JP3285183B2 - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JP3285183B2
JP3285183B2 JP03056395A JP3056395A JP3285183B2 JP 3285183 B2 JP3285183 B2 JP 3285183B2 JP 03056395 A JP03056395 A JP 03056395A JP 3056395 A JP3056395 A JP 3056395A JP 3285183 B2 JP3285183 B2 JP 3285183B2
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篤志 嘉藤
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は監視カメラのケース等に
設けるワイパ装置に係り、前面ガラスに付着した水滴等
をカメラの映像を遮ることなく除去するものに関する。
【0002】
【従来の技術】監視カメラ等を屋外に設置する場合、雨
あるいは雪等がレンズに付着して視界を遮るのを防ぐた
め、前面に透明ガラスを嵌め込んだケースにカメラを収
納し、ワイパを設けてガラス面に付着した水滴等を除去
している。従来のワイパ装置は、ワイパブレードを往復
させてガラス面の水滴等を払拭するものが一般的である
が、ワイパの往復によって映像が遮られ、監視に支障を
生じる場合がある。また、ワイパブレードの駆動には比
較的複雑な機構が必要で、このために故障が生じやすい
という問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、ワイパブレードを動かすのではなく、前面ガラ
スをカメラの視界を遮らない位置に設けたワイパブレー
ドに接触させながら動かし、映像を遮らずに前面ガラス
の水滴等を払拭するようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、カメラケースの前面に設けられ、カメラの
視界幅の2倍以上の幅を有し、少なくともカメラの視界
幅以上を幅方向に移送される前面ガラスと、カメラの視
界の両側の外縁の近傍に前記前面ガラスの面に摺接する
ようにして設けたワイパブレードとからなるワイパ装置
を提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるワイ
パ装置においては、カメラケースの前面ガラスが動き、
この動きによってカメラの視界外に設けたワイパブレー
ドによってガラス面が払拭され、水滴等が除去される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるワイパ装
置の実施例を詳細に説明する。図1は本発明によるワイ
パ装置の一実施例の要部で、(イ)は上面図、(ロ)は
前面図である。図の1は横長形の前面ガラス、2はカメ
ラの視界、3および4は移送ローラ、5および6はワイ
パブレード、7および8はスイッチ、9はカメラケース
である。図は前面ガラス1が最右端に移送されている状
態を示しており、前面ガラス1の右端で押圧されてスイ
ッチ7がオンし、これにより、図示しないモータの回転
方向が反転し、移送ローラ3および4の回転方向が反転
し、前面ガラス1は矢印の方向に移送される。前面ガラ
ス1の横幅はカメラの視界2の横幅の2倍+αの長さに
設定し、前面ガラス1の前面側および内面側の左右にそ
れぞれワイパブレード5および6を設け、それぞれガラ
ス面に対して摺接するように設定し、前面ガラス1の左
方向および右方向への移送によりこれらワイパブレード
5および6でガラス面を払拭し、水滴あるいは汚れ等を
除去する。前面ガラス1が最左端まで移送されたとき、
前面ガラス1の左端によってスイッチ8が押圧されてオ
ンし、これによりモータの回転方向が反転し、移送ロー
ラ3および4の回転方向が反転し、前面ガラス1は矢印
の反対方向に移送される。なお、図では前面ガラス1を
横方向に移送する例で説明したが、監視カメラの形状あ
るいは設置場所の条件等によっては前面ガラスを縦長形
状にし、移送ローラおよびワイパブレードをカメラの視
界の上下に配設し、前面ガラスを上下方向に移送するよ
うにしてもよい。
【0007】図2は本発明によるワイパ装置の他の実施
例の要部上面図である。図の11は半円筒形の前面ガラ
ス、12はカメラケース、13および14は移送ローラ、15お
いおび16はワイパブレード、17および18はスイッチ、19
は前面ガラス11を保持するアーム、20はアーム19を回動
自在に軸支する支軸である。図は前面ガラス11が最左端
に移送されている状態を示しており、前面ガラス11の左
端で押圧されてスイッチ17がオンし、このスイッチオン
によって図示しないモータにより移送ローラ13および14
を反対方向に回転させ、前面ガラス11を矢印の方向に移
送(回動)する。前面ガラス11の円周長はカメラの視界
の横幅に相当する円周長の2倍+αに設定し、前面ガラ
ス11の前面側および内面側の左右にそれぞれワイパブレ
ード15および16を設け、それぞれガラス面に対して摺接
するように設定し、前面ガラス11の左方向および右方向
への移送によりこれらワイパブレード15および16でガラ
ス面を払拭し、水滴あるいは汚れ等を除去する。前面ガ
ラス11が最右端まで移送されたとき、前面ガラス11の右
端によってスイッチ18が押圧され、オンし、これにより
モータの回転方向が反転され、移送ローラ13および14の
回転方向が反転し、前面ガラス11は矢印の反対方向に移
送(回動)される。なお、図では前面ガラス11を左右に
移送する例で説明したが、監視カメラの形状あるいは設
置場所の条件等によっては上下方向に回動するようにし
てもよい。この場合、移送ローラおよびワイパブレード
