JP3284521B2 - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JP3284521B2
JP3284521B2 JP23788193A JP23788193A JP3284521B2 JP 3284521 B2 JP3284521 B2 JP 3284521B2 JP 23788193 A JP23788193 A JP 23788193A JP 23788193 A JP23788193 A JP 23788193A JP 3284521 B2 JP3284521 B2 JP 3284521B2
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俊明 武田
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパ装置に係り、特に
テレビカメラ用レンズの保護ガラスに付着した水滴等を
拭き取るワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外で使用するテレビカメラは、その撮
影レンズの前面に取り付けられた保護ガラスに水滴、泥
又は埃等が付着すると、撮影に支障をきたすため、撮影
カメラマンがその都度拭き取っているが、テレビカメラ
を遠隔操作する場合には、保護ガラスが汚れても撮影カ
メラマンが保護ガラスを拭くことができない。
【0003】そこで、このような不具合を解消するため
に、実開平3−59776号公報に開示された図15に
示すワイパ装置が提案されている。前記ワイパ装置1
は、テレビカメラ用ハウジング2の前面に取り付けられ
たフード3の内側に設けられており、アーム4の先端に
ワイパ部材であるワイパブレード5が支点5aを中心に
揺動可能に取り付けられている。
【0004】前記アーム4を基端部6を支点として駆動
モータ7で揺動させると、ワイパブレード5が保護ガラ
ス8の前面上において図中二点鎖線で示すように往復移
動するので、保護ガラス8に付着した水滴等を拭き取る
ことができる。従って、前記駆動モータ7を遠隔制御す
ることにより、テレビカメラから離れた位置であって
も、保護ガラス8の汚れを拭き取ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイパ装置1では、ワイパブレード5で拭き取った水滴
等がワイパブレード5の移動範囲の両端部で溜まり、そ
して、ワイパブレード5が反対方向に移動する時に、溜
まった前記水滴等がワイパブレード5に伴われて移動し
て保護ガラス8に再び付着するという欠点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、拭き取った水滴等がガラスに再付着しないワイ
パ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ワイパ部材を往復移動させてガラスに付
着した水滴等を拭き取るワイパ装置に於いて、前記ワイ
パ部材の往復移動範囲の両端に、移動してきたワイパ
部材を前記ガラスの表面の水滴から離して退避させる退
避部材を設けると共に、該退避部材から反対方向に移動
する前記ワイパ部材を前記ガラスの表面の水滴から離し
退避した状態でワイパ部材の退避位置よりも前記往復
移動範囲の内側に案内してガラスの表面上に案内するガ
イド部材を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、ワイパ部材の移動範囲の両端
にワイパ部材が移動してくると、ワイパ部材は退避部材
によってガラスの表面から退避されるので、拭き取った
水滴等がワイパ部材から離れる。そして、ワイパ部材
は、退避部材から反対方向に移動すると、ガイド部材に
よって前記ガラスの表面から退避した状態でワイパ部材
の前記退避位置よりも、即ち、拭き取った水滴等が溜ま
った位置よりも移動範囲の内側に案内されてガラスの表
面上に案内される。
【0009】これにより、本発明は、ワイパ部材が反対
方向に移動しても、拭き取った水滴等がワイパ部材に伴
われて移動しないので、水滴等がガラスに再付着するの
を防止できる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイパ装
置の好ましい実施例について詳説する。図1は、本発明
に係るワイパ装置が取り付けられたテレビカメラハウジ
ングの正面図が示される。このワイパ装置10は、テレ
ビカメラハウジング12の前枠14に固着された保護ガ
ラス16の側方に取り付けられている。前記保護ガラス
16は、テレビカメラハウジング12内に設置された図
示しないテレビカメラの撮影レンズの前面に対応する位
置に設けられる。
