JPH10294886A - 監視カメラ用防塵シャッタ - Google Patents

監視カメラ用防塵シャッタ

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JPH10294886A
JPH10294886A JP9103180A JP10318097A JPH10294886A JP H10294886 A JPH10294886 A JP H10294886A JP 9103180 A JP9103180 A JP 9103180A JP 10318097 A JP10318097 A JP 10318097A JP H10294886 A JPH10294886 A JP H10294886A
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JP
Japan
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front glass
shutter
surveillance camera
dust
main body
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Application number
JP9103180A
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English (en)
Inventor
Takeshi Amari
武之 甘利
Toshiaki Ozaki
敏明 尾崎
Kazutomo Fujinami
一友 藤浪
Naoto Ishikawa
直人 石川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッタが開いている際に前面ガラスに塵埃
や泥等が付着しても、監視カメラの撮影に支障が起きる
のを防げる防塵シャッタを提供すること。 【解決手段】 監視カメラを内部に収容する後ケース3
2の上下両面から外方にそれぞれ突出する駆動機構36
の回転軸36aに、支持アーム35の一端を一体に取り
付け、各支持アーム35の先端に取付ピン35aを介し
てシャッタ本体33を枢着し、取付ピン35aに巻装し
てシャッタ本体33と支持アーム35とに両端を係止さ
せたコイルスプリング37の蓄積された復元力により、
シャッタ本体33の裏面のワイパ部材34を前面ガラス
31aに弾接させて、駆動機構36により支持アーム3
5を揺動させてシャッタ本体33を前面ガラス31aの
前方箇所と側方箇所との間で移動させる際に、ワイパ部
材34を前面ガラス31aの左右方向全長に亘って摺動
させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後方監視等
における監視カメラの前面ガラスを塵埃等の付着から護
る防塵シャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、バスのような大型車両におい
て、運転者の死角となる車両後部の状態を監視する際等
に用いられる監視カメラにおいては、レンズの視覚上に
配置された前面ガラスに塵埃や泥等が付着すると、それ
らが邪魔になって確認したい箇所の映像を鮮明に撮影で
きなくなるという支障が起きてしまう。そこで、上述し
た監視カメラには一般に、前面ガラスを塵埃や泥等の付
着から護るシャッタが設けられる。
【0003】この種の防塵シャッタとしては従来、例え
ば特開平7−89388号公報に開示されたものがあ
る。
【0004】この特開平7−89388号公報に開示さ
れた従来の防塵シャッタでは、図7に平面図で示すよう
に、不図示の前面ガラスの前方に配置された金属羽根1
7の上下両端の折曲部分にアーム19の一端を枢支さ
せ、このアーム19の他端を駆動機構21の駆動軸20
に固着すると共に、金属羽根17の折曲部分に支持シャ
フト23の一端を枢支させて、支持シャフト23が常時
アーム19と平行に位置するように、この支持シャフト
23の他端を、駆動軸20の近傍箇所に支持軸24によ
り枢支させる構成としている。
【0005】この従来の防塵シャッタでは、図7に平面
図で示すように、駆動機構21により駆動軸20を図7
の状態から時計回り方向に回転させることで、アーム1
9及び支持シャフト23が駆動軸20及び支持軸24を
各々中心として揺動し、これにより、金属羽根17が前
面ガラスから一旦離間しつつ円弧状の軌跡を描いて、図
7の状態から左方に移動し、図7に示す状態まで移動し
きった状態で、前面ガラスの前方から側方に金属羽根1
7が完全に退避する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した防
塵シャッタに代表される従来の防塵シャッタでは、シャ
