JPH0556314A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JPH0556314A
JPH0556314A JP3210902A JP21090291A JPH0556314A JP H0556314 A JPH0556314 A JP H0556314A JP 3210902 A JP3210902 A JP 3210902A JP 21090291 A JP21090291 A JP 21090291A JP H0556314 A JPH0556314 A JP H0556314A
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JP
Japan
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transparent film
film sheet
protective glass
roller
film material
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JP3210902A
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Takashi Shimamura
隆 島村
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い設置スペースで拭き取り面積の大きいテ
レビカメラレンズのワイパ装置を提供する。 【構成】 透明フイルムシート34の保護ガラス16の
前面に位置している部分に水滴が付着した際に、モータ
30を駆動してローラ20を回転させ透明フイルムシー
ト34を保護ガラスの前面でベルトコンベア式に移動す
る。そして、透明フイルムシート34のうち水滴が付着
していない部分が保護ガラス16の前面に位置した時
に、モータ30を停止する。これにより、保護ガラス1
6の前面には、水滴が付着していない透明フイルムシー
ト34が位置するので、テレビカメラの撮影が水滴に邪
魔されない良好なものとなる。尚、透明フイルムシート
34の水滴が付着した部分は、透明フイルムシート34
が移動する際に、一対の除去ローラ36、36で拭き取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパ装置に係り、特に
屋外で使用するテレビカメラに取付けられるワイパ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外で使用するテレビカメラは、そのレ
ンズの前面に取付けられる保護ガラスに水滴、泥又は埃
等が付着すると、撮影に支障をきたす為、撮影者がその
都度拭き取っていた。しかしながら、テレビカメラを遠
隔操作する場合には、保護ガラスが汚れても撮影者がテ
レビカメラから離れて操作しているので、保護ガラスを
拭くことができない。
【0003】そこで、このような不具合を解消する為
に、実開平3−59776号公報に開示された図4に示
すワイパ装置1が提案されている。このワイパ装置1
は、テレビカメラ用ハウジング2の前面に取付けられた
フード3の内側に設けられており、アーム4の先端にワ
イパブレード5が支点5aを中心に揺動可能に取付けら
れている。前記アーム4を基端部6を回動支点として駆
動モータ7で往復回動させると、前記ワイパブレード5
が保護ガラス8の全面上に於いて移動するので、保護ガ
ラス8に付着した水滴等を容易に拭き取ることができ
る。従って、前記駆動モータ7を遠隔制御することによ
り、テレビカメラから離れた位置であっても、保護ガラ
ス8の汚れを拭き取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−59776号公報に開示されたワイパ装置1では、
保護ガラス8の有効面積を全て拭く為には、図4に示す
ようにアーム4の長さを長くし、且つアーム4の回動支
点をできるだけ保護ガラス8から離れた位置に設定する
必要がある。この為には、フード3を大きくしてワイパ
装置1の設置スペースを拡げなければならず、テレビカ
メラ用ハウジング2が大型化するという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、狭い設置スペースで拭き取り面積の大きいワイ
パ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、テレビカメラ用レンズの前面に取付けられた
保護ガラスの両側に回転可能に配設された一対のローラ
部材と、一対のローラ部材に張設されて前記保護ガラス
の前面に配置された無端帯状の透明フイルム材と、一対
のローラ部材のうち一方のローラ部材に連結され、該ロ
ーラ部材を回転させて前記透明フイルム材を移動させる
駆動モータと、前記透明フイルム材の移動系路に配設さ
れると共に、透明フイルムに接触し透明フイルム材が移
動する際に透明フイルム材に付着した水滴を拭き取る除
去部材と、から成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、無端帯状に形成された透明フ
イルム材のうち、保護ガラスの前面に位置している部分
に水滴が付着すると、駆動モータでローラ部材を回転さ
せて透明フイルム材を移動する。即ち、透明フイルム材
のうち、水滴が付着していない部分が保護ガラスの前面
に位置するまで移動する。一方、透明フイルム材に付着
した水滴は、透明フイルム材が移動する際に、透明フイ
ルム材の移動系路に設けられた除去部材で拭き取られ
る。これにより、透明フイルム材を連続使用することが
できる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイパ装
置の好ましい実施例について詳説する。図1は本発明の
第1実施例に係るワイパ装置10が取付けられたテレビ
カメラのハウジング12が示され、このワイパ装置10
はハウジング12の前面に固着されたフード14内で図
中二点鎖線で示す保護ガラス16の前面に配設される。
尚、前記保護ガラス16は、ハウジング12に内設され
た図示しないレンズの前面に設けられている。
【0009】前記ワイパ装置10は図2に示すように、
一対のローラ18、20が保護ガラス16の上下に、且
つ平行に配設される。この一対のローラ18、20の間
隔は、前記保護ガラス16の径よりも長めに形成される
と共に、ローラ18、20の軸22、24がハウジング
12に枢支されている。また、ローラ20の前記軸24
にはプーリ26が固着され、このプーリ26はベルト2
8を介してモータ30の駆動プーリ32に連結される。
更に、無端帯状の透明フイルムシート34が図1及び図
2に示すように、前記一対のローラ18、20に張設さ
