Technologies, Llc | Trailer backup assist system with target management |
| US9854209B2 (en) | 2011-04-19 | 2017-12-26 | Ford Global Technologies, Llc | Display system utilizing vehicle and trailer dynamics |
| US9926008B2 (en) | 2011-04-19 | 2018-03-27 | Ford Global Technologies, Llc | Trailer backup assist system with waypoint selection |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS56169475A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-26 | Nec Corp | Television camera housing device |
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| JPH08223458A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-08-30 | Fujitsu General Ltd | ワイパ装置 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075547A patent/JP2000267181A/ja active Pending
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