ッタが開いている際には前面ガラスへの塵埃や泥等の付
着を阻止するものが何もないため、監視カメラの不使用
時に折角シャッタを閉じて前面ガラスを外部から遮蔽し
たとしても、シャッタが開いている際に塵埃や泥等が前
面ガラスに付着してしまうと、結局は監視カメラの撮影
に支障を招いてしまうという不具合があった。
【0007】そこで、車両のフロントガラスのように、
前面ガラスに付着した塵埃や泥等を除去するワイパを設
けることも考えられるが、そうとなると、ワイパ系の新
たな駆動源を含む構造物が必要となり、装置のコストア
ップを招いてしまう。
【0008】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、防塵シャッタを用いて監視カメラ
の不使用時に前面ガラスを外部から遮蔽するに当たり、
前面ガラスが外部に露出されるシャッタの開放時に塵埃
や泥等が前面ガラスに付着しても、監視カメラの撮影に
支障が起きるのを防ぐことができる監視カメラ用防塵シ
ャッタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の監視カメラ用防塵シャッタ
は、監視カメラの使用時に該監視カメラの前面ガラスの
前方からシャッタ本体が退避して該前面ガラスを前方に
露出させ、前記監視カメラの不使用時に前記前面ガラス
の前方に進出して該前面ガラスを外部から遮蔽する監視
カメラ用防塵シャッタにおいて、前記シャッタ本体に設
けられ前記前面ガラスに対応する長さで形成されたクリ
ーナ部材と、前記前面ガラスの前方箇所に対する前記シ
ャッタ本体の進退時に、前記クリーナ部材が該クリーナ
部材の長さ方向と直交する方向に前記前面ガラス上を全
面に亘って摺動するように、前記監視カメラに対して前
記シャッタ本体を支持する支持機構とを備えることを特
徴とする。
【0010】また、請求項2に記載した本発明の監視カ
メラ用防塵シャッタは、前記支持機構は、前記クリーナ
部材を前記前面ガラスに接近する向きに付勢する付勢手
段を有しているものとした。
【0011】請求項1に記載した本発明の監視カメラ用
防塵シャッタによれば、シャッタの開け閉めに伴ってシ
ャッタ本体を前面ガラスの前方箇所に対して進退させる
ことで、クリーナ部材が前面ガラス上を全面に亘って摺
動することから、閉じたシャッタを開く際には、シャッ
タ本体との間から進入して前面ガラスに付着した塵埃等
をクリーナ部材により除去することが可能となり、ま
た、開いたシャッタを閉じる際には、外部に露出されて
いる間に前面カバーに付着した塵埃や泥等をクリーナ部
材により除去することが可能となる。
【0012】また、請求項2に記載した本発明の監視カ
メラ用防塵シャッタによれば、付勢手段によりクリーナ
部材を前面ガラスに接近する方向に付勢することで、ク
リーナ部材が前面ガラス上を摺動する際に、前面ガラス
に付着した塵埃や泥等を剥離させ、或は、掻き落とす力
が増し、例えば、付着してから時間が経っていたり乾燥
していて、前面ガラスに強固に付着した塵埃や泥等であ
っても確実に除去することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態による
監視カメラ用防塵シャッタの斜視図であり、図1中引用
符号30で示す第1実施形態の防塵シャッタは、不図示
の監視カメラが内部に収容される前後のケース31,3
2と、前ケース31の前面に形成され前記不図示の監視
カメラのレンズが臨む前面ガラス31a(図2参照)
と、この前面ガラス31aを開閉するシャッタ本体33
と、このシャッタ本体33に設けられ前面ガラス31a
上を摺動するワイパ部材34とを備えている。
【0014】また、前記防塵シャッタ30は、前記シャ
ッタ本体33を前面ガラス31aの前方箇所に対して進
出退避可能に支持する2つの支持アーム35と、この支
持アーム35を介してシャッタ本体33を前面ガラス3
1aの前方箇所に対して進出退避させる駆動機構36
(図4参照)とをさらに備えている。
【0015】前記前面ガラス31aは、図2に斜視図で
示すように、上下高さに比べて左右幅が長い略矩形状を
呈している。
【0016】前記シャッタ本体33は、前面ガラス31
aよりも大きい高さ及び幅で形成されていて、図1に示
すように、シャッタ本体33の上下両縁で図1中の左端
寄り部分には、先部が略L字状に折曲された後に前ケー
ス31の上下両面に沿って後方に延出する支持片33
a,33aが連設されており、前ケース31の上下各面
と対応する支持片33a,33aとの間には、上下方向
に若干の隙間が設けられている。
【0017】前記ワイパ部材34(クリーナ部材に相
当)は、例えば車両のワイパブレードとして多用されて
いる可撓性の軟質ゴムにより断面略コ字状に形成されて
いて、支持片33a,33aが連設されていないシャッ