れている。この透明フイルムシート34の幅は、前記保
護ガラス16の径よりも長めに形成される。これによ
り、透明フイルムシート34は、保護ガラス16の前面
をカバーするようになっている。また、透明フイルムシ
ート34は、モータ30からの回転力がベルト28を介
してローラ20に伝達されることにより、保護ガラス1
6の前面で図2中矢印で示す方向に回転移動することが
できる。
【0010】前記透明フイルムシート34は、その表面
に光反射防止剤がコーティング又は凝着されており、テ
レビカメラ用レンズ自体が透明フイルムシート34に写
るのを防止することができる。また、一対の除去ローラ
36、36がローラ20の近傍で透明フイルムシート3
4の移動系路の両側に配設される。前記一対の除去ロー
ラ36、36は、透明フイルムシート34の幅よりも長
めの長尺状に形成されており、透明フイルムシート34
の幅方向に、且つ透明フイルムシート34の移動方向に
直行して配置される。更に、一対の除去ローラ36、3
6の対向する各先端部が、透明フイルムシート34の表
裏面に接触している。
【0011】次に、前記の如く構成された第1実施例の
ワイパ装置10の作用について説明する。ハウジング1
2を屋外で使用中に、透明フイルムシート34の保護ガ
ラス16の前面に位置している部分に水滴が付着する
と、モータ30を駆動してローラ20を回転させ透明フ
イルムシート34を図中矢印で示す方向に移動する。そ
して、透明フイルムシート34のうち水滴が付着してい
ない部分が保護ガラス16の前面に位置した時点で、前
記モータ30を停止する。これにより、保護ガラス16
の前面には、水滴が付着していない透明フイルムシート
34が位置するので、テレビカメラの撮影が水滴に邪魔
されない良好なものとなる。
【0012】一方、透明フイルムシート34に付着した
水滴は、透明フイルムシート34が移動する際に、一対
の除去ローラ36、36で拭き取られる。これにより、
透明フイルムシート34を連続使用することができる。
また、拭き取られた水滴は、除去ローラ36、36の下
方のフード14に形成された水抜孔38からハウジング
12の外部に排出される。
【0013】また、風雨が激しい場所で使用する場合に
は、透明フイルムシート34を連続移動することによ
り、テレビカメラの撮影が良好なものとなる。従って、
第1実施例によれば、保護ガラス16の前面に設けた透
明フイルムシート34を移動させて透明フイルムシート
34に付着した水滴を除去ローラ36、36で拭き取る
ようにしたので、従来のワイパ装置と比較して狭い設置
スペースで拭き取り面積を大きくすることができる。
【0014】尚、本実施例では透明フイルムシート34
を保護ガラス16に対して上下方向移動可能に配設した
が、これに限られるものではなく、一対のローラ18、
20を保護ガラス16の左右側に設け、保護ガラス16
に対して左右方向移動可能に配設しても良い。図3には
本発明の第2実施例に係るワイパ装置40が示され、図
1及び図2に示した第1実施例と同一若しくは類似の部
材については同一の符号を付して説明する。
【0015】図3によれば、上下移動する透明フイルム
シート34を保護ガラス16(二点鎖線で示す)の前面
で重ならないように配置している。即ち、保護ガラス1
6の上下に配設された各3本のローラ42、44、4
6、48、50、52を略三角形状に配置し、これらの
ローラ42乃至52で前記透明フイルムシート34を張
設する。ローラ42で送り出された透明フイルムシート
34は、ローラ44で水平方向に90°曲げられてロー
ラ46で鉛直方向に90°曲げられる。ローラ46で曲
げられた透明フイルムシート34は、保護レンズ16の
前面を通過してローラ48で水平方向に90°曲げられ
てローラ50で水平方向に90°曲げられる。ローラ5
0で曲げられた透明フイルムシート34は、ローラ52
で鉛直方向に曲げられて保護レンズ16の側面を通過し
て前記ローラ42に向かう。
【0016】即ち、保護ガラス16の前面で透明フイル
ムシート34が下方向に移動し、また保護ガラス16の
側面で透明フイルムシート34が上方向に移動する。こ
れにより、第2実施例では、保護ガラス16の前面には
1枚の透明フイルムシート34が配置されているだけな
ので、レンズに入射する光の減光量が少なくなる利点が
ある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るワイパ
装置によれば、保護ガラスの両側に一対のローラ部材を
回転可能に配設し、この一対のローラ部材に無端帯状の
透明フイルム材を張設し、駆動モータでローラ部材を回
転させて前記透明フイルム材を保護ガラス16の前面で
移動させ、透明フイルム材の移動系路に配設した除去部
材で透明フイルムに付着した水滴を拭き取るようにした
ので、狭い設置スペースで拭き取り面積を大きくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るワイパ装置が取付け
られたテレビカメラのハウジングの実施例を示す斜視図
【図2】本発明の第1実施例に係るワイパ装置の断面図
【図3】本発明の第2実施例に係るワイパ装置の斜視図
【図4】従来のワイパ装置の作動説明図
【符号の説明】
10…ワイパ装置 12…ハウジング 14…フード 16…保護ガラス 18、20…ローラ 30…モータ 34…透明フイルムシート 36…除去ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラ用レンズの前面に取付けら
    れた保護ガラスの両側に回転可能に配設された一対のロ
    ーラ部材と、 一対のローラ部材に張設されて前記保護ガラスの前面に
    配置された無端帯状の透明フイルム材と、 一対のローラ部材のうち一方のローラ部材に連結され、
    該ローラ部材を回転させて前記透明フイルム材を移動さ
    せる駆動モータと、 前記透明フイルム材の移動系路に配設されると共に、透
    明フイルムに接触し透明フイルム材が移動する際に透明
    フイルム材に付着した水滴を拭き取る除去部材と、 から成ることを特徴とするワイパ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5741359A (en) * 1994-09-08 1998-04-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method and apparatus for zone-melting recrystallization of semiconductor layer
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