JP3139632B2 - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JP3139632B2
JP3139632B2 JP03206808A JP20680891A JP3139632B2 JP 3139632 B2 JP3139632 B2 JP 3139632B2 JP 03206808 A JP03206808 A JP 03206808A JP 20680891 A JP20680891 A JP 20680891A JP 3139632 B2 JP3139632 B2 JP 3139632B2
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arm
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俊明 武田
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパ装置に係り、特に
テレビカメラ用レンズの保護ガラスに付着した水滴等を
拭き取る為のワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外で使用するテレビカメラは、そのレ
ンズの前面に取付けられた保護ガラスに水滴、泥又は埃
等が付着すると、撮影に支障をきたす為、撮影カメラマ
ンがその都度拭き取っていた。しかしながら、テレビカ
メラを遠隔操作する場合には、保護ガラスが汚れても撮
影カメラマンが保護ガラスを拭くことができない。
【0003】そこで、このような不具合を解消する為
に、実開平3−59776号公報に開示された図6に示
すワイパ装置1が提案されている。このワイパ装置1
は、テレビカメラ用ハウジング2の前面に取付けられた
フード3の内側に設けられており、アーム4の先端にワ
イパブレード5が支点5aを中心に揺動可能に取付けら
れている。前記アーム4を基端部6を回動支点として駆
動モータ7で往復回動させると、前記ワイパブレード5
が保護ガラス8の全面上に於いて移動するので、保護ガ
ラス8に付着した水滴等を容易に拭き取ることができ
る。従って、前記駆動モータ7を遠隔制御することによ
り、テレビカメラから離れた位置であっても、保護ガラ
ス8の汚れを拭き取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−59776号公報に開示されたワイパ装置1では、
保護ガラス8の有効面積を全て拭く為には、アーム4の
長さを長くし、且つアーム4の回動支点をできるだけ保
護ガラス8から離れた位置に設定する必要がある。この
為には、フード3を大きくしてワイパ装置1の設置スペ
ースを拡げなければならず、テレビカメラ用ハウジング
2が大型化するという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、狭い設置スペースで拭き取り面積の大きいワイ
パ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、テレビカメラ用レンズの前面に取付けられた
保護ガラスに付着した水滴等を拭き取るワイパ装置に於
いて、基端部を回動支点として往復回動可能に設けられ
た回動アームと、回動アームの長手方向に沿って取付け
られた長尺状の第1のワイパブレードと、回動アームに
スライド移動可能に設けられたスライドアームと、スラ
イドアームの長手方向に沿って取付けられた長尺状の第
2のワイパブレードと、スライドアームを前記回動アー
ムの基端部側に付勢する付勢部材と、スライドアームに
取付けられると共に回動アームの回動に伴って前記保護
ガラスの周縁面に案内されて移動し、スライドアームを
回動アームの回動量に応じてスライド移動させる案内部
材と、から成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、第1のワイパブレードが取付
けられた回動アームをその基端部を回動支点として回動
すると、第2のワイパブレードが取付けられたスライド
アームが連動し、スライドアームに取付けられた案内部
材が付勢部材の付勢力に抗して保護ガラスの周縁面に押
圧当接した状態で保護ガラスの周縁面に沿って移動す
る。これにより、スライドアームは、前記回動アームの
回動に伴って保護ガラスの径に対応してスライド移動す
る。従って、第1、第2のワイパブレードは、その全長
が保護ガラスの径に対応して変化するので、狭い設置ス
ペースで拭き取り面積を大きくすることができる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイパ装
置の好ましい実施例について詳説する。図1は本発明の
第1実施例に係るワイパ装置10が取付けられたテレビ
カメラのハウジング12が示され、このワイパ装置10
はハウジング12の前面に固着されたフード14内で保
護ガラス16に隣接した位置に取付けられる。尚、前記
保護ガラス16は、ハウジング12に内設された図示し
ないレンズの前面に設けられている。
【0009】前記ワイパ装置10は図2に示すように、
回動アーム18とスライドアーム20とから構成され
る。この回動アーム18は、その下端部が図示しない駆
動モータの回動軸22に固着されており、駆動モータの
回動力が伝達されることにより図3に示す実線Aの位置
から二点鎖線Bの位置までの範囲で往復回動することが
できる。また、長尺状のワイパブレード24が回動アー
ム18の長手方向に沿って配設され、このワイパブレー
ド24は保護ガラス16の表面に付着した汚れを拭き取
ることができる。
【0010】前記スライドアーム20は、回動アーム1
8の右側面にスライド自在に設けられる。また、スライ
ドアーム20は、その左側面に所定の間隔で突出形成さ
れた一対の案内板26、26が回動アーム18に形成さ
れた溝状レール28に装着される。これにより、スライ
ドアーム20は回動アーム18の長手方向に沿って、即
ち図中矢印で示す方向にスライド移動可能である。尚、
スライドアーム20にも回動アーム18と同様に、ワイ
パブレード30がスライドアーム18の長手方向に沿っ
て配設されている。
【0011】前記スライドアーム20は、ばね32の付
勢力によって図中下方向に付勢されると共に、回動アー