タ本体33の図1中右端の裏面に上下長さの全長に亘っ
て突設された取付片33bに、着脱可能に嵌着されてい
る。
【0018】前記各支持アーム35は、図3に拡大斜視
図で示すように、一端側に通孔35aが形成されている
と共に、他端側に支持ピン35bが突設されており、こ
の支持ピン35bの外側にはコイルスプリング37(付
勢手段に相当)が巻装されていて、このコイルスプリン
グ37の一端が、各支持アーム35の支持ピン35b付
近の他端箇所に形成された係止孔35cに挿通、係止さ
れている。
【0019】そして、前記各支持アーム35は、図1に
示すように、後ケース32の内部から図1中左端寄りの
上下各面箇所を挿通して外方に突出する出力軸36a,
36aを通孔35aにそれぞれ嵌挿して一体化すると共
に、他端を前ケース31の上下各面とシャッタ本体33
の上下の各支持片33aとの隙間に各々挿入させて、こ
れら支持片33aの不図示の通孔に裏面側から表面側に
向けて支持ピン35bをそれぞれ挿通して枢支させるこ
とで、後ケース32とシャッタ本体33との双方に連結
される。
【0020】尚、後ケース32の上下各面からそれぞれ
突出する各出力軸36aや支持アーム35の支持ピン3
5bは、支持アーム35の通孔35aに嵌挿させた後や
支持片の通孔に挿通させた後、先端を溶融するか潰す等
して、抜け防止の処理を施しておくことが望ましい。ま
た、前記支持アーム35と出力軸36a及び支持ピン3
5bとはいずれも、図面の関係上、図1中では上側の分
だけ図示している。
【0021】そして、前記コイルスプリング37の他端
は、両端を拡開させて復元力を蓄えた状態で、シャッタ
本体33の上下の各支持片33aの裏面に各々係止され
る。
【0022】前記駆動機構36は、図4に一部截断斜視
図で示すように、後ケース32の上下各面からそれぞれ
突出する2つの出力軸36a,36aと、モータ36b
と、このモータ36bの動力を前記各出力軸36aに伝
達する動力伝達機構36cとを備えている。
【0023】このように構成された第1実施形態の防塵
シャッタ30は、駆動機構36のモータ36bの回転に
より、シャッタ本体33の上下の各支持片33aに各々
枢支された上下の支持アーム35,35を、2つの回転
軸36aを中心として、図1に示す状態から図2に示す
状態に揺動させることにより、シャッタ本体33が側方
に移動して前面ガラス31aの前方から完全に退避する
と共に、コイルスプリング37の復元力によりシャッタ
本体33の右端側が前ケース31に接近する方向に付勢
されて、図5に斜視図で示すように、ワイパ部材34が
前面ガラス31aに弾接しつつその左右全幅に亘って摺
動するように構成されている。
【0024】また、第1実施形態の防塵シャッタ30
は、駆動機構36のモータ36bの回転により、上下の
支持アーム35,35を図2に示す状態から図1に示す
状態に揺動させることにより、ワイパ部材34が前面ガ
ラス31aに弾接しつつその左右全幅に亘って摺動する
と共に、シャッタ本体33が前面ガラス31aの前方よ
り退避した状態から側方に移動して前面ガラス31aの
前方箇所に進出し、前面ガラス31aを完全に覆って外
部から遮蔽するように構成されている。
【0025】次に、上述した構成による第1実施形態の
防塵シャッタ30の動作(作用)について説明する。
【0026】まず、所謂閉じた状態のシャッタを開くた
めに、駆動機構36のモータ36bの回転により、シャ
ッタ本体33を前面ガラス31aの前方箇所からその側
方に移動させて前面ガラス31aの前方から完全に退避
させると、この移動の間にワイパ部材34が前面ガラス
31aに弾接しつつその左右全幅に亘って摺動し、この
摺動により、シャッタ本体33が外部から遮蔽していた
にも拘わらず、前ケース31の前面とシャッタ本体33
との隙間から内側に進入して前面ガラス31aに付着し
ていた塵埃等が、ワイパ部材34により掻き落とされ
る。
【0027】次に、所謂開いた状態のシャッタを閉じる
ために、駆動機構36のモータ36bの回転により、シ
ャッタ本体33を前面ガラス31aの側方箇所からその
前方に移動させて前面ガラス31aを完全に覆わせる
と、この移動の間にワイパ部材34が前面ガラス31a
に弾接しつつその左右全幅に亘って摺動し、この摺動に
より、外部に露出している間に前面ガラス31aに付着
した塵埃や泥等が、ワイパ部材34により掻き落とされ
る。
【0028】このように第1実施形態の防塵シャッタ3
0によれば、監視カメラを内部に収容する後ケース32
の上下両面から外方にそれぞれ突出する駆動機構36の
回転軸36aに、支持アーム35の一端を一体に取り付
け、各支持アーム35の先端に取付ピン35aを介して
シャッタ本体33を枢着し、取付ピン35aに巻装して
シャッタ本体33と支持アーム35とに両端を係止させ