【0011】前記ワイパ装置10のアーム18は、その
下端部18Aが図2に示すモータ20の回転軸22に連
結され、モータ20からの駆動力によって図1中Aで示
す位置から図1中Bで示す位置の範囲内で往復揺動され
る。前記アーム18の長手方向には、ワイパ部材である
ワイパブレード24が図中点線で示すように固着され
る。このワイパブレード24は、アーム18の揺動によ
って保護ガラス16の表面上を往復移動し、保護ガラス
16に付着した水滴等を拭き取ることができる。
【0012】また、前記アーム18の下端部18Aは図
2に示すように、前記回転軸22に取り付けられたスプ
リング26の付勢力によって保護ガラス16方向に付勢
されている。従って、前記ワイパブレード24は、保護
ガラス16に押圧された状態で往復移動する。更に、ア
ーム18の上端部18Bには図1に示すように、ガイド
ローラ28が回転自在に設けられる。このガイドローラ
28は、テレビカメラハウジング12の前枠14に前記
プリング26の付勢力によって押圧当接されると共に、
アーム18の揺動によって前枠14上を回動しながら移
動する。
【0013】一方、ワイパ装置10の往復移動範囲
両端には図1、図3、図4に示すように、退避ブロック
30A、30Bとガイドプレート32A、32Bが設け
られる。前記退避ブロック30A、30Bは、ワイパ装
置10の往復移動範囲の内側にテーパ面34A、34B
を有する台形形状に形成され、移動してきたワイパ装置
10のガイドローラ28を前記テーパ面34A、34B
を介して上部の平坦部36A、36Bに案内することが
できる。これにより、図1に示したワイパブレード24
は、アーム18が図2に示したスプリング26の付勢力
に抗して前枠14から遠ざかる方向に移動するので、ワ
イパ装置10の往復移動範囲の両端部で前枠14から
退避する。
【0014】前記ガイドプレート32A、32Bは、退
避ブロック30A、30Bに対してワイパ装置10の移
動範囲の内側に設けられる。また、ガイドプレート32
A、32Bは、軸38A、38Bによって揺動自在に支
持されると共に、前枠14に対して前記ガイドローラ2
8が通過できる間隙をもって設けられている。更に、ガ
イドプレート32Aは、図示しないバネの付勢力によっ
て軸38Aを支点として図3中反時計回り方向に付勢さ
れ、また、ガイドプレート32Bは軸38Bを支点とし
て図4中時計回り方向に付勢されている。
【0015】次に、前記の如く構成されたワイパ装置の
作用について、図5乃至図14を参照しながら説明す
る。先ず、ワイパ装置10のアーム18が図1中反時計
回り方向に揺動して、退避ブロック30Aに近づいてく
ると、ガイドローラ28は図5に示すように退避ブロッ
ク30Aのテーパ面34Aに沿って上昇する。そして、
ガイドローラ28は、ガイドプレート32Aを図6に示
すようにバネの付勢力に抗して押し上げ、そして、退避
ブロック30Aの平坦部36Aに図7に示すように案内
されて一時停止する。また、前記ガイドプレート32A
は、バネの付勢力によって図5に示した元の位置に復帰
する。これにより、図1に示したワイパブレード24
は、前枠14から退避するので、ワイパブレード24で
拭き取られた水滴等がワイパブレード24から離れてそ
の位置、即ち、ワイパブレード24が前枠14から退避
した位置に溜まる。
【0016】次に、アーム18が図1中時計回り方向に
揺動すると、ガイドローラ28は図8に示すように退避
ブロック30Aの平坦部36Aからガイドプレート32
Aの上面40Aに案内される。これにより、ワイパブレ
ード24は、前枠14から退避した状態で、水滴等が溜
まった前記位置を通過した後、ガイドプレート32Aが
ワイパ装置10の自重で図9に示すようにバネの付勢力
に抗して時計回り方向に揺動することによって前枠14
上に案内される。前枠14上に案内されたワイパブレー
ド24は、アーム18の揺動によって図1に示す保護ガ
ラス16上を移動し、保護ガラス16に付着した水滴等
を拭き取る。
【0017】これによって、ワイパブレード24で拭き
取った水滴等は、ワイパブレード24に伴われて移動し
ないので、保護ガラス16に再付着しない。次に、アー
ム18が退避ブロック30Bに近づいてくると、ガイド
ローラ28は図10に示すように退避ブロック30Bの
テーパ面34Bに沿って上昇し、そして、ガイドプレー
ト32Bを図11に示すようにバネの付勢力に抗して押
し上げ、そして、退避ブロック30Bの平坦部36Bに
図12に示すように案内されて一時停止する。これによ
り、図1に示したワイパブレード24は、前枠14から
退避するので、ワイパブレード24で拭き取られた水滴
等がワイパブレード24から離れてその位置に溜まる。
【0018】次に、アーム18が図1中反時計回り方向
