JPH04132467A - 撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 車載カメラなど、屋外で使用する撮影装置に関する。

（従来の技術） 例えば、車の後方を確認するために監視カメラが車載さ
れている。

第６図はこのような従来の監視カメラ装置の平面図を示
す図である。

同図に示すように、この監視カメラ装置は開口部を有す
る筐体１内部にビデオカメラ２が設けられており、ビデ
オカメラ２のレンズ部３の保護をする保護カバー４が設
けられている。

ところで降雨時などは第７図に示すように保護カバー４
に水滴Ｗが付着し、監視カメラ装置の本来の性能が得ら
れない。

特に降雨時に高速走行した場合、水飛沫が舞い上がり監
視カメラ装置の保護カバーに付着し、視界に支障をきた
す場合がある。

このような場合、人がわざわざ車の外に出て水滴を拭く
という繁雑な作業か必要であった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように、従来の監視カメラ装置では、降雨時な
どには監視カメラ装置の保護カバーに水滴が付着し、人
が水滴を拭き取るという繁雑な作業か必要であった。

本発明は上記欠点を解決すべく創案されたもので、人手
による繁雑な作業を必要とせずに保護カバーに付着した
水滴を取り除くことか可能な監視カメラ装置を提供する
ことを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の撮影装置では、上記目的を達成するために、第
１の開口部を有する筐体と、前記筐体の内部に設けられ
、前記第１の開口部から入射する光を撮影する撮影手段
と、前記開口部に設けられ、前記撮影手段を保護するた
めの保護カバーと、前記保護カバーの前面に筐体に対し
て移動可能に設けられ、第２の開口部を有する可動プレ
ートと、この可動プレートに設けられ、この可動プレー
トの移動にともなって、前記水滴除去部材が前記保護カ
バーの表面上を摺動して前記保護カバーの表面に付着し
た水滴を除去する水滴除去部材と、前記可動プレートを
移動させる可動プレート移動手段とを具備し、前記第１
の開口部と前記第２の開口部とが重なり合った場合に前
記撮影手段により撮影か行われ、前記第１の開口部と前
記第２の開口部とが重ならない場合には前記可動プレー
トにより前記保護カバーに水滴が付着することを防止す
ることを特徴としている。

（作用） 本発明の撮影装置では、可動プレートが可動プレート移
動手段によって移動するのにともなって水滴除去部材が
保護カバーの表面上を摺動する。

したがって保護カバーの表面に付着している水滴などを
除去することが可能になる。

また撮影しない場合は、可動プレートによって保護カバ
ーの表面に水滴が付着することを防止することができる
。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例である監視カメラ装置の構成
を示す平面図、第２図は第１図に示す監視カメラ装置の
正面図、第３図は第１図に示す監視カメラ装置の側面図
を示している。

これらの図において、５は開口部を有する筐体を示して
いる。この筐体５の内部にはレンズ部６を筐体５の開口
部に向けてビデオカメラ７が設けられている。筐体５の
開口部にはレンズ部６を保護するための保護カバー８か
設けられている。そして第３図に示すように筐体５に設
けられた凹溝９に沿って可動プレート１０が第１図、第
２図に示す矢印Ａ、Ｂの方向に移動可能に取り付けられ
ている。この可動プレート１０は第２図に示すように角
穴１１が設けられており、この角穴１１を通ってきた光
をビデオカメラ７が撮影するようになっている。また、
この可動プレート１０には直方体形状の、例えばゴムな
どでてきた水滴除去部材１２が設けられており、この水
滴除去部材１２は可動プレート１０と一体的に移動して
保護カバー８の表面上を摺動するようになっている。そ
して、この可動プレート１０の一端は駆動アーム１３の
一端と係合しており、駆動装置１４の回転力が駆動アー
ム１３を介して水平方向の力として可動プレート１０に
伝達されるようになっている。

つぎに上述した構成の監視カメラ装置の動作に着いて説
明する。

まず、第１図に示すように駆動アーム１３は矢印Ｃの方
向−杯に回転した位置で固定されているものとする。こ
のような状態では可動プレート１０の角穴１１からの光
がビデオカメラ７に入射してくるので撮影が可能になる
。

第１図に示すように、保護カバー８の表面に水ａＷが付
着した場合には、この水滴Ｗがビデオカメラ７の視野内
に入るため良好な映像が得られなくなる。このような時
、駆動装置１４により駆動アーム１３を矢印りの方向に
回転させる。駆動アーム１３が回転することにより、駆
動アーム１３の一端と係合している可動プレート１０が
第１図、第２図に示す矢印Ａの方向に移動する。この動
作に伴って可動プレート１０に固定されている水滴除去
部材１２が保護カバー８の表面を摺動し、水滴Ｗを除去
する。第４図、第５図は可動プレート１０か矢印Ａの方
向に移動しおわった状態を示す平面図および正面図であ
る。

続けて映像をモニターしたい場合には再び可動プレート
１０を矢印Ｂの方向に移動させるために駆動装置１４の
駆動により駆動アーム１３を矢印Ｃの方向に回転させる
。一方、続けて映像をモニターしない状態、即ちビデオ
カメラ７を使用しない時であっても可動プレート１０に
よって保護カバー８への水などの飛沫を防止できるため
、保護カバー８の表面を常にクリアな状態に維持するこ
とが出来る。又、可動プレート１０に透明の材料を使用
すれば第４図、第５図に示す状態でも外部の映像をモニ
ターすることが可能である。

［発明の効果］ 以上述べたように、本発明の撮影装置によれば保護カバ
ーの表面の水滴などを除去することか可能になり、また
撮影しないときは可動プレートにより保護カバーの表面
に水滴が付着しないようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の監視カメラ装置の構成を示
す平面図、第２図は第１図に示す監視カメラ装置の正面
図、第３図は第１図に示す監視カメラ装置の側面図、第
４図は第１図に示す監視カメラ装置の水滴除去動作後の
状態を示す平面図、第５図は第１図に示す監視カメラ装
置の水滴除去動作後の状態を示す正面図、第６図は従来
の監視カメラ装置を示す平面図、第７図は第６図に示す
従来の監視カメラ装置の正面図である。 ５・・・筐体、６・・レンズ部、７・・・ビデオカメラ
、８・・・保護カバー　９・・・凹溝、１０・・・可動
プレート、１１・・角穴、１２・・・水滴除去部材、１
３・・・駆動アーム、１４・・・駆動装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１の開口部を有する筐体と、 前記筐体の内部に設けられ、前記第１の開口部から入射
   する光を撮影する撮影手段と、 前記開口部に設けられ、前記撮影手段を保護するための
   保護カバーと、 前記保護カバーの前面に筐体に対して移動可能に設けら
   れ、第２の開口部を有する可動プレートと、 この可動プレートに設けられ、この可動プレートの移動
   にともなって、前記水滴除去部材が前記保護カバーの表
   面上を摺動して前記保護カバーの表面に付着した水滴を
   除去する水滴除去部材と、前記可動プレートを移動させ
   る可動プレート移動手段と を具備し、 前記第１の開口部と前記第２の開口部とが重なり合った
   場合に前記撮影手段により撮影が行われ、前記第１の開
   口部と前記第２の開口部とが重ならない場合には前記可
   動プレートにより前記保護カバーに水滴が付着すること
   を防止することを特徴とする撮影装置。