はカメラの視界の上下に配設するようにする。
【0008】図3は本発明によるワイパ装置のもう一つ
の実施例の要部正面図である。図の21は扇形の前面ガラ
ス、22は扇の要の位置に設けられた前面ガラス21を扇動
するための回転軸、23はカメラの視界、24および25はワ
イパブレード、26および27はスイッチである。図は前面
ガラス21が最右端に扇動されている状態を示しており、
前面ガラス21の右端で押圧されてスイッチ26がオンし、
このスイッチオンによって図示しないモータにより回転
軸22を矢印の方向に回転させ、前面ガラス21は矢印の方
向に扇動される。前面ガラス21の扇角度はカメラの視界
の横幅に相当する角度の2倍+αに設定し、前面ガラス
21の前面側および内面側の、カメラの視界23の外の左右
の位置ににそれぞれワイパブレード24および25を設け、
それぞれガラス面に対して摺接するように設定し、前面
ガラス21の左方向および右方向への扇動にてこれらワイ
パブレード24および25でガラス面を払拭し、水滴あるい
は汚れ等を除去する。前面ガラス21が最左端まで扇動さ
れたとき、前面ガラス21の左端によってスイッチ27が押
圧され、オンし、これによりモータの回転方向が反転
し、回転軸22の回転方向が反転し、前面ガラス21は矢印
の反対方向に扇動される。
【0009】なお、上記ではワイパブレードを前面ガラ
スの両面に設ける例で説明したが、内側に水滴等の付着
する可能性が少ない場合は前面ガラスの外側のみに設け
るようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるワ
イパ装置によれば、カメラケースの前面ガラスが動き、
カメラの視界外に設けたワイパブレードによってガラス
面を払拭するので、ワイパブレードの動きでカメラの映
像が遮られることがなく、監視に支障を生じず、また、
移送ローラの回転で前面ガラスを動かすものであるから
ワイパレードを駆動するものに比べて構造が構造が簡単
であり、故障しにくいという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワイパ装置の一実施例の要部構成
図で、(イ)は上面図、(ロ)は正面図である。
【図2】本発明によるワイパ装置の他の実施例の要部上
面図である。
【図3】本発明によるワイパ装置の他の実施例の要部前
面図である。
【符号の説明】
1、11、21 前面ガラス 2、23 カメラの視界 3、4、13、14 移送ローラ 5、6、15、16、24、25 ゴム等のワイパブレード 7、8、17、18、26、27 スイッチ 9、12 カメラケース 20 支軸 22 回転軸

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラケースの前面に設けられ、カメラ
    の視界幅の2倍以上の幅を有し、少なくともカメラの視
    界幅以上を幅方向に移送される前面ガラスと、カメラの
    視界の両側の外縁の近傍に前記前面ガラスの面に摺接す
    るようにして設けたワイパブレードとからなるワイパ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記前面ガラスは半円筒形をなし、カメ
    ラの視界幅に相応する円周長の2倍以上の円周長を有
    し、円筒の中心を支軸に少なくともカメラの視界幅に相
    応する円周長以上を移送されるものでなる請求項1記載
    のワイパ装置。
  3. 【請求項3】 前記前面ガラスは、前面ガラスの前後両
    面に接するカメラの視界外に設けた移送ローラの回転に
    よって移送されるようにした請求項1または請求項2記
    載のワイパ装置。
  4. 【請求項4】 前記前面ガラスは扇形をなし、扇形の要
    を支軸にカメラの視界をカバーする扇角度の2倍以上の
    扇角度を有し、扇形の要を支軸に少なくともカメラの視
    界をカバーする扇角度以上を扇動されるものでなる請求
    項1記載のワイパ装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイパブレードは、前記前面ガラス
    の前面側に設けてなる請求項1、請求項2、請求項3ま
    たは請求項4記載のワイパ装置。
  6. 【請求項6】 前記ワイパブレードは、前記前面ガラス
    の前面側および内面側にそれぞれ設けてなる請求項1、
    請求項2、請求項3または請求項4記載のワイパ装置。
  7. 【請求項7】 前記カメラケースの前記前面ガラスの移
    送範囲あるいは扇動範囲の両端部に、前面ガラスの当接
    にて作動するスイッチをそれぞれ設け、スイッチの作動
    にて前面ガラスの移送方向あるいは扇動方向を反転させ
    るようにした請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5または請求項6記載のワイパ装置。
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WO2002017016A1 (fr) * 2000-08-24 2002-02-28 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Verre protecteur destine a un petit appareil de prise de vues, procede de fabrication associe, et formation de filiere destinee au moulage de ce verre

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