に揺動すると、ガイドローラ28は図13に示すように
退避ブロック30Bの平坦部36Bからガイドプレート
32Bの上面40Bに案内される。これにより、ワイパ
ブレード24は、前枠14から退避した状態で、水滴等
が溜まった前記位置を通過した後、図14に示すように
前枠14上に案内される。前枠14上に案内されたワイ
パブレード24は、アーム18の揺動によって図1に示
す保護ガラス16上を移動し、保護ガラス16に付着し
た水滴等を拭き取る。
【0019】これによって、ワイパブレード24で拭き
取った水滴等は、ワイパブレード24に伴われて移動し
ないので、保護ガラス16に再付着しない。尚、本実施
例では、ワイパブレード24を前枠14から退避させる
ことでワイパブレード24で拭き取った水滴等をワイパ
ブレード24から除去するようにしたが、これに限られ
るものではなく、パブレード24で拭き取った水滴等を
強制的に除去する水切り部材をワイパ装置10の移動範
囲の両端に設けても良い。
【0020】また、本実施例では、テレビカメラハウジ
ングに適用したワイパ装置について説明したが、これに
限られるものではなく、乗用車等に取り付けられるワイ
パ装置についても適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るワイパ
装置によれば、ワイパ部材の往復移動範囲の両端に設
けた退避部材によってワイパ部材をガラスの表面の水滴
から離して退避させると共に、ガイド部材によってガラ
スの表面の水滴から離して退避した状態でワイパ部材の
退避位置よりも往復移動範囲の内側に案内してガラスの
表面上に案内するようにしたので、拭き取った水滴等は
ワイパ部材に伴われて移動しない。従って、本発明のワ
イパ装置は、拭き取った水滴等がガラスに再付着しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイパ装置がテレビカメラ用ハウ
ジングに適用された正面図
【図2】本発明に係るワイパ装置の基端部の取付状態を
示す拡大断面図
【図3】図1中3−3線上に沿う拡大断面図
【図4】図1中4−4線上に沿う拡大断面図
【図5】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図6】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図7】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図8】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図9】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図10】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図11】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図12】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図13】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図14】本発明に係るワイパ装置の動作説明図
【図15】従来のワイパ装置の実施例を示す説明図
【符号の説明】
10…ワイパ装置 12…テレビカメラハウジング 16…保護ガラス 18…アーム 24…ワイパブレード 26…スプリング 30A、30B…退避ブロック 32A、32B…ガイドプレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパ部材を往復移動させてガラスに付
    着した水滴等を拭き取るワイパ装置に於いて、 前記ワイパ部材の往復移動範囲の両端に、移動してき
    たワイパ部材を前記ガラスの表面の水滴から離して退避
    させる退避部材を設けると共に、該退避部材から反対方
    向に移動する前記ワイパ部材を前記ガラスの表面の水滴
    から離して退避した状態でワイパ部材の退避位置よりも
    前記往復移動範囲の内側に案内してガラスの表面上に案
    内するガイド部材を設けたことを特徴とするワイパ装
    置。
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JP2007288452A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Canon Inc 撮像装置
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