たコイルスプリング37の蓄積された復元力により、シ
ャッタ本体33の裏面のワイパ部材34を前面ガラス3
1aに弾接させて、駆動機構36により支持アーム35
を揺動させてシャッタ本体33を前面ガラス31aの前
方箇所と側方箇所との間で移動させる際に、ワイパ部材
34を前面ガラス31aの左右方向全長に亘って摺動さ
せる構成とした。
【0029】このため、所謂シャッタの開閉動作を行わ
せることで、ワイパ部材34により前面ガラス31aに
付着した塵埃や泥等を掻き落とさせて除去することがで
き、特に、閉じたシャッタを開く際には、シャッタ本体
33と前ケース31との間から進入して前面ガラス31
aに付着した塵埃等をワイパ部材34により除去するこ
とができ、また、開いたシャッタを閉じる際には、外部
に露出されている間に前面カバー31aに付着した塵埃
や泥等をワイパ部材により除去することができるので、
監視カメラの使用前及び使用後の双方の時点で、その都
度、前面ガラス31aの汚れを除去することができる。
【0030】尚、コイルスプリング37の蓄積された復
元力によりワイパ部材34を前面ガラス31aに接近す
る方向に付勢する構成は、省略してもよいが、この構成
を設ければ、ワイパ部材34が前面ガラス31aに弾接
することから、付着してから時間が経っていたり乾燥し
ていて、前面ガラス31aに強固に付着した塵埃や泥等
であっても、確実に除去することができ、有利である。
【0031】次に、本発明の第2実施形態による監視カ
メラ用防塵シャッタを、図6の斜視図を参照して説明す
る。
【0032】図6中引用符号40で示す第2実施形態の
防塵シャッタは、不図示の監視カメラが内部に収容され
るケース41と、このケース41の前面に形成され前記
不図示の監視カメラのレンズが臨む前面ガラス41a
と、この前面ガラス41aを開閉するシャッタ本体42
と、このシャッタ本体42に設けられ前面ガラス41a
上を摺動するワイパ部材43と、シャッタ本体42を前
面ガラス41aの前方箇所に対して進出、退避させる駆
動機構44とを備えている。
【0033】前記ケース41は、上下高さに比べて左右
幅が長い略矩形状を呈しており、ケース41の上下面で
前面寄りの部分には、左右方向の全長に亘ってガイド溝
41b,41bが形成されている。
【0034】前記前面ガラス41aは、ケース41の図
6中左半部に形成されており、上下高さに比べて左右幅
が長い略矩形状を呈している。
【0035】前記シャッタ本体42は、ケース41の左
右方向の半部を覆うように、前面ガラス41aよりも大
きい高さ及び幅で形成されていて、シャッタ本体42の
上下両縁には、先部が略L字状に折曲されたガイドレー
ル42a,42aがそれぞれ連設されており、各ガイド
レール42aの先端はケース41の対応するガイド溝4
1bにスライド可能に挿入されている。
【0036】尚、第2実施形態の防塵シャッタ40で
は、ケース41のガイド溝41bシャッタ本体42のガ
イドレール42aとで、請求項中の支持機構が構成され
ている。
【0037】前記ワイパ部材43(クリーナ部材に相
当)は、第1実施形態のワイパ部材34と同様に、例え
ば車両のワイパブレードとして多用されている可撓性の
軟質ゴムにより角柱状に形成されていて、シャッタ本体
42の図6中左端の裏面に上下長さの全長に亘って取着
されている。
【0038】前記駆動機構44は、ケース41の前面に
配設されたピニオン及びシャッタ本体42の裏面に左右
方向に延設されたラックからなる動力伝達機構44a
と、このラックをスライド可能に支持するガイドローラ
44bと、ケース41の内部に収容され前記ピニオンに
出力軸(図示せず)が連結された不図示のモータとを備
えている。
【0039】このように構成された第2実施形態の防塵
シャッタ40は、駆動機構44のモータの回転により、
動力伝達機構44aを介してシャッタ本体42を、上下
の各ガイド溝41b,41bによりガイドレール42
a,42aを案内しつつ左右方向に移動させることで、
図6に示すように、シャッタ本体42が前面ガラス41
aの前方から側方に退避した状態から、このシャッタ本
体42が前面ガラス41aの前方箇所に位置して前面ガ
ラス41aを覆う状態までの間を、左右方向に移動させ
ることにより、ワイパ部材43が前面ガラス41aに接
触しつつその左右全幅に亘って摺動するように構成され
ている。
【0040】このように構成された第2実施形態の防塵
シャッタ40によっても、ワイパ部材43が前面ガラス
41aに弾接ではなく接触する点を除いて、第1実施形
態の防塵シャッタ30と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0041】尚、ワイパ部材43とシャッタ部材42の
裏面との間にバネ板等の付勢手段を介設して、ワイパ部
材43を前面ガラス41aに弾接するように構成しても
よいのは勿論のことである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の監視カメラ用防塵シャッタによれば、監視カメ
ラの使用時に該監視カメラの前面ガラスの前方からシャ
ッタ本体が退避して該前面ガラスを前方に露出させ、前
記監視カメラの不使用時に前記前面ガラスの前方に進出
して該前面ガラスを外部から遮蔽する監視カメラ用防塵
シャッタにおいて、前記シャッタ本体に設けられ前記前
面ガラスに対応する幅で形成されたクリーナ部材と、前
記前面ガラスの前方箇所に対する前記シャッタ本体の進
退時に、前記クリーナ部材が該クリーナ部材の幅方向と
直交する方向に前記前面ガラス上を全面に亘って摺動す
るように、前記監視カメラに対して前記シャッタ本体を
支持する支持機構とを備える構成とした。
【0043】このため、シャッタの開け閉めに伴ってシ
ャッタ本体を前面ガラスの前方箇所に対して進退させる
ことで、クリーナ部材が前面ガラス上を全面に亘って摺
動することから、閉じたシャッタを開く際には、シャッ
タ本体との間から進入して前面ガラスに付着した塵埃等
をクリーナ部材により除去することができ、また、開い
たシャッタを閉じる際には、外部に露出されている間に
前面カバーに付着した塵埃や泥等をクリーナ部材により
除去することができる。
【0044】また、請求項2に記載した本発明の監視カ
メラ用防塵シャッタによれば、前記クリーナ部材を前記
前面ガラスに接近する向きに付勢する付勢手段を有して
いる構成とした。
【0045】このため、付勢手段によりクリーナ部材を
前面ガラスに接近する方向に付勢することで、クリーナ
部材が前面ガラス上を摺動する際に、前面ガラスに付着
した塵埃や泥等を剥離させ、或は、掻き落とす力が増
し、例えば、付着してから時間が経っていたり乾燥して
いて、前面ガラスに強固に付着した塵埃や泥等であって
も確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による監視カメラ用防塵
シャッタの斜視図である。
【図2】図1のシャッタ本体が移動して前面ガラスが外
部に露出した状態を示す斜視図である。
【図3】図1の支持アームの拡大斜視図である。
【図4】図1の後ケースを一部截断して内部の駆動機構
を示す監視カメラ用防塵シャッタの斜視図である。
【図5】図1のワイパ部材が図2の前面ガラス上を摺動
する状態を示す監視カメラ用防塵シャッタの斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態による監視カメラ用防塵
シャッタの斜視図である。
【図7】従来例に係る防塵シャッタの平面図である。
【図8】図7の防塵シャッタの金属羽根を前面ガラスの
前方から側方に退避させた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
31a,41a 前面ガラス 33,42 シャッタ本体 30,40 防塵シャッタ 34,43 ワイパ部材(クリーナ部材) 35 支持アーム(支持機構) 37 コイルスプリング(支持機構、付勢手段) 41b ガイド溝(支持機構) 42a ガイドレール(支持機構) 44a 動力伝達機構(支持機構) 44b ガイドローラ(支持機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 直人 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視カメラの使用時に該監視カメラの前
    面ガラスの前方からシャッタ本体が退避して該前面ガラ
    スを前方に露出させ、前記監視カメラの不使用時に前記
    前面ガラスの前方に進出して該前面ガラスを外部から遮
    蔽する監視カメラ用防塵シャッタにおいて、 前記シャッタ本体に設けられ前記前面ガラスに対応する
    長さで形成されたクリーナ部材と、 前記前面ガラスの前方箇所に対する前記シャッタ本体の
    進退時に、前記クリーナ部材が該クリーナ部材の長さ方
    向と直交する方向に前記前面ガラス上を全面に亘って摺
    動するように、前記監視カメラに対して前記シャッタ本
    体を支持する支持機構と、 を備えることを特徴とする監視カメラ用防塵シャッタ。
  2. 【請求項2】 前記支持機構は、前記クリーナ部材を前
    記前面ガラスに接近する向きに付勢する付勢手段を有し
    ている請求項1記載の監視カメラ用防塵シャッタ。
JP9103180A 1997-04-21 1997-04-21 監視カメラ用防塵シャッタ Withdrawn JPH10294886A (ja)

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