ム18に突設されたストッパ34によってその下方向移
動が抑制されている。前記ばね32は、回動アーム18
の長手方向に沿って配設されており、その下端部が回動
アーム18に固着されたピン36に係止されると共に、
その上端部がスライドアーム20に突設されたプレート
38のピン40に係止されている。
【0012】スライドアーム20の上端部近傍には、ロ
ーラ42が設けられる。前記ローラ42はピン44に枢
支されると共に、保護レンズ16の円形状の枠体46の
周縁面48に当接支持されている。次に、前記の如く構
成された第1実施例のワイパ装置10の作用について、
図3を参照しながら説明する。
【0013】実線Aで示した位置にある回動アーム18
をその下端部を回動視点として時計方向回りに回動する
と、スライドアーム20が回動アーム18と連動して回
動アーム18と同方向に移動する。この時、スライドア
ーム20に取付けられたローラ42は、ばね32の付勢
力に抗して枠体46の周縁面48に押圧当接した状態
で、この周縁面48に沿って回転移動する。これによ
り、スライドアーム20は、回動アーム18の回動移動
と前記ローラ42の回転移動に伴って回動アーム18に
対してスライド移動し、保護ガラス16の径に対応して
伸縮する。
【0014】即ち、回動アーム18が実線Aの位置から
二点鎖線Cで示した位置まで回動移動する時にはスライ
ドアーム20は伸長する。また、スライドアーム20
は、二点鎖線Cの位置から二点鎖線Bの位置まで回動移
動する時には、フード14に衝突することなく、ばね3
2の付勢力によって収縮する。従って、回動アーム18
及びスライドアーム20に取付けられたワイパブレード
24、30は、その全長Lが保護ガラス16の径に対応
して伸縮しながら、保護ガラス16の表面に付着した汚
れを拭き取ることができる。
【0015】また、二点鎖線Bの位置まで回動移動した
回動アーム18は、駆動モータによって反対方向(図中
反時計方向回り)に回動し、実線Aで示した当初の位置
に復帰する。これにより、ワイパ装置10による1スト
ロークが終了する。従って、本実施例では、回動アーム
18及びスライドアーム20にワイパブレード24、3
0を取付けると共に、回動アーム18及びスライドアー
ム20をスライド2段構造にしたので、従来のワイパ装
置と比較して狭い設置スペースで拭き取り面積を大きく
することができる。
【0016】図4には、本発明の第2実施例に係るワイ
パ装置50が示され、図1乃至図3に示した第1実施例
と同一の部材については同一の符号を付して説明する。
第2実施例に於いて、第1実施例と異なる構造は、保護
レンズ16の枠体46の外周部にローラ42を案内する
為のレール52を設け、その代わりにばね32を取り外
した点である。
【0017】前記レール52は図5に示すように、その
断面が略逆L字形に形成されており、ローラ42がレー
ル52と枠体46とで挟み込み支持されている。これに
より、ローラ42は、ばね32(図2で示す)によって
枠体46に押圧当接されなくても枠体46に沿って回転
移動するので、スライドアーム20のスライド移動が円
滑に行えるようになる。
【0018】従って、第2実施例に於いても、第1実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るワイパ
装置によれば、ワイパブレードを第1、第2のワイパブ
レードによるスライド2段構造とし、ワイパブレードを
保護ガラスの径に対応して伸縮させて第1、第2のワイ
パブレードで保護ガラスの汚れを拭き取るようにしたの
で、狭い設置スペースで拭き取り面積を大きくすること
ができる。
【0020】好ましくは、第2のワイパブレードが取付
けられたスライドアームを、付勢部材で第1のワイパブ
レードが取付けられた回動アームの基端側に付勢し、ス
ライドアームに取付けた案内部材を保護ガラスの周縁面
に沿って移動させることにより、スライドアームのスラ
イド移動を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るワイパ装置が取付け
られたテレビカメラのハウジングの実施例を示す斜視図
【図2】本発明の第1実施例に係るワイパ装置を示す正
面図
【図3】本発明の第1実施例に係るワイパ装置の作動説
明図
【図4】本発明の第2実施例に係るワイパ装置が取付け
られたテレビカメラのハウジングの実施例を示す正面図
【図5】図4に於ける5−5線上に沿う拡大断面図
【図6】従来のワイパ装置の作動説明図
【符号の説明】
10、50…ワイパ装置 12…ハウジング 14…フード 16…保護ガラス 18…回動アーム 20…スライドアーム 24、30…ワイパブレード 42…ローラ 46…枠体 52…レール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラ用レンズの前面に取付けら
    れた保護ガラスに付着した水滴等を拭き取るワイパ装置
    に於いて、 基端部を回動支点として往復回動可能に設けられた回動
    アームと、 回動アームの長手方向に沿って取付けられた長尺状の第
    1のワイパブレードと、 回動アームにスライド移動可能に設けられたスライドア
    ームと、 スライドアームの長手方向に沿って取付けられた長尺状
    の第2のワイパブレードと、 スライドアームを前記回動アームの基端部側に付勢する
    付勢部材と、 スライドアームに取付けられると共に回動アームの回動
    に伴って前記保護ガラスの周縁面に案内されて移動し、
    スライドアームを回動アームの回動量に応じてスライド
    移動させる案内部材と、 から成ることを特徴とするワイパ装置。
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KR102481365B1 (ko) * 2022-06-08 2022-12-27 주식회사 한미엔텍 하수관로용 조사 장치

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JP6137974B2 (ja) * 2013-07-22 2017-05-31 キヤノン株式会社 撮